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夏山の思い出と苦い払いすぎ

 今日は、有効期限が切れる前に、COOP商品の6ユーロ割引券を使おうと、ペルージャ駅前のCOOPに、買い物に行きました。

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 店頭に入って、最初にある果物のコーナーで、シチリア産のオレンジの袋を、買い物かごに移したあと、すぐにこちらのリンゴが目に飛び込んできました。(写真は家で撮影しました。)なんと、昨夏1週間過ごしたアルト・アーディジェのヴェノスタ渓谷(Val Venosta)のリンゴがあるのではありませんか。しかも、1kgが0.99ユーロという特別価格になっています。

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8/7/2013

 わたしたちが、友人たちとアパートを借りて滞在した村には、こんなふうにリンゴ畑が広がっていました。

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 2枚目の写真の奥に見える館、Schloss Goldrain(Castello di Coldrano)は教育文化センターで、ガイドつきの案内はあるものの週に1度、木曜日の午後4時からだけだったので、残念ながら場内を訪ねることはできませんでした。

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 でも幸い、敷地の傍らにある庭園には、入ることができました。色とりどりのきれいな花がたくさん咲いています。

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 このバラは、きれいなだけではなく、芳香も放っていたように覚えています。

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 わたしたちの宿はティス(Tiss)にあります。この日は、一番近いスーパーまで、食料品を買い出しに行き、帰りにこのお城の前を通りました。

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12/7/2014

 ティスからコルドラーノへは、山のトレッキングコースを歩いて行くこともできます。7月12日に、夫と二人でこの山の道を歩くと、眼下に、ティス(Tiss)の村とリンゴ畑が広がり、奥には、雪と氷河を頂いた高峰が連なるマルテッロ渓谷(Val di Martello)が見えて、すばらしい眺めを満喫しました。

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Val martello 11/7/2014

 美しい山や渓谷をいくつも訪ねたのですが、わたしが一番魅かれたのは、このマルテッロ渓谷です。わたしが最も美しいと思う渓谷は、今のところはピエモンテ州立アルピ・マリッティメ自然公園ののジェッソ渓谷(下記リンク参照)で、本当はこの渓谷を再訪したかったのですが、夫が友人たちと一緒に旅行したいと言うので、このときは、アルト・アーディジェを訪ねることになったのです。

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 緑と水が豊かで、滝や小川にあちこちで出会い、ピンクのシャクナゲ(rododendro)など、野の花があちこちに咲き、白雪が美しくて、アルピ・マリッティメを思い起こしました。

 こうして勢いよく流れ落ちる滝の

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傍らの山を登り、

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滝つぼから、さらに上流へと川の傍らを歩いて、

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氷河から解けて流れ落ちる川の勢いに感動しました。

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 こうして歩きに歩いて、2時過ぎにようやく食事にありつけたときは、ほっとしました。

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 友人たちは、滝を登らず、別のコースを通ってすでに山小屋に到着し、湖のそばでくつろいでいました。食事の後は再び皆で山を下りました。

 思いがけず特売として並んでいたヴェノスタ渓谷のリンゴを見て、おいしいリンゴが安いことと、思い出がうれしくて、ふだんよりもたくさん袋につめて、購入しました。

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 なつかしい、おいしいリンゴが安く買えてよかったと、喜びながら家計簿をつけていて、しかし驚きの事実に気づきました。オレンジを買い物かごに入れたあとに、このリンゴに気づいたため、オレンジは買うのをやめて売り場に戻し、リンゴとみかんを買ったのに、レシートに「オレンジ」(arance)とあるではありませんか。どうしてかなと、冷蔵庫に入れたリンゴの袋を見てみると、なんと、リンゴは1kgが0.99ユーロとお得だったのに、わたしとしたら、リンゴではなくオレンジのボタンを押して、1kgが1.48ユーロと、高いお金を払ってしまっているではありませんか。イタリアのスーパーでは、売り場で果物や野菜の番号を見てから、量りに載せて、該当の番号を押すと、こういうシールが出てくるので、それをビニール袋に張りつけます。わたしがまさか番号を間違えたのか、それとも器械が、リンゴのボタンを押すと、オレンジの値段が出てくるように間違って記憶しているのか謎ですが、安いと思ってたくさん買ったのに、余分に払ってしまったと知って、悲しかったのです。と言っても、80セントの話ではあり、今日は6ユーロの割引券も使って買い物をしているのではありますが。オレンジはすでに決まった量が袋に入っているので、番号を押す必要はないため、器械が間違っていたのではという疑いが残るのですが、まさかシールが間違っているとは思わず、確かめもしませんでした。次回からは、画面だけではなく、シールの商品と値段も正しいかどうか、きちんと確認しなければいけないなと思いました。いえ、わたしが、「後でオレンジを売り場に戻そう」と頭で考えていたから、ふだんは数字で押すのに、今日はうっかりオレンジのボタンを押してしまったのかもしれません。

 まあ、他のリンゴは1kgが2ユーロ前後で売られていましたから、ふだんに比べると、それでも安いし、日本のリンゴと比べると、値段がはるかに安いのではありますが。

Mele di Val Venosta 1kg 0,99 euro a Coop!

- Mi sono tornati tanti bei ricordi del viaggio in Alto Adige, tanti alberi di melo che abbiamo visto proprio in Val Venosta. Certo, ne ho comprato molte. Sono della Val Venosta, poi anche IGP e molto economiche.

- MA!!! A casa una brutta sorpresa. Stranamente ho pagato 1,48 euro al kg per le mele e sulla etichetta è scritta la parola, "arance". Là dove ho preseo le mele, c'erano anche le arance ma sono già pesate e non c'era bisogno di pesarle. Quando premo il tasto, di solito lo faccio ricordando il numero, non guardando la foto dei frutti, quindi forse è la macchinetta che si è sbagliata. Oppure io...?

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 南チロル、イタリアアルプスへ / Viaggio in Alto Adige (17/7/2013)
- 花のマリッティメ・アルプス1 / Alpi Marittime in Fiore 1 (7/2011)
- 花のマリッティメ・アルプス2 / Alpi Marittime in Fiore 2 (7/2011)
- 花のマリッティメ・アルプス3 / Alpi Marittime in Fiore 3 (7/2011)
- COOPで買い物 (14/1/2014)
- 銀行よりもCOOPで貯金 (15/1/2014)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-01-31 23:59 | Trentino-Alto Adige | Trackback | Comments(6)

Java更新要求の本物はこちら

 イタリアで、Java更新を要求する悪質な偽物ページが出回っていると、このブログの記事でお知らせしたのは、3週間前のことですが(下記リンク参照)、その数日後に、本物のJava更新要求がありました。

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 現れた窓には、Javaのマークが赤地に白で描かれ、その下にはJavaを提供するOracleのロゴがあります。そうして、パソコンの下部にも、Javaマークを有するアイコンが登場しました。

 先日見た偽物ページとは違うものの、これが本物という確証が持てず、Javaのサイト(http://www.java.com)で、更新について調べてみました。すると幸い、イタリア語版では次のページに、Java更新の場合に現れるウィンドウの図入りで、詳しい説明がありました。

- Java – Cos’è l’aggiornamento automatico di Java? Come è possibile modificare le impostazioni di notifica?

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 これを見て、どうやらこれは本物の更新要求らしいと分かり、ほっとしました。ただ、わたしが赤で下線を引き、アステリスクを付した部分には、「本物の更新要求かどうか不安がある場合は、java.comのサイトから、直接最新版に更新することを、お勧めします」と書いてあります。

 次の更新についての日本語ページを見ると、Javaの更新要求は、日本語の場合でも言語が違うだけで、現れるウィンドウや手順は同じようです。

- Java - Java自動更新とは何ですか。通知設定を変更するにはどうすればよいですか。

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 Java更新の方法についての他国語の解説ページも、上にも貼った、イタリア語ページ、
http://www.java.com/it/download/help/java_update.xml
のリンク中、itをenに変えると英語版、deにするとドイツ語版、frにするとフランス語版を見ることができますが、この3か国語でも、更新時に現れるウィンドウは、言語以外はすべて同じです。

 Javaの更新を要求する悪質なページがはびこりつつある今(イタリアで出回っている不正ページについては、下記リンク参照)、ひょっとしたら、この本物の更新案内にも、そのうち変更が加わるかもしれませんし、不正ページ自体が、本物の更新案内により似たものになってしまうかもしれません。というわけで、Java更新を要求する画面が現れて、疑問が残るときは、このJavaの解説ページが勧めるように、万一を疑って、java.comから直接最新版に更新するのが、一番安全な気がします。

Pagina AUTENTICA di Java che richiede un aggionamento

- Qualche giorno dopo che ho visto una falsa pagina sul mio pc, è comparsa una finestra diversa che richiedeva un aggiornamento di Java. Sarà vera o falsa? Mi sono informata su Internet e mi è sembrata vera.

- Tuttavia, probabilmente come dice il sito di Java, "In caso di certezza sull'autenticità di una notifica di aggiornamento per Java" è meglio "andare direttamente al sito java.com per eseguire l'aggiornamento alla versione più recente".

*追記(2014年11月11日)
 イタリア語版蔓延の8か月後に、日本語版もJava更新を要求する偽ページが出回り始めたようです。皆さん、鵜呑みにして更新しないようにご注意ください。無料駆除ソフトAdwCleanerで削除できるとのことです。
- Internet-Frontline.com – Staff Blog - 【緊急速報】JAVA UPDATE を騙るフィッシングサイト (2014/9/3)
↑↑ 記事から:「警告!お使いのjavaのバージョンは古く、セキュリティリスクがあります、
今すぐ更新してください。」というアラートでダウンロードを促すアドウェアが9月に入ってから多数報告されています。

LINK
- Java更新を促す悪質ページに要注意 / Attenzione alla falsa pagina Java che richiede di scaricare gli aggiornamenti!! (8/1/2014)
- Qone8撃退! 迷惑プログラム駆除法 / Come rimuovere malware dal PC (14/5/2014)
↑↑ Qone8に限らず、さまざまな迷惑プログラムや、それをうっかりダウンロードしてしまった場合の駆除法が書かれています。同じ無料駆除ソフトAdwCleanerの利用法を日本語で説明したサイトへのリンクあり。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-01-30 23:55 | Altro | Trackback | Comments(8)

イタリア最古の民族

 イタリア古代の民族と言うと、とかくエトルリア人やローマ人に脚光が当てられがちで、ペルージャ外国人大学で、イタリアやイタリア語の歴史を詳しく教わったときでさえ、他の民族には、さらりと触れただけでした。イタリアという国が、ローマ人が築いた古代ローマ帝国を誇りとし、ペルージャも、かつて優れた文化を持ち、古代の井戸や城壁、門が今も町に残るエトルリア文明を重んじているからでしょうか。

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Amelia 29/1/2010

 それで、ひどく驚いたのです。2010年1月に、アメーリア市立考古博物館で、掲示を読んで知ったときには。

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Museo archeologico comunale di Amelia 29/1/2010


なんと、イタリア最古の民族と考えられているのは、ウンブリア人だと言うのです。

"Plinio il Vecchio, vissuto nel I secolo d.C., affermava che gli Umbri erano il popolo più antico d’Italia (gens antiquissima Italiae) e che il loro nome derivava dal fatto di essere sopravvissuti all’ombros, il “diluvio” universale, episodio mitico divenuto patrimonio comune di molte popolazioni antiche." (Dalla bacheca del Museo archeologico comunale di Amelia)

 読み進めると、さらに、すべてを覆い尽くす「大洪水」(ombros)に耐えて、生き延びた人々であるために、「ウンブリア人」(Umbri)と呼ばれていると、書かれています。そして、この伝説の大洪水は、多くの古代民族の共有財産になったそうです。掲示には、この後も続いて、古代ギリシアの歴史家たちによると、かつてはラヴェンナやリミニ、ファーノ、サルシナ、サッソフェッラートやセニガッリアまでが、ウンブリア人の領域であったと書かれています。

 当時の日記には、こんなふうに記しています。

「考古学博物館に入ったのは雨がどしゃぶりだったのがきっかけだったけれど、Umbriの活躍やローマとの争いなど、おもしろい展示があり、博物館の人が親切に展示資料までくれた。」

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Museo Archeologico Statale di Spoleto 15/4/2012

 テベレ川とネーラ川に挟まれた、アドリア海岸まで続く広い領域に、かつてはウンブリア人が住んでいたのだと読んだのは、ペルージャの国立考古博物館でだったような気がしますが、ウンブリアの町で言うと、たとえばグッビオやアッシジ、スポレートなどが、ウンブリア人が暮らしていた地域です。いつか記事にしようと温めすぎて、記憶があいまいになりましたが、確かアメーリアでも、スポレートでも、博物館には、古代ウンブリア人たちの残した道具や装飾品がいろいろと展示され、当時の暮らしの様子が推測されていて、展示を見ながら、農耕を好む、穏やかで平和な民族だったばかりに、後から来た民族に侵略されて、目立たない存在になってしまったのかなと、思ったように覚えています。侵略してきた古代ローマ人と、結局は和解して、うまく共存していったと、展示にあった気がします。館内では撮影禁止とあったので、スポレートでは、興味深い展示があっても、写真は撮りませんでした。

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 ちなみに、このスポレートの考古博物館は、国立美術館や博物館などが無料になる文化週間を利用して、訪ねました。

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 この日は、同じくスポレートにある城塞、Rocca Albornozianaも、無料で訪ねられると楽しみにしていたのですが、無料なのは、城内にある国立博物館だけで、城塞は、割引ではあっても有料だと知って、後日時間のあるときに訪ねることにしました。(下記リンク参照)

 この城塞は、現在放映中のドラマ、『ドン・マッテーオ9』では、刑務所という設定になっています。現実には、今は観光施設なのですが、夫によると、数十年前までは、刑務所として使われていたそうです。

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Museo Archeologico Nazionale dell’Umbria, Perugia 22/4/2012

 その翌週には、やはり文化週間を利用して、ペルージャにある国立ウンブリア考古学博物館も訪ねました。

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 この博物館は、ペルージャの中心街からも鐘楼が見える、サン・ドメーニコ教会の隣にあります。名前に「ウンブリア」を冠しているだけあって、一地域に重点を置いたアメーリアやスポレートの博物館に比べると、ウンブリア各地域について、説明や展示があるものの、大切な要素だけを抜き出してざっと説明してあるだけという印象を受けました。

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 ペルージャに多くの足跡を残したエトルリア文明に関しては、さすがに展示内容が充実しています。

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 ウンブリア州という名前そのものが、もともと「ウンブリア人の住む国」を意味する言葉に由来するのに、エトルリア文明や古代ローマの遺跡ばかりに焦点が当てられているのは、やはり勝者、強い者、優れた文明を持つものを、よしとする思いからでしょうか。州都のペルージャが、エトルリアの地だったからでしょうか。

 ペルージャの博物館でも、わたしは、古代のウンブリア人、エトルリア人とローマ人の関係に注意しながら展示を見ました。テベレの右河畔にウンブリア人が、左河畔にはエトルリア人が暮らしていたと、絵や文章で示されています。

“Due popoli divisi dal fiume
[…] due popoli, Umbri ed Etruschi, che hanno abitato il territorio, in larga parte identificabile con gli attuali confini regionali. Le due etnie occupano rispettivamente la sponda sinistra e quella destra del fiume Tevere” (Dalla bacheca del museo)

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 ウンブリア人がとても古い民族であることや、その領地の広がりを記した、古代ギリシアや古代ローマの文献の該当箇所が紹介されています。

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 この二つの民族が、どういう経緯を経て、ローマ人に征服されていったかも、詳しく説明されていました。その詳細は、また、機会があれば取り上げるつもりでいます。

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 ペルージャの博物館からミニメトロの駅に向かう途中、丘の斜面いっぱいにヒナゲシの花が咲いていて、うれしかったです。

Sapevate? Sono stata molto sorpresa quando ho letto queste spiegazioni sulla bacheca del Museo archeologico di Amelia. Quanto ai popoli antichi, a Perugia parlano quasi esclusivamente dei Romani e degli Etruschi, però...

"Plinio il Vecchio, vissuto nel I secolo d.C., affermava che gli Umbri erano il popolo più antico d’Italia (gens antiquissima Italiae) e che il loro nome derivava dal fatto di essere sopravvissuti all’ombros, il “diluvio” universale, episodio mitico divenuto patrimonio comune di molte popolazioni antiche."

"Il geografo Strabone, più tardi, menzionava come umbre le città di Ravenna, Rimini, Fano, Sarsina, Sentino (attuale Sassoferrato) e Senigallia"

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- アメーリア、考古学博物館とプレゼーペ / Amelia, Museo archeologico & Presepi (22/12/2010)
- スポレート大冒険 / Avventura a Spoleto (15/4/2012)

Riferimenti bibliografici & web
- Schede illustrative del Museo archeologico comunale di Amelia
- Umbria Segni Etruschi - L’Umbria e gli Etruschi. Umbri, Etruschi e Romani
- Università degli Studi di Siena – Il Popolo degli Umbri – Un viaggio alla scoperta della Gens Antiquissima Italiae
- Treccani.it – Umbri. Enciclopedie on line
- Treccani.it – Umbri. Enciclopedia Italiana (2012)
- UmbriAvanti – Le Origini dell’Umbria – “Umbri Grandi Fondatori delle Nostre Città”
- Perugia.com – Storia della città – Periodo Etrusco

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-01-29 23:59 | Viaggi in Umbria | Trackback | Comments(2)

この冬は観光学、県の大人向け無料講座

 欧州社会基金からの助成金を受けて、ペルージャ県が受講を促進し、県民が無料で受講できる講座がいろいろあります。定員が限られていて、希望者が多いので、願書を出願し、面接があり、場合によっては試験も受けたあと、合格者に、講座の詳細についての連絡があります。

- Provincia di Perugia – Corsi di formazione professionale gratuiti

 若者向け、失業者向け、そして、25歳以上64歳以下の大人を対象とした講座がいろいろとあります。わたしは最近は仕事が不定期で、特に冬は通訳の仕事も少ないので、昨年秋頃から、何か仕事により幅を持たせるような講座があれば受講したいと考えて、大人向け無料講座の公募情報をまめに見ていました。

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Casa di Migiana di Monte Tezio, Perugia 26/2/2014

 ミジャーナの家の改築(上の写真)も進み、4月からは主に観光客を対象に、二つのアパートを週単位で貸したいと考えています。また、一昨年までは、産業通訳を務めることの方が圧倒的に多かったのですが、昨年は、不況と円高の影響か、日本人観光客の方の同行通訳を行う機会がかなり増えました。そういわけで、多くの無料講座の中から、アッシジとグッビオで開講される観光についての講座に、願書を提出することに決めました。できるだけミジャーナに観光客が足を伸ばしてくれるようにしたいし、できれば観光ガイドの資格も取りたいと、以前から、いろいろと調べてもいたので、そのヒントが得られるのではないかと思ったからです。

 わたしが希望していた講座を開講するのは、アッシジのCentro Internazionale di Studi sul Turismo(訳すと「観光学国際センター」、略称はCst Assisi)です。

- Cst Centro Internazionale di Studi sul Turismo - HOME

 現在は、まだ上にリンクを付したCstのホームページに、わたしが応募した講座の名が並んでいます。アッシジで行われるMaitre à mangerとグッビオで開かれるVisit Alto Chiascioには、さまざまな観光に関する講座があり、自分が受講したい講座に、希望順序をつけて、願書を提出しました。

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Basilica di San Francesco, Assisi 17/4/2011

 9月にアッシジで道に迷いながら願書を提出し、10月に、アッシジには、英語の筆記試験と面接のために二度、

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Gubbio 14/5/2011

そして、グッビオには、面接のために一度、足を運びました。グッビオは、ペルージャから車で約1時間かかります。夫がわざわざ送ってくれて、面接のあとで散歩をしてピザを食べようと言っていたのですが、直後にひどいどしゃぶりになり、そのままペルージャに戻りました。面接で、「どうして観光ガイドの試験を受けないんですか。」と聞かれて、「何か本や試験に備えて勉強するべきことが指定されているわけでもないので、どうやって勉強していいのか分かりにくいんです。」と答えたら、面接官がそうだよねとうなずきました。ペルージャでは、観光ガイドの試験では、選考委員になったガイドが思い思いの質問をするので、試験の内容にも難しさにも統一性がなく、「以前から試験の在り方を改善するように」と訴え続けているけれども、変わらないとのことです。

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Cst Assisi 14/10/2013

 講座を受講できるかどうかは、すぐに分かり、11月中にも講座が始まると聞いていたのに、イタリアらしく、すべてが後ろにずれ込んで、結局、アッシジでもグッビオでも、わたしも受講できると分かったのは、11月になってからのことでした。外国人や年齢、仕事が不定期だと点数が高くなるおかげもあって、グッビオでは受講を認められた127人のうち23番目、アッシジでは138人中41番目に、わたしの名前がありました。

 ただ、11月中にも講座開始と聞いていたのに、「講座開始は、こちらから受講者に電話連絡をします」というその連絡がいつまで経ってもありません。メールや電話で問い合わせると、「すでに開講している講座はあるけれども、あなたが受講する予定の講座は、まだ始まっていないので、連絡がないのですよ。」とのことです。

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Rosso di sera dopo l’esame @ Cst Assisi 14/10/2013

 先週ようやくアッシジのCstから連絡があり、昨日わたしの受講する講座が始まることが分かりました。第一希望は、ウンブリアの食文化・食産業の講座だったのですが、幸い、この講座に加えて、ウンブリアを訪ねる観光客に、文化や歴史に重点を置いて、観光コースを提案するという講座も、受講できることが分かりました。

 昨日の授業や受講生の顔ぶれ、それぞれの受講動機がなかなか興味深かったのですが、それについてはまた、次の機会にお話します。週に二度、午後に3時間の授業が5週間続き、明日の午後には2度目の授業があります。きちんと出席しないと、受講生自身が履修証明書を受け取れない上に、無料講座を開講するための予算が、来年度から削減されてしまうということです。病気など、やむを得ない事情でも、欠席は欠席とみなされるということなので、風邪など引かぬように体調にも気をつけます。実は、この講座の日程が分かってから、授業と若干重なる仕事の話があったのですが、将来のためには、この講座を受けた方がよさそうだと考えて、今回は残念ながらお断りしました。その分も、観光について、この30時間の授業で、しっかり勉強するつもりです。

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 最後の写真3枚は、10月にCst Assisiで英語の筆記試験を終えて、道端に駐車していた車へと戻りながら、撮影したものです。学校のすぐ傍らを高速道路が走り、その向こうに、大好きなサンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ教会のクーポラが見えています。豚さんを運んでいるらしきトラックに、教会が隠れているのが残念ですが、夕焼け空がとてもきれいでした。

 ちなみに夫も、2月からスポレートで開講される無料講座に通うことになりました。薬草の栽培法を学ぶ講座で、6月まで毎週5時間と授業時間が多く、内容も充実していることと思います。

 イタリアの他県でも、県民への無料講座が開講されているようです。すでに締め切られて授業が始まっているものも多いのですが、今後の参考に、見つかったものだけ、そういう情報を説明したページへのリンクをあげておきます。ページに列挙されている講座の一部だけが、欧州社会基金の支援を受けた(finanziato/i)無料(gratuito/i)講座である場合も多いので、ご注意ください。

Ancona Bologna Como Cuneo Firenze Imperia Pavia Pesaro e Urbino Pescara Pisa Pistoia Prato Ravenna Reggio Emilia Terni Torino Treviso Vercelli

Da ieri frequento il corso gratuito di turismo di 30 ore ad Assisi. Impareremo come 'illustrare alla clientela i principali punti di interesse storici e culturali, le particolarità e tipicità e i possibili itinerari per fruire dell'offerta turistica dell'Umbria'. Appena uscita dalla scuola dopo l'esame, ho visto un cielo bellissimo. L'edificio è molto vicino alla Basilica di Santa Maria degli Angeli. Si vedeva pure la cupola.

関連記事へのリンク
- 5人寄れば大前進 (26/1/2014)
↑↑ ミジャーナの家の改築についての最新情報。
- アッシジ観光お手伝い (11/10/2013)
- アッシジとヒヤシンス (3/5/2013)
↑↑ 日本企業を迎えたウンブリアの企業の産業通訳を務めたら、2日間にわたる商談が終わったあと、ウンブリア企業が日本のお客さまをアッシジに案内。

LINK
- 100 corsi gratuiti (Umbria)
- Corsi di formazione gratuiti per occupati o disoccupati – Provincia di Terni

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-01-28 22:50 | Altro | Trackback | Comments(8)

トラジメーノ湖の夕日

 昨日は、改築作業を大いに助けてくれた友人たちを見送ったあと、久しぶりにトラジメーノ湖を訪ねました。

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Tramonto sul Lago Trasimeno, San Feliciano 26/1/2014 17.08

 大好きな湖で、青空の下、あるいは夕日を眺めにとよく訪ね、わたしの記事にしばしば登場するトラジメーノ湖ですが、今年、湖を訪ねたのは昨日が初めてです。

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16.53

 冬の夕日が美しいサン・フェリチャーノへと車で向かい、下り坂にさしかかると、これから沈もうとする夕日が、オリーブの木々の間に、きらめいています。

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 車を降りて湖畔を歩くと、風景が茜色を帯びています。

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17.08

 晴れわたった青空の下に青く広がっていた湖が、日が傾くにつれて、空と共に、少しずつ色を変えていきます。青から金色、オレンジ色に、そして、日が山の向こうに落ちたあとは、桜色に。どの色もとてもきれいです。

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 少し離れたところで、水鳥が大きな魚を捕まえたのを、夫が発見しました。ただ、魚が大きすぎるのか、飲み込もうにも飲み込めないようで、鳥はこのあと、長いこと、肴を口に加えたまま、時々頭を水に突っ込んだり、あたりをうろうろしたりしていました。

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17.15

 夕日は、沈んでもなお、しばらくの間、雲を下から照らしています。輝く雲の左手には、アミアータ山(Monte Amiata)がそびえています。

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 桜色の空と湖に見とれて、夫と二人、それぞれが思い思いの場所で、立ち止まり、眺めを楽しみ、写真を撮って、車へと戻っていたら、夫を呼び止める人がいます。

 なんと、夫が18歳の頃、1年だけ柔道教室に通っていた頃に知り合った人だそうで、会うのもそれ以来ではないかということです。夫の方も顔を見て、すぐにだれだか分かったようで、当時のことや近況について、おしゃべりをしていました。途中でやって来た奥さんともあいさつして、おしゃべりを続けます。話していて楽しい人たちで、なごりを惜しみながら別れました。

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 ムクドリ(storno)の大群が、空に幾何学模様を描きながら、飛んで行きます。

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17.37

 よく晴れた日曜の日暮れ時とあって、予想どおり、散歩をしている人が大勢いました。わずか40分の間に、何度も衣替えをして目を楽しませてくれた湖にいったんあいさつして、パッシンニャーノに向かいます。手前の木では、花粉戦隊が攻撃準備を整えていました。

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Lago Trasimeno, Passignano 17.56

 午後6時近くになっても、まだ日の明かりが見えることに、日が長くなったことを時間しながら、パッシンニャーノ(Passignano)で湖畔を歩いたのは、

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もちろん、トラジメーノ湖の水位を見るためです。基準の水位に対して、マイナス20cm。それでも、これまでに比べたら、かなり水位が高くなりました。

Tramonto sul Lago Trasimeno, San Feliciano & Passignano 26/1/2014

- A mano mano che cala il sole, si trasformano i colori del cielo e del lago.

- Al lago ora mancano solo 20 cm!

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-01-27 23:11 | Viaggi in Umbria | Trackback | Comments(6)

5人寄れば大前進

 昨日土曜日から今日の昼まで、リミニから駆けつけた友人たちが加勢してくれたおかげで、一気に改築作業がはかどりました。

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 フランコに後光が差して見えるのは、何もこの写真の中だけの話ではありません。過去に家具職人をしたことがあり、今は水道配管工事屋として働くフランコは、自分たちの住む家を、時には専門の職人や友人の力も借りながら、自らの手で建てた人です。

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 というわけで、夫も手伝いながらですが、昨日はトイレを設置し、

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ルロワ・メルランで買ってきた出来合いのドアを、このトイレの入り口に取りつけ、

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テラスと台所には、改築が始まる前に、下の階で使われていた古いドアを、

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取りつけてくれました。

 わたしたち女性陣はと言うと、ずっと以前に使われていた古いかんぬきや古い柵の修復作業に当たりました。

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 木を使って和風の照明を作る仕事をしているシモーナ(下記リンク参照)は、ひどく傷んだかんぬきの修復に専念し、

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マヌーとわたしは、古い柵の一本一本の傷んだ部分を、ワイヤーブラシやヘラでこそぎ落としたり、刺さっている釘を抜いたり、打ち込んで埋めてしまったりしました。

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 長い間使われていなかったので、とんでもなく埃が立つものが多く、埃にむせながら作業を続け、終わったときには、二人とも埃まみれになっていました。日暮れ過ぎまでに、これだけの柵の木をきれいにすることができました。最後に行くほど、湿気たものが多いので、最初に比べて、かなり間隔を開けて、積み重ねました。

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 ご覧のように、土曜の昼、みなが到着した頃には、遠くの山々を始め、スバージオ山(Monte Subasio)の頂にも雪が積もっていたのですが、スバージオ山や低い山の雪は、夕暮れ時にはほとんど解けてしまっていました。

 見晴らしがすばらしいこのテラスからは、今日や昨日のように、最低気温が氷点下まで下がる寒い日には、冷気が屋内に入り込みます。

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 それでも、夜はこんなにきれいな夜景を、家にいながら楽しむことができ、今は、上部は少し開いているもののドアができたので(写真上から4枚目)、屋内に入る冷たい空気も少なくなりました。

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 すきま風の少ない上の階の部屋で、皆といっしょに寝袋で眠った翌朝は、太陽こそ雲の後ろに隠れていたものの、きれいな夜明けを見ることができました。

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 朝食後、さらに上に昇った日が、雲の間から金色の光を投げかける様子も、神秘的です。

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 今日はフランコは、水色のトイレのシャワーの床に敷きつめた石の間をしっくいで埋め、

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 わたしたちは、雨ざらしになっていた古い梁を、乾かして切って、柵に利用するために屋内に運び込んだり、

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壁に塗ったペンキが落ちて、床が汚れた部分をきれいにしたり、

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今後の改築作業について、フランコに相談したりしました。

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 作業を終えて、義母が準備してくれた昼食の席へと向かう頃には、こんなにきれいな青空が広がっていました。この2日間で、びっくりするほど、改築作業が進みました。みんな、本当にどうもありがとう。

Grazie ai nostri superamici, molto avanti i lavori di ristrutturazione.

Ora abbiamo tre porte interne, un bagno quasi completo,
cancello, pali & pavimenti in una condizione migliore e non solo.
Inoltre, è sempre bello trascorrere il tempo insieme.
Durante e dopo i lavori, bellissimi panorami delle montagne con la neve.

LINK
- 2013年から2014年へ / Casa di Migiana dal 2013 al 2014
- Risonanze – Laboratorio Design Artigianale

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-01-26 22:27 | Altro | Trackback | Comments(6)

鼻が大切

 1年ほど前に、ペルージャで1日アロマテラピー講座に参加したことがあります。興味深い学びや発見がいろいろあったのですが、中でも、鼻の大切さについての話が、心に残りました。

 嗅覚がどれほど大事かについて、講師の先生は、「たとえば、どんなに見かけがおいしそうな料理であっても、異臭が漂っていたら、口にはしないでしょう。」と、嗅覚が命を守るために、危険を察知するために、大切な働きをしているのだと教えてくれました。

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Champ de lavande, Provance 4/7/2012

 おもしろいな、そうとは知らなかったと驚いたのは次の話です。ハーブの精油や香りには、それぞれに、心身をリラックスさせるなど、さまざまな効能があるのですが、ハーブ自体にどんなに優れた働きがあっても、もし使いたい人がその香りが好きではない場合には、鼻を通じて体がその香りや効能に対して拒絶反応を示すため、一般にはいくら高い効能があっても、その人に対しては効き目がほとんどないそうです。「だから、効能に注意することも大事ですが、自分が好きな香りの精油を見つけることの方がずっと大切で、効能があり、かつ気に入った香りのものを使うことが大切なのです。」なるほど、いくらおいしそうな料理でも、臭いがひどくては食べる気がしないように、嫌いな香りは、鼻だけではなく、鼻が受けつけなければ、心身もはねつけてしまうということなのでしょう。

 わたしたちが、たくさんの異性の中で、一人にことさら魅かれるのも、やっぱりその匂いに魅かれるからなのだ、という話があって、そこまでは、さて本当かなあと、いぶかったのでありますが。

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by milletti_naoko | 2014-01-25 10:17 | Altro | Trackback | Comments(10)

お泊まり準備と雪予報

 明日は、再び友人たちが、アドリア海岸からミジャーナにやって来ます。11月は、オリーブ収穫を手伝ってくれたのですが、この週末は改築作業の応援に来てくれます。

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Migiana di Monte Tezio 29/11/2013

 と言うわけで、今日は改築中の家を掃除し、今夜は、2日間ミジャーナの家で食事ができるように、オリーブオイルや塩、マグカップや鍋などを準備しました。

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15/11/2013

 屋根や壁はあっても、家具や食器はなく、こうして食材や調理道具、寝袋などを運ばなければいけないので、半ばキャンプに出かける気分です。

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 11月末には周囲の山に積もっていた雪が、最近は暖かくてすっかり解けていたのですが、ペルージャでは今夜からまた寒波が押し寄せ、今夜はみぞれ、明日の朝はわずかながら雪も降るという予報が出ています。日曜日の朝は最低気温が-3度。友人たちが来るときに通りたいと言うアッペンニーニの山も、今夜から明日の朝にかけて、雪が降り続けるようです。山に登らず高速道路を勧める夫に、友人たちは、チェーンもあるしスノータイヤも装備しているからと、山を通ると言ったようです。どうか無事に、友人たちが到着し、あまり寒さに苦しまずに、作業をすることができますように。

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Santuario della Verna 26/1/2013

 月曜日に誕生日を迎えたフランコのために、夫はただいま、感謝の気持ちを込めて、お祝いにと、お得意のパンナコッタを作っている最中です。

関連記事へのリンク
- イタリア各地の天気予報 ~ il Meteo.itから

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by milletti_naoko | 2014-01-24 22:43 | Altro | Trackback | Comments(4)

改築状況と台所選び

 昨日の夕方は、改築中の家の正面ドアの前にあるテラスに敷きつめるレンガを、今も伝統的な製法でレンガを作る、チッタ・デッラ・ピエーヴェの工房まで取りに行きました。

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 内部のドアを職人さんに頼むと、いいドアはできても、値段がとても高くなるので、試しに出来合いのドアを一つ購入し、そのドアを設置するための金具を買ったり、

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敷地を囲むための生垣に使いたい若木や苗を売る店を見に行ったり、右手に見える正方形の穴に入れたい、理想の窓ガラスが見つからずに、あちこちの店を回ったり、今週も慌しく、改築を進めるための作業や店回り、買い物が続いています。そう言えば昨日は、壁に取りつけるシャワーも一つ購入しました。

 最近、二人で一番頭を悩ませ、あちこち店を回ったり、あれこれと思いあぐねたりしているのは、台所です。

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Cucina della casa dove abbiamo trascorso il fine settimana con amici

 こちらは、先週の週末に友人たちと借りて、ピザの宴を楽しんだ山の家の台所です。使い勝手もいいし、家の造りにあった、こういう台所ができれば、それに越したことはないのですが、それではとんでもないお金がかかることは、数年前に、現在住む家で利用中の台所を作るために、あちこちで見積もりを頼んで、よく知っています。ちなみに、この台所でおもしろいな、いい工夫をしているなと思ったのは、天井から吊り下げてあるはしごです。フライ返しやおたまなど、調理に必要な道具をこうやって、うまくはしごを利用して、取りやすいように工夫し、さらに上にも、籠を置いたりして、場所も有効に活用しています。

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Cucina Berta, dal sito di Mondo Convenienza

 ミジャーナの改築中の家には、田舎の古い家らしい、木の味が出る台所を置きたいけれど、値段はできるだけ抑えたいというわけで、最初に見積もりを頼んだのは、Mondo Convenienzaのこちらのシリーズの二つです。今、居住空間を整えつつある階には、二つアパートがあり、どちらにも台所を設置する予定だからです。

 台所が一列に並び、必要最低限のものがそろった標準タイプ、幅255cmのシステムキッチンであれば、オーブンや冷蔵庫つきで、値段がとてもお得です。台所のうち一つは、窓の位置や壁の長さの関係で、どうしてもL字型にしか置けず、そうすると、冷蔵庫もオーブンも抜きの小さい台所でも、標準タイプより高くなってしまいます。

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 そのため、素材をそれぞれ買って、自分たちで台所を創ろうかという話にもなり、最近は、ペルージャ郊外の工場へ、こんな流し台を見に行ったりもしました。電話の宣伝攻撃に負けて、昨日は、家具専門店でも、システムキッチンを見たのですが、やはり、大型家具スーパーに比べると、同じようなものでも、かなり値段が高くなります。覚悟はしていましたが、実際の改築費用は、当初の見積もりを大幅に上回る金額になり、現在は、銀行の住宅ローンも、各社のものを比較して、検討中です。お金がないのも、作業が遅れてしまう理由です。

 ともあれ、少しずつ少しずつ、二つのアパートが完成に近づいています。夫は、今年の4月からはお客さんが滞在できるようにしたいと言います。まずは決定しても、業者に頼んでからが、また日数もかかるので、カレンダーともにらめっこしつつ、急ぎ足になっているわたしたちです。

In questi giorni, siamo in giro per andare a prendere i mattoni e le pianelle per la terrazza, vedere le piante che serviranno come recinto, comprare una doccia per un bagno, visitare diversi negozi per decidere come realizzare due cucine...

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-01-23 23:43 | Altro | Trackback | Comments(8)

完璧じゃない完璧なあなたが好き

 恋も仕事も、夢見ていたようには、思っていたようには、うまく行かない。20代、30代の若者たちが、理想と現実の格差にとまどいつつ、自分の人生を模索していく。映画、『スパニッシュ・アパートメント』の続編、『ロシアン・ドールズ』では、大人になった、そんな主人公たちの姿を描いていました。

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 前作同様、映画の冒頭は、物語の展開も映像も目まぐるしい感がありますが、見るうちに、昔の、そして今の自分を主人公たちに重ねながら、物語に引き込まれていきました。「見るかいのある作品だろうか」と思って、映画の評価を調べると、わたしがざっと見た範囲では、イタリアでの評価は不思議と低く、フランスとアメリカでは好評を博していました。わたし自身は、前作は見る価値はあると思いつつも、好きだと言えるほどではなかったのですが、この続編には感動しました。端々に光る言葉もあり、若者たちの揺れ動く心や不安、恋する思いを、温かく細やかに描いています。

 わたしは昨晩、イタリアのテレビでイタリア語で放映されたのを見たのですが、ご紹介する予告編は、音声はフランス語と英語で、フランス語で話されている部分には、英語字幕がついています。



 予告編にも出てくるように、理想の恋人を探し続けて、恋を重ねるグザヴィエたち。けれども、「王子さまやお姫様は現実には存在しない、おとぎ話の中にいるだけだ」と、友人たちに言われ、恋に落ちても、不安や迷いがつきまといます。

 英仏合作のこの映画の、フランス語の題名は、『Le Poupées Russes』、英語の題名は『Russian Dolls』です。イタリア語では、『Bambole Russe』です。「ロシアの人形」という題名は、予告編にも一部出てきますが、次の場面の主人公の言葉によるものです。



 人生でさまざまな異性に出会いながら、わたしたちの中にはいつも、「この人が本当に自分が探し求めている人だろうか、生涯連れ添う人だろうか」という思いがつきまとう。まるで、開けても開けても中から次の小さい人形が出てくるマトリョーシカ人形のように、恋を重ねていくけれど、いつでも、「これが本当に最後の人形だろうか、自分の求める伴侶だろうか」という迷いが去らない。

 わたしが特に感動して、いいなと思ったのは、駅での恋の告白の場面と、その言葉です。映画をすでに見た方や、見るつもりのない方だけ、次のリンク先にフランス語で書かれたセリフをご覧ください。

- Oh My Bloogness – La scène de la gare entre […] , ou la fabuleuse déclaration d’amour dans Les poupées russes

 昨日見たイタリア語版を思い出しながら書いていますし、上の記事にはフランス語で書かれていますが、この場面の本来のセリフは英語のはずです。

 「あなたは男性として申し分のない人だわ。」と言う彼女は、「ぼくは欠点だらけで、完璧なんかじゃない。君がそう信じ込んでいるだけだ。」という主人公に、「この世に完璧な人なんていないし、完璧はつまらない。欠点のある、そういうあなたの不完全なところに恋しているの。」と、自らの思いを率直に打ち明けます。

 欠点も含めて、欠点を知りながら、そういう相手をとことん愛する。そういう彼女のひたむきさと純粋さに感動しました。そうして、吉野弘さんの詩、『祝婚歌』を思い出しました。(下記リンク参照)夫に、こういう態度と心で向き合えているだろうかと、反省しました。

 とてもいい映画ですので、機会があれば、皆さんもぜひご覧ください。第一作を見た方が映画を理解しやすいとは思いますが、この作品だけ見ても、十分に楽しめることと思います。

Film, "Les Poupées Russes"

- L'ho visto ieri sera e mi è piaciuto molto. Bellissime le parole di Wendy alla stazione: "Je sais que tu n'es pas toujours parfait. Je sais que tu as des tonnes de problèmes, des défauts, des imperfections, qui n'en a pas ? C'est juste que je préfère tes problèmes. Je suis amoureuse de tes imperfections, tes imperfections sont belles. [...] Je sais que la plupart des filles se mettraient à genoux pour ce qui est beau. Et elles ne voient que ce qu'elles veulent. Mais je ne suis pas comme ça. Je ne vois pas juste ce qui est beau. Je m'intéresse au reste. J'aime ce qui n'est pas parfait. "

LINK
- 西仏アパート映画その2
↑↑ 前作の『スパニッシュ・アパートメント』について。予告編映像あり。
- 『祝婚歌』   吉野 弘
- amazon.co.jp - ロシアン・ドールズ スパニッシュ・アパートメント2 [DVD]
↑↑ 音声は英語とフランス語で、字幕は日本語。
- amazon.fr - Les Poupées russes [DVD] (フランス語のみ)
- amazon.fr - Les Poupées russes + L'auberge espagnole [DVD]
↑↑ フランス語のみ。前作と続編が共に楽しめるのに、値段が安いのでお得。
- amazon.it - Bambole Russe [DVD]
↑↑ 音声はイタリア語とフランス語、字幕はイタリア語。

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by milletti_naoko | 2014-01-22 23:29 | Film, Libri & Musica | Trackback | Comments(6)