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いいこと悪いこと

 最初に約束していた報酬だけはもらうことができて、安心しています。収入は、まったく割に合わないのですが、いろいろな国から来た演劇を仕事とする、あるいは職としたい人たちと知り合うことができて、興味深かったです。

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 ただ、つい先ほど、携帯電話を、宿の部屋にうっかり忘れてしまったことに気づきました。電話をしたら、代表の方が答えてくれて、一応電話は無事に保護されたようですが、今週はピエモンテの山に出かけているため、取りに行くこともできません。というわけで、皆さん、今週はわたしに電話をかけていただいても、答えることができませんので、ご了承ください。

 長距離の移動にも備えて、おととい給油をしたのですが、通訳の仕事に向かうのが、ちょうど昼休みの時間帯だったため、ガソリンスタンドには誰もいません。これまでも、セルフサービスを利用したことはあったのですが、いつも、夫に手伝ってもらっていました。アイゴの給油口の開け方が少々複雑で、車の鍵を差し込んで、異なる方向に決められた角度だけ回さないといけないのですが、この給油口を、わたし一人で開けられたことが、いままでなかったのです。

 ガソリンスタンドに車を停めたものの、どこにお金を入れていいのか分からず、まず、そこから近くにいる人に尋ねて、教えてもらいました。給油口が開けられずに困っているのを見かけて、別の場所で給油していた人がまた親切に、自発的に、開けてくれました。マニュアルを片手に開けようとしたわたしが失敗して、適当に開けようとした人が、すぐに開けることができてしまう、その不思議…… さらにお金を入れて、給油をするときの手順はどうだったかを、入れる前に、後ろに並んでいる人に尋ねて確認したら、ていねいに答えてくれた上に、向きを変えても、なかなか入らない50ユーロ札がちゃんと機械に受け付けてもらえるまで、辛抱強く、助けてくださいました。

 というわけで、こういう優しい人々のおかげで、無事、わたし一人でも給油をすることができたのでした。セルフサービスどころか、3、4人の人に、無料でサービスをして助けていただいたのですが、本当に助かりました。世は情けでありがたいなと、つくづく思いました。

 今回は、友人たちと、山小屋やテントに眠る予定なので、パソコンは持って行きません。というわけで、電話にもお答えできませんが、記事の更新や、コメントへのお返事も遅くなりますが、あしからず。

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by milletti_naoko | 2012-07-30 01:11 | Inteprete Traduzioni | Comments(10)

今日もまもなく

 通訳の仕事に出かけます。

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 中部イタリアでは、昨日からまた猛暑が勢いを取り戻し、一番暑い時間に移動するのはあまり賢くはないのですが、昨夜は久しぶりにうちに帰れてほっとしました。

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 仕事は明日の午後1時まで。

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 皆さん、温かいコメントをありがとうございます。慌しくしていて、お返事が遅れています。今しばらくお待ちください。

関連記事へのリンク
- 緑と英語と演劇と

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by milletti_naoko | 2012-07-28 14:31 | Inteprete Traduzioni | Comments(5)

緑と英語と演劇と

 緑に囲まれた、ウンブリアのとある町の郊外で、昨日から、日本からお越しの著名な劇作家・演出家である方の通訳を務めています。主にアメリカから訪れた、演劇関係者あるいは演劇界で働くことを夢見て学んでいる人々を相手としたワークショップで、この方がおっしゃることを英語に訳すのですが、ふだんイタリア語で物を考え、もっぱらイタリア語の通訳をし、最近はフランス語の勉強のために、英語から遠ざかっていたので、せっかくの貴重な教えが生徒さんたちに伝わるようにと、苦戦しています。

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 この町に生まれ育った友人からは、その依頼者である団体は、報酬が低い上に、約束していた報酬を受け取れなかった町の人を多く知っているから、引き受けたなら、せめて契約書を受け取ってからと、この仕事の話が決まりかけた頃に聞きました。報酬は確かに、拘束される時間も考えると、ふだんイタリア語の通訳をするときの半分かそれ以下なのですが、英語の通訳が専門ではないので、イタリア語ほど完成度の高い通訳は提供できないし、日本の劇作家の方から、あるいは仕事を通じて学ぶことも多いだろうからと引き受けた話でした。ただ、それで、イタリアにある悪い風潮を助長する、つまり、若者に仕事がないのを悪用して、低い賃金で働かせる企業を増やす、そういうことには加担したくないし、自分自身も、そのわずかな報酬でさえもらえずに働くのは不本意だということで、仕事前に契約書を送付するように頼みました。

 結局、いろんな意味で情にほだされて、契約書のないまま、つまり、本当に支払いがあるのかどうか、約束どおり受け取れるのかが分からぬまま、昨日の昼、現場に到着し、昨夕から通訳を務めています。日本の劇作家の方からも、他の講師やそうして生徒の皆からも学ぶことが多いし、そういう大切な、国際的な学びの場で大切なメッセージの橋渡しができること、これまではあまり縁のなかった世界に触れることができて、仕事自体はとても興味深く、いろんな意味で、すてきな人たちと知り合うことができることを、うれしく思うと共に、イタリア語ほどは、うまく伝えられず、言葉が出てこなくて、もどかしい思いをすることがあります。

 場所も、自然に囲まれた美しい場所で、写真は、わたしが滞在している部屋の他の女の生徒さんたちとの共同のトイレの窓から見える景色です。団体名を明記しないのは、結局は、この報酬がもらえるのかもらえないのか、まだ確信が持てないからで、受け取れなくても、すばらしい経験をすることができたとは、最終的に感じるだろうとは思うものの、どうか受け取れますように、悪いうわさは間違いでありますようにと思うのでありました。

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by milletti_naoko | 2012-07-26 12:02 | Inteprete Traduzioni | Comments(7)

ピザ依存症

 うちの夫はピザが大好きで、1週間に1度はピザを食べないと、だんだん禁断症状が出て、落ち着かなくなるというお話は以前にもしましたが、昨晩は、帰宅するなり、
「今晩はピザが食べたい、食べずにはいられない、食べに行こう。」と言い始めました。

 昨日は月曜日。ピザは土曜日の晩に、夕日が湖に沈むのが見えるピザ屋で食べたばかりだし、土曜の昼食は、散歩中だったので、チーズ入りのパニーノでした。さらに、日曜日は大家族の昼食があり、例によって、お義母さん手作りのパスタ、セコンドからデザートまで、たくさん食べました。

 ですから、月曜日に夫が帰宅したときは、ようやく玄米ごはんと、そうして野菜がたっぷり食べられると思いながら、うちの畑で採れたばかりのサヤインゲンをゆでようとしていたところでした。

「会員カードを使えば、誕生日から1週間は映画がただだから、ピザを食べてから、映画を見よう。」

 すっかり心に決め込んでいるようだったので、仕方がないなと思いながら、同意しました。というのも、今年の夫の誕生日は、当日もその翌日も夫が体調を崩して、2日ともわたしが付き添って、お医者めぐり、病院めぐりをしたため、土曜日にピザを食べながら友人と祝ったものの、誕生日その日を、夫があまり誕生日らしく過ごせなかったのを、覚えていたからです。ただ、その時点ですでに午後7時を過ぎていたのに、夫が調べたおもしろそうな映画の開始時刻は午後8時10分です。

 サヤインゲンをゆでる約10分ほどの間に、わたしも身じたくをすませるから、それから出かけましょう、と言ったのですが、10分後にはまだサヤインゲンは少々固いままでした。鮮やかな緑色を保たせ、柔らかくしすぎないために、本当はお湯を切って、冷水をかけたかったのですが、「まだ固すぎる」と夫が言うので、火だけとめて、ふたをした鍋の中で、余熱で調理し続けることにしました。

 そうやって慌てて、午後7時半前に家を出たのですが、この場合、映画に間に合うようにピザを食べられるピザ屋が、うちの近所かつ映画館の近くに二つあります。おいしいのはうちから近いLa Serra(記事はこちら)の方ですが、映画の時間に確実に間に合うように、ピザを食べ終えられそうなのは、映画館と同じ建物内にあるピザ屋(記事はこちら)です。それで、La Serraの前をすどおりして、そのまま映画館のある建物に向かうと……

 なんということでしょう! 着いてみると、ピザ屋は改装中で閉店ではありませんか。もともと夫が「ピザが食べたい」と言うから、すでに準備もできかけていた夕食をうちで食べずに出かけてきたことでもありましたし、わたしは「La Serra(映画館から車で5分)に引き返して、ピザを食べよう。」と言いました。ピザも食べたいけれど、映画も見たい夫は、しばらく考えあぐねたものの、「せっかくだから今日は映画を優先し、映画館の隣のパブで食べよう、」という結論に達しました。UCIシネマでは、広告が終わって映画が本当に始まるのは、実際には約20分後であることが多いのです。それでも、たまにそれより早く上映が始まることもあるし、確かに今からピザ屋に戻って、注文をしていては、映画に間に合わないかもしれません。

 というわけで、夫は食べたかったピザを、わたしは食べたかった野菜たっぷりのおかずと玄米ごはんを食べる代わりに、パブでフライドポテトたっぷりのハンバーガーを食べる羽目になり、午後8時15分に、二人ともまだポテトのたくさん残った皿を後にして、映画館に向かいました。急いで入場券を購入し(夫分は無料)、席に着いたものの、広告が終わり、実際に映画が始まったのは、午後8時39分頃のことでした。

 今回わたしたちが見た映画は、『Quell’idiota di nostro fratello』です。



 これはおもしろい、いい映画だから絶対おすすめというほどではありませんが、ほのぼのとしていて、コミカルな場面や社会風刺もあって、楽しみながら見ることができました。イタリア語で感想を一言で言い表すと、simpaticoというところです。

 映画が始まる前に、ピザ屋、La Serraまで引き返さなかったのは、「La Serraは月曜が休業かもしれない」可能性が頭をよぎったからです。ペルージャでは、土日に営業している店の定休日が月曜日ということが、よくあります。ただ、ふだんこのピザ屋では、週末に食事をしていたため、月曜日には行ったことがなかったので、いつが定休日かを知らなかったのです。映画が終わり、帰りにLa Serraの前を通りかかったら、まだ午後10時だというのに、まったく照明がありませんでした。どうやら昨日は、La Serraも閉店だったようです。むだに引き返さなくて、よかったよかった。

 それにしても、結局、夫があんなに食べたかったピザは、昨晩はどうも食べられる運命にはなかったようです。今回の誕生日とその週には、いまひとつつきがなかったのかもしれません。まあ、土曜日にすてきな夕焼けを見ながら、おいしいピザを食べて祝っているし(記事はこちら)、映画だけは、見たかったものを見ることができて、しかも見て楽しめたから、よしとしましょう。

 こういう昨晩のできごとについての写真はないのですが、今回は、夫がフランスはプロヴァンスで食べたピザをご紹介します。

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 プロヴァンス風にアレンジした、イタリアでは見かけたことのないピザで、具は、ヤギのチーズ、ペスト・ジェノヴェーゼによく似たソース(プロヴァンスでは別の名を持つ別のソースのようで、松の実は使わないそうです。名前は忘れてしまいました……)、そして、オリーブの実でした。夫は、「生地は冷凍食品を使っているようだけれど、なかなかおいしい」と言っていて、わたしも一口食べたのですが、なかなかおいしかったです。

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 昨晩遅くに帰り、鍋のふたを開けると、すでに煮えすぎて、柔らかくなっていたサヤインゲンは、今晩、魚料理と一緒に食べました。インターネットで見つけた「タラのソテー、味噌ソース」(まみいとじゅんさんのレシピ、クックパッド、リンクはこちら)がおいしそうだったので、試しに作ってみたのですが、夫もおいしいと喜んで食べてくれて、うれしかったです。

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by milletti_naoko | 2012-07-24 23:23 | Gastronomia | Comments(8)

夕方の朝顔

 今日、午後6時過ぎに、テラスに出て、花に水をやろうとしたら、早朝にも見かけた朝顔の花たちが、どれもまだ花を開いたままだったので、びっくりしました。

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 猛暑が続いていた6月の半ばには、早朝に開いた花も夕方にはすっかりしぼんでいました。そうでなくとも、以前から、朝顔は朝咲くものと思っていたのですが、土曜日の晩にどしゃぶりの雨が降ってから、ペルージャではぐっと気温が下がり、郊外にある我が家の上の空は、1日中曇っていたため、花たちが、もう昼が来て、過ぎてしまったことに、気づかなかったのかもしれません。つい先日まで、毎日最高気温は35度近くまで上がり、最低気温が25度ほどだったのに、今日は、1日中涼しくて、最高気温が25度くらいでした。

 6月下旬には花を咲かせていた朝顔に、先週はほとんど花もつぼみも見つからなかったので、夫と二人で、ひょっとしたら暑すぎたからかと思っていたのですが、どうもそのとおりのようで、涼しい日が続いた今日は、花も咲き、つぼみもあちこちに見え始めました。

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 今、庭では木が、こんなあでやかな花を咲かせています。

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 梨の実も少しずつ育っています。収穫までもう少し待たなければいけませんが、実が黄色くなり、熟しすぎる前に、摘みとってしまうつもりでいます。幼い頃、日本でたまに食べた洋梨の甘さや食感が苦手で、イタリアに来てからも、洋梨は敬遠していたのですが、庭の梨がまだ青いうちに食べると、さっぱりとした甘さで、日本の梨によく似た味がすることを知りました。

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 梨の場合は、わたしの好み以外にも、熟してしまう前に摘みとった方がいい理由があります。というのも、小鳥たちが、果物が熟す前から実をつつき始めて、その穴から虫がついたり、実を地面に落としてしまうことが多いからです。

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 収穫はまだずっと先の話ですが、オリーブの木では、小さな実がもう育ちつつあります。

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 涼しくなった最近になって、急に元気を取り戻したのは、朝顔だけではありません。マリーゴールドも、

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バーベナも、息を吹き返したように、次々に花を咲かせ始めました。木曜日には、再び中部イタリアに猛暑が戻ってくるようですが、それまでに、花たちが少しでも力を蓄えてくれたらと、願っています。

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by milletti_naoko | 2012-07-23 23:06 | Fiori Piante Animali | Comments(4)

湖と夕日とピザと

 昨晩は、沈みゆく夕日が、空とトラジメーノ湖を美しく染め上げるのを見ながら、夕食を食べました。

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Tramonto sul Lago Trasimeno 21/7/2012 20.30

 最近この店で食べたピザがおいしかったんだと言う友人と共にレストランを訪ね、湖の見えるテラスのテーブルに座りました。

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 店に到着した午後7時は日が高く、雲はあるものの、空は晴れているように見えたのですが、しばらくしてから急に雨が降り始め、以後どしゃぶりの雨がひとしきり降っては、降りやみ、そういうことが幾度か繰り返されました。

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 わたしたちの席は、幸いビニールの屋根のかなり奥だったので、雨に濡れることはありませんでした。

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 夫と友人は前菜のあと、ピザを食べて、ピザがおいしいと満足していました。わたしはこちらの前菜、insalatino di persico & spaghetti croccantiと、別の前菜を頼みました。スパゲッティはカリカリしすぎていて、夫も友人も、「装飾として置いているのではないか」と言っていましたが、魚料理はおいしかったです。

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 店に着いたとき、わたしは夫の右側の、湖の眺めを楽しめる席に座っていたのですが、夕日が傾いて、目を射るようになったとき、夫の左手の席に移動しました。湖に背を向けても、でも、夕日とそれを映す湖面を見ることができたのです。と言うのは、ご覧のように、よく磨かれた店のガラス窓が、空も夕日も湖も、きれいに映し出していたからです。

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Lago Trasimeno dopo il tramonto 21/7/2012 21.15

 夕食のあと、レストラン近くの浜辺まで歩いて、茜色から紺色に変わりつつある空と湖を、近くから眺めました。ちなみにレストランは、トッリチェッラ(Torricella)にあるRistorante il Giardinoです。

LINK
- DueSpaghi – Ristorante Pizzeria il Giardino, Torricella (Magione, PG)

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by milletti_naoko | 2012-07-22 23:03 | Viaggi in Umbria | Comments(6)

ズッキーニ、カレー風味

 最近では、畑で毎日たくさん採れるズッキーニを、おいしくたっぷり食べられる料理を作ろうと、今日の昼に作ったこちらの一品が、我ながらいいできだったと思うし、イタリア人の夫も喜んでくれましたので、ご紹介します。

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 材料(4人分)は、ズッキーニ3~5本、木綿豆腐半丁、玉ネギ1個、にんじん1、2本、塩漬けのケッパー適量(一握り)、香辛料・調味料としては、ニンニクひとかけ、ショウガひとかけ、カレー粉小さじ2杯、固形スープの素1/2、塩・しょうゆ・オリーブオイル適量、以上です。

 作り方は、
1.ニンニクとショウガをみじん切りにして、オリーブオイルで炒める。
2.香りがしてきたら、細切りにした玉ネギを加えて、しんなりするまで炒め、それから、さいの目切りにした豆腐を加えて、しょうゆをフライパンの上から回しかけ、さらに炒める。
3.塩を除いて水洗いしたケッパーと、ぶつ切りにしたズッキーニ、ニンジンを加え、水適量(具を焦がさない程度に)とカレー粉、固形スープの基を加えて、かき混ぜ、ふたをしたまま15分から20分、野菜が煮えて柔らかくなり、調味料の味がよくしみ込むまで、炒めつづける。豆腐やズッキーニから出る水分も利用して、カレー粉が全体にうまくいきわたるように気をつけながら、時々具をかき混ぜる。
4.調理が終わる少し前に、塩加減を調節する。(わたしは、塩漬けのケッパーの塩を使いました。)

 ズッキーニと豆腐に、カレーの味がしっかりしみ込んでおいしいし、野菜と同時に、豆腐でたんぱく質もしっかり取れて、カロリーが低いので、ダイエットや健康にもいいと思います。わたしは昼食時は、おかずの一つとして食べたのですが、たくさん作って余ったので、夕食のときには、カレーライスのように、玄米ごはんにのせて食べてみました。

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by milletti_naoko | 2012-07-22 08:21 | Gastronomia | Comments(6)

緑のカステッルッチョ3

 一休みし買い物もすませたわたしたちは、車を駐車してあるカーナトラ渓谷で昼食を食べようと、12時20分に、再び歩き始めました。

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 わたしたちがコーヒーを飲んだ、バール兼食料品店の前には、そのとき、こんなかわいらしい装いをしたスクーター、ランブレッタ(Lambretta)が、ちょこんと置かれていました。

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 地元の特産品を売る店がいくつもあるカステッルッチョ(Castelluccio di Norcia、1452m)で、この店で買い物をしたのにはわけがあります。

 他のいろんな店にも聞いて回ったのですが、イタリアで野外での食事に欠かせないパンを売ってくれたのが、この店だけだったからです。カステッルッチョの村にはパン屋がないので、村の住民や店は、パン屋のある隣村までパンを買いに行かなければいけないのです。

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 前日は、カーナトラ渓谷まで、この道を車で進み、よさそうな場所を見つけて、テントを立てました。この日は、その同じ道を、車を駐車してある場所まで、歩いて行きました。

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 シルヴィアがうれしそうな表情をしているのは、道の右手に見える風景に感動したからです。シビッリーニ山脈(Monti Sibillini)の裾野に、高原、ピアン・ペルドゥート(Pian Perduto)が広がり、眼下に見える道路は、ウンブリア州のカステッルッチョ村から、お隣マルケ州の町、ヴィッソ(Visso)へと向かっています。

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 しばらく歩くと、今度は右手にカーナトラ渓谷(Valle Canatra)が現われました。車道なので、時々通る車に、気をつけながら歩いて行きます。ちなみに、前日の土曜日、カステッルッチョに着いたばかりのわたしたちが、テントを立てる場所を見つけようと、最初にカーナトラ渓谷を走ったのは、赤い矢印で示した道です。思ったより道が悪く、車高の高い夫の車でも通るのが大変だったので、びっくりしました。(前記事に載せた地図では、赤い点線で記されています。)

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 さらに歩くと、木陰で涼んでいる馬たちに出会いました。手前にいる馬が人なつこくて、わたしたちが緑の草などを差しのべると、うれしそうに食べていました。

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 途中、給水場に立ち寄り、冷たくておいしい水で、ペットボトルを満たしました。マヌエーラが足早に立ち去っているのは、うちの夫はこういう給水場や泉を見ると、近くにいる人に、冷たい水を投げかけるのが好きだからです。

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 車を停めていた場所(1486m)に、ようやく戻れたのは、午後1時16分のことでした。すぐにシートを広げ、パンを切り、おかずを取り出して、20分後には、昼食のしたくが整いました。

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Monte Lieto (1944m) & gregge di pecore 15/7/2012

 食べている途中、最初は向こうに小さく見えた羊の群れが、しだいに近づいて来ました。わたしたちの目の前で、羊たちが一斉に少しずつ移動しながら、一心に草を食べ、向こうへと去っていきました。

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 羊たちは、ひたすら草を食んでは、他の羊の後を追って足早に移動し、わたしたちには目もくれなかったのですが、

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羊たちを見やりつつ、前後を走っていた番犬たちは、夫たちの招きに応じてやって来て、パン切れをうれしそうに食べ、しばらくそばでくつろいでいました。やがて姿を現した若い羊飼いは、「食べ物かワインはいかが」と言う誘いを断って、羊たちと共に先に進み、番犬たちも、まもなくその後を追いました。

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 昼食後は、午後2時半過ぎに、カステッルッチョを発ち、ヴィッソ(Visso)に向かう途中にある小さな村、カステルサンタンジェロ(Castelsantangelo)に立ち寄りました。

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 村の中心を、ネーラ川(Fiume Nera)が勢いよく流れています。すぐ近くにネーラ川の水源があると、村人から聞いたわたしたちは、バールで休憩したあと、車で水源へと向かいました。

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 こちらの給水場で、水源の水を飲むことができるのですが、水源とされているところは、道路の向こう側の看板に、矢印で示されたところにあります。

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 川沿いにかなり歩いたあとで、風情のある森林の中、岩の間から水が湧き出ているのかと思ったら、ネーラ川の水源(Sorgente del Nera)は、矢印の階段を下りてすぐのところにありました。水が地面から湧き出ているためか、川の生まれる場所はここと特定されているわけではなく、突き出した木の台の左手に見える、水の浅い部分が、水源なのだという看板が立っていました。

 午後4時頃、遠いリミニへと戻る友人たちに別れを告げたあと、「他にも川の水源があるはずだ」と言う夫につき合って、しばらく他の水源を探したのですが、見つかりません。まもなくわたしたちも、ペルージャへの帰途につきました。

関連記事へのリンク
- カステッルッチョでキャンプ (15/7/2012)
- 緑のカステッルッチョ1 (17/7/2012) ⇒ 1日目は、水飲み場で水を汲み、テントを立てて、緑の中で夕食。
- 緑のカステッルッチョ2 (18/7/2012) ⇒ 翌日は周囲の山を散歩。野イチゴや壮大な眺めに感動。
- 花のカステッルッチョ / Castelluccio in fiore
- 雪のカステッルッチョ1/ Castelluccio con neve – parte1
- 雪のカステッルッチョ2 / Castelluccio con neve – parte2

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by milletti_naoko | 2012-07-19 17:25 | Viaggi in Umbria | Comments(12)

緑のカステッルッチョ2

 翌7月15日日曜日、わたしと夫が目を覚ましたのは、朝6時半頃のことです。わたしは再び眠りについたのですが、夫は一人で、早朝のさわやかな空気の中を、偵察に出かけました。皆で散歩ができそうないいコースを探しに行ったのです。

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 7時半には夫も戻り、わたしや友人たちも起き出して、身じたくをしました。写真は、夫が朝食用のパンやジャムを運んでいるところです。

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 シートの上には、うれしいお客さんもいました。幸運を呼ぶというテントウムシ(coccinella)です。野外で食べたので、前夜の夕食時には、バッタ(cavalletta)にクモ(ragno)、この日の昼食時にはハエ(mosca)と、あまりうれしくないお客さんもやって来ました。

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 朝食後はテントを片づけて、テントを立てた場所のすぐ傍らに伸びる道を歩いて行きました。出発は、午前9時40分頃。しばらく進むと、野の花がたくさん咲いているところがありました。

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 道はやがて険しい上り道になりました。汗を流しながら歩くわたしたちに、緑の木々が優しい影を落としてくれます。

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 森には、おいしい野イチゴがたくさん実っているところもありました。

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 森を出ると、シビッリーニ山脈(Monti Sibillini)と、その手前の広大な高原が、目前に現れました。

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 すばらしい眺めを十分に楽しんでから、さらに道を進んで行きます。途中の道沿いに、sentiero rossoという看板が立っていました。実は、先に森の急な斜面を登る途中で、道がふっつりと消えたため、夫がさらに山を登って、左右に伸びるトレッキングコースを見つけ、以後は、この道を歩いてきたのですが、これが「赤いトレッキングコース」であったようです。

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Pian Grande, Parco dei Monti Sibillini 15/7/2012

 道を進んでいると、広大な高原、Pian Grande(訳すと「大高原」)が見えてきました。トレッキングコースはそのまま上り下りもなく、カステッルッチョの村へと続いていたのですが、せっかくなので、さらにすばらしい眺めを楽しもうと、わたしたち3人は、こちらの峰の頂上を目指して歩きました。

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Pian Perduto visto dalla cima del Monte Veletta (1614m) 15/7/2012

 ヴェレッタ山の頂からは、ピアン・グランデはもちろん、カステッルッチョの村を挟んでその反対側に広がる高原、ピアン・ペルドゥートも、見晴らすことができました。

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 北西には、わたしたちがテントを立てて眠り、馬や牛の水飲み場のあるカーナトラ渓谷(Valle Canatra)も見下ろせます。(下記リンク参照)

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 このあと、賢明な夫たちは、再び山を下って、トレッキングコースに戻ったのですが、わたしは、どうせカステッルッチョ(Castelluccio di Norcia)の村に行くなら、引き返す代わりに、このまま先に進んで、山を下り、直接村に行こうと考えました。ただ、村が見えるところまで来て、斜面があまりにも急なので、ここから下りるのは不可能とは言わないまでも、危険だと分かりました。

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 そこで、カステルッチョが真下に見えるところから、さらに北に進み、これなら何とか降りられそうだと思う程度の傾斜を見つけてから、ようやく山を下り、カステッルッチョ方面に向かい始めました。(ご覧のように、傾斜はまだかなり急でした。)

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 冒険ののち、わたしがようやく村に到着したのは、正午5分前のことです。わたしより5分前に着いていた夫たちと一緒に、バールで朝飲めなかったコーヒーを飲んで、一息つきました。

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 それからバールと併設された食料品店で、昼食用に、パンやサラミ、チーズ、そして赤ワインを購入しました。(つづく)

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 上の地図に赤い矢印で記した部分が、今回、テントを立て、車を駐車していた場所から、カステッルッチョまで、夫が歩いたコースです。バールで休憩したあとは、22番のトレッキングコースを通って、車まで戻りました。地図は、『Carta dei sentieri e rifugi 1:25000. Parco Nazionale dei Sibillini』(Edizioni Multigraphic、 Firenze)のものです。夫のこの地図がいかに古いものかというと、値段に1万リラとあることからも分かります。

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- 緑のカステッルッチョ3 (19/7/2012) ⇒ 散歩中には馬たち、食事中には羊の群れに遭遇!
- 花のカステッルッチョ / Castelluccio in fiore
- 雪のカステッルッチョ1/ Castelluccio con neve – parte1
- 雪のカステッルッチョ2 / Castelluccio con neve – parte2

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-07-18 16:52 | Viaggi in Umbria | Comments(8)

緑のカステッルッチョ1

 週末にカステッルッチョ(Castelluccio di Norcia)でキャンプをしようと言い出したのは夫です。ふだんは野の花の美しい6月に訪ねることが多いのですが、昨年、7月5日に行ったときにも、まだ花がたくさん咲いていたため(下記リンク参照)、二人とも、一面の花畑を思い浮かべていました。

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 7月14日土曜日の夕方、カステッルッチョに着いてみると、ところが、畑の収穫がほとんど終わり、色とりどりの花も共に刈り取られてしまっていました。それでも、一面緑に覆われた広大な高原や勇壮な連峰の、独特の美しさに気づくことができました。

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 出発前は、こちらの給水場、牛や馬の水飲み場の近くに、テントを立てようと思っていたのですが、考えることは皆同じようで、わたしたちが午後5時頃に到着したときには、周囲の空き地はすでに車とテントでいっぱいでした。

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 そこで、山道をさらに分け入って、他の車もテントも見当たらない場所を見つけ、そこにまずわたしたちのテントを張って、場所を確保しました。リミニ勢が到着したのは、午後7時頃。友人たちを村で出迎え、バールで乾杯をし、さらなる食料を調達したあと、テントまで戻り、友人たちがテントを立てるのを手伝いました。

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 夕食は、テントのそばにシートを広げ、皆が家から持ち寄ったワイン、野菜や果物、村で調達したパンやチーズ、生ハムを、分け合って食べました。たそがれていく空の下、見渡す限りの緑に包まれて食べる食事は、おいしかったです。

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 サラダに味つけをするためのオリーブオイルはビール瓶、酢はしょうゆの瓶に入れて、持って来ました。

 食後は片づけのあと、周囲をしばらく散歩しました。空の紺色がしだいに深まり、帰りは足元が暗くて覚束ないものの、満天の星空を眺めて、自分たちの知っている星座を見つけたり、天の川の星の多さに驚いたりしながら、テントに戻りました。ペルージャからカステッルッチョに向かう道中は、太陽がさんさんと降り注ぎ、エアコンのない車内はサウナのように暑かったのですが、夜のカステッルッチョは空気がひんやりと冷たい上に時々風が吹いて、寒いくらいでした。おかげで、少し暑いかなと思っていた厚手の寝袋がちょうどいいくらいで、夜はぐっすりと眠ることができました。

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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-07-17 16:24 | Viaggi in Umbria | Comments(8)