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2013年から2014年へ

 昨年、2012年の年末には、ミジャーナの改築中の家には、

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24/12/2012

まだ家正面の扉もなく、

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床には、温水式床暖房のための配水管が張りめぐらされたものの、上から覆うレンガがなく、上階へ上がる階段もなく、壁は白いままでした。

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16/1/2013

 2013年は、1月には床に、夫も半分に切る作業を手伝ったりして、レンガが敷かれ、

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14/3/2013

春には正面扉もできて、この階と上階については、欠けていた窓やよろい戸が、新しく完成しました。

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30/5/2013

 以後、ガスタンクや排水溝の設置や配管工事と少しずつ作業が進み、

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4/8/2013

夏からは、はるばるリミニから手伝いに来てくれるフランコのおかげで、

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二つのトイレもゆっくりゆっくり仕上がりつつあります。シャワーの床にと、夫と二人で小石を取りに行ったのは春だったでしょうか。

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13/9/2013

 秋には、壁も色づき、ようやく階段もできました。床も階段もガスも、どの作業を取っても、まずは自分たちでどうしたいかを考えてから、ウンブリアやトスカーナのあちこちにある業者を回り、料金や仕事を見て、まずは業者を決め、それからどんなふうに仕上げたいかを業者と相談し、打ち合わせを重ねた後で、作業が始まりますので、とても時間と根気がいります。

 頼んでいたように、予想していたとおりには仕上がらず、失望したり腹立たしい思いをすることも多いのですが、それだけに、期待していたとおりに、あるいはそれ以上に仕上がったときの喜びはひとしおです。

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15/11/2013

 11月半ばには、オリーブ収穫を助け、果物の若木を植えに来てくれた友人たちを迎えて、改築が始まって以来、初めて家で料理をし、

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14/11/2013

 食事をし、わたしも寝袋で夜を明かしました。

 今写真を見ながら、遅々として進まないように見えて、少しずつではあっても着実に、家が形をなしつつあるのだと実感しました。

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3/5/2013

 仕事は、日本語の授業については、フォリンニョの社会人の生徒さんたちに、楽しくしっかり学んでもらえるいい授業ができました。通訳や翻訳の仕事は、昨年までは、ペルージャ外国人大学の教員名簿を見て連絡を取ってきた業者や、大学の恩師や同僚の紹介・依頼による仕事が多かったのですが、今年に入って、ブログやメルマガをきっかけに受けることができた仕事が増えました。

 ワークショップでの講師の先生と受講生の間での通訳や皮革製品を作る工場で研修する日本の方のための通訳、ミュージカルのパンフレットの翻訳など、時々異色の仕事はあったものの、これまでは、日伊の企業、あるいは地方公共団体の間に立って、通訳を務めることが多かったのですが、今年、そうして新しく入った仕事には、アッシジ観光、研究を目的にイタリアに滞在中の大学の先生の調査などの同行通訳、結婚式に参加するために、はるばる遠くから訪ねて来てくれたご親戚やご友人をもてなすためのトリュフざんまいの昼食会や中世の宴での通訳などがあり、仕事の幅が一気に広がり、すてきな方にたくさんお会いすることができました。

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19/10/2013

 ブログを通しては、今年は10月にはフィレンツェ、11月には昨年のエミーリア地震で被害を受けたピエーヴェ・ディ・チェントの町に、ブロガーとして招待され、イタリア各地の高性能のカメラを構えるフォトブロガーたちと知り合い、ふだんは一般公開されていない場所を始め、歴史ある建築物などを、ガイドつきで訪ねることができて、とても興味深かったです。



 5月に、聖べネデットの足跡を追い、モンテカッシーノまで巡礼をしたのもいい思い出です。モンテカッシーノに到着する前日に着いたロッカセッカの宿の人がそれは親切で、村の名所を案内してくれたことを、うれしく覚えています。モンテカッシーノを目指して歩く人々に、こうして温かいもてなしを続けている宿の方が、そうして歩く様子や村の岩壁に潜む美しい古い教会などの映像をYouTubeで紹介しているのですが、この映像の中には、わたしもしばしば登場しています。

 実際にお会いした方も、ブログを通して知り合い、コメントでお話をしている方も、そして、コメントは残さずとも、このブログを楽しみにして、時々のぞいてくださる方、応援クリックをくださっている方、本当にありがとうございます。

 新しい年が、皆さんにとってすてきな1年でありますように。少しずつできていく家のように、わたしも一歩ずつでも確実に、前に進んでいける、そういう2014年にしたいと思っています。

Nel 2013 la Casa di Migiana ha avuto i pavimenti in cotto, i portoni, la fogna, l'impianto del gas, una bella scala, i colori alle parete e non solo.
I passi sono lenti, ma continuando a camminare, si va sempre più avanti,
come nel Pellegrinaggio a Montecassino che abbiamo intrapreso.
E come nel cammino ci ha aiutato gentilmente Tommaso e Angelo,
anche qui ci hanno aiutato molto gli amici e la famiglia.
Per lavoro questo anno opportunità più numerose e variegate grazie a questo blog che mi ha consentito anche di partecipare a due eventi per Fotoblogger.
Grazie a tutti per questo anno & Felice 2014!

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-12-31 12:39 | Ricordi | Trackback | Comments(10)

ほっこりカボチャのポタージュ

 うちの畑でとれるおいしいカボチャは、パスタの具にしたり、和風の煮物にしたりもするのですが、最近はたいてい、香りをつけてオーブンで焼いたり、ことこと煮込んでポタージュにしたりしています。

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 牛乳や乳製品は、花粉症にも健康にもよくないと聞いて、この1年ほどできるだけ避けるようにしています。それで、今年畑で初めて採れたカボチャを、試しに牛乳もバターも固形スープの素も使わずに、ぶつ切りにして、ニンジンやタマネギと共にしばらく炒めたあと、ひたひたの水を入れて沸騰してから塩を加え、10~15分ほどゆでて、ミキサーにかけてみました。飲んでみて、そうして野菜だけで作ったのに、びっくりするほどこくがあって、なめらかでおいしいので、びっくりしました。

 夫があんまり喜んだのと、わたしも気に入ったので、以来、しばしばこうやってカボチャのポタージュを作っては、楽しんでいます。ニンニクの香りを夫が大好きなことだし、風邪払いにと、今日はニンニクもひとかけ加えました。パンを切って、オーブンでカリカリに焼く作業は夫が担当してくれました。オリーブオイルを上から回しかけて食べたのですが、心も体も温まりました。わたをくり抜いた500gほどのカボチャが、きっちり二人分のポタージュになる感じで、冷蔵庫に買い置きがなくて、ニンジン1本だけ、あるいはタマネギ1個、半分だけをカボチャに加えたこともありますが、それでも十分においしくできます。

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 数日前に、義父母から干しオリーブをいただきました。オレンジの皮などと一緒に塩漬けしたオリーブは食べたことがあるのですが、この干しオリーブは、ミジャーナでオリーブを収穫したときの実からいくつか選んで、単に天日に干して乾燥をさせ、油分が少しずつ表面に染み出てきただけのものです。

 夫が渋いから好きではないと言い、確かに苦いのですが、何だか癖になる渋みで、近頃は食事のたびに、食べています。2年前の11月、ちょうどオリーブ収穫の時期に、わたしが通訳として同行していた日本からのお客様が、モンテファルコのレストランで昼食を終えたあと、店の前に植わっているオリーブの木の実を一つ採って口に入れ、これはとても食べられたものではない、渋い渋いと、苦い顔をされていたのを思い出しました。

Crema di Zucca

Buona buona! Senza latte e latticini, solo zucca dell'orto e cipolla & carota biologiche.

Senza odori, ma forse per questo si sentono meglio il gusto e il profumo della zucca coltivata nel nostro orto.

L'ultimo tocco, un filo d'olio d'oliva che non può mancare qui in Umbria.

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-12-30 23:59 | Gastronomia | Trackback | Comments(8)

兄弟岩の宴と輝く空

 今日は、アッペンニーニの山中のアグリトゥリズモで友人たちと落ち合い、山の幸いっぱいの昼食とおしゃべりを楽しみました。

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 ペルージャからは車で2時間ほど走り、山を越えたところにあって、遠いのですが、友人たちの住むリミニからは1時間ほどです。

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Sasso Simone (1204m) e Simoncello (1221m) 29/12/2013

 場所は周囲が州立自然公園にもなっている二つの岩山、シモーネとシモンチェッロの近くです。シモンチェッロは、訳すと「小さいシモーネ」という意味です。標高は、左手にあるシモンチェッロの方が高いのですが、正面から見ると、右手のシモーネの方が、横に長くて威容があり、それに比べると、小さく見えるからでしょうか。

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 ご覧のように、アグリトゥリズモも、この兄弟の岩山の名を取って、Agriturismo Sasso Simone Simoncelloと言います。

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 友人たちより一足先に着いたので、入り口近くの椅子に腰を下ろして、店にあった山の写真集や観光案内のパンフレットに目を通しました。家具がかわいらしいし、さりげなくあちこちに置かれたクリスマス飾りが、暖かく落ち着いた雰囲気を醸し出しています。入り口には、5人以上で予約をしないと食事ができませんという張り紙があったのですが、この日は、わたしたちを含め、他にも予約をした客が多かったからか、飛び込みの二人の客にも、食べられますよと言っていました。

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 本来は、前菜からデザート、飲み物やコーヒーまで含めて23ユーロの決まったコースメニュー一本のようですが、かなり柔軟に対応してくれました。子供一人を含めた計6人だったのですが、皆、そんなには食べられないし、一人菜食主義の友人がいたので、わたしとその友人は菜食主義の、他の友人二人はふつうの前菜とプリモだけでセコンドは抜き、夫は前菜抜きでプリモとセコンドのみ頼み、子供はその中から好きなものを好きなだけ選んで食べ、コントルノやデザートの数も変化球だったのですが、要望に応じてくれて、料金も、ちゃんとわたしたちが食べた分だけ請求してくれました。

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 ふつうの前菜は、サラミがとてもおいしかったそうです。菜食主義の前菜は、友人は酢漬けのカルチョーフィがおいしいと言っていたのですが、酢のものが苦手なわたしは、この最初の皿のものは無理をして食べました。後からでてきた野菜の前菜はおいしいし、野菜がたくさん食べられてうれしかったです。

 お互いに自分が頼んだものだけではなく、分け合って、いろいろと味を見ました。夫たちが食べたウサギのラグーのパスタはおいしかったそうです。夫がセコンドに頼んだ焼肉の盛り合わせは、わたしたちも少しずつ味見をしました。

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 今日わたしが一番おいしいなと思ったのは、こちらのセミフレッドです。

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 デザートが2種類あるのを3皿ずつ注文して、半分ずつ食べたのですが、どちらもおいしかったです。

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 食事とおしゃべりをゆっくり楽しんだあとは、シモーネとシモンチェッロの岩山が見えるところまで、山をしばらく登ることにしました。

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 サッソ・シモーネへの道しるべに従って、山を登ります。周囲と目前には、月面を歩いているかのような景色が広がっています。

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 登れば登るほど、遠くの山並みが少しずつ見えてきます。登山道は泥だらけで歩きづらいので、できるだけ草の上を進みました。

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 しばらく登ると、ようやく二つの巨大な岩壁が姿を現しました。(上から2枚目の写真)
 さらに登ると、360度のすばらしい眺めを楽しむことができ、遠いウンブリア州のスバージオ山やテッツィオ山、アクート山、そして、マルケ州のネローネ山が、きれいに見えます。

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 日が沈みかけていたので、泥ですべりやすい足元に気をつけながら、山を下りました。

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 アグリトゥリズモの庭からも、夕日に染まる山と空が見えました。

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 家路へと走り始めた車から見えた夕焼けの空が、えも言われず美しいので、感動しました。

Sasso Simone e Simoncello 29/12/2013

Pranzo e passeggiata piacevole con amici
a due passi dalle rocce maestose
a due giorni da fine anno.
Terreno fangoso, faticoso da camminare,
ma dalla cima bei panorami a 360 gradi.
Davanti alle macchine che corrono verso casa
stupendi i colori del cielo.

LINK
- Parks.it – Parco Sasso Simone e Simoncello
- Parco Naturale del Sasso Simone e Simoncello – Luoghi di interesse
- Agriturismo Sasso Simone Simoncello
Via Petrella Massana – Loc. Casa Barboni – 52038 Sestino (AR)
tel. 338 3302689

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-12-29 22:05 | Toscana | Trackback | Comments(12)

アッシジのクリスマス

 今日の夕方は、久しぶりにアッシジの中心街を訪ねました。

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Basilica di S. Francesco, Assisi 28/12/2013

聖フランチェスコ大聖堂が、たそがれた空を背に、金色の光を放つ様子が美しく、

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下の広場には、大きなクリスマスツリーが、

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上の広場には、等身大の人形で、キリスト生誕の場面を再現するプレゼーぺがありました。

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 クリスマスを祝う町は、店頭も店内も、彩り豊かに飾られ、

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オリーブの古木にできた洞を彫り上げて作ったプレゼーペや、

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教会のプレゼーペに、この町で生まれた聖フランチェスコのクリスマスへの思いが、今も町の人の心に息づいているのを感じます。

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 空が暗くなり、イルミネーションに照らされた町並みにも、また独特の風情があります。

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 アッシジ近くの店に用事があり、夕日に照らされたアッシジに魅かれて、思いついて散歩をしたのですが、おかげで、すてきな散歩を楽しむことができました。

Natale ad Assisi 28/12/2913

Ancora più suggestiva, ornata dagli alberi di Natale, presepi e illuminazioni

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-12-28 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(4)

家計簿とアマゾン夢の改善?

 他にもどうしてもほしい本があったので、せっかくだから新年になる前にと、アマゾン日本で購入しました。

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 人気があるという家計簿について、アマゾンや出版社のサイトで、家計の記入の仕方や使った人のコメントなどを見比べて、選ぶ参考にしました。

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 お金の無駄遣いを避けるためにも、自分がどんなことにお金を使っているかを把握するためにも、出納の記録は大切です。けれども、イタリアに留学しようと、退職して日本から旅立った2002年4月には、家計簿を買うことまでは頭が回りませんでした。2002年8月から、必要を感じたからか、大学ノートを使って、こんなふうに出納の記録をつけ始めました。出費の項目は二つで、左は「飲食費+食事」、右は「その他」となっています。11月までは、どういうわけか、朝・昼・晩に何を食べたかまで記録してあります。

 この年8月の出費としては、7月29日から8月24日までの語学学校の授業料が392ユーロ(本来428ユーロのところ、滞在が長いので割引)、宿泊費が451ユーロとなっています。途中でホームステイ先を変え、変える前は朝食・夕食込みだったので、1週間157ユーロ、引越後は朝食のみで1週間98ユーロになり、その3週間分を払っています。11年も前で、しかも地方ののんびりとした村だというのに、宿泊費がかなり高かったなと、今になって驚きました。

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 ちなみに、イタリアに渡った最初の3か月間の出費の記録は、手帳に書いてあります。その手帳を見ると、3月末まで、つまり日本を発つまでの収入や支出の細かい記録もあるので、日本に暮らしていた頃は、出納の記録を手帳で済ませていたようです。日本でも家計簿を買ってつけた年もあるのですが、どうやら毎年ではなかったようです。

 教員住宅の家賃や、業者が毎日職場に運んでくれた昼食の弁当代などが給料から天引きなので、日常の細々とした出費の記録になっています。イタリアでは、国民健康保険に加入していれば、かかりつけ医の診療は無料で、公立病院での診療も自己負担金を払い、薬を買うだけです。けれども、このページに記入された日本の診療費と薬代が安いので、薬代も考えると、結局はイタリアに暮らす今の方が、医療費をかなり払っている気がします。ウンブリアは他州に比べて薬が高いことを最近の新聞記事で知りました。しかも、わたしが花粉症や関節症、風邪などに使う薬草を成分とした商品も、飛蚊症対策にと目医者さんが処方してくれたコラーゲンなどの栄養補助剤も、値段が高く、長く使う必要があるのに、税金控除ができないので、踏んだり蹴ったりです。

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 収入の一切ない留学生としては、出費をきちんと管理したいという思いがあってのことでしょう。2003年末までは、上の大学ノートに、出納の記録を続け、2004年と2005年は、こういうちゃんとした家計簿を買って、2年間、ていねいに記録ができています。

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 日本語でつけたり、イタリア語で記録したり、まちまちなのがおもしろいです。

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 こういう市販の家計簿のありがたいところは、週間・月間、そして年間の収支が一覧できるので、出費の傾向や概要がつかみやすいことです。共同アパートに他の女性たちと暮らし、一人部屋を借りて住んでいたのですが、7月末に引っ越すまでは家賃が月250ユーロ、8月以降は月155ユーロとなっています。ただ、電話代や階段の掃除代、暖房費などの光熱費・共用費は、家賃とは別に払う必要がありました。月155ユーロの家は家賃は安いのですが、家が中心街からも外国人大学からも遠く、歩いて40分かかった上に、下階に住むのが、大家である肉屋さんで、夜眠るときに、肉屋の巨大な冷蔵庫の音や車の音がうるさかったり、部屋のよろい戸が壊れていたりするという問題がありました。結局のちに引っ越すことを決めたあと、光熱費・共用費にと、余分にかなりのお金を置いておいたら、後から来たという住人に使い込まれて、取り戻すことができなかったということもありました。

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 2005年秋には、ペルージャ外国人大学で、外国人へのイタリア語教育の学士取得課程を卒業すると同時に、日本語・日本文学の担当講師として、勤めることになりました。夫が卒業祝いにと贈ってくれたパンテッレリーア島への旅行から帰ってから、二人での生活が始まったのですが、最初のうちは、わたしと夫がそれぞれ必要なものを必要なときに購入して、後で二人がそれぞれ同じ金額を払うことになるように、時々調整をしていました。たとえば、この週だと、夫の方がわたしよりも27.61ユーロ多く支払っているので、わたしがその半分を夫に渡して、調整するという形です。

 ただ、これでは出納の記録が大変なこともあり、結局は、今もこうしているのですが、基本的には、わたしが日々の食料や暮らしに必要なものを購入し、夫がガス代や電気代、外食費などを払い、それぞれの家族への贈り物や自分の衣料などはそれぞれが支払うという形で、落ち着きました。家賃は幸い、義父母の持ち家なので払う必要がなく、月々支払う金額は、夫の方が多い傾向があるのですが、家事はわたしにかかる負担が圧倒的に多いので、大体こんなものではないかと思っています。ただ、これでは、夫婦二人で、家計全体で、いったい支出がどこに偏りすぎていて、どこで節約できるかが分からないため、数年前から夫には、二人でお金を毎月いくらか家計に入れるようにして、わたしがそれを管理するとは申し出ているのですが、イタリアでは奥さんが家計を握るという慣習がないからか、自分の給料は自分が管理するのに慣れているからか、夫からはやんわりと断られています。

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 ちなみに家計簿は、年末年始に日本にいないと、イタリアからでは高い送料や関税を払わないと購入できないため、2006年からは、再びノートに、出納の記録をつけることになりました。

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 イタリアで家計簿に似たものが何か売っていないかと、こんなものを見つけて、出納帳に使ってみたのですが、長続きしませんでした。

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 昨年は、イタリア旅行中に、わたしを訪ねて来てくださった杏さんに、何かほしいものがあればと聞かれて、インターネットで調べて、この家計簿がよさそうだと思い、お願いしました。おかげさまで、怠けながら、そうして字が雑な日がありながらも、何とか家計簿をつけることができ、記入をしながら、節約力に関する知恵も学べました。ただ、使った金額の合計を書く欄はあっても、日ごと週ごとに、収支を記録して、合っているかどうかを確かめる欄がないのが残念です。

 「節約力を磨くために押さえておくべき金額!!」として、一人当たりの衣服代の1か月の平均額が約4000円とあり、わたしはそれを見て、もっとおしゃれにお金をかけなければ、投資しなければいけないなと思いました。

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 今年、2013年は、出費を、手帳の脇に書き込んだり、再びこの書きづらい出納帳(6.50ユーロもしたんです!)に記入したり、しなかったりしています。最初から、家計簿として販売されているものを利用した方が、記入もしやすいし、記入する気持ちと習慣も長続きし、さらに、月間・年間の出費が把握しやすいので、来年用には再び、きちんとした家計簿を購入することに決めました。

 たくさん出ている家計簿の中から、わたしが今回選んだのは、冒頭に写真を掲げている2014年 らくちん袋分け いきいき家計簿です。

 袋分けそのものは必要を感じていないし、使うつもりもないのですが、わたしにとって決め手になったのは、次の三点です。

・表紙がきれい、あるいはかわいらしくて、毎日手に取るのがうれしくなるようなものであること、

・支出を、わたしが必要だと考えるだけの項目に分けて、記入できること、
(たとえば、教育・衣類・医療などにどれだけお金をかけているかが把握したいので、食費とその他に分けるだけの家計簿では、わたしの役には立ちません。)

・日々の支出をさっと一覧できること。

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 今回購入した家計簿は、これまで購入した市販の家計簿同様に、項目が細かく分かれていますが、記録の仕方は、わたしがノートや出納帳にしていたのと同じで、支出があるたびに、前回の支出のすぐ下に、それを書き込めるようになっています。

 上でご紹介した猫の家計簿も、家計ノートも、見開き2ページを1週間で割って、1週間の出納の記録ができるようになっています。何か買った日に、その日の日づけを探して記入するには楽だし、書く欄も大きくて書きやすく見やすいので、これまではずっとこの手の家計簿を利用していたのですが、こういう家計簿では、たとえば1週間に1度しか買い物をしないときでも、それで2ページ使ってしまいます。そのため、月ごとの出費を振り返りたいときに、何ページもページをめくって、各週にばらばらに記載された項目を見て、さらにそれを頭の中で統合しなければいけないので、めんどうです。

 それが、こんなふうに、支出があったときだけに、細かい項目別に書き込めるようになっていると、見開き2ページを見ただけで、支出や内訳を概観することができます。それに、家計簿というと怠けやすいわたしとしては、こんなふうに、一度記入をし忘れると、後からの記入に困る方が、家計簿をきちんとつけ続ける勢いを与えてくれそうです。シールがほしくて選んだわけではありませんが、絵もかわいらしく、色彩豊かなシールがたくさんついていて、貼ったり、家計簿をつけたりするのが、楽しくなりそうです。

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 もう一つ、これはいいなと思ったのは、毎月月初めにある、この右のページです。体重や血圧などを毎日記録する欄があります。わたしは毎日、体重やフランス語の学習時間を手帳のその日のところに記入し、フランス語の学習時間については、毎週月曜日に、前週の学習時間を、手帳の年間予定表に書き移し、その週の合計時間とそれまでの累計学習時間を出すようにしています。(最近は、勉強も書き移すのも合計を出すのも怠けています。)それが、この家計簿を使えば、毎日の体重をここに書きながら、その月の体重の変化も把握することができます。わたしは今のところは血圧には問題がないのですが、コロンの印も間にあることですし、血圧の欄は、フランス語の毎日の学習時間を記入するのにうってつけです。右側には他にも三つ欄があるので、たとえば、エゴスキューの体操をきちんとできたかどうかなど、毎日するべきことが、きちんとできたかどうかを記入し、振り返ることができます。そうして、こうして一覧になっていることで、記入をしながら、「食べる量を減らさなければ、運動やフランス語の学習時間を増やさなければ」という反省や意識が、自然に生まれてきそうです。というわけで、今回買ったこちらの家計簿は、本来の家計簿としての役割だけではなく、体重管理・学習管理・健康管理にも大いに役立ってくれそうで、今から使うのが楽しみです。

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 ちなみに、DHLにしつこく食い下がり、アマゾン日本にDHLに厳重に注意してくださいとお願いしたそのおかげか、今回アマゾン日本を利用したときは、支払いに関して、もしこれがこのまま続くのであれば、ありがたい大きな改善がありました。

 家計簿を含む4冊の購入の料金は、注文時にアマゾンのサイトでは、
(商品3682円+配送料・手数料2600円+輸入税等前払金251円)
の合計6533円となっていて、これまでにはなかった「輸入税等前払い金」とは何だろうといぶかりました。関税は、どうせイタリア国内で配送を担当するDHLが代わりに支払い、イタリアで小包を受け取る際に、DHLが更正していれば本代と送料の合計料金の4パーセント、懲りずに間違いを続けていれば20パーセント強の関税に加えて、通関手数料を支払わなければいけないのにと思ったからです。(下記リンク参照)それでも、数年前に比べると、配送料・手数料がかなり安くなっている上、251円という金額はそれほど高くもないし、後で戻ってくるだろうからいいかと考えて、そのまま注文しました。

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 そうして、小包を受け取ったときのことです。まずは、書籍に対する関税の税率が、本来あるべき4パーセントであることを確認して、ほっとしました。アマゾン日本に、メールを通じて、「残念ながら、イタリア企業にはありがちなのですが、消費者の訴えは通じにくく、仕事を依頼されている貴社からの言葉の方が、体質改善および今後の過失を防ぐのに役立つように思」いますので、「貴社の方から、DHLの方に、この件について、二度と同じようなことが起こらぬように言っていただけると幸いです」とお願いしたかいがありました。でも、改善は、単に配送業者の間違いが正されただけではなかったのです。

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 「手数料徴収すべからず」とでかでかと印刷された紙が箱に添えられていて(赤い文字は、わたしが意訳として書き添えたものです)、紙に印刷されたとおり、関税も手数料も、配達人にはいっさい支払わずに、注文していた本を受け取ることができたのです。

 今までであれば、4パーセントの税、1.86ユーロと通関手数料である7.75ユーロの合計料金を、イタリアで小包を受け取る際に払わなければいけなかったところを、サイトでの注文の際に、1.86ユーロに該当するであろう251円を支払っただけで、受け取りの際には、何も支払う必要がなかったのです。これまではローマ経由で届いていた小包が、今回は初めてミラノ経由で来たようなので、一瞬そのせいかとも思ったのですが、関税の支払いがすでに注文の際に請求されたというところにも、変化があります。

 というわけで、今後は本の関税は、アマゾン日本に注文する際に、正しい税金だけを支払うことになり、イタリアで受け取る際には、通関手数料も関税も払う必要がなくなったのではないかと思います。DHLとアマゾンが、迷惑をかけたおわびにと、今回だけわたしには通関手数料を請求しないことにしたという可能性もないことはないので、最近、アマゾン日本から海外で本を取り寄せて、関税の扱いに変化、改善が見られたという方が他にもいらしたら、教えていただけると幸いです。

Un Libro per tenere i Conti di Casa nel 2014
l'ho ordinato dal Giappone, dove si trovano tanti tipi diversi.

In passato ho provato ad usare anche un quaderno o un'agenda,
ma il libro fatto apposta mi aiuta a tenere i conti meglio e riflettere
sulle spese fatte. Il problema sarebbe il fatto che
a volte le spese le faccio io ma altre volte mio marito.
Quindi in realtà nel libro scrivo solo la metà dei conti di casa e
poi sono mischiati con le mie spese personali...

*追記(1月4日)
 フランス版、スペイン語版の家計簿もあることを発見しました。アマゾンイタリア・フランスはもちろん、どちらもアマゾン日本でも購入可能です。詳しくは下記リンク参照。

 Esistono i Kakebo anche in francese e in spagnolo! (↓↓) Ho pensato quasi a creare una versione in italiano, ma quanti italiani saranno disposti a tenere i conti di casa?

- フランス版家計簿、スペイン語版も発見! / Kakebo in francese e in spagnolo (3/1/2013)

リンク
- 2014年 らくちん袋分け いきいき家計簿
- 奪回! 超過関税、アマゾン・DHS

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-12-27 23:59 | Ricordi | Trackback | Comments(6)

クリスマス2013

 ウルバーニアの友人宅では、24日、イブの晩に、魚料理で家族皆で、クリスマスを祝って食事をしていたのですが、ウンブリアの我が家では、毎年、クリスマス当日、12月25日の昼食時に、大家族で祝いの食卓を囲みます。

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 前菜のあと、ブロード入りのカッペッレッティに、ロースト肉、つけ合わせの野菜は、サラダ、ローストポテト、グリーンピースにパルミジャーノ。(料理の写真は、下記2010年の記事を参照)そして、食事のあとに、クリスマスプレゼントの交換と開封。片づけの後は、姪たちと遊ぶ時間。

f0234936_8323312.jpg

 初めてこの家のクリスマスに招待されたのは2004年で、この年は、わたしはまだペルージャの中心街に住み、夫は両親と暮らしていました。以来、一緒に食卓を囲んでいた伯父や伯母が亡くなり、まずは夫とわたしが、そして、義弟と奥さんが結婚し、幼かった姪たちはどんどん成長しています。それでも、クリスマスの食卓のメニューや1日の過ごし方は、毎年ほぼ同じで、今年もまたそうして過ぎていく1日には、家族で喜びを分かち合えるうれしさと共に、優しい安らぎがあります。

 姪たちがまだサンタクロースを信じていた頃は、食事を終えたあとに、サンタが贈り物でいっぱいの袋を届けていたので、昼食をゆっくり楽しむことができたのですが、贈り主は大人たちだと分かった今、姪たちは食事中も、何かにつけて包装されたプレゼントに近づいては、一つひとつ取り上げて眺め、一皿終わるたびに、「プレゼントを開けようよ!」と落ち着きません。夫と二人で苦労しながら選んだ贈り物を、喜んでもらえてうれしかったです。

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 食後のデザートは、パンドーロ、そして、ウンブリア伝統のクリスマスのお菓子、セルペントーネ(serpentone)です。(下記リンク参照)クリスマスの日には、義弟のお義母さん手作りのセルペントーネを食べたのですが、写真は、今年夫が作ったものです。本来は、目にはコーヒー豆、うろこには松の実を使うのですが、今年は夫が思いつきで作ったため、家にあった干しブドウを代わりに使っています。アーモンドの実を焼きすぎてかたくなったと夫は言いますが、なかなかおいしかったです。

 食後はCluedoという、手持ちの札のヒントを手がかりに、犯人と凶器、殺害の場所を推理するゲームで、姪たちと共に遊びました。夫がずいぶん昔に買ったものの、遊んだのは昨日が初めてだそうです。義母が言うように、確かに、クリスマスに殺人事件の推理ゲームは物騒なのですが、姪たちもわたしたちも、遊び方が分かり始めてからは、夢中になって楽しむことができました。

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Presepi in terracotta, Deruta @Porziuncola, Assisi

 夫とわたしは、朝、贈り物を交換してから、いつものように、アッシジのサンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ教会のミサに出かけました。ミサを執り行ったのが、わたしたちが説教を聴くのが好きな修道士さんでないのは残念でしたが、早めに出かけて、例年楽しみにしている世界やイタリア各地のみごとなプレゼーペ展の一部を見て、楽しみました。

 家族と共に、優しく暖かいクリスマスを過ごすことができたことに、感謝しています。

Natale 2013

- Spero che anche voi abbiate trascorso una bella giornata di Natale. L'anno 2013 sta per lasciarci. Felice Anno Nuovo (明けましておめでとう) a tutti voi!

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- クリスマスの1日 / Natale 2010
- Natale 2011
- クリスマス2012 / Natale 2012
- 手作り、セルペントーネ / Fare un serpentone a casa

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by milletti_naoko | 2013-12-26 23:49 | Feste & eventi | Trackback | Comments(8)

プロヴァンスのプレゼーペ

 今日はクリスマス。ミサにと出かけたアッシジのサンタ・マリーア・デッリ教会のプレゼーペ展で、プロヴァンスのプレゼーペを見て、一目惚れしました。

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Presepe della Provenza @Porziuncola, Assisi

 ラベンダーを収穫しています。右手には、カマルグの十字架があります。今、写真を見て、奥の教会で結婚式が行われているのにも、気づきました。

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 オリーブを収穫しているところもあれば、

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青い海もあり、ラベンダー色や水色など、色使いがきれいなドアやよろい戸、

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花に飾られた家など、かわいらしいプロヴァンスの町並みが、再現されています。

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 全体でこんなに大きくて、ミサの時間が迫っていたので、駆け足で見ました。

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 あちこちに、水飲み場や給水場、洗濯用の水槽があって、夜明かりに照らされた様子が美しかったのを、思い出します。

f0234936_862070.jpg

 カマルグのサント・マリー・ド・ラ・メールで見かけた独特のかわいらしい家や、エーグ・モルトで見た塩田もあります。

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 カマルグの湿地や川でよく見かけたフラミンゴもいます。

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 キリスト生誕の場面はこちらです。東方の三博士がすでに到着して、あいさつをしています。

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 フランスと言えば、チーズとワイン。奥にはブドウでいっぱいの荷車と、ワイン樽らしきものが積まれた荷車が並び、手前には、羊の群れがいます。左手には祈りを捧げている女性たちがいて、教会で、敬虔な信者たちをたくさん見かけたことを思い出しました。

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 サンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ教会、ポルツィウンコラで催される世界のプレゼーペ展は、この数年毎年訪ねていますが、このプロヴェンツァのプレゼーペは、今回初めて見ました。

 プロヴァンスらしい生活風景を描くために、あえて冬ではなく、春から秋のさまざまな季節の情景を取り込んで創ったこのプレゼーペは、色使いも明るく、町並みや風景がきれいで、人々の表情も生き生きしています。プロヴァンスは、昨年はラベンダー畑を見に、今年は、カマルグやマグダラのマリアゆかりの地を訪ねて、1週間足らずの短い旅をしたのですが、見慣れた、心に響く風景を描いたプレゼーペを見て、うれしくなり、またプロヴァンスに行きたいなという気持ちになりました。


Presepe della Provenza, Camargue, Francia
- nella Basilica di Santa Maria degli Angeli, Assisi 25/12/2013

Profumo di lavanda, il cielo azzurro e bei colori delle porte e persiane,
Fontane illuminate di notte, saline e la croce della Camargue.
Guardando il presepe, mi ricordo dei bei paesaggi e dei viaggi piacevoli.
Già sono arrivati i Tre Magi e salutano il Gesù bambino,
ma qui raccolgono le olive, là l'uva, le stagioni sono quelle che
dimostrano meglio la vita e i lavori nella Provenza.

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-12-25 23:59 | Feste & eventi | Trackback | Comments(3)

うちでも工作プレゼーペ

 家畜小屋は、空き箱を使って作りました。屋根は、箱の厚紙の薄い層を一枚はがして、細い木やかやでできているように見えるように工夫しました。

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 ダンボール箱を折りたたみ、それを青いシーツで覆って、キリスト生誕の場面の後ろに広がる夜空を作ります。彗星は、金色のきれいな包装紙を厚紙に貼って、星型に切り取り、かつてチョコレートの箱を包んでいた金色のリボンで、彗星の流れを表します。家畜小屋の中が何だか寂しいので、昨年きれいな色で楽しませてくれたホオズキを乾燥させたものなどで飾ります。

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 わたしと夫二人のプレゼーペは、人形たちが大きく、数が限られています。そのためもあって、例年は、義父母宅に姪たちと一緒に、あれこれ工夫を凝らして、毎年違うプレゼーペを創り上げるだけで、自分たちの家のプレゼーペは、家具の上に人形を配置し、金色のモールで飾り、傍らにロウソクを置いて済ませていました。

 今年は夫が、仕事に加えて、週末もフランコと改築中の家のトイレ造りにと忙しく、それで、家族や友人への贈り物は二人で買いに行きつつも、クリスマスツリーやプレゼーペは、わたし一人で飾りました。それで、せっかくだから、これはとびっくりするようなプレゼーペに仕上げたいと、家にあるものを使って、工夫してみました。パイルの毛布を地面に見立て、その上に、家畜小屋にあるワラに見立てて、ひざ掛けを敷きました。プレゼーペを飾ったのは、夫が以前使っていた小さい机の下で、この机は今はテレビ台として使っています。知恵をしぼりながら作ったので、夫が喜んでくれてうれしかったです。

f0234936_4544760.jpg

 クリスマスツリーは、昨年までずっと使っていたモミの木の代わりに、新しい木を購入し、昨日飾りつけをしました。

f0234936_455478.jpg

 夫は先ほど、ウンブリア伝統のクリスマスのお菓子、セルペントーネを作り終えました。今からは、クリスマス準備の仕上げとして、贈り物を包装し、カードを書いて添えていきます。
クリスマスおめでとうございます。残念ながら、夫の属する合唱団が解散してしまい、今年からはもう、コルチャーノのクリスマスコンサートで聖歌を歌うことはありません。皆さんにはお祝いの気持ち、合唱団にはこれまでありがとうの気持ちを込めて、一昨年のコンサートで、クリスマス聖歌を歌う映像をお贈りします。歌のイタリア語および日本語訳、説明はこちらです。



BUON NATALE!

- Oggi ho preparato il presepe e mio marito ha fatto un serpentone, dolce tipico umbro del periodo natalizio. Per il presepe ho creato la stalla con una cassetta di scarpe, il cielo con un lenzuolo blu e la terra con una coperta beige.Questo anno abbiamo un nuovo abetino come albero di Natale e non ci sarà il concerto di Natale della Corale Tetium. Per ringraziarla e augurare Buon Natale a tutti voi, ho messo il link per la canzone natalizia del coro.

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-12-24 20:57 | Feste & eventi | Trackback | Comments(10)

冬至とペルージャのことわざ

 土曜日、12月21日は、冬至(solstizio d’inverno)でした。イタリアでは冬至を冬の訪れ、夏至を夏の訪れとみなします。冬の寒さはこれからが本番ですが、6月の夏至(solstizio d’estate)に向けて、今から少しずつ日が長くなっていくと思うとうれしいです。冬至以降、日が長くなっていくことについて、ペルージャには、次のようなことわざがあるそうです。

  Anno Vecchio, Passo di Un Vecchio,
 Anno Novo, Passo di un Bovo.


                                (un detto perugino)

Glossario perugino – italiano
novo: nuovo, bovo: bove

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  旧年には老人の歩み、
  新年には牛の歩み。

 日本語への直訳は上のようになるのですが、その心は、

古い去り行く年、つまり、冬至から年末にかけては、
(老人の歩みのように)毎日ほんの少しずつしか日が長くならないけれども、
新年に入ると、(牛が歩くように)どんどん目立って日が長くなる、

ということだそうです。

 クリスマス、新年、正月、主顕節と、日本でもイタリアでもお祝いごとが続く季節ですが、こんなふうに、これから少しずつ日が長くなっていくことも、うれしいかぎりです。

E' arrivato l'inverno e arriveranno le giornate più fredde,
ma il giorno si allunga sempre di più!
Poi a passi sempre più svelti, come dice il detto perugino:

  Anno Vecchio, Passo di Un Vecchio,
  Anno Novo, Passo di un Bovo.

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-12-23 00:45 | Altro | Trackback | Comments(12)

おいしいチョコとKLM荷物遅延

 一足先に、おいしいクリスマスの贈り物を受け取りました。ペルージャ郊外にあるペルジーナのチョコレート工場で働く義弟と、奥さんからの贈り物です。

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 夫もわたしもチョコレートは大好きですし、nero(イタリア語で「黒、黒い」)シリーズは、健康にいいというブラックチョコレート(cioccolato fondente)を使っていて、おいしいので、うれしいです。最初はさっそく、左手にあるオレンジ風味のチョコレートを食べました。1枚8gという薄片のチョコレートが12枚入っているのですが、ほのかなオレンジの風味がブラックチョコレートとうまく調和していて、お気に入りです。

 義弟夫婦が一足先にクリスマスプレゼントを贈ってくれたのは、エクアドル出身の奥さんの里帰りに義弟も同行し、10日ほど前にイタリアを出発したからです。イタリアからエクアドルに向かう際は、かつてはイベリア航空を利用することが多かったのですが、近年はストライキで大幅な遅延があることも多く、わたしたちの義弟の義姉・義妹も、同様にエクアドルから移民としてイタリアに来て働いているのですが、中継地点のマドリードで一晩明かさなければならず、しかもいつまで経っても、いつ飛行機が発つか分からないという状況で大変だったこともあり、今回は、KLMを利用しました。義弟は以前から、一人で後からエクアドルに向かうときはKLMで行くことが多く、「時間にも仕事にも正確だから」と安心していました。それが今回は、ローマからアムステルダムに向かう飛行機が遅れて出発・到着し、本人たちは何とか予定していたエクアドル行きの飛行機に乗り込むことができたものの、ローマから届いた荷物は間に合わなかったようです。義弟たちは、奥さんのお姉さんと妹からもかなりの量のクリスマスの贈り物などを預かっていたので、荷物が届かないので不安に感じたことと思います。わたしたちもイタリアから心配していたのですが、幸い荷物は、本人たちの到着から5日ほど後になってですが、無事に到着したようです。二人とも、エクアドルの奥さんの家に滞在しているので、荷物がないからと言って、特に生活に支障はなかったと思いますが、これが旅行者だったら、旅行による移動もあるので受け取りも難しく、頼みにしていた衣類や身の回りの品が使えず、大変だったことでしょう。

 長距離移動はこういう不意の遅れや荷物の遅延がどうしても出てくるので、正確・安心と言われる航空会社でも、やはり、1・2日分は旅行に必要なものを機内持ち込み手荷物の中に入れておくと、そういう不測の事態にも、落ち着いて対処がしやすいなと思いました。

Regalo di Natale, Nero Perugina buono buono.

- Il mio preferito, Cioccolato fondente al gusto di arancia
Saranno squisiti anche gli altri e non ne ho dubbi :-)

関連記事へのリンク
- おいしいペルジーナ
- 大人気、白いバーチ
- バーチとアンゴラの意外な関係 (バーチチョコレートの誕生秘話)
- 我が家は多国籍家族

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by milletti_naoko | 2013-12-22 09:57 | Gastronomia | Trackback | Comments(6)


日本語教師・通訳・翻訳家。元高校国語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより


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Naoko Ishii
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日本語・イタリア語教師、
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