<   2013年 06月 ( 18 )   > この月の画像一覧

結婚記念日大周遊2

 登り道はまだまだ続きます。

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 下からは一面の緑にしか見えなかった山の斜面に、たくさんの花が咲いています。

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 一部に雪が残るほど、標高の高いところまで登ると、6月だというのに、まだスミレ(violetta)の花も咲いています。

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 ライオンの頭のような隆起の傍らを通り過ぎ、

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さらに、上へ上へと登っていくと、

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色とりどりのラン(orchidea)の花が、あちこちに咲いています。

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 やはり春の花であるワスレナグサ(nontiscordardimé)も、山の高みでは花盛りです。

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 ようやく目指す山小屋が近づいてきたのはうれしいのですが、花や風景の写真を撮りながらのんびり歩いていたら、夫の影が見当たらなくなりました。先に行ったのかと思って道を急ぐのですが、高所恐怖症の身にはつらい、こんな道も時々ありました。

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 声がするので上を見やると、夫は、わたしよりはるかに高いところを歩いているではありませんか。後で話を聞くと、夫は、急斜面を登りきった見晴らしのいいところで、腰を下ろしてわたしを待っていたそうなのですが、わたしは夫がいるとは知らずに通り過ぎ、夫もわたしが歩き去ったのに気がつかなかったそうです。山の上には、月が白く小さく見えています。

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 標高の高い場所でしか見られない、こちらの青い花も、時々草の間から顔をのぞかせています。

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 山小屋まであと少しというところで、見晴らしのいい草原に腰を下ろして、一休みしました。

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 ようやく山小屋、Rifugio del Fargno (1811m)に到着しました。

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 360度に広がる山並みを眺めてから、しばらくは車道を歩き、途中からカサーリ(Casali)の村へと下るトレッキングコースを求めて、斜面を下りました。

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 砂利を敷きつめた急な下り坂は、ひどく歩きにくく、時々滑って転びながら、村を目指しました。途中、放牧された動物の水飲み場が、いくつかありました。

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 道の傍らには、やはり色とりどりの花が咲き、とても大きな木にもいくつか出会いました。

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 こちらの草原で、コオロギの音色を聞きながら、大きな桜の木の下で休憩したためもあり、ようやくカサーリの村に戻ったときには、午後8時を過ぎていました。

Passeggiata fantastica sui Monti Sibillini delle Marche - parte 2

- in ogni angolo delle montagne si nasconde qualcosa di molto bello: per scoprirlo, bisogna salire e camminare. Ne vale la pena.

Itinerario
Casali (1048m) 11.38 – sentiero CAI 275 – Sorgenti di Panico 13.43 – CAI 275 – sentiero CAI 277 – Forcella del Fragno (1811m) 17.30 – strada sterrata - sentiero CAI 278 – Casali 20.08

関連記事へのリンク / Link per gli articoli correlati
- 結婚記念日大周遊1 / Passeggiata sui Monti Sibillini delle Marche – parte1 (16/6/2013)
- 天下を足下に3 / Sibillini, lato Marche – parte3 (5/2012)
- 天下を足下に2 / Sibillini, lato Marche – parte2 (5/2012)

LINK
- Rifugio del Fargno - HOME

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by milletti_naoko | 2013-06-29 00:01 | Marche | Trackback | Comments(8)

結婚記念日大周遊1

 6月16日日曜日は、6年目の結婚記念日で、この日は、それはすばらしい山歩きをしました。

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Monti Sibillini 16/6/2013

 美しい緑と野の花と見晴らしを楽しみながら、ぐるりと回ったのは、シビッリーニ山脈の渓谷です。

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Partenza – Casali (1048m) 16/6/2013 11.39

 前日から山登りをしていたリミニの友人たちと合流するつもりだったのですが、わたしたちが到着した頃には、二人は最高峰の頂上にいたため、とりあえず、わたしたち二人で散歩を楽しむことにしました。

 前夜に夫の属する合唱団の合唱祭と、その打ち上げの宴があったため、家を出るのが遅くなり、ようやくカサーリに着いて、散歩を始めたのは、午前11時39分のことでした。

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 まずは険しく切り立つ岩山、Monte Bove Nord(2112m)を右手に、下方に川のせせらぎを聞きながら、パーニコ渓谷(Val di Panico)を、川の水源に向かって歩いて行きます。野バラ、Rosa caninaを始め、さまざまな野の花が道を彩っています。

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Val di Panico 16/6/2013 12.12

 正午の太陽が照りつける、影の少ないゆるやかな坂道を少しずつ上って行くと、幸い、しばらくしてから、木のテーブルとベンチの並ぶ、昼食に絶好の場所が見つかりました。

 右手奥には、てっぺんがほぼ直線に見える山(Pizzo Berro)、正面には断崖の上に、優しい緑の広がる山(Pizzo Tre Vescovi)が見えるのですが、今回の散歩では、このあと、二つの山の稜線に近い高みを歩くことになりました。

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Val di Panico 16/6/2013 17.45

 それまでには、まだ数時間山を登り続ける必要があったのですが、苦労してたどり着いた高嶺からの眺めはすばらしく、

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Val di Panico 16/6/2013 16.13

 この高さまで登ると、出発地点だったカサーリCasali(1048m)の村や、当座の目的地であった山あいの鞍部、Forcella del Fargno(1811m)にある山小屋(Rifugio)も、見ることができました。この日は、この鞍部まで山を登ったあと、来た道を引き返すのではなく、そのまましばらく道を先に進んでから、カサーリを目指して、山の斜面を下り、パーニコ渓谷をぐるりと一周しました。

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Dalla “Carta dei Sentieri, Parco Nazionale dei Monti Sibillini”

 夫は、パーニコ川の源から、さらに少し山を登ったあと、同じ道を引き返すつもりでした。ただ、この日は真夏のような天気で、 来た道を下って行くと、暑くなるのが目に見えていた上、以前に車で訪ねて、この辺りの高峰からの眺めがすばらしいことを知っていたこともあり(下記リンク参照)、わたしから、このまま山を登って、渓谷を一周しようと提案しました。

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Monte Bove Nord & Fiori di Maggiociondolo 16/7/2013 13.03

 昼食を終えて、さらに先に進むと、ボーヴェ北山の切り立った岩肌の下で、イタリア語ではmaggiociondolo(意味は「5月の首飾り」)と呼ばれるキングサリが、金色の花をいっぱいに咲かせていました。

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 この辺りで、車道を後にして、奥に見える、頭を左向けにして寝そべった犬のような、ライオンのような山に向かって、山あいの小道を登って行きました。今地図で確認すると、夫はこのとき近道をしようと、本来のトレッキングコースよりは一足先に、車道を離れたようです。

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 色とりどりの花が咲く、なだらかな山道を登って行きます。

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 こんなかわいらしい白い花が、岩の傍らに咲いています。

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Una delle Sorgenti di Panico? 16/6/2013 13.43

 パーニコ川の数ある源の一つでしょうか? 右手に、さわやかな音を立てながら、清らかな水が勢いよく流れ落ちる滝がありました。近くには、ランの花もいくつか咲いています。他にも、草木に隠れて、あるいは岩穴から流れる滝や渓流をいくつか見かけました。

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 時々道が草に覆われて、トレッキングコースが分かりにくい箇所もあるのですが、この手前の石にあるような、赤と白で記されたCAI(イタリア山岳クラブ)の印が、時々目に入るので、道を間違えてはいないと、安心して進んで行けます。

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16/7/2013 15.05

斜面を登り切ると、そこには、緑の野原が広がり、高峰に、まだ白い雪が残っているのが見えました。

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 きれいな野の花があちこちに咲く中には、歩く植物図鑑である夫も、見たことがないという花さえありました。すばらしい眺めを楽しんだり、花の写真を撮ったりしているうちに、前方の山から下りて来た人たちがいたので、結婚記念日の思い出にと、ここで2枚撮ってもらった写真のうち1枚が、冒頭の写真です。

 時に、ぼくはあっちに行きたい、わたしはこちらにと意見が分かれ、二手に別れたものの、やがて落ち合い、時に道に迷いながら、山を登って美しい風景や花に出会い、何だか人生や結婚生活の縮図でもあるような山登りを、思いがけず十分に楽しむことができて、いろんな意味で、これまでになく思い出深い、すてきな結婚記念日になりました。散歩の記事は、次回に続きます。

Passeggiata fantastica sui Monti Sibillini delle Marche - parte 1

- un altro bel ricordo dell’anniversario
- cascate, ruscelli, sentieri ornati dai fiori & panorami mozzafiato

Itinerario
Casali (1048m) 11.38 – sentiero CAI 275 – Sorgenti di Panico 13.43 – CAI 275 – sentiero CAI 277 – Forcella del Fragno (1811m) 17.30 – strada sterrata - sentiero CAI 278 – Casali 20.08

関連記事へのリンク / Link per gli articoli correlati
- 結婚記念日大周遊2 / Passeggiata sui Monti Sibillini delle Marche – parte2 (16/6/2013)
↑↑ この記事の続きです / Il seguito di questa passeggiata

- 天下を足下に3 / Sibillini, lato Marche – parte3 (5/2012)
- 天下を足下に2 / Sibillini, lato Marche – parte2 (5/2012)

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by milletti_naoko | 2013-06-27 15:35 | Marche | Trackback | Comments(16)

初夏の畑の採れたてピッツァ

 今夜は久しぶりにピザを焼きました。

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 今日、改築中の家に来たのは、床レンガの総仕上げをする職人さんです。前回の作業から、床レンガが乾くのを待つ間に、かなり日数が経ったので、その間にたまった土や埃を払わなければならず、職人たちの作業を見守るためにも、夫は1日有給休暇を取りました。

 わたしも本当は一緒に行って、手伝いたかったのですが、最近晴れた日が続いたためか、土曜から花粉症が悪化してしまい、ミジャーナから戻った夫のそばに近づくだけで、目や鼻にかゆみを感じるような状況なので、今日は家に残りました。それで、お疲れさまという気持ちもこめて、夕食には夫の大好きなピザを作ることにしたのです。

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 まずは伸ばした生地全体に、細切れにしたモッツァレッラを載せます。それから、ピザの左側を、今朝畑で仕入れてきた、ズッキーニの花と実で飾りました。今朝摘んだ花が四つあったので、こんなふうに花を置き、間にはアンチョビを並べました。

 右手には、薄切りのタマネギとツナを載せ、水洗いして、小さく切ったケッパーを、ピザ全体のあちこちに散らしました。

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 ピザの生地を作るのに使った小麦粉は、6月7日に、トルジャーノで買ったもので、有機栽培の小麦を石で挽いたものです。

 我ながら、なかなかおいしいピザに仕上がりました。ピザに目がなく、ピザにはうるさい夫が、思いがけず食卓に出たピザを喜び、さらにおいしいと言ってくれて、うれしかったです。

Stasera Pizza!

Con la zucchina e i fiori raccolti stamattina nell'orto e la farina biologica di Torgiano :-)

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by milletti_naoko | 2013-06-25 23:37 | Gastronomia | Trackback | Comments(8)

PC故障、修理か新品購入か

 木曜に問題が発生し、金曜には、確かに故障だと分かりました。幸い、故障しているのは、オールインワン型のパソコンのうち、ディスプレイだけのようです。夜、夫に相談すると、画像がきれいに映らないテレビのショック療法よろしく、ディスプレイに斜め上から、何度か空手攻撃を加え、その際ほんの一瞬だけ、パスワード入力画面がちらりと見えては消えたりもしたので、故障はディスプレイだけだと確信が持てました。

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 購入からまもなく3年が経とうとしているため、保証期間は過ぎているのですが、まずは、「直して使えるうちは、修理して使いたい」と、修理に出すことを考えました。購入した家電量販店には、何度電話してもつながりません。パソコンのメーカーは、パッカードベルです。近くに修理を請け負う店があれば、持ち込んで見積もりをしてもらおうと、情報を探したのですが、パソコンに付属していた説明書の数々を見ても、パッカードベルのホームページを見ても、どうやら、修理を引き受ける場所は、イタリア各地にあるわけではなく、次の電話番号に電話して、相談するしかないようです。

 Packard bell
 Supporto tecnico - fuori garanzia
 199 317271
 lun-ven 9-13/14-18

 電話番号は手持ちの説明書の中にあったのですが、電話可能な時間帯は、インターネットで探してようやく見つけました。さらに、この番号に電話すると、 電話料金にさらにパッカードベルから1分ごとに料金が加算され、真っ先に聞こえてくる音声は、わたしたちが利用する電話業者別の、1分間の通話料金の説明です。いずれにせよ料金は、1分間40セント未満のようです。さて、幸いすぐに、修理担当の技術者が電話に出てくれたのはいいのですが、話を聞いてみると、どうも修理するより、新しい製品を買った方がよさそうです。技術者はわたしに、

 修理場あてに、故障した製品を小包で送り、その際、見積もり申請費用として、25ユーロに税を加算した料金を振り込むように

言い、業者側が見積もりを出したあと、

 もし、請求された見積もり金額で修理を依頼したいようであれば、さらに、修理代を振り込めば、業者の方で、修理をしたあとで、製品をこちらに送り返してくれる

し、

 もし、見積もりした金額を知って、修理を見合わせるようであれば、業者からそのまま、こちらに製品を送り返す

けれど、いずれにせよ、こちらに製品を送り返すときの送料は、見積もり申請費用の25ユーロにすでに含まれているとのことでした。

 ということは、見積もりを申請するだけで、25ユーロ+ディスプレイの送料がかかるわけですが、問題は、新しいディスプレイは100ユーロ程度で買えるということと、修理費がいくらかかるかが、まずは少なくないお金を出さないと分からないということです。電話口で聞いてみても、「実際に製品を見ないと、金額は言えません。」という答えが返ってくるばかりで、夫に聞くと、「修理するよりも、新しく買う方が安いはずだ。」と、なぜか確信に満ちた返事をします。

 まだ、使えるかもしれないものをゴミに出すのは気がとがめましたが、結局、新しいディスプレイを買うことにしました。そして、ペルージャ周辺の電気屋をめぐって、一番よさそうな商品で、お手頃の値段のものを買うという手もあったのですが、単品として売られるディスプレイは、どの店でも種類が限られていること、また、それぞれの製品の性能や口コミの評判を、店頭で知るのは難しいことを思い、品揃えが豊富で、かつすぐに製品が手元に届く、Amazon.itで購入することにしました。

 ダイソンの掃除機タワー型扇風機も、アマゾンイタリアで購入したのですが、他社に比べて、お得な値段で買えることが多い上に、製品が届くのが早く確実で、さらに、アマゾンイタリアのサイトは、使用者の評価が多く、中には詳しいものもあって、とても参考になります。

 ちなみに、電化製品などを購入するときに、わたしが必ず参考にしているサイトがもう一つあります。

- alaTest.it – Analizzare milioni di recensioni per trovare i migliori prodotti per voi

 いろいろな製品の、専門家および使用者の評価の概要を、数字でさっと見比べることができる上に、個々の製品についても、使いやすさや製品に見合った価格かなど、詳しい説明や使用者の意見が書かれていて、とても参考になるからです。広告や店頭で見て、気になっている製品を買う前に、このサイトで、その商品の評価を見ることもあれば、このサイトであらかじめ、自分がほしいもの、たとえば掃除機や扇風機には、どんな製品があり、値段に手が届く範囲では、どのメーカーのどの製品の評価が高いのかを、調べることができます。

 以前は長い間、日本で購入して、イタリアに持って来ていた東芝DynaBookのノートパソコンを愛用していたのですが、3年前に新しいパソコンを買うにあたって、同僚の先生の助言もあって、値段に比べてディスプレイ画面の大きい、デスクトップ型のパソコンを購入しました。日本語の試験問題を作るにも、翻訳をするにも、21インチという大きい画面であれば、大きい二つの窓を開き、二つの文書を同時に目で確認することが可能であり、字が大きくて、目にも優しいのでとても助かります。すでに21インチに慣れていたので、新しくほしいディスプレイは、21インチで100ユーロ前後の商品で、かつ使用者の評価が高くて、アマゾンイタリアですぐに取り寄せることができるものと、条件を限定して検索すると、ディスプレイの機種を、かなりしぼり込むことができました。そうして厳選された商品の評価を、さらに上のalaTest.itで調べてみて、結局、ここまでなら出せるという料金で得られる範囲で、上記の条件を満たし、かつ評価も高いのは、こちらの商品だということになりました。

- Asus VS228H Monitor LCD 21.5” Wide

 alaTest.itのページを見ると、

- alaTest.it – Informatica – Monitor – Asus VS228H

 この商品は、専門家の評価が78点、198人の使用者の評価が89点で、その合計評価が90点となっており、使用者の評価も、いろんな国の言葉で書かれています。ちなみに、上のアマゾンイタリアのページにも、この製品の高画質に満足した使用者の感想が並んでいます。

 金曜日の午後に注文してしまえば、24日、月曜日中に届くということで、さっそくこの商品を注文しました。どうせ週末は、パソコンに向かう時間がほとんどない場合が多いので、月曜日に届いたので十分だからです。

 そうして、新しいディスプレイ到着予定日の今日、朝11時半過ぎに、予定どおり、無事に、わたしのもとにアマゾンから小包が届きました。約1時間後には、組み立てと接続が終わり、ちゃんとディスプレイが使えることが分かって、うれしかったです。画像も、たくさんの人が書いていたように、明るくて、とてもきれいです。

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 数か月前に購入して庭にまいた、「蝶々を引き寄せる花の種」が、最近になって、ようやく花を咲か始めました。思ったより、花がずいぶんとまばらに咲いているのですが、それでも、ヒナゲシの花の色や形が一つひとつ微妙に違っていて、とてもきれいで、毎朝、一つ二つと増えていく花を見るのが楽しみです。

Riparare o comprare, questa è la questione.

- Giovedì si è ammalato d'improvviso il monitor del mio desktop. Venerdì non si risuscitava più. Volevo ripararlo, ma il tecnico del Packard Bell mi richiedeva 25 euro + IVA solo per darmi il prev...entivo di riparazione. Dunque, ci volevano '25 euro + IVA + costo di spedizione + spesa di spedizione' e così purtroppo, visto che il nuovo monitor costa circa 100 euro, ho deciso di comprarne uno nuovo e l'ho ordinato subito su Amazon.it.

- Stamattina il prodotto è arrivato! Sono riuscita a collegarlo bene, le immagini sono belle e sono contenta.

- In questi giorni nel nostro giardino ogni mattina ci sono sempre più fiori che attirano le farfalle, i quali sono cresciuti dai semi seminati qualch mese fa.

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-06-24 17:27 | Altro | Trackback | Comments(6)

日本健闘、惜敗するもイタリアで絶賛

 イタリア時間では、昨晩の真夜中から、ブラジルで、日本対イタリアのサッカーコンフェデ杯の試合が行われました。Rai1およびRaiHDでは、この試合関連の放映が、午後11時20分に始まり、わたしは、番組開始から、テレビの前に座り込み、イタリアの解説者やサッカー関係者が、日本代表をどう評しているのか、イタリア代表は、どんな気持ちで試合に臨もうとしているかを知ろうと、耳を澄ませました。

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Immagine presa dal sito di Ansa.it

 すでにイタリアのオンラインニュースで、FIFAランキングではイタリアが8位であるのに対し、日本は32位であると知っていましたが、一足先にワールドカップへの切符を手にし、自国出身の監督が率いる日本代表を、イタリア側がどう評価しているのが気になっていました。さらに、夫もわたしもワールドカップでもなければサッカーの勝敗を気にすることはまれで、日頃サッカーの試合を見ることが少ないので、試合が始まる前に、見どころを聞いておきたいと思ったからです。

 記憶をたどりながら書いていますので、不確かな点もあると思いますが、うれしかったのは、試合前のインタビューや解説で、監督から解説者までが皆、ザッケローニ監督の、チームを育てる技量と人柄を称え、日本代表の技術力の高さ、速さとチームワークなどを賞賛し、この監督と日本代表の組み合わせは、イタリア側にとって、非常に手ごわい敵となるだろうと言っていました。イタリア代表はブラジルの暑さと湿度の高さに順応できず、体力的に厳しい状況に置かれているという言葉もありました。また、イタリアは引き分けで終わっても、とにかく土俵に残れるのだということ、イタリアもいいチームができあがっているので、FIFAランキングから見ても、いい試合にすることはできるだろうとも言っていました。

 最近、改築中の家の前で、排水溝を設置する作業が始まったため、炎天の酷暑が続くペルージャではありますが、夫はほぼ毎日、仕事を早めに切り上げて、午後2時過ぎに帰宅しては、昼食後に、照りつける太陽の下行われる作業を見に行っています。それで、すっかり疲れている夫は、試合が始まる真夜中前には睡魔に襲われ、就寝したのですが、ここで寝てくれてよかったと、本人のためにも思います。

 試合開始後、30分ほどの間の試合は、サッカーに詳しくないわたしが見ても、日本が優勢で、イタリアが押されているのがよく分かる状況だったからです。さらに、まずはイタリア側が口をそろえて誤審と言うファウルの判定がきっかけで、日本側が最初の1点を、続いて、みごとな連携プレーで日本側が2点目を手にしたからです。テレビでも試合の会場でも、イタリアの解説陣は、全員が、「いくら引き分けでいいからと言っても、この戦いぶりはひどい。」と嘆いていて、こんな試合ぶりを夫が見ていたら、ストレスがたまり、翌朝仕事があると言うのに、途中で席を立つこともできなかったでしょう。日本代表の守りの強さとチームワーク、技術力については、試合前から言われていましたが、この30分ほどの間は、日本チームを、さらに、disciplinati、 organizzazioni、sacrificarsiという言葉で称えていました。「(規律や言われたことに)従順に、素直に従うことができ」、「統制が取れ、全体を見すえて、行動に移すことができること」、「(チーム、社会などのために)献身的な行動をすること」日本人や日本社会が、イタリアに比べて、こうした特質に優れている場合が多いのは、サッカーに限らず、社会生活のさまざまな側面で、あるいは一個人の行動にも、認められることが多いと思います。

 前半41分目、ようやくイタリア代表側が反撃に転じ始め、解説者は皆、ほっとしながらも、「どうしてここまで追い込まれる前に、最初から、こういうプレイが見せられなかったのか。」と嘆きます。

 後半では、最初、イタリア側がめざましい動きを見せ始めたのに対し、日本代表の統率に乱れが見え、「やはり完璧なプレイや陣形を長い間保ち続けるのは、さすがにこのチームでも難しい。」という声が聞こえます。途中で、今度は日本に不利な誤審が、イタリアに得点をもたらします。やがて日本側も態勢を持ち直し、最後の最後までどう決まるか分からない、いい試合が最後まで続くのですが、チームの連携と統率の美しい日本チームと、バロテッリを中心に得点を入れようと核はあるものの、それぞれにすばらしいものを持つであろう選手たちの、しかし全体の統制がうまく取れていないイタリア代表という印象を、サッカーをよく知らないので、見当はずれかもしれませんが、わたしは持ちました。

 残念ながら、3対4という結果で、試合には負けてしまいましたが、日本代表は、自分たちの長所を十分に発揮して、すばらしい試合ができていたと思います。試合後のインタビューや解説では、プランデッリ監督が、「前半でうまく戦えなかったのは、ブラジルの暑さと湿度の高さに選手が苦しんでいたためだろう。」とし、特に対戦相手の日本代表には言及していなかった(試合直後のRai1で見られたインタビューは、全インタビューのうち、ごく一部かもしれませんが)だけで、あとは、イタリア代表の選手も解説さも、日本代表の戦いぶりとチームの技術力を絶賛していました。前半での苦戦ぶりについてインタビューを受けた選手二人のうち、一人は、「暑さと湿度の高さで、最初は息をするのも苦しかった」ことにも言及しましたが、どちらも、「日本代表の技術力が高く、守りが堅くて、なかなかボールを自分たちのものにすることができなかった。」と、日本の選手たちが非常に優秀である(bravi)と繰り返していました。選手の一人、また、解説者の一人も、何とか勝つことができたのは、「土壇場に追い込まれて、絶体絶命に思えるようなときでも、最後まであきらめず、希望を持って戦い続けることができた」からであり、さらに「運がよかった」(fortunati)という言葉を使っています。ザッケローニ監督に対するインタビューも、続いて放映されました。「日本代表は、それぞれが本当にいいプレイをして、完璧と言えるような試合ができたのに、負けてしまったのは、やはり、イタリア代表の方が、技術力がはるかに勝っているからでしょう。せっかくすばらしい勝負をして、負けには値しなかったのに、敗北を喫した日本代表の選手たちのことを思うと、ただただ残念です。」この言葉を聞いて、ブラジルの会場のイタリアの解説者は、「イタリアの方が技術力が勝っていたなどということは決してないので、ザッケローニ監督は、謙虚な人ですね。すばらしい人柄だと分かりますよ。」と言っていました。

 勝ちは勝ち、負けは負け。とは言え、日本は負けても、それはすばらしい試合、イタリアを感嘆させ、学ばなければいけないところが多いと思うような試合ができていたと思います。わたしも感動して、夜遅くはありましたが、この試合をイタリア側がどう評するかすべて聞いておきたいと、朝2時半に、話題がブラジル・メキシコ戦の結果に移る直前まで、ずっと番組を見ていました。また、イタリアの選手にしても、ザッケローニ監督にしても、勝っても、また惜しくも勝利を逃しても、相手チームの長所を認め、称えることができる態度というのはすばらしいし、こういう謙虚さが、相手に倣ってさらに成長を重ねなければという気持ちが、よりすばらしい選手としての活躍や監督としての指導につながっていくのではないかと思いました。日本代表の皆さんも、ザッケローニ監督も、手に汗を握り、感動のできるすばらしい試合を、本当にどうもありがとうございました。今後のさらなる活躍が楽しみです。

 そのうち、この試合に関するイタリアでの報道を精選し、イタリア語学習の教材として、メルマガでご紹介するつもりでいますが、今回は、主として日本のオンラインニュースの関連記事へのリンクを挙げておきます。

関連記事へのリンク
- Fifa.com – FIFA/Coca-Cola World Ranking
- ja.wikipedia – FIFAランキング
- FNN -サッカーコンフェデ杯 日本、イタリアと大接戦の末惜敗
- nikkansports.com -日本3-4イタリア/コンフェデ杯詳細

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by milletti_naoko | 2013-06-20 17:17 | Giappone - Italia | Trackback | Comments(2)

テッツィオ山花ざかり

 テッツィオ山の中腹にあるミジャーナのオリーブ園から眺めると、

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Migiana di Monte Tezio 14/6/2013

山の斜面がうっすらと黄色く見えます。これは、緑の低木や草の間に、

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金色をしたエニシダ(ginestra)の花が、いっぱいに咲いているからです。

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 金曜日の午後に改築中の家を訪ねたのは、トイレの壁の色を決めるためです。色見本を壁に当て、色の候補をしぼったあと、風を通すために開いた窓を、夫が閉めている間、わたしは周囲をしばらく散歩しました。車の中から見えたたくさんの花たちを、歩きながらじっくり眺めて、写真にも残しておきたかったからです。

 ピンクの矢印で印した斜面も、花ざかりのエニシダで、あざやかな黄色をしています。

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エニシダは道路より少し上辺りから茂っているので、いい写真が撮れないかと、少しだけ斜面を登ってみました。天気のいい日は、きれいに見えるスバージオ山(Monte Subasio)とその中腹にあるアッシジ(Assisi)の町は、この日は、白い霞の中に見えました。

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 道端では、ゴジアオイ(cisto)ナデシコ(garofanino)も、ピンク色の花を咲かせています。

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スイカズラ(caprifoglio)も花ざかりで、近くを歩くと、それはいい香りがします。

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Caprifoglio & pellegrini 6/5/2013

 モンテカッシーノまで歩いたのは5月でしたが、南にあるラッツィオ州では、スイカズラがすでに咲いていて、

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マヌエーラが、花の甘い蜜をどうすれば吸えるかを教えてくれました。

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 一頃ほどではありませんが、赤いヒナゲシも、そこかしこに咲いています。

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 すでに花が終わって、熟していそうな種も多いので、ヒナゲシの種を採ったり(詳しくはこちら)、他の花の写真を撮ったりしながら、歩いていたら、そのうち車で来た夫に追いつかれ、このあとは一緒に、塗料専門店に向かいました。

 思いがけず、たくさんの野の花が見られて、うれしかったです。

Monte Tezio in Fiore 14/6/2013

- Venerdì siamo andati a Migiana per decidere i colori delle pareti dei bagni.

Sono partita prima per godere una passeggiatina per la strada ornata dai fiori.

Giallo di Ginestre, Rosa di Cisti e Garofanini, Rosso di Papaveri, poi il Profumo e il color Crema di Caprifogli.

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-06-18 15:18 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(2)

困った隣人、古城とヒュー・グラント

 ミジャーナの家から、チェネレンテに向けて道を歩くと、改築中の家の背後には、最近改築されたばかりの古城が見え、右手には、ミジャーナの町並みが見えます。

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Migiana di Monte Tezio 14/6/2013

 古城は数年前にロシアの富豪が買い取り、高級な宿泊施設になることになって、改築が始まりました。問題は、本来は私有地である、わたしたちのオリーブ園を通る道を、古城の改築に関わる大型車に通行させるようにと、この改築を任されたローマの弁護士・不動産業者が、言い出したときから続いています。それも、「どうか通らせてください。」ではなく、最初は、「この道はもう何年も一般の人が自由に通行しているから、我々も通る権利がある。」という高飛車な態度に出ていたのが、友人の弁護士を通じて話を始めた頃から、実は法的根拠が何もないことを自分でも知っていたのか、急に態度が変わり、通行料を払いますからと言うと共に、自分は弁護士のくせに、友人の弁護士を介さずに話をまとめようとします。結局、わたしは反対したのですが、夫と義弟で、改築が終わるまでは、無料で通行しても構わないという許可を与えてしまいました。改築中の家の隣人は、大型車が、ひどい煙を上げて、急速度で通過するので、家の中に土埃が入ることも多く、苦情を言っても、態度が悪いと嘆いています。さらに、こちらに無断で、道を勝手に広げたことさえありました。

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Castello di Procopio in ristrutturazione 3/7/2011

 改築が終わると言っていた期間はとうに過ぎているのに、今もまだ、断りや連絡もなく、工事や城の庭の手入れをする業者、あるいは、大型車ではないので、別の道を通ることもできる城関係の車が、今も勝手に通り続けています。困るのは、そうやって通るときに、私有地の道の入り口にあるチェーンを開けたままにしておくために、キノコ狩りやイノシシ狩り、果ては、単にテッツィオ山の上の方で散歩をしようと考える人たちまでが、断りもなく、車で入り込んでは、道を通って行くことです。そして、こうして通ることに慣れた人が増えたからか、時々、錠をかけてあるチェーンを断ち切られることさえ、あるようになりました。

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Castello di Procopio & Rosa canina 9/5/2012

 城の改築は今ではすっかり終わったように見え、無断で通る人の中には、「城の人から許可をもらった」と言う人までいて、「そんな権利はないのに、勝手なことを。」と、こちらは腹を立てることもしばしばです。昨年9月には、地元の新聞に、「俳優のヒュー・グラントが、城主に招待されて、プロコーピオ城で一晩過ごした。」という記事(リンクはこちら)まで出て、「そういうことができるなら、もう完成しているのではないか。」という確信がますます強まり、なにしろ最初の出方が出方ですので、こうやって勝手に通り続けて、他の人が通行できる環境を作って、「この道は万人に開かれている」と、再び言い出そうとしているのではないかと、心配になったりもします。

 とりあえず、役所に届けられた城の改築終了は9月のようなので、9月からは、こちらでも何らかの措置を取ろうと考えているところです。

Castello di Procopio. Ormai sarà finita la ristrutturazione, ma ancora passano le macchine sulla strada privata per salire verso il castello.

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-06-17 11:21 | Altro | Trackback | Comments(8)

恋するアムロと妻、フラウ?

 イタリア語で、fidanzato、fidanzataという言葉は、動詞、fidanzarsi「結婚の約束を交わす、婚約している」の過去分詞から派生した名詞の男性形、女性形で、狭義では「婚約者」という意味なのですが、最近では、結婚の意思いかんに関わらず、つき合っている恋人を指す場合も多くあります。また、他に、ragazzo、ragazzaという言葉も、第一義はそれぞれ「少年、青年」、「少女、若い女性」なのですが、(男性の)恋人、(女性の)恋人という意味で使われることも、特にうちとけた親しい間柄の人との会話では、よくあります。

 数年前に驚いたのは、リミニの友人たちが、「恋人」という意味で、fidanzato/a、ragazzo/aという言葉を使わず、その恋人が男性ならamoroso、女性ならamorosaという言葉を口にしているのに気づいたときです。アドリア海岸の海辺にあるリミニをしばしば訪ねるのは主に夏で、友人たちの中には、出会いを求めていたり、つき合い始めたばかりだったりという人もいるため、「~の新しい彼女、知ってる?」、「えっ、~が…の彼氏なの!」などといううわさ話が交わされることが多いのです。何度かそういう言葉を聞いたあとで、「ひょっとして、amoroso/aって言葉を、fidanzato/aという意味で使ってる?」と尋ねてみて、予想していたとおりだと分かりました。

 ちなみに、わたしの持っている『伊和中辞典』には、amorosoという言葉は、まずは形容詞として、「情愛の深い、愛の、恋の、(古語で)恋する」という意味で使われ、名詞としては、親しい者どうしの間で、「恋人、婚約者、愛人」という意味があるとしています。一方、伊伊辞典の『Lo Zingarelli』(私の辞書は2003年版です)には、形容詞としての意味は同じですが、名詞のamoroso/aに、「愛する人、恋人」(Innamorato, amato, fidanzato)という語義を挙げながらも、この語義ではdisusato「使われなくなった」と書かれています。わたしの知る範囲では、今でもリミニでは、特に友人どうしの間では、「恋人」という意味で真っ先に使われるのは、このamoroso/amorosaという言葉であり、逆に、暮らした経験のあるマルケやペルージャ、あるいは、他の地域出身の友人の口からは聞いたことがないので、一部地域で、まだ頻繁に使われている言葉だと言えるのではないかと思います。

 どうして急に、数年前の発見を、今さら記事にするかというと、実は最近、フランス語を勉強していて、次のような表現が出てきたからです。

  Les amoureux de la mer peuvent faire quelques folies.

 つづりや発音がイタリア語のamoroso/amorosaによく似ている、フランス語のamoureux/amoureuseという言葉が、「恋する人」という意味で使われることは、かなり前にすでに勉強していましたが、ここでは、この言葉は「(~の)愛好者」という意味です。

 それが昨日になって、フランス語作文の練習問題をしていたら、こんな文が出てきたのです。

Gli amanti della montagna possono fare alcune follie.

 イタリア人向けの問題集なので、イタリア語からフランス語にしなければいけないのですが、ここで、前日に勉強していたles amoureuxという言葉がさっと頭に浮かびました。ちなみに、正解は、

  Les amoureux de la montagne peuvent faire quelque folie.

です。ちなみにわたしは最後の部分を、上の「海の愛好者」について説いた文にならって、quelques foliesとしたのですが、それでも問題はないと思います。

 それはさておき、ここで「ああ、ここはles amoureuxだな。」と思ったとき、わたしの頭はいきなりこう気づいたのです。「あれ、発音がアムロ?」手元の『プチ・ロワイヤル仏和辞典』には、片仮名で「アムルー」と書いてありますが、問題集付属のCDを聞いても、「アムロ」に聞こえます。

 遠い昔、大学生の頃、ドイツ語でFrauが「妻」という意味だと知ったとき、ひょっとして、『起動戦士ガンダム』のフラウ・ボウの名前は、このドイツ語のFrauから来ているのではないかと思ったのですが、今回は、ひょっとして、主人公のアムロの名も、フランス語のamoureuxから来ているのかもしれないと、一人でしばらくにやにやしました。赤い彗星のシャアの名前が、フランス人歌手のシャルル・アズナーブルから来ているくらいだから、アムロの名前もフランス語から来ていてもおかしくないしと思いながら調べていたら、いろいろな記事を読んで(下記二つ目のリンク参照)、しかし、どうもアムロの名前の由来は「ゼロ戦」に由来しているらしいと分かりました。こう書かれたガンダムのモビールスーツや登場人物の名前の由来がおもしろいので、思わず、「ああ、こんな人も出てきたな。え、これが人物名の由来だったのか」と、楽しみながら読みました。シャアの名前の由来に、ライディーンもからんでいると知って驚き、アムロの名前の由来には、他の説もあると読んで、「だったら、まじめな話、フラウがドイツ語の妻から、アムロはフランス語の恋する人かもしれない。」と、一人でまだ、この説にしがみついてみたりしました。

 それにしても、未来を設定にしていて、さらに多国籍、多言語の登場人物が数多く登場するだけに、ガンダムでは、登場人物の名前を考えるのに、本当にいろんなところからヒントを得ていたのだなあと感心しました。ガンダムの再放送を夢中になってみていた中学生の頃、わたしは、ひそかにアムロを思うフラウ・ボウを応援していたのですが、今回のamoureux騒動で、そんななつかしいことを思い出したのでありました。

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 昨日、パッシンニャーノに出かけると、再び白鳥がいた上に、夕日がきれいでうれしかったので、記事には関係ありませんが、写真を載せておきます。

La famiglia di cigni ancora c'è sul Lago Trasimeno! (Foto 14/6/2013)

関連記事へのリンク
- 赤い彗星と地球規模化
- 語源blog - ガンダムのキャラクター名の由来に関する俗説まとめサイト・決定版(11月21日一部改定) (15/11/2004)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-06-15 23:59 | Lingua Italiana | Trackback | Comments(7)

おめでとう、お久しぶり

 昨夜は、友人の誕生祝いの夕食会に、招かれて出かけました。場所は、ペルージャ中心街にあるオステリーアです。

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 大きなテーブルを囲んで、食事とおしゃべりを楽しみ、最後に、フルーツたっぷりの、きれいでおいしいケーキが運ばれてきました。友人がすでに一度ロウソクの火を吹き消したあと、再び火をともし、今度は、この会に唯一参加していた小さな女の子が、ロウソクの火に挑みました。

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 食事のあと、目抜き通りに繰り出すと、夜10時だというのに、たくさんの人が街を歩き、まだ通りに並んだレストランのテーブルで食事をしている人も多いので、びっくりしました。つい先週まで、雨の降る寒い日が多かったのに、最近は晴れた日も多く、日中の気温が上がって、夜の散歩も心地よくできるようになっていたのです。

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 勢いのあるリズムに乗せて、懐かしい歌や最近の歌を次々に聞かせてくれるコンサートが、路上で行われていて、歌に魅かれて足を止め、リズムと歌を楽しみました。わたしたちが帰宅したのは午後11時頃だったのですが、その頃は、さらに人が増えていました。

 昨日の夕食会の会場は、プリウーリ通りにありました。2枚目の写真に大きく写っているプリウーリ宮殿の中央に見えるトンネルのようなものは、下方にある駐車場や教会へと続いている通りで、これがプリウーリ通りです。昨晩は、祝いの宴の前に、店の前で友人たちと話していたら、しばらく会っていないので、お互いに会いたいと言いながら、都合がつかずに会えずにいた、日本人のお友達にばったり出会えてうれしかったです。さらに、夕食会のあと、再び店の前でおしゃべりしていたら、また、面識のある日本人の方たちにお会いしました。一度お会いしたことのあるペルージャ在住のブログの読者の方と、昨年、通訳を務めたウンブリアの企業で働かれている方です。このお二人はご夫婦なのですが、わたしはそれぞれ別の場所で知り合っていたのを、昨日初めて、小さなお子さんと共に、家族でご一緒のときに、お会いしました。お子さんが、「日本の人に会えてうれしい。」とそれは喜んでくれたのが、うれしかったです。久しぶりに出かけたペルージャの中心街で、こうして短い間に、何人もの日本の方にたまたまお会いしたが、何だか不思議でした。

Tanti auguri!

- Grazie mille per l'invito, è stata una bella serata. Convivio piacevole, passeggiata & concerto in centro di Perugia.

- Sorpresa! Davanti all'osteria per caso ho rincontrato tre persone giapponesi; prima della cena - un'amica che volevo rivedere da un po' di tempo, dopo la cena - una lettrice del mio blog e un signore che lavora nell'azienda la quale ho visitato da interprete l'anno scorso.

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-06-14 10:34 | Umbria | Trackback | Comments(10)

野の花の種摘み

 改築中の家を取り囲むオリーブの木々の周りに、まいた種から咲いた野の花が、今もきれいに咲いています。

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 来年はより広い場所に花を咲かせたいと、日曜日の午後は、花が終わって、実った種を摘みに行きました。少し前には、赤いヒナゲシ(papavero)がたくさん咲いていたのですが、

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 今、一番の花盛りなのは、ヤグルマギク(fiordaliso)です。

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 種が熟していそうなヒナゲシを探します。かっぱの頭のように、緑色の頭にお皿が載ったように見える中に、ヒナゲシの種があります。ただ、どれでも摘めばいいというものではなく、ちゃんと熟して、まいて育つ種であるためには、このかっぱの皿の下に、種を飛散させる準備として、すき間ができている必要があります。

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 夫がイタリア語で、「窓が開いていないといけないんだよ。」と言うのを、「窓ってどんな?」と思いながら探していたら、かっぱの頭の半分がすでになくなり、種が飛び散ったあとの、こんなヒナゲシを見つけました。なるほど、窓とは、こんなふうに、ほんの少しだけ、お皿の下に開いたすき間のことを指すようです。

 中に入った種は、ゴマ粒よりもさらに小さいものです。十分に熟した種は黒いのですが、熟しきっていな種は、上の写真に見えるように、明るいオレンジ色をしています。

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 こうして学習したあとで、必死で探したのですが、花の終わったヒナゲシは多いものの、窓が開くほどまでに種が熟したものはまれで、下の畑ではこれだけ見つかりました。熟した種は、ご覧のように黒い色をしています。

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 一方、ヤグルマギクの種は、花の下の部分が緑色からベージュに変わっていたら、かなり種が熟しているはずだということです。こちらは、かなりたくさん見つかりました。

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 こんな優雅なラン(orchidea)の花も、いくつか咲いています。

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 赤とピンクの鮮やかな、こんなかわいらしい花もあります。

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 斜面の上の方にもヒナゲシが咲いているのに気づいて、高い草をかき分けて、登ってみました。

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 サクランボの実も、少しずつ色づいてきています。もっと種が十分に熟した頃に、また種を集めに行くことにしています。

Papaveri, Fiordalisi, Orchidee & Ciliegie a Migiana 9/6/2013

- Questo anno i Papaveri e i Fiordalisi sono cresciuti dai semi comprati, l'anno prossimo cresceranno da quelli da noi seminati :-)))

- Abbiamo trovato le orchidee molto eleganti!

- Ciliegie, colori del semaforo: verde, giallo & rosso.

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by milletti_naoko | 2013-06-12 23:39 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(10)


日本語教師・通訳・翻訳家。元高校国語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより


by なおこ

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Chi scrive

Naoko Ishii
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Giapponese & Italiano
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イタリア、ペルージャ在住。
日本語・イタリア語教師、
通訳、翻訳、ライター。

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同行通訳、翻訳、イタリア
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