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箱入り娘と箱入りとかげ

 箱入り娘は、うちのシロです。最近は雨がよく降り、朝晩冷え込むからか、気づくとテラスの木のテーブルの上にいることが多くなりました。そこで、代わりの居場所にと、オレンジが入っていた木箱に、古いタオルを入れてみたのです。最初はぐるぐる周囲を回りながら見たり、かゆいところをかくのに利用したりしていたのですが、今日は何度か自分から入って、気持ちよさそうにくつろいでいました。

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 先週だったか、台所の窓のすぐ外に、小さなとかげ(lucertola)を見つけました。とかげは苦手ですが、イタリアのとかげは日本のとかげよりもかなり小柄で、色も黄緑色で何だか愛嬌があります。うちの周囲にはなぜかあまりとかげがいないのを、夫は、「猫たちが食べてしまうからじゃないか。」と言います。この子供かしらと思えるような小さい小さいとかげを見つけたときも、夫は、「おまえ、気をつけないと、猫に食べられてしまうよ。」と、とかげに言っていました。

 昨日のことです。台所で昼食の支度中にふと気づくと、足もとに、その小さいとかげがいるではありませんか。うちには換気扇もエアコンも網戸もないので、換気のためにと、朝、開け放していた窓から入ってきたのでしょう。すぐに外に追い出そうとして、何とか窓際に追いやったのですが、気づくと窓のすぐ外にシロが来ています。とかげがシロに食べられてはかわいそうと、慌てて窓を閉めると、とかげはそのすきに、食器戸棚の後ろに入り込んでしまいました。夫もわたしも、開いた窓から、また外に出るだろうし、蚊やハエなどを食べてくれるのではないかと、昨日は、とかげの捜索はしませんでした。

 そのとかげが居間の床の上を歩いているのを、今日の昼食後に夫が発見しました。皿洗いをしていたら、「アイスクリームの箱はどこ?」と、夫が聞いたので、何に必要なのか尋ねて、とかげの再出現を知りました。アイスクリーム入りの大きいプラスチックの容器は、たいてい捨てずに、洗って取っておいて、主に食料品などを入れるのに使っているのです。そうなのですが、うちの中で、クモやサソリや、今回のようにとかげがいて、外に出してやりたいとき、うちの夫はこのアイスクリームの空箱を、こういう輩をおびき寄せて中に入れて蓋をして、外に放してやるのにも使うのです。いくら後から洗剤で洗うとは言え、今でもかなり抵抗があるのですが、もう慣れましたというか、あきらめました。夫はその後、無事、アイスクリームの箱にとかげを捕獲することに成功し、しばらく箱入りとかげと共に、家の周囲をうろいろ歩き回ったあとで、猫たちがあまり行かない、安全そうな場所を見つけて、とかげを放してやったようです。

Fuori la nostra gattina nella cassa di frutti,
a casa in cucina una LUCERTOLA!
Così ieri volevo cacciarla fuori di casa, ma non volevo che
venisse mangiata dalla gattina e ho chiuso la finestra.
La lucertola si è nascosto dietro la vetrina.
Oggi mio marito l'ha visto attraversare la sala.
Catturandola in una vaschetta di gelato,
l'ha lasciata fuori in un posto sicuro.

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-07-31 06:10 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(12)

イタリア語学習の助っ人、Tutto Italiano

 新しいイタリア語の音声学習雑誌、『Tutto Italiano』は、隔月発行で、イタリアの時事問題や文化について紹介し、大半の記事については、その朗読音声やインタビューがCDに録音されています。

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 こちらは第3号、2014年7・8月号の表紙です。

 数年前まで発行されていた、やはり音声CDのついたイタリア語学習誌、『Acquarello Italiano』(下記リンク参照)同様に、
・イタリアの文化や時事問題について、興味深い多岐にわたる記事を紹介し、
・読解・聴解の鍵となる語彙の意味を、英語で説明した語注があり、
・方言色や地方色の少ない、標準語に近い発音・イントネーションで話したイタリア語が収録され、速度ははナチュラルスピードよりややゆっくりで、学習者が聞き取りやすいように、一語一語を意図的にはっきり発音したものもあります。

 ただ、『Acquarello Italiano』が、表紙こそカラーであったものの、中はすべて白黒で、映像はほとんどなく、まれにあっても小さく白黒であり、かつ、記事も中級以上を対象としていたため、入門・初級の人にはとっつきにくかったのに対して、今年から新しく発行された『Tutto Italiano』は、次の紹介映像に見えるように、



・すべてのページがカラーで、大小の写真や絵が豊富に散りばめられ、
・入門者対象に、あるテーマや場所に関わる語彙を絵つきで紹介し、そのテーマに関わる簡単な会話も教材として、誌面および音声CDに収録され、
・学習教材ごとに、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)における該当レベルを、A1、B2・C1などと記してあって、自分に合ったレベルの教材が一目で分かる上、イタリア語検定CILSの受験勉強にもより役立てやすく、
・『Acquarello Italiano』のときには、費用を追加して払わなければいけなかった、収録記事をどれだけ理解したかを問う問題や文法練習問題が、本誌の中に掲載されています。

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Igea Marina, Rimini 6/7/2014

 今号では、夏ということで、A1、つまり入門者を対象に、海や浜辺に関わる語彙や、海辺で交わされがちな会話が取り上げられています。

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Arco Etrusco, Perugia 26/4/2010

 今号でわたしが特に興味深いと思った記事は二つあって、一つはパドヴァの植物園(B2対象)、もう一つはエトルリア人に関する記事(B2・C1対象)です。古代ローマ以前に、最も進んだ、そして栄華を誇った文明を持つと、記事で紹介されているエトルリア人は、ペルージャにも、こちらのエトルリア門をはじめとする数多くの遺跡が残り、トスカーナやラッツィオを旅行中に、エトルリア文明に関わる遺跡や博物館を訪ねることも多いからです。そういう場所での解説は、その地方に関連する歴史事項を重点的に記しているため、エトルリア文明の全体像が逆につかみにくいのですが、今回の記事は、エトルリア人の起源に関するさまざまな説や歴史、芸術作品について、概要を分かりやすく説明しています。昨日、アイロンがけをしながらCDを聞いていて、これはいいと思いました。

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Sacrofago degli Sposi, Museo del Louvre, Parigi 13/6/2012

 わたしが一昨年前、パリのルーヴル美術館を訪ねたとき、限られた時間で見ることができたのはごく一部でしたが、その中で一番わたしの心をとらえたのは、実はこのエトルリア人の作品、チェルヴェテリの夫婦の棺でした。時を越えていつまでも、仲睦まじく寄り添い、ほほえむ表情と、愛情に満ちたしぐさがすてきだなと思ったからなのですが、CDを聞いて、この棺がエトルリア美術の傑作の一つと考えられていると知って、うれしかったです。

 ほかにも、職人がつくるクラフトビールや皮のバッグ、歴史ある人形劇などを紹介する文化記事があり、カモッラ、そしてこの犯罪組織集団に負けまいとナポリ市民が協力して修復に貢献し見学ができるまでにしたサン・ジェンナーロのカタコンベ、アフリカ難民を中心とする移民問題など、さまざまな時事問題が取り上げられています。イタリアで愛されるチョコレートクリーム、Nutellaが、今年誕生から50年を迎えたということで、このヌテッラを擬人化して、「愛しい甘いおいしいヌテッラ」、「おめでとう」と手紙のように書いて、その歴史を語ったユニークな記事もあります。
 
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 初級の方から上級の方まで、そうして、日本で学習する方にも、結婚や仕事などの事情で、イタリア語を十分に学習できぬまま、イタリアに来て暮らしている方にも、幅広い方に役立ついい教材だと思います。ただし、語注は英語で、対訳はないので、初級・中級の方が、質問をできる相手が身近にいない状況で、独学に使うのは、難しいかもしれません。

 Tutto Italianoの1年間の年間購読料(雑誌6冊、60分収録のCD6枚)は、99ポンドです。現在は、もし最初の1冊を受け取って気に入らなければ、2か月以内にその旨を通知すれば、すでに手元にある1冊を返却することなく、購読を中止して、全額の返還を受けることができます。これは、現在は販売後まもないため、こう読者数を増やすためのサービスと考えられますので、いつまでも続くわけではないと思うのですが。

 次のページに、詳しい説明があり、オンラインでの購読申し込みができます。送料については、クレジットカード情報を入力する前に、住所から自動的に計算した送料が、画面に表示されるとのことです、

- Languages Direct – Tutto italiano Audio Magazine – From Italy for learners of Italian

 イタリアで暮らしていると、テレビやラジオ、映画など、無料であるいは安く利用できる音声教材が豊富にはあります。ただ、テレビドラマでは、地方訛りや俗語、いわゆる若者言葉も使われることが多く、テレビの討論番組では、とかく相手の話を後まで聞かずに自分の意見を話し始めたり、二人が同時に話し(叫び)続けたりすることがあります。ニュース番組は、話すスピードがかなり速く、それは、テロップに流れる要約を読者が見ているものという前提で話しているためもあるかと思うのですが、語彙も難しいものが多くなります。流れのあるまとまった話のリズムやイントネーションを学べる教材となるものは少ない上に、存在しても、文字に書き起こしたものがないと、やはり学習の効率が悪く、効果もあまり望めません。イタリアでは、同じ時事問題も、テレビ局や新聞社によって、とらえ方がかなり異なる場合があって、中立の立場で行われた報道を探すのが難しい状況にあります。また、標準イタリア語の発音やイントネーションとは異なる、自分が住んでいる地域の発音やイントネーションを、それが正しいと思って身につけてしまう可能性もあります。わたしがイタリア留学に際して、一度は購読を中止した『Acquerello Italiano』を、大学の学士取得課程に編入後、再び購読する必要を感じたのも、そういう理由からです。

TUTTO ITALIANO

Nuova rivista bimensile per studiare la lingua e cultura italiana. Gli Etruschi, Napoli contro la camorra, gli immigrati - gli argomenti sono vari e interessanti. Diversamente dall'"Acquerello Italiano" tutte le pagine sono colorate, ci sono molte immagini e alcuni materiali sono fatti per i principianti.

関連記事へのリンク
- 英伊仏ヒアリングマラソンと注意点 (25/1/2013)
↑↑ 『Acquerello italiano』の外、英語・仏語の音声学習に役立つ雑誌の紹介、こうした雑誌を使って学習する際の注意点。
- 語学検定と言語観、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR) (20/4/2014)
- イタリアとブラジル、移民と海と祖国 (3/7/2014)

*追記
 まだ夫に聴いてもらっての確認はしていないのですが、実は若干、発音に地方色が出ていると思われる単語があります。いろんなイタリア語に触れるということで、それはいいのですが、「後について読んで、書き写しなさい」と言って読み上げている単語の発音がそれではどうかと気になっているので、これは出版社側に伝えるつもりでいます。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-07-30 23:56 | Lingua Italiana | Trackback | Comments(9)

りんごケーキに雨と猫

 今日作ったトルコロは、いつもの材料に、リンゴ1個とシナモン小さじ2分の1を加えて焼きました。

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 牛乳の代わりに、リンゴの酸化を防ぐために使ったレモン水を少し加えたら、生地の水分が多すぎたからか、生地が思い切りふくらんで、上に並べていたリンゴたちを押しのける勢いで盛り上がってしまっている箇所があります。見た目は今ひとつですが、なかなかおいしくできました。

 今日の昼食の準備に、冷蔵庫から玉ねぎを取り出したとき、存在を忘れていたりんごを一つ発見したのです。ジャガイモの芽が出ないようにと入れていたのを忘れていました。ふだんはリンゴを入れるときは二つ使うのですが、今回は1個しかなかったので、その一つを使いました。

 シナモンは、夫は昔から大好きで、ジェラート屋でも、たまにシナモン(cannella)味を見つけると、それはうれしそうに注文しています。一方、わたしは、ずっとシナモンが苦手というか嫌いだったのですが、1年ほど前だったか、健康にとてもよいことを知り、さらに夫がシナモンを加えてMokaで沸かしたコーヒーが、それはおいしくて、以来、うちでは、粉末シナモンを加えてコーヒーを沸かすことになり、いつのまにかシナモン味が好きになっていました。今回、シナモンを加えたのはそういうわけです。

 おいしくできたのはいいのですが、最近、体重が増加傾向にあるので、調子に乗って食べ過ぎないように気をつけたいと思います。

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 ペルージャでは相変わらず不安定な天気が続いています。イタリア北部・中部では今日・明日にかけて雨が降るということで、ペルージャ県には、明日の夕方まで、大雨・暴風注意報が出ています。新聞やテレビの地方ニュースでは、ウンブリア州で土砂崩れや洪水の被害が出ていること、公園の木が倒れたことなどを伝えていました。最近は急に降り出した雨がすぐにどしゃ降りになることもあります。

 「週末は雨という誤った天気予報のために、本来は来るはずだった観光客が来なかったと抗議をする観光業者が最近は多いためか、この週末は本当はひどい悪天候だったのに、天気がいいかのように言っている天気予報が多かった。天気予報が分かりにくく、かつあてにならなくなりつつある。」という新聞記事もあります。そういうこともあって、特に観光客が多くなるこれからの時期は、曇りの予報でも、傘は携帯して出かけた方が無難だと思います。

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 天気予報より、シロが顔を洗うか洗わないかの方が、雨が降るかどうかの判断材料としては、確実かもしれません。ツバメが低く飛ぶかどうかも参考にしたいところですが、ウンブリア各地にはまだツバメが残っているところが多いものの、どういうわけか、うちの近所では、ツバメを見たことがないのであります。

Torcolo Vulcano di Mela e Cannella

- L'eruzione dell'impasto ha cacciato via e coperto le fettine di mela; forse l'impasto era troppo liquido. Però il torcolo è buono!

- Tuona e piove, piove. Un articolo del Corriere dell'Umbria dice che in questi giorni "i meteorologi" sono spinti "all'estrema prudenza" minacciati dagli operatori turistici e che "Così le previsioni meteo diventano... imprevedibili". Forse è meglio osservare bene i gatti e le rondini. Pioverà se un gatto si lava il viso o le rondini volano basso.

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-07-29 23:52 | Gastronomia | Trackback | Comments(8)

Music for Sunset 2014

 昨夜は、トラジメーノ湖に浮かぶマッジョーレ島で、この週末3日間にわたって催されていたコンサート、Music for Sunsetを聴きに行きました。

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Lago Trasimeno, Isola Maggiore 27/7/2014 20.29

 夕日が空と湖に描き出す美しい風景と、音楽の演奏を同時に楽しもうという催しです。

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Lago Trasimeno, Isole Minore & Maggiore @Tuoro 18.51

 はるばるリミニから、愛息子と共に来てくれたシルヴィアと、ペルージャ郊外で合流し、トゥオーロからフェリーニ乗って、マッジョーレ島に行きました。空と雲が、水鏡にきれいに姿を映しています。

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 フェリーで移動していると、湖上でこんなスポーツを楽しんでいる人たちもいます。写真は、窓越しにズームで拡大して撮影したものです。

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Isola Maggiore sul Lago Trasimeno 19.15

 マッジョーレ島に到着しました。湖に向かってかがむかのように、水面へとしだれている柳の近くで、コンサートが行われます。

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 島の暮らしを写真に留めた、Steve McCurryの美しい作品の拡大パネルが、通りに展示されています。

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19.20

 プログラムには、午後7時から日の入りまでチェロの演奏があると書かれていたのですが、実際には、わたしたちがいた7時過ぎから9時過ぎまでの間に、3人の演奏家が、ギターとチェロの演奏を聴かせてくれました。

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 友人たちも、演奏のトラジメーノ湖の眺めを楽しんでくれていたようです。

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20.13

 続いてチェロの演奏が始まりました。耳には、美しい音色が響き、目には、刻々と変わりゆく空と湖の様子が映ります。東の空はまだ明るいのですが、

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西の空は金色に輝いています。

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20.25

日の入りが近づきました。

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 今日の日もありがとうと、太陽を見送ります。

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 まだコンサートは続いていましたが、9時15分のフェリーに間に合うようにと、わたしたちは会場を後にしました。

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 Steve McCurryの写真展には、ペルージャのウンブリア・ジャズやスポレートのFestival dei Due Mondiの写真もあります。

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 船着場に向かって歩いていると、

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アヒルたちが仲よく一列に進んでいます。

 満員のフェリーでトゥオーロに戻り、湖畔のレストランで遅い夕食を取り、帰宅したのは真夜中の頃のことです。もちろん友人たちには、昨晩はうちに泊まってもらいました。


MUSIC FOR SUNSET @ Isola Maggiore sul Lago Trasimeno, Tuoro (PG), Umbria

- Grazie mille per i musicisti, organizzatori, ideatori e tutti coloro che hanno contribuito alla realizzazione della manifestazione.

- Un grazie speciale a Silvia Elia e Luigi per la compagnia gradevole e gradita e poi naturalmente al Lago Trasimeno e al tramonto; questi due ultimi ci regalano sempre uno spettacolo magico.

LINK
- Umbria Journal – Ramberto Ciammarughi suona per Sergio Piazzioli a For Sunset (28/7/2014)
- Perugia24ore.it – Parole in musica nel tributo di #forsunset a “Sergino” (28/7/2014)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-07-28 23:39 | Feste & eventi | Trackback | Comments(4)

おめでとう3回祝う誕生日

 今年、夫は誕生日を、アブルッツォ旅行中に迎えました。もう1週間以上前のことなのですが、

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今日は日曜日で、昼食に皆が集まるからと、お義母さんが夫の好きなケーキを作ってくださって、皆でいっしょに祝いました。

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Ristorante dell’Hotel Campo Imperatore, Campo Imperatore (AQ)

 旅行中、夫の誕生日を祝ったのは、Campo Imperatoreの眺めのすばらしいレストランでです。夫所有の、国立公園のひどく古い観光地図によると、高原ど同一名のホテルが高原のただ中にあるということなので、夕方、今もあるのかしらといぶかりながら緑の平地と山ばかりが見える道をひたすら進み、

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ホテルの建物が見えたときは、ほっとすると同時に、不安になりました。壁が崩れ落ちたところもあったからです。フロントで、ホテルとして営業もしていて、夕食も食べられると知ったときは、ほっとしました。

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 酪農の盛んな地域で、高原のあちこちで、羊や牛、馬の群れを見かけました。レストランの夕食にも、羊や牛の肉、チーズが、使われています。

 夫の誕生日ということで、この日楽しみにしていたデザートは、リコッタをクリームやジャムで彩り、味つけをしたもので、とてもおいしかったです。

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Cesacastina (TE), Abruzzo

 誕生日を3度祝ったのは、なぜか。旅行中はインターネットを利用することもなく、アナログの時計を使い、宿にテレビがあっても見ることが少なかったわたしたちは、旅の間に、うっかりして、夫の誕生日の1日前が、すでに夫の誕生日だと思い込んでしまっていたのです。というわけで、前日の朝、すでに夫に誕生日おめでとうを言い、其の日は二人とも、夫の誕生日だと思い込んで行動していました。まだ1日前だと気づいたのは、こちらの写真の村のバールの新聞を見たときで、そのときでさえ、一瞬、新聞の日づけが間違っているのではないかと思ってしまいました。

 お誕生日おめでとう。これからもよろしく。

Buon compleanno, caro mio maritino!

- Questo anno l'abbiamo festeggiato tre volte: oggi in famiglia, nel giorno del suo compleanno in un ristorante con panorami stupendi in Abruzzo, e poi nel giorno precedente. Fino a sera tutti e due pensavamo che fosse quel giorno il suo compleanno.

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- アブルッツォ、グラン・サッソを訪ねて / Riassunto – Campo Imperatore, Navelli (AQ) & Orvinio (RI) (21/7/2014)
- 美しく日も長かりし夏の山 / Alba & tramonto a Campo Imperatore (27/10/2014)

参照リンク / Riferimenti web
- Parco Nazionale del Gran Sasso e Monti della Laga – L’Altopiano di Campo Imperatore
- Hotel / Rifugio Campo Imperatore - HOME
- Assergi Racconta – Alberghi aperti in quota, scongiurata la chiusura, affidata la gestione dell’albergo di Mussolini (27/10/2014)
- ウィキペディア日本語版 - グラン・サッソ襲撃

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-07-27 18:32 | Abruzzo | Trackback | Comments(10)

サソリはどこへ

 アブルッツォ旅行に出発した7月12日土曜日の早朝、うちの窓辺にサソリ(scorpione)を見つけました。

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 大きさは、ハサミも含めた全長が5~6センチと小さいのですが、それでも、まれにうちの中で見かけるサソリより少し大柄でした。

 わたしもイタリアで初めてサソリを見たときは、いくら小さいとは言え、びっくりしましたし、今も寝室の壁に見かけると、ぎょっとしますが、もうだいぶ慣れました。夫は、「イタリアのサソリにはたいした毒はないから、心配ないよ。寒いから暖かい屋内に入ってきたんだろう。」と、そういうとき、さっとサソリを外に放してやります。今、ウィキペディアで調べると、これは夫の言うとおりで、イタリアのサソリに刺されても、ミツバチに刺された場合に比べても害が少ない程度である上、人間の暮らす場所に住み慣れているため、人間を見ても、まず攻撃することはないそうです。(下記リンク参照)

 ふだんは夫が言うように、「寒いから暖かい屋内に入」るのか、冬に、窓を閉ざした屋内で見かけて、びっくりすることが多かったのですが、この日は、いくら雨の日が多くて朝晩冷え込みがちとは言え、「夏にサソリを家で見かけるなんて!」と驚きました。最初に見つけたときは、開け放した窓の桟(さん)にいました。冬に見かけるサソリは、寒いからか、壁やドアの下に固まったようにじっとしていて、めったに動きません。それで、「夫が起きたら、外に放してもらおう。」(夫は蜘蛛どころか、サソリもゲジゲジもスズメバチも、皆に優しく、殺すことなく外に放してやります。またうちの中に入る恐れが多いのではありますが。)と思っていたら、気づいたときにはなんと20センチほど下に移動しています。そうして、ようやく夫が来たときには、どこに行ったのやら、姿が見えませんた。下の窓枠から、床に向かって壁を移動していたのですから、姿は見えずとも、うちの中にまだいたものと思われます。壁にはソファーや本棚が立てかけてあり、そうしたものの下や壁とのすき間にいたのかもしれません。

 サソリもスズメバチも、暮らしの当然の一部と考える夫は、案の定、わたしが、「さっきまで、そこの壁にいたサソリが、まだその辺にいるはずだけれど、どこか分からない」と言っても、動ずることがありません。この日、うちに来る友人はずだった友人たちが、事情があって来られなくなったので、「旅行には月曜ではなく、今日出発しよう。すぐに準備をして。」と言います。と言うわけで、慌てて旅行のしたくをしていたら、サソリのことは、車が出発してしばらくするまで忘れていました。

 夫は、「サソリの一匹ぐらい」と平然としていましたが、わたしは、いない間にサソリが増えたらどうしようと、ひそかに心配していました。冬に、ドアや窓を閉め切っているときでさえ、どこからともなく忍びこむサソリのことですから、屋内から屋外に出るのもたやすいことではあるのでしょうけれども、8泊9日の旅行を終え、日曜日に帰宅してから約1週間が経ちます。以来、ごく小さいトカゲをテラスでは見かけても(夫は、こんなところでうろうろしていたら猫に食べられてしまうと心配していました)、サソリの姿は見かけません。

 あのサソリ、どこに行ったのでしょう。

UNO SCORPIONE
ho trovato sul davanzale di una finestra
nella mattina in cui siamo partiti per l'Abruzzo.
Ormai sono un po' abituata a trovare uno scorpione a casa,
una o più vespe tra le foglie d'insalata dell'orto in estate.
Dunque, ho deciso di aspettare che mio marito lo portasse fuori.
Tuttavia, quando è arrivato e quando siamo partiti,
si nascondeva da qualche parte.
E' passata una settimana da quando siamo tornati a casa dopo il viaggio,
e non l'ho più rivisto.
Ora dove si trova lo scorpione?

LINK
- LeoSalute – Gli scorpioni in Italia: ecco perché non dovete averne paura

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-07-26 23:09 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(9)

美しい古城は映画の舞台

 グラン・サッソを訪ねるなららと、ぜひ勧めてもらった場所の一つに、古城、Rocca Calascioがあります。

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Rocca Calascio, Calascio (AQ) 19/7/2014

 この古城は、いくつもの映画の舞台になっているし、おすすめだとは、途中で出会った他の旅行者からも聞いていました。

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 幸い、古城のあるカラッショ(Calascio)村は、グラン・サッソからナヴェッリへと向かう途中にありました。古城自体にも風情がありますが、

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眺めもすばらしく、奥の方には、この日後にしてきたグラン・サッソの高峰が見えています。

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 Rocca Calascioで撮影された映画は数あるものの、最初に撮影され、かつ主要な映画は、『レディホーク』(Ladyhawke)だということです。わたしはまだ見たことがないのですが、義弟から、「好きな映画で何度も見た」と聞き、記事に載せるために、YouTubeの映像をいろいろと探して見ていたら、わたしも見てみたくなりました。

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 橋を渡り、城の中に入ると、
(わたしは高所恐怖症なので、さっさと渡りきってしまいましたが、夫は映画の説明をじっくりと読みながら進んでいます)

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城の中央部分は、7月は日曜日でないと見ることができないとのことなので、

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壁に沿って歩きながら、時々足を止めて、壁の上や窓からの見晴らしを楽しみました。

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 窓からは、古城の外壁を近くから観察することもできれば、

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こんなふうに壮大な風景を見ることもできます。

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 駐車場から歩くには、道路をしばらく上り、それから町並みを通って、古城を目指す道もあるのですが、わたしは、山の斜面を行く小さな小道を選びました。眺めもよく、野の花もたくさん咲いています。

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 ちょうど一番暑い時間帯でもあり、夫は人が多い場所が好きでないこともあって、行きたくないと言っていたのですが、訪ねてよかったと、感動しました。



 映画、『レディホーク』の予告編を見ていたら、Campo Imperatoreで見かけた風景に

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Corno Grande & Campo Imperatore, Gran Sasso 19/7/2014

よく似た景色もあります。アブルッツォの旅をなつかしむために、機会があれば、ぜひ見るつもりでいます。

Gran Sasso - Rocca Calascio (AQ), Abruzzo 19/7/2014
- Un luogo incantevole! Qui hanno girato il film, "Ladyhawke".

LINK
- it.wikipedia – Rocca Calascio
↑↑ Utilizzo Set cinematograficoの項に、この古城を舞台に撮影された他の映画の名前あり。
- ja.wikipedia – レディホーク
アブルッツォ旅行関連記事 / Il nostro viaggio in Abruzzo
- アブルッツォ、グラン・サッソを訪ねて / Riassunto – Campo Imperatore, Navelli (AQ) & Orvinio (RI)
- 自然と美の追求 ~職人芸術展 / Mostra, Vivere Naturalmente @ Navelli (AQ) (23/7/3014)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-07-25 23:59 | Abruzzo | Trackback | Comments(8)

夏野菜豆腐で作る三色旗

 最近は、ペルージャのスーパーでも、豆腐が手に入りやすくなりました。健康やダイエットのために、肉に代わるたんぱく質源として、豆腐を購入する人が多いおかげか、そういう豆腐は、たいていの場合、遺伝子組み換えをしていない大豆や有機栽培の大豆を使っているので、助かります。

 ただ、木綿豆腐よりもさらにかためで、一緒に料理する素材や調味料の味がしみこみにい上に、豆腐単品ではおいしくないという難点があります。これは、肉やチーズの代替食品として、あえてこしがある豆腐にしているのかもしれませんし、長期保存用の真空パック入りとして販売するのに際して、商品が傷みにくく長持ちしやすいようにということかもしれません。

 それで、揚げ出し豆腐にしたり、生姜あるいはカレーの味を効かせたりと、いろいろ工夫をしているのですが、今回旅行から帰ると、賞味期限の近い豆腐一箱と、夫が出発前に友人たちが来ると思って買っていた大量のプチトマトがあり、さらに畑ではすくすくズッキーニが育っているので、この三つを使って、なんとかおいしいおかずができないかと考えました。

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 そうして作ったのが、こちらの豆腐の三色旗豆腐、もとい、イタリア国旗豆腐です。簡単においしくできたので、メモも兼ねて、ここにご紹介します。

材料 
豆腐360g、玉ねぎ1個、ズッキーニ250g、プチトマト400g、オリーブオイル・塩

1.フライパンに入れたオリーブオイルが熱したら、千切りにした玉ねぎを入れる。
2.ズッキーニと豆腐はさいの目切りにし、プチトマトは、半分(大きければ、さらに小さく)に切っておき、玉ねぎがしんなりするまで炒めたら、ズッキーニ、プチトマト、豆腐の順に、火のとおり加減を見はからいながら、加えていく。塩も少なめに加えておく。
3.トマトの汁気がなくなるまで、20分ほどじっくり煮込んでから、塩で味を調える。

 玉ねぎとたくさんのプチトマトを使い、じっくりと煮込むのは、上述のように、味が染みとおりにくい豆腐にも、味が行きわたるようにするためです。思いつきで、手早く作ったのですが、なかなかおいしくできて、味にうるさい夫もおいしいと言ってくれたので、うれしかったです。

 今回プチトマトを使ったのは、夫が大量に買い込んだものを消費するためであって、もちろん普通のトマトをぶつ切りにして加えたのでもかまいません。ただし、トマトの甘みと塩加減がいい味をかもしだすので、トマトはできるだけよく熟したものを使ってください。ちなみに我が家では、ふだんは生のトマトを店で買うことはまずありません。夏になってトマトが熟す前に、保存用にと作った瓶詰めトマトやトマトソースが終わってしまった場合には、市販のトマトソースや缶詰のトマトを、料理に使っています。

 日本の店では高いであろうトマトやズッキーニも、うちの畑では、夏、毎日これでもかというくらい収穫できて、困ることもあります。そういうときに、夏野菜が消費できる、おいしいレシピが、また一つ見つかりました。

TOFU AL TRICOLORE ITALIANO
(Ingredienti - una cipolla, zucchine 250g, pomodori 400g, olio d'oliva, sale)

- Buono, salutare & così possiamo consumare e godere i doni dell'orto d'estate :-))
- Da usare una cipolla, zucchine e tanti pomodori per dare al tofu venduto in Italia il quale in genere è assai duro.

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-07-24 23:53 | Gastronomia | Trackback | Comments(13)

自然と美の追求 ~職人芸術展、Vivere Naturalmente

 先週のアブルッツォ旅行では、しめくくりに山を下りて、ナヴェッリの村を訪ねました。リミニの友人、シモーナは職人として、ロマーニャの伝統に従い、版木を用いて布地に装飾を施したり、木製の家具を作ったりしています。

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 そのシモーナが、7月22日日曜にアブルッツォ州ナヴェッリ村で始まった展示会、Vivere Naturalmenteに参加し、前日から会場で準備をすると聞いていたので、会いに行ったのです。会場では、ロージーも作業を手伝っていました。

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Navelli (AQ) 19/7/2014

 土曜の昼は、丘のふもとの駐車場に車を置いて、歴史ある美しいナヴェッリの町並みを上り、

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 展示会場となっている丘の上の館、Palazzo Santucciまで歩きました。翌日、日曜の方が展示作業が進んでいるので、以下は、日曜日の写真を使って、説明を続けます。

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20/7/2014

やはりリミニから参加しているRosso di Robbiaのチームが、野の花や草で彩り、染め上げた美しいじゅうたんを、縫い上げています。

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 自然の野の草花を使った、目に美しく、心にうれしく、そして、環境にも優しい作品の数々に魅かれました。写真の中央のドレスに、一目惚れしました。

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 梨の版木を用いて、

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ロマーニャ伝統のデザインを布地に施した作品をはじめとする、シモーナ手がけるRisonanze – Labの作品にも、優しく落ち着いた味わいがあります。

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 プーリアで、羊毛のフェルトを使い、写真左手に見える敷物から、ジャケット、室内履きまで、さまざまな商品を作っているPecore Attiveも展示に参加しています。中央の二人は、このため前夜に、はるばるプーリアから駆けつけました。右手の女性は、主催者の一人、ローザさんです。土曜の夜は、こうした皆と夕食を共にしたのですが、展示をするだれもが、自らの仕事や展示会、村の今後に熱い情熱と夢を持ち、それを真剣に語ってくれて、興味深く、また、感動しました。

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 展示会は午後6時からだったのに、わたしたちは午前中に帰途についたため、写真はどれも、まだ展示準備中で、位置や飾り方がはっきり決まっていない段階のものです。

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 ラッツィオのAracne Tessituraも、彩り豊かなさまざまな作品を出品しています。日曜の朝のうちは、展示方法が決まっていないものが多かったのですが、

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 こんなふうに、シモーナの手になるクッションをはじめ、他の職人さんたちの作品と共に、すでに展示の形ができているものもありました。

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 自然を生かしつつ、素朴でかつ優美な作品、手作りや職人技にこだわった作品を見られるこの展示会、Vivere Naturalmenteは、アブルッツォ州ラクイラ県のナヴェッリ村で、7月20日から9月7日まで、1か月半にわたって開催されます。興味がおありの方は、近くにお越しの際に、ぜひ訪ねてみてください。休みは毎週月曜日で、入場時刻は、10:00-12:30/17:00-19:30となっています。入場は無料です。

****************************************************************
Mostra, VIVERE NATURALMENTE
Esposizione di opere e manufatti frutto dell'attività artistica e artigiani
20 luglio - 7 settembre 2014 @ Palazzo Santucci, Navelli (AQ)
martedì-domenica 10.00-12-30 / 17.00-19.30
****************************************************************

- Un bellissimo connubio fra natura, manualità e arte.

- E' stato molto bello incontrare le persone così impegnate e appassionate del proprio mestiere, della mostra e dei bei progetti.

- Grazie mille a tutti coloro che hanno reso possibile questa bellissima mostra.

LINK
- Vivere Naturalmente. Mostra di opere e manufatti frutto dell’attività artistica e artigianale di singoli e associazioni, Navelli, 20 luglio – 7 settembre 2014
- RadioL’Acquila1 – Mostra a Navelli dal mercoledì alla domenica (24/7/2014)
↑↑ 私のこの記事も紹介してくれています。これは7月25日の朝になって追加したリンクで、現時点(7月25日9:28)では、記事の題や内容にdal mercoledìとありますが、主催者に確認したところ、これはdal martedì「火曜日から」の間違いで、冒頭のチラシやこの記事に書いた曜日、つまり、「火曜日から日曜日」が正しいのだそうです。そのうちリンク先の記事も訂正されることとは思いますが、念のため。
- RadioL’Aquila – Turismo: Vivere Navelli, vivere la storia (24/6/2014)
- NavellArte Artigianato
- Risonanze – Lab Arredamento
- ロマーニャ伝統の技とデザイン
- Rosso di Robbia – Associazione colori naturali
- Pecore Attive
- Aracne Tessitura
- Viaggio in Abruzzo e Lazio (21/7/2014)
アブルッツォ旅行関連記事 / Il nostro viaggio in Abruzzo
- アブルッツォ、グラン・サッソを訪ねて / Riassunto – Campo Imperatore, Navelli (AQ) & Orvinio (RI)
- 美しい古城は映画の舞台 / Rocca Calascio, un luogo magico (25/7/2014)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-07-23 23:59 | Abruzzo | Trackback | Comments(6)

フィンランド、イタリアと日本

 今夜は、フィンランド映画、『過去のない男』が、Rai5で放映されていました。見ていたら、ヘルシンキ行きの電車の食堂車で、給仕らしき人が主人公にとっくりを運び、「お酒をどうぞ。」(Il suo sake, signore.)と、酒をつぎ、主人公の前に、寿司の載った皿が置かれていたので、びっくりしました。バックミュージックには、なんと日本語の歌まで流れているではありませんか。

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Dal film, “L’uomo senza passato”

 映画のあとのテロップを見ていたら、日本語の歌が二つあり、その一つの題名が”Motto Wasabi”だったので、つい笑ってしまいました。

 この場面がYouTubeに見つかるかと思ったら、なんとイタリア語版は、現時点では、映画すべてが見られるようになっています。肝心の場面は1時間22分あたりで、話の展開にはほぼ関係がありません。興味のある方はぜひご覧ください。



 この映画が公開されたのは2002年ということですが、その頃、もうこんなふうにフィンランドに日本料理が浸透していたのでしょうか、それとも、監督が日本の歌を採用することに決めたので、寿司と酒も登場させたのでしょうか。

 いずれにせよ、最近イタリア在住の日本の方が国境通過に際して大変な思いをされることの多かったフィンランドで、12年も前に、日本文化をさりげなく映画の中に取り込んでいることが、興味深かったし、うれしかったです。6月23日に、わたしにはフィンランド国境警備から、そしてその前後に、Onopyさんやとすかーなさんにはフィンエアーのイタリア支社、日本支社からそれぞれ連絡が届いたように、イタリアから日本に帰国する際については、6月、7月と月を違えて出発されたお二人が、どちらも何の問題もなく、ヘルシンキ空港で入国審査を通過したと聞き、ほっとしています。どなたかすでに、フィンエアーを利用して、6月18日以降、日本からイタリアに戻られた、EU市民家族用の紙の滞在証をお持ちの方がいらっしゃれば、今、イタリアへ戻ろうとしている方や、フィンエアーの航空券の航空券の購入を検討している方のためにも、日本出発やヘルシンキの入国審査における状況を、教えていただけると幸いです。

 極右が台頭すると、政策・メディアもその影響を受け、ひいては、外国人の排斥や外国人・外国文化への偏見・差別が助長されてしまうのかもしれません。自分の生まれ育った環境や国・文化のものさしだけを基準として世界を眺めるのではなく、異なる文化や国、生き方に対して、それが倫理に反するものでないのであれば、皆がもっと寛容に、大らかにお互いを受け入れ、理解していけるような世の中であればと、願っています。「料理は、イタリア料理が世界一おいしい。」と断言するイタリアの人の言葉に苦笑しながら、同じようなことを日本について言っていないか、考えていないかと、ふと我が身を省みることがあります。

 政治・経済やニュースが、つい国益の摩擦に焦点を置きがちで、外国に関しては報道に偏見が入る傾向があるその中で、寿司などの日本料理や、アニメや漫画、空手や合気道、生け花や折り紙などの日本文化、そして、実際に留学や旅行、暮らしの中で日本のわたしたちが、さまざまな土地の人と触れ合うことが、草の根の、そして真に大切な異文化理解・国際理解促進の鍵となっている。そんなふうに考えています。

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 そういう意味で、昨日と今日、二日間にわたってペルージャでも上映された日本映画、『テルマエ・ロマエ』やその原作の漫画も、そうした「ニュースやステレオタイプでは分からない日本」を知り、日本に興味を持ってもらえるいい機会であったのではないかと思います。昨晩は映画館で、すてきなお仕事をされている、ペルージャ在住の日本女性3人にお会いできてうれしかったです。夫や彼女たちのだんなさんをはじめ、大学で日本語を教えたかつての学生さんなど、見に来ていたイタリアの人も何人かいて、楽しんで見てくれた人が多かったようなので、うれしかったです。



Film Finlandese, "L'Uomo senza passato"

- lo guardavo ieri su Rai5 e ... sorpresa! Il protagonista mangia il sushi, beve il sake in un vagone ristorante del treno per Helsinki!! Sullo sfondo pure una canzone giapponese.

- Ora so che due signore giapponesi hanno volato con Finnair senza problemi con la loro carta di soggiorno cartacea. Meno male!

- La cultura culinaria, i contatti di persone tra diversi Paesi, diversi aspetti della cultura aiutano a costruire il mondo, i Paesi pluriculturali aperti alle culture diverse da quella propria.

- In questo senso contribuisce anche la proiezione di un film giapponese come "Thermae Romae" in Italia. Nel film il protagonista viaggia nel tempo e nello spazio, dalla Roma antica al Giappone contemporaneo. La sua sorpresa, sfiducia iniziale nei confronti della cultura totalmente diversa si trasforma nel rispetto e nella comprensione attraverso i contatti personali e gli scambi culturali e questo riflette pur in modo esagerato e comico il cambiamento di chi incontra una cultura differente.

関連記事へのリンク
- フィンランド国境警備からの返事、紙でも大丈夫 (25/6/2014)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-07-22 23:59 | Film, Libri & Musica | Trackback | Comments(9)


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