<   2012年 05月 ( 19 )   > この月の画像一覧

イタリア、エミーリア地震速報

 すでに5月20日に地震に襲われ、被害の大きかったイタリアのエミーリア地方では、その後も数多くの余震が続いているのですが、今日、5月29日の午前9時過ぎ、さらに午後1時直前・直後にも、それぞれマグニチュード5.8、5.3、5.1の強い揺れがありました。現時点で、今日の地震による16名の犠牲者が確認され、行方不明者が1名いるとのことです。

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 エミーリア地方と言っても、具体的にどのあたりかが分かりにくい方が多いと思いますので、このリンク先のページと上の地図を参考にしてください。この地図は、地震のあった地域からの連絡に基づいて作成された地震分布図(詳しくはこちら)で、緑色の部分で強い揺れが、薄緑色の部分でいくばくかの損害をもたらす揺れが、確認されています。赤い星印は震源地を示しています。

 震源地が前回のフェッラーラ(Ferrara)からモデナ(Modena)に移り、周囲の市町村でも、20日の地震ですでに打撃を受けた建物が、今朝の地震で、たとえばマンドヴァなどでも、崩壊しています。ニュースや新聞記事によると、今回の地震では、広い範囲にわたって震動があり、オーストリア・ピエモンテ・マルケ・フィレンツェ・ウンブリアでも揺れがあったとのことです。わたしはまったく地震に気づかず、昼のニュースで、「ウンブリアでも地震の揺れが観測された」と聞いて驚いたのですが、ペルージャの鉄道駅前にあるウンブリア州庁の最上階、7階で働く夫は、朝9時の地震の揺れを感じたそうです。

 犠牲者も出て、倒壊した建物も多く、自宅に戻れない人が1万人以上いる上に、まだ余震が続いているとあって、一刻も早く地震が収まり、これ以上被害が出ないことを祈るばかりなのですが、今後、イタリアへの旅行や滞在を予定されている方、あるいはイタリアにお住まいのご家族やご友人のいる方、さらに、イタリアに滞在されているけれど、まだイタリア語は難しいという方のために、今後のエミーリア地方における地震の予測について、今日各局のニュースや報道番組で聞いて、分かる範囲でご紹介したいと思います。

 今後、地震がどのくらいの頻度で、いつまで、どれだけの範囲にわたって起こるかという予測は難しく、かつ、学者やテレビ局によって、情報もまちまちですが、要点をまとめると以下のようになります。

すでに被害を受けたエミーリア地方の次の県、レッジョ・エミーリア、モデナ、ボローニャ・フェッラーラでは、今後も、少なくとも数十日間にわたって、余震が続く恐れがある。地震の強度は徐々に収束していく傾向にあるはずだけれども、今回のように強い地震がさらに起こる可能性も否定できない。
⇒ 実際、今日の地震にしても、新たな地震という学者もいれば、先の地震の余震と考える学者もいるようです。また歴史的に、この地区で地震が起こると、いつまでも長引く傾向があり、過去には数か月、最長では2年間(別の局によると4年間)地震が続いたという記録もあるそうです。

・強い揺れがまたいつ起こるか、またその強度は予測できないけれども、すでに打撃を受けた建物は崩壊しやすいので、できるだけ近寄らないこと、万一入ったとしても、すぐに外に出ること。

・今回の地震は、アッペンニーニ山脈のパダーナ平野と接する部分が、長期にわたって、少しずつ平野側、アドリア海岸側にせり出し続け、そのひずみで起こったらしい。今回、震源地がフェッラーラからモデナに移ったこと、また、1997年のウンブリア州の地震が長期にわたり、震源地がアッシジ・フォリンニョ・スポレート(互いに数十kmの距離があります)と移ったことを考えると、今後も震源地が移動することが予想される。

 震源地近くに住む日本の方のツイートを通して知ったのですが、イタリアでは日本と違って、地震速報がなく、長い間、かなり不安な思いで過ごされたようです。同じくツイートを通して、その後、昼のテレビニュースで、地震のために、ボローニャ駅で列車が停車して、いつ発車するか分からないと人々がとまどっている様子も知りました。一部地域では、一時、電話連絡もつかず、道路の交通も遮断されたそうです。こういう状態ですから、これからしばらくの間は、これまでの地震で被害を受けた町や震源地に近い町、ボローニャ・フェッラーラ・モデナ・マントヴァなどの旅行はできるだけ避けた方が無難ではないかと思います。

 以上、イタリアから、地震の被害や今後の予測を心配される皆さんに、必要と思われる情報をお届けしました。

LINK
- Hai Sentito il Terremoto? – Istituto Nazionale di Geofisica e Vulcanologia – Terremoto nella Pianura padana emiliana delle 9:00:03 del 29/5/2012
- Hai Sentito il Terremoto? – Istituto Nazionale di Geofisica e Vulcanologia – Terremoto nella Pianura padana emiliana delle 4:03:52 del 20/5/2012
- Ansa – Terremoto nel modenese, forse una nuova faglia (29/5/2012 11:42)
- la Repubblica.it – Diretta. Terremoto, scossa di 5,8 al Nord. Almeno 16 vittime, un solo disperso (29/5/2012 21:31)
- TG La7 – Sisma in Emilia, Catricalà: 7 dispersi, 8 mila i nuovi sfollati (29/5/2012 17:13)
- TG La7 – Sisma in Emilia, 16 morti, migliaia di sfollati, un disperso (29/5/2012 21:05)
- Il Post – Terremoto in Emilia, la giornata (29/5/2012)
- ja.wikipedia - エミリア・ロマーニャ州
- it.wikipedia – Emilia-Romagna
- 奇跡の国、ニッポン

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by milletti_naoko | 2012-05-29 22:54 | Notizie & Curiosità | Trackback | Comments(12)

海辺の日曜日

 昨日、5月28日日曜日は、早朝6時15分にペルージャの我が家を出発し、アッペンニーニ山脈を越えて、さらに北北東を目指し、午後8時半過ぎに、リミニの友人宅に到着しました。

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Motonave Andrea Doria al porto di Bellaria, Rimini 28/5/2012 9:28

 アドリア海岸に住む友人たちの、Diamo il Via all’estate2012(2012年の夏を始めよう)という呼びかけに応じて、はるばるペルージャから駆けつけたのです。まずは9時半に、ベッラーリアの港で、アンドレーア・ドーリア号(Andrea Doria)に乗り込み、

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L’incontro con una barca tradizionale dell’Emilia-Romagna 28/5/2012 10:08

アドリア海岸の船の旅を楽しみました。途中で、エミリア・ロマーニャの伝統的な船にも出会いました。帆に目が描かれているのは、海の怪物を追い払うためだそうです。

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 チェゼナーティコ(Cesenatico)で船を降りて、この花の美しいバールで食前酒(aperitivo)

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 2階のテラスで、海と浜辺の眺めを楽しみながら、おしゃべりしました。せっかくなので、わたしは義弟たちとしばらく浜辺を散歩しました。

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Porto di Cesenatico 28/5/2012 11:26

 11時半に、チェゼナーティコの港を出発しました。子供たちが、船のへさきを陣取っています。奥に見える小屋の周囲には、魚を獲るための網があり、釣竿がたくさん並んでいます。

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Porto di Bellaria 28/5/2012 12:11

 青空の下、青い空や沿岸の眺めと友人たちとのおしゃべりを楽しみながら、リミニに向かい、12時過ぎに、ベッラーリアの港に戻りました。手をかかげてあいさつしているのは、アンドレーア・ドーリア号の船長である友人、スピーディです。(下記リンク参照)

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 船を降りてからは、皆で昼食会の準備に取りかかりました。ルチャーナが育てた、色とりどりの美しい花の咲く庭が、パーティの会場です。

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 皆が持ち寄ったおいしそうな料理やデザートが、次から次へと食卓に並んでいきます。この朝、自分が作ったサクランボのトルコロ(ウンブリア伝統のリングケーキ、記事はこちら)の味を確認した夫が、わたしが前日作ったトルコロの方がおいしいと言うので、昨日は結局、わたしが作った小さいトルコロを持参しました。

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 久しぶりに出会った友人たちも多く、おいしい食事と共に、おしゃべりや花の眺めを楽しみました。手前の食卓の中央にあるジャガイモを、後でフランコがその場で揚げてふるまったのですが、特に子供たちに大人気で、あっというまになくなってしまいました。

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 大人たちが食後もおしゃべりを楽しむ一方、子供たちは、食べたいだけ食べると、広い庭で、思い思いに遊んでいました。マヌエーラの育てたバラも、長く伸びたつるに花がいっぱいに咲いて、本当にきれいです。

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 食後に、友人の一人、ロレーナが、ロシア発祥のギレボイスポーツ(ghiri sport)を、教えてくれました。黄色いケトルベルが12kg、空色のものが8kgとかなり重いのですが、このケトルベルを使った体操によって、体の筋肉を鍛え、背筋を伸ばすことができる上に、ダイエット効果も抜群だそうです。

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 そのあと、子供たちが、大人たちとサッカーをしたいと言うので、子供チーム対大人チームのサッカーの試合が始まりました。夫も義弟もサッカーをするのは20数年ぶりといい、他の大人たちの中にも、やはり数年ぶりという人が大勢いました。そういう事情もあって、大人たちは全力で対戦しました。

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 最初は大人チームで戦って、何度かゴールも決めた夫は、大人チームの方が圧倒的に強いのを見て、途中から子供チームのゴールキーパーになりました。試合後は、サッカーをした大人も子供も、皆とても満足していました。

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 それから浜辺を散歩し、夕食に、近所のピザ屋でピザを食べてから、友人たちに別れを告げ、ペルージャの自宅に戻ったのは、真夜中の直前でした。

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 すてきな1日を企画・準備してくれたみんな、楽しい1日を過ごした仲間たち、本当にどうもありがとう。

関連記事へのリンク / Link all’articolo correlato
- アドリア海は俺の海 ~沿岸ミニクルーズ / Mini crociera lungo l’Adriatico con l’Andrea Doria (19/6/2010)

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by milletti_naoko | 2012-05-28 15:09 | Feste & eventi | Trackback | Comments(6)

サクランボの饗宴

 次から次へと実るサクランボを、おいしいうちに、できるだけ食べようと、

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5月23日は、インターネットで見つけたレシピを参考にして、サクランボのクラフティを作りました。(下記リンク参照)

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 甘さの加減がちょうどよく、サクランボの味を、十分に楽しむことができて、うれしかったです。夫もおいしいと言ってくれましたが、「おいしいおいしい」と、一番喜んでくれたのは、お義母さんです。

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 そうして、わたしは昨日、夫は今日、一つずつサクランボ入りのトルコロを焼きました。夫は、ふだんご紹介しているトルコロの倍の大きさのトルコロを作りました。明日はリミニの友人に招かれているので、昼食に持参するためです。ケーキは少し前に焼きあがりました。明日は家を午前6時15分に出ることになっているので、今日はまもなく就寝です。皆さん、すてきな週末をお過ごしくださいね。

LINK
- COOKPAD – さくらんぼのクラフティ(Maxouさんのレシピ)
- さくらんぼの実る頃1(サクランボのトルコロの写真とトルコロのレシピへのリンクあり)

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by milletti_naoko | 2012-05-26 23:09 | Gastronomia | Trackback | Comments(8)

空を飛ぶには

 人間は翼が一つしかない天使だから、空を飛ぶためには、二人が寄り添う必要がある。

 Voglio ringraziarti, Signore per il dono della vita; ho letto da qualche parte che gli uomini hanno un’ala soltanto: possono volare solo rimanendo abbracciati.
                               Don Tonino Bello


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 一人だけだと、何でも好きなように、早くできるように見えて、実は飛ぶ方向が定まらなくて、何かにぶち当たってしまう。だから互いに支え合い、一緒に生きる必要があるんですよ。何も夫婦に限らず、わたしたち修道士でも、他の修道士と、結婚していなくても、家族や友達と……

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Basilica di Santa Maria degli Angeli, Assisi 13/5/2012

 5月13日日曜日に、アッシジサンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ教会のミサに参列したとき、印象に残った説教の言葉です。ちょうどその日、教会にひしめく信者たちの中に、結婚数十年を記念して祝う夫婦がいたようで、説教をした修道士は、その夫婦と、すべての夫婦に考えてもらいたいと言いながら、心に残る祝辞と戒めを贈ってくれました。

 最近は愛が他のものと混同されがちだけれども、単に「好きだ」という思いが高まっているときだけ、「相手に何でもしてあげたい」と思うときだけ、一緒にいたり優しくすることが愛ではなく、そういう気持ちが起こりにくいときでも、相手を思って、自分の時間や手間、愛情を惜しまないことが大切なのだ。「役に立つから、自分に何かが返ってくるから」というだけの理由で一緒にいるのも、それは本当の愛ではないのであって、「何のためにこんなことを」と思うときでも、つらいときでも、相手のために、時間を心を、そして手間を惜しまないこと、それが愛なのだ。

 一つしか翼のない人間同士が空を飛び、上を目指して飛び続けていくには、一人ではなく二人で寄り添う必要があり、教会で式を挙げると、その夫婦のつながりは、二人の存在や社会との関わりを通して、神の愛を伝えていく、実現していく光となり、また、時に一緒にいるのが難しい、そんなときでも、神自身が、二人の絆を支えるかすがいになってくれるのだ。

 人間は翼を一つしか持たない天使だというその言葉を、修道士はドン・トニーノ・ベッロからの引用だと言っていました。

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 この日は天気がよくて、教会の駐車場前には、鮮やかに美しい色のバラがたくさん咲いていました。

LINK
- Santuario di San Geraldo Maiella – Dammi, Signore, un’ala di riserva di don Tonino Bello

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by milletti_naoko | 2012-05-25 23:51 | Vivere | Trackback | Comments(4)

天下を足下に3

 まだ山小屋、Rifugio Pian di Paoの見えるこの場所(記事はこちら)の近くには、レモン色の美しいランの花がいくつか咲いていました。

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 ランの周囲の地面に見えるピンク色も、

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春の山を彩る野の花たちです。


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高山に咲くという、この美しい青い花も、あちこちに咲いていました。

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 さらに車で山を登り、ボーヴェ北山(Monte Bove Nord、2112m)の勇壮な岩壁が、眼前に立ちはかるところで、車から降り、眺めを楽しみました。

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 さらに咲きへ進み、標高が1700mを越えたかと思われる地点まで来ると、少し前に訪ねたカサーリ(Casali、1080m)の村が、はるか下方に小さく見えます。高いはずの山々の峰が皆下方に見え、どこまでも続く青い山並みが見晴らせて、まるで天の上にいるような気がしました。

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 時々、珍しいスミレの花が群生しているのを見て、車を停めました。花びらが大きいのも、その特徴の一つですが、色も、藤色、赤紫色、そしてレモン色とさまざまです。

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 ところどころに、まだ雪が残っています。(上の写真は、来た道を振り返って撮影したものです。)

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 この高さまで登ってからは、こんな不思議な花にも、時々出会いました。

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 さらに進んで、車から降り、左手の斜面を歩いて登って行くと、何もかもが遠くに小さく見えて、なんだか世界が足下にあるようです。

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 あんなに遠くに、そして高くに見えた高峰が、だんだん近づいてきます。この写真の左手に見える道の手前からは、車では進めず、歩いて行かなければいけません。

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 車を置いて、進行方向の左手を見ると、こんな風景が広がっていました。

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 周囲の斜面には、この美しい青い花が、たくさん咲いています。

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 駐車した場所から、しばらく歩くと、こちらの山小屋、Rifugio Fargno(1811m)がありました。

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 山小屋の周囲をしばらく散歩して、

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もう一度、すばらしい見晴らしを目と心に収めてから、まずは足で車まで戻り、そうして、車で山を下って行きました。昨夏ピエモンテを訪ねたとき(下記リンク参照)にも、いくつか2千メートル級のアルプスの山を登ったのですが、そのときと同じような風景に、家からそれほど遠くない場所で出会えたのに、感動しました。アルプスの山は、かなり低い位置から、急な斜面を歩いて登ったのに対して、今回は、車に乗って、山頂近くまで短時間で登ったたために、自分が高い位置にいることを実感できたのかもしれません。あるいは、アルプスに比べて、周囲に高い山々が立ちはだかるわけではなく、遠くまで見渡せたため、そんなふうに感じたのたかもしれません。いずれにせよ、心に残る、とてもすてきなドライブになりました。

関連記事へのリンク / Link per gli articoli correlati
- 世界を足下に1 / Sibillini, lato Marche – parte1 
- 世界を足下に2 / Sibillini, lato Marche – parte2
- 花のマリッティメ・アルプス / Parco delle Alpi Marittime (luglio 2011)

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by milletti_naoko | 2012-05-25 00:53 | Marche | Trackback | Comments(2)

パリと犬と巻き舌のR

 4月26日に、パリの語学学校に入学を申し込んで、授業料とホームステイの滞在費を支払い、その直前にアリタリア航空のローマ・パリ間の航空券も購入しました。

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 よさそうな学校がいくつもある中で、この学校を選んだのは、他の学校に比べて、「ホームステイを申し込む期限」が遅めに設定されていたからです。この日の午後に、学校側から、「今からでもステイ先の家族は見つかりますよ」とメールをもらって、それから、航空券の購入と授業料・滞在費を支払ったのですが、具体的に、ステイファミリーの連絡があるまでは、本当にホームステイできるかどうか、不安でした。

 学校から連絡は早く、5月7日には、ホームステイ先が決まったという連絡がありました。ステイ先の紹介は、PDF文書1ページに、フランス語のみで、簡潔に書かれています。さっと目を通すと、ステイファミリーとなることが多い家族で、夫婦には年頃の娘さんたちがいるということです。奥さんが経済の先生(professeur d’économie)と知って、経済は個人的には苦手だけれど、教職に携わる人なら、共通項も多いからありがたいなと思いながら、家族紹介を読みました。

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 Famille non fumeur.

 学校から、ステイ先に何か特に希望があるかと聞かれて、「煙草を吸う人がいない家族を」とだけ頼んでいたので、辞書は引かなくても、イタリア語で言うFamiglia non fumatriceだろうと見当をつけました。

 出だしからFamille sympathiqueとあるので、安心しながら、目を通したのですが、最後の1文、というよりは、2語で、おやおやこれは、と少し心配になりました。

 Un chien.

と書いてあったのです。フランス語をまともに勉強しだして、ようやく2週間ほどだったその頃でも、chien「犬」という単語はよく出てきたので、覚えていました。

 犬が1匹……

 数年前に、隣人の犬にひざの裏を噛まれて以来、犬に対しての恐怖心がなかなか克服できないのですが、実は、親しい友人の中にも、何人か犬を飼っていて、つながれることなく家の中を歩き回っている場合もあります。そういう犬たちは吠えることもないし、近づくことはあっても、噛みつくことがないのを知っているので、冷や冷やしながらも、友人宅で過ごすのですが、2週間ホームステイ先となる家に、犬が1匹いるのは……

 犬は外だけにいて、しかもつながれているかもしれない。つながれずに家の中に入ってくるかもしれないけれど、よく留学生を受け容れる家で飼っていて、これまで問題にならなかったくらいだから、しつけもよくされているのだろう。ただ、犬というのは、人の恐怖心を嗅ぎ取って、ふだんは温厚な犬も、犬を恐がる者の前では吠えたり、威嚇したり、噛みついたりするかもしれない……

 と、しばらくかなり悩んだのですが、「よく留学生を受け容れる、すてきな家族だろうし、犬も問題を起こしたことはなさそう。動物を飼っている家の方が、家族も親切なのではないか。もし仮に犬のいないステイ先を頼んだとして、そこでまた、今は思いつかない、自分としては望まない状況が生じるかもしれない。」という結論に達し、夫にも「気にすることないよ。」と言ってもらって、このステイ先でお願いすることにしました。

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 ただ、この文書を添付した、学校からのメールには、「到着時刻を知らせるために、奥さんに連絡を取ってください。」とも書かれていました。英語ですぐに連絡をすればよかったのかもしれませんが、やはりフランス語で書かなければいけないのではないかしらと思い、すぐには返事をせずに、もう少しフランス語の勉強が進んで、辞書を引きながらでも、ある程度の文が書けるようになってから、返事をすることにしました。今、その頃の学習記録を見ると、『Francese corso completo』では、第1課「ホテルで」と第2課「朝食」を終わらせたものの、『イタリア語のABC』と『新・リュミエール、フランス文法参考書』では、ようやく人称代名詞や動詞avoir・être(それぞれイタリア語のavere・essere、英語のhave・beにあたる動詞) を学習しているところでした。

 ただ、「いくらフランス語で多少文が書けるようになってからと言っても、ぎりぎりになっては迷惑がかかる」と思って、昨日ようやく、奥さんへのメールを書きました。本文が約70単語という本当に短い文章なのですが、『和仏辞典』や『仏和辞典』、フランス語の各種参考書を使って調べながら、時に、自分で作った文章をGoogleで検索して、表現がおかしくないかどうか確認しながら書いていたら、書き終えるまでに、1時間半近くかかりました。午後3時37分にメールを送ると、午後5時59分に、早速返事がありました。ステイ先の家族とは言え、知らない相手だし、「フランス語ではイタリア語よりも、tuを使う範囲がずっと狭い」と知って、わたしはMadame+姓やvousを使って呼びかけたのですが、返事では、わたしに対してtuを使っていました。おそらくは奥さんの方がわたしより年上ではあると予想するものの、もしまたメールを書くとしたら、あるいは、実際にパリで会ったときに、どう呼びかけるのがふつうなのかなと、少し考えあぐねています。イタリア語でも、tuとLeiの選択には、地域差や個人差もありますし…… 

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 「パリへの到着時刻を知らせるメールを書く」という、ずっと気になりつつ、あとのばしにしていた課題を果たして、ほっとしたのですが、ようやくメールを送り終えた直後、すぐにいくつかの文法ミスに気がつきました。今の段階では気づけない間違いというのも、きっとあるはずですし、どう書いていいか分からないまま、とりあえず書いてみた部分もありました。ただ、次の二箇所については、よく見直していれば、正しく書けていたはずです。

 一つはこちら。

 L'Ecole de Langues Accord m'a écrit que sa famille me receverra à Paris du 3 juin.

 sa familleの部分なのですが、本当はvotre familleと書くべきところでした。イタリア語では2人称単数の敬称に、Leiという3人称単数を使うのですが、フランス語ではイタリア語のvoiに照応するvousという2人称複数の代名詞が、2人称単数の敬称に使われるのです。ついついイタリア語の癖が出てしまいました。

もう一つはこちら。

 […] je peux venire à votre maison avant le repas du soir.

 「夕食前には、お宅に到着できる」と書きたかったのですが、ここではvotre maisonと、所有形容詞は正しく使えているのに、「来る」という動詞が、フランス語のvenirではなく、-eが余分について、イタリア語のvenireになっていました。

 フランス語がイタリア語と似ているために、イタリア語の知識がフランス語学習をかなり助けてくれるのですが、逆に、こんなふうに、イタリア語がフランス語に混入する間違い(専門用語で、「言語転移」、イタリア語ではtransfer(t)と言います)が起こりやすくなるので、注意しなければと思いました。

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 ちなみに、今フランス語を学んでいて、厄介で難しいと感じることの一つがRの発音です。手持ちの参考書によって、フランス語のRの発音方法の指示が異なるので、「これでいいのかな」と思いながら、CDで聞く音に近い音になるように意識して発音しています。最近、イタリア語を話していて、ごくたまにですが、自分で、イタリア語のRをフランス語風に発音しているのに気づいて、「あ、これはいけない」と思うことがあります。イタリア人にも、個人的な癖や欠陥などのために、フランス語風にRを発音する人が時々いて、こういうRを、R mosciaとかR alla franceseとか呼びます。大学の先生やニュースのアナウンサーの中にも、ごくまれに、このフランス語風Rで話す人がいるのですが、やはり聞き取りづらいし、何より、イタリア語とフランス語の発音は区別しなければいけないので、イタリア語を話すときに、フランス語と混同しないように、気をつけたいと思います。今、いろいろ検索していたら、このフランス語風Rを克服したいイタリア人向けに、練習方法を紹介する映像を見つけました。



 イタリア語のRは、舌先を、上の歯茎の歯のつけ根あたりで、振動させて出す音です。Rが語頭にあったり、rrと二重子音になったりしている場合には、舌先を数回震わせるのですが、rが単独で、かつ語中・語尾にある場合には、一度震わせただけで構いません。一方、発音がR mosciaになってしまう人は、舌先を歯茎の付け根付近で震わせる代わりに、舌の後方をのどの奥で震わせてしまうのです。

上のビデオ映像では、「歌を歌いたいのに、フランス語風にしかRが発音できずに、困っている人」に、三つの発音矯正練習を勧めています。「イタリア語のRの発音が苦手だ」と思う方は、参考にしてください。

1.laを連続して、繰り返し言う。だんだん速度を上げ、最後にはとても速く言い続ける。
2.taを連続して、繰り返し言う。だんだん速度を上げ、最後にはとても速く言い続ける。
3.tlaを連続して、繰り返し言う。だんだん速度を上げ、最後にはとても速く言い続ける。

 LやTの音は比較的発音しやすい子音であり、舌先を、上の歯の歯茎のつけ根あたりにつけて、発音します。この二つの子音を、速い速度で反復し続けることで、舌先を、Rを発音すべき正しい位置に置き、かつ、何度も震わせる訓練ができるので、1から3の練習を何度も繰り返せば、巻き舌のRを発音できる準備が整うというわけです。

 話が逸れましたが、こんなふうに、パリに行く日が少しずつ近づき、パリ滞在が少しずつ現実的なものになりつつあります。今、『ABC』は115ページまで、『新・リュミエール』は118ページの途中まで、『Corso completo』は第4課まで勉強しています。動詞の「直説法現在」さえ、まだいろんな不規則動詞の活用を学習している最中なのですが、徹底的に覚えるこむことより(これは時間と練習を重ねないと不可能)、他の文法項目や会話をできるだけ学ぶことを優先したいと思っています。『Corso completo』が第4課までしか進んでいないのは、第4課で、早くも「複合過去」(イタリア語で言う「近過去」)が登場したので、これ以上先に進む前に、まずは直説法現在を、他の入門書で、学習し終えておきたいと思ったからです。出発まであと10日足らずで、どこまで勉強できるかどうか分かりませんが、できるだけ頑張って、先に進むつもりでいます。


関連記事へのリンク
- パリは6月!
- おおシャンゼリゼ(使用中のフランス語入門書とその使い心地)

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by milletti_naoko | 2012-05-23 18:27 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(13)

さくらんぼの実る頃2

 次から次へと順に熟れていくサクランボの収穫は、今も続いています。


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土曜日は、お義父さんが、朝からたくさんのサクランボを摘み、

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好きなだけ取りなさいと言うので、遠慮なく、かごいっぱいのサクランボをいただきました。

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 そうして、義父母は、午後、残ったサクランボでジャムを作っていたのですが、それを見た夫は、「うちでもジャムを作ろう」と、立てかけたハシゴに上ってサクランボをいっぱい摘み、ジャム作りに取りかかりました。ピンク色が本当にきれいです。

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 少しずつ、サクランボが煮詰まってきました。

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 砂糖と共に、サクランボを煮始める前に、まず種を取り除いたのですが、その際に活躍したのが、こちらの器械です。数年前に、いろいろな店をはしごして、ようやく見つけました。

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 煮詰めたサクランボを瓶につめ、煮沸殺菌すれば、しばらく保存できる、おいしいジャムのできあがりです。

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 こちらは、庭の桜が赤い実に覆われ始めた頃、5月9日に、ミジャーナの桜を撮影したものです。ご覧のように、このサクランボはまだ緑色をしていました。ミジャーナは標高が高いため、そして、桜の木の種類も違うため、例年、ペルージャのうちの桜より、1か月ほど遅れて実るそうです。

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 山の家のまわりに数本立つ桜の実は、けれども、実が熟すのを待つうちに、通りがかりの人が摘んだり食べたりして、なくなってしまうことが多いそうです。今年は、古い家の改築中で、桜の木は、工事のための柵の中にあるのですが、夫も義父母も、「改築工事にあたっている人たちが、摘んで食べるのではないか。まあ、どうせ毎年、他のだれかが食べてしまうんだし。」と、言っています。



 検索していて、歌も写真も美しい、こちらの映像を見つけました。フランス語の歌詞に、1行ごとに日本語訳が添えてあるので、フランス語の勉強にも大いに役立ちます。

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 数年前から、この季節になるたびに、姪っ子たちが、サクランボを耳飾りにして、うれしそうに歩いているのをよく見かけたのですが、日本語訳を読みながら、この歌を聞いて、何もうちの姪たちに限ったことではないのだと知りました。そして、この歌が、美しくも哀しい歌であることが分かりました。構成がまさに漢詩のようで、起承転結が鮮やかなために、サクランボの季節がめぐるたびに、語り手が深く心に感じるであろう痛みが、聞き手の心にも、驚きと共に、深く伝わってきます。

   J’aimerai toujours le temps des cerises
   いつもわたしはさくらんぼの実る頃を愛する 
(映像中、Keiさんの訳から)

 同時に、それでも、痛みと共に喜びも感じさせてくれたこの季節を愛する語り手の思いに、心を打たれました。

関連記事へのリンク / Link all’articolo precedente
- さくらんぼの実る頃1 / Le Temps des Cerises – parte1

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-05-22 10:08 | Gastronomia | Trackback | Comments(10)

さくらんぼの実る頃1

 うちに2本ある桜の木は、今、真っ赤なおいしいサクランボ(ciliegia)でいっぱいです。

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 おかげで、この1週間ほどの間は、摘みたての甘いサクランボを、たくさん食べています。

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 ただ、サクランボの数が多くて、生で食べるだけでは消費しきれないこともあり、先週日曜日は、夕方、夫や姪っ子たちと共に、サクランボ入りのケーキを焼きました。姪たちとわたしは、サクランボを二つに割って種を取り除き、ケーキの生地は、夫が準備しました。ウンブリア伝統のリングケーキ、トルコロ(torcolo、レシピはこちら)の材料を応用し、今回は、レモンの皮と汁の代わりにサクランボを、オリーブオイルの代わりにバターを使いました。

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 そうして、オーブンで焼き上げたのですが、サクランボをたくさん使って、水分が多いために、ふだんと同じ時間では、まだ焼けていなかったので、さらに10分ほど、型から外して、オーブンで焼き続けました。できあがったサクランボのトルコロが、こちらです。赤いサクランボが、目に美しく口には甘く広がる、おいしいケーキができあがりました。

 わたしも時々、レモンの代わりに果物を使って、トルコロを焼くのですが、バターを使わず、オリーブオイルでも十分においしいケーキになります。今回夫がバターを使ったのが、義母がクッキーを焼くつもりで、すでに常温に戻したバターがあったためです。焼き上がるのに時間がかかったため、夫は、「サクランボは、トルコロの生地と混ぜ合わせる前に、レモンを加えて、しばらく煮込むべきだった。」と言うのですが、わたしは、このままでも十分においしくて、文句なしだと思っています。

つづきの記事へのリンク / Link all’articolo successivo
- さくらんぼの実る頃2 / Le Temps des Cerises – parte2
↑↑ サクランボをじっくり煮詰めてジャム作り。木に実がなる様子とフランス語の歌もご紹介。
↑↑ Si fa la marmellata di ciliegie. E' bella la canzone, "Les Temps des Cerises".

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-05-20 21:41 | Gastronomia | Trackback | Comments(18)

世界はひとつ

 我が家に近くて、しかもよく通る道沿いに、とてもすてきな現代美術作品があります。

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 それは、こちらの作品です。

 顔も髪型も、服装もさまざまの子供たちが、互いに伸ばした手をつなぎ合って、そうして、地球を作り上げている…… 国も文化も宗教も、話す言葉も違う人々が、互いに手を取り合って成り立ち、築き上げることができる、理想の地球。違いや壁を乗り越え、手を差し伸べあうことで、ようやく世界は、平和に存続していける。

 見るたびに、そういう美しいメッセージや、未来に、子供たちに託す希望を感じて、その祈りに共感するとともに、肢体を伸びやかに広げる子供たちのエネルギー、そうして、作り出される球の美しさに、打たれます。

Monumento alla Pace, opera di Andrea Roggi
E' un'opera d'arte che trovo bellissima e mi piace moltissimo.
- Bambini di diverse culture, diverse nazioni tengono per mano a vicenda e così sostengono il mondo.
- Si trova nella rotonda immediatamente prima dell'entrata in E45 (dopo l'uscita da E45). Si può dire anche che c'è nella rotonda davanti all'UCI Cinema Perugia.

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 いつか写真に撮って、ブログでご紹介したいと思いつつ、1年以上の月日が経ってしまったのは、この作品が、非常に撮影が難しいところにあるからです。無料高速道路(superstrada)、E45の入り口直前・出口直後のラウンドアバウトの中央にあるのです。

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 最近では、大型観光バスは、ペルージャの中心街には乗り入れられず、ピアン・ディ・マッシアーノの広大な無料の駐車場に停車して、観光客は、ミニメトロで中心街まで向かうことになっています。(下記リンク参照)中心街は一方通行や渋滞も多く、駐車料金も高いので、自家用車やレンタカーでペルージャを訪ねる場合も、この駐車場を利用するのが便利なのですが、このピアン・ディ・マッシアーノの駐車場やサッカー競技場に近いのが、ペルージャ、マドンナ・アルタの出入り口で、このモニュメントは、その入り口直前・出口直後のラウンドアバウトの中央に立っています。

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 ペルージャにお住まいの方には、シネマコンプレックス、UCI Cinema Perugia(下記リンク参照)の前にあるラウンドアバウトだと言った方が、分かりやすいかもしれません。

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 実は、このモニュメントの作者、アンドレーア・ロッジさん(Andrea Roggi)には、お会いして、お話したこともあります。昨年1月に、スペッロの町を散歩したときに、たまたま作品を制作中だったロッジさんが、親切に、自作品の説明もしてくださいました。オリーブと人が融合したこちらの像も、とてもすてきでした。(下記リンク参照)

 というわけで、ペルージャでこの付近を通りかかることがあったら、ラウンドアバウト中央の、こちらの美しいモニュメントを、一目ご覧ください。

LINK
- Andrea Roggi e il Parco della Creatività – Monumento alla pace, Lions Club Perugia, rotonda di Madonna Alta Perugia
- スペッロでお散歩2 / Passeggiata a Spello – parte2
↑ 作者、工房と他の作品の写真あり / Foto del negozio e altre opere di Andrea Roggi.
- ミニメトロでペルージャ満喫
- 映画もピザも楽しめる

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-05-18 23:14 | Viaggi in Umbria | Trackback | Comments(8)

レモンが花ざかり

 今朝、久しぶりにレモンを収穫しに、温室へ行くと、レモンの白い花が、いっぱいに咲いていました。

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 木全体が白い花に覆われていて、何だか不思議な気品があります。1か月前に、まだ花が咲きかけで、唐辛子のような形をした変わったレモンをいくつか見かけたとき(記事はこちら)とは、同じ木だというのに、雰囲気がすっかり違います。

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 温室は、ミツバチたちのにぎやかな羽音に満ちていて、働き者のハチたちが、木の周りを忙しそうに飛び回っていました。

 ペルージャでは、日曜日に雨が降ってから急に気温が下がり、今日も明日も、最低気温が4度、最高気温は16~18度という予報が出ています。日曜日から、何と月末まで、毎日雨の予報が出ていて、何だか秋か冬のようです。雨が降り出すと、気温は少し上がるようなのですが、予報がはずれて、もう少し太陽が顔を出してくれますようにと願っています。というわけで、レモンの木も、もうしばらくは、温室の中で過ごすこととなりそうです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-05-17 23:34 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(8)