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合唱団と行くバスの旅

 イタリア時間、4月27日金曜日の晩から、夫が属するコルチャーノの合唱団、コラーレ・テティウムと共に、コルチャーノの姉妹都市であるドイツの町、ペントリング(Pentling)へのバス旅行に出かけます。この記事は、出発前に、予約投稿したものです。

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Corale Tetium, Chiesa di Santa Maria di Corciano 26/12/2011

 行きも帰りも、ペルージャからドイツまでの長距離を、夜間に走るという厳しい旅程であり、楽しみというよりは、合唱団員の妻としての務めで参加するのですが、せっかくなので、旅行を楽しみたいと思っています。2005年にペントリングを訪ねたときは、このペントリングで教区司祭を務めたことのあるベネディクト16世が教皇に選ばれた年とあって、「教皇はぼくらの一人」という写真展があり、ペントリングの代表者の引率で、この写真展や教皇の両親のお墓まで訪ねました。

 今回は、ドナウ川沿いにある、ビールを造る修道院を訪ねるということです。ビールは飲めないのですが、何だかおもしろそうです。バス車内2泊、ホテル2泊で、ペルージャに戻るのは、5月1日朝の予定です。

 というわけで、しばらくの間、コメントへのお返事ができません。ご了承くださいませ。

関連記事へのリンク / Link per gli articoli correlati
- コルチャーノ合唱祭 ~名画と名唱を楽しむ夕べ / Rassegna Corale a Corciano (5/6/2010)
↑↑ 合唱団、コラーレ・テティウムと美しいコルチャーノの町、教会を飾るぺルジーナの祭壇画をご紹介。コルチャーノ(Corciano)は、つい最近、欧州評議会(Consiglio d’Europa)から、ヨーロッパの価値の伝播への貢献が高い市町村として、表彰を受けたばかりです。(下記リンク参照)
- Council of Europe – Corciano (Italy) and Sighisoara (Romania) win the 2012 Europe Prize (26/4/2012)
- コルチャーノのクリスマス / Natale a Corciano 2011 (26/12/2012)
↑↑ 昨年のクリスマスに、街角に等身大のプレゼーペが飾られ、町全体がプレゼーペとなったコルチャーノの町の写真があり、コラーレ・テティウムが、クリスマス聖歌、『Tu scendi dalle stelle』を歌う映像へのリンクもあります。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-04-30 02:00 | Viaggi | Trackback | Comments(4)

天使のおみやげ

 さて、日曜日に、モンテ・サンタンジェロへの巡礼から帰ってきた夫が、わたしにくれたおみやげは、こちらのキーホルダーです。

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 地名を日本語にすると、「聖天使山」であり、その昔、大天使ミカエルが出現したと言われる聖地のおみやげですから、中央で剣を振りかざしているのは、もちろん、大天使ミカエルです。ちなみに、大天使の名前は、イタリア語ではミケーレ(Michele)となります。

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Nostri pellegrini davanti al Santuario di San Michele, Monte Sant’Angelo aprile 2012

 夫が、6日間の巡礼ののち、モンテ・サンタンジェロのこのサン・ミケーレ教会に到着したのは、先週金曜日、4月27日です。教会の上部にも、やはり剣を掲げた聖ミカエル像があります。巡礼を企画したマヌエーラも含めて、夫とリミニ勢3人、計4人による巡礼の旅でした。マヌエーラは写真には写っていませんが、この写真は彼女が撮影したものです。

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 ちなみに、キーホルダーの裏側には、ピオ神父(Padre Pio)の写真があります。10年前に聖人となったピオ神父を慕う信者が、イタリア中から押し寄せる教会と修道院が、モンテ・サンタンジェロの近くにあるからです。実は、夫たち一行も、目的地にたどり着く前日に、このサン・ジョヴァンニ・ロトンド(San Giovanni Rotondo)にあるピオ神父の教会を訪ねています。義父母はピオ神父を崇拝していて、ペルージャの旅行会社が企画するピオ神父の教会・修道院巡礼バスツアーに、ほぼ毎年参加していますし、うちの二世代住宅のあちこちに、大小のピオ神父の肖像が飾られています。

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 夫は、他にもおみやげとして、こんなふうに、冷蔵庫などに貼れるマグネットプレートを、家族皆に買って帰りました。

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 このオレンジのリキュール(Liquore di arance)は、オレンジの風味と香りがして、甘くておいしかったです。アルコール度数は25度と、それほど高くないので、わたしでも、おいしく味わって飲むことができました。

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 オレンジ(arancia)の皮を使ってできたこのお酒は、おいしい上に、色もきれいなので、感動しました。

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 レモン(limone)の皮を使ったリキュールがリモンチェッロ(limoncello)なので、「これはarancelloだね。」と言いながら、4月25日の大家族での昼食のあとで、皆で味を見ました。ちなみに、写真のリモンチェッロは、2007年2月に、レモンと温泉の島、イスキア(Ischia)を訪ねたときに、買ったものです。

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 他にもモンテ・サンジェロのおみやげとして、地方名物らしい食べ物が続きます。

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 4月25日の昼食後は、お義母さん手作りのケーキに加えて、二人のお客さんもそれぞれケーキを持参したため、大きな生もののデザートが三つありました。それで、日持ちしそうな夫のおみやげは、また次の機会に皆で食べようということになりました。

関連記事へのリンク
- おかえりなさい
↑↑ 夫のプッリャ巡礼の様子と、ペルージャ・プッリャ間、ローマ・モンテサンタンジェロ間などのバス情報。

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by milletti_naoko | 2012-04-27 21:19 | Gastronomia | Trackback | Comments(4)

パリは6月!

 ようやく歯医者の治療も終わり、アリタリア航空の「パリー・ローマ間、154ユーロから」の割引にも心が動いて、この数日は、時々、パリのホテルについて、ガイドブックで読んだり、サイトで料金や空室状況を調べたりしていました。

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 わたしは、イタリアで旅行のガイドブックを買うときに、ロンリー・プラネットとモンダドーリを両方購入することがよくあります。ロンドンに行ったときも、旅行前にはロンリー・プラネットだけを買ったのに、結局、ロンドン滞在中に、モンダドーリの翻訳元であるDKの旅行ガイドも買ってしまいました。

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 モンダドーリは、図や写真、町の地図が豊富なので、旅行先で訪ねる場所をしぼったり、散歩やドライブを楽しんだりするのに役立つし、視覚情報と共に、観光地の簡単な説明が読めるので、とても便利です。一方で、そうやって、実際に訪ねたい場所を決めてしまったあとで、その場所の宿やレストラン、観光地の詳しい情報が知りたいと思ったら、やはりロンリー・プラネットが頼りになるのです。多くの活字情報を、体系的に網羅したロンリー・プラネットは左脳向き、視覚情報盛りだくさんで、目で見て行きたい場所を選び、何ができるか、どんなところかが分かるモンダドーリ(DK)のガイドは、右脳向きと言えるかもしれません。イタリアで手に入るガイドたちは、こういう意味で、1冊ではどうも不十分な気がする中、日本の『地球の歩き方』は、ちょうどその中間を行っていて、写真や地図もたくさんあるけれど、観光地や宿、レストラン、文化などの情報も多いので、わたしは気に入っています。ただ、イタリアから取り寄せると、本代に、送料と共に、関税と通関手数料がかかって(今ここで「痛感」と変換したのは、わたしの気持ちをパソコンが分かっているのかも)、料金がとんでもないことになるために、イタリアのガイドブック2冊で、我慢することにしました。

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 夫が一週間、巡礼の旅に出かけて留守の間にと、はりきっていたフランス語学習は、「1日3時間のノルマ」の達成こそできなかったものの、日本の入門書2冊の第一章、「発音と表記」を終え、このイタリアのフランス語入門書の第1課、「ホテルで、お名前は何ですか」を、何とか必死で終えることができました。このフランス語の入門書についても、日本のものとイタリアのものはそれぞれ両極端で、その間を行くものがあれば、ちょうどいいのにとつくづく思いました。

 日本の入門書は、発音や表記だけに、2、30ページ費やしていて、一つの母音や子音ごとに、例を挙げて、こと細かく説明するものだから、分かりやすくはあったのですが、あんまり歩みが遅いので、途中で退屈になって、なかなか進みませんでした。

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 一方、イタリアの入門書はと言うと、こちらは発音の説明は2ページで終わってしまい、第1章は、こんなに分量の多い会話で始まります。若干の文法と語彙は、歯医者の待ち時間を利用して読んでいたフランス旅行会話集にあった上、単語も文法もイタリア語と類似点が多いので、何となく見当がついたのですが、「この表記の発音がなんでこうなるのか」を、いちいち日本の入門書を開き直して確認するだけで、骨が折れて大変でした。付属のCDで読む速度もひどく速いので、発音記号もどきを目で追いながら聞いても、話されるフランス語が聞き取りにくく、後について言おうとなったら、さらに大変、いや不可能というところも、いくつかありました。

 何と言うのでしょうね。入門者が泳げない社会人だとしたら、日本の入門書では、まず「水」や「プール」の定義や、手や足をどうやって動かすかを、ながながと言葉で説明するのに対し、イタリアの入門書では、泳げない人に、まずは泳ぎの基本だけ口頭で教えておいて、その直後に、流れの速い急流にいきなり放り込むという感じでしょうか。

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Panorama dal Museo Archeologico Nazionale dell’Umbria 22/4/2912

 閑話休題、今日の晩にようやく、6月にパリに行く飛行機を予約しました。長いこと決めかねていた間に、154ユーロでもすんだはずの料金がどんどん値上がりし、今日の昼確認したときには往復216.17ユーロだった料金が、ようやく決意したわたしが予約をしたときには、246.17ユーロにはね上がっていました。出発は6月3日日曜日、帰宅は6月16日土曜日です。

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Fiori di ippocastano nell’Area verde di Santa Giuliana, Perugia 19/4/2912

 旅行ガイドには、5月末から6月の初めにかけてが、パリを訪ねるのに最適だと言う人も多いと書かれています。以前に、5月から6月初めを避けようと思ったのは、パリでは5月から6月にかけて、マロニエ(イタリア語ではippocastano)が花粉症を引き起こすと読んだからです。ただ、上の2枚の写真でお分かりのように、現在ペルージャでは、このマロニエが花盛りなのですが、雨が多いため、そして、ペルージャにはパリほどマロニエの木がないためか、マロニエの木に近寄っても、特に症状は感じませんでした。

 雨の日が多く、またスギ花粉の飛散時期が終わりかけているためか、つい最近までは、花粉症の症状は、目にしか出ていませんでした。空が晴れることの多くなったこの数日、何だか鼻がむずがゆいのですが、これは我が家の周囲にはまったくないマロニエのためではなく、松花粉のためではないかと疑っています。最近は、ポプラが白い大きな綿帽子のような花粉を、風に乗せてあちこちに運んでいるので、義父母は、犯人はポプラの花粉ではないかと考えているようです。

 3月の終わりから1週間ほどの間は、花粉症対策に、アマーロ・スヴェデーセ入りのイラクサのハーブティーを飲んだのですが、以後は、鼻のかゆみや鼻水・鼻づまりなどの症状が治まり、花粉症の症状は、目だけに出るようになりました。スギ花粉の飛散も減少したでしょうし、雨の日が多かったためかもしれません。そのため、この3週間ほどの間は、結膜炎対策の点眼液だけで済んでいました。

 6月に入れば、マロニエ花粉の飛散もおさまり、また、わたしにはマロニエでは花粉症の症状が出ないことを祈りつつ、6月3日にパリに向かって出発することにしました。7月には、滞在許可書の更新があるので、7月以降は、新しい許可書がもらえるまで、しばらくイタリア国外に移動できなくなるからでもあります。旅行の日程を遅くなってから決めてしまったため、よさそうなホテルの値段がとほうもなく高いという理由もあって、また、もともと外国語の勉強が大好きな性質でもあるので、今回は、夫もいないことだしと、6月4日から2週間、パリで語学学校に通って、フランス語を学ぶことにしました。そうして、宿泊形態として、朝・夕2食付きのホームステイを選びました。ステイ先の家族が親切で、一緒にフランス語を話す機会が多ければ、それはそれで幸いだし、もし一人で放っておかれても、逆にのびのびとパリの町を自由に観光できていいかと思ったのです。何より、1週間の宿泊費が300ユーロ前後ですから、下手なホテルに1週間泊まるよりも、2週間ホームステイした方が、かなり安く上がるのです。いくら観光が楽しめると言っても、1日中歩き回っていては、夜疲れきってしまうことは、ロンドン旅行や文化週間中の美術館・博物館めぐりで痛感したため、月曜から金曜の数時間は、学校でフランス語を学べば、1日に、頭も足もバランスよく使えていいとも考えました。

 安定した就職口がない身の上ですから、将来のことを考えれば、こんなぜいたくをしている場合ではないかもしれないのですが、逆に、現在、担当している日本語の授業がないことをうまく利用して、行けるときに、見聞を広めに、頭と心と経験の地平線を広げに、パリに行ってみたいなと思いました。

 フランス語の語学学校(校名は伏せておきます)には、今日の夕方予約を入れました。近いうちに、学校側から、滞在先などについて、詳しい連絡があるはずです。6月にホームステイを依頼することが、今からでも可能かどうか、午後4時過ぎに学校に問い合わせたら、午後5時40分には、今ならまだ大丈夫ですよと返事がありました。こうして学校からの返事を待っている間に、アリタリアの航空料金が30ユーロ値上がりしてしまったのですが、それでも、学校側がすぐに返事をくれたこと、わたし自身が質問をしようと思いついたことを、幸いだと思っています。

 フランス語の入門書は、今ようやく3冊の第1章を終えたところなのですが、フランスに行く6月3日までには、何とかもっと勉強を進めて、独学でA2までは持っていけたらと思っています。1か月しかないのですが、逆に締め切りがある方が、勉強のペースが上がるんですよね。

 というわけで、ようやくパリ行きが決定しました。学校でのフランス語の授業も、授業のない日時に満喫したいパリの観光も、今からとても楽しみです。フランス語の勉強も、頑張ります!

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-04-26 23:53 | Francia & francese | Trackback | Comments(13)

リーヴォトルト、清貧の日々

 今日、4月25日水曜日は、朝、アッシジ郊外にあるリーヴォトルトの教会を訪ねました。

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Santuario francescano di Rivotorto, Assisi 25/4/2012

 聖フランチェスコが、曲がりくねった小川(rivo torto)の流れるこの地に建つ、小さなあばら家(tugurio)を見つけて、「これこそ祈りと清貧に日々を捧げるのにふさわしい場所だ。」と、1209年の春から1211年にかけて、最初の仲間たちと共に、暮らした場所です。

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 17世紀に建てられ、1854年の地震後に再建されたこの教会の中には、聖フランチェスコの導きのもと、皆が祈りと調和に満ちた日々を送ったこのあばら家が保存され、今も聖人を慕う多くの信者が訪れています。

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 右側のあばら家の屋内は、こんなふうになっています。

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 二つのあばら家は、石の壁でつながっていて、十字架があり、椅子が置かれ、祈りを捧げることができるようになっています。

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 左側の屋内は、こんなふうになっています。

 聖フランチェスコが最初の仲間たちと、このリーヴォトルトのあばら家で、暮らしは貧しくとも、心豊かな、愛と祈りと調和に満ちた日々を過ごしたこと。農夫の訪問がきっかけで、ポルツィウンコラに戻ることを余儀なくされたこと。

 2月から、就寝する前に少しずつ少しずつ読んでいる聖フランチェスコの伝記で、ちょうどつい最近、このくだりを読んだばかりだったので、ことさらに感慨深いものがありました。

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 教会の壁には、聖人たちが、このリーヴォトルトでどのように日々を過ごしたか、そして、その間に、どんなできごとがあったかを、絵と共に説明しています。

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 聖フランチェスコが一同と共にローマに赴き、教皇から、修道会の規則の認可を受けた(左の絵)のも、このリーヴォトルトに暮らしていたときのことです。

 この絵に添えられたイタリア語の文章を、1枚の紙の裏表に、そのまますべて書いたプリントが、絵の下に置かれていました。横には、他の数か国語で書かれたプリントも置かれていて、日本語版もありました。

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 教会の祭壇は、こんなふうになっています。

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 教会の傍らを流れる、今は干からびかけた小川が、まっすぐには見えますが、リーヴォトルトの名前の由来になった、「曲がりくねった小川」(rivo torto)ではないかと思います。

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 教会の周囲には、いくつもの聖フランチェスコの銅像が飾られています。奥に見えるのは、アッシジの町です。

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 久しぶりの晴天なので、しばらく散歩を楽しみました。寄り道しながら、アッシジに向かって歩いて行きます。新緑の柔らかな緑が目に優しく、色とりどりの野の花が、あちこちに咲いています。赤い花はもちろんヒナゲシ(papavero)です。

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 これは、しばらく歩いたあとで、再び見えてきた教会を、撮影したものです。

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 しばらく歩くと、アッシジ(Assisi)の町が、さらに近づいて見えました。

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 この小さな教会まで歩き、中を訪ねたあとで、もと来た道を引き返しました。

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 今日は、来客二人を招いての、大家族での昼食が予定されていたからです。日曜日ではないのですが、今日はトーディに住む夫の義弟の誕生日であり、また、今週末は、夫の属する合唱団の旅行があって、わたしたち5人がいないからです。

 にぎやかな食事のあとで、片づけを済ませ、それから、義弟と共に、ミジャーナの改築状況を見に出かけました。帰宅すると、友人の訪問もあって、結局お客さんが皆帰宅したのは、午後8時頃のことでした。

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by milletti_naoko | 2012-04-25 23:10 | Umbria | Trackback | Comments(8)

今日は力尽きますよ

 今日、4月24日火曜日は、朝からどんよりとした暗い雲が空を覆い、ひどく強い風が吹きつけていました。「1か月前から始まった歯医者通い(下記リンク参照)も、今日がようやく最後」と、胸を躍らせながら、いいえ、今日は歯石除去だけだと分かっていても、やはり重い気持ちで、歯医者に向かいました。

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 わたしが車で家を出る頃から、ちょうど雨が降り始めました。待合室にはテレビ番組が流れていたのですが、話題は、「野良犬や放し飼いにされた犬に襲われて、大怪我を負ったり、死亡したりしたという事件」や「そういう犬に遭遇したら、どう対処すべきか」です。数年前に、隣人が放し飼いにしていた犬にかまれて、数針縫い、2か月ほどまともに歩けなかったわたしは、嫌な話題だと思いつつ、フランス語旅行会話集に集中できずに、耳をそばだてていました。夫や友人たちと、山を歩いたり、巡礼したりするとき、放し飼いの犬に出くわすことは、時々あるのです。

 例によって、待合室で2、30分待った後、診療室に呼ばれ、診療台に腰を下ろしました。前回と同じ、女性の歯科衛生士さんが、にっこり笑いながら、凶器、いえ、先端の鋭く尖った歯石除去機を片手に近づいてきます。「やっぱり除去中は、口の中が痛むんだろうな。」と半ばあきらめながら待っていたわたしに、彼女が言うではありませんか。

 「今日は、(あなた)力尽きますよ。」

 え……? 歯石除去で歯や歯ぐきが痛むのは知っているけれど、そこまで心身に負担がかかるとは、いったいどれほどひどく歯石がたまっているのだろうと、わたしは恐怖を抑えて、問いかけようとしました。

 ただ、そのとき、歯科衛生士さんの表情が、柔らかい笑顔だったため、しばらく頭で冷静に考えて、気づきました。

 わたしがぼんやりしていたためか、彼女が早口に言ったためか分かりませんが、わたしの耳に、「今日は、力尽きますよ。」(Oggi sfinisce.)と聞こえたその言葉は、本当は、「今日が最後ですからね。」(Oggi si finisce.)だったのです。まあ、確かに状況から分かるからでしょうが、主語を省略した文を、いきなり言われたからでもあったかと思います。省略された主語を補って訳すと、「わたしたち、あなたの歯の治療と歯石除去を、今日終わらせますね。」とでも言えるでしょうか。

 一度青くなって、恐怖に襲われたわたしが、にっこり笑う衛生士さんを見て、「どうも聞き間違えたらしい。」と気づいて、発された言語情報をもう一度、頭の中で処理し直して、

 「ああ、『今日で終わりです。』って言ったんですね! 一瞬、『今日は、あなた力尽きますよ。』と言われたかと思って、びっくりしました。」

と言うと、幸い、

 「なるほど、それで急に顔色が変わったんですね。わたしも、どうしたのかとびっくりしました。そんな患者さんを脅かすようなこと、言ったりしませんよ。」

という言葉が返ってきました。それから、痛くはあるものの、燃え尽きるほどではない歯石除去の作業が、始まったのでありました。

 そうして、歯石除去が終わると、父さん歯医者が診療室に現れました。
「おお! 今日でようやく通院もおしまいだね。」
「そうなんです。これで、わたしも自由の身です。」(Sì, sono finalmente libera!) と、うれしさのあまりガッツポーズを取るわたしに、

 「明日は、イタリア解放記念日(Anniversario della Liberazione d’Italia)だけれど、じゃあ、君は、歯医者からの自由を祝うんだね。イタリアでは、明日前後に有給を取って、休暇を楽しむ人も多いのだけれど、日本には祝日はないと聞いたから、いつもいつも働いているんだろうね。」

と言われて、「日本でもまもなく、ゴールデンウィークと呼ばれる大型連休があって、たくさんの人が休みを利用して、旅行をしたりするのですよ。」と言っておきました。

 今朝の歯石除去の予約は、午後10時だったのですが、歯石除去が終わったのは午後11頃。1か月分の治療費、虫歯2本の治療と歯石除去で計220ユーロを、助手の女性に支払おうとすると、そのときになって初めて、わたしが2年前に記入した問診表を引っ張り出して、住所や税務番号に間違いのないことを確認していました。支払いが終わり、「1年後には歯の点検に来るように」に言われながら、おもてに出ると、外はどしゃぶりの大雨です。けれども、1か月にわたる歯医者通いから解放されて、わたしの心は、晴ればれとしていたのでありました。

関連記事へのリンク
- 歯医者に愛車で (2012/4/16)

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by milletti_naoko | 2012-04-24 18:17 | Altro | Trackback | Comments(8)

おかえりなさい

 先週土曜日に、プッリャでの巡礼の旅へと出かけた夫が、昨日4月23日日曜日の午後4時半頃、無事にペルージャの自宅に戻りました。

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 毎日20km近くの道のりを、しばしば雨に打たれながら、最初の2日間は一人きり、後の4日間は、リミニから来た友人たちとも合流して、歩き続けました。1週間ぶりに会った夫は、少し日に焼け、達成感に満足の笑みを浮かべていました。

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 巡礼の目的地は、プッリャのモンテ・サンタンジェロ(Monte Sant’Angelo)。5世紀に大天使ミカエル(Arcangelo Michele)が現れたという伝説がある地で、夫が持ち帰った上の本にあるように、中世(Medioevo)から今日(oggi)まで、多くの信者の巡礼(pellegrinaggio)の目的地となっているそうです。夫は、大天使が現れたという洞窟の中に築かれた祭壇に感銘を受けたと言います。

 出発地点は、モリーゼ。巡礼の出発点も通過点も、見たことも聞いたこともない場所が多く、ほぼ毎晩、電話で夫と話したあとは、グーグルの地図で、場所を確認しました。翌日の天気予報を調べて、雨の対策や服を着込むようにという助言もしました。

 1日中道路を歩いた日もあれば、雨が降る中、山道を歩いたこともあり、道を間違えたりもして、苦労も多かったようです。けれど、約120kmもの距離を歩き通し、目指す聖地に無事たどり着くことができて、また一ついい経験ができたと、夫はうれしそうです。夫たちが歩いた1週間は、ちょうどイタリア全国で天気が不安定で、雨もよく降った上に、ペルージャよりもずっと南にあるはずのプッリャが、先週は寒かったペルージャよりも、さらに気温の低い日が続いていました。モンテ・サンタンジェロに到着した晩、夫が電話で真っ先に口にした感想は、「とても寒い」でした。巡礼中には、どこまでも緑色に広がる麦畑に出会うことが多く、また、ペルージャではまだ咲いていないオリーブの花も、プッリャではもう咲いていたそうです。

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イタリア政府観光局(ENIT)の『旅の手引き』の地図を借用

 一行がモンテ・サンタンジェロに到着したのは、4月20日金曜日の夕方5時半頃。リミニ勢は土曜日に電車で、夫は昨日、バスを三つ乗り継いで帰宅しました。ちょうど交通機関のストライキが重なっていたので、車で途中まででも迎えに行こうかと、わたしは、夫の巡礼中に、そういうときに便利なItinerari ViaMichelin: tragitti in Italia e all’esteroのサイトで、ペルージャからアンコーナやフォッジャ、モンテ・サンタンジェロまでの車での行き方や距離、所要時間もしばしば調べていました。ペルージャには、南イタリア出身の大学生や社会人も多いため、ペルージャ・プッリャ(Puglia)間を結ぶ便利な長距離夜行バス(時刻表はこちら)があるのですが、便のある曜日は限られていて、夫は利用できなかったからです。

 リミニ勢は、フォッジャからアドリア海岸沿いに、電車でリミニまで、乗り換えなしに戻れたのですが、ペルージャからモリーゼやプッリャへは、交通機関の接続が非常に悪いのです。夫は行きも帰りも、わざわざローマを通過して、バスを三つ乗り継いで、旅をせざるを得ませんでした。わたしは、モンテ・サンジェロを朝5時に出て、ローマに11時に着くバス(下記リンク参照)も見つけたのですが、巡礼到着日の翌朝、土曜日に発つには早すぎるし、日曜日には便がありませんでした。

 昨日は、夫がプッリャからローマ、ティブルティーナのバスターミナルに着くのが午後1時55分で、同バスターミナルからペルージャに向かうバスが午後2時発だったので、「5分しか乗り換え時間がないけれど、何とか午後2時の便に乗れますように。」と心配していました。午後2時の便に間に合わないと、次の便が午後6時発だったからです。幸い、奇跡的に、たった5分の乗り継ぎ時間でも、うまく午後2時発のバスに乗り込むことができたため、午後4時半には、無事にペルージャの自宅に到着しました。

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 そうして帰宅した夫が、遅い昼食を済ませたあとで、すぐに二人で、ミジャーナに、家の改築状況を見に出かけました。夫のいない間に、前のテラスにりっぱな柱が四つできています。昨夜は、夫の無事の帰宅を祝い、友人や義弟と共に、近所のピザ屋で乾杯をし、夕食を食べながら、巡礼のいろんなエピソードを聞いて、話がはずみました。

 元気で無事に帰ってきてくれて、よかったよかった。

参照リンク / Riferimenti web
- Monte Sant’Angelo – Santuario di San Michele Arcangelo
- it.wikipedia – Monte Sant’Angelo
- Wikipedia日本語版 – モンテ・サンタンジェロ

イタリア、ペルージャ・ローマ・プッリャ間交通情報
- Itinerari ViaMichelin: tragitti in Italia e all’estero
↑↑ 車でイタリア、ヨーロッパを旅行するとき、道のりや距離、所要時間などが分かって便利なサイト。
- Sulga autolinee - Casarano - Perugia(ウンブリア・プッリャ間の長距離夜行バスの時刻表)
↑↑ ウンブリアではペルージャ・アッシジ・フォリンニョ、プッリャではアルタムーラ・マテーラ・ターラント・ブリンディジ・レッチェなど多くの町に行きます。ただし、プッリャ行きの便は木曜・日曜のみ、ウンブリアに戻る便は金曜・月曜のみです。
- Monte Sant’Angelo - Come raggiungerci 
↑↑ モンテ・サンタンジェロへの行き方。電車・自動車・バス・飛行機を使っての行き方の説明あり。
- Orario autobus linea Foggia – Manfredonia – Monte Sant’Angelo
↑↑ フォッジャ・マンフレドーニアとモンテ・サンジェロ間を往復するバスの時刻表
- SAPS – Orari e Tariffe autobus Manfredonia – Foggia - Roma
↑↑ ローマとフォッジャ・マンフレドーニアを結ぶバスの時刻表と料金
- Sulga Autolinee – Orario Assisi – Perugia – Collevalenza – Roma - Fiumicino
↑↑ ペルージャとローマを結ぶ便利な高速バス。便によっては、また予約をすれば、アッシジやトーディ・デルータでの乗車・降車も可能です。詳しくはこちら
- Ferrovie del Gargano. Roma – S. Giovanni R.do – Monte S. Angelo
↑↑ Padre Pioを慕う信者の聖地、San Giovanni di Rotondoとモンテ・サンジェロをローマを結ぶバス。ペルージャに戻るには、出発が早すぎたり、ローマ着が遅すぎたりするため、今回は利用せず。

関連記事へのリンク
- 亭主元気で留守の間に (2012/4/14、夫の出発に際して)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-04-23 13:13 | Puglia | Trackback | Comments(9)

指輪の行方

 わたしが語学学校の留学生として、初めてイタリアに暮らし始めたのは、2002年4月。その年の復活祭をどう過ごしたか、まったく記憶にないので、今確認したら、2002年のカトリック教の復活祭は3月31日なので、すでに終わっていたのでした。

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Urbania, Marche 27/8/2011

 マルケの小さな村で、最初にホームステイした家は、経済的理由のためだけに、留学生を受け入れているという感じでした。朝食・夕食込みのホームステイだったのに、なぜか夕食は、わたし一人が食卓につき、ステイ先の老夫婦に「食べなさい」(Mangia!)と言われながら、それほどおいしくはない大量の食事を無理して食べることが多かったように覚えています。学校の友達から、ステイ先の一家が「家族のように接してくれる」という話を聞いて、うらやましかったこと、そして、かつてわたしと同じ家に滞在したことのある日本人女性から、「あの家はね」と言われて、「ああ、やはりこの家では留学生の扱いがひどいのだ」と悲しく思ったのも、記憶しています。

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Urbania, Marche 27/8/2011

 ウルバーニアの名誉のために言っておくと、村には、老若男女に関わらず、心の優しい人が大勢います。学校から家に帰るまでの短い距離の間に、いろんな人に話しかけられて、おしゃべりをしていたら、結局帰るのが遅くなったり、独り暮らしのおばあさんや老夫婦から食事に誘われて、そのまま残って夕食をいただいたりすることも、よくありました。

 夕食をよそでいただいたのは、数か月後に、学校に頼んで、他の家での朝食だけのホームステイに変えてもらってからです。新しいホームステイ先の主人からは、わたしがよくお年寄りの家を訪ねたり、食事に誘われたりするので、「新手の高齢者訪問ボランティアかい」とからかわれました。自分より少し年上の女友達もできて、食事や休暇を彼女の家族と共にすることも多く、睡眠時間を除けば、ホームステイ先よりも、長く入り浸っていたような気がします。

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Urbania, Marche 27/8/2011

 閑話休題。留学を始めたばかりの頃の復活祭は覚えていないのに、なぜかその1年前に起こったはずの、復活祭関連のテレビニュースを、わたしはよく覚えているのです。1年経っても、珍しいニュースで、話題性があったので、繰り返し伝えられたのでしょうか。あまりにもよく見聞きしたので、最近でも、その事件のその後が、時々気になっていました。

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 それは次のニュースです。

- Corriere della Sera – Anello di diamanti nell’uovo Ma lei non lo sa e lo cambia (15/4/2001)

 イタリアでは、復活祭の贈り物になる大きなチョコレート卵の中に、びっくりプレゼントが隠れています。2001年4月、とある男性が、恋人に婚約指輪を贈るのに、この復活祭の卵の中に入れて、びっくりさせようと考えました。このとき、受け取った女性が、その卵を開けていれば、うれしい驚きの声を上げたことと思います。それが、彼女は、その卵に使われているチョコレートは、自分の好みに合わないからと、恋人が卵を買った店まで持っていって、他の卵と交換してしまったのです。高価なダイアモンドの指輪は見つからず、激しいケンカになって、男性が手をあげ、彼女は告発すると息巻いて…… (上の写真は、今年わたしが受け取った卵です。)

 結局、その婚約指輪は見つかったのかしら、二人の恋の行方はと、復活祭が来るたびに、思い出しては気になっていました。今日思いついて、この指輪と恋人たちのその後を、インターネットで調べてみました。「指輪が見つかった」という記事は見当たらないので、結局指輪は、誰かが自分の手中に収めてしまったのではないかと思います。二人のその後については、上の記事の翌日に出た、次の記事に書かれていました。

- Quotidiano.net – italianews – Caccia all’uovo di Pasqua: un nuovo anello riporta la pace fra i fidanzati. Non hanno trovato ancora il simbolo milionario del loro amore, smarrito dentro un uovo pasquale del quale si sono perse le tracce. Dopo l’annuncio di querela la coppia di Perugia ha fatto pace e ha deciso di partire per una vacanza (16/4/2001)

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Perugia 11/1/2012

 記事を読んでみて、この恋人たちが、なんとペルージャに住んでいたことが分かりました。指輪の行方は分からないものの、結局、男性は新しい指輪を買って、今度は直接彼女に贈り、無事に仲直りをしたとのことです。

 こちらでは、お金や貴重品が落ちているのを見つけると、「警察に届けよう」と思うより、「運がいい」と考えて懐にしまいこむ人も多いようです。そういうわけで、元の指輪は、幸運が舞い込んだと思う誰かのものに、なってしまったかもしれません。どうも指輪は見つからなかったようだけれども、二人が仲直りしてよかったと、10年以上も前に解決した事件の結末を、今さら知ってほっとしているわたしです。

関連記事へのリンク
- あれから10年 (4/4/2012)
- 薬が効きすぎ (30/11/2011)
- 思い出の学校1 (2/12/2012)
- 殻をやぶれば (8/4/2012、復活祭のチョコレート卵の中には)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-04-21 16:04 | Ricordi | Trackback | Comments(8)

ラビオリ手作り

 今朝、あいさつをしに階下に下りると、お義母さんが、ラビオリ(ravioli)作りの真っ最中でした。

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 手打ちのパスタも、中につめるものも、もうすべてできていたので、邪魔にならぬよう手伝いは申し出ずに、その代わり、見て質問をしながら、作り方を教わることにしました。そうそう、取材のために、すぐにカメラを取りに行きました。

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 まずは、器械を使って、パスタを細長く伸ばし、

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薄く伸ばして、横にとても長い長方形になったパスタの中央に、等間隔につめものを置いていきます。昨日、市場で新鮮なリコッタを買った上に、畑に青菜がたくさんあるので、ラビオリを作ることに決めたそうです。つめものは、リコッタとゆでたフダンソウに、卵と塩・コショウ・ナツメグを加えて、ミキサーにかけて作ったとか。

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 手早く、パスタを折り曲げて、緑色のつめものを包み込み、

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こうして、一つひとつ切り取っていって、ラビオリができあがります。

 こうして家で、生のお料理教室を見て、料理人に質問もできるのは、二世代住宅に暮らしているありがたみだと思います。ただし、テレビの放映と違って、作っている最中に出くわせるかどうか、手伝えるかどうかは、運次第です。ちなみに、ただいま夫は巡礼中、義弟は仕事で昼には戻らないため、このラビオリは、今日は食べずに、冷凍する予定とのことでした。ということは、昼食には、ラビオリを食べる必要がなく、玄米ごはんを食べられるので、粉物と乳製品を避けることができます。うれしいような、残念なような。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-04-20 13:36 | Gastronomia | Trackback | Comments(10)

今週末はスト続出

 4月22日までの1週間は、文化週間(Settimana della Cultura)を利用して、文化にいそしもうと、お出かけを予定されている方も多いことと思います。

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 今週の週末は、金曜日から日曜日にかけて、イタリア全国でストライキ(scioepro)が続出しますので、バスや電車を利用する予定の方は、お出かけ前に、ストライキ情報をご確認ください。

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 まずは、明日、4月20日金曜日に、地方公共交通機関(Trasporto Pubblico Locale)のストライキが、それぞれの地方ごとに、違った時間帯で行われます。地域によっては、これから明日にかけて、ストが撤回される可能性もあります。次の記事が、全国のスト情報を、うまくまとめています。ミラノ・ローマ・トリノ・ボローニャで、ストライキが予定されている交通機関や時間帯について、大まかな説明があります。

LINK1
- InfoMotori.com – Sciopero treni e trasporti venerdì 20 aprile 2012

 ミラノでは、ATM社のバス(autobus)、路面電車(tram)、地下鉄(metropolitana)については、当初ストライキが予定されていたものの、ミラノサローネ国際家具見本市(Salone Internazionale del Mobile)の訪問者の足を確保するため、ストが回避されました。ただし、マルペンサ空港、リナーテ空港と市内と結ぶ交通については、スト決行の恐れがあると、上のリンク先の記事に書かれています。

 一方、フィレンツェの町では、金曜日については、バスを始めとする地方公共交通機関が、すべて平常どおり運行することになっています。(次のリンク参照)

LINK2
- Firenze Today – Sciopero trasporti del 20 aprile 2012: a Firenze tutto regolare

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 ペルージャでは、明日金曜日のストライキは、4時間の予定です。写真のストの案内には、ストが決行されれば、「バスやトラジメーノ湖のフェリー、ミニメトロは、18時半から22時半までの運行を保障しない」とあります。ただし、エスカレータ(scala mobile)、エレベータ(ascensore)およびパルティジャーニ広場のバスターミナルの切符販売所については、1日中、平常の時間通りに、運行・営業が行われます。

 「運行しない」と書かずに、「運行を保障しない」と回りくどい書き方をしているのは、ストライキ中も、ストに参加せずに平常どおりに業務を行う運転手もいるからです。ただこれも、ストによって、大半のバスがストップするときと、そうでないときがあり、しかも、たまに乗れるバスがあっても、それがどのくらいの頻度でやって来るか分からないので、この時間帯にはバスやミニメトロが使えないという前提で、1日の計画を立てた方が無難だと思います。ただし、以前にも記事で書いたとおり、ペルージャの市内バスのZで始まる路線は、別のバス会社ACAPに運営されていているため、ストの実施中でも、平常どおり運行しています。

f0234936_135269.jpg

 ミニメトロの駅にも、ストの通告があり、「ミニメトロの運行は、7時から18時半までは、保障されているけれども、18時半から21時20分までについては、保障されない可能性がある」と書かれています。

 ペルージャでは、明日のストライキに、他にも、Trenitaliaの地方路線や旧FCUの鉄道路線(今は市内バスと同じく、Umbria Mobilità社が運営)が参加し、ストが16時から20時にわたって実施される予定です。詳しくは以下の記事をご覧ください。

LINK3
- Perugia Today – Trasporti, il 20 aprile sciopero di 4 ore: probabili disagi

 上の記事には、Trenitaliaについては、最低限の便は、電車に代えて、バスを使うことで保障すると書かれています。

f0234936_1362391.jpg

 ローマについては、旅行を予定されている方も多いかと思いますので、ストの詳細情報を書いた記事のリンクを貼っておきます。参考にしてください。

LINK4
- Roma Today – Sciopero dei mezzi: il 20 aprile è venerdì nero per i trasporti

 ちなみに、上の写真は、昨年10月にリエーティからローマまで巡礼をしたときのものです。これはサンタンジェロ城(Castel Sant’Angelo)ですが、今回、夫が友人たちと歩いて向かっている巡礼の目的地は、プッリャのモンテ・サンタンジェロ(Monte Sant’Angelo)です。天気予報を見ても、実際に歩いても、雨の日が多いようなのですが、無事に元気で到着してくれますようにと祈っています。昨夜は電話がなく、電話しても留守番電話になっていたので、おそらくは携帯電話の電波が届かないところにいたのだと思いつつ、少し心配しています。

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 一方、こちらは、ペルージャの写真です。ミニメトロ(Minimetrò)のフォンティヴェッジェ(Fontivegge)駅から、Trenitaliaのペルージャ駅に停まっている電車(treno)が見えたので、撮影しました。

 実は、今週末は、金曜日に地方公共交通機関のストがあるだけではなく、その後に、Trenitaliaのストライキも控えているのです。ストの予定は、4月21日土曜日の午後9時から22日日曜日午後9時までの24時間。ただし、ストライキ中にも、各州のローカル線(treni regionali、trasporto locale)については、6時から9時まで、および、18時から21時までの運行は保障されています。他にも、ストライキ中に運行が保障されている便がありますので、次のリンク先のページで確認してください。

LINK5
- Trenitalia – Sciopero intera rete 21 e 22 aprile 2012

 土曜の晩から日曜日にかけて、Trenitaliaの電車での移動を予定されている方は、乗車予定の便が運行されるかどうかを確認してください。上のページには、現段階では、ローマ・テルミニ駅とフィウミチーノ空港を結ぶレオナルド・エクスプレスの運行は保障されていて、電車が運行されない場合でも、バスで代用するとあります。そして、ちょっと心配なのですが、「組合側の対応によっては、ストライキ予定時間の前や後にも、運行に影響が出る恐れがあります」とあります。

 最後に、イタリア政府のインフラ・運輸省のサイトにある、交通機関のストライキ予定一覧ページへのリンクを貼っておきます。経験的に、ストが回避された場合に、情報の反映が一番早いのは、このページではないかと思っています。

LINK6
- Prospetto dei principali scioperi nazionali e interregionali (Ministero delle Infrastrutture e dei Trasporti) 

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-04-19 18:43 | Notizie & Curiosita | Trackback | Comments(8)

レモンの花咲く koneta

 昨日、温室にレモンを取りに行くと、唐辛子のような形をしたレモンがいくつかありました。

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 水が足りないのだろうかと、まずは水をやりました。

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 昨日は、生まれて初めて、レモンの花が咲いているのを、見ることができました。

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 こんなふうに、丸く細長い、ピンク色のつぼみから、

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 こんな愛嬌のある花が咲きます。つぼみの形も、花の中央に見えるおだんご状のものも、花のあとに育つレモンの実を思わせます。

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 まだ青い実もありますが、熟れて美しいレモン色をしている実がほとんどです。夫からは、つけ根の部分が緑色ではなく、黄色くなっているものを、選んで摘むように言われています。つけ根が青いものは、置いておけば、まだ育っていくからということです。

 2007年の2月に、ナポリの沖にあるイスキア島に、数日間滞在したことがあります。温泉の多い小さな島の、温泉もある四つ星ホテルが、閑散期に集客をするために、大割引の滞在プランを用意していたのを利用しました。島に数多くある温泉や観光施設も、2月には閉まっているところが多かったのですが、有名な温泉が二つ営業されて、海を眺めながら温泉につかったりすることもできました。広大な温泉内には、数多くの温泉施設があるものの、閑散期とあって、機能していたのはごく一部でした。その代わり、利用料金も格安でした。島の至るところに、大きな金色の実でいっぱいのレモンの木がたくさんあって感動したこと、そうして育ったレモンの実でできたリモンチェッロを購入したこと、きれいな海や美しい陶器がたくさんのお店などを、懐かしくぼんやりと覚えています。

 わたしがポルトガル旅行中にカメラをなくしたのが、2006年の秋。結婚祝いにと、友人たちがデジタルカメラを贈ってくれたのが、2007年6月。夫は、古い大きな一眼レフのカメラを持っているのですが、重いからと持ち歩くことが少ないため、このイスキア旅行の写真は、残念ながら1枚もないような気がします。茨木のり子の詩、「私のカメラ」(詩へのリンクはこちら)にあるように、わたしたちの瞳と心の記憶にだけ、大切にとっておきたいなと思います。

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 一つずつレモンを収穫しに行くのもめんどうだなと、昨日は、二つレモンを摘んできました。温室の中では、木の陰になっていたので、どちらも、きれいな黄色に見えたのですが、灯りの下で見ると、まだ緑がかっています。特に左側のレモンは、もう少し大きく、黄色くなってから摘めばよかったなと思いました。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-04-18 16:13 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(10)


日本語教師・通訳・翻訳家。元高校国語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより


by なおこ

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Naoko Ishii
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Giapponese & Italiano
Interprete Traduttrice
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Interpretariato,
Traduzioni, contattate
via email.

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日本語・イタリア語教師、
通訳、翻訳、ライター。

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