<   2014年 06月 ( 30 )   > この月の画像一覧

806ページ目の悲喜劇

 序文や注釈のページも数えると900ページを超える冒険小説、ジュール・ヴェルヌの『神秘の島』を、休み休みしながら読み続け、最近になって、ようやく余すページが100ページを切りました。

f0234936_23455934.jpg

 ところが、800ページあたりになって、新しく登場した人物が、なんとこのフランス人作家の別の冒険小説、『海底二万里』の主人公であること、そして、『海底二万里』に描かれた時代から、かなり時が経過していることが分かりました。そして、さらに読み進めると、この主人公の生い立ちや人生を、最初から詳しく語り始めているではありませんか。

 『海底二万里』を読むつもりがないのであれば、このまま気にせずに『神秘の島』を読み続ければいいだけです。けれども、わたしはすでに『海底二万里』も購入しています。800ページを過ぎたあたりから、『海底二万里』の主人公の将来や人となりが分かってしまった上に、806ページまで読み進めてから、このまま読み続けては、『海底二万里』を読む楽しみがなくなってしまうことに気づきました。本文だけで600ページ近くもあるフランス語の小説は、筋や内容が分かってしまえば、読む楽しみが半減します。というわけで、あまり躊躇せずに、本文が残すところ60ページ余りとなった『神秘の島』をひとまず脇に置いて、先に『海底二万里』を読み終えることに決め、昨晩さっそく冒頭の一節を読みました。

f0234936_23462037.jpg

L’année 1866 fut marquée par un événement bizarre, un phénomène inexpliqué et inexplicable que personne n’a sans doute oublié. Sans parler des rumeurs qui agitaient les poplulations des ports et surexcitaient l’esprit public à l’intérieur des continents, les gens de mer furent particulièrement émus. […]

 「いったい何事が起こったのだろう」と、『神秘の島』を読みかけていなければ、最初の一節が興味をかきたてたと思うのですが、すでに漠然と、起こったことが想像できます。とは言え、まだ害は最小限なので、できるだけ早く『海底二万里』を読み終え、『神秘の島』も読了するつもりでいます。

 1866年と言えば、日本では翌年に大政奉還が、翌々年に明治維新があり、大きな転換を迎えて、近代化・軍国化への道を進んでいったわけですが、ジュール・ヴェルヌの小説も、この頃に書かれたものが多く、彼の作品を読みながら、この時期には、アメリカの南北戦争が終結し、イギリスをはじめとする欧米列強による植民地政策を進めていた時代でもあって、世界全体が大きな転換を迎えていたのだと、改めて感じました。

f0234936_2347135.jpg

 夫からは、「もう残り少ないんだから、今の一冊を読み終えてからにしたら?」と言われたのですが、『海底二万里』を楽しんで読むためにも、『神秘の島』をよりよく理解するためにも、やはり、『海底二万里』を先に読むことにします。

 実は、今日から金曜日まで、夫は、同僚でもある友人と二人で、南の島に出かけています。というわけで、今年度は日本語の講座も終了したことですし、この5日間は、しばらくさぼっていたフランス語学習を再開する意味でも、『海底二万里』を読み進めていくつもりです。

Finalmente stavo per finire “L'île mystérieuse" di Jule Jules Verne ma nel romanzo ora è comparso il protagonista di un altro romanzo, "Vingt mille lieues sous les mers" e il libro comincia a narrare la sua vita. Quindi se continuassi a leggerlo, mi dimezzerebbe il piacere della lettura di "Vingt mille lieues sous les mers", anzi mi toglierebbe la voglia e motivazione di leggerlo. Dunque, ho deciso di leggere quest'ultimo prima di finire “L'île mystérieuse".

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 離れ島でサバイバル、仏語で読む『神秘の島』 / “L'île mystérieuse" di Jules Verne (7/3/2014)
- フランス語で読む夏2 / Lettura in francese 2 (6/8/2013)
- フランス語で読む夏1、『八十日間世界一周』 / Lettura in francese 1, “Le Tour de monde en quatre-vingts jours” (2/8/2013)

LINK
- Bibliothèque nationale de France – gallica – Vingt mille lieues sous les mers / Jules Verne ; ill. de 111 dessins par de Neuville, [et Riou] ; [gravés par Hildibrand] -J. Hetzel (Paris)-1871, Livre en mode image seul – Accéder au document
- Amazon.co.jp - ジュール・ヴェルヌ作、村松潔訳『海底二万里(上)』 (新潮文庫)
- Amazon. it - J. Verne, "Vingt mille lieues sous les mers", Folio classique
- Amazon.fr - J. Verne, "Vingt mille lieues sous les mers", Folio classique
- Amazon.it - J. Verne, "L'île mystérieuse", Folio classique
- Amazon.fr - J. Verne, "L'île mystérieuse", Folio classique

Articolo scritto da Naoko Ishii

 この記事いいなと思ったら、応援の1クリック(↓↓)をお願いします。
Cliccate sull'icona (↓) se vi piace l’articolo.
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
NihonBlogMura Blog Ranking

こちらもクリック↓↓ ありがとうございます!
Anche su questa icona. Grazie!

Ninki Blog Ranking

by milletti_naoko | 2014-06-30 16:48 | Film, Libri & Musica | Trackback | Comments(7)

通行料黒のトリュフで卵焼き

 夫の従兄が、うちの改築中の山の家の門前で困っていたトリュフの狩人たちに泣きつかれて、「朝4時に門を通りたいときは錠を開けるけれど、その代わり獲物を少し」と交渉をしたそうです。事後報告ではありますが、採れたての香りのいい黒トリュフに、義父も夫も苦笑いしながら、鍵を渡していました。トリュフは義母が受け取って、わたしたちや義弟夫婦にも、それぞれ三つずつ分けてくれました。

f0234936_6195553.jpg

 同行していた従兄の奥さんから、黒トリュフ入りの卵焼きのレシピを教えてもらって、今晩さっそく作りました。パルミジャーノと少量の牛乳を加えるのが、おいしく仕上げるこつだそうで、わたしは牛乳の代わりに、うちにあった豆乳を使いました。

 黒トリュフを丸ごと1個、ナイフで薄切りにして、作りました。卵を二つだけにしておけば、せっかくのトリュフの味と香りがもっと引き立っただろうにと、食べながら感じましたが、思いがけずぜいたくな卵焼きが食べられて、うれしかったです。

Frittata con il pedaggio che è nientedimeno un tartufo nero.
Buona & profumata :-)))

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- トリュフざんまい / Tutto tartufo! (15/9/2013)
- 白トリュフ、見つけた! / Caccia al tartufo bianco (14/12/2010)

Articolo scritto da Naoko Ishii

 この記事いいなと思ったら、応援の1クリック(↓↓)をお願いします。
Cliccate sull'icona (↓) se vi piace l’articolo.
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
NihonBlogMura Blog Ranking

こちらもクリック↓↓ ありがとうございます!
Anche su questa icona. Grazie!

Ninki Blog Ranking

by milletti_naoko | 2014-06-29 23:26 | Gastronomia | Trackback | Comments(10)

花のカステッルッチョ2014

 カステッルッチョの村がそびえる丘の下方には、四方に平野が広がり、名物のレンズマメ(lenticchie)や麦が栽培されています。

f0234936_7104092.jpg
Castelluccio di Norcia & Pian Grande 26/6/2014

 除草剤を使わない畑に、真っ赤なヒナゲシ(papaveri)をはじめとする野の花が一面に咲いて、毎年6月後半頃に、それは美しい花の錦が見られます。

f0234936_7113223.jpg

 夫は観光客が多すぎる場所が好きではないため、カステッルッチョからはかなり遠いところに車を置いて、まずは山を登り始めたのですが、

f0234936_7115894.jpg

 丘の上からカステッルッチョと花に色づいたピアン・グランデを見たわたしは、人が多くても花をまぢかから撮影することに決め、夫は山をさらに山を登ることになりました。

f0234936_712259.jpg
Norcia

 山から下りた夫と合流したのが午後6時半と遅くなったので、夕食にノルチャに寄り、この聖べネデットの生地である美しい町も、少し散歩しました。

 帰宅したのがようやく10時半頃のことで、今夜はもう遅くりましたので、詳しくはまた別の機会に。

Articolo scritto da Naoko Ishii

 この記事いいなと思ったら、応援の1クリック(↓↓)をお願いします。
Cliccate sull'icona (↓) se vi piace l’articolo.
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
NihonBlogMura Blog Ranking

こちらもクリック↓↓ ありがとうございます!
Anche su questa icona. Grazie!

Ninki Blog Ranking

by milletti_naoko | 2014-06-28 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(6)

彩なすトラジメーノ湖2

 日の入りが近づき、雲に隠れた太陽が、柔らかい金色、桜色の光で、空とトラジメーノ湖を彩り始めました。

f0234936_0331487.jpg
Trasimeno al tramonto, Monte del Lago 25/6/2014 20.43

 左の島はマッジョーレ島(Isola Maggiore)、右の小さな島はミノーレ島(Isola Minore)、です。

f0234936_034781.jpg
20.46

 隠れていた太陽が、沈む直前に、少しだけ顔を出して、

f0234936_0343855.jpg
20.48

湖を赤く染め上げます。

f0234936_0351148.jpg
20.53

 日が沈んだようなので、見晴らしのいい道を通って、駐車場へと引き返します。

f0234936_0352856.jpg

 展望台まで来ると、途中からついて来たどこかの猫も、わたしたちと一緒に立ち止まりました。

f0234936_035483.jpg

 遊び相手を見つけたと、喜んでいるのでしょうか。

f0234936_0362445.jpg
21.02

 大勢のツバメたちが、にぎやかにさえずりながら空を飛び交い、

f0234936_0364041.jpg

湖でも、鴨があちこちから集まって来ます。

f0234936_0374945.jpg

 名残は惜しいのですが、暗くならないうちにと、歩き始めました。

f0234936_0381455.jpg
21.07

 猫がわたしたちを追って来ようとしていたので、夫は心配していましたが、しばらくしてから、ちゃんと引き返したようです。

f0234936_1541190.jpg
20.43

 いつも美しい眺めをありがとう。

Lago Trasimeno al tramonto a Monte del Lago - parte 2 25/6/2014

Avvolti dalla luce dorata e rosa,
torniamo verso la macchina,
accompagnati da una gatta.
Nel cielo danzano i rondoni,
nel lago si radunano i germani.

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 彩なすトラジメーノ湖1 / Trasimeno al tramonto a Monte del Lago – parte1 (25/6/2014)
- 凍れるトラジメーノ湖2 / Lago Trasimeno gelato, Monte del Lago (14/2/2012)
- 凍れるトラジメーノ湖3 / Lago Trasimeno gelato, Monte del Lago & Tramonto a San Feliciano (14/2/2012)
- Lago Trasimeno, @ San Feliciano & Monte del Lago (6/10/2010)

Articolo scritto da Naoko Ishii

 この記事いいなと思ったら、応援の1クリック(↓↓)をお願いします。
Cliccate sull'icona (↓) se vi piace l’articolo.
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
NihonBlogMura Blog Ranking

こちらもクリック↓↓ ありがとうございます!
Anche su questa icona. Grazie!

Ninki Blog Ranking

by milletti_naoko | 2014-06-27 17:40 | Umbria | Trackback | Comments(6)

彩なすトラジメーノ湖1

 昨日、モンテ・デル・ラーゴの村を訪ねると、それまで雲に隠れていた太陽が顔を出して、空とトラジメーノ湖を金色の光で包もうとしていました。

f0234936_654119.jpg
Lago Trasimeno, Monte del Lago 25/6/2014 20.14

 早めに夕食をすませて湖に向かうと、夫の予想どおり、雨がやみ、晴れ間が広がっています。

f0234936_6542227.jpg
20.03

 こちらは、村に向かう途中、見晴らしがきれいなので、夫に車をとめてもらって撮影した写真です。(と言っても、わたしが頼んだ20m先で停まったので、湖が少しオリーブに隠れています。)

f0234936_6544141.jpg
Monte del Lago, Magione (PG) 20.10

 村の駐車場に着いて、湖に向かって歩きます。右に曲がって、坂を下ると、冒頭の写真にある眺めが見えました。

f0234936_6545866.jpg

 右手を見ると、まだ水色の空と湖が、ほんのりと桜色を帯びています。

f0234936_6585261.jpg

 下方に小さく鳥たちが見えます。目のいい夫が鴨だよと教えてくれました。写真は20倍ズームで撮影したものです。

f0234936_655329.jpg

 さらに進むと、町並みも西日を浴びて、明るい暖かい色をしています。

f0234936_6554863.jpg

 湖のほとりを目指して、さらに進むと、二人の影が長くながく伸びていました。

f0234936_656375.jpg
Isola Polvese & Lago Trasimeno 20.27

 ようやく桟橋のところまで来ました。左手に、ポルヴェーセ島が見えています。

f0234936_6562736.jpg

 右手には、水槽が二つあって、その水面に、空と日の光が、きれいに映っています。そうして、水槽の中からは、にぎやかな蛙の合唱が聞こえました。

f0234936_6564113.jpg
Isola Polvese & Lago Trasimeno 20.32

 見る方向によって、空の色も湖の色も違って見えます。

f0234936_657166.jpg
20.35

 金色に輝く太陽が、雲の向こうに隠れようとしています。

f0234936_6571548.jpg

 ポルヴェーセ島前では湖が桜色に染まり、鳥たちはその水面を進んで行きます。(つづく)

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 彩なすトラジメーノ湖2 / Trasimeno al tramonto a Monte del Lago - parte 2 (25/6/2014)
- 凍れるトラジメーノ湖2 / Lago Trasimeno gelato, Monte del Lago (14/2/2012)
- 凍れるトラジメーノ湖3 / Lago Trasimeno gelato, Monte del Lago & Tramonto a San Feliciano (14/2/2012)
- Lago Trasimeno, @ San Feliciano & Monte del Lago (6/10/2010)

Articolo scritto da Naoko Ishii

 この記事いいなと思ったら、応援の1クリック(↓↓)をお願いします。
Cliccate sull'icona (↓) se vi piace l’articolo.
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
NihonBlogMura Blog Ranking

こちらもクリック↓↓ ありがとうございます!
Anche su questa icona. Grazie!

Ninki Blog Ranking

by milletti_naoko | 2014-06-26 23:58 | Umbria | Trackback | Comments(8)

フィンランド国境警備からの返事、紙でも大丈夫

 23日月曜日早朝にメールが来ていました。送信者が個人名だったので、昨晩になって気づき、今朝、メールを公表してもいいかと問い合わせたところ、了承をいただきましたので、担当者氏名・連絡先と共に、ここに引用します。

f0234936_0395152.jpg

 どうして紙製だからと家族用滞在証を無効扱いするのか等のわたしの質問に対する回答はいっさいありませんが、メールからは、フィンランド国境警備がイタリア当局から情報を得たこと、そして、その結果、メール中に記されている2種類の滞在許可書に限っては、紙製であっても、出入国審査にあたって承認する旨が記されています。

“According to the information received from the Italian authorities the following residence permits in paper form are accepted exclusively in the following cases.

- Residence card with a permanent validity and issued before the entry into force of Legislative Decree No 3 of 8 January 2007, in line with Directive 2003/109/EC and made equivalent by the Legislative Decree to the EC residence permit for long-term residents

- Residence card for family members of EU citizens who are the nationals of third countries, with a five-year or permanent validity (implementation of Directive 2004/38/EC)

Best regards,

Max Janzon
Senior Inspector, Border Checks
Ministry of the Interior
Border Guard Department
Panimokatu 1
P.O. Box 3 00131 Helsinki
Tel: + 358 29 542 1195
Mob. +358 40 8289 264
max.janzon@raja.fi”

 ただ、ここで二つ目に挙げられている、指令2004/38/ECを受けて、イタリアが発行した”Residence card for family members of EU citizens”(EU市民家族用の滞在証)が、イタリア語でこそCarta di soggiornoと記されているものの、英語表記がPermit of stayだったので、フィンランド国境警備では、それが家族用滞在証と気づかず、一般の滞在許可書と誤解して、ならば「EU統一様式でなければいけない」となったのではないかと思います。ともあれ、フィンランド当局は、シェンゲン手引きの添付書類Annex 22に、次のような改訂を加えることで、フィンエアー各社の空港職員や国境警備に、以下のような紙製の滞在証を、これからは承認してよいと、通達したのでしょう。

SPECIAL POINT: PAPER FORM RESIDENCE PERMITS ISSUED BY ITALY
Annex 22(詳しくはこちら

Italy:

2.b
1) YellowGreen -paper should be an indication of the existence of an EU citizen 's spouse / family member such as art 10D, LGS 30/2007 with the national regulations implement the EU Directive 2004/38/EC. New rule: a license is valid for 5 years, or it may be permanent ( with a five- year or permanent validity ) . In practice this means that if there is in the "yellowgreen" -paper mentioned in art 10D, LGS 30/2007, or if the form is otherwise expressed that it is a family member of an EU citizen as "Motivi Familiari " -question - permission must accept = Free Movement Directive on the basis of

2) Purple -paper form permit " Carta di soggiorno per Stranieri , "A tempo indeterminato - Permanent " should/must be accepted, a person can be a spouse of an EU citizen / member of the family or the person has resided for a long time (A -paced indeterminato - Permanent ) , Residence card with a permanent validity and issued before the entry into force of Legislative Decree No. 3 of 8 January 2007 , in line with Directive 2003/109/EC and made equivalent by the Legislative Decree to the EC residence permit for long - term residents, which is also mentioned in the previous Annex 22 listings."

 以上は、フィンエアーが移民局から情報を得て、鍵コメントの方に送ったその改訂事項の詳細です。本来個人宛の文書なので、オンライン文書にこの改訂が反映されるのを待っていたのですが、それでは間に合わない方、不安な方もおいでかと思い、行政側が早く公表すべき情報を公にしていないと考えて、責任はわたしが負うことにして、鍵コメントの方の許可を得て載せることにしました。

f0234936_050387.jpg

 Europe Directからの回答を受けて、わたしが非があるのはフィンランド当局だと確信し、ビザ・パスポート係および国境警備に直接メールで質問をしたのが週末だったため、両者がメールを読んだのは6月16日月曜日の朝で、国境警備からの回答はその1週間後にありました。回答には1週間を要しましたが、フィンランド国境警備は、おそらくはすぐにイタリア当局に問い合わせたものと思われ、6月18日水曜日には、鍵コメントの方がイタリアのフィンエアーから、「シェンゲン国境手引きの改訂によって、イタリアの滞在証に関わる問題が解決した」と連絡を受け、23日月曜午後には、とすかーなさんが同様に、フィンエアーの日本支社から、「Annex 22を訂正したので、紙の許可証が受付可能なものになった」という返事を受け取っているので、フィンランド側も、自らに非がある可能性に気づいてからは迅速に行動し、イタリア側に問い合わせ、すぐに間違いを正す手続きをし、フィンエアー各社および各地の国境警備に通達を徹底してから、わたしに返事をくれたのではないかと思います。

 2週間前にOnopyさんが在フィンランドイタリア大使館に電話で尋ねたときには、「2014年1月19日から紙の滞在許可証は禁止されている」、「イタリア大使館としてはなんの手助けもできない」という返事しか得られず、6月11日にとすかーなさんが在日本フィンランド大使館に問い合わせ、翌日に得た返事には、「シェンゲン協定国間でかわすシェンゲン国境規定の要件を満たしていないために認めることができなかったと伝えられている」が、大使館から国境警備に「指示はできない」とあったそうです。こんなふうに、Onopyさんやとすかーなさん、naoさん(下記リンク参照)など、実際にフィンエアーの航空券をすでに購入した方からは、大使館だけではなく、フィンエアーにも連絡を取られていて、こうした質問や苦情の殺到で、フィンエアーから国境警備に、「イタリア在住の方々にはご不便をおかけしているということをフィンエアーイタリア事務所で重く受け止め、少なからず働きかけ」ていたこともあり、Europe Directからは間違っていると指摘され、皆で四面楚歌に追いやったのが功を奏したと言えると思います。23日にパスポートと紙の滞在証で、何事もなくヘルシンキでの出入国審査を終え、日本に帰国されたOnopyさんのコメントへの返事にも書いたのですが、

~フィンランドではありませんが、北欧の人と仕事をしたことがある人が、「仕事が正確で、期日をきちんと守って、いつも穏やかで冷静だ」と言っていました。間違ったことを正しいと思い込んでいる間は断固として譲らなかったのが、間違いと分かってすぐに訂正したのだと思います。フィンランド国境警備からの最初のメールは、謝罪や説明は一切なく、「以下の紙の滞在許可書・許可証だけを承認する」という簡潔なものでしたが、今朝「心配している日本の方のためにも、メールを公表してもいいか」と尋ねると、15分後にOKと返事があり、しかも「この件についてのあなたの心配はよく分かります。私の名前入りで公表してもいいし、必要な方には知らせてあげてください」、「いい夏になりますように」と書いてくれていたので、何だかうれしくて、わたしもすぐにお礼の返事を送りました。謝罪の言葉がないのは、賠償責任の問題もあるし、謝罪はしない文化なのかもしれません~

 もし配偶者がイタリア人で、それが理由で滞在許可書(2007年の新法以前)あるいは滞在証をお持ちの方で、ご自分がお持ちの紙製の書類で大丈夫だろうかとご不安な方は、上記の返事をくれたMax Janzonさんにメールでも英語での電話でも、直接問い合わせてみてください。

"Tra i permessi cartacei solo i due seguenti vengono accettati", mi risponde così la Guardia di Frontiera Finlandese. L'ispettore senior di Frontiera mi ha gentilmente concesso di rendere pubblico il contenuto dell'email, incluso il suo nome e mi ha augurato pure "a nice and warm summer".

Ora i giapponesi residenti in Italia e coniugi di italiani non dovrebbero avere problemi né volando con Finnair né passando la frontiera finlandese. Lo spero di cuore!
Finalmente posso chiudere questo cilclo di articoli.

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- EU市民の家族用滞在証 / Carta di soggiorno per famiriare di cittadino UE / (27/6/2012)
- 紙の滞在証でも入国の権利あり / Risposta da Euro Direct circa la Validità della Carta di soggiorno per familiare di cittadino UE cartacea in altri Paesi Scengen (3/6/2014)
- フィンエアー問題中間報告 (14/6/2014)
- Appeal to Finnish Authorities (14/6/2014)
↑↑ フィンランド外務省のパスポート・ビザ係と国境警備にわたしが直接問い合わせたメールの文面です。 / Le email che ho inviato alle autorità finlandese per i chiarimenti della questione il 14 giugno 2014.
- EU市民の家族とシェンゲン協定1 / Familiari di cittadino UE e Accordi di Schengen 1 (22/6/2014)
↑↑ ”Risolta la questione circa l’accettazione della Carta di soggiorno italiana per familiare cittadino UE con l’aggiornamento Annex 22” – così dice una email da Finnair ad una mia lettrice / フィンエアーから「イタリアの滞在許可書の承認に関する問題は、国境警備シェンゲン手引きのAnnex 22を訂正することで解決したと、フィンランド民局から確証を得た」と読者の方に連絡あり。
- EU市民の家族とシェンゲン協定2 / Familiari di cittadino UE e Accordi di Schengen 2 (23/6/2014)
- それでもイタリアなワケ NEW! in トスカーナ - フィンランド大使館のお返事 (2014/6/13)
- それでもイタリアなワケ NEW! in トスカーナ - フィンランド問題 最終報告 (2014/6/24)

*追記(6月26日)各大使館の協力・非協力的態度とフィンランド当局・フィンエアーの頑なな姿勢・搭乗拒否 ~ naoさんのブログ、Casa sulla collinaから
- ①イタリア在住の方はフィンランド航空は利用してはいけません。(拡散希望) (2014/3/24)
- ②イタリア在住の方はフィンランド航空を利用してはいけません【続き】 (2014/4/3)
- ③イタリア在住の方はフィンランド航空を利用してはいけません【続きその2】 (2014/4/4)
- ④イタリア在住の方は フィンランド航空を利用してはいけません【続きその3】 (2014/4/20)
- ⑤イタリア在住の方はフィンランド航空を利用してはいけません【最終回】 (2014/5/30)

Articolo scritto da Naoko Ishii

 この記事いいなと思ったら、応援の1クリック(↓↓)をお願いします。
Cliccate sull'icona (↓) se vi piace l’articolo.
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
NihonBlogMura Blog Ranking

こちらもクリック↓↓ ありがとうございます!
Anche su questa icona. Grazie!

Ninki Blog Ranking

by milletti_naoko | 2014-06-25 17:52 | Sistemi & procedure | Trackback | Comments(21)

花と子猫と聖ヨハネ

 前夜に花を摘んで水につけておき、翌朝、花の香りに満ちた水で顔を洗うウンブリアの慣習は、夏至の朝でもいいけれど、どうやら聖ヨハネの日、つまり6月24日の今日らしいと知って、昨夜は、今朝のために、花の香る聖ヨハネの水を準備しました。

f0234936_039823.jpg

 テラスや庭を歩き回って、花や花びらを集めていると、シロが好奇心たっぷりの瞳で、こちらを見つめています。

f0234936_0392644.jpg

 目を細めてこちらを見ているのは、わたしに似て近視だからでしょうか。それとも、西日がまぶしいからでしょうか。

f0234936_040032.jpg

 一晩つけた水で顔を洗うことを考えて、ハーブとしても使われ、食用にもなる花、夫が夏至の前夜に摘んでいた花を選んで、摘むことにしました。ラベンダー(lavanda)の花に近づくと、それはいい香りがします。蜂も忙しそうに働いています。

f0234936_0402839.jpg

 キンセンカ(calendula)は、花びらをサラダにふりかけて彩りを添えることができ、食べることができます。キンセンカのクリームには、やけどや傷を癒す効果があります。オレンジ色と黄色のきれいな花を少しずつ摘み取りました。

f0234936_0421254.jpg

 イタリアでは、ジャスミン(gelsomino)の花入りの緑茶を、よく売っています。夏至の日の朝食に、夫は緑茶の葉に、摘んだばかりのジャスミンの花を添えて、お茶を準備していました。

f0234936_0422774.jpg

 先週、時々雨が降ったからか、ヒナゲシ(papavero)の花が、再び庭に咲くようになりました。種が食用なのは知っていますが、花びらはいかがなものか。それに、花がきれいなので、花びらを取るのはやめました。

f0234936_0424259.jpg

 茎が長く、どういうわけか、しだれ咲きになっているカーネーション(garofano)や、

f0234936_0425929.jpg

 エニシダ(ginestra)の花も、夫が摘んだ中にあったことを覚えていて、花びらを摘みました。残念ながら、バラは花が見当たらず、他にもいろいろきれいな花はあったのですが、たとえば夾竹桃(oleandro)は、花はきれいなものの、毒があるのを知っていたので、危険を避けるため、夫が使っていた花だけを選びました。

f0234936_0431436.jpg

 というわけで、夏至の前夜に夫が準備した聖ヨハネの水(l’acqua di San Giovanni)に似た仕上がりになりました。色合いがきれいで、今朝もまた、花のいい香りに満ちた水で顔を洗えて、うれしかったです。

f0234936_0433075.jpg

 昨日、じっと様子を見守っていたシロは、途中からそばに駆け寄って来ました。伝統のとおり、一晩外に置いていた花の水の鉢は、昨夕から今朝までずっとテラスのテーブルの上にありました。シロは、ふだんは注意しているのでテーブルの上には上がらないのですが、昨晩と今朝は、花の香りや花びらの彩りが気にいったからか、どういうわけか、鉢の横に陣取っていました。

 聖ヨハネの日は、キリスト誕生とされるクリスマスの半年前である6月24日に設定され、古代ローマ時代にすでにあった夏至、冬至を祝う風習が、キリスト教では、それぞれ、聖ヨハネの日、クリスマスを祝う祭りの起源になっているようです。日が最も長い夏至、日が最も短くて、以後はどんどん日が長くなっていく冬至。祝う形や名目は違っても、そういう自然の移り変わりや太陽のめぐりを重視して祝う風習が、古今東西を問わず、存在していることをつくづくと実感し、それをうれしく思いました。

Non deve stare sulla tavola, di solito la gattina lo sa.
Nonostante ciò ieri sera e oggi spesso sulla tavola
accanto all'acqua profumata dai fiori
(Sì, l'abbiamo preparata anche ieri sera),
forse attratta dal profumo e dalla belleza dei fiori.

関連記事へのリンク / Link
- Acqua di San Giovanni, profumata dai fiori / 芳しい花の力を浴びる朝 (21/6/2014)
参照リンク / Riferimenti web
- LiberaVox – Scienza e Magia del Solstizio d’Estate: l’acqua di San Giovanni (19/6/2011)
- A Vallo di Nera Festa di San Giovanni e del Solstizio d’estate (23/6/2008)
- ウィキペディア日本語版 - 聖ヨハネの日
- ウィキペディア日本語版 - クリスマス
- ItaliaDonna – Origine e celebrazioni del Natale

Articolo scritto da Naoko Ishii

 この記事いいなと思ったら、応援の1クリック(↓↓)をお願いします。
Cliccate sull'icona (↓) se vi piace l’articolo.
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
NihonBlogMura Blog Ranking

こちらもクリック↓↓ ありがとうございます!
Anche su questa icona. Grazie!

Ninki Blog Ranking

by milletti_naoko | 2014-06-24 17:43 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(12)

EU市民の家族とシェンゲン協定2

 国境警備のシェンゲン手引きの記載がどうであれ、EU法では、EU市民の家族については、滞在国がシェンゲン協定に加盟していて、かつ、滞在国の発行する滞在証を所持していれば、加盟国間および圏内外の移動には、有効なパスポートとEU市民家族用の滞在証さえあればよいと、はっきり規定されています。ですから、フィンランド当局は、本来は「手引きの添付書類を改訂して問題を解決した」と通達するのではなく、「法をよく読み込まずに、権利を侵害した非を認める」べきだと、わたしは考えています。今回の問題について、Europe Directが、フィンランド当局やフィンエアーの対応の是非を判断する基準とした法律は、

(1) Council Regulation (EC) No 1030/2002 laying down a uniform format for residence permits for third-country nationals (pdf)
(2) DIRECTIVE 2004/38/EC OF THE EUROPEAN PARLIAMENT AND OF THE COUNCIL of 29 April 2004 on the right of citizens of the Union and their family members to move and reside freely within the territory of the Member States (pdf)

 そして、とすかーなさんからの質問を受けて、在日本フィンランド大使館がフィンランドの関係当局に問い合わせた結果、フィンランド国境警備がイタリア発行の紙製の滞在証を認めなかった法的根拠と考えられるのは、シェンゲン協定、

(3) REGULATION (EC) No 562/2006 OF THE EUROPEAN PARLIAMENT AND OF THE COUNCIL of 15 March 2006 establishing a Community Code on the rules governing the movement of persons across borders (Schengen Borders Code)

です。非EU圏国出身者の滞在許可書は、指紋などの生体認証情報を含む統一された形式のものでなければならないと定めているのは(1)の法律ですが、この法律への言及は4年後に施行された(3)のシェンゲン協定にもあります。そこで、今回は、(3)には、EU市民家族用の滞在証が、この統一された形式でなくてはいけない、つまり紙製ではいけないという記載はなく、そして、(2)では、ビザは不要で、パスポートと滞在証だけで十分としていることを、法の関連箇所を引用しながら、ご説明します。

 まずは、(3) のシェンゲン協定、REGULATION (EC) No 562/2006 (Schengen Borders Code)を見てみましょう。第2条で、法律内で使用されている言葉を定義しているのですが、その中には、

“5. ‘persons enjoying the Community right of free movement’ means:
(a) Union citizens within the meaning of Article 17(1) of the Treaty, and third-country nationals who are members of the family of a Union citizen exercising his or her right to free movement to whom Directive 2004/38/EC of the European Parliament and of the Council of 29 April 2004 on the right of citizens of the Union and their family members to move and reside freely within the territory of the Member States (1) applies;
(b) […]

6. ‘third-country national’ means any person who is not a Union citizen within the meaning of Article 17(1) of the Treaty and who is not covered by point 5 of this Article

とあります。つまり、この法律では最初から、EU市民家族であり、EU滞在国で滞在証を得た非EU圏国籍者は、「EU内を自由に移動する権利を享受する人」(5(a))と規定され、「非EU国籍者」(third-country national、6)の対象から外れているのです。第5条では、非EU国籍者が入国の際に満たしていなければいけない条件が数多く列挙され、第7条では、非EU国籍者に対する審査は徹底的でなければいけないとして、さまざまな点検項目を挙げていますが(3)、一方、その同じ第7条で、EU内を自由に移動する権利を享受する人の入国審査は、最低限の簡単なものであるべきとし(2)、かつ、Directive 2004/38/ECに準ずるものでなければいけない(6)としています。

 こうやって、この法律を読んでいて、第9条の内容に驚きました。

“                   Article 9
           Separate lanes and information on signs

1. Member States shall provide separate lanes, in particular at air border crossing points in order to carry out checks on persons, in accordance with Article 7. Such lanes shall be differentiated by means of the signs bearing the indications set out in the Annex III.
[…]
2. (a) Persons enjoying the Community right of free movement are entitled to use the lanes indicated by the sign in part A of Annex III. They may also use the lanes indicated by the sign in part B of Annex III.
(b) All other persons shall use the lanes indicated by the sign in part B of Annex III.”

cfr.同法律の該当添付書類にはこうあります。

f0234936_5361858.jpg


f0234936_5364656.jpg


 要するに、EU市民家族用の滞在証を持つEU市民の家族は、空港の入国審査に際して、EU市民用の審査場で審査を受けることができると書いてあるのです。そんなこととは思いもかけず、いつも長い長い非EU国籍者用の審査場の列に並んで、夫を長い間待たせることも多かったのですが、さて、果たしてこのことをEU各国空港の入国審査官は知っているのでしょうか。EU市民用の列に並んで、担当官がそれを知らず、結局並び直すなどという事態は避けたいものです。数年前、イギリスを訪ねたとき、長い長い非EU国籍者用の列に並んだ挙句、にっこり笑顔の審査官から、「だんなさんがイタリア人なんですか。どうしてだんなさんと一緒に行かなかったんですか。だんなさんも、あなたを一人でここに並ばせずに、同伴することができたのに。」と言われたことがあって、あのときは冗談かなと思ったのですが、「一緒にEU市民用の列に並ぶ権利があるのに」と言いたかったのかもしれません。もしEU市民のご家族の方で、いつもEU市民用の審査場に行っているけれど、問題なく受け付けてもらえているという方がいらっしゃいましたら、コメントで教えいただけるとうれしいです。

 それはさておき、結局、(3)のシェンゲン協定は、EU市民の家族が協定国内移動について、どんな書類を必要とするかについては、(2) のDIRECTIVE 2004/38/ECの規定に準ずるとしていますので、では、(2)ではどう規定されているかを見てみましょう。

 出国の権利(Right of Entry)を定める第4条には、EU市民の家族は非EU国籍者であっても、有効なパスポートがあれば、他の加盟国へと移動するために、滞在する加盟国を去る権利があると書かれています。焦点となっている入国の権利(Right of entry)や入国に際して必要な書類は、第5条に書かれています。

“1. Without prejudice to the provisions on travel documents applicable to national border controls, Member States shall grant Union citizens leave to enter their territory with a valid identity card or passport and shall grant family members who are not nationals of a Member State leave to enter their territory with a valid passport. No entry visa or equivalent formality may be imposed on Union citizens.
2. Family members who are not nationals of a Member State shall only be required to have an entry visa in accordance with Regulation (EC) No 539/2001 or, where appropriate, with national law. For the purposes of this Directive, possession of the valid residence card referred to in Article 10 shall exempt such family members from the visa requirement. […]”

 非EU国籍者であるEU市民家族については、第1項には、「有効なパスポートを所持していれば、加盟国は入国を許可しなければいけない」とあり、第2項には、入国ビザが必要である場合も、「第10条で言及されている有効な滞在証(residence card)があれば、ビザ要求が免除される」とあります。

 そして、その第10条では、「滞在証の発行」について、次のように書かれています。

“1. The right of residence of family members of a Union citizen who are not nationals of a Member State shall be evidenced by the issuing of a document called "Residence card of a family member of a Union citizen" no later than six months from the date on which they submit the application. A certificate of application for the residence card shall be issued immediately.”

 このEU法を受けてイタリアで2007年に施行された法律(リンクはこちら)の第10条では、このEU市民家族の滞在証を«Carta di soggiorno di familiare di un cittadino dell'Unione»と呼んでいます。ですから、シェンゲン協定が準ずるように指示しているEU法、DIRECTIVE 2004/38/ECによると、非EU国籍者であるEU市民家族がEU市民と共にシェンゲン協定加盟国に在住している場合は、加盟国間を移動するのに必要な書類は、有効なパスポートとこの滞在証だけであり、イタリア人配偶者を持ち、イタリアに暮らす日本人のわたしたちが要する書類は、有効なパスポートとCarta di soggiorno di familiare di un cittadino dell'Unioneだけだということになります。そして、このEU法には、滞在証が紙製ではいけないという記載はいっさいありません。

 というわけで、国境警備のシェンゲン手引きの記載に関わらず、フィンランド当局は、「イタリアが発行する紙製の滞在証は書類として認められない」と間違った判断を下して、本来自由に出入国する権利を有し、しかもそのために必要な書類を所持していた人に対して、搭乗を拒否したり、失礼な尋問をしたりするように、フィンエアーの空港職員や国境警備の担当官に指示をしていたものと考えられます。わたしのメールには返事がなく、一方で、これまで搭乗や出入国に難癖をつけていた旅客に対して、「問題なく移動できます」と、フィンエアーを通じて連絡があったということは、そういうことだと思われます。

f0234936_2235730.jpg

 そういう意味で、これまでのフィンランド当局の態度と行動および謝罪する気がないように見えることは許しがたいのですが、一方でイタリア側も、各大使館も、それだけたびたび苦情や陳情があったのに、フィンランド当局と話し合って問題を解決しようとしなかったという責任があると思います。それに、そもそもフィンランド当局が紙製の滞在証を「統一規格ではないから」と言って認めなかったのは、紙でできているからと言うよりも、Carta di soggiornoの下の英語表記が、Permit of stayだからではないかという気もするのです。英語で記されたEU法、DIRECTIVE 2004/38/ECにはresidence cardとある滞在証を、イタリアがイタリア語ではCarta di soggiornoと呼ぶことにしたのはいいのですが、ただでさえ、この名称が、かつて仕事などを通して長期滞在資格を取得した非EU国籍者に与えられていた滞在許可書と同名であって混同しやすいというのに、さらに、かつてそうやって与えていた滞在許可書と同じ様式をそのまま利用したために、わたしたちが持つ滞在証を指す英語は、residence cardであり、「EU市民家族にとっては滞在は権利であって、許可を要しない」という前提で名づけられたものと思われるのに、イタリアの滞在証には、Carta di soggiornoの下に英語で「滞在許可書」とあり、だからフィンランド当局が、このCartaを、EU法が規定するEU市民家族用の滞在証であると気づかず、「滞在許可書なら、統一された様式のカードでなければいけない」という判断につながったという例も、中にはあったのではないかという気もするのです。というわけで、ゆくゆくは、この英語表記をresidence cardに変えるように、イタリア関係機関に訴える必要性を感じています。

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- EU市民の家族用滞在証 / Carta di soggiorno per famiriare di cittadino UE (27/6/2012)
- 紙の滞在証でも入国の権利あり / Italia vs Finlandia - Risposta da Euro Direct circa la Validità della Carta di soggiorno per familiare di cittadino UE cartacea rilasciata dall’Italia in altri Paesi Schengen (3/6/2014)
- フィンエアー問題中間報告 (14/6/2014)
- Appeal to Finnish Authorities (14/6/2014)
- それでもイタリアなワケ NEW! in トスカーナ - フィンランド大使館のお返事 (2014/6/13)
- EU市民の家族とシェンゲン協定1 / Familiari di cittadino UE e Accordi di Schengen (22/6/2014)
↑↑ ”Risolta la questione circa l’accettazione della Carta di soggiorno italiana per familiare cittadino UE con l’aggiornamento Annex 22” – così dice una email da Finnair ad una mia lettrice / フィンエアーから「イタリアの滞在許可書の承認に関する問題は、国境警備シェンゲン手引きのAnnex 22を訂正することで解決したと、フィンランド民局から確証を得た」と読者の方に連絡あり。
-それでもイタリアなワケ NEW! in トスカーナ - フィンランド問題 最終報告 (2014/6/24)
- フィンランド国境警備からの返事、紙でも大丈夫 / Risposta - Tipi di carta e permesso di soggiorno cartacei accettati dalla Guardia di Frontiera Finlandese (25/6/2014)

Articolo scritto da Naoko Ishii

 この記事いいなと思ったら、応援の1クリック(↓↓)をお願いします。
Cliccate sull'icona (↓) se vi piace l’articolo.
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
NihonBlogMura Blog Ranking

こちらもクリック↓↓ ありがとうございます!
Anche su questa icona. Grazie!

Ninki Blog Ranking

by milletti_naoko | 2014-06-23 22:41 | Sistemi & procedure | Trackback | Comments(8)

EU市民の家族とシェンゲン協定1

 フィンランド当局及びフィンエアーの空港職員が、イタリアが発行するEU市民用の家族滞在証を、「紙製だから」という理由で有効書類として認めず、イタリア人配偶者を持つ日本市民に対して、搭乗拒否をしたり屈辱的な扱いをしたりするという問題は、鍵コメントで、フィンエアーからメールを受け取った読者の方からいただいた情報から見て、解決に近づきつつあるのではないかと願っています。

 読者の方が受け取られたメールには、フィンエアーが、「イタリアの滞在許可書の承認に関する問題については、国境警備のシェンゲン手引きのAnnex 22を訂正することで解決したと、フィンランド大使館移民局から確証を得ました」とイタリア語で書かれ、Annex 22の変更箇所(イタリアのEU市民用の滞在証の説明)を英語で記したものを引用してあります。個人あてのメールの内容ではあるのですが、より多くの人に関心があり、直接の利害がある上、本来は航空会社とフィンランド当局が、すぐにも公にし、わたしやとすかーなさんをはじめとして、この問題について苦情や質問を寄せている人に返事をするべきであるということを考えて、わたしの方で、日本語に訳してご紹介しました。フィンランド当局からの通達がフィンエアーおよび国境警備に行きわたって、移動の権利があり、必要な書類も所持されている方が、国籍は何であれ、二度とこれまでのような予期せぬ搭乗拒否やひどい対応に遭い、嫌な思いをされることのないよう願っています。

f0234936_6511874.jpg

 その一方、そういう通知が不徹底で行きわたらないことも十分に予想されるため、明日イタリアを発たれるこの鍵コメントの方のためにも、EU法で、わたしたちのシェンゲン協定加盟国内の移動に必要とされている書類は、「有効なパスポートと現在滞在している加盟国のEU市民家族用の滞在証だけ」であることや、かつ「滞在証が紙だという理由で無効扱いはできない」ことを記した箇所を、一応、ここに引用しておきます。こういう法律の引用の必要がないことを祈りつつ、また、万一の場合も、担当官が読んで再考し、あるいは本国に通達してくれて、状況の改善につながることを願いつつ。

(このあと、次の部分を書くまでの間に数時間経過しています。)

 先ほど、肝心の法律を引用する前にと、フィンエアーからのメールに記載されていた「国境警備のシェンゲン手引きのAnnex 22」なるものを調べていたら、手引きやAnnex 22が見つかった上、手引き内には、国境警備が参考にすべき法律も列挙してありました。というわけで、今夜はもう遅いので、わたしが上述した法の関連箇所は、明日にでもこの関連法律一覧に目を通したあとでお知らせすることにして、今日は、とりあえずこの英語版の 『国境警備のための実践的手引書』の添付書類、Annex 22のうち、紙の滞在証が有効か無効化に関わる部分をご紹介し、この手引書および添付書類の関連リンクを、記事の最後に挙げておきます。

 問題のAnnex 22は、シェンゲン協定加盟国が発行した滞在許可証(List of residence permits issued by member states)を、各国別に列挙したものです。うち31~32ページが、イタリアに、そして、うち「2. Residence permits in paper form」が、今回の一連のフィンエアー・フィンランド国境警備問題に関わる部分です。後者を引用すると、次のように書かれています。

Da “Annex 22, List of residence permits issued by member states

“ITALY
[…]
2. Residence permits in paper form
2.a Residence permits in paper form, issued in a new format in accordance with national legislation, valid for a maximum of three months, for one of the following reasons:
- Cure mediche (Medical treatment)
- Gara sportiva (Sporting event)
- Missione (Mission)
On 15 October 2013, Italy adopted a new residence permit in paper form to replace the one in use.
2.b The previous residence permit in paper form is still part of this Annex exclusively for cases of:
- Residence card with a permanent validity and issued before the entry into force of
Legislative Decree No 3 of 8 January 2007, in line with Directive 2003/109/EC and made equivalent by the Legislative Decree to the EC residence permit for long-term residents
- Residence card for family members of EU citizens who are the nationals of third countries, with a five-year or permanent validity (implementation of Directive 2004/38/EC)
- Carta d'identità M. A. E. (Identity card issued by the Ministry of Foreign Affairs) (see Annex 20)
- List of persons participating in a school trip within the European Union”

 赤字で示したのが、紙製のEU市民用の滞在証(Carta di soggiorno per familiare di cittadino UE)について記した部分です。掲示板に引用された外務省の方の言葉だったかに、「この紙製の滞在証がAnnex 22にない」とあったように記憶していますが、こんなふうに、紙製の滞在証も、今回メールで読者の方に通知があった改訂以前にもすべて存在していたわけです。

 読者の方がフィンエアーからメールを通して知ったAnnex 22の今回の改訂内容は、まだオンラインの文書には反映されていませんが、その紙の滞在証がどういう色をしていて、どの法に基づいて発行されたものかを、2種類の異なる紙製の滞在証について詳しく説明しています。(つづく)

Sulla questione dei casi d'imbarco negato e degli atteggiamenti autoritari nei confronti dei cittadini giapponesi coniugi di italiani da parte dei personali di Finnair e della Guardia di Frontiera Finlandese, una mia lettrice che partirà con Finnair domani ha ricevuto dalla campagnia aerea un'email che comunica: "abbiamo ricevuto conferma dall'ufficio immigrazione dell'ambasciata finlandese che i problemi relativi all'accettazione dei permessi di soggiorno italiani sono stati risolti con l'aggiornamento del documento Schengen Handbook's (Regulation-Manual) Annex 22" .

Mi auguro che i problemi siano stati veramente risolti e che la lettrice possa viaggiare senza problemi. Infine, spero che le autorità finlandesi rispondano alla mia email il più presto possibile per chiarire la questione a tutti.

Link riguardanti “Practical Handbook for Border Guards”
- ”Practical Handbook for Border Guards (Schengen Handbook) (pdf)
- Annex 22. List of Residence Permits issued by Member states (pdf)
- UDI udiregelverk.no – Documents Handbook Schengen
↑↑ Si trova in questa pagina il link per Annex 22, “List of Residence Permits Issued by Member States”(pdf).
- ANP EU Monitor – Practical Handbook for Border Guards – State of play

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- EU市民の家族用滞在証 / Carta di soggiorno per famiriare di cittadino UE (27/6/2012)
- 紙の滞在証でも入国の権利あり / Risposta da Euro Direct circa la Validità della Carta di soggiorno per familiare di cittadino UE cartacea in altri Paesi Schengen (3/6/2014)
- フィンエアー問題中間報告 (14/6/2014)
- Appeal to Finnish Authorities (14/6/2014)
- それでもイタリアなワケ NEW! in トスカーナ - フィンランド大使館のお返事 (2014/6/13)
- EU市民の家族とシェンゲン協定2 / Familiari di cittadino UE e Accordi di Schengen 2 (23/6/2014)
-それでもイタリアなワケ NEW! in トスカーナ - フィンランド問題 最終報告 (2014/6/24)
- フィンランド国境警備からの返事、紙でも大丈夫 / Risposta - Tipi di carta e permesso di soggiorno cartacei accettati dalla Guardia di Frontiera Finlandese (25/6/2014)

Articolo scritto da Naoko Ishii

 この記事いいなと思ったら、応援の1クリック(↓↓)をお願いします。
Cliccate sull'icona (↓) se vi piace l’articolo.
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
NihonBlogMura Blog Ranking

こちらもクリック↓↓ ありがとうございます!
Anche su questa icona. Grazie!

Ninki Blog Ranking

by milletti_naoko | 2014-06-22 23:54 | Sistemi & procedure | Trackback | Comments(20)

芳しい花の力を浴びる朝

 今朝起きたら、夫が、香りのいい花を昨日の晩から水につけてあるから、その水で体を洗うように、ぼくはもう済ませたよと言います。夫たちがまだミジャーナに暮らしていた頃は、お義母さんが毎年、夏至や聖ヨハネの祝祭日の前夜に花を摘み、一晩水につけておいて、翌朝は皆が、その花の香りに満ちた水で、顔を洗ったそうです。

f0234936_7112535.jpg

 テラスに出て、テーブルの上の鉢を見ると、水に浮かぶ花がきれいで、いい香りに満ちています。体を洗うと言っても、外だし人目もあるしと、タンクトップとショートパンツに着替えました。そのときになってようやく、夫は顔を洗えばいいんだよと言ったのですが、花の芳香やエネルギー、そして、日が最も長い日の自然の力を浴びられるような気がして、両手両足もこの水で清めました。

 聖ヨハネ(San Giovanni)の祝祭日は、ちょうど夏至の頃にあたります。そう言えば、ロマーニャの友人から、聖ヨハネの祝祭日の前夜、草花を濡らす夜露を体に浴びると、病気や悪いことが寄ってこないと信じられていると聞いたことがあります。お義母さんも、どうやら聖ヨハネの祝祭日の朝に、l’acqua di San Giovanni(聖ヨハネの水)とも呼ばれる、花の香りに満ちた水ができるように準備をしていたようですが、本来は、キリスト教以前からの、夏至にあたっての風習ではないかということで、夫は昨晩から、用意をしてくれていました。そうして、夫自身は忘れていて、義母に言われて思い出したのですが、今日は夫の聖名祝日でもありました。

f0234936_7115725.jpg

 今日はたくさん歩くつもりが、出発が遅くなった上に、あちこち寄り道したため、長距離のドライブをして、時々少しだけ歩いたのですが、行く先々で、エニシダ(ginestra)や、

f0234936_712172.jpg

 自生の蘭(orchidea)など、きれいな花を見ることができて、朝から晩まで花の香りと眺めに包まれたような、すてきな1日になりました。

f0234936_7123031.jpg

 Erba di San Giovanni(聖ヨハネの草)と呼ばれるipericoの花も、たくさん見かけました。薬草としての力が一番が高まる今の時期に、摘んでオイルに浸しておくと、オイルが赤くなり、やけどした皮膚に塗ると効果があるそうです。

Di mattina l'acqua profumata dai fiori,
di giorno i fiori di ginestra, orchidea e iperico
ci hanno profumato e ci hanno dato gioia e vigore
nel giorno di solstizio d'estate.

LINK
- LiberaVox – Scienza e Magia del Solstizio d’Estate: l’acqua di San Giovanni (19/6/2011)
- A Vallo di Nera Festa di San Giovanni e del Solstizio d’estate (23/6/2008)
- Berenice – La Festa Di San Giovanni Battista E Il Solstizio D’estate Nella Valnerina Umbra (24/6/2011)
- Umbria Take Away – La guazza di Santo ioanno fa guarì ogni malanno di Eleonora Mancini (18/6/2014)

Articolo scritto da Naoko Ishii

 この記事いいなと思ったら、応援の1クリック(↓↓)をお願いします。
Cliccate sull'icona (↓) se vi piace l’articolo.
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
NihonBlogMura Blog Ranking

こちらもクリック↓↓ ありがとうございます!
Anche su questa icona. Grazie!

Ninki Blog Ranking

by milletti_naoko | 2014-06-21 23:59 | Feste & eventi | Trackback | Comments(7)


日本語教師・通訳・翻訳家。元高校国語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより


by なおこ

プロフィールを見る
画像一覧

Chi scrive

Naoko Ishii
Insegnante di
Giapponese & Italiano
Interprete Traduttrice
IT-JP-EN Fotoblogger
Pellegrina @ Perugia
Umbria, Italy

Per Lezioni, Servizi di
Interpretariato,
Traduzioni, contattate
via email.

- CV e contatti
- Twitter
- Facebook
- Instagram

I miei articoli su Japan-Italy Travel On-line↓↓
Perugia Lago Trasimeno Assisi Montefalco Oli d’Oliva & Trevi Gubbio Piediluco Terremoto Centro Italia

Mio articolo su
Huffingtonpost.jp
- Tre settimane dal Terremoto Centro Italia   

*Giù in basso
Categorie in italiano


Copyright©2010-17
Fotoblog da Perugia
All rights reserved

イタリア、ペルージャ在住。
日本語・イタリア語教師、
通訳、翻訳、ライター。

イタリア語・日本語の授業、
産業・会議通訳、観光の
同行通訳、翻訳、イタリア
旅行・文化・イタリア語に
ついての記事執筆など
承ります。メール
お問い合わせください。

- 履歴・連絡先
- ツイッター
- フェイスブック
- インスタグラム
- イタリア語・イタリア文化情報サイト
- イタリア語学習メルマガ
- 多言語オンライン辞典
- イタリア天気予報
JAPAN-ITALY Travel On-lineメルマガに執筆↓↓
- 連載魅力のウンブリア



画像一覧

最新の記事

誕生祝いとイタリア乳がん検診
at 2017-12-10 19:33
日々の奇跡に気づく目を、瞑想..
at 2017-12-09 19:10
曲芸ネコと水鏡
at 2017-12-08 23:57
定期検診でうろうろと雲間の満..
at 2017-12-07 23:32
バス時刻表を駅前で、イタリア..
at 2017-12-06 23:36

記事ランキング

タグ

(618)
(529)
(336)
(295)
(220)
(195)
(166)
(158)
(148)
(142)
(137)
(120)
(115)
(103)
(93)
(92)
(88)
(69)
(52)
(33)

検索

以前の記事

2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
more...

カテゴリ

Famiglia
Feste & eventi
Film, Libri & Musica
Fiori Piante Animali
Francia & francese
Giappone
Gastronomia
Giappone - Italia
ImparareL2
Insegnare Giapponese
Inteprete Traduzioni
Lingua Italiana
Notizie & Curiosita
Poesia, Letteratura
Regno Unito - UK
Ricordi
Sistemi & procedure
Viaggi
Abruzzo
Emilia-Romagna
Lazio
Liguria
Marche
Piemonte
Puglia
Toscana
Trentino-Alto Adige
Umbria
Valle d'Aosta
Veneto
Via di Roma (RI-RM)
Cammino S.Benedetto
Via degli Dei(BO-FI)
Cammino di Santiago
Vivere
Altro

ブログジャンル

日々の出来事
語学

ブログパーツ

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

最新のコメント

まさみさん、我が家の猫は..
by milletti_naoko at 04:39
なおこさん、今日も良い言..
by ayayay0003 at 12:59
なおこさん、こんばんは♪..
by calarossa at 06:56
アリスさん、ありがとうご..
by milletti_naoko at 23:45
nonkonogoroさ..
by milletti_naoko at 23:42

お気に入りブログ

A piece of P...
フィレンツェ田舎生活便り2
彩風便り 
花が教えてくれたこと
イタリア・絵に描ける珠玉...
Facciamo una...
VINO! VINO! ...
SOL LUCET OM...
文殊の綴り絵
カッラーラ日記 大理石の...
黒い森の白いくまさん
イタリアの風:Chigu...
dezire_photo...
梨の木日記
PASQUARELLIの...
フィレンツェのガイド な...
ローマより愛をこめて
日々是呼吸
田園都市生活
英国発!美は一日にしてならず
Mrs.Piggle-W...
ひっそりと生きる
Osteria TiaL...
リカのPARIS日記♪
イタリアちゅうねん
トンボロレースと日々のこと
コントリ!(コントラバス...
IL PARADISO ...
アリスのトリップ
毎日の楽しいを集めてハッ...
ボローニャとシチリアのあ...
カマクラ ときどき イタリア
Can of Good ...
トスカーナの海より リボルノ編
ととやふくろう
40代の悪あがき日記
ミセス サファイア 静け...
小さな窓から
斗々屋ふくろう

外部リンク