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2010年をふり返って

 1月初めには、雪に閉ざされた山荘を、友人たちと訪れました。

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 ダム湖、Diga di Ridracoli近くの、この山荘を借り切ったのは、主顕節(Epifania)を祝うためです。

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 子供たちのために、大人たちが協力して、ベファーナが子供にお菓子を贈ることになった理由を語る劇を、上演しました。夫は脚本を書いた上に、東方の三博士の一人も演じました。わたしはマヌエーラたちと共に、演出を担当しました。(詳しくはこちら

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 2月14日は、いつものように大家族で昼食。ケーキは夫が担当したのですが、聖バヴァレンティーノの日ということで、ケーキの上に、美しいバラの花を、シチリアの赤いオレンジとレモンの皮で描いてくれました。(イタリアのバレンタイン・デーについてはこちら

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 3月は、ルッカ県の椿まつりを訪れました。椿の里を散歩しながら、色も形も、そして模様もさまざまに異なる美しい花を、楽しむことができました。(記事はこちら

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 2005年秋から、ペルージャ外国人大学で、「日本語と日本文化」の授業を担当していたのですが、昨年冬から今年の春にかけて、初めて卒業論文の指導教官を経験しました。論文の構成から文章・イタリア語の文法指導・校正まで、指導には時間も労力もかなりかかって、苦労しましたが、4月に無事、学生が卒業論文審査を経て卒業したときは、わたしも心底うれしかったです。(イタリアの大学卒業についても記した記事はこちら

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 このブログを書き始めたのも、やはり今年の4月です。イタリア語学習メルマガ(バックナンバーはこちら )と並行して、豊富な写真と共に、もっとイタリアのさまざまな側面についてお知らせしたいと考えたのが、そのきっかけだったのですが、思いがけず、ブログを通じて、多くの方と知り合い、言葉を交わすことができて、本当にうれしかったです。上の写真は、4月4日、復活祭(記事はこちら)の昼食後に撮影したものです。

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 5月には、花がいっぱいに咲き乱れるエルバ島で、9泊10日の旅を楽しみました。(記事はこちら)上の写真では、道の傍らに、地中海独特の野生のラベンダー(Lavandula stoechas)が、たくさん咲いています。手前に見えるのは、ハンニチバナ(cisto)で、山の斜面はしばしば、白とピンクのこの花で覆われていました。島に住む、大学時代の懐かしい友人と、その家族とも再会して、共に過ごすことができました。

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 6月には、結婚記念日を祝って、2日間の小旅行。澄んだ美しい川が、村の中央を流れるマルケの小村を訪ねました。周囲の山の斜面を歩き、またドライブして、一面に咲く美しい花を楽しみました。(記事はこちら

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 7月には、まずはリミニの友人たちと落ち合って、週末をチンクエ・テッレで過ごし、海沿いの眺めのすばらしい散歩を楽しみました。(記事はこちら

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 夫は休暇を取り、わたしは大学が夏休みに入っていたので、日曜の午後、帰宅する友人たちに別れを告げたあとも、夫とわたしは1週間ほど、旅を続けました。自然や美しい風景を求めて、アッペンニーニ山脈の百の湖自然公園を中心に訪ねました。すばらしい眺めをあちこちで楽しむことができたのですが、最も心に残っているのは、イタリアの背骨、アッペンニーニ山脈の尾根を、一方にはアプアーノ・アルプスを、他方には、山の斜面に散在する小さな湖を眺めながら、散歩をしたときのことです。(記事はこちら

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 8月は、夫の旧友フランコが、リミニの自宅から、サンティアーゴ・デ・コンポステーラ、そして、さらにフィニステッレまでの、長い巡礼の旅に発ちました。3か月間かけて2600kmを歩くフランコのために開かれた祝勝会には、わたしたちもペルージャから駆けつけました。そして、フランコがまだイタリア国内を歩いている間に、車で追いついて、ごくわずかな間ですが、共に歩いて、声援を送りました。(記事はこちら

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 9月には、アッペンニーニ山脈の高みにそびえる巨大なブナの木を目指して、夫や友人と山を登りました。野バラの実や色とりどりのブラックベリーが美しく、熟したおいしい実を時々摘んでは味わいながら、散歩しました。(記事はこちら

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 10月には、ラヴェルナ(上の写真)や我が家で、美しい紅葉を楽しみました。(記事はこちら

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 11月は、オリーブの収穫。例年は、夫が義父を助けて、収穫していくのですが、今年は、義父が足を骨折したため、夫を中心に、家族の皆が協力して、オリーブを収穫しました。(記事はこちら

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 12月には、夫が誕生日祝いに小旅行を贈ってくれました。ブログを通じて知り合った彩さん(リンクはこちら)の働くアグリトゥリズモを目指して、マレンマの内陸部、ソラーノの町を中心に訪ねました。思いがけず、町並みも自然も美しく、興味深い遺跡が数多くある上に、食事もおいしくて、とてもすてきな旅になりました。(記事はこちら

 すてきな1年を過ごすことができたのは、家族や友人、同僚に学生たち、そして、皆さんのおかげです。

 新しい年が皆さんにとって、幸の多い、すてきな1年でありますように。新年も、どうかよろしくお願い申し上げます。明朝早くに出発して、帰宅が1月2日なりますので、一足先に、新年のごあいさつを申し上げます。

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by milletti_naoko | 2010-12-30 14:37 | Viaggi | Comments(25)

年末年始のコルチャーノ2

 このコルチャーノ祭り(記事はこちら)では、「コルチャーノ ~ プレゼーペ、味、芸術」と、テーマの二つ目に掲げてあるように、食と味覚も楽しむことができます。

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 町の展示会場で、地元の特産物であるオリーブ・オイルやワインなどの味見をし、また、購入することもできるのです。ところで皆さん、この顔に見覚えはありませんか。

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 手の上には、白トリュフ(tartufo bianco)。そうです。12月12日に、愛犬マリーナと共に、白トリュフ狩りの様子(記事はこちら)を見せてくださった、搾油場のルイージさんです。

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 搾油場、Frantoio Brunelliは、広大なオリーブ園を有する、コルチャーノの農場だからです。初夏に、10人、30人と人数が集まれば、黒トリュフ狩りを見たあと、ブルスケッタや採れたてのトリュフを味わうことができるということです。時間は1時間ほどで、コルチャーノ郊外にあるため、交通手段も必要ですが、興味のある方はご連絡ください。料金は一人15ユーロですが、人数が30人以上と多ければ、10ユーロに割引。少人数でも実施はできるけれども、一人あたりの料金が非常に高くなるとか。ルイージさんの奥さんがアメリカ人なので、英語でのガイドは無料だと思います。日本語への通訳は、わたしの方で、時給25ユーロ(税抜き)と移動費をいただければ、承ります。

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 冬に白トリュフ狩りも可能ですが、雨がちのため地面が泥だらけなので、夏の黒トリュフ狩りのようには、気軽に散歩を楽しめませんし、白トリュフは貴重で値段も高いので、大人数での味見は難しいとのことです。

 ちなみに、パスタを食べた際に、あまり白トリュフの味がしなかったのは、「すりおろしはご法度」という禁則を、わたしたちが犯してしまったからのようです。特別な器具を使って、薄切りにしなければいけないし、オリーブオイルにつけても、白トリュフの味が染み出すわけではないそうです。

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 ちなみに、食べ物を売る人や店は、町の通りに飾られたプレゼーペの中にもありました。こちらでは、パンや生ハム、サラミ、そして、玉ネギを売っています。

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 果物や野菜の露店もあります。

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 食用となる鳥や卵も売っています。ペルージャで毎年11月初めに催される「死者の市」(記事はこちら)でも、中世の頃は、こうして家畜もたくさん売られていたそうです。

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 豆類の量り売りまでありました。

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 「芸術」に関しては、ペルジーノの祭壇画のある教会で、合唱団、コラーレ・テティウムのクリスマス・コンサート(記事はこちら)があったほかにも、さまざまな合唱・演奏を楽しめるコンサートがありました。

 そして、街角のあちこちで、芸術作品の展示・販売が行われており、

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 たとえば、こちらの教会では、蠟で作られた幼子イエスの人形の展示がありました。

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 友人たちと新年を迎えるため、出発する大晦日に向けて、大掃除中のわたしです。出発前に、外出中の分も、記事を投稿することができるでしょうか? 励みになりますので、応援クリックとコメントをいただけるとうれしいです。お金をかけずに1日1善ができます。:-)

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by milletti_naoko | 2010-12-29 16:36 | Feste & eventi | Comments(8)

年末年始のコルチャーノ1

12月から1月にかけて、コルチャーノ市では、「Corciano – il presepe, i sapori, l’arte」のテーマのもとに、クリスマスに、市民の絆を深め、観光を促進するさまざまな行事が催されます。

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 テーマは、訳すと、「コルチャーノ ~ プレゼーペ、味、芸術」

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 この時期、祭りの中心となるのは、もちろん、12月25日の幼子イエスの生誕を祝うクリスマス(Natale)です。そのため、やはり「プレゼーペ」(presepe)(記事はこちら)が筆頭を飾っています。

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 白い上着を着た人の左横の看板には、大きく「プレゼーペの始まり」と書かれ、下には、「コルチャーノ教区教会とプレゼーペ友の会からごあいさつ。どうかよい祝祭日をお過ごしください。町の通りを歩いて、わたしたちのプレゼーペをお訪ねください」とあります。

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 看板の前にたたずむ人々の前方には、こうして衣装を身にまとった等身大の人形たちが並んでいます。毎年、この時期、コルチャーノでは、歴史的市街区全体が、大きなプレゼーペとなり、順路に従って歩きながら、人々がプレゼーペを楽しめるようになっているのです。

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 ここでは、道端で焼き栗を売っています。コルチャーノのプレゼーペのもう一つの特徴は、キリスト生誕の主な登場人物を除いては、人々の衣装や職業が、中世のコルチャーノのものである点です。

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 人物だけでなく、動物もたくさん登場します。こちらは鶏を始めとする、農家で飼われていた鳥たちです。

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 豚もいます。ポルケッタ職人の人形がある(記事はこちら)くらいですから、当然のこと。動物たちは、子供たちにとりわけ人気があり、うれしそうに歓声を上げては、立ち止まっている姿が、あちこちで見られました。

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 オリーブの実を収穫している人もいます。木に立てかけたハシゴに、摘んだ実を入れるカゴ、そして、実が地面に落ちないように、地面に広げた布。我が家でのオリーブ収穫(記事はこちら)は、今も、中世から変わらぬ伝統に従っているようです。

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 幼子イエスが生まれた場所を示す彗星(la stella cometa)をかたどるイルミネーションが、教会の上に輝いています。その手前には、泉の水を汲んで、洗濯をし、洗濯物を干す人形が見えます。

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 こちらの広場では、洗濯だけではなく、子供の行水の最中です。

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 こうして、順路に従って、プレゼーペを楽しみながら、石畳の町を歩くうちに、幼子イエス生誕の場面に出会います。

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 聖家族のいる馬小屋の手前には、天使と羊を従えた羊飼いがいます。矢印と共に、「キリストの生誕」(Natività)を示す看板もあります。

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 そして、その向かい側の家には、このように、大勢が食事を楽しむ場所や、ポルケッタ職人などが食事を準備している台所がありました。

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 ほかにも、鍛冶屋(上の写真)や靴屋などが、仕事に励む様子を表す人形もあり、美しい町並みを歩きながら、ちょうど、中世の町を模したプレゼーペの中を歩いているようで、興味深かったです。

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 彗星を目印に、幼子イエスに出会い、貢物を捧げようと、砂漠を旅する東方の三博士一行も、コルチャーノの広場に陣取っていました。1月6日は、イタリアでは、主顕節(Epifania)で祝祭日ですが、三博士がイエスと出会い、貢物を捧げたのは、この日だとされています。この日はイタリアの子供たちにとっては、ベファーナがお菓子をたくさん贈ってくれる、楽しみな日なのですが、それはまた、後日お話したいと思います。待てないという方は、とりあえず、こちらをご覧ください。

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by milletti_naoko | 2010-12-28 17:16 | Feste & eventi | Comments(8)

クリスマス・コンサート

 ペルージャ北方にあるコルチャーノ(Corciano)市では、毎年、年末年始にクリスマスを祝う催しが行われ、12月26日の夕方に、クリスマス・コンサートが開かれます。

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 こちらがコンサート会場となる聖マリーア教会(Chiesa di Santa Maria)。日が暮れるのが午後4時40分頃と早いので、コンサートの始まる午後6時には、すっかり暗闇に包まれ、彗星をかたどったイルミネーションが、闇夜を照らします。

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 14世紀に建てられたこの教会の祭壇には、あのラッファエッロが師と仰いだ巨匠、ペルジーノ(Perugino)の祭壇画が飾られています。

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 毎年、12月26日、聖ステーファノの祝日の夕方に、美しいクリスマス・ソングを聞かせてくれるのは、夫が属する合唱団、コラーレ・テティウム(Corale Tetium)です。日の光のもとで見るコルチャーノの町と教会、そして、合唱団に興味のある方はこちらをご覧ください。

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 定番の『Tu scendi dalle Stelle』(詳しくはこちら)や『Adeste fideles』を始めとした、イタリアを中心とする世界の国のクリスマスソングを、美しい合唱で楽しませてくれました。

 『Adeste fideles』はラテン語の歌ですが、ミサでも、イタリア語版の『Venite Fedeli』と同じくらい、よく歌われます。興味のある方は、以下のYouTubeのページで、クリスマスの美しい映像を、アンドレーア・ボチェッリのみごとな歌と共に楽しむことができますので、ぜひどうぞ。

YouTube – Adeste Fideles (Andrea Bocelli)(リンクはこちら

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 クリスマスの時期には、コルチャーノでは、例年、美しい石畳の町のあちこちに、等身大のプレゼーペが飾られます。4枚目の写真は、このプレゼーペの幼子イエス生誕の場面で、一方、直前の写真は、東方の三博士一行を表したものです。

 夫が合唱の練習に参加するため、コンサート開始より、1時間以上も前に、コルチャーノに着いたので、わたしは冷たい風が吹きすさぶ中、プレゼーペを見ながら散歩しました。

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 このプレゼーペの特徴は、主要人物以外の服装や仕事が、中世のコルチャーノの町のものであることです。というわけで、ご覧のように、ポルケッタ(記事はこちら)を作る職人まで、プレゼーペに登場しているのが、興味深かったです。

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by milletti_naoko | 2010-12-27 16:05 | Feste & eventi | Comments(6)

クリスマスの1日

 今朝は夫と二人で、9時から、アッシジのサンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ教会(Basilica di Santa Maria degli Angeli)のミサに参列しました。

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 この教会は、聖フランチェスコにゆかりの深い、それは美しい教会です。教会の右手に見える建物には、カトリック教の書籍や土産物が数多く売られています。

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 さらに、今年12月8日から来年1月2日までは、世界各国のプレゼーペ(presepe)(記事はこちら)を見ることができます。同じ「幼子イエス生誕の場面」を表現しながら、素材も像の姿も背景も、さまざまに異なるので、とても興味深いプレゼーペ展を、わたしたちも、ミサのあとに、訪れました。

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 たとえば、こちらのハンガリーのプレゼーペは、なんとトウモロコシの葉(foglia di mais)で作られています。

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 帰宅すると、ちょうど義父母も、教区教会のミサから帰ったところでした。皆で協力して、昼食の準備をします。

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 昼食の支度が整いました。クリスマスプレゼントも、クリスマス・ツリーの下に並べて、準備完了です。

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 午後1時頃到着した姪っ子たちと一緒に、クリスマスの記念写真を撮ってもらいました。

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 プリモは、ペルージャのクリスマス料理の定番、スープ入りのカッペッレッティ(cappelletti in brodo)です。肉を中に包んだこのパスタの名前は、小さい帽子に似ているところから来ています。イタリア語で、帽子はcappello、その縮小形はcappellettoで、この複数形がcappellettiです。ペルージャでクリスマスに食べるカッペッレッティは、鶏の肉・骨を野菜と共に、じっくり煮込んだスープ(brodo)と共にいただきます。

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 セコンドは、七面鳥(tacchino)とホロホロチョウ(faraona)をオーブンで焼いたものです。つけ合わせの野菜は、サラダ、ローストポテトと、ナスの代わりにフダンソウの茎で作ったパルミジャーノです。

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 スプマンテで乾杯したあと、クリスマスのデザートの数々をいただきます。テーブルの中央に見えるのは、パンドーロ(pandoro)。右手には、トッローネ(torrone)。

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 そして、ウンブリアの伝統的なクリスマスのデザートであるセルペントーネ(serpentone)。蛇(serpente)が円を描いた形をした、こちらのお菓子です。ちなみに、serpentoneという単語は、serpenteに、拡大辞の-oneがついたもので、イタリア語で、「大きな蛇」を意味します。店でも売られていますが、このセルペントーネは、義弟マルコのお義母さんの手作りです。

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 デザートとコーヒーのあとは、いよいよプレゼントの開封です。

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 姪っ子たちもうれしそうに、次々に包み紙を開けています。わたしたちは、マッダレーナには、腕に抱えているバービーのチョコレート菓子作りセットを、アレッシアには、前に置かれているハローキティのScarabeo(記事はこちら)を贈りました。二人ともまだ、サンタクロースからの贈り物だと信じているようです。

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 食後は片づけのあと、二人一組で、さっそくScarabeoで遊びました。わたしはマッダレーナとペアを組みました。初めてだという人もいたので、まずは点数はつけずに、順に単語を並べていきました。

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 ご覧のように、箱だけではなく、ゲームの説明を書いた小冊子や駒、ゲーム盤にも、ハローキティが描かれ、ピンク色が使われています。毎年いつか贈りたいと思いながら、Scarabeoを店で見ていたのでしたが、ハローキティ版を見つけたのは、今回が初めてでした。

 こうして午後を家族と共に過ごし、トーディ勢を見送ったあとも、親戚や友人の来客が相次ぎ、一段落ついて、自分たちの家に戻ったのは、午後7時頃のことでした。

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by milletti_naoko | 2010-12-25 23:16 | Feste & eventi | Comments(15)

聖夜を前に

 わたしたちが毎年クリスマスに準備するプレゼーペ(presepe)(記事はこちら)は、二つあります。まずは義父母宅のプレゼーペを仕上げたあと、自分たち二人のプレゼーペを飾ります。

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 義父母宅のプレゼーペ作りには、姪っ子たちも参加し、ルイージ主導で、作成が進みます。

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 おやおや、ルイージときたら、空き箱を重ねて、一体どうするつもりなのでしょうか。できるかな、できるかな…… 

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 なんと、箱に穴を開け、うまく紙で包みこんで、洞窟を作り上げました。さらに洞窟の手前に、ミニランプの線を通していきます。

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 協力しながら、洞窟の中に、苔を敷きつめ、穴の奥や手前に、人形を飾っていきます。

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 まずは、12月12日日曜日に、姪っ子たちと共に、ここまで仕上げました。

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 仕上げは、わたしとルイージ二人で行いました。夫が洞窟を有する岩山の右手に苔を敷きつめている間、わたしはミニランプの線をツタで覆ったり、人形たちを準備したりしました。

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 今回、洞窟がたくさんある岩山を作ろうと夫が考えたのは、ソラーノ(Sorano)(記事はこちら)を訪れた際に、岩山の洞窟に作られた住居(abitazioni rupestri)を、たくさん見かけたからです。

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 洞窟を利用した住居が、ソラーノの町の全景を見晴らせる近くの岩山には、いくつもありました。

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 池は、わたしが空き袋を使って作ったものです。夫が周囲に小石を敷きつめます。

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 こうして、今年のプレゼーペができあがりました。夫は、カトリック教の神父であった亡き伯父が、教会に飾る大がかりなプレゼーペの制作を、10代の頃から20年以上もの間、毎年担当していました。時には夏から構想を練り、みごとなプレゼーペで、教会を訪れる人々を感嘆させていたそうです。

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 義父母宅のプレゼーペを仕上げたあとは、二人で、わたしたちの家のクリスマス・ツリーを飾りました。プレゼーペは木の下です。こちらのモミの木がクリスマス・ツリーに早変わりするのは、今年で4度目です。

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 こちらが3年前、初めてこのモミの木を飾ったときの写真です。当時に比べて、高さは変わらないものの、枝はかなり伸びて、周囲に広がりました。

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 ついでに、昨年義父母宅に準備したプレゼーペは、こちらです。使う道具や人形たちは同じでも、毎年異なる飾りつけを工夫しています。

 さらに屋内を飾り、掃除をし、そして、皆へのクリスマス・プレゼントを包装して、クリスマスの準備が整いました。

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 クリスマスおめでとうございます。皆さんが、喜びに満ちたすてきなクリスマスを過ごされますように。

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by milletti_naoko | 2010-12-24 22:48 | Feste & eventi | Comments(14)

アメーリアとプレゼーペ2

 アメーリア(Amelia)(記事はこちら)の町には、古代ローマ時代の貯水槽(Cisterne Romane)があり、地下に造られたこの貯水槽の規模の大きさとみごとさに感嘆しました。

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写真は、http://www.ameliasotterranea.it/cisterneita.htm から借用


 町の地下に、巨大な貯水槽が幾列にも並んで、横たわっているのです。ウェブページLe Cisterne Romane(リンクはこちら)に、詳しい説明と、訪問できる日時の案内があります。

 アメーリア周辺には美しい町がたくさんあるのですが、今回ご紹介する常設のプレゼーペは、ペンナ・イン・テヴェリーナ(Penna in Teverina)の町にあります。

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 こちらが、展示会場の入り口です。

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 このプレゼーペはとても大がかりなもので、歩いて見て回る順路が約30メートル。動作を示す像だけでも、その数が約140もあるということです。

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 幼子イエス生誕の場面を中心として、周囲の野山や町で、日々の生活を営む人々の様子を見ることができます。働く人々だけではなく、木の上の小鳥や庭の鶏までが、頭や体を動かしています。

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 緑や遠景、そして、屋内の細部に至るまで、非常に細密に表現されています。

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 このプレゼーペもまた、照明と音楽を効果的に使って、昼から夜へ、そして再び朝へという時間の流れを表しています。夜の場面では、雪が降る様子まで見ることができました。

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 幼子イエスは、左手の屋根の下に見えます。マリアとヨセフに見守られ、そして、羊たちに囲まれています。

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 フラッシュの明かりのもとでは、小屋の内部が、農具まで、一つひとつていねいに作られていることがよく分かります。

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 夜が訪れ、周囲が暗くなると、ランプの明かりのみに照らされた聖家族が、厳かに浮かび上がります。マリアの右手の壁が、少しずつ上に上がっていきます。

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 なんと、上がった壁の向こうには、貢物を捧げに来た東方の三博士が並んでいる、という巧妙なしかけになっているのです。

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こちらの常設プレゼーペは、ペンナ・イン・テヴェリーナの中央広場から、少し階段を下ったところにあります。1年中見ることができますので、近くにお越しの際は、ぜひ訪ねてみてください。

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 こちらは、美しいイタリア式庭園を有するというオルシーニ宮殿(Palazzo Orsini)の入り口です。実は、わたしたちがペンナを訪れたのは、この庭園を見るためだったのですが、残念ながら、ご覧のように工事中で、入ることができませんでした。

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 入り口の両側にあるこちらの彫刻は、四季(Quattro Stagioni)を表しているとのことです。

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 ペンナ・イン・ティヴェリーナもまた、中世の石造りの町並みがそれは美しい町です。

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町には、石造りの家々の美しさに加えて、こんなふうに、見晴らしのすばらしい場所もあり、思いがけず、すてきな散歩を楽しむことができました。

参考資料・リンク
・"Il Presepe de La Penna. L’arte moderna al servizio della storia e della tradizione”
・"Umbria. AMELIA e il territorio. Pianta della città” (Servizio Turistico Associato dell’Amerino”
・Ameria Sotterranea - Le Cisterne Romane(リンクはこちら

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2010-12-23 14:46 | Viaggi in Umbria | Comments(10)

アメーリアとプレゼーペ1

 アメーリア(Amelia)は、ウンブリアの誇る美しい町のひとつです。

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 緑に囲まれた、なだらかな丘の上に築かれたこの町は、ウンブリア州のほぼ最南端、ペルージャのはるか南方にあります。

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 町の周囲を取り囲む城壁は、紀元前6世紀から4世紀にかけて、建てられたものです。左手に見える門は、レオーネ門(Porta Leone、訳すと「獅子門」)。

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 レオーネ門の内側に広がる町並みも風情があります。アメーリアの町では、古代ローマ時代から、18世紀に至るまでのさまざまな建築様式や芸術作品を見ることができます。

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 アメーリアの町へと入る門として、最も重要なのは、こちらのロマーナ門(Porta Romana、訳すと、「ローマ[の]門」)です。

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 ロマーナ門の右後ろに見えるのは、1287年に建てられた、こちらの聖フランチェスコ教会(Chiesa di San Francesco)です。

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 この近くで見かけたのがこちらのプレゼーペ(presepe)(記事はこちら)です。

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 照明によって、場面が昼から夜に切り替わると、暗闇の中に聖家族が浮かび上がり、より厳かな雰囲気があります。

 わたしたちがアメーリアの町を訪れたのは、今年の1月29日から31日にかけてです。ふつうは、各家庭でも教会でも、1月6日の主顕節(Epifania)(詳しくはこちら)を過ぎると、プレゼーペは片づけるのですが、こんなふうに、1年中、プレゼーペを設置している場所も、時々あります。

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 こちらが、先の聖フランチェスコ教会の回廊(chiostro)です。この回廊の一角には、考古学博物館(Museo Archeologico)があります。

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 博物館には、とても興味深い展示が数多くあったのですが、その目玉はこちら、ジェルマーニコのブロンズ像(la statua bronzea di Germanico)です。この人物や像をめぐっては、とても興味深い話がありますので、また後日ご紹介できたらと思います。早く知りたいという方は、イタリア語で詳しく説明したページがこちらにあります。

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 こちらは、マルコーニ広場(Piazza Marconi)。町の中心に、中世の面影が残る一角です。正面に見える建物は、Loggia del Banditore(訳は「布告役人の開廊」)。かつては、ここから、市民を前に通知を読み上げていました。

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 町の高みには、大聖堂(Cattedrale)とTorre Civica(訳すと、「市の塔」)が並んでいます。大聖堂は大きくて全体は写真に納まらず、塔の後ろに辛うじて、その先端が顔を出しています。十二角形で高さが30メートルを超えるこちらの塔は、12世紀に都市の自由の象徴として建てられたものです。

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アメーリアの町の城壁を囲むように、流れる川、Rio Grande沿いは、環境を守る自然公園であると共に、すてきな散歩コースになっています。川を遡ると、中世に築かれたダム、La Para(上の写真)を見ることができます。

 さて、アメーリア周辺には、みごとな常設のプレゼーペ(il presepe permanente)を見られる場所が二つあります。

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 その一つは、アメーリア郊外にあるお告げの聖母修道院(Il Convento della S.S. Annunziata)。

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 こちらのプレゼーペでは、生まれたばかりの幼子イエスに、東方の三博士が貢物を捧げています。

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 砂漠を旅し、砂漠に宿る三博士の一行を描いた場面もあります。

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 こちらでは、ようやく三博士が聖家族の宿る場所までたどり着き、面会を目前にした様子が再現されています。制作者はスペイン人のJuan Marì Oliva。様々な素材を巧みに使って、東方の三博士の旅や、幼子イエスとの出会いを、美しく独創的に描き上げています。

参考資料・リンク / Riferimenti bibliografici & Web
- "Umbria. AMELIA e il territorio. Pianta della città” (Servizio Turistico Associato dell’Amerino”
- "Umbria. CARTINA REGIONALE 1:200.000 e guida turistica con 12 piante di città” (Touring Club Italiano)
- Soprintendenza per i Beni Archeologici dell’Umbria – La statua di Germanico

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2010-12-22 01:04 | Viaggi in Umbria | Comments(12)

イタリアのクリスマス ~ プレゼーペとクリスマスソング

 クリスマス(Natale)が近づいてきました。イタリアのクリスマスで特徴的なのは、人形や風景の模型を並べてキリスト誕生の場面をあしらったプレゼーペ(presepe)が、教会や家庭に飾られることかと思います。プレゼーペは、アッシジの聖フランチェスコが、グレッチョ(Greccio)という地で、本物の人物や動物を使って、キリスト誕生の場面を再現したのが最初だと言われています。そこで、今回から、近年見かけたさまざまなプレゼーペをご紹介していきます。

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 こちらは、今年1月3日に、ペルージャ郊外にあるモンテマルベの修道院(サイトはこちら)で撮影したプレゼーペです。

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 この修道院では、教会内祭壇前のプレゼーペ(上の写真)に加えて、敷地内の別の場所にも大がかりなプレゼーペが飾られていました。

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 右にキリスト誕生の場面、中央には砂漠があり、砂漠の奥には海と空が見えます。照明や音楽を効果的に使って、1日の流れも表しています。空は、やがて赤く染まったあと、徐々に青く、そして暗くなります。

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 そして、前方に見える焚き火の明かりや左手に見える町の屋内の照明が際立つようになります。暗くなった空には、やがて聖母と受胎を告知する天使の姿が浮き上がり、彗星が走ります。

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 砂漠の左手では羊飼いたちが羊の番をし、そのさらに左には町があって、家の中でさまざまな職業に営む人々の動きを見ることができます。

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 鍛冶屋は鉄を打ち、牛を使って穀物を挽く人がいれば、布を織り上げる女性もいる、といった具合で、さまざまな職人をかたどった人形は、巧妙な仕掛けによって、仕事をするのに関わる体の部分や仕事の道具が動くようになっています。

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 聖フランチェスコは、「人々が、イエス・キリストが生まれてきた際の寒さと貧困、素朴さを実感し、神の人間への愛を感じとれるように」と考えて、プレゼーペを考案したそうです。

 イタリアで愛されるクリスマス・ソング、『Tu scendi dalle stelle』(題を訳すと、「あなたは空から降りて来る」)の中でも、神の御子が凍りつく寒さの中、衣服や火に不足する貧しさの中に生まれてきた様子が、歌われています。歌詞と共に、メロディーも美しく、わたしも大好きな歌です。

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ウンブリア州アメーリア(Amelia)の大聖堂のプレゼーペ  2010/1/30

 この歌を子供たちが歌う美しいYouTubeの映像(詳しくはこちら)を見つけました。クリスマス飾りに彩られたの街や家庭の映像も、それは美しく、心が温まりますので、ぜひご覧ください。画面には、イタリア語歌詞の下に英訳も添えてあります。また、1番と2番の歌詞については、日本語の全訳とイタリア語の解説を、メルマガ第29号(リンクはこちら)に載せてあります。

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クリスマス当日の昼食      2009/12/25


 イタリアのクリスマスと年末年始の行事について、より詳しく知りたいという方は、メルマガ第60号(リンクはこちら)に、バックナンバーの関連記事へのリンクをまとめてありますので、参考にしてください。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2010-12-20 15:39 | Feste & eventi | Comments(12)

映画、『ラプンツェル』

 La Serraでピザを食べたあとは(記事はこちら)、近くのシネマ・コンプレックス、Giomettiに映画を見に行きました。

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 映画館も、たくさんのクリスマス・ツリーやイルミネーションで、華やかに飾られていました。

 映画料金は、映画館によっても、そして、同じ映画館でも時期や曜日・時間帯によって、かなり異なるのですが、昨晩は一般の入場料金は8ユーロ、女性の入場料金が安い日で、女性は3.5ユーロでした。

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 3Dではない上映を選んで見たのですが、これはわたしが3D映画を見ると、気分が悪くなるからです。

 見たのはディズニー映画、『Rapunzel - L’intreccio della Torre』です。邦題は、『塔の上のラプンツェル』で、日本では来年3月に公開が予定されています。

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 昔見て感動した『美女と野獣』や『アラジン』ほどではありませんが、見ていて楽しく、途中感動して泣けた部分もありました。

 これから見る方の楽しみを損ねない範囲で、もう少し感想を加えると、ヒロインの描かれ方に、時代の変遷を感じました。同じディズニー映画でも、『白雪姫』では、容姿も歌声も美しく、家事に励むヒロインが、小人や王子様に助けなければやっていけなかったのに、この映画では、ラプンツェルが男性顔負けの闘いぶりを見せて、『紅の歌』(記事はこちら)のフィオを彷彿とさせます。宮崎作品の方がディズニー映画よりも、時代を先取りしているように思えます。

 一つ気になったのは、3Dで上映するためかもしれませんが、ラプンツェルの描き方や顔・体の動きが、バービー人形によく似ていることです。クリスマス直前に、この映画を通して、「バービー人形のクリスマスプレゼントを子供たちにほしがらせよう」としているのではないか、と少し勘ぐってしまいました。

 ともあれ、自立や夢を追うことの大切さを、笑いや美しい景色も織り交ぜながら、描いた作品で、ディズニー作品らしく、子供が楽しみ、学ぶことのできる作品になっています。

 イタリアで上映された映画では、音声は、歌も含めてすべてイタリア語に吹き替えられていました。ちなみに、イタリア語でヒロインのラプンツェルの声を担当し、歌も歌ったのは女優のラウラ・キアッティ(Laura Chiatti)ですが、彼女は、夫の母方の遠い遠い親戚にあたります。

 興味のある方でイタリア語学習中の方は、イタリア語の予告編(リンクこちら)をご覧ください。イタリア語版の映画、『Rapunzel - L’intreccio della Torre』の公式サイト(リンクはこちら)にも、ビデオ映像を始めとする興味深い情報やリンクがたくさんあります。作りが似ているので、日本語版の映画、『塔の上のラプンツェル』の公式サイト(リンクはこちら)と比べてみると、分からない言葉を理解する手がかりになるかもしれません。(イタリア語版、日本語版の映画、それぞれのDVD情報は、下記リンク参照)

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 遠い昔に読んだ原作、『グリム童話集』収録の話とは、違うところがあるということは、映画を見ていて分かったのですが、帰宅して、夫の持つ『グリム童話集』の原作を読んで、映画の筋や設定が、原作とかなり異なることに、改めて驚きました。

LINK
- 『Rapunzel - L'Intreccio Della Torre』(イタリア語版の映画DVD)
- 『塔の上のラプンツェル』 (日本語版の映画DVD)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2010-12-18 17:36 | Film, Libri & Musica | Comments(12)