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シロの天気予報

 先ほどテラスの鉢植えに水やリをしていたら、

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シロがそれはもう熱心に、いつまでもいつまでも顔を洗っておりました。

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 最近ははずれることもよくある天気予報ですが、明日は予報どおり、雨が降るようです。今のところは、ペルージャでは明日午後5時頃から降るということですが、どうなることやら。

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 今年は花が咲かないのかしらと心配していたサルスベリの花が、ようやく庭を彩り始めました。イタリア語では、lagerstroemiaというひどく仰々しい名前で、ほとんど学名(Lagerstroemia indica L.)そのままです。

 明日から義父母が2週間、アドリア海岸で湯治をしつつ、浜辺で過ごすので、明日はアイゴで、二人をリッチョーネまで送ります。来週の天気予報に雨が多いのは、リッチョーネも同じで、働き者の優しい二人がせっかく海に行くのだから、どうか天気がはずれてくれますようにと祈っています。義父母が留守の間は、野菜育てを解する夫が、広い畑の水やりを、義父母の温室やテラスの鉢の水やりは、わたしが担当します。ペルージャで時々雨が降るのは、天が夫の代わりに水をやって、仕事の後に夫を待つ水やりの作業を軽減してくれるのでありがたいです。

Previsione del Tempo

Ancora e poi ancora
la nostra gatta continua a lavarsi il viso.
Dunque secondo un detto giapponese,
domani a Perugia piove
almeno intorno a casa nostra e
così l'orto verrà innaffiato dal cielo.

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-08-30 20:12 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(8)

これは何だ

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 先週土曜日に、夫とスペッロ郊外の緑の中を歩いていると、最初は道端に一本、こちらの棒のようなものが見つかり、そのときは、何かの交通標識かしらと思ったのですが、歩いていくと、こんなふうにいくつも並んで足っていたり、

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そのうちのいくつかは倒れていたりします。それで、ようやく植物らしいと気がつきました。夫に、「こんな植物は初めて見た」と言うと、「名前は覚えていないけれど、あちこちに生えているよ」とのことです。

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 やはり散歩中に見つかった、こちらが実がなったところだと教えてくれました。

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 実がすべて赤くなったものもあります。

 オレンジの棒のような状態にせよ、棒の先に実がぎっしり実った様子にせよ、わたしが持っていた植物の概念を揺り動かすような、不思議な姿となりをしています。

 気になって、夫の持つ植物図鑑を調べてみて、2冊目でようやく名前が分かりました。イタリア語名は、Gigaro scuro、学名はArum maculatum L.です。本の説明に、「Velenosa!」とあり、英語でこの植物を紹介するYouTube映像も見つけたのですが、毒があるので、ご用心ください。本によると、中欧や南欧に見られるとのことです。



 この植物が有毒であることを夫は知っていたので、わたしが触ろうとしたら、注意はしてくれたでしょうが、キノコに限らず、野山には毒のある植物も生えているので、気をつけなければいけないなと、改めて思いました。草花染め講座でも、野山に採集に出かけたときに、先生たちが、「毒がある植物もあるので、知らない植物は、わたしたちに聞いてから触るように」と言っていました。

E' una pianta strana e buffa che abbiamo trovato durante una passeggiata sabato scorso.

Stasera finalmente ho scoperto il suo nome dopo aver consultato due guide delle piante: Gigaro scuro, Arum maculatum L. E' VELENOSA! Quindi fate attenzione!

LINK
- it.wikipedia – Arum maculatum

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-08-29 23:39 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(11)

スペイン語8日目

 入門書、『Impara lo spagnolo con Zanichelli』を第3課の途中、33ページまで終えて、スペイン語で
1.簡単な自己紹介ができ、
2.元気ですかと尋ねて返事ができ、
3.ホテルで空室の有無や部屋の設備を尋ね、
4.数字で20まで数えられるようになり、
5.スペイン語の読み方が少しずつ分かってきました。

 2の「元気ですか」の問いについては、「(とても)元気です。」という返事しか今はできませんが、イタリア語でもフランス語でも、「よっぽど親しい間柄でなければ、相手は特にあなたの体調を詳しく知りたいわけではないのだから、元気ですと答えるように」と、先生に教わったり、本で読んだりしています。付属のCDの2枚目には、「頭が痛いです。」という表現もあるようですが、今のところは、「元気です」と返事ができることに満足し、「あまり元気でないと言うには、動詞の前にnoをつければいいのではないか」と想像をめぐらせています。今、調べたら、「No estoy muy bien.」と言えるようですが、「元気です。」と答えられるよう、体調を整えて、巡礼を続けたいと思っています。

 数字の20までは、どれもイタリア語とフランス語の数字のいずれか、あるいは両方に似ているので、比較的覚えやすかったです。

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 この入門書は、いわゆる旅行会話集にでてきそうな会話を軸にして、少しずつ文法事項や語彙を学んでいこうというつくりになっています。ポルトガル語やフランス語のイタリア人向け入門書も、そういう体裁だったのですが、これまで利用した他国語の入門書と違って、会話が1、2ページにわたるほど長くはなく、おかげで、学ぶことが多すぎて、消化不良を起こすことがないのが、ありがたいです。

 最初に文法事項を教えるのではなく、会話を聴いたり読んだりしながら質問に答えることを通して、学習者自身に、文法のしくみを発見させたり、語彙の意味や概要を推測させたりするというつくりになっているのも、とてもいいと思います。これは、最初からすべて文法事項や知識を与えられるよりも、自分の頭で推測したり、自ら気づいたりした方が、身につきやすいからです。

 唯一の問題は、スペイン語の文字表記と発音に関する記述が、一箇所に整理してまとめられておらず、時々小出しに説明はあるのですが、それが発音について必要な情報を網羅しているかも分からないことです。CDがあるから、後について、聴こえたままを繰り返せばそれでいいと言う方もいるかもしれません。けれども、母語で耳で聞き分ける必要のない音は、外国語で聞き分けるのが難しいのです。たとえば、次の文では、耳で音の違いを聞き取れず、最初のうちは、間違った発音で練習していました。

1. Buenas tardes.
2. ¿De dónde eres?"
3. Soy de Madrid.

 スペイン語では、子音のdは、語頭およびl、n、dのあとは、イタリア語同様に/d/、つまり日本語のダ・デ・ドの子音と同じ発音でいいのですが、それ以外の場合は、英語のthisのthの発音(発音記号では/ð/)となり、上下の歯の間に、舌を軽くはさんで発音しなければいけないのですが、dの発音は/d/と思い込んでいた上に、/ð/は日本語にはない音であるため、次のイタリア語の説明を、夫の辞典で読むまでは、上の3文のdをすべて/d/と発音して、練習していたのです。

 それが、他に発音の仕方が分からない言葉があったので、夫の西伊・伊西辞典の冒頭にある「スペイン語の発音」の項を見ると、こうあります。

“La pronuncia spagnola
[…] d all’inizio di una parola o dopo l, n, d, si pronuncia come in italiano. Altrimenti si pronuncia come una t interdentale sonora, come th nell’inglese that.”
(“Collins concise Dizionario spagnolo. spagnolo-italiano, italiano-spagnolo”, Boroli Editore)

 これを読んで初めて、上の3文で、青で記したdは、発音が/d/ですが、赤で記したdは、発音が/ð/となるのことに気づきました。

 ほかの子音にも、そんなふうに、読み方がイタリア語と違っていたり、子音の位置や前に来る子音によって読みが変わったりと、やっかいなものがあるので、特に発音に苦労しながら、勉強を続けているところです。

In spagnolo ora posso 1) presentarmi, 2) chiedere come stiano gli interlocutori, 3) chiedere se ci sia una camera libera e che tipo di servizi siano disponibili, 4) contare fino a 20.

A mano mano ho cominciato a capire la relazione tra grafia e pronuncia, ma non è semplice imparare a leggere correttamente le lettere come 'd', 'b', e 'v', perché in spagnolo la pronuncia di queste lettere cambiano a seconda della posizione nelle parole e della lettera che la procede.

LINK
- Amazon.it –“Impara lo spagnolo con Zanichelli”

関連記事へのリンク
- いきなりスペイン語 (2014/8/20)
- スペイン語学習3日目 (2014/8/23)
- 英語から伊語、伊語から葡語・仏語・西語1 (2014/6/13)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-08-28 23:59 | ImparareL2 | Trackback | Comments(8)

映画、『La fine è il mio inizio』

 空も草も木も、そうして、この自分も、すべてが、同じ大いなるものほんの一部であって、互いにつながりあっている。人の間、人と物とを隔てるものなど何もない。そのことを全身で直感することが、悟ることが自分にはできた。そうすれば、戦争や私益を求めることのおろかさ、無意味さがよく分かる。

 昨晩、テレビで映画、『La fine è il mio inizio』を見ました。ジャーナリストとして世界を駆け回り、共産主義革命に失望して、必要なのは自らの心の変革だと気づき、そのための教えを東洋に求めた父親が、死を目前にして、息子に自らの人生と、人生で学んだこと、死を迎えての思いを語る、そういう映画です。

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CAI 00 dal Passo Giovarello verso il Monte Bragalata 16/7/2010

 ですから、父親と母親が暮らす山の家からの青い山々の眺めや緑が美しいものの、映画の大半は父親の語りであり、大きな物語の展開や場面の移動があるわけではありません。けれども、冒頭に掲げた言葉のように、心に響き、熟考を迫られる言葉や教えが、あちこちに散りばめられていました。ただし、冒頭の言葉は、大体こういう趣旨のことが言われていたという大ざっぱな要約です。



 実在のイタリアのジャーナリスト、Tiziano Terzani(1938-2004)が、死を目前に息子の問いに答えながら語った内容が、その死後、2006年に本として出版されたのですが、この映画は、この本をもとに制作されたもので、Terzianiの息子自身も、脚本家の一人として、映画の制作に携わっています。

 「生きている間にしてみたいことはすべてしたから、悔いはない」、「まだ経験していないことと言えば、死ぬことくらいだけれど、これまで無数の人がこの世で経験していることだから、何も大げさなことではない。」

 地球に、宇宙に生きとし生けるものも、大地も海も、本当は大いなる一つのものであるのに、それが分からず、皆が己の利益ばかりを考えるから戦争などが起こるのだと、社会問題にしても、心の問題としても、生き方についても、考えさせらること、教わることの多い映画でした。いつか本をじっくり読んでみたいと思います。

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 写真は、4年前の夏に、アッペンニーニ山脈の高峰を歩いたときのものです。映画の風景を見ていて、山並みがよく似ているような気がしました。(散歩の記事は、こちら

Il film, "La fine è il mio inizio" l'ho visto ieri sera alla tv.
Le parole di Terzani mi hanno fatto rifletter su molte cose.
I panorami delle montagne mi hanno ricordato una nostra passeggiata del 2010.

LINK
- amazo.it – “La fine è il mio inizio” (film DVD)
- amazon.it – “La fine è il mio inizio” (libro)

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by milletti_naoko | 2014-08-27 23:14 | Film, Libri & Musica | Trackback | Comments(10)

茜色はアカネの色

 「あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る」という額田王の歌は、『万葉集』の代表歌として、かつて日本の高校の授業でも教えましたし、ペルージャ外国人大学の日本語・日本文学の授業でも取り上げました。大好きなトラジメーノ湖の夕焼けを形容するのに、「茜色」という言葉もよく使っています。

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Tramonto sul Lago Trasimeno, San Feliciano 22/6/2014

 けれども、この「あかねさす」という枕詞や、「茜色」が、日本で昔から野山に見かけた多年草植物のアカネ(学名 Rubia akane、Rubia argyi )の、その乾燥して赤くなった根で染めた色に由来しているとは、恥ずかしながら、今回、robbiaの日本語名を調べていて、初めて知りました。「アカネ」という名前も、この「赤い根」から来ていると言われているようで、日本では、上代から、アカネの赤い根が染色に使われていたそうです。

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Florario d'Abruzzo2 22/6/2014

 わたしたちが花染めの講座で、赤く染めるために使ったのは、セイヨウアカネ(robbia tinctorum、学名 Rubia tinctorum)の根ですから、日本のアカネとは、同じアカネ属でも種が違い、色もまったく同じではないと思います。

 イタリアで草花染めの講座に通っただけなら、草の日本名にはこだわらず、robbiaとイタリア語で覚えるだけで満足していたことと思います。ブログの記事にしようとして、和名を調べたおかげで、わたしの頭の中に、それまでは離れて存在していた「robbia」、「あかねさす」と「茜色」が、根を染色に用いる「アカネ」を軸としてつながりました。

 失われたパズルのピースが見つかって、ばらばらだった断片が少しずつ集まり、描かれた像が見えてくるように、アカネを知ったおかげで、そうして染色を自分でも体験したおかげで、これからは、額田王の歌や、茜色の空の美しさを、より深く味わうことができるような気がします。

*Rosso di Robbia & Rosso di Akane (Rubia argyi)*

In giapponese la parola, ‘akane-iro’ indica un colore rosso scuro o un rosso arancione e la si usa spesso per indicare ‘rosso di sera’ (foto – tramonto sul Lago Trasimeno). Solo di recente ho scoperto che ‘akane-iro’ è il colore (‘iro’) ricavato dalla pianta, ‘akane’ (Rubia akane o Rubia argyi) con le radici della quale si tingevano tradizionalmente i tessuti in Giappone. Inoltre, dicono che il nome di ‘akane’ deriva dal colore rosso (‘aka’) della sua radice (‘ne’) essicata.

La parola ‘akane’ si trova anche nell’espressione ‘akane-sasu’ che veniva usata in diverse poesie del “Man’yoshu”, la più antica antologia poetica esistente in giapponese che contiene le poesie scritte dal 450 al 750.

Solo ora ho saputo tutto questo grazie all’esperienza della tintura con la robbia, la controparte occidentale di ‘akane’!

関連記事へのリンク
- 草花で赤く彩り染め上げる ~Florario d'Abruzzo2
- フランス語と記憶のパズル

参照リンク
- weblio.jp - 薬用植物一覧 - セイヨウアカネ
- ウィキペディア日本語版 - アカネ
- goo辞書 – あかね【茜】
- goo辞書 – あかねいろ【茜色】
- it.wikipedia – Rubia (Robbia)

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by milletti_naoko | 2014-08-26 23:59 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(6)

草花で赤く彩り染め上げる ~Florario d'Abruzzo2

 今月は、3日間、アブルッツォの元修道院で、植物を使って、布を染めると同時に、草や葉、花の形も布に写し取る技術を学んだのですが、皆の顔が一番輝き、一番歓声が上がったのは、

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Corso di stampa naturale su tessuto Florario d’Abruzzo
Foto dell’Ostello sul Tratturo 14/8/2014

美しい紅色に染まった布を、開いているときでした。

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 布を赤く染めるには、乾燥させたセイヨウアカネ(robbia tinctorum)の根を使います。染める準備ができた布を入れて、60~75度で煮立てれば、きれいな赤になるけれど、水温がそれ以上に高くなると、レンガのような茶色になってしまうので、注意が必要だと教わりました。

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 そして、日本のヤエムグラ(Galium spurium var. echinospermon)の親戚である、この セイヨウカワラマツバ(caglio、学名Galium verum L.)の根も、アカネ同様に、赤い染料になるということで、講座の最終日には、村はずれの野原に、このヤエムグラを探しに行きました。 

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 細くて長い根は、地面の中にある上に、途中で切れてしまいやすいので、掘り出すには注意が必要です。

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 こうして掘り出した根も、この日、布に模様を描き出すのに、使いました。イタリア語でcaglioと言うと、チーズを作るために牛乳を固める凝乳酵素(レンニン)を指すことが多いのですが、この植物は、かつては、赤い染料として利用されると同時に、凝乳する(cagliare)ためにも使われていたため、俗名をcaglioと言うそうです。

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 たとえば、アブサンで染めたこちらの黄色い布の中央部分には、赤い細い線で描かれた模様がいくつかありますが、これはすべて、ヤエムグラの根を置いていたところが、赤くなっているのです。
 
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 乾燥したアカネの根を1時間半水に浸しておいたあと、布を入れて、60~75度で2時間煮込み、布が真紅に染まりました。

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 赤色の魔法で、どの布もきれいに染まり、皆が自作のできばえを喜んでいました。こんなふうにセーターに、葉や根を使って、きれいに花を描いた作品もあります。

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 早く乾くように外に干しながら、他の人の染め上げた布を見て、感嘆し、勉強します。

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 わたしも今回の自分の作品の中では、アカネの根で染めたこの布が、一番気に入りました。わたしもヤエムグラの根を使っています。目を凝らされると、赤い細い線がいくつか上下に走っているのがお分かりかと思います。

✿Rosso - Robbia, Caglio & Passione✿
Corso di stampa naturale su tessuto Florario d'Abruzzo parte 2
con Michela Pasini e Sheila Rocchegiani
@ Ostello Sul Tratturo, Navelli (AQ), Abruzzo

Bel colore rosso grazie alle radici di robbia e di caglio.
In campagna abbiamo raccolto diverse piante
per tingere e decorare i tessuti.

関連記事へのリンク
- 草花で布を彩り染め上げる / Corso di stampa naturale su tessuto Florario d’Abruzzo
- 茜色はアカネの色 / Rosso di Robbia & Rosso di Akane
↑↑ イタリア語でrobbiaと呼ばれる植物が、赤い染料として用いられることは知っていたのですが、今回記事を書くにあたって、このrobbiaの和名が「セイヨウアカネ」であることを調べ、そうして初めて、植物のアカネを用いて染めた色を、茜・茜色と呼ぶのだと知りました。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-08-25 23:41 | Abruzzo | Trackback | Comments(6)

わたしはだれでしょう

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皆さん、はじめまして。
Buongiorno a tutti!


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 さて、わたしはだれでしょう?
Chi sono io?
Potete indovinare?


~8月25日朝 答え~

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実は、シロの子どもなんです。
E' un bambino della nostra gatta, Shiro!
E' bello e carino come la sua mamma.


 わたしたちの留守中に生まれていて、白くてかわいいという話は、義父母から聞いていたのですが、これまでは、畑の奥にある掘っ立て小屋の、農作業道具などがごちゃごちゃと積み重ねた中にいたため、昨日の朝、初めて見ることができました。物置小屋と化しているこの小屋に、シロが足を運ぶのはなぜだろうと、興味を持ってのぞいた義父が、この子猫を見つけました。

 顔つきがなんだかライオンのようだという印象を受けたのですが、色もきれいな白い色で、お母さんに似て美人です。これまで物陰で、母親だけに会って暮らしていたのが、昨日の昼には姪たちも歓声を上げながら、子猫を見に行ったので、少しずつ、ヒトの顔やヒトの存在にも慣れていくことでしょう。

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 黒猫の子どもたちもすくすくと育っていて、今では階段も上れるようになりました。わたしたちが住む家のテラスは、この階段を上がったところにある庭に面しているため、子猫たちが眠る畑の奥からは、かなり歩いて上ったところにあります。それでも最近はたまに、遠出をして来た子猫たちを、テラスで見かけることがあります。

 シロが赤ちゃんといっしょに、うちの窓辺までやって来る日が楽しみです。

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by milletti_naoko | 2014-08-24 23:09 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(10)

スペイン語学習3日目

 8月21日水曜日に入門書、『Impara lo spagnolo con Zanichelli』を購入し、翌日スペイン語学習1日目は家事をしながら、入門書に付属しているCD2枚を一通り聞いてみました。

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 「スペイン語は、中国語に次いで、世界で二番目に母語話者の多い国です」などといった冒頭の説明は興味深いものの、録音された音声の中に、イタリア語が多いのが気になりました。これまで使ってきたイタリア人向けの外国語の入門書では、CDの音声がほとんど学習対象である外国語だけだったので、よけいにそう感じるのでしょう。

 特に最初の課で、「Ciao, come va? Hola, ¿qué tal?」といった具合に、イタリア語のあいさつの言葉に続いて、スペイン語で該当する言葉が収録されていたのには、辟易しました。長い会話やあいさつも、イタリア語とスペイン語は、語彙や文法もよく似ているため、これまでの教材と同様に、スペイン語の音声だけを聞きながら、そのリズムや会話全体の流れの中の抑揚を学び、同時に、入門の段階から、白紙の状態で言われていることの概要を推量する訓練がしたいと考えていたからです。ただ、2枚のCDを通して聞いてみると、こんなふうにイタリア語の訳がスペイン語の表現の直前に収録されているのは最初の方だけだったので、ほっとしました。あとの課になると、イタリア語で話されるのは、各課の題名のイタリア語訳および、直後にスペイン語で話される会話の簡単な状況説明と、その会話を聴くときに留意すべき点だけでした。ゆっくり分かりやすく話しているためもあるのでしょうが、先にイタリア語で、会話の状況を簡単に説明しているので、まったくスペイン語の教科書を読んだことがない状況でも、会話の内容が推測できる部分がかなりありました。ちなみに2枚のCDの収録時間は、52分29秒と45分52秒です。

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 そうして、こちらの本、『世界の言語ガイドブック〈1〉 ヨーロッパ・アメリカ地域』で、スペイン語について、概要を説明した16ページを読みました。この本では、欧米の主要22言語について、(以下、「まえがき」より引用)

内容は「概説(分布・使用人口・系統・歴史など)」「音と文字」「文法の特徴」「語彙の特徴」「参考図書」に絞り、主として《人の名前》《挨拶の言葉》《数詞》という3つのトピックを扱う「知って得する○○語情報」の欄では、肩の凝らない実用的な話題を提供して

います。

 スペイン語については、世界でスペイン語が母語として話されている国を挙げ、地図で示してあり、スペイン語の歴史についても2ページにわたって詳しく説明されていて、興味深く読みました。「音と文字」の項では、イタリアでは七つあり、フランス語では数が多くて頭を悩ませている母音が、スペイン語では日本語同様、五つしかないと知って安心しました。スペイン語のuが、日本語のウとは異なると書かれているのですが、これはイタリア語のuについても言えることです。イタリア語の/u/は、両唇を丸めて前に突き出し、かつ舌を口の後方へと引いて発音する音だとは、イタリア語音声学の授業で、12年前に学んでいます。そして、「疑問符と感嘆符を文頭にもつけるのはスペイン語の特徴である」と読んで、驚きました。スペイン語の文で、変な記号を見かけたけれど、あれは、疑問符や感嘆符を、文頭にも逆さまにしてつけていたのだと、初めて知りました。

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『ロマンス語文献学・言語学』の大学時代のノートから

 「文法の特徴」や「語彙の特徴」の項は、これから学ぶスペイン語について、スペイン語同様に俗ラテン語から発展・変容を遂げて生まれたロマンス言語であるポルトガル語・カタルーニャ語・フランス語・イタリア語やラテン語、そして、英語と対比しながら相似点や違いを説明していて、とても興味深かったです。「スペイン語の歴史」の項にも、イスラム文化の強い影響や長いイスラム支配について書かれていたので、語彙についても、「他地域のロマンス語よりも多数のアラビア語起源の語彙が借用語として入っている」と読んで、なるほどと思いました。

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 イタリア語やスペイン語などが、俗ラテン語から発展して生まれていく過程で、それぞれの言語で、母音体系や子音体系がどのように変遷したかは、ペルージャ外国人大学のFilologia romanzaの授業で学んだのですが、このときの授業で学んだことや、復習と試験勉強のために作成したこうした一覧表が、今、フランス語やスペイン語を学ぶにあたって、役に立っています。たとえば、俗ラテン語で語頭にあったcl-は、フランス語ではそのままだけれど、イタリア語ではchi-、スペイン語ではll-(発音は/ ʎ/)と知っていたので、今日自分の名前の言い方を勉強していて、イタリア語ではMi chiamo…であるのに対し、スペイン語ではMe llamo…となると知ったときも特に驚かず、なるほど昔教わったとおりだと思いました。

 スペイン語学習2日目の昨日は、スペイン行きの航空券の購入やそのための連絡に、かなり時間を取られたので、家事をしながら、入門書の付属CDを1時間ほど聞き流し、入門書の目次に目を通し、「はじめに」を読んだだけです。全25課あり、目次には、たとえば「Unità 0 - Antes de empezar / Prima di cominciare. Salutare le persone, dire come vi chiamate e chiederlo agli altri, chiedere chiarimenti, dire arrivederci」といった具合に、各課でどんなことができるようになるかが簡単にまとめられています。第25課のところまで目を通して、レベルとしては、この1冊で到達できるのは、一通りの勉強ではA2、みっちり勉強をしてもB1だろうということが分かりました。

 三日目の今日は、7ページあるUnità 0のうち、最初の4ページだけ、CDを聴き、後について発音することを3・4度繰り返し、問題の答えを本に書き込みながら勉強しました。具体的な学習内容は、日常生活におけるあいさつや、名前の聞き方、相手の説明が聞き取れないときに聞き返す方法などです。あいさつと言っても、別れのあいさつのページまでは、まだ進んでいません。

 というわけで、ぼちぼちとスペイン語の勉強を進めています。記事の冒頭に、「¿qué tal?」と書いたのですが、このスペイン語特有の逆さまの疑問符をどう入力していいか分からないので、コピーして貼るためにインターネットで検索していたら、スペイン語学習講座のYouTube映像がいろいろと見つかりました。

 中でも、次の映像は、ちょうどわたしが今の課で学んだことを中心に、これから学ぶ内容もいろいろと含んだ会話で構成されているのですが、話す人の表情や身ぶりと共に、話されている言葉が文字としてすべて画面に現れるので、とても勉強になります。



 ありがたいのは、入門書やそのCDと違って、イタリア語の訳や説明が、スペイン語の会話や表現に先立たないことです。おかげで、初めて耳にし、目にする表現も、話されている状況や、イタリア語・フランス語などの知識から、意味を想像することができます。まだ習っていない表現も多いのですが、他のロマンス諸言語との類似のおかげで、65パーセントほどは、一度見聞きしただけで、内容が把握できたのではないかと思います。

 『Impara lo spagnolo con Zanichelli』は、これまでに使ったイタリア人向けの入門書と比べると、会話が短く、使用語彙もしぼりこまれているという印象がありますが、逆に、無理をせずに学習し、学んだ内容をできるだけ身につけることが可能で、実用性は高いかもしれません。ポルトガル語の入門書は、第1課のあいさつから会話が非常に長く、学習する文法事項も多く、仮定文まで3種類すべてが学習内容に含まれていたように思うのですが、一冊終えるのに必死で、定着度は今ひとつで、ポルトガルに着いてから2週間ほど経つまでは、相手が言うことを聞き取るのにも、言いたいことを言うのにもとても苦労したように覚えています。フランス語のイタリア人向けの入門書も、同様に第1課から会話が2ページにわたり、学ぶ語彙・表現も文法事項も多すぎて、初めて勉強してから2年半経った今も、最初の数課しか終えていません。それぞれの課の内容があまりにも多すぎて、結局先に、日本語で書かれた入門書を2冊終えました。

 最後に、今のところ、全般的には、ザニケッリの入門書はよくできていると思うのですが、スペイン語の発音について、この文字やつづりはこう読むという説明が初めにいっさいなく、順を追って少しずつ説明はあるものの、まとめて表記と発音の関係について書いたところがないのが残念です。「CDの音によく耳を傾けよ」ということなのでしょうが、自分自身の母語で弁別機能がなかったり存在しない音は、いくら耳に入り、耳をよくすませても、きちんと聞き取ることが難しいからです。幸い夫の持つ西伊・伊西辞典に、そういう説明が一ページにまとめられている上、発音記号で読みを記した単語が多いので、入門書のこうした問題点は、今のところ辞書を活用することで補っています。わたしは、カタカナ表記を利用した外国語の発音の学習にも反対なのですが、だからと言って、発音記号も発音の仕方の説明がまったくないのも困ります。それは、最初に間違って覚えてしまったこと、いいかげんに身につけてしまった発音の癖は、後から修正するのが非常に難しいからで、カタカナ表記を利用した学習も、自分が耳で聞き取れる範囲で音をまねる学習も、学習の初期に、不正確な誤った発音を身につけてしまうことにつながるからです。

 話がそれましたが、というわけで、スペイン語の勉強をぼちぼちと始めています。9月22日にはスペインに移動するので、出発前に学習にできるのは、1か月だけです。これからも頑張ります。

Oggi ho imparato a "salutare le persone, dire come vi chiamate e chiederlo agli altri, chiedere chiarimenti" (citato dal sommario") in spagnolo.

Buenas noches!

Circa dieci anni fa durante le lezioni della Filologia romanza abbiamo imparato come il vocalismo e il consonantisomo si sono trasformati dal latino volgare a diverse lingue neolatine e questa conoscenza mi aiuta molto a studiare il francese e lo spagnolo. Per esempio, abbiamo imparato che il nesso CL- in latino volgare rimane tale in francese, ma diventa CH- in italiano e LL- in spagnolo. Quindi non mi sono sorpresa quando ho scoperto che in spagnolo si dice 'Me llamo...' per dire 'Mi chiamo...'.

関連記事へのリンク
- いきなりスペイン語 (2014/8/20)
- 英語から伊語、伊語から葡語・仏語・西語1 (2014/6/13)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-08-23 23:10 | ImparareL2 | Trackback | Comments(6)

航空券を買いました

 昼前からインターネットで情報を集め、昼食後に夫と話し合い、夕方、駅前の旅行会社にも足を運んだあげく、結局、スペイン行きの切符は、午後7時半になって、ようやく往復分を、イベリア航空のサイトで購入することができました。

f0234936_7115462.jpg

 わたしは先週から格安航空券のサイトでローマ発の便を調べていて、先週末には、まだ一人片道100ユーロ前後でも購入できるサイトがありました。ただ夫が、リミニの友人たちといっしょにボローニャから出発したがっていた上、全行程を巡礼できるだけの有給休暇が確保できるかどうか分からないと言っていたので、購入は控えていました。

 週末に友人たちが切符を購入し、友人二人が予約したのが、ボローニャ発マドリード乗換えのイベリア航空の便だと知って、わたしたちは、「マドリードとスペインの空港間」だけ、友人と同行することにして、ローマ発着の飛行機を利用することに決めました。初めて調べたときから1週間が経過した今日は、格安航空券会社の料金と、イベリア航空自身のサイトでの料金に、ほとんど値段の差がありません。

 アッシジの観光学の講座で、先生が、「航空券やホテルは、旅行会社を通じて予約した方が、手数料を加算されても、旅行会社が切符や部屋を大量に安く購入しているために、安くなる場合もある」と言っていたのを思い出して、値段を比べようと、オンライン購入前に、旅行会社にも一つだけ行ってみました。スペインの航空会社でもあることだし、旅行会社の方が値段が安ければもちろんのこと、10~20ユーロくらいなら、手数料などで高くなっても、安心できる旅行会社に任せようと考えていたのです。

 わたしたちが希望する日時・区間の往復料金は、イベリア航空のサイトでは、一人あたり約320ユーロでした。旅行会社では、最初は「一人往復340ユーロですね。」とのことで、一人一つまでの荷物の預け入れも料金に含まれていると聞いて、差が20ユーロぐらいなら、ここにお願いしようと考えていたのです。ところが、店長が、「もっと安い料金が他の便でないか調べてみましょう」と調べたあげく、「ああ、この往復340ユーロというのは、片道の荷物の預け入れ料金を忘れていたので、それを加算すると、400ユーロになります。」と言うではありませんか。イベリア航空のオンライン予約では、預け入れ荷物一つがあるとないの差は、15ユーロです。そうして、わたしがあらかじめ家で、預け入れ荷物一人一つを想定してはじき出した往復料金が320ユーロでした。最初は340ユーロと言っていたのに、何だかぼったくりではないかという気持ちになり、結局、仮押さえだけしてもらって、うちで考えますということにして、うちに帰ってから、イベリア航空のサイトで購入しました。

 イベリア航空の切符は、オンラインで購入したことがないので、何かトラブルがあるかもしれないと思って調べると、「うっかり二度ボタンを押したり、戻れを押してしまったりして、同じ航空券を二重に購入するはめになった」というコメントが、イタリア語でも日本語でも見つかりました。うっかり「戻れ」を押して、二重に注文してしまったことは、わたしは過去に一度、カレンダーか何かの注文で経験しています。イベリア航空のサイトでのオンライン購入に関しては、他にも、「サイトが重たくて、ページがなかなか変更せず、それで二重に購入してしまった」とか、それで「電話で問い合わせても、だれも出ない」し、「メールの問い合わせへの返事に、1週間以上かかった」という言葉があります。そして、イベリア航空に限った話ではありませんが、「パスポートに記載された氏名に一文字欠けているなど、入力情報が間違っているために、搭乗を拒否される」という記述もあり、読んでいるうちに、オンライン購入をする度胸が欠けてきました。それにしても、2人分の往復料金が、店で買えば800ユーロ、オンラインなら640ユーロで、160ユーロもの差があります。

 というわけで、パスポートや書き写した便の情報を手元に置き、何度も何度も確認し、時には確認しすぎて、「時間が経過しすぎたので、最初からやり直してください」という画面にも出会いつつ、午後7時半にようやく予約・購入を完了しました。

 イベリア航空は、2006年秋にポルトガルを訪ねたときにも利用していて、そのとき、リスボンへの到着と荷物が来るのがひどく遅れたため、予約していた宿がすでに閉まっていて、ブラジルからの移民であるタクシーの若い運転手さんに、町じゅうの心当たりのある宿をいくつかいっしょに訪ねてもらったあげく、何とか宿が見つかったという苦い思い出があります。たまたまバイクか車のレースの前日で、ほとんどの宿が満室だったとうことで、ようやく見つかったその部屋は、1泊二人35ユーロと安くはあるものの、バス・トイレは共同で、ベッドが、細い夫と小さいわたしでも、二人で寝るのが難しいほど小さいものだったのです。リスボン出発前に泊まった宿も、階段を93段上らなければいけないという、なかなか厳しい条件ではあったのでありますが。

 わたしの義弟の奥さんはエクアドル出身で、さらにその姉妹も二人、ウンブリアに住んで働いています。3人とも、エクアドルに帰省する際に、よくイベリア航空を利用するので、突然のストライキなどによる、時にはホテル泊も余儀なくされるような遅延の話も、よく聞いています。そうではあるのですが、巡礼の出発地点に近い空港まで行けるのは、イベリア空港くらいだということと、同行する友人たちがすでにイベリア航空の便を予約していたということもあって、今回はこのイベリア航空を利用することになりました。イタリア語でいうSan Giacomo、スペイン語で言うサンティアーゴのご加護で、飛行機が予定どおり、目的地に到着しますように。

f0234936_712334.jpg

 これは、2年前にパリからイタリアに戻るとき、アリタリアの飛行機からシャルル・ド・ゴール空港を撮影した写真です。「あのとき、空港で何枚か写真を撮ったから、もしかしたらイベリア航空の飛行機が写っているかもしれない」と探していたら、見つかったのは、こんなあられもない後ろ姿が、小さく写った写真だけでした。冒頭の写真は、この写真の一部を拡大したものです。

 航空券と言えば、8月18日の晩にブログのコメント欄に連絡があり、とすかーなさんに続いて、Onopyさんも、紙の滞在証で何事もなく、フィンエアーで日本を発ち、フィンランド国境を通過して、イタリアに戻られたとのことです。6月にフィンランド国境警備から、「紙の滞在証でも通過できます」との回答があって以来、これで、二人の方が無事に日伊間を、フィンエアーで往復されたわけで、わたしも安心しました。

Stasera finalmente ho acquistato i biglietti d'aereo per andare in Spagna per fare un mini cammino di Santiago de Compostela!

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-08-22 23:59 | Viaggi | Trackback | Comments(4)

いのちの輝き ~仏映画、『世界の果ての通学路』

 今夜、ペルージャで野外上映されたこのフランス映画を見て、感動しました。

f0234936_721488.jpg

 イタリア語版の題は、『Vado a scuola』で、世界各国の子供やその家族たちの言葉は、ほぼすべてイタリア語に吹き替えられていましたが、フランス語の原題は、『Sur le chemin de l’école』で、今YouTubeでその予告編を見ると、



登場する人々の実際の声が聞こえ、フランス語字幕がついています。

 日本、イタリアなど、「豊か」と言われる国々のすべての子供たちに、親たちに、大人たちに、ぜひ見てほしい映画です。人生の、そして、暮らしの本当の豊かさとは何か、生きるとはどういうことかを、岩がちの山や野生動物のいる草原を越え、約20kmの道のりを進んで学校に向かい、瞳を輝かせて夢を語る主人公の子供たちが教えてくれます。

 日本語版の予告編およびイタリア語版の予告編も合わせてご紹介しておきます。



 
Un film bellissimo e commovente

- Se tutti i bambini e tutti gli adulti dei Paesi cosiddetti 'ricchi' vedessero questo film, si commuoverebbero, imparerebbero molto sulla vita come me e il mondo migliorerebbe.

- Sull'articolo ho messo i link per i trailer del film in francese, in giapponese e in italiano.

LINK
- Amazon.fr – “Sur le chemin de l'école” (DVD)
- Amazon.it – “Sur le chemin de l'école” [Edizione: Francia] (DVD)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-08-21 23:59 | Film, Libri & Musica | Trackback | Comments(4)


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