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赤い彗星と地球規模化

 今日は夫が、午後2時に仕事を終えて帰ってくるからと、オーブンもグリルも鍋も動員して、昼食を用意していた午後1時45分頃のこと。

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 呼び鈴が鳴って、配達屋さんが、オンラインで注文したCDを届けてくれました。それが、こちらのフランスのシャンソン歌手、シャルル・アズナヴール(Charles Aznavour)のヒット曲集、『Ses Plus Grands Succes』です。(詳細は下記リンク参照)

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 最近、フランス語を勉強し始める前に、まずは耳を慣らそうと、家事をしながら、繰り返しこちらのCDを聞いていたら(下記リンク参照)、夫が閉口して、「また~」と言い始めました。夫が帰宅したら消すようにはしているのですが、そう言われてもっともだと思い、フランス語のいい歌のCDを数枚買って、代わるがわる聞いてみようと思い立ちました。ポルトガル語(下記リンク参照)やギリシャ語と違って、フランス語は重要言語の一つであり、イタリアからはお隣りだし、しばしば訪ねてみたいので、参考書も、すでに数冊買い込んでいます。さらに、フランスの歌のCDも購入し、歌を楽しみながら、フランス語のリズムや言葉に親むことにしました。

 そうこうして買いたいCDを探しているうちに、こちらのシャルル・アズナヴールという歌手の存在を知り、びっくりしました。名前が、『機動戦士ガンダム』のあの赤い彗星、シャア・アズナブル大佐にそっくりだからです。調べてみて、シャアの名前が、この歌手に由来していることを確認しました。富野由悠季氏が、当時歌手、シャルル・アズナヴールのファンだったからとのことです。わたしは、中学から高校にかけて、ガンダムに夢中で、中学生の頃は、赤いボールペンを振り回しては、友人たちと、「赤いスイセイ」(彗星・水性)と言って、はしゃいでいました。その赤い彗星、シャアの名前が、まさかフランス人歌手に由来しているとは思いもしなかったので、驚きました。皆さんの中には、とうにご存じだったという方も多いかもしれません。

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 世界のアマゾンのサイトで検討して、このCDを買おうと決めたのはいいのですが、アマゾンイタリアの該当商品のページを見ると、なぜか『Ses Plus Grands Succes [Edizione: Germania]』とあり、アマゾン日本では「米から輸入」とある同じCDが、なぜかドイツ版(Edizione Germania)となっています。歌の解説がドイツ語だったら困ると思って、ASIN番号を確認すると、まったく同じ番号なので、だったら大丈夫と思って、アマゾンイタリアのページからCDを注文しました。

 数枚のCDと1冊の本を一括注文し、一括配送を頼んだのは、1月27日金曜日の午後1時頃のことです。どの商品も、「すぐに入手可能」(Disponibilità immediata)とあったのに、お急ぎ便無料のアマゾンプライム(うっかり無料の利用期間を過ぎてしまい、年会費9.99ユーロを引き落とされてしまいました)を利用していても、注文確定メールには、なぜか「商品到着予定は、2月2~3日の予定」と書かれています。土日をはさんでいるせいかと思いつつ、のんびりと待っていたら、昨日になって、午後2時半と午後8時づけの、商品発送報告メールを受け取り、一括配送のはずが、2便に分けて発送されたことを知りました。発送料金が無料になるように、19ユーロ以上注文したので、1枚だけ別送されたCDの料金だけ、余分に取られていないかと心配したのですが、サイトで確認すると、幸い、発送料金の加算はありません。

 アマゾン側に発送料金の負担がかかるのに、どうして2便に分けたのだろうと思っていたら、今日届いた荷物の差出人住所を見て、分かりました。なんとフランスから送られているのです。アマゾンイタリアには在庫がなくて、フランスから直接我が家に送ったのだろうと察しがついたのですが、そうすると、まだ届いていない残りの本とCDは、いったいどこから到着するのか、なんだか不思議です。そう思って、今、Traccia il mio paccoで、商品がどこにあるか確認すると、昨日午後7時の時点で、Montelimarにあったとあり、これが南仏の町らしいから、もう一つの便も、やはりフランスから届くように思われます。

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 さて、こうして、アマゾンイタリアのサイトで、「ドイツ版」と書かれたフランス語のCDを注文し、それが、フランスから届いたわけですが、封を開けようとして、さらに驚きました。包装に、「ディスクはメキシコ製で、米国で包装」と印刷されていたからです。食品や衣料品では、商品が世界中から来ていることに慣れているのですが、まさかフランス音楽のCDまで、メキシコで製造され、アメリカで包装されているとは。あらためて、経済の地球規模化の浸透ぶりを感じました。

 今日の午後、皿洗いや掃除をしながら、さっそくこのアルバムの歌を聞き始めました。まだ何と言っているかさっぱり分からないのですが、優しいメロディーの中には、どこかで聞いたことがあるものも多く、歌声もすてきで、何度聞いても飽きることがなさそうです。明日あさってには、他のCDもきっと届くことでしょう。

参照リンク
- シャルル・アズナブールCD、『Ses Plus Grands Succes』(アマゾン日本のCD紹介ページ)
- Charles Aznavour, ”Ses Plus Grands Succes” [CD, Edizione: Germania](アマゾンイタリアのCD紹介ページ)
- Audio-Visual Trivia シャルル・アズナブール(Charles Aznavour)
- Wikipedia日本語版 - シャルル・アズナブール
- Wikipedia日本語版 - シャア・アズナブル

ブログの関連記事へのリンク
- 「今年はパリとフランス語」
- 「2006年はポルトガル語」

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by milletti_naoko | 2012-01-31 18:07 | Francia & francese | Trackback | Comments(9)

寒波到来、しっかり防雪

 今日、1月30日月曜日の朝、天気予報をチェックすると、これから2週間の間、ペルージャではひどく寒い日が続き、雪の日が多いとのことでした。それで、他の地方はどうかとオンライン記事を見ると、「イタリア北西部に雪が降り、トリノとアスティでは学校が休校に」とあります。(下記リンク参照)

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Castelluccio di Norcia 7/1/2012 12.32

 iL Meteo.itで、今後のイタリアの天気予報の概況を見ると、予報はこれから刻々と変わるのでしょうが、現時点では、
・火曜日から日曜日にかけて悪天候、雪、さらに厳寒
・全ヨーロッパに極寒の冬季到来


とあり、以降、雪に関する情報だけ、抽出すると、

・今日は、アドリア海岸に雪。火・水曜は、朝方、イタリア中部・北西部に雪、
 その後、エミリア・ロマーニャにも降雪、そして南部に大雪
・木・金曜は、北部とトスカーナに大雪、中部の低地にも雪
・土曜は、中・南部とエミリア・ロマーニャに雪。ローマやナポリにも降雪

 さらに、翌日曜日には、北部での気温が氷点下15度となる見込みとあります。

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Castelluccio di Norcia 7/1/2012 16.20

 というわけで、この期間にイタリア旅行を予定されている方は、事前に天気予報を調べて(調べ方は下記リンク参照)、防寒、防雪対策をしっかりして、お出かけください。

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Castelluccio di Norcia 7/1/2012  16.45

 また、降雪量が多くなると、飛行機やバス、電車の便にも、影響が出てくる可能性があります。例年2月を中心に、空港が閉鎖されたり、電車がストップしたりすることもままあります。そういうときも、最初からそれが分かればいいのですが、空港や駅に着いたものの、いつ便が出るか分からず、あてもなく出発を待たなければいけない可能性もあります。テレビニュースや天気予報に十分に注意し、いざという場合は、空港や駅で、暖かく過ごせるように、十分に着込んだり、すぐに出るところに厚着やマフラーを入れたりしておくといいかと思います。

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Centro Storico di Spoleto 12/1/2012

 この冬からは、イタリア全国の多くの道路で、たとえ雪の恐れがなくとも、雪用タイヤあるいはチェーンの携帯が義務づけられています(下記リンク参照)が、実際に雪が降り、凍結の恐れが出てくると、ふだんはタイヤやチェーンの必要がない道路でも、携帯が義務となります。今後2週間に車を使う予定があるのに、、まだ雪用のチェーンもタイヤも準備されていないという方は、購入をお急ぎください。

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 長いこと、車の雪対策に悩んでいたわたしは、結局、自動車用品を専門に扱っている友人を通じて、こちらのスノーチェーンを購入しました。雪や凍結の恐れがあるときに、運転をするつもりはありませんが、これで、罰金を恐れずに、高速道路を走ることができます。

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Monti Sibillini 7/1/2012  11.54

 今回ご紹介した雪景色の写真は、今年1月7日に、シビッリーニ山脈を訪ねたときのものです。(下記リンク参照)上の写真でお分かりのように、この日は、雪が積もっていたのは山のかなり高い部分だけで、平地にはまったく雪がありませんでした。それが、今週から来週にかけては、イタリア中部では、低地にも雪が降るとのことです。車で移動される際には、十分にご注意ください。

LINK
- la Repubblica.it – Maltempo – Neve su tutto il nord-ovest. Scuole chiuse a Torino e Asti 29/1/2012
- iL Meteo.it – Previsione del Tempo Italia ed Europa
- la Repubblica Roma.it – In arrivo una settimana gelida neve anche alle porte di Roma 29/1/2012
- Yahoo! Japan 知恵袋 - 知恵ノート - イタリア旅行中の天気予報を調べる
- 「1月の旅難、 スト・雪・凍結」(雪用チェーン・タイヤ携帯の義務と罰金について)
- 「雪のカステッルッチョ1」
- 「雪のカステッルッチョ2」

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by milletti_naoko | 2012-01-30 12:17 | Viaggi | Trackback | Comments(6)

巨木にあいさつ

 1月28日土曜日は、

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la Grande Quercia, Nottoria di Norcia 28/1/2012

樹齢数百年の巨木を訪ねて、ノルチャよりさらに少し南方の村、Nottoria di Norciaに向かいました。

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 途中、用事があって、アッシジ(Assisi)の町に立ち寄り、ついでに、散歩を楽しみました。

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 ノルチャに近い道路沿いのレストラン、Ristorante “da Pietro”で昼食。わたしは、本日の定食を頼み、夫はアラカルトで注文しました。プリモは、わたしはラディッキオとスペックを生クリームソースであえたパスタ、夫は、「川のカルボナーラ」(carbonara di fiume)。味見をさせてもらうと、肉ではなく、魚を卵とあえたこのスパゲッティが、とてもおいしかったのですが、夫は、わたしのパスタの方が気に入ったといので、途中でお皿を交換して、半分ずつ、二つのパスタを味わいました。

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 レストランでは、たくさんの鳥を飼っているのですが、白鳥もたくさんいたので、びっくりしました。

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 昼食後は、すぐにNottoria di Norciaを訪ねて、ヨーロッパオークの巨木(Grande Quercia)にあいさつをしました。小さな村を散歩したあと、上の写真で、巨木の左に見える道をまっすぐ進み、墓地の少し前で、右に曲がって、山を登って行きました。

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 ゆるやかな坂道は、ヨーロッパオークの木々に囲まれています。冬の間、枯れた葉がずっと木の枝についたまま残っていて、春になって新しい葉が出てくるまでは、葉を落とさないのが、ヨーロッパオークの特徴です。

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 どこまでも続く坂道を上っていくと、あんなに遠くに見えていた山が、すぐ近くに姿を現し、道が時々白い雪に覆われるようになりました。

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 はるか下方に広がる平野と小さな村、遠くの山並みがよく見晴らせます。このあたりに着いたのは、午後4時20分過ぎ。日が暮れる前にと、ここまで歩いてから、来た道を引き返し、山を下り始めました。

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 散歩を終えてから、向かったのは、スポレート(Spoleto)の町です。

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 ペルージャから来る友人と合流して、例の店、Taverna dello Spagnaで、夕食にピザを食べるためです。研究を重ねた結果、さまざまな穀類の粉を混ぜ合わせて、おいしくできるピザを考案したんだと、大晦日に店長から聞いていた夫が、ずっと興味津々だったのです。

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 わたしが、この上なくおいしいと思ったのは、こちらのオレンジジャムを添えたパンナコッタです。名前は、panna cotta all’arancia e zenzeroなのですが、しょうが(zenzero)は隠し味なのか、まったく感じませんでした。甘酸っぱいオレンジジャムと上品な甘さのパンナコッタの組み合わせが、絶妙でした。

 おいしい食事とおしゃべりを十分に楽しんでから、再び寒い町を歩いて、駐車場に向かい、ペルージャの自宅に帰ったのは、午後10時35分頃のことでした。


LINK
- Molise Alberi – Regione Umbria – Elenco degli alberi monumentali censiti dal C.F.S.
- alberi momumentali dell’Umbria (pdf) (p.9)
- Ristorante Pizzeria Taverna dello Spagna, Spoleto
- 「新年まで秒読み」/ Ristorante Taverna dello Spagna, Spoleto
- 「年越しはスポレート」/ Fine anno 2011-2012 a Spoleto

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-01-29 00:43 | Viaggi in Umbria | Trackback | Comments(2)

2006年はポルトガル語

 ポルトガルを旅行したのは、2006年の秋のことです。もともとは、友人たちと、ポルトガルからサンティアーゴを目指して巡礼をするつもりで、飛行機を予約していました。

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 それが、夫のひざ裏に嚢胞ができて、ひどく痛むようになり、3週間も毎日30km歩き続けるのは無理だということが分かりました。そこで、わたしたちは、10月13日から11月7日にかけて、ポルトガルを観光旅行することにしました。

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 もう5年以上も前のことなので、結局、二人で旅行することに決めたのがいつだったか、さっぱり覚えていません。でも、このポルトガル語の入門書、『Impara rapidamente il tuo portoghese』(リンクはこちら)の裏表紙を開くと、当時の学習メモがあって、この本を使ってポルトガル語を勉強し始めたのは、
旅行約1か月前の9月11日だったということが分かります。

 第1課は発音、第2課は名詞と冠詞の説明と練習問題があるのですが、以後は、第3課から第15課まで、すべて、日常生活や旅行で繰り広げられる会話を中心として、構成されています。各課とも、まず初めに、比較的長い会話があり、次に、その会話に出てくる文法事項や語彙・表現が整理され、最後に、練習問題がついています。ペルージャ・シエナの両外国人大学の、外国人へのイタリア語教育の課程で、「現在、最も望ましく、効果的とされている外国語教育法・学習法は、コミュニケーションを主軸に置き、かつ文法や練習問題もおなざりにしないものだ」と繰り返し学び、自分でもそのとおりだと確信していたので、それを、自分の外国語学習にも、応用してみました。(詳しくは下記リンク参照)

 よくできた学習書であれば、まず1冊をみっちり終えることの方が大切と思ったし、実際、複数の学習書で勉強するだけの時間もありませんでした。辞書も特に買わず、この本の巻末にある45ページほどの、葡伊・伊葡辞典で間に合わせました。参考書を選んだ基準は、ある程度まとまった長さのある会話を中心として構成されていること、かつ、その会話を収録した音声CDがあること、その二つです。ポルトガル語は、イタリア語同様、俗ラテン語から発展・変容を遂げてできた言語なので、文法や語彙に共通項も多く、そのため、学習書も、入門書とは言え、最初から内容が盛りだくさんだったのですが、イタリア語話者を対象にした参考書であるおかげで、重要な語句や文法を、すっきりとまとめていて、勉強していても、比較的すんなり頭に入ってきました。(というか、そうであったように覚えています、と言うのが正確なところです。)たとえば、条件法、接続法などは、日本語には存在しないため、日本の学習書で学ぶと、かなり詳しい、あるいは、ややこしい説明もあったのでしょうが、イタリア語には存在するため、特に込み入った説明もなく、イタリア語に対して、ポルトガル語では、こうなんだと、あっさりと説明がされていました。実際、ヨーロッパ連合では、フランス語・イタリア語・スペイン語・ルーマニア語など、共に俗ラテン語から発展してできた言語を、その類似性に着目して、学習しやすいように工夫した学習プログラムや教材の作成もさかんに行われています。

 スペイン語を知っている夫や友人によると、ポルトガル語は読むと分かるけれど、発音が違うので、聞くと理解しにくいとのことでした。わたしも、ポルトガル語を、学習書で勉強する傍ら、繰り返しCDを聞き、発音練習も何度もしたのですが、ポルトガルに到着した頃は、相手の言うことを理解して、聞き取るのに苦労しました。それでも、10日、2週間経った頃には、バスの中で、現地の人と話ができるほどまで、耳が慣れてきて、うれしかったです。バスの運転手さんと、しばらくポルトガル語で、英語も交えながら話をして、ルーマニア出身の方だと知って、びっくりしたこともあります。

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 というわけで、イタリア語をすでに身につけていて、さらにポルトガル語も勉強したいという方には、この本は、かなりおすすめです。(商品詳細は下記リンク参照)ただ、注意していただきたいのは、同じシリーズでも、「日本語」を扱った本は、まったく体裁が違っていて、文法の品詞別説明と簡単な旅行会話、日伊・伊日辞典から構成されています。すでに日本語を若干かじった人が、参考書として使えないことはないのですが、入門書としては、まったく使えませんので、ご注意ください。イタリア人向けの日本語の入門書で、今のところ、最もよくできているとわたしが思うのは、Hoepli社の『Corso di lingua giapponese 1 』(リンクはこちら)で、それは、上で書いた「理想の外国語の入門書」にかなり近いからです。独学にも、授業で使うにも、構成に少し難があるのですが、イタリア語での文法説明や漢字を説明した表があり、演習問題も豊富で、わたしは大学でも、語学学校でも、この本を教科書として採用しています。(詳しくは下記リンク参照)音声CDはついていないものの、この本に書かれている日本語の音声は、インターネット上で、無料で聞くことができます。

 ポルトガル旅行については、今でも、親切な人々や美しい町、魚料理のおいしさなどを、よく覚えています。記事冒頭のガイドは、写真が豊富で、町の地図が詳しく、わたしたちのお気に入りです。(リンクは こちら

 いつかブログで、このポルトガル旅行を、詳しくご紹介できたらと思うのですが、実は、苦い思い出もいくつかあります。旅行中、夫とけんかした直後に、うっかりカメラを公園のベンチに置き忘れ、後で気づいて戻った上、現地の警察にも届け出たけれど、結局見つからなかったこと。わたし自身に起こったことではありませんが、旅の最後にリスボンで合流した友人が、年代物のポルトを購入したのに、ちょうどわたしたちがイタリアに帰国する前日に、テロ対策として、飛行機に液体物持込制限が導入され、そうとも知らずに、手荷物でポルトを持ち込もうとして、高価なポルトをリスボン空港で没収されてしまったこと、などなど。カメラ本体もですが、せっかくの記念の旅行写真までなくしてしまったのが、とても残念です。夫のカメラは無事だったので、夫が撮影した旅行写真はあるのですが、さて、今その写真がどこにあるか、本人も知らないと思います。

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ポルトガルで買った、この旅行会話集もとても役に立ちました。

 短期間につめこんだことは、忘れるのも早いもので、5年前の旅行中には、大いに役立ってくれたポルトガル語も、今はあいさつや、よく使ったいくつかの文を、かろうじて覚えているだけです。obligado/aという感謝の言葉も、日本語の「ありがとう」によく似て、おもしろいので、頭に残っています。「ライスを運んでいただけますか。」という表現は、今でも丸覚えしています。ポルトガルでは、魚料理を頼むと、フライドポテトがついてくることが多かったのですが、こうして頼むと、代わりに白いごはんを運んでくれて、ずいぶん重宝しました。でも、「フライドポテトの代わりに」をどう言うかは、もう覚えていません。

LINK – Ottimi Manuali di Giapponese & Portoghese, Guida
- "Corso di lingua giapponese 1"(Hoepli)
- "Impara rapidamente il tuo portoghese" (De Vecchi)
- "Portogallo"(Le guide Mondadori)

関連記事へのリンク
- メルマガ第4号「イタリア語の効果的な学習法 - 音声の大切さ(2) (外国語のリズムを身につける)
- メルマガ第8号「イタリア語学習におすすめの教材(入門者編)」(ポルトガル語、ギリシャ語の学習体験談)
- ブログ記事、「久しぶりの授業」(日本語の授業で使用する教科書や教え方について)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-01-27 19:19 | ImparareL2 | Trackback | Comments(15)

初めてのピザ

 イタリアに来てすぐ半年通った語学学校には、イタリア料理の授業もあって、その授業で、皆でわいわい言いながらピザを作ったことはあったし、我が家、あるいは友人宅で、やはり大勢で一緒にピザを準備したことはありました。

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 イタリアに暮らし始めて、まもなく10年が過ぎようとしている今日、なんと、初めて、最初から最後まで、一人でピザを焼きました。と言っても、丸い形のピザではありません。つい最近、たまったレシピをファイルに整理していたら、語学学校のレシピ集の中に、ピザの作り方のメモが見つかったのです。さらに、最近は、夫が忙しくて、仕事から午後2時過ぎに帰ってくる日も、土曜日も、家で休むひまがなく、改築中の梁磨きに追われています。というわけで、夫の好きなピザを焼いてみようと、思いつきました。

 半分は細切りの玉ネギをのせ、もう半分は、フォッカッチャ風に、ローズマリーと粗塩をのせようと思って、ローズマリーを摘み取ってきたのに、そのローズマリーが、探しても探しても見つからず、どこに置いたのか分かりません。鉢植えなので、あまり摘んではかわいそうだと思い、あきらめて、ピザ全体の上に、玉ネギをのせて、さらに、ツナを加えることにしました。 

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 この行方不明のローズマリーが出てきたのは、ピザをオーブンで焼き始めてすぐのことです。ちょうどその頃に帰宅した夫が、「せっかくだから、ローズマリーの葉も上からのせよう。」と言うので、さっと深皿を取り出して、葉を散らし、再びオーブンの中に入れました。

 家にはモッツァレッラの買い置きがなく、チーズなしで、ありあわせの材料をのせて焼いたのですが、初めてにしては、なかなかおいしくできて、夫も喜んでくれました。

 500gの小麦粉に、ビール酵母と250mlのぬるま湯、大さじ7、8杯のオリーブ・オイル、塩少々を加えて、よく混ぜ合わせ、こねたあとで、十分に寝かせ、それから深皿に広げて、具をのせ、220度に加熱しておいたオーブンで20分焼きました。下の方がビスケットのように、カリカリに焼き上がり、それはそれでおいしかったのですが、今度はオーブンのもう少し上の位置で焼いてみたいと思っています。 

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-01-26 21:11 | Gastronomia | Trackback | Comments(6)

今年はパリとフランス語

 昨年は8月半ばに、ピエモンテの小さな村、デモンテで、

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Demonte, Piemonte    15/8/2011 16.15


リミニの友人たちと合流し、

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Valle Stura, Piemonte    16/8/2011 12.24

少し寄り道をして、色とりどりの花が咲くストゥーラ渓谷をしばらく散歩してから、

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Colle della Lombarda/Col de la Lombarde (2350m) 16/8/2011 17.28

ひたすら山を登り、イタリアからフランスへの国境を越えて、

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Vallèe des Merveilles, Parc national du Mercantour 19/8/2011 15.09

数日間、フランスのメルカントゥール国立公園に、滞在しました。

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 外国を旅行するときには、少しでもその国の言葉を勉強して、本や辞書を片手にでも、最低限のコミュニケーションはできるようにしたい、というのが、わたしの主義なのですが、このときは、降ってわいた話で、準備する間もありませんでした。毎日山を歩いて過ごした上、フランス語を話せる友人がいたので、幸い、言葉で困ることは、ほとんどありませんでした。そして、数日過ごすうち、簡単なあいさつ程度のフランス語だけは、言えるようになりました。わたしが一人で山を歩いていると、皆、たいてい英語かフランス語であいさつをしてくるのですが、英語でしばらく話すうち、実は話し相手の登山者が、イタリア人だと分かって、話がはずむことも多く、おもしろかったです。

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 前置きが長くなりましたが、昨年は、フランスのパリに行きたいという気持ちが募り、旅行にそなえて、フランス語を勉強しようと、秋頃から、日本から辞書を参考書を取り寄せたり、イタリアの書店で、よさそうな学習書を買ったりしていました。昨年12月も、本当に行きたかったのは、ロンドンよりもパリだったのですが、仕事が慌しくて、フランス語には手をつけなかった上、ロンドンならペルージャから直行便があったので、旅先はロンドンに決めました。(下記リンク参照)

 「今年こそフランス語の勉強を始めるぞ。」と思ったのに、そのまま、時だけが過ぎていくので、とりあえずおととい、1月23日月曜日から、家事をしながら、こちらの参考書付属の音声CDを、聞き始めました。まだまだ、あいさつの言葉や、イタリア語や英語の単語に似た言葉が分かる程度なのですが、そのうち、学習書もきちんと開いて、フランス語をしっかり勉強していきたいと思っています。ポルトガル語とギリシャ語を勉強したときは、旅行の1か月ほど前から、入門の学習書をみっちり勉強して1冊終え、付属の音声CDを、並行して繰り返し聞き、あとは現地で会話集を一冊買って間に合わせました。フランス語は、パリやフランスには何度も足を運んでみたいし、やはり言語としても大切だと思うので、写真の1冊を基軸に、文法書や問題集なども使って、しっかり勉強するつもりでいます。

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 実は、おととしの冬に、英語を再勉強しようと思って買った本が2冊あるのですが、その2冊目を、最後の数十ページだけ読み残して、長こと放置していました。(上の写真)とてもすてきな自伝で、筆者の知性や感受性の豊かさを感じながら、興味を持って読んだのですが、以前にご紹介した2冊(下記リンク参照)に比べると、同じ英語でも読むのに集中力がいるので、「読もう、読もう」と思いながら、先延ばしにしていたのです。最近になって、英語の小説を2冊読み終えた勢いに乗って、再び手に取りました。どこまで読んだかうろ覚えだったので、この数日は、すでに読んだらしき25ページほどを読み返しました。

 この本を読み終えたら、フランス語の学習書を、本も見ながら勉強していきたいと思っています。あまりいろんなことに手をつけると、何もかも中途半端になりそうな気がしますので…… メルマガの発行も滞っているし、そろそろ掃除を始めないと、日が暮れるまでに、片づけがすみそうにありません。何はともあれ、頑張ります!

関連記事へのリンク
- 「ライアンエアーでロンドンへ」
- 「クリスマスの憂いと喜び」(小説、『A Season to Remember』を読んで)
- 「ティファニーの魔法」(小説、『Something from Tiffany’s』を読んで)

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by milletti_naoko | 2012-01-25 15:20 | Francia & francese | Trackback | Comments(2)

かみは長い友だち

 車でスーパーに買い物に行ける今でこそ、トイレットペーパーを買うのは、そう問題ではありませんが、かつて学生として、ペルージャの中心街のアパートに、自分ひとりで、あるいは他の人たちと一緒に暮らしていたときは、買い物時にひどくかさばるので大変でした。学生とは言え、買い物に行く時間は惜しいもので、たくさんの食料品と一緒に買ったり、できるだけロール数の多い商品を買ったりしていたため、トイレットペーパーが、よけいに荷物になったわけです。それでも、買いに走る回数が少なくてすむようにと、以前は、10個入りの商品を安売りを利用して購入することが多かったように覚えています。

 それが、ペルージャで、3軒目の共同アパートに暮らし始めてから、ロール数が多ければ、長く使えるものではないということを、学びました。女性が4人、一人ひとり個人部屋(camera singola)を持って住む、この共同アパートには、それはそれは、しっかりとやりくりをするプッリャ出身の社会人女性が一人いました。バリッラ(Barilla)のパスタが、あるスーパーで割引、というときには、お一人様10箱までなら、その10箱まで、お得な値段で買い置きをする彼女からは、教わった暮らしの知恵がいろいろあります。トイレットペーパーやボイラーの点検料金など、全員が利用するものについては、費用を分担していたのですが、このアパートに長く暮らす彼女は、いろいろなメーカーの、さまざまなロール数入りのトイレットペーパーを購入しては、それぞれがもつ日数を記録して、なんと、10個入りのロールペーパーよりも、四つ入りの太巻きのものの方が、はるかに長く使えることを発見したのです。そう言われて、見比べてみると、ロール数の多いものは、ロールが小さいことは当然として、芯も太く、紙がかなりゆるく巻いてあります。逆に、ロール数が少ないものは、紙がきっちりと、しかも分厚く巻いてあります。

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 このあと、引っ越して、小さな小さなワンルームのアパート(monolocale)に、一人で暮らし始めてから、いろいろなメーカーのこの手のトイレットペーパーを試してみて、長く使える上に、値段もお得なのは、こちらのRotoloni Reginaだという結論に至りました。下にはイタリア語で、「普通のロールの2倍以上の長さ」(意訳です)と書かれていますが、実際、大割引だったので購入した10個入りのロールペーパーよりも、4ロールのReginaの方が、ずっとずっと長持ちしました。Reginaは、イタリア語で「女王」を意味します。トイレットペーパーの女王ということでしょうか。

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 このRotoloni Reginaを生産する企業は、WWFの環境保全運動を支援しています。そのためか、外装についているシールを一定数集めて送ると、全員に、環境に優しいプレゼントがもらえるようなキャンペーンを、時々実施していります。集めたシールが多いほど、いい品物がもらえるのですが、このトイレットペーパー、あまりにも長続きするため、短いキャンペーン期間中は、一番小さい品物がもらえる6枚だけしか、たまったことがありません。去年は、たとえば、シール6枚と引き換えに、太陽光で充電できるミニライトを、受け取りました。(上の写真)

 現在、イタリアで放映中の、このトイレットペーパーの広告が、それは楽しいので、YouTubeのリンクをご紹介します。30秒あまりのごく短い広告で、イタリア語は、宣伝文句が一瞬画面に現れるだけなので、イタリア語がまったく分からなくても、楽しんで見ることができます。



 タイトルも、瓶に入れて海に託されるメッセージ、「Message in a bottle」をもじって、「Message in A Roll」(ロールの中のメッセージ)とするなど、遊び心が感じられます。情報として添えられた英語の一文、「(今の)王子たちは、昔の王子たちとは違います。」もいいし、何より、コマーシャルの映像全体が、最近、ディズニーの映画にもなった、『グリム童話集』の童話、『ラプンツェル』の、いいパロディになっています。(映画については、下記リンク参照)

 わずか14秒のこちらの続編も、とてもいい味を出しています。



 こちらも、言葉が分からなくても、十分に楽しめます。広告中唯一の言葉は、最後に入る宣伝文句、「決して終わることがない。」(Non finiscono mai.)だけです。頼りにならない王子にはやきもきしますが、ひとりで塔から脱出してしまえるお姫さまがいい。

 ちなみに、イタリア語で、トイレットペーパーはcarta igienicaで、直訳すると、「衛生用の紙」です。ところ変わると、品物の呼び方も変わるのが、おもしろいです。

*追記(1月24日)
 この記事の題では、Reginaの広告とラプンツェルの話を念頭に置きながら、「紙」と「髪」をかけている(和歌で言う「掛詞」)のですが、題そのものは、かなり昔の日本の育毛剤の広告から思いついたものです。わたし自身が幼い頃の広告で、若い方にはご存じない方もいることと思いますので、以下にYouTubeで見つけたコマーシャルの映像を載せておきます。わたしが覚えていたのは、二つあるうち、後半の広告(30秒目以降)です。



LINK
- 「映画、『ラプンツェル』」(ディズニー映画、『塔の上のラプンツェル』を見た感想)
- 『Rapunzel - L'Intreccio Della Torre』(イタリア語版の映画DVD)
- 『塔の上のラプンツェル』 (日本語版の映画DVD)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-01-24 13:15 | Altro | Trackback | Comments(6)

冬のテッツィオ山

 昨日、1月22日日曜日は、夕方、友人たちと共に、テッツィオ山(Monte Tezio)を登りました。

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la Prima Croce sul Monte Tezio 22/1/2012 16.44

 テッツィオ山には、山頂を始めとして、大きな十字架が三つ立っています。一番低い位置にある十字架(上の写真)からは、ご覧のようにミジャーナの集落と改築中の古城を、見下ろすことができます。

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 出発は、ミジャーナのはずれにあるオリーブ園です。改築中の家は、外観が、かなりきれいに仕上がってきました。改築前に家を支えていた古い梁は、モミの木でできているのですが、中にはいくつか、まだ使えるものがあり、最近は、夫が、仕事から早く帰宅した日や土曜日に、この古い梁を磨く作業に、勤しんでいます。

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 ミジャーナの上にそびえ立つプロコーピオ城(Castello di Procopio)の改築も、もうかなり進んでいます。

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 初夏には、野生のアスパラガスが見つかり、色とりどりの自生のランが、そこかしこに咲いていた山(下記リンク参照)も、今は冬枯れの風情です。

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 かと思えば、緑や赤が、彩りを添えている場所もあります。

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 野バラの実の赤も、いっそう深くなりました。

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 寄り道しながら、休憩しながら、ゆっくり登り、ようやく一つ目の十字架が近づいてきました。

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 雲の多い日でしたが、十字架の周囲からは、古城もミジャーナの町も、そして遠くに連なる山並みも、見晴らすことができました。

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 上の写真は、拡大撮影したものですが、ミジャーナ(Migiana di Monte Tezio)の集落が、かつての教会から改築中の家まで、よく見えています。

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 しばらく眺めを楽しんでから、日が暮れないうちに、寒くならないうちにと、急ぎ足で山を下りました。写真に見えるのは、ヨーロッパオーク(quercia)です。

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 冬にこの木を見るたび、「ヨーロッパオークは、冬の間もずっと枯れ葉を身にまとい続け、春になって新芽が出るまで、葉を落とさないんだ。」と、出会ってまもない頃に、夫が教えてくれたことを、思い出します。


関連記事へのリンク / Link per gli articoli correlati
- 「テッツィオ山登頂」 / Passeggiata sul Monte Tezio, maggio 2010(同じ記事のイタリア語版↓↓)
- ”Monte Tezio I – verso Le Tre Croci”, magio 2010
(Versione in italiano dell’articolo immediatamente sopra)
- 「少しずつ少しずつ」 / Migiana & Castagneto, autunno 2011
- Ingenium Studio Associato – Progetti – Castello di Procopio

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-01-23 16:54 | Viaggi in Umbria | Trackback | Comments(2)

おいしいぺルジーナ

 クリスマスには、ペルジーナ(Perugina)のチョコレート工場に勤める義弟が、

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「これはおいしい」という大人の味の乙なチョコレートを、厳選して贈ってくれました。最近は、このチョコレートを少しずつ、おいしくいただいています。

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 しっかりした深い味わいがある上に、健康にもいいのは、何と言ってもブラックチョコレート(cioccolato fondente)だということなのですが、純粋なブラックチョコレートと果物などの風味が、うまく調和して、上品なおいしさを生み出しているのが、ペルジーナのNeroシリーズです。neroは、イタリア語で「黒、黒い」を意味します。

 こちらのチョコレートには、「赤い果実」(frutti rossi)のペーストがたっぷり入っています。

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 さて、クリスマスから今日までの1か月ほどの間に、このチョコレートたちの3分の1ほどを味わったのですが、今のところ、わたしが一番気に入っているのは、こちらのクロスグリ風味のホワイトチョコレート(cioccolato bianco con ribes nero)です。

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 イタリアで売られているホワイトチョコレートは、白いバーチ(下記リンク参照)でもそうですが、どうも甘すぎるような印象があります。それが、このホワイトチョコは、ほどよい甘さで、しかもたっぷり入ったクロスグリのペーストが、見た目にも美しく、おいしさも引き立てています。

 というわけで、最近のわたしのお気に入りのペルジーナは、こちらのチョコレートなのですが、まだ残っているチョコレートの中にも、びっくりするようなおいしい味が、隠れているかもしれないと楽しみです。

LINK
- Perugina – Tavoletta cioccolato Bianco con Ribes Nero 90g
- 「大人気、白いバーチ」

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-01-22 20:38 | Gastronomia | Trackback | Comments(4)

大人気、白いバーチ

 最近になって発売された白いバーチ・チョコレート、Baci Perugina Bianchiが、何でも、現在、飛ぶような勢いで売れているそうです。bianchi(発音は「ビアンキ」)は、イタリア語で「白い」を意味する形容詞です。

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 形と大きさは従来と変わらず、お決まりのかわいらしい一口サイズ。包み紙の色は、これまでのバーチとは対照的で、銀色の星が散りばめられた濃紺の空のようです。ヘーゼルナッツ(nocciola) の粒をまぶしたジャンドゥイア・クリーム(crema gianduia)の上に、ヘーゼルナッツがまるごとちょこんと載って、その全体が、ホワイトチョコレートで覆われています。

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 ぺルジーナのチョコレート工場で働く義弟によると、今はこの白いバーチが売れに売れていて、生産が追いつかないほどだそうです。個人的には、このホワイトバーチは、少し甘すぎる気がして、ブラックチョコレートで作られた従来のバーチ(記事はこちら)の方が好きなのですが、昨年のクリスマスのテーブルに並んだ白いバーチは、わたしの大家族、特に姪っ子には大人気で、何度も何度も手が伸びていました。

 ホワイトバーチの人気のおかげで、従来のバーチの売り上げも上がったそうで、ぺルジーナのチョコレート工場では、フル稼働で、白と黒の二つのバーチの生産にあたっているそうです。義弟の上司だったか工場長だったかが、「今受け取れる給料は、皆バーチのおかげ」とさえ、言ったそうです。

 箱入りの商品には、4種類、二つ・四つ・七つ・10個入りがあります。(詳しくはこちら)日本ではバレンタインデーに向けて、そろそろ店先にさまざまなチョコレートが並び始めた頃でしょうか。このバーチ・ビアンキは、中に茶色いチョコレートクリームを包み、外はホワイトチョコレートで覆われているため、バレンタインデー、ホワイトデー両方の贈り物にもなるし、イタリアの最近の味として、いい旅行みやげにもなるかと思います。

 昨秋に公開された映画、『Lezione di Cioccolato 2』では、映画の中で、新商品、Baci Bianchiの発表会があり、その万人を魅了するチョコレート作りに、主人公たちが精魂を傾けていて、この白いバーチの宣伝も、兼ねているようでした。



 前作、『Lezioni Di Cioccolato』がよかったので、見に行ったのですが、前作ほどではないものの、おいしそうなチョコレートの映像や主人公たちの恋物語を、楽しみながら見ることができました。ペルージャは、外国人大学の存在もあって、世界各国から来た学生や観光客、移民と、地元の人々が、比較的うまく共存できている町だと思います。互いに国も宗教も異なる国際結婚のカップルも多く、そういうペルージャの国際的というか、多数の文化が出会う場所という側面が、映画にうまく反映されている気がしました。

 参考までに、前作の予告編もご紹介しておきます。



 2作目は、どたばたコメディの要素が多く、若干筋が見えすぎている傾向があるのに対して、1作目の方が、映画としては、物語もよく描かれ、しっかり作られていていたように覚えています。職場の安全管理や移民雇用の無届けなど、現代イタリアの社会問題が、多少コミカルな要素を加えてはいるものの、描かれていました。興味のある方は、機会があれば、ぜひご覧ください。(DVDはこちら、アマゾンイタリアの利用法はこちら

LINK
- Perugina – Baci Perugina Bianco - Prodotto
- Vivere donna – Nasce il Bacio Perugina Bianco!
- 「バーチとアンゴラの意外な関係」 / Frasi & Storia dei Baci Perugina(バーチの誕生秘話)
- 「ペルージャ、チョコレート祭り」 / Festa del Cioccolato a Perugia 2011
- 「イタリアのバレンタイン・デー、世界のバレンタイン・デー」

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-01-21 15:45 | Gastronomia | Trackback | Comments(4)