<   2013年 01月 ( 23 )   > この月の画像一覧

ナンパのフランス語・イタリア語

 先週の記事で、フランス語の学習雑誌、『bien-dire』に、「道や時間の尋ね方と、質問をきっかけに親しくなる方法やしつこい誘いの断り方」が載っていると書きました。

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 それが、「精聴」の必要を感じ、この記事を勉強し始めてすぐに、意外な事実が発覚しました。記事の題名は、『Comment aborder et draguer quelqu’un』で、辞書を引くと、draguerは、「(男・女)を引っかける、ナンパする」という意味です。さらに、次の部分を理解しようと辞書で調べていたら、この記事の趣旨は、実は、異性をナンパするための口実として使える、道や時間の尋ね方を学ぼうということだと分かりました。

"Dans la rue, vous pouvez initier une conversation gentilment en demandant un renseignement (Ceci n’est qu’un prétexte, bien sûr!)"
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 ナンパが目的で、道や時間を尋ねるとは、そして、それを語学教材の種にするとは、さすがフランス人と思いながら、近年イタリアで、道や時間を尋ねるふりをして、相手が考えたり、時計を見たりしているすきに、財布や貴重品をする泥棒が多いことが、頭をよぎりました。もちろんスリの中には、イタリア人もいるのでしょうが、こういう犯罪を働く移民の間では、「スリのためのイタリア語」なるマニュアルが、出回っているのかもしれません。

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 さて、ナンパに役立ち、また、ナンパに成功した暁に、使えそうなイタリア語・フランス語の表現は、こちらのイタリア語話者向け、「フランス旅行会話集」にも、たくさん出ています。この会話集では、宿泊、買い物、外食などの項目ごとに、関連する会話表現が並んでいます。まずはイタリア語があり、すぐに、対応するフランス語の表現が並んでいるので、両言語の学習に役立ちます。異性と知り合って、ナンパに成功し、つき合いが深まるまでに使える表現も、次のような項目を手がかりに、学ぶことができます。

 知り合いになる(fare conoscenza/faire connaissance)、友達になる(fare amicizia)、興味・関心(interessi/intérêt)、感情と意見(sentimenti e opinion/sentiments et opinions)、外出する(uscire/sortir)、招待(inviti/invitations)、待ち合わせをする(fissare un appuntamento/prendre rendez-vous)、一緒に出かける・デートをする(uscire insieme/sortir ensemble) 、接近・くどき方(approcci/avances)、互いをよりよく知り合う(conoscersi meglio/mieux se connaître)……

とここまでは分かるのですが、旅行会話集なのに、sesso/sexeやl’amore/l’amourという項目まであるところに、さすが西洋だなあと、半ば感心し、半ばあきれます。実は、この二つの項目は、イタリア語話者向けのギリシアや日本旅行の会話集にもしっかり収録されているので(下記リンク参照)、これが、ロンリー・プラネットの本社があるオーストラリアの人の旅行に対するスタンスなのか、イタリア人向けだから必要だろうという発想からなのかは疑問です。

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 ナンパをするつもりはなく、ナンパされるほどおしゃれでもないわたしとしては、ナンパではなく、実際に道や時間を尋ねるために、こうした表現を学ぶつもりでいます。もちろん、だれか現地の人と、あやしい意味ではなく、親しい話ができるようになれば、旅の醍醐味が増すと思うのではありますけれども。

Quando ho letto per la prima volta questo articolo di "Bien-dire", audio magazine per imparare il francese, pensavo che l'articolo insegnasse le espressioni per chiedere la strada, invece consultando il dizionario ho scoperto che il vero obiettivo di esse è rimorchiare qualcuno/qualcuna... E' tipico della cultura francese?

No, forse non solo... I frasari Lonely Planet per italofoni riportano le espressioni legate pure all'amore e al sesso, il che è impensabile per i frasari fatti per i giapponesi. Quindi, questo è tipico della cultura europea oppure visto che Lonely Planet è un'azienda australiana, è caratteristico della cultura occidentale in generale?

Oppure come penso io, gli autori di Lonely Planet esagerano troppo, mettendo le espressioni del genere come se fossero fondamentali per i viaggiatori?

関連記事へのリンク
- 英伊仏ヒアリングマラソンと注意点
↑↑ フランス発フランス語音声学習雑誌、『bien-dire』と、外国語学習で聴解力を鍛えるコツ、その一方法である「精聴」について。
- イタリアの方言と日本語特訓の成果その2
↑↑ イタリア人旅行者向けの旅行会話集(ギリシャ語・日本語用)に、なぜか出てくる誘いやアバンチュールに関する会話表現について。
- 歯医者に愛車で
↑↑ 最近、わたしの待ち時間の供・友となっている、イタリア語話者向け「フランス旅行会話集」の紹介。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-01-31 17:55 | Francia & francese | Trackback | Comments(4)

和伊折衷、鱈スープ

 外食が続いて、胃がもたれているのに、雨で畑が泥だらけになり、サラダや青野菜は、取りに行けません。そこで、冷蔵庫にあるジャガイモ、ニンジン、玉ネギを使って、何かおなかに優しいものをと考えて、昨晩作ってみました。

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 みじん切りにしたニンニクとローズマリーの若枝、千切りにした玉ネギを、玉ネギがしんなりするまで炒めたら、ぶつ切りにしたニンジンとジャガイモを加えてさらに炒め、それから水を加え、お湯が煮立ってから、昆布と鱈の切り身を入れて、ひたすらことことと煮込みました。途中で海塩を少し加え、30分ほどじっくり煮込んだあとで、

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 最後に、友人が贈ってくれた、自家製のこちらのハーブたっぷりの塩を入れて、味を調えました。昆布に、オリーブオイル・ニンニク・ローズマリーと、まさに和伊折衷で、食材の相性を気にしながら作ったのですが、びっくりするほど、おいしいまろやかなスープに仕上がってうれしかったです。煮立てている途中から、それはいい香りが家中に漂ってきて、夫もこれはおいしいと喜んでくれました。

 昆布を豆類と一緒に煮込むと、豆がおなかに優しいゆで上がりになると、イタリアの野菜料理の本で読んだため、イタリア風の豆料理には、しばしば昆布を利用していたのですが、鱈やニンニク、ローズマリーとの相性がこれほどよくて、おいしいスープができあがるとは思わなかったので、うれしかったです。

Zuppa di merluzzo all'italo-giapponese - sorprendemente buona!

1. Tritare uno spicchio di aglio, tagliare fine fine una cipolla, prendre un rametto di rosmarino e soffriggere tutto insieme in pentola con l'olio di oliva.

2. Tagliare due patate e due carote a pezzetti, aggiungerle in pentola quando le cipolle diventano trasparenti e continua a saltare tutto per altri 5-10 minuti.

3. Aggiungere 600ml di acqua, un pezzo di alga kombu. Cuocere tutto a fiamma alta fino all’ebollizione dell’acqua. Aggiungere due o tre filetti di merluzzo e un po’ di sale marino. Dopo l’ebollizione abbassare la fiamma e cuocere tutto a fuoco lento per mezz’ora.

4. Prima di spegnere il fuoco, aggiustare il sapore con sale (e pepe). Qui ho usato il sale delle erbe, sale marino arricchito da diverse spezie.
Buon appettito!

* Dopo giorni di pioggia, il sentierino per l’orto è diventato fangoso e impraticabile – quindi come verdure, erano disponibili solo cipolle, carote e patate. Nello stesso tempo, dopo giorni di mangiare fuori, volevo cucinare un piatto leggero, preferibilmente di pesce. Per fare un brodo vegetale all’italiana, mancava il sedano (anche questo nell’orto!) e per fare un brodo giaponese, avevo l’alga kombu e i pesciolini ma non avevo tempo per prepararlo (cioè lasciarli in acqua per tutta la notte e poi cucinarli) – quindi, mi sono arrangiata aggiungendo in pentola sia gli ingredienti del brodo vegetale che l’alga kombu, oltre all’aglio e al rosmarino e il connubio è stata sorprendentemente felice. E' piaciuta molto anche a mio marito perugino.

関連記事へのリンク
- タラとポテトの香り焼き、イタリア風
- リゾットと煮干し、タラ鍋

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by milletti_naoko | 2013-01-30 23:59 | Gastronomia | Trackback | Comments(10)

世界の中心、フォリンニョ?

 昨晩も、ペルージャの南東にあるフォリンニョ(Foligno)の町で、日本語の授業がありました。授業の最後に、「中」という漢字を教えたのですが、その使用例に、「中国」という国名がありました。

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 「どうして中国という名前なんですか。」という質問があったので、「自国が、世界の中心だと考えていたからです。」と説明すると、「ああ、フォリンニョと同じですね。」という答えが返ってきました。

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 フォリンニョが「世界の中心」(il centro del mondo, l’ombelico del mondo)と言われているという話は、一昨年、対馬市代表団の同行通訳として、フォリンニョ市役所を訪問したとき、フォリンニョ市長からも聞きました。日本の渋川市も同じく「世界の中心」とされているため、姉妹都市になっているんですよ、との言葉を訳しながら、そのときはぼんやりと、どういう理由で「世界の中心」と言われるのだろうと、考えていました。先週、友人たちと夕食を食べたときにも、この「フォリンニョが世界の中心」という話が出て、久しぶりに、市長の話を思い出したのですが、昨晩は、生徒の大半がフォリンニョ出身・在住なので、「いったいなぜか」を尋ねてみました。

 すると、先週、ペルージャの友人の口からも出たように、生徒たちからは、「かつてフォリンニョの中心街にあったバールの、ビリヤード台の中央の小柱が、世界の中心だったと言われているんですよ。」、「フォリンニョが世界の中心だというのは、フォリンニョだけではなく、ウンブリア、いえ、イタリア全体でも知られているし、そう言われているんですよ。」という返事がありました。ただ、なぜ世界の中心と言われているか、その理由と根拠については、皆が口をつぐむ中で、一人が自説を述べてくれました。

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Immagine presa da “Valle Umbra – hisory, art, culture and tradition”

 フォリンニョはイタリア半島の中心にあるので、イタリアが世界の中心という考えから、「フォリンニョは世界の中心」とされるようになったのではないかというのです。

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 それで、「イタリアの中心」(Centro d’Italia)だったら、ウンブリア州のナルニ(Narni)

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ラッツィオ州のリエーティ(Rieti)ではありませんか、そう書いた看板も、町で見かけましたよ。」と言うと、フォリンニョは、イタリア半島の中心であって、先の二つの町は、シチリア島も含めた場合の、イタリアの中心なのだと言うのです。確かに、シチリア島を除外すれば、イタリアの中心は、北方にずれます。

 この話がきっかけになって、リエーティでは、Ombelico d’Italia、Centro d’Italia(イタリアの中心)という言葉に、さまざまな言語の訳が添えてあるのだけれど、

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日本語では、こう書かれていたこと、左から右に向かって読む、他国語の訳が並ぶ中に、この言葉を見ると、「イタリヤの中心」ではなく、「心中のヤリタイ」(しんじゅうのやりたい)と読めてしまったので、

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 しばらく笑いが止まらなかったと、説明したら、思った以上に、皆がおもしろそうに聞いてくれました。

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 ついでに、「心中」(しんじゅう)や浄瑠璃作品についても、少し話しました。

 今日になって、生徒の一人が貼ってくれたリンクのおかげで、どうしてフォリンニョが世界の中心と言われるのか、それがイタリアじゅうに知られるようになったのかが分かりました。(下記リンク参照)説明によると、まさに昨日、生徒さんが言っていたとおりです。フォリンニョはイタリア半島の中心にあり、イタリア半島はヨーロッパと地中海の中央にあり、昔は、このヨーロッパと地中海が世界の中心と考えられていたために、古来、「フォリンニョは世界の中心だ」と語り継がれてきたそうです。それが、イタリアじゅうに知られるようになったのは、La Repubblica紙の元編集長、エウジェーニオ・スカルファリが、何年もにわたって、さまざまな記事に、繰り返しそれを書きつづったからだそうです。

 というわけで、日出づる処に生まれたわたしは、昨年から、世界の中心に、日本語を教えに出かけています。冒頭の写真は、片仮名学習やコミュニケーション練習のために、わたしが作った国名のカードです。贈り物が入っていた紙箱を、はさみで切り分けて作りました。クリスマス休暇明けには、このカードを使って、片仮名がどれだけ覚えられたかを確認しました。「はじめまして。(中略)わたしは~人です。」という、新たな出会いを模しての会話練習も、生徒全員がイタリア人なので、「イタリア人です」を繰り返さず、国名を覚え、片仮名を定着させるためにも、このカードを有効活用しています。会話をする際には、このカードを引き、引いた国が自分の出身地と仮定して、話をするわけです。

 だれしも自分の生まれ育った村や国が大切なわけで、日本の世界地図では、日本が地図の中心にありますが、ヨーロッパの世界地図では、ヨーロッパが中心になります。日本や中国・韓国は、イタリア語では、極東(Estremo Oriente)の国と呼ばれています。自国中心、自分中心ではなく、皆が互いのことを考え、尊重しあえる世の中に、少しでもなっていきますように。

Foligno è il Centro del Mondo ... lo sapevate?

- Spuntato furoi questo argomento ieri durante la lezione di giapponese.

- Da it. wikipedia: "Foligno si trova infatti, secondo la tradizione, al centro della penisola italiana, a sua volta al centro dell'Europa e del Mediterraneo, che anticamente era considerato il centro del mondo."

- L'argomento è saltato fuori perché ieri ho insegnato la parola giapponese (e anche cinese), 中国 che vuol dire 'Cina' e ho spiegato che i cinesi hanno chiamato così il loro Paese, ritenendolo il 'Centro del Mondo'.

- Molto probabilmente qualsiasi Paese del mondo mette il proprio Paese al centro del Mappamondo e noi essere umani tendono ad essere egocentrici. Le parole della pagina web seguente ci dà l'occasione per riflettere al proposito.
- Setterati.it - Il birillo rosso di Foligno. Io, Io, Io....

関連記事へのリンク
- 旅立ちの前に~「心中のヤリタイ」 / Rieti, Centro d’Italia (24/10/2010)

LINK
- it.wikipedia - Foligno
↑↑ Vedi ‘5.1. Folclore e tradizioni’
Dalla pagina web:
Foligno viene definita, per antica tradizione, (con una definizione amplificata da Eugenio Scalfari quando era direttore de La Repubblica, seppur male interpretava il senso storico della tradizione) il "centro del mondo" o, in fulginate, "lu centru de lu munnu". Foligno si trova infatti, secondo la tradizione, al centro della penisola italiana, a sua volta al centro dell'Europa e del Mediterraneo, che anticamente era considerato il centro del mondo.(…)
- LaMiaUmbria.it – Foligno “lu centru de lu munnu”

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-01-29 15:31 | Insegnare Giapponese | Trackback | Comments(13)

雪のラヴェルナ、カマルドリ

 昨日、1月26日土曜日は、アッペンニーニ山脈で、リミニの友人たちと落ち合おうと、ペルージャを出発しました。

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Santuario della Verna con la neve 26/1/2013 11.31

 ベッチャ(Beccia)を通りかかると、ラヴェルナとペンナ山が白雪に覆われて、それはきれいに見えます。

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 美しい雪景色を楽しみながら、車を進めたのですが、ベッチャを通り過ぎてまもなく、道路がすっかり、凍りかけた雪に覆われた道が、長く続きました。そこで、夫が車にチェーンをつけている間、わたしは車から降りて、冬の装いをした木々を眺めました。

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Eremo di Camaldoli 26/1/2013 13.37

 昼食には、リンボッキでパン、コレッツォでチーズと乾燥サルシッチャを買って、一緒に食べました。リミニの友人たちが、早朝に山に着いて、スノーシュー(ciaspole)で、カマルドリの庵を目指していると知り、わたしたちは、車で友人たちの散歩の目的地へと向かったのですが、ちょうどわたしたちが車で到着した頃、森の中から、友人たちが姿を現しました。

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Farmacia dei monaci, libreria & caffè 26/1/2013

 修道士たちが祈りと瞑想に日々を過ごす小さな庵の傍らに、書店と薬局も兼ねたバールがあります。この庵の下方にあるカマルドリ修道院は、古くから伝統の製法で作る薬用酒やハーブティー、クリームなどで有名なのですが、庵近くのこの店にも、そうした商品が、たくさん並んでいます。書店には、祈りや励ましになる言葉など、カトリック教や薬草に関する本が置かれています。わたしたちは、しばらくそうした商品を見て、買い物をしたあとで、友人たちと、コーヒーを飲みました。

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26/1/2013 14.20

 日が暮れないうちに、再び雪山を歩いて、出発点に戻ろうと、友人たちは、2時半頃、カマルドリの庵を後にしました。わたしと夫は、久しぶりに庵を訪ねようと思ったのですが、午後3時までは門が閉まっています。

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 そこで、友人たちにしばしの別れを告げたあと、午後3時まで、庵の建つ雪山を散歩しました。

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 雪に覆われた木々には、神秘的な美しさがあります。

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 3時の鐘が鳴り終わる頃、引き返して、庵を訪ねます。

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 ここから先、修道士たちが祈りに捧げて過ごす庵のあるところには、入ることができませんが、修道士たちが暮らす庵の内部がどうなっているかを、見ることができる場所が、車道から門を入って、左手にある建物内にあります。

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 そこで、教会を訪ねたあと、その庵を訪ねました。扉から、階段を下りたところに、

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こちらの庵があります。

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 中に入ると、これは教会にも言えることですが、内部は、壁や天井が、そして、時には床まで、すべて木の板で覆われています。寒さの厳しい山の高みにあるため、断熱効果の高い木材を使っているのでしょう。この部屋には、粗末なベッドと、日の当たる窓際に置かれた机と椅子があります。

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Castagno Miraglia 26/1/2013 15.53

 庵を後にしたわたしたちは、カマルドリの修道院へと山道を下る途中で、駐車して、森に分け入り、こちらの栗の大木、ミラッリャを訪ねました。樹齢が300年とも4、500年とも言われている、それはみごとな巨木です。

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Monastero di Camaldoli 26/1/2013 16.33

 山を下りてから、訪ねたカマルドリ修道院では、教会と、

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Antica farmacia di Camaldoli 26/1/2013

歴史ある薬局に足を運びました。薬用品や化粧品は、いつも利用しているerboristeriaの方が、品質も材料も保証されているので、よさそうだと思い、ついつい魅かれて、ダイエット効果があるというハーブティーを購入したら、夫に、「やせたかったら、こんなものを買うよりも、食べる量を控えればいいだけだよ。」と、あきれられてしまいました。それは確かにそうなのですが……

 修道院を発ってからは、この日の宿に向かって、車で山道を走りました。

La Verna e Camaldoli con la neve 26/1/013

- Mentre passavamo per Beccia, si vedeva la Verna bellissima ornata dalla neve. Dopo la stessa neva ha reso difficile la nostra discesa verso Rimbocchi.
- Davanti all'Eremo di Camaldoli, abbiamo incontrato i nostri amici pellegrini con le ciaspole.
- Stupendi gli alberi che circondano l'Eremo di Camaldoli, luogo di pace e spiritualità.
- Saluto al Castagno Miraglia, albero maestoso.
- Visita della Chiesa e dell'Antica Farmacia di Camaldoli.

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-01-27 23:09 | Toscana | Trackback | Comments(4)

英伊仏ヒアリングマラソンと注意点

 さて、フランス語学習1年に1000時間の目標を掲げて、2013年が始まったわけですが、今のところは、最初の3週間で、学習時間が35時間。すべりだしは、ほぼ順調です。

 問題は、この35時間の約60パーセントを、家事をしながら、車を運転しながらなどのながら聞き、多聴が占めていることです。実際、1月7日までに達成した6時間半は、すべてこの「ながら聞き」でした。机に向かって勉強できなかった理由を挙げると、体調を崩していたこと、休み中に家事がたまったこと、日本語の授業の準備や通訳の仕事の交渉で忙しかったなどと、いろいろあるのですが、「これではいけない。」と、再び入門書を勉強し始めたのは、ようやく1月8日のことでした。

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 文法的に正しく、適切な発音で、外国語できちんとコミュニケーションが取れるようになるためには、聞くことも大切ですが、特に、初級の段階では、聞きっぱなしではだめで、きちんと内容を聞き取れているか確認することや、文法や書き言葉を通しての勉強が大切です。頭では分かっていながら、勉強内容がながら聞きばかりになりがちなとき、「外国上達の極意その3」の記事を書くために、「イタリア語がんばろうノート」に目を通していたら、

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 リスニング対策として、役に立ちそうなことを、いろんな本や教材から書き写して、まとめたページがあって、びっくりしました。自分の記憶になかったからです。

 アルクの1000時間ヒアリングマラソンのコーチガイドを参考に、次のようにまとめてあります。

中級 (めやす-英検2級程度。限定された範囲でコミュニケーションができる。)
・多聴と精聴のバランスをうまく取った学習プランを組む。
・映画やビデオ、二か国語放送など、教材以外のいろいろな英語に積極的に挑戦する一方で、すべてを聞きっぱなしにせず、トランスクリプションを見ながら、ていねいに聞き直したり、リピーティングを行ったりするなど、二段構えでヒアリングの訓練を重ねる。
・必ず守ること:どんな英語でも、最初の1回だけは、真剣勝負のつもりで何も見ずに最後まで聞く。
→ 自分の知識と語彙を手がかりに、類推力を働かせて、激流に立ち向かう → ヒアリングの上達。
・単語や熟語を一つでも多く身につける努力と、それが音声としてどう聞こえるかを念頭に置いた学習。
・テープの活用(上級はチェックテストを①の次にするところだけ違う、精聴に割くのは1日1時間くらい)
①インタビューを何度か何も見ずに通して聞き、概略をつかむ。(分からなければ、③を先にする)
トランスクリプションを見ながら聞き直し、耳を慣らす。
訳や注釈、紹介を参考に、こまめに未知の単語を辞書で調べ、内容を確認する。
トランスクリプションを見ながら、発音やイントネーションもすべてまねるつもりで、テープのあとについて声を出して読む。
⑤もう一度何も見ずに聞き、チェックテストを解く。
→以上のような方法で、1日3時間のうち、1時間から1時間半ぐらいの時間を割いて聞く。余裕があれば、いろいろな人のインタビューで、リピーティング練習を試す。」

 外国語教育研究者、クラッシェンが、五つの仮説の中で説いているように、「学習の効率が一番いい教材は、今現在の自分の力で理解できるものより、少しだけレベルの高いもの」です。レベルが高すぎると、難しくて、学習に時間がかかるわりに、自分の身につくもの(intake)が少なく、やる気が失せてしまいます。逆に、簡単すぎる教材では力が伸びず、やりがいがありません。ですから、まずは自分の力に合った学習教材を選ぶこと、音声素材を聞くことが大切なのですが、少し自分の力には余る教材でも、目で文章を追うことができて、その機会を増やしていけば、理解度が増していきます。フランス語と英語は、イタリア語と違って、文字表記と発音の乖離がはなはだしいので、特に入門から中級にかけては、聞き流し、聞きっ放しにするのではなく、耳から聞いた情報を目でも確認すると、以後は、聞くだけでも、理解できる情報が格段に増えてきます。

 耳から聞くだけではだめだと、うすうす感じてはいたものの、このメモを読んで、ますます机上での学習の必要性を確信しました。おかげで、最近は、フランス語の入門書の学習がはかどっています。(と言っても、まだ去年6月に終えたところまでの復習をしているところです。)わたしがアルクの1000時間ヒアリングマラソンを受講したのは、1993年から1995年にかけての2年間なので、上のメモは、その当時のコーチガイドを参考にして、まとめたものです。リンク先のヒアリングマラソン紹介ページの見出し(INDEX)の「3.学習法~どうやって聞く?~」をクリックして開いたページ、さらに、そのページにある「多聴、精聴って具体的にはどう進めるの?」、「学習プラン例:いつ・どこで聞く?」をクリックされると、ヒアリングマラソンを使った英語学習に限らず、イタリア語やフランス語など、他の外国語のヒアリング、リスニングにも十分に応用できる勉強のヒントがたくさん見つかりますので、参考にしてください。わたし自身がバランスのある高い英語力を身につけることができたのは、このヒアリングマラソンのおかげです。この通信教育に感謝しているのは、「聞くだけで楽に力がつく」とは決して言わず、読書や英検対策の問題集など、さまざまな英語学習と並行して、どんなふうに自分の英語学習を組み立てていけばいいか、適切な指針を示してくれたからです。また、実用英検ばかりを目指して勉強すると、偏った英語力が身につきそうなところを、幅の広い学習教材を多く活用して、本当に使える真の英語力を鍛える方法を教えてくれた点では、植田一三氏の著書に、とても感謝しています。準1級・1級対策にわたしが利用して、みごと1度で合格を果たせた著書自体は、発行が1990年代で内容が古く、古本でしか手に入らないようですが今、英検準1級や1級を目指して勉強されている方には、新たに昨年発行された『英検準1級100時間大特訓』『英検1級100時間大特訓』が、強い味方になってくれることと思います。

 ただし、上の1級対策本で、読者の評価が極端に分かれているように、植田氏の著作も、ヒアリングマラソンも、その教材自体では完結せず、幅が広くかつ深い学習法を提案します。そのため、ヒアリングマラソンを聞き流すだけ、問題集を1冊終えるだけでは目指す力がつかず、あくまで多くの学習教材の一つと位置づけて、学習する必要があります。ヒアリングマラソンも、わたしは1年目は完走できましたが、2年目はできなかった記憶があります。この二つの教材は、根気を持って、努力をすれば、英語を上達させる力強い味方になってくれますが、これだけを何となく勉強したのでは、目標を達成させることは難しいはずです。ですから、マラソンを続ける忍耐力と度胸のある人だけに、おすすめします。

 さて、リスニング対策メモに話を戻して、上級の場合については、次のようにまとめてあります。

上級(めやす-英検準1級から1級程度。日常会話、および専門的な討論もある程度できる。)
・教材以外のナチュラルスピードの英語を多聴し、その内容を正確に把握することに努める。
英字新聞や英文雑誌、ペーパーバックなどをたくさん読み、英語で獲得する情報量と語彙を増やす。
・微妙なニュアンスまで理解する練習。より多くの英語を聞く。あやふやな部分があれば、その確認作業は怠らない。
・映画を見た直後に原作本を読み、さらにもう一度映画を見るという学習法 → 表現を映像イメージと共に学習。機会あるごとに、それまでに学んだ語彙を自分で使ってみるようにする。」

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 日本では、2か国語放送の英米のドラマや映画も多く、映画館でも原語で、字幕つきで放映されることが多いので、英語を学習するには、使える教材がふんだんにあるのですが、イタリアでは、ごく一部の例外をのぞいて、映画館でもテレビでも、たいていの映画は、イタリア語に吹き替えられてしまいます。そのため、数年前に、低下しつつある英語力を何とかしようと思ったときには、英語の本を読んだり、インターネットの音声教材を利用したりもしたのですが、それだけでは不足だと考えて、はるばる日本から、『ENGLISH JOURNAL』(音声CDつき)の年間購読をしました。2010年1月当時、EJの年間購読16800円に、さらに海外発送手数料の10940円が加わり、合計27740の出費は痛かったのですが、通訳や翻訳で、日英・英日の仕事を請け負うこともあるので、自己投資だと思って、購読を決めました。

 ただ、このときは、支払いを終えた直後に、「こんなに大金を払わなくても、同様の英語学習教材が、イタリアで安く手に入ること」を知り、後から「しまった!」と思いました。

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 こちら、イタリア語話者向けの英語学習誌、『SpeakUp』です。『English Journal』同様、約60分の音声CDつきで、政治・芸能界・スポーツ・文化など、さまざまな話題について聞くことができ、CDに収録されている内容は、雑誌で読むことができます。(詳しくは下記リンク参照)年間購読46ユーロで、自宅発送してくれるので、値段はずっとお得です。EJと違って、CDに収録されている英語の対訳はないのですが、読む上で鍵になるような言葉は、イタリア語の訳や説明が付されて、一覧にまとめてあります。それぞれの音声素材について、ヨーロッパ言語共通参照枠で言うと、どのレベルにあたるかを、A1、B2、C1などと明記してあります。

 2010年は、こうして日伊の二つの英語学習誌を年間購読し、その音声CDを、しばしば聞いたり、英語の学習書を解いたり、本を読んだりして、低下しつつある英語力に歯止めをかけることができました。ただ、上の上級者向けのリスニング対策の助言に、「あやふやな部分があれば、その確認作業は怠らない」とあるのですが、確認作業をしたのは最初のうちだけで、途中からは、聞いただけて大体内容が分かるので、聞き流すだけになってしまいました。

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 ヒアリングマラソンの音声教材の効力を知ったわたしは、日本でイタリア語を勉強していたときにも、EJに対応するようなイタリア語音声雑誌を見つけて、購読しました。この『Acquerello italiano』です。これまでご紹介した雑誌と同様、イタリアの政治や映画、音楽、料理など、さまざまな話題について、音声が収録されていて、収録音声を書き写してある上に、英語による語彙の説明や対訳もついていました。残念ながら、数年前から、この雑誌を発行していた会社の経営が立ち行かなくなり、料金を支払って購読したのに、雑誌が届かないと訴える人が相次いだようです。

 値段は張りますが、2か月に1度発行されるこの雑誌は、EJや『SpeakUp』同様、何度聞いても飽きない興味深い話題を選んであり、何度も聞きました。ただ、この雑誌も、大体意味が分かるからと、最後には、聞き流すだけで、文字を追っての「確認作業」を怠るようになってしまいました。これまでご紹介したような雑誌は、会話やインタビュー、歌、そして、さまざまな話題についての音声教材を提供してくれる上、その質が高いので、留学をしたり、現地に住んだりしなくても、さまざまな状況・話題の外国語に触れることができ、また、その外国語のリズムを上手につかみ、母国語のアクセントなしに話せるように、助けてくれます。

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 そうして、今年1月からは、このフランス発フランス語の音声学習雑誌、『bien-dire』を購読しています。上でご紹介した『SpeakUp』に似て、雑誌はカラーで、約1時間のCDに収録されている音声は、会話のボーナス・トラックを除いて、すべて雑誌に書き起こされています。それぞれの音声素材について、ヨーロッパ言語共通参照枠で言うと、どのレベルにあたるかも、明記してあります。対訳はありませんが、語彙を一覧にまとめて、英語で意味を記してあります。

 柔道のチャンピオンや、バレンタイン・デーにまつわる数々のジョーク、モン・サン・ミッシェルに、フランスで進みつつある同性結婚の法制化、道や時間の尋ね方と、質問をきっかけに親しくなる方法やしつこい誘いの断り方など、興味深い話題がたくさんです。クリスマス休暇中に太ってしまい、ジムに通ってダイエットに通う女性を主人公にしたショートドラマもあります。去年の12月24日に年間購読の申し込みをして、2013年1・2月号が届いたのは、1月15日。相変わらずながら聞きが中心で、本文を目で追いながら聞いたのは1度だけで、歯医者の待合室で、この雑誌を読みながら待った以外には、「音声を目で確認すること」ができていません。

 まだまだ、フランス語では、初級から中級を目指しているわたしは、初めて音声CDを聞くときに、目で文字を追いながら聞きました。イタリア語とフランス語の語彙や文構造が似ているおかげで、それでも大体の意味は(勘違いしているところはあろうとしても)分かるものが多いのがありがたいのですが、まだフランス語学習のスタート地点に近い今は、上の中級者向けリスニング対策のメモのうち、特に、「テープの活用法」を、CDの活用にあたって心がけ、これまでのように、聞き流しで終わってしまわないように努力するつもりです。同時に、できるだけ早いうちに、手持ちのフランス語の入門書数冊を、終えたいと思っています。そのあとで、フランス語での読書も、学習に取り込んでいきたいと考えています。

 最近、フランス語学習に役立つサイトを、新しくいろいろと発見したため、先日、記事にしたフランス語お役立ちリンク集に、昨日追加しました。ラルースの仏仏・仏伊・伊仏辞典は、発音が聞けたり、イタリア語に該当するフランス語の表現がすぐ分かって便利なので、ほぼ毎日活用しています。ただ、紙世代で育ったわたしは、ふだん使っているのはすべて紙の辞書ですし、オンラインにいい教材が多くあるのは知りつつ、やはり手軽に読めて、持ち運びして好きなところで聞ける音声学習雑誌や、入門書、その音声CDを、今は学習の中心に据えています。まずは、こうした手持ちの学習教材で、初級を卒業して、そのあとで、オンライン学習サイトの教材にも、挑戦してみたいと思っています。

Dal 1993 ogni tanto usufruisco la rivista con CD per apprendere diverse lingue straniere: "English Journal" e "SpeakUp" per studiare l'inglese, "Acquerello Italiano" per l'italiano e ora "Bien-Dire" per imparare il francese. Mi piace molto quet'ultima, parla del campione di judo francese, Mont Saint-Michel, barzellette su San Valentino ecc.

関連記事へのリンク
- フランス語1000時間
- 外国上達の極意その3
- イタリアで英語学習 (雑誌、『SpeakUp』について)
- フランス語学習お役立ちリンク集

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-01-25 23:51 | ImparareL2 | Trackback | Comments(8)

雨にも負けず風にも負けず

 昨日、1月24日木曜日は、夕方、雨の中をトラジメーノ湖に向かいました。

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Lago Trasimeno & Isola Maggiore, Passignano 24/1/2013

 傘を手に湖畔を歩くと、水鳥たちが西へ西へと移動しています。夫によると、「できるだけ寒くないところへと移動しているのだろう」ということです。

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 はるばるパッシンニャーノ(Passignano)まで繰り出したのは、トラジメーノ湖の水位を見るためです。理想の水位まで、あと80cm! 昨年の夏は、雨が降らずに、水位が-142cmまで落ち込んでいたのですが、もう62cmも、水位が上がりました。

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 雨が降る上に寒いので、水位を確認したあとは、すぐに車に乗り込みました。写真で奥に見える塔は、階段で、てっぺんまで登ることができます。数年前の天気のいい日に、塔の上に登ると、トラジメーノ湖を見晴らせて、眺めがすばらしかったです。

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 昨日は夕食に、ルウなしでできるカレーのレシピ(下記リンク参照)で、カレーを作りました。寒い冬に、体も温まるおいしいカレーができて、うれしかったです。

 最近、ペルージャでは、朝は天気がいいのに、昼頃から空がかき曇り、午後は雨が降るという日が、よくあります。こういう天気のとき、困るのは洗濯です。今日は、予報では雨が降らないということだったので、ずっと干せずにいたベッドシーツを、ようやく洗いました。朝は晴れていた空が、洗濯機を回しているうちに曇ってきたのですが、「降らないだけでもありがたい」と思いながら、シーツを庭に干しました。

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 洗ったばかりのシーツは、まだ濡れているため、とても重いのです。それが、今日は、ひどく強い北風(tramontana)が吹きつけるので、シーツの端が風に吹き上がり、干すのに一苦労しました。途中から、お義父さんが、見かねて手伝ってくれたほどです。あまりにも風が強いので、ご覧のように、まだ水分をたっぷり含んでいて重量のあるシーツが風に吹かれ、舞い上がっています。右手のシーツは、舞い上がりすぎて、ブドウの木の枝に触れ、汚れてしまうため、半分に折って、洗濯ばさみでとめました。さらに、そうこうするうちに、干したばかりのシーツが入っていたプラスチックの大きなたらいまで、風に飛ばされて、斜面を転がり落ちてしまいました。その後、午後2時頃から、降らないはずの雨が降り出したため、シーツは、他の洗濯物と共に、室内で干すことになりました。強風のおかげで、かなり乾いてくれたので、助かりました。

Pioggia, Lago & Tramontana

- Dal 1/11/2012 (-142cm) il Lago Trasimeno è cresciuto di 62cm. Ora mancano solo 80cm. Ieri molti uccelli si spostavano verso ovest, molto probabilmente cercando un luogo meno freddo.

- Cena di ieri, カレーライス (riso al curry alla giapponese) . Buono buono!

- Oggi una tramontana violenta sventolava le lenzuola; uno toccava pure i rami di vite sopra, quindi l'abbiamo piegato a metà.

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- あと1メートル!/ Trasimeno al tramonto, Passignano (9/12/2012) -100cm
- 湖と夕日と月と / Trasimeno, tramonto & luna piena (28/12/2912) -92cm
- カレーばんざい (ルウなしでできるカレーのレシピへのリンクあり)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-01-25 16:30 | Umbria | Trackback | Comments(2)

映画も味も楽しもう

 ペルージャの映画館、Zenithの下に、新しくできたレストラン、Nadir

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 床には、これまで映画館で上映された映画の、大小のポスターが敷きつめられ、中には、『千と千尋の神隠し』のポスターもあります。椅子は皆、どこかの家の片隅で眠っていた椅子を、そのまま運んできたらしく、メニューには、「この店の家具には、皆、それぞれの歴史があります」と書かれています。

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 わたしが今日頼んだのは、お味見いろいろてんこ盛りセットです。地域で取れる良質の肉や野菜を使い、地元の経済に貢献し、食べる人の健康を考えるレストランだと、メニューの裏表紙に書いてありますが、

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 それだけではありません。これまで聞いたことのないような、興味をそそるメニューばかりで、夫が今日頼んだこちらのニョッキもおいしかったのですが、昨日の、スペルと小麦のパスタは、麺にもジャガイモにも、ローズマリーの風味がしっかりと効いていて、とてもおいしかったです。

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 そうです。実は、昨日の夕方映画を見たあと、映画館のある2階から、階段を下りて、レストランの前を通ったとき、あまりにもいい香りが漂っていたので、夫が扉を押して中をのぞき、そのまま店の人に誘われて、昨晩も、ここで夕食を済ませたのです。一番お得なのは、Zenithで映画を見る人への日替わり定食で、6ユーロの映画代を含めて、15ユーロ、つまり実質9ユーロで、その日の定食メニューとおいしいワイン1杯を楽しむことができます。たとえば、昨日は、ポレンタと、トマトと豆のソースを添えた牛肉、そして、青菜を炒めたものに、マッシュポテトが添えてありました。今日は、友人たちから、ここで夕食を食べてから、映画を見ようと誘われたため、2日続けて、同じ場所で食事をして、映画を見ることになりました。

 良心的な値段で、趣向を凝らしたおいしいものが食べられるので、特に、Zenithで映画を見ようという方は、ぜひ映画の前か後に、レストランに足を運んでみてください。デザートもとてもおいしかったです。ただ、昨日は釣り銭が2ユーロ足りず(優しい夫は何も言わなかったようですが)、今日は2ユーロ余分に請求されていて(わたしは、さすがに2日続けてはどんなものかということで、計算のし直しを主張しました)、意図的に間違えたわけではないようですが、会計の際には、十分にご注意ください。

Ristorante Nadir sotto lo Zenith - 23/1/2013

- Piatti sfiziosi e buoni per il palato, la salute e l'economia locale.
- Un'atmosfera particolare, molto interessante la decorazione del locale.
- Attenzione alla cassa.

LINK
- Nadir. Ristorante sotto lo Zenith - HOME
- Cinema Zenith, Perugia - HOME

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by milletti_naoko | 2013-01-23 23:59 | Gastronomia | Trackback | Comments(13)

レンガも芸術

 1月19日日曜日、朝ミジャーナに向かうと、オリーブの枝も葉もすべて強風になびいて、木が踊っているように見えました。

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19/1/2013 11.12

 冬に吹きすさぶ風とは言え、幸い南風なので、湿気と共に、温かい空気も運んできます。

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 夫が作業にいそしんでいる間、わたしは、初めて自分の目で、床に敷かれたレンガを見て、写真で撮影しました。部屋の用途によって、レンガの敷き方も変えてあります。寝室やトイレのレンガは、こんなふうにレンガをすべて同じ向きに、1行おきに段違いに、並べてあります。こういう配置の仕方をa correreというそうです。correreは「走る」という意味の動詞です。

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 一方、台所の床では、レンガがこんなふうに、入り口のドアから、入る人を奥へと導く矢印のように、敷かれています。この配置は、spina di pesce(魚の骨)。レンガの配置が、魚の小骨が、背骨から斜め後方に向かって、両側に延びている様子に似ているので、なるほどなと思います。

 四方の壁に沿って、細長く一列に並べられたレンガたちが、額縁のように、魚の骨模様に置かれたレンガを、囲んでいます。

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 こちらの部屋では、レンガが線路のように配置されています。こういう並べ方は、家畜小屋に多く見られたものなのだそうです。

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 夫が苦労して、半分に切断したレンガたちも、廊下をきれいに飾っています。どこを見ても、一つひとつの床が、レンガを敷きつめて、きれいに造り上げた芸術作品のようでした。

Danza degli Olivi & Arte dei Mattoni 19/1/2013

- Contro il gelo, il vento e l'umidità mio marito ha fatto un lavoretto domenica mattina.
- Bellissimi mattoni & pavimenti, creati e decorati con maestria.

LINK
- 大雨と雪とレンガと / Costruzione di pavimenti

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-01-22 22:14 | Altro | Trackback | Comments(10)

フォンテ・アヴェッラーナ修道院

 1月19日土曜日は、マルケ州にあるフォンテ・アヴェッラーナ修道院を訪ねました。

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Monastero di Fonte Avellana 19/1/2013

ペルージャ周辺では、山の頂上付近にしか雪を見かけなかったのに、ウンブリアとマルケの州境に近づいてから、まずは道の両脇に雪が現れ、少しずつ野山に積もった雪が高くなっていきました。

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 まずは教会を訪ねました。祭壇の右下にある入り口から、

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こちらの、修道院内の最古の教会に行くことができます。地下にあるけれども、聖人の遺骨や遺品があるわけではないので、正確にはクリプタではないのだと、後で、ガイドが教えてくれました。

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内部装飾に東方の影響が多く見られるのは、古来聖地、イェルサレムとの関係が深かったためだそうです。

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 教会は、柱廊の左手にあり、柱廊の一番右のアーチの向こうにあるドアの前で、日に数回行われるガイドつきの修道院訪問を待ちます。ドアの傍らには、「ガイドが少々遅れたからと言って、呼び鈴を鳴らさず、静かに待つこと」という貼り紙がありました。柱廊の左手にある建物の地階が、修道士用の食堂になっていて、午前中早いうちに、あらかじめ頼んでおけば、訪問客のためにも、食事を準備してくれるそうです。

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 そうとは知らなかったわたしたちは、修道院の傍らにあるバールで、青菜とチーズ入りのピアディーナを作ってもらって、食べました。このピアディーナが、思いがけずとてもおいしかったので、うれしかったです。

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 それから、修道院境内の下方にある植物園(giardino botanico)を訪ねました。

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 雪が深いので、

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雪に包まれて見えない植物も多いのですが、夫が一番見たがっていた大木は、この位置からでも、よく見えました。

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 この大きなおおきなセイヨウイチイ(tasso)の木です。

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どっしりとした幹がどれだけ太いか、写真から、お分かりになるかと思います。

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この巨木にあいさつをしたあとも、

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しばらく散歩をして、他の木々を見てから、再び修道院に戻りました。

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 上の写真の手前に見える土産物屋で、薬用酒やクッキーを買い、午後3時からのガイドつきの修道院訪問を待ちました。料金は、一人2ユーロを修道院への寄付という形で支払います。ガイドと訪ねた修道院内部では、写真は撮影できなかったのですが、特に、かつて修道士たちが、写字生(amanuense)として、ギリシャ語やラテン語の古典作品を羊皮紙(pergamena)に書き写し、文化を社会に、後世に伝える貴重な写本(manoscritto)を生み出していた作業場、scriptoriumが興味深かったです。その写真は、修道院のサイトでご覧になれます。(リンクはこちら

 たくさんの大きな窓が、三方に設置され、朝から日暮れまで、日の光が降り注いで、書写の作業がしやすいように、工夫されています。かつてペルージャ外国人大学のラテン語・ラテン文学やイタリア文献学の授業で、羊皮紙の作り方や、写本作業、写本の際に起こりがちな誤りなどを、詳しく学んでいたので、この作業場の見学がとても興味深かったです。羊皮紙も、修道院内で作られていて、羊皮紙作りの作業にあたる修道士もいたと聞いて、それは知らなかったので、びっくりしました。

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 夫が見つけたこちらの泉が、修道院の名の由来になった泉(fonte)かと思ったら、これは後から人工的に作られたものだそうです。本当の泉は、現在では建物内の鉄格子の向こうにあり、窓が閉まっていて見えないことが多いと聞きました。

 帰り道も、ウンブリア州に近づくまで、美しい雪景色を楽しみながら、ペルージャへと向かいました。

Monastero di Fonte Avellana, Marche 19/1/2013

- Entrando nelle Marche si vedeva un mondo sempre più bianco, sempre più coperto dalla neve. Suggestivo!
- Bellissimo il Monastero, interessante la visita guidata con guida.
- Scriptorium, sala luminosa ed elegante dove i monaci amanuensi lavoravano, creando numerosi manoscritti per diffondere e tramandare la cultura.
- Purtroppo, non si può avvicinare alla fonte che diede origine al nome del monastero. La fonte nell'ultima foto è artificiale e venne costruita posteriormente, però è comunque bella.

LINK
- Monastero della Santa Croce di Fonte Avellana - HOME
- Monastero di Fonte Avellana – Foto dello Scriptorium
Dal sito del monastero - “Lo "Scriptorium S. Pier Damiani" è l’ambiente più significativo di Fonte Avellana; il luogo dove i monaci amanuensi obbedivano alle disposizioni della Regola di San Benedetto circa il lavoro quotidiano trascrivendo su pergamena antichi testi classici greci e latini, realizzando preziosi codici miniati.”

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-01-21 16:00 | Marche | Trackback | Comments(8)

外国語上達の極意その3

1.自分の力と外国語学習の目的にあった適切な教材・学習方法を選ぶこと。
2.学習目標は最終到達点を漠然と思い描くだけではなく、月・年単位での具体的かつ実行可能な達成目標を決め、週・日など短い期間の学習課題をしぼり込むこと。

3.その課題をできるだけ着実にこなしていき、時々自分のそれまでの学習をふり返って、目標やノルマの設定し直しをしたり、初心を思い出して、自分のやる気を奮い起こすこと。

 たとえば登山でも、「所要時間3時間」の山を、苦労しながら登っても、頂上が時々見えていたり、「あと1時間半」などという道しるべが時々現れて、自分がこれまでどのくらい歩いたか、自分の歩くペースがどのくらいかが分かったりすると、登り続ける励みにもなるし、「もう少し早めに歩かないと、日暮れまでに下山できない」のか、「もっとゆっくり歩いても、時間に余裕がある」のかが分かって、自分が歩く速さを調整することができます。一方、歩く道が木々に覆われていて、頂上が見えない上に、目的地までの時間や距離を記した道しるべがまったくなければ、歩いても歩いても、、「自分がどれだけ歩いてきたか、まだ頂上までどのくらいあるか」がつかめず、歩き続ける気持ちにはずみもつきませんし、自分が歩く速さも、これでいいのか、いけないのかが分かりません。

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Passo Giovarello (1754m) 16/7/2010

 独学での外国語学習は、長時間努力をこつこつ積み重ねなければいけない点と、自分がどれほど上達したか、まだどれだけ勉強しなければいけないのか、学習のペースはこれでいいのかが、分かりにくい点が、登山に似ています。学校の勉強であれば、授業やテスト、通知表を通じて、自分の学習到達度が分かりやすいのですが、外国語学習では、到達したい目標が各自違う上に、設定した目標に対して、自分がどこまで学習を進められたか、あとどのくらい、どんなふうに学習したらいいかをつかみにくく、他の学習者がどの位置にいて、どんなペースで進んでいるかも、なかなか目に見えません。

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 ですから、学習目標やノルマを、極意その2こちらで説明したように、具体的に、細かく設定した上で、さらに、自分の実際の学習ペースや学習量が、目に見えて分かるように、記録していく必要があります。「あと~時間」、「あと~ページ」という道しるべが、いつでも見える状態で、登山を、外国語学習を続けていくためです。

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 では、具体的かつ明解で、詳細な目標を設定し、自分の学習時間や学習量をつかみやすくするにはどうすればいいのか。おそらくは仕事の都合で、受験はできずに終わったのですが、実用イタリア語検定の合格を目指して作成した、こちらのイタリア語がんばろうノートを、例としてご紹介します。

 表紙には、試験の日にちと、学習計画を立てた日時を明記し、表紙を見るたびに、「試験まであと何日か」が、さっと分かって、自分に気合いを入れられるようになっています。

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 学習計画を立てるにあたって、まずは、当時自分が手に持っていた、あるいは使用可能であった学習教材を、すべて書き出しています。

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 そうやって書き出した学習課題を、試験開始までに、ただし無理なく終えることができるように、週ごとの学習計画を、こんなふうに立てています。ご覧のように、学習課題を終えたら、終えた課題を丸で囲み、学習し終えた日づけを横に添えて、自分の学習ペースや、あとどれだけ学習しなければいけないかが、一目で分かるように工夫しています。

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 並行して、毎日の学習時間も、自分の学習ペースや、その波がつかみやすいように、記録していっています。高校教師として働いていた当時は、毎晩帰宅も遅く、夜、あるいは週末も仕事をしなければならないことが多かったのですが、その中で、これだけ勉強できていたことが分かります。仕事の特に忙しかった7月には、勉強時間が少なく、学校が夏休みに入り、自由に使える時間の多い8月は、その7月分を取り返そうという気持ちもあってか、学習量が格段に多くなっています。

 たとえば、上の学習計画表で、7月に予定していた、通信教育上級コースの学習計画に、大きなバツじるしをつけているのは、中級コースを終えるのに、7月末までかかってしまったので、以後の学習計画を、再び練り直す必要があったからです。こんなふうに、学習計画は、1か月ごと、あるいは数か月ごとに見直して、計画に無理がなかったかどうかを点検し、問題があれば、計画を立て直す必要があります。計画を見直すことで、自分の学習態度に甘さや怠けがあることが分かったら、これではいけないと、自分を奮い立たせることにもなるでしょう。

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 山登りはつらく、道が果てしなく見えるようでも、少しずつ登り続ければ、必ずいつかは頂上にたどり着いて、すばらしい風景や花を楽しむことができます。果てのないように見える外国語学習も、確かに、本気で勉強をしようとすれば、学習はいつまでも続くのですが、まずはこの山、次にあの山と、達成できそうな目標を計画し、少しずつ努力を重ねていけば、着実に力がつきます。外国語の力がつけばつくほど、表現できる幅も広がり、歌や映画、ニュース、人の言うこと、読む本の内容が、ぐんぐん分かるようになり、学ぶ楽しみもまた大きくなります。

 当たり前のことのように思える、この三つの極意を念頭に置いて、学習していけば、きっと外国語の力が、少しずつ伸びていき、いつかは目指すレベルに到達できるはずです。皆さん、お互いに頑張りましょう。

Anche nello studio delle lingue straniere, è importante sapere quanto si è studiato e quanto ancora si deve studiare.

関連記事へのリンク
- 外国語上達の極意その1
- 外国語上達の極意その2

LINK
Passeggiata nel Parco dei Cento Laghi / 百の湖自然公園の散歩
- イタリアの背骨を歩く1 / Camminata sulla Spina dorsale d’Italia 1 (7/2010)
*Itinerario: Prato Spilla – Lago Verde – Lago Martini
- イタリアの背骨を歩く2 / Camminata sulla Spina dorsale d’Italia 2 (7/2010)
*Itinerario: Lago Martini – Passo Givarello – Monte Bragalata – Passo Compione - Laghi di Compione – Lago Martini – Prato Spilla

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-01-20 14:40 | ImparareL2 | Trackback | Comments(4)


日本語教師・通訳・翻訳家。元高校国語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより


by なおこ

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Naoko Ishii
Insegnante di
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Interprete Traduttrice
IT-JP-EN Fotoblogger
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日本語・イタリア語教師、
通訳、翻訳、ライター。

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