<   2013年 03月 ( 19 )   > この月の画像一覧

初アスパラガス

 昨日もミジャーナに出かけた夫が、思いがけず野生のアスパラガスをいくつか収穫して帰ったので、

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今日は、この春初めての新鮮な野生のアスパラガスを使った卵料理を食べることができました。外は寒く、雨が降っていましたが、ほろ苦い緑色のアスパラガスに、春のエネルギーをもらえた気がします。玄米ごはんのつぶが少し入り混じっていますが、お気になさいませんように。

Ieri anche mio marito ha trovato gli asparagi selvatici e oggi per pranzo abbiamo goduto la primizia. Un sapore di primavera!

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 夕方、トラジメーノ湖の水位を見ようと、トラジメーノ湖に出かけたのですが、波が高すぎて、水位が分かりませんでした。

Per vedere il livello del Lago Trasimeno, siamo andati a Passignano, ma non si poteva capire, perché le onde erano troppo alte.

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 しばらく町を散歩してから、町はずれにある階段をつくる店を訪ね、料金や仕上げまでにかかる時間を尋ねました。ミジャーナの家も、いよいよ階段を取りつけられる段階までやって来ました。

Dopo una passeggiata, abbiamo visitato un negozio di scale e poi siamo tornati a Perugia.

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-03-30 23:57 | Gastronomia | Trackback | Comments(8)

春の郷愁、Ma Normandie

 大好きな桜の花が咲くこの時期は、ふだんにも増して、日本が恋しくなります。仕事の関係で、春は帰国が難しかったのに、あえて桜の季節に日本に戻り、京都と奈良で、美しい桜の花に感嘆したのは、もう4年前。

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Fioritura dei Ciliegi Tempio Daikaku-ji, Kyoto 10/4/2009

 日本に住んでいた頃も、春は、高校教員として、新入生を迎える準備や試験の作成、辞令が出て職員会議、離任式、入学式と慌しかったので、桜の時期に遠出の旅行をすることはなく、散歩やドライブをしながら、水辺の美しい桜並木を眺めたり、友人たちとお花見を楽しんでいました。

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 長い冬の間、じっと準備を整え、春が来るといっせいに花を咲かせて、まさに今を精いっぱいに輝いて生きる桜の花。あの淡いピンクの花に出会えて、花や春のエネルギーに触れることができたらと思っていたのですが、訪ねた庭園には、色とりどりの枝ぶりのみごとな桜が、えも言われぬ美しい花を咲かせていて、思いもかけず千差万別で、それぞれに美しい桜に感動しました。

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 松山を流れる石手川、南予を走る肱川と、川辺に立ち並ぶ桜の木が、いっせいに咲きほこり、きれいな花の姿を水鏡にも映す、そういう桜を、心と体が記憶としてしっかり覚えているからか、そうした桜の中で、最も心に残ったのは、京都嵐山大覚寺の大沢池のほとりに並ぶ桜でした。

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 しばらく前に、『フランス語のABC』で勉強していたら、関係代名詞を扱う章で、「わたしのノルマンディー」という歌がでてきました。せっかくだから音声が聞ける映像がないかと探すと、歌を聴きながら、ノルマンディーの春らしき風景も見られるYouTubeの映像が見つかりました。

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 いつか記事にしようと思いつつ遅くなったのですが、そうこうするうちに、イタリアでも、春の気配が感じられるようになりました。今、歌を聞き直してみて、「春」(printemps)という言葉を使わずに、春の訪れを感じるにつけて、故郷を恋しく思うという、その詩に日本の俳句に共通するものを覚え、詩の郷愁に、自分の郷愁が重なりました。



Ma Normandie   Frédéric Bérat

Quand tout renaît à l'espérance,
Et que l'hiver fuit loin de nous,
Sous le beau ciel de notre France
Quand le soleil revient plus doux,
Quand la nature est reverdie,
Quand l'hirondelle est de retour,
J'aime à revoir ma Normandie,
C'est le pays qui m'a donné le jour.

J'ai vu les lacs de l'Helvétie
Et ses chalets et ses glaciers ;
J'ai vu le ciel de l'Italie,
Et Venise et ses gondoliers ;
En saluant chaque patrie,
Je me disais : "Aucun séjour
N'est plus beau que ma Normandie,
C'est le pays qui m'a donné le jour."

Il est un âge dans la vie
Où chaque rêve doit finir,
Un âge où l'âme recueillie
A besoin de se souvenir :
Lorsque ma muse refroidie
Aura fini ses chants d'amour,
J'irai revoir ma Normandie,
C'est le pays qui m'a donné le jour.

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 『フランス語のABC』』の学習を、昨日、第31課、直説法半過去の直前まで終えて、このまま最後まで1冊終えてから、『新・リュミエール』の続きを勉強しようかと、少し迷いました。が、結局は、『フランス語のABC』はしばらく傍らに置いておいて、第6課で中断していた『新・リュミエール』を、第7課から直接法半過去の直前、つまり第10課まで終えてから、『フランス語のABC』の続きを勉強することにしました。先に進むよりも、まず基礎をしっかり固めた方がよさそうだと考えたからです。まずは、フランス語音声雑誌、『bien-dire』のCDを繰り返し聞きながら、この日本語で書かれた入門書を2冊終えて、それから、イタリア人向けのフランス語入門書・練習問題集、会話集を片づけ、『bien-dire』の精読に割く時間を増やし、こうして、今手元にある問題集や参考書を一通り学習してしまうつもりでいます。その学習が終わらないうちに、中級の参考書やDELFのB1・B2の問題集を取り寄せて、フランス語学習を継続していきたいと思っています。

Mon Japon, Ma Normandie

- Nostalgia in primavera, sì perché la patria sarà ancora più bella con l'arrivo della dolce stagione.

- Meravigliosa la Fioritura dei Ciliegi nel Lago Osawa del Tempio Daikakuj-ji.

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
春は桜。京都の美しい桜や、イタリアでは実が目当てで桜を植えることについては↓↓
Spettacolare Fioritura dei Ciliegi in Giappone con foto ↓↓
- 日本の桜1 はじめに / Fioritura dei Ciliegi in Giappone
- 京都、醍醐寺の桜 / Tempio Daigo-ji, Kyoto
Fioritura dei Ciliegi a Kyoto, spiegazioni anche in italiano ↓↓
- 日本の桜2 京都大原三千院 / Tempio Sanzen-in, Kyoto
- 日本の桜3 京都大原実光院 / Tempio Jikko-in, Kyoto
- 日本の桜4 京都大原宝泉院 / Tempio Hosen-in, Kyoto
- 日本の桜5 京都、渉成園 / Giardino Shosei-en, Kyoto
フランス語学習について / Sullo studio della lingua francese↓↓
- おおシャンゼリゼ
↑↑ わたしがそろえたフランス語の学習教材。
- 英伊仏ヒアリングマラソンと注意点
↑↑ フランス発フランス語音声学習雑誌、『bien-dire』と、外国語学習で聴解力を鍛えるコツ、その一方法である「精聴」について。

Riferimenti bibliografici & web
- Angolotesti Leonardo.it – Testo Ma Normandie
- Ma Normandie Lyrics & English translation
↑↑ このページでは、歌詞の一部(第2節1行目)だけ、YouTube映像の歌とは言葉が異なっていますが、フランス語の原詩に、英語の対訳が添えてあります。

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by milletti_naoko | 2013-03-29 15:20 | Giappone | Trackback | Comments(8)

幹とスミレとアスパラガス

 昨日、3月27日水曜日の午後は、ミジャーナ(Migiana di Monte Tezio)に出かけました。

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 この大きな幹を使えば、改築中の家に、趣のある洗面台が作れるのではないかと考えたからです。

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 前回よりもさらにたくさんのスミレたち(violette)が、野山のあちこちに、かわいらしい花を咲かせています。

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 驚いたことに、ミジャーナに着いてみると、先に義父母がやって来て、義父は門柱を仕上げる作業にいそしみ、義母はスミレの花を摘み、野生のアスパラガスを探していました。

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 そこでわたしも、アスパラガスを探そうと、山の斜面を登りました。夫は、さまざまな幹の長さや高さを測り、設置したいトイレの幅や奥行きも測って、どの幹をどんなふうにトイレに設置できるかを検討しています。家の裏手にはイトスギの木が多いため、花粉の飛散量が最も多い今の時期は、家の近くにいるのがつらく、また、家のまわりのアスパラガスは、義父母がすでに見つけてしまっただろうと考えて、アスパラガスを探しながら、斜面を登って行きました。

 右手奥に、雲に覆われていますが、横長の台形の形をしたスバージオ山(Monte Subasio)が見えています。

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 写真の手前に見えるのが、野生のアスパラガスの親の木で、アスパラガスは、この周囲に生えて育ちます。ですから、この親の木を見つけては、その近くに生えているアスパラガスがないかどうか、注意深く探しました。

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 親の木はあちこちにあるのですが、アスパラガスはありません。そこで、こんなふうに、少しですが、森の中に分け入ったりもしました。最初は、3本、5本見つかったら夫のところに戻ろうと思っていたのですが、1本も見当たりません。熟練を積んだ目ざとい義父がすでに摘んでしまったのかしら、それにしても、1本や2本は見落とすアスパラガスが、どこかには必ずあるはず。

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 アスパラガスは見当たらないのですが、スミレの花は、斜面のあちこちに咲いていて、花たちに慰められ、励まされました。

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 こんなふうに、オリーブの木(olivo)の根元を飾っている花もあれば、

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オリーブの幹から生えているように見えるスミレもあります。

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 結局、わたしがアスパラガスを見つけようと探している間に、夫が先に作業を終えて、迎えに来ました。

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 まだ寒いので、アスパラガスは見つからないとのことです。家の周囲のよく日の当たる、比較的暖かい場所で、お義母さんは、いくつかアスパラガスを見つけたそうですが、まだまだ小さいので、育ち始めるのはこれからだということです。

 確かに、今週の初めは、イタリア北西部が突然の異常な寒波・悪天候に襲われ、ペルージャでも、気温が急に下がって、最低気温が1、2度と低くなっていました。

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 ちなみにこちらが、お義母さんが昨日見つけた野生のアスパラガス(asparagi selvatici)です。天気予報によると、これからも雨の多い肌寒い日が続き、春らしい気候になるのは、4月半ばを過ぎてからとのことです。筍と同じで、野生のアスパラガスも、雨が降ったあとには、たくさん見つかるのですが、暖かくならないと顔を出しません。おいしいアスパラガスの卵料理を食べられるまでには、今しばらく待つ必要がありそうです。

Tronchi, Violette & Asparagi

- Ieri pomeriggio quando siamo arrivati a Migiana, c'erano già i miei suoceri!
- Mentre mio marito misurava i tronchi e il bagno, io camminavo tra gli olivi, cercando gli asparagi selvatici; lui ne ha trovati alcuni il giorno prima. Ho deciso di scendere solo dopo aver trovato un po' di asparagi e sono entrata pure un po' nel bosco, ma niente.

- Tantissimi fiori di violetta mi consolavano e mi incoraggiavano. Bellissimi! Alcuni crescono addirittura sul tronco di olivo o almeno così sembrava.

- Conclusione: e' ancora troppo freddo per trovare gli asparagi. Anche mia suocera ha trovato solo alcuni piccolissimi sul prato che è più soleggiato.

関連記事へのリンク
- 野生のアスパラガス (22/4/2010)
↑↑ 下ごしらえと料理の仕方。
- 初夏の恵みを味わう散歩 ~ヒナゲシとアスパラガス (10/6/2010)
↑↑ 野生のアスパラガスの探し方。

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by milletti_naoko | 2013-03-28 11:29 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(6)

On y danse、鬼ダンスではありません

 発音は同じ/su/ですが、イタリア語のsuは「~の上に、で」、フランス語のsousは「~の下に、で」を意味する前置詞です。結果として、発音は似ているのに、sul ponteは「橋の上で」 、sous le pontは「橋の下で」となり、字で見ると区別が分かりやすいのですが、イタリア語の中で暮らす頭でうっかり聞いていると、フランス語の「下」を「上」と勘違いしてしまいそうなので、注意が必要です。

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La Seine & Pont Alexandre III  7/6/2012

 一方、フランス語で「~の上に、で」を意味する前置詞はsurなので、「橋の上で」はsur le pontになります。「橋の上で……」というと、昔むかし習ったなつかしい歌を思い出すのですが、この歌が、実は古いフランス民謡だということは、つい最近知りました。



Sur le pont d’Avignon

Sur le pont d’Avignon,
On y danse, on y danse,
Sur le pont d’Avignon,
On y danse, tous en rond.

Les beaux messieurs font comm’ ça,
Et puis encor’ comm’ ça.

Sur le pont d’Avignon,
On y danse, on y danse,
Sur le pont d’Avignon,
On y danse, tous en rond.

Les bell’s dames font comm’ ça,
Et puis encor’ comm’ ça.

Sur le pont d’Avignon,
On y danse, on y danse,
Sur le pont d’Avignon,
On y danse, tous en rond.

Les cordonniers font comm’ ça,
Et puis encor’ comm’ ça.

..............

 歌詞にはいろんなバージョンがあるようですが、YouTubeにある多くの映像の中で、上のものが、歌詞が画面に現れる上、アニメーションが歌の内容をほぼ忠実に表しているように思われるので、ここでは、この映像中に流れる歌詞を書き写してみました。

「アヴィニョンの橋の上で
人々が踊る、人々が踊る
アヴィニョンの橋の上で、
人々が皆、輪になって踊る」

 映像では、輪になって踊っていないのではありますが。今も覚えている「橋の上で踊るよ踊るよ/橋の上で輪になって踊る」という日本語の歌詞が、ほぼ原語に忠実なのに、うまく音楽にも合っているなと感心します。

 『フランス語のABC』の第30課で、副詞的代名詞のenとyの文法説明のあとに、この歌の第一節が紹介されています。なつかしい歌の原語をフランス語で学べることがうれしい上に、何度も歌を聴きながら、yの用法や発音が/i/であることや動詞faireの直説法現在3人称複数の活用形がfontであることを頭にたたき込め、on「人々は…」などの用法の復習もできて、助かります。

 ça(celaの省略形で「これ、あれ」)、comme ça「このように」という言葉は、好きな歌でも、留学中にも何度も耳にしたのですが、『フランス語のABC』では、第29課でようやくでてきました。こうした表現も、幸いこの歌の中に何度もでてきます。

 文法の勉強ばかりだと頭が疲れるので、この歌に出会ってうれしくなりました。この歌を聞いたついでに、YouTube上の、他のフランス語の字幕つきの童謡らしきものも、いくつか聴いて楽しみました。詩や歌の好きなわたしは、『フランス語のABC』には、時々こういう詩や歌の紹介があるのが、本当にありがたいです。

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アレクサンドル3世橋(Pont Alexandre III)

 アヴィニョンにはまだ行ったことがないので、パリのアレクサンドル3世橋(下記リンク参照)の写真を、代わりに載せてみました。

Sur le pont d’Avignon

Che bello! Anche in Giappone cantavamo a scuola questa canzone, naturalmente in lingua giapponese. Ora posso capirla e cantarla anche in francese! Poi questo video di YouTube è molto carino.

'Sous le pont' non è 'sul ponte' ma 'sotto il ponte'; devo stare attenta a questo tipo di trappole quando studio il francese. Ad Avignon, purtroppo, non ci sono mai andata, quindi ho messo le foto di un ponte di Parigi.

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- パリの名所めぐり1 / Passeggiata a Parigi 1 (7/6/2012)
- パリの名所めぐり2 / Passeggiata a Parigi 2 (7/6(2012)

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by milletti_naoko | 2013-03-27 05:42 | Francia & francese | Trackback | Comments(2)

負けるな花粉症

 今年はなんとか薬に頼らず、ハーブで花粉症の季節を乗り切ろうと考えています。

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 主軸に据えて、風邪引き中に切らしたとき以外は、毎日服用しているのは、クロスグリの芽の液(gemmoderivato di Ribes nero)で、症状がひどいなと思ったら併用しているのが、イラクサのハーブティーにアマーロ・スヴェデーゼを加えて飲む、マリア・トレーベンおすすめのハーブ療法です。昨年は、鼻づまりとくしゃみだけは、栄養補助剤とハーブ療法だけで克服できたものの、目のかゆみだけは、点眼薬なしでは過ごせませんでした。まあ、わたしの花粉症は、ずっと長い間、目に起こるアレルギー性結膜炎だけですんでいたのが、イタリアに来てから、鼻にも症状が現れるようになたので、やはり目は点眼液なしではつらすぎるということで、点眼薬を購入しました。

 それが今年は、3月半ば以降、目のしばしばや鼻のむずむずが悪化し、昨日、イトスギの多い庭園の近くを長く歩いたためもあって、昨晩から、目のかゆみがひどくなったものの、今のところは、奇跡的に、これまで少なくとも12年以上使っていた点眼薬に頼らずにすんでいます。今年の冬は雨の日や寒い日が多く、春が来るのが遅かったためかもしれません。(今日も急に気温が下がり、今晩ペルージャではみぞれが降るという予報が出ています。)それとも、昨年試したマリア・トレーベンの療法よりも、クロスグリの芽の方が効果があるからかもしれません。ひょっとしたら、いろいろな療法を使っている相乗効果、あるいは、昨年すでに鼻用スプレーなしで過ごした、そのおかげかもしれません。昨夜からは目のかゆみが耐えがたくなったのですが、幸い夫用に購入していた、カモミール(camomilla)やキンセンカ(calendula)などのハーブを使った点眼液がうちにあったので、使ったら、だいぶ楽になりました。というわけで、今年は今のところ、なんとか目も、点眼薬なしで乗り切っています。

 いろいろな本やオンライン情報を読んだので、どこで読んだかははっきり覚えていないのですが、アレルギー症状を緩和するには、

・牛乳および乳製品
・サルシッチャやサラミ、モルタデッラ、コッパ、ザンポーニ、ウィンナーなど。イタリア語でinsaccatiと呼ばれる、豚のひき肉を腸詰めして作った食品。
・白砂糖
・アルコール
・揚げ物

などの食品を避けるように書いてあったため、完全に断ち切るのは難しいのですが、できるだけ摂取しないようにしています。

 わらにもすがるような思いで、いろいろ試しているのですが、よく考えてみたら、このうちパルミジャーノやモッツァレッラを始めとするチーズや、サラミは、イタリアで暮らし始めてから摂取量がいちだんと増えたので、これも、こちらに来てから、花粉症の症状が鼻にも及んだ理由かもしれません。

 解毒をし、腸をきれいにするのがいい、そのためには、水を毎日1.5~2リットル飲み、断食、あるいは小断食を取り入れましょうとのことです。水を飲むことは、飛蚊症で、目医者さんにも言われたこともあり、最近になってですが、毎日飲む量をチェックして、確実にノルマをこなせるようにしました。解毒には、作用があるという生姜を、風邪対策もあって、紅茶にすりおろして飲み、断食はハードルが高いので、小断食を続けています。朝は、しょうが紅茶やイラクサのハーブティーを1、2杯に、水、オレンジを1、2個。これを間隔を置いて、食べたり飲んだりするだけで、できるだけ正午までは固形物を(オレンジはジュースにしたらもっといいのでしょうが)食べないようにしています。朝食は水分だけにして、乳製品やサラミの類、白砂糖を含む食品を避けたおかげで、副産物として、特に運動量を増やしたわけでもないのに、会食が続いて体重が増えていた年末年始からではありますが、2kg体重を落とすこともできました。

 薬を使っている限り、アレルギー症状は治まらず、薬はかえって体の免疫システムを損ない、他の病気の原因となるだけのようだと、いろいろとオンラインで調べてみて(下記リンク参照)思ったからなのですが、これからが春本番。なんとか薬なしで乗り切れるように頑張ります。

Erbe vs Allergia ai pollini

- Questo anno per la prima volta dopo più di 12 anni ancora me la cavo senza la medicina agli occhi.

- Gemmoderivato di Ribes nero, ricetta di Maria Treben (tisana di ortica + amaro svedese), gocce oculari a base di erbe, tè nero allo zenzero...

- Poi cerco di bere tanta acqua (1.5-2L al girno), evitare cibi e bevande come latte, latticini, insaccati, zucchero bianco, alcol, fritti ecc. i quali secondo alcuni aggravano i sintomi.

- Un piccolo digiuno: ogni giorno, fino a mezzogiorno solo liquidi.

- Ce la farò senza medicinali con il poetere delle erbe, della natura!

関連記事へのリンク
- 花粉症の足音と薬草療法 (11/2/2013)
↑↑ クロスグリの芽の液の服用法について。これまで3社のものを試した(点眼液の箱の左手に並ぶ三つ)のですが、お気に入りはこの記事の左手にあるものです。アルコールの含有率が30パーセントと少ない上に、100パーセント植物由来で、スポイトで量をはかるのも楽だからです。
- 薬草で花粉退治 (28/3/2012)
↑↑ マリア・トレーベンが勧める花粉症の薬草療法、服用すべきハーブの量や回数を詳しく紹介。マリア・トレーベン(Maria Treben、1907-1991)は、オーストリア人女性で、ヨーロッパに従来伝わってきた薬草療法で、多くの人々を癒し、またドイツ、オーストリア、さらにはヨーロッパ中でセミナーを行い、会議で発表することによって、伝統的な自然療法への関心を喚起した人です。
- 花粉情報、イタリア&ウンブリア (13/3/2012)
↑↑ イタリアで花粉症を引き起こす植物とその花粉の飛散時期を、花粉の大気中の濃度と共に記したカレンダー、見かけたら避けたい、息をひそめたい木や花粉が飛ぶ頃はどんなふうに見えるかを示す写真あり。花粉を引き起こす木や症状、花粉情報を、写真と共に詳しく説明したサイトへのリンクあり。(イタリア語です。更新が遅いものが多いのが残念。)
- 飛蚊症、mosche volanti (13/3/2013)

LINK
- La Biolca - Le cause di allergia e intolleranza
- 1日2食の健康革命 - アトピーとクローン病の意外な関係
- 1日2食の健康革命 – スギの花粉がかわいそう
- 漢方科 松本医院 - アレルギー性鼻炎・結膜炎(花粉症)
↑↑ ヨガや菜食療法、薬草療法の本やサイトにも、参考にしたものが多いのですが、説明も分かりやすいかと、参照リンクとしては、こちらを挙げておきます。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-03-25 16:49 | Altro | Trackback | Comments(10)

花咲け花咲け春の庭

 リッチョーネの花市、Giardini d’Autoreでは、ヒヤシンスなどの球根も購入しました。

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 時期を過ぎたからか、大安売りだったからです。

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 球根を中心に扱う店、Razielのスタンドには、きれいに咲いた花の写真と共に、さまざまな球根が並んでいました。

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 昨日、3月23日土曜日の朝は、庭のリンゴの木の下に、この球根を植えました。時期が遅いのは予想していたし、後で本で確認して、やはり植える時期は過ぎていたことが分かったのですが、咲かない球根は売らないはずだから、咲いてくれるものと願っています。

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 畑から土を運び、粗塩をほんの少しだけ土に混ぜて、リンゴの木の周囲に置き、それから15cmほど地面を掘ります。

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 まずは内側に、ニンニクの親戚だという花の球根を植えていきます。眠っているのではありません。写真撮影のときは、目を閉じてしまうという妙な癖があるのです。ニンニクの親戚とは言え、白やピンクのとてもかわいらしい花を、うちの畑や野山の散歩で時々見かけます。(下記リンク参照)

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 外側には、ヒヤシンスの球根を植えました。

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 植えた球根の上に土を載せ、

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周囲を石で囲み、

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義父母には、ここに球根を植えたことを告げたのですが、何せ我が家には住人も来客も多いので、きれいに咲いてほしいという願いも込めて、「ここから花が顔を出すから、踏まないで!」という札も立てました。

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 ニンニクの親戚の球根で残ったものは、梨の木の周りに植えました。

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 白いきれいな花を咲かせる梨の木は、もうその準備を始めています。(下記リンク参照)

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 ミモザの花は日の光を浴びて金色に輝き、

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ヒナギクとタンポポも、春を謳歌しています。

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 花市で買ったツツジも、少しずつつぼみが開いていきます。

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 毎日、少しずつ庭の装いも春らしくなってきました。日は長くなり、椿のつぼみもふくらんで、開花が待ち遠しいところです。

Viva la primavera!

Nel nostro giardino brillano i fiori di mimosa,
gioiosi anche le margherite e i tarassaci.
I peri preparano la fioritura,
il melo è ora circondato
dai bulbi di giacinto e della famiglia di aglio.
A mano mano sbocciano le azalee,
mi ricordano la primavera giapponese
ornata dai fiori dei ciliegi.
Bella e allegra la stagione anche in Italia,
carissimi bulbi aspettiamo che spuntiate dalla terra!

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 学び発見、春の花市2013 / Giardini d’Autore 3/2013
- かわいい花はニンニクの親戚! / Fori di Allium neapolitanum
- 梨の花、リンゴの花 / Fiori di Pero & Melo (2/4/2012)
- ペルージャ春だより2 / Fiori di camelie (10/4/2011)
- 家の祝福と冬の来客 / Benedizione, Carnevale & Camelia (10/3/2011)

LINK
- Giardini d’Autore. Mostra Mercato di Giardinaggio - HOME
- Raziel - HOME Bulbi, tuberi, rizomi, piante rare e insolite

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by milletti_naoko | 2013-03-24 23:00 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(2)

-40cm, +100cm!

 晴れの日も曇りの日も、ゆったりと水をたたえた広いトラジメーノ湖を眺めると、気持ちが安らぎ、落ち着きます。昨日、3月23日金曜日の夕方は、夫と二人で大好きな湖を訪ねました。

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Lago Trasimeno, Passignano 22/3/2013

 まずはいつもどおり、パッシンニャーノに車を置いて、湖畔を歩きます。散歩の目的は、優しい湖に会うこと、そして、もちろん

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 トラジメーノ湖の水位を確認することです。-40cm!

 理想の水位よりもまだ40センチメートル低いのですが、わたしたちは歓声を上げました。昨年は雨が降らず、多数発生した山火事の消火のために湖の水が使われたこともあり、8月には-140cm、11月には-142cmまで、水位が下がっていたからです。10日前、3月13日の新聞には、「水位は-48cm」で、「昨年の同日の水位は-92cm」だったそうです。冬の間にたくさん降った雨のおかげで、昨年8月からは1メートル、昨年の3月に比べて、52cmも水位が上がったわけです。

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Tuoro sul Trasimeno

 このあとは、湖に近い、緑の多いところを散歩しようと、車で、9月に見つけたトゥオーロの秘密の散歩道に向かいました。秘密と言っても、他の散歩客の姿も見えます。昨年、5月に完成予定だった公園なのですが、まだ整備の途中だからか、訪ねる人が少なくて、ひっそりとしているのです。

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 昨年9月に初めて訪ねたときには、雨が少ないので、底が見えていた池も、今は豊かに水をたたえています。

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 池の周りを歩いて、湖の近くまで行きました。水位が上がったため、ポプラの木は途中まで水に覆われています。夫によると、ポプラは水を愛する木なので、それでもちゃんと育つのだそうです。

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 池の堤には、時々野生動物が掘ったらしき穴があって、夫は、何の動物が住んでいるんだろう、ヤマアラシにしては針が見当たらないし、ヌートリアかなといぶかります。

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 遠くの山も木々も、雲も、池の水面にすべて映し出されています。

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 再び、湖に近づくと、遠くにマッジョーレ島(Isola Maggiore)が見えます。手前に見える茶色い枯れた植物があるだろう、それは、高い波があったときに、ここまで波が打ち寄せたからだよ、と夫が教えてくれました。現在、湖のすぐほとりには、ご覧のように湖よりほんの少しだけ高い地面が、かなり広がっています。水位が上がるたびに、湖の表面積が広がり、それだけ広い面積を覆わなければいけないわけです。

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 柵の中には、トラジメーノ湖畔、そうして湖に浮かぶ島に特有の植物を植えてあるところもありました。池には、湖に棲む水鳥たちが、数羽集っています。湖の植物や動物を学べるような公園になったらいいねと話しながら、この未来の公園を後にしました。

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 帰り道、高速道路からは、雲の間から顔を出した夕日が、雲も湖も染めている様子が、きれいに見えました。

Cresce cresce il Lago Trasimeno!

- Ora mancano solo 40cm per raggiungere lo zero idrometrico.
- Nell'agosto 2012 era di -140cm, quindi è cresciuto di un metro! Poi secondo un articolo della Nazione, nel marzo 2012 al Lago mancavano 92cm. Quindi ora è più alto di 52cm!!
- Dopo siamo andati a passeggiare su un sentiero segreto (del futuro parco urbano) di Tuoro sul Trasimeno.

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 今さらながら / Al Trasimeno mancano -140cm (19/8/2012)
- 雨が降ったら / -142cm (1/11/2012)
- 雨後のトラジメーノ湖 / -112cm (15/11/2012)
- あと1メートル! / -100cm (9/12/2012)
- 湖と夕日と月と / -92cm (28/12/2012)
- 雨にも負けず風にも負けず / -80cm (24/1/2013)
- 空映す湖水のほとり / -61cm (13/2/2013)
- ひみつの散歩道 / Sentiero segreto, Tuoro sul Trasimeno (16/9/2012)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-03-23 15:37 | Umbria | Trackback | Comments(6)

優しいあの子に

心優しいのんびり屋さんで
Con un animo gentile

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29/5/2009

よくジャスミンの花や鉢のそばにいました。
restava spesso vicino ai fiori, ai vasi di gelsomino.

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2/11/2010

我が家にやって来ては、やがてよそにもらわれ、顔を見せなくなる猫も多い中、
Tra tanti gatti che vengono da noi ma restano altrove,

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20/11/2010

いつもはにかみがちに、窓辺に、足元に寄ってきて、あいさつをしてくれた愛しい猫。
lei è rimasta sempre da noi, ci salutava timida,
avvicinandosi alla finestra, camminando tra i piedi.

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22/2/2011

春が来て、ジャスミンもまた咲くときが来るだろうに、もう会えない。
Sta per arrivare la primavera, fioriranno i gelsomini.
Ma carissima gattina, non ci sei.

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1/12/2012

暖かい陽だまりとジャスミンの花を、天でも楽しめていますように。
いくつもの優しいときをありがとう。
Nel nostro cuore ci sarai sempre.

関連記事へのリンク
- ネコ、ネコ、子猫 (4/11/2010)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-03-21 23:27 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(2)

伊語・仏語で「手を洗う」

 『フランス語のABC』の学習を、ようやく代名動詞まで終えました。だれかが「(自分自身の)手を洗う」と言うのにも、言語によって、言い方に違いがあります。

  (わたしは)手を洗います。
  I wash my hands.
  Mi lavo le mani.
  Je me lave les mains.

 ごく一般的な状況では、「自分の手を洗う」と言うときに、その洗う手がだれの手かについて、日本語では言及せず、英語では「わたしの手」と、所有形容詞myを使うのですが、イタリア語とフランス語では、「自分の体の一部を洗う」ときには、「自分において…を洗う」と、動詞にはlavarsi、se laverという代名動詞(再帰動詞)を使い、名詞の前には定冠詞を置きます。

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Tempio Sanzen-in Ohara, Kyoto 26/3/2009

 上の3行目のイタリア語と4行目のフランス語の文をご覧になると、さすが共に、俗ラテン語から発展・変容してできたロマンス語であるために、文法的構造も、単語も似通っています。ただし、フランス語では、主語は原則的に常に明記しなければいけないのに対し、イタリア語の主語は、状況や動詞の活用などから推測できれば、あえて書かないのがふつうなので、イタリア語の文では主語(ここではio「わたしは」)は明示されず、フランス語の文には主語が書かれています。ちなみに、英語でもフランス語でも文には主語が必要だからか、イタリア語を学び始めた外国人に最も多い間違いは、何を言うにも、Io… Io…「わたしは… わたしは…」と、イタリア語では本来必要がない、言うと不自然な場合に、Ioを冒頭に置いて、文を作ってしまうことだそうです。

 それはさておき、イタリア語とフランス語が似ているおかげで、こういう変わった動詞の仕組みは理解も記憶も楽なのですが、似ているがゆえのうっかり間違いということも、よくあります。『フランス語のABC』に、「彼は食事の前ごとに手を洗います。」という仏作文の課題があったのですが、イタリア語の影響を受けた、というかイタリア語に引きずられた間違いをしてしまいました。

  Il se lave le mains avant chaque repas.

 イタリア語では「手」の単数形はmanoで男性名詞ですが、複数形maniは女性名詞で、定冠詞をつけるとle maniとなります。一方、フランス語では「手」を意味する名詞は常に女性名詞で、複数だから冠詞は[le]で、複数語尾の-sを名詞の語尾につけて……と、頭で考えて答えたのですが、フランス語では、複数名詞の定冠詞は、発音はイタリア語の複数の女性名詞につく定冠詞、leと同じでも、つづりはlesなのでありました。ですから、正解は、

 Il se lave les mains avant chaque repas.

だったのです。

 こんなふうに、フランス語の勉強中は、イタリア語の知識に助けられることも多いのですが、イタリア語に引きずられての間違いも、よくあります。イタリア語では、発音と表記がほぼ一致しているので、ついついイタリア語的につづって、フランス語では、発音はしないけれど表記する子音を忘れてしまうというのが、その手の間違いで、最も多いものの一つです。

 イタリア語とフランス語では、類似する単語の性が同じ場合が多いのですが、それだけに、イタリア語のcolore「色」、mare「海」は男性名詞だけれど、対応するフランス語のcouleur、merは女性名詞といった具合に、伊仏で、性が異なる名詞も、注意が必要です。la couleur、la merと、定冠詞と一緒に覚えるのが、一番確実そうです。

 また、「ズボン、パンツ、スラックス」を意味するイタリア語は、おそらくは、足を入れる部分が二つあるからということで、ふつうは、一着でも複数形のpantaloniを使います。「一着」であることを強調したい場合は、un paio di pantaloni。これは英語でも同じで、複数形を使って、(a pair of) trousersなのですが、一方、フランス語では、なんと単数形を使って、un pantalonと言うことができるので、やはり、こういう微妙な違いには気をつけなければと思います。ちなみに、フランス語を勉強していて、初めて、「パンタロン」がフランス語であることを知りました。パンタロンという言葉自体、もうずいぶん長い間、見聞きしたことがなかったので、何だか妙になつかしい気持ちになりました。

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Horloge du Musée d’Orsay 10/6/2012

 イタリア語ではlegumiというと「豆類」のことなのですが、フランス語ではlégumesは「野菜」のことで、これもうっかりしていると、勘違いしてしまいそうです。イタリア語で「時計」を表すorologioは男性名詞で、大きい時計も、腕時計のように小さい時計も、イタリア語ではすべてorologioなのですが、対するフランス語のhorlogeは、語頭のhは発音しないので、発音は似ているものの、女性名詞で性が異なる上に、主に、駅や学校にある大時計を意味するのであって、腕時計や懐中時計のように小さな時計はmontreになります。

 似ているがゆえに、時にフランス語学習を助け、時につまずきの原因となってしまうイタリア語。違いをはっきり認識し、注意しながら、勉強を続けていきたいと思っています。

Italiano vs Francese

- Pensavo di aver risposto giusto, ma invece di scrivere correttamente 'les mains' ho scritto 'le mains'. La pronuncia è uguale all'articolo italiano, 'le', ma in francese c'è questa 's' muta.

- Poi 'colore' e 'mare' sono nomi maschili in italiano, ma le parole equivalenti in fransese, 'couleur' e 'mer' sono nomi femminili.

- Nel caso di 'horloge' francese, oltre ad essere un nome femminile diversamente dall'orlogio italiano, non indica un orologio piccolo... quello si chiama 'montre'.

- E 'légumes' non sono fagioli e ceci, ma 'verdure' e poi in francese quanto ad un paio di pantaloni si può dire 'un pantalon' anziché usare il plurare come in italiano ('un paio di pantaloni') e in inglese ('a pair of trousers').

- Le somiglianze tra l'italiano e il francese mi facilitano spesso lo studio del francese, ma a volte mi fanno inciampare, quindi devo stare molto attenta.

LINK
- イタリア語VSフランス語 / Italiano vs Francese
- 大原三千院の桜 / Fiori dei Ciliegi - Tempio Sanzen-in, Kyoto (3/2009)

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by milletti_naoko | 2013-03-20 23:25 | Francia & francese | Trackback | Comments(2)

学び発見、春の花市2013

 毎年春と秋に催される、リッチョーネの花市、Giardini d’Autoreを、この春は、昨日訪ねました。

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 土曜日に行われた無料の館と庭園の見学は逃したものの、今回の花市には、新しい企画や出展も多く、これまでになく興味深く、いろいろと学ぶことができました。

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 会場は、例年どおり、リッチョーネ駅の近くにある館、Villa Lodi Fèです。3月17日曜日は、朝10時に、会場に駆けつけました。中世の庭園について、Il Giardino Medievale: Storie di piante, cultura e magiaという題で、話があったからです。まずは、こちら、トリノで改築した中世の館の庭園を、古い文献などを参考にして、できるだけ元の姿に忠実に再現し、中世の頃と同じように植物や庭園の手入れをしようと努めていらっしゃるエドアルドさん(Edoardo Santoro)の説明がありました。

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 昔の人が、それぞれのハーブの効用をよく知っていて、暮らしに役立てていたこと、当時の庭がどんなふうに作られていたか、どんな便利な道具を考え出して畑で使っていたかなど、いろいろと学ぶことができました。たとえば、右に見えるホウキを逆さにした道具は、カボチャの栽培用で、棒の部分をツルが伝って伸び、上の円錐の部分に、育ったカボチャが収まるようにできているそうです。

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 続いて、ロマーニャ民俗博物館で、植物を使った染色技法について教えているエーリカさん(Erika Angelini)から、話を聞きました。テーブルには、ロマーニャ地方でよく見かける花や植物と、その染料で染めた毛糸が並んでいて、具体的に、どんな植物を、どんなふうに使って、どういう色に染め上げるのかを、教えてくれました。6月23日、聖ジョヴァンニの日の夜に、草に降りる露には病を癒す魔力があると、今も多くの人々が信じているという話も、おもしろかったです。

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 最後に、こちらの芳香植物を育てる専門家、マルコさん(Marco Gramaglia)の話を聞きました。どういうハーブに、どんな効用があるか、どの植物はどう育てたらいいかなど、わたしたちのいろいろな質問に、ていねいに分かりやすく答えてくださいました。売られている植物の中には、ピエモンテのアルプスの高みに育ち、リキュールやチョコレートに使われているgenepìもありました。

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 こちら、Eco.giardinoの木の家は、今回初めてお目にかかったのですが、上ってみて感動しました。下からだと、何でもない家に見えるのですが、心ばかりの寄付金を払って階段を上ると、

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そこには、花と緑、古い家具をうまく使って装飾した、すてきな部屋が待ち受けていました。

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 材料は素朴なのに、とてもおしゃれで、居心地のいい空間に仕上がっています。天窓があって、天井から外の景色を眺めることもできます。

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 外には見晴らしのいいテラスがあって、椅子が置かれ、部屋の下も、ソファーやテーブルが並んでいて、ゆったりとくつろげそうです。

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 こちらLe Marchand de Sableの店は、いつも、形も色も、そして香りもとびきりすてきな自然の芳香剤を展示しています。今年初めて気づいたのは、我が家にも眠っている、ニスのはげかけた古い椅子や梯子、箱入りで売られているオレンジの、雑な作りの木の箱も、こんなふうに、プロヴァンスを思わせる優しいラベンダー色や薄緑色に塗り上げるだけで、すてきな調度品に変身できそうだということです。お金をかけなくても、今あるものを十分に生かして、心地のいい空間を創り出すヒントを、あちこちのスタンドを回りながら、教えてもらいました。

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 こちら、Fonderia Innocentiのスタンドには、遊び心いっぱいの、めずらしく、かわいい蛇口がたくさん並んでいました。

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 この愛嬌のあるフクロウや鶏も、野山や庭に転がっている自然の材料が、少し工夫するだけで、かわいらしい飾りになることを教えてくれました。

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 すぐ近くのサンタルカンジェロからは、お茶の店、Arte del tèが出展していました。日本のお茶も種類が豊富です。京都産の有機宇治抹茶も売られていて、健康にもとてもいいというので心は魅かれたのですが、ごく少量が25ユーロという高値に気後れして、購入を控えました。

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 今年、夫はピエモンテのアルプスを初め、山で見かけるヒナギクをなつかしんで、この店、Floricoltura Billoで、ヒナギクとカーネーションの鉢、別の店で、ケッパーの苗とヒヤシンスなどの球根を購入しました。

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 わたしは、Vivaio Gigliで、こちらのツツジの鉢を購入しました。ピンクがかったきれいな花がいっせいに咲いて、日本の桜を忍ばせてくれるこの花は、以前も同じ店で購入し、春が来れば目を楽しませてくれていたのですが、よかれと思って、夫が栗の大木の洞の中から取った土と替えたあと、栗の病気をもらったらしく、2鉢とも枯れてしまったのです。2年前は、ツツジの花がきれいな花をたくさん咲かせていて、2鉢買ったたのですが、今回はこちらの1鉢だけを購入しました。まずはこのツツジを大切に育てたいと思っています。

 これから春が近づくにつれ、少しずつ花が咲き、苗が育っていくのが楽しみです。

Giardini d'Autore, Riccione 17/3/2013

- Mostra mercato di giardinaggio, questa primavera ancora più bella con nuove iniziative. Complimenti e grazie a Silvia Montanari & tutti gli staff!

- Interessante ascoltare sulle storie di piante, culture e magia. Per la prossima volta, in Piemonte non visitiamo soltanto le montagne ma anche il Borgo Medievale di Borgo Medievale Torino e il negozio del supervivaoio, signor Mario Marco Gramaglia.

- Stupenda la casetta sull'albero di Eco Giardino, ci dà tanti spunti e idee anche lo stand di Fonderia Innocenti.

- Questo anno abbiamo comprato le piante di azalea, garofanino, cappero e bulbi di giacinto ecc. Si sta avvicinando la primavera e le piante ci rallegreranno con i loro fiori e il profumo.

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 花市で春を先取り / Giardini d’Autore 3/2011
- 春の花市2012 / Giardini d’Autore 3/2012
- リッチョーネの花市 / Giardini d’Autore 9/2010
- カボチャも芸術 / Arte delle Zucche – Giardini d’Autore 9/2011
- 花の妖精 / Giardini d’Autore 9/2011
- 秋色の花市 / Giardini d’Autore 9/2012

Link & Info
- Giardini d’Autore. Mostra mercato di giardinaggio - HOME
- Giardino del Borgo Medievale - Torino
- Mani in gioco di Erica Angelini - HOME
- Vivaio Fratelli Gramaglia
Piante aromatiche e per l’orto. Collezione di piante afrodisiache. 
Via Borgo Dora – 10093 Collegno (TO) – Tel. 011 4153644
- Eco.giardino. Vivere nel verde – casetta sull’albero
- Le Marchande Sable Decorazioni vegetali e profumate
Via Rovigo, 3 – 30024 Musile di Piave (VE) – Tel. 0421 33647
- Fonderia Innocenti
- Arte del Tè. Santarcangelo di Romagna (RN) - HOME
- Floricoltura Billo Garofani da vaso e da uola, penduli e alpini
Via Bindoletta – 35040 Merlara (PD) – Tel. 0429 85227
- Vivaio Gigli Azalee, camelie, rododendri
Loc. Rapaio Borgo a Mozzano 55023 Lucca (LU) – Tel. 0583 88637

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-03-19 14:26 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(8)


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Naoko Ishii
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