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Passato

 イタリア語のpassatoという言葉は、「過去」という意味がよく知られていると思いますが、「野菜などを煮て裏ごししたスープやポタージュ」という料理名としても、使われます。

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 passatoの持つこの二つの意味をうまく利用して、ジョルジョ・チェルクエッティ(Giogio Cerquetti、下記リンク参照がこんなことを言ったそうです。

  “L’unico passato che fa bene alla salute è il passato di verdure.”

 日本語の「過去」という言葉には「スープ」という意味がないので、この表現は、日本語には完全には訳せませんし、おもしろみや機転も伝わりません。あえて日本語とイタリア語を混ぜて訳すと、

  「健康にいい唯一のpassatoは、野菜のpassatoだけだ。」となります。

 「過去に起こったできごと(passato)にとらわれすぎていては、未来に向かって今を生きることができないので、過去という意味でのpassatoは健康を害するだけだ。もし健康にいいpassatoがあるとすれば、それは野菜のpassato(スープ)だけだ。」と言っているわけですが、「過去にしばられるな」ということを、passatoの持つ二つの意味を掛詞のように、だじゃれのように使って、笑いを誘いながら、かつ心にも頭にも残る、いいことを言っているなと思います。

 人はとかく過去にしばられて生きるものであると同時に、現代は、過去が、生年月日や出生地などの自らの過去に関する情報がなければ、生きていくのさえ難しい時代です。こんな人生など嫌だと、姿をくらまして、別人として生きようとした小説の主人公、マッティーア・パスカルや、駅で暴漢に襲われ、記憶を失って自分の名さえ覚えていない、映画、『過去のない男』の主人公が、過去がないばかりに、本当の自らがだれかを証明できないばかりに、愛や夢をあきらめたり、仕事さえ得られなかったりするのは、そういう現代社会の不条理を描くためだと思います。(下記リンク参照)

 自分の過去を受け入れ、お世話になった人たちに感謝してと、過去は大切なものではありますが、心をむしばみ、後ろ向きにし、人を恨んでしまうような過去の記憶であれば、振り払ってしまった方が、健康にいいと、チェルクエッティは言っているのでしょう。夫は、この言葉を、チェルクエッティ自らが言ったのを覚えているそうですが、わたしは、Deepak Chopraの講座(下記リンク参照)16日目に、PujaCristinaが引用したのを聞いて、「おもしろい、いいことを言うな」とは思ったのですが、かつて聞いたであろうことは忘れていました。この日の講座で自らの心に言い聞かせなければいけないことは、”Lascio andare e il mio cuore è in pace”でした。「わたしは、過去に執着せず、苦い思い出や負の感情から、自らを解き放つ。わたしの心は安らいでいる。」ということでしょう。チェルクエッティの言葉と、このチョープラの教えを、共にしばしば思い出して、心に留めたいと思っています。

 写真は、今日の昼食に作ったカボチャのポタージュです。ちなみに野菜などを裏ごししたスープやポタージュを指すイタリア語は、passato以外にもいろいろあって、レストランや料理サイトによって、同じような料理が、passata、crema、vellutataなど、違う名前で呼ばれています。

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Oggi per pranzo ho fatto un passato di zucca. Era buono e
ci avrebbe fatto anche bene come dice Giorgio Cerquetti:
"L'unico passato che fa bene alla salute è il passato di verdure."
Queste parole, oltre a farmi sorridere, mi aiuteranno
a interiorizzare l'insegnamento di Deepak Chopra:
"Lascio andare e il mio cuore è in pace". Andiamo in pace!
****************************************************

関連記事へのリンク
- ほっこりカボチャのポタージュ (30/12/2013)
- キスと抱擁、ほめ言葉~ジョルジョ・チェルクエットおすすめの心身の栄養剤 (13/11/2013)
- 鏡を見るたび ~Deepak Chopra 21 Giorni di Meditazione. Relazioni Miracolose (10/2014)
- 半過去、イタリア語・フランス語 (10/4/2013)
- イタリア語学習メルマガ第28号、「小説、『Il fu Mattia Pascal』~過去を捨てた男」
- 映画、『過去のない男』 / Film, “L’Uomo senza passato” (22/7/2014)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-10-31 21:42 | Vivere | Trackback | Comments(4)

高いのか高くないのかそのみかん

 昨日、ペルージャの町はずれにあるNaturaSìというスーパーを初めて訪ねました。農業や健康への関心からも、日頃から有機食品を買うように心がけていて、有機市場に足を運び、スーパーでも有機食品を選ぶようにしてはいたのですが、恥ずかしながら、有機食品・製品を専門に扱うスーパーがあることも、そのチェーン店がペルージャにあることも、つい最近知ったのです。豆腐の記事を書いたとき、友人がこの店について教えてくれた上、その店の話をすると、日本語の生徒さんも、夫婦でしばしば通っている店だと言うではありませんか。

 野菜や果物はびっくりするほど高く、ふつうのスーパーに比べると、有機であるということもあって、値段がかなり高めですが、豆腐を使った菜食主義者用の惣菜や、輪日本の食材など、イタリアではふつうの店でも高いものについては、同じような値段で売られています。生姜は、わたしが足を運ぶスーパーでは最近値上がりして、以前は1kg3ユーロ弱だったのが、4ユーロ、5ユーロ近い値段に跳ね上がりました。しかも、見つかるのは、土壌汚染と安全性が問題になっている中国産の生姜ばかりです。それが昨日この店では、有機栽培のペルー産の生姜が、1kgあたり9.65ユーロだったか、かなり高い値段で売られています。見ると、とても新鮮そうです。ふだんから、せっかく生姜が健康にいいとは言っても、健康に有害な物質を有しかねない生姜では、いくら厚めに皮をむいても、安心できないような気がしていたので、生姜は思いきって、購入しました。量り売りのところを、新鮮なうちに使えそうな量だけ購入したので、100g弱、90セントです。

 しょうゆやたまり、豆腐、ごま塩、糸こんにゃく、白みそを初め、ワカメや昆布、ひじきまで置いてあり、しかも、すべて有機食品というのが、ありがたかったです。しょうゆと絹豆腐はGiòで、固い豆腐はCoopで、味噌や昆布、ひじきはChicco Integraleで、つい最近購入したばかりだったので、ここでは、試してみる意味で、日本の食材としては、初めて見たメーカーの豆腐一箱と、ワカメ(50gが5.99ユーロ!)を購入しました。ちなみに、昨日今ここに掲げた最近買った和の食材は、森永の絹豆腐を除いて、すべてが有機食品です。値段がおそろしく高いのですが、それについては、またいつかご報告するつもりでいます。

 カレーやオレガノなどのスパイスは、スーパーで見かけるものに比べると倍近い値段ではありましたが、少しずつだけ長く使うものだと思って購入しました。他にも食器洗い用洗剤など、合計37ユーロあまりの買い物をしました。他店に比べて、値段がべらぼうに高いのは、特に野菜や果物で、ものによっては、他店の倍ほどするのではないかと思います。ただし、Coopでも、有機の野菜や果物は、同じものでも有機でないものよりもかなり割高なので、うちでは、義父や夫が有機栽培で野菜を育ててくれているので、たいていのものは、うちの畑で採れるのがありがたいです。畑で採れない野菜や果物も、最近他の店で買ったばかりだったのですが、愛媛県に長く過ごしたわたしは、ついつい山積みにされたみかんに、心を魅かれてしまいました。日本の冬にこたつに入って食べるみかんが、どれほどおいしかったことか。転勤をして、三つの愛媛県立高校で教えたのですが、どの学校にも、自分や親戚がみかん山を持っている同僚がいて、冬の間は、職員室の中央テーブルの上に、しばしば、みかんでいっぱいの箱が置かれていて、好きなときに取って食べてもいいという、ありがたい環境でした。ただ、そのみかんの値段が、うろ覚えですが、確か1kg3.98ユーロだったのです。ふだん冬にスーパーで見かけるみかんの値段は2ユーロ強なので、これは高すぎるという思いと、まだみかんの時期には早いのではないかという思いから、すぐに買うのをやめました。

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 それなのに、わたしが店で迷わず買うことを決めたのは、こちらのチョコレートです。有機で、カカオの含有率が70パーセント以上で、オレンジ風味の板チョコレート100gが、2.29ユーロとはこれは安いと、チョコレート祭り以来、すっかりチョコレートを口にする習慣がついてしまったわたし、そして、100gどころか50gのチョコレートが5ユーロという値段に、祭りで見慣れてしまったわたしは、すぐに感じました。そうして、おいしそうと、すぐに買い物かごに入れました。

 昨晩家に帰ってから、このチョコレートを食べると、オレンジの風味がたっぷりで、それはもうおいしいのです。なんとオレンジの精油を使ってあると、袋に書かれているではありませんか。カカオの含有量が多ければ、大豆レクチンは必要ないんだよと、ぺルジーナのチョコレート工場で働く義弟からも聞いていたように、レクチンも添加されていません。

 ただ、おいしいおいしいチョコレートを安く買えたと喜びながら食べていて、ふと気づきました。安いように感じるけれど、そうして、実際これだけ高品質のチョコレートとしては、この値段は安いのだけれども、有機栽培のみかんと比べてみると、法外な値段だと思って、すぐに買わないことにしたあのみかんよりも、ずっと高いではありませんか。みかんの正確な値段は覚えていませんが、この100gのチョコレートを買うお金で、少なくとも500gのみかんを購入することができて、チョコレートよりもずっと長く楽しんで食べることができたはずです。いくらブラックチョコレートやカカオが体にいいと言っても、旬のみかんだって健康にいいし、何より郷愁を誘うみかんが、有機栽培なので、安心して食べられたのに。チョコレート祭りでは、露店の若者の巧みな売り込みに、50gが5ユーロもするチョコレートを買い、ほとんどためらいもしなかったというのに。

 同じ食べ物なのに、そうして、どちらも好きな食べ物であるのに、チョコレートかみかんかというだけで、値段を高いと感じる基準が、買うか買わないかを決める値段の基準が、ここまで違うものかと、後からですが、我ながら唖然としました。夫に言うと、「でも君は、みかんを買っても、チョコレートは同じように買っただろう。」と笑います。わたしの運転・駐車技術では、一人で行く自信があまりない場所にある店ではありますが、冬の間に、もしまた行く機会があったら、そのときはきっと、あのみかんを買おうと、心に決めたのでありました。

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=Misterioso funzionamento del cervello umano=

Amo i mandarini, in inverno in Giappone
ne mangiavo talmente tanti,
anche perché abitavo in Ehime,
famosa per la produzione dei mandarini.
Nonostante ciò l’altro ieri in un supermercato
non ho preso i mandarini bio.
Costavano 3,98 euro al kg, mi sembravano troppo cari.
Invece, questa tavoletta di cioccolato fondente all’arancio
- di cacao minimo 70%, bio, 100g e 2,29 euro –
sembrava molto economica anche in confronto ai
cioccolati che abbiamo visto e comprato nell’Eurochocolate
e l’ho acquistata senza pensare due volte.
Ebbene, il cioccolato era squisito.
Però pensandoci bene, con 2,29 euro
avrei potuto comprare 575g di mandarini.
Il cioccolato l’abbiamo già finito ieri, ma
i mandarini sarebbero ancora rimasti.
A peso costavano molto molto meno,
ma non ci sono arrivata prima, anche se
mi piacciono i mandarini quanto il cioccolato.
Quindi mi ha offuscato il giudizio
non la gola ma magari lo schema mentale
sui prezzi il quale è meno flessibile e
non riusciva a confrontare i prezzo al peso
degli alimenti appartenenti a diverse categorie.
Ora l’ho imparato e per la prossima volta
prenderò i mandarini!
***********************************************

LINK
- NaturaSì. Il supermercato bio – Negozi - Perugia
↑↑ Info - indirizzo, mappa, orari, come arrivare con l’autobus ecc.

関連記事へのリンク
- 異国で和食は高くつく (18/11/2010)
- モヤシが食べたければ (8/9/2014)
- ローマでそば発見! (14/11/2011)
- 白トウフのパスタと豆腐・しょうゆ選び (20/10/2014)

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by milletti_naoko | 2014-10-30 22:59 | Gastronomia | Trackback | Comments(6)

世の中どこへ行く

 先週土曜日に、シビッリーニ山脈のふもとにあるマルケ州の村、ヴィッソを訪ねたときのことです。トラットリーアで食事をしていると、小さな女の子が窓際に行ったかと思うと、床に腰を下ろし、そのまま長い間、手にした携帯電話から顔を上げません。

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Visso (MC), Marche 25/10/2014

 そのうちわたしたちの料理が運ばれてきたので、その子のことは忘れて、食べていたら、今度はどこからか子供の泣き声が聞こえてきました。なかなか泣きやむ気配がありません。

 レストランなどで、近くの席に、いつまでも泣きやまない子供がいて、親御さんが困っているときは、見知らぬ子でも、手近にある紙で鶴などを折って、その子の顔の前で、紙の鶴を飛ぶように動かしてみることがあります。そうすると、たいていの子供は、すぐに泣きやんで、鶴を見つめたり、うれしそうに手で持って自分で動かしたりします。このときもわたしは、「すわ出番か」とばかり、フォークやナイフが入っていた紙袋を破って折り紙代わりに折り始めました。

 ところが夫が言うには、泣いているのは(折り紙で喜ぶ年齢を過ぎた)大きい子供で、携帯電話のゲームで遊びたいのに、父親が「電話は車に置いて来たから、今は我慢しなさい。」と言うので、泣きやまないとのことです。そうして、その子が父親の言うことを聞き入れないのも、他のテーブルに座る同じくらいの年齢の子供たち二人が、携帯電話でゲームをしているのが見えるからだろうと言うのです。

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 それを聞いて、9月に姪が堅信(cresima)の祝いに受け取った品の中に、高機能の携帯電話やタブレットなど、わたし自身手にしたことも使ったこともないようなハイテクの贈り物が多かったことを思い出しました。わたしたちが子どもの頃に、コマ回しや木登りを学んだように、この子たちは幼い頃からこういう機器を使って、そのうちまるで身体の一部のように、使いこなせるようになるのだろうとか、親が反対でも、同級生や友人たちが皆持っていると、結局は与えざるを得ない状況になるのだろうとか、そのときに、大人どうしの間で、そんな話をしたのを覚えています。

 友人たちと大勢で集まるときには、子供のいる友人が子供を連れてくることも多く、そういう子供たちが、大人たちの間で退屈するということもあるのでしょうが、小さい子供であれば、母の携帯電話のゲームで遊び続けたり、大きい子供であれば、自分の携帯電話で、友人たちとメッセージを交わしたりチャットをしたり、そうやって、皆でいる場で、携帯電話をのぞき続けていることも、よくあります。大人の中に自分だけ子供一人という場合は、そうやって気をまぎらわせるのも分かる気がしますが、最近は、大人だけがいる友人どうしの集いでも、時々携帯電話をのぞいたり、自分に興味のある映像を一緒に見ようと誘ったりする人もいれば、ひどい場合には、始終ずっと携帯電話ばかりのぞいて、人の目も見ずに、メッセージを打ち込んだり読んだりする人もいます。

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 今目の前に、自分と一緒に時を過ごそうとする人がいてくれるというのに、そういう時間に待つこと、場を共有することができない子供たちと、今ここにいる人よりも、どこかよそで過ごしているだれか、あるいは不特定多数の人とつながることを優先する大人たち。

 もう12年以上も前の話ですが、日本の高校で教えていた頃に、携帯電話やインターネットの普及で、子供たちが家に引きこもり、自分の殻に閉じこもって、非社会的な大人になることが危惧されていたことを、思い出します。科学技術がむやみに発達したばかりに、携帯電話やインターネットで、常にそこに相手とつながっていることを互いに確認し続けなければ不安になる、そういう強迫観念や不安に駆られて、そうやって希薄で表面的なつながりや接触を続け、対人関係を通して学んだり、真の友情を築いたりすることができなくなるのではないか。そういうことが、職員会議でも話題になり、大学入試の現代文の問題や、小論文のテーマとしても、登場していました。

 あの頃の教え子たちが、今はもうりっぱな社会人として、親として、日本で活躍してくれています。フェイスブックのおかげで、遠い日本に暮らす、そういうかつての生徒たちの近況を知ることができるのは、うれしいし、ありがたいことです。ツイッターのおかげで、世界各地で何か異変や緊急事態が起こったときに、必要な情報や連絡を入手しやすくもなり、また、だれかの役に立てるかと、発信もできるようになりました。

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Borragine

 ブログのおかげで、自分の思いやこれはという情報を発信し、日本や世界各国に住む方と思いを伝えあうことができるようになりました。イタリアの地方の町に暮らしていても、ブログがきっかけで、あるいはブログで信頼を得て、仕事の依頼をいただくということも増えてきました。

 イタリア語を外国人に教えるための知識と資格を、イタリアの大学と大学院で、長年にわたって学んで身につけ、日本でイタリア語を学ぶ方や、イタリアでイタリア語を学ぶ日本の方の、お役に立てるであろうに、いくらよい成績で卒業してみても、先生方からおほめの言葉をいただいていても、イタリア語が母語でないというだけで、イタリアではイタリア語を教える機会に恵まれません。それで、せめて学んだことを少しでも世の中に還元したいと考えたとき、メールマガジンを個人でも発行できるという体制が整っていたおかげで、そうしたイタリア語の学習情報を、発信することもできています。

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 わたしが4年半前にブログを書き始めたのは、もともとは、このイタリア語学習メルマガに写真を載せることができず、メルマガのバックナンバーを載せているサイトも、保存できる画像がかなり限られていたためです。言語と文化は切ってもきれない関係にあり、学習の効率上も、学習者の方の好奇心を喚起するため、やる気が絶えないように応援するためにも、学習教材に関連した写真や、イタリアの文化を紹介する写真を載せるための媒介がほしかったからです。それが、ブログを書き始め、コメントを通じて皆さんと言葉を交わすようになってから、読者の方の声が聞けるようになってからは、もともと自分が文章を書いたり、人に何かを伝えたりすることが好きなのだということにいまさらのように気づき、ブログの方にはまってしまって、今は、メルマガの発行がすっかりおろそかになっていることを反省しています。

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 閑話休題。インターネットの普及や文明の機器の高度化には、ですから感謝しています。ただ、携帯電話なしには、食事が来るのを待つこともできない子供や、久しぶりに会う友人と共にいても、携帯電話から目を離せないような人を思い、自分にもそういう要素がないかというと、実はあるのではないかと反省しています。幸い、わたしの携帯電話ではインターネットに接続することができません。ですから、携帯電話は、山歩きや巡礼の旅、友人との会合では、思いがけぬ、あるいははぐれたときの連絡手段としての電話として使うだけです。ただ、家でブログの記事を書いたり、コメントのお返事をしたり、フェイスブックやツイッターをのぞいたりするときに、必要以上に、何となく、あるいはだらだらとそのままブログをいろいろ閲覧したり、いろんな人の投稿やメッセージに目を通していて、本当にするべきことをおろそかにしたり、そのおかげで、日曜日に来た義弟の家族、姪たちや、夫と過ごせる時間、家族や友人に手紙を書く時間がなくなったり、そういう大切な関係に費やすべき時間を、どうでもいいことでパソコンの前で浪費してしまったりしていることが、あるのです。細切れの時間しかないからと、そうやってだらだらする代わりに、フランス語の問題集を開いて、一問解くこともできれば、家のどこかを徹底的にきれいにすることもできるはずです。

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 昨日、日本語能力試験の模試の問題に目を通していたら、読解問題の文章に、「電車の中に、座れずに立っているおばあさんがいたのに、本を読んでいて気がつかず、席を譲ることができなかった。今度からは他の人の様子にも目を配って、お年寄りにどうぞと席を譲れるようにしたい。」といった内容のことが、書かれていました。本ならぬ携帯電話をのぞきこんでばかりで、電車の中でも、だれかと会っていても、家族といても、周囲の様子を見ることができていない、「今ここ」を大切にできていない、そういうことがないように気をつけたいものです。

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Berretto del prete

 わたしがいわゆるスマートフォンを持たずにいるのは、非常に高価なもので手が出ないし、デジカメとネットブック、デスクトップ、安価な携帯電話をうまく使い分ければそれで済むと思っているからでもありますが、いったんインターネットに接続できるスマートフォンを持ってしまったら、始終ブログのコメントに返信し、メールやツイッターを確認しと、インターネットに依存してしまう不安があるからでもあります。

 家でさえ、今ここ、そして、今身近にいてくれる人や大切な人よりも、ついパソコンに向かってだらだらすることがありがちなわたしは、自らを戒めたいと思うと同時に、幼い頃から情報機器を当たり前に使いこなし、生活になくてはならないものと考えて育っていく現代の子供たちに、もっともっと、情報端末の向こうにいる相手やそうした機器が構築する世界ではなく、生身の大人や他の子供たちと、そうした機器なしにいっしょに過ごしてほしいものだと、切に思います。

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 「インターネット上には情報が氾濫しており、多くの情報を得ることができるのは便利だけれども、正しい情報を見極めたり、選別したりするだけの判断力がない状況で、こういう情報の波に子供たちがさらされるのは問題だ。だから、子供たちに正しい思考力や判断能力を持たせるためにも、本を愛する心や、読書の習慣を培う必要がある。」

 かつてこうしたことが声高に叫ばれ、わたしも大いに共感していたものですが、これが、勤めていた高校の図書館教育研究の主題設定の理由だったのか、大学入試の小論文のテーマだったのか、国語教員に対する教科研修での講話で聞いた話だったのか、英会話学校での討論の内容だったのか、よく覚えていません。当時は、インターネットの普及が進み、愛媛県の全高校に、クラスの生徒数に該当する台数のインターネット接続可能なパソコンが導入されつつありました。そういう状況にあったため、結局は、上述のすべての機会に、こうしたことが議論された、あるいは、そうしたさまざまな議論や講話を通じて、わたし自身がそう思うようになったということではないかと思います。

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La Rocca di Visso (Sec. XI - XII)

 近年では、そうした文明機器に接する年齢や依存し始める年齢が、さらに下がってしまったのではないかという危惧を抱いています。幼い頃から、他の子供と遊ぶことや、親や他の大人と向かい合って過ごすことがないままに、文明機器に依存して育ってしまうと、そうした情報の波の中で、正しい情報を選択する思考能力や判断力も養えないどころか、思いやりや感受性、我慢をする心なども育たないままに、大人になってしまうのではないかと心配しています。大人や他の子供との対話が少なくなり、テレビばかり見て、本を読まない子供が増えて、日本語で表現する力が劣りつつあるとは、新聞記事や翻訳講座のテキストでも読みましたが、日本の高校で12年間にわたって国語を教える中で、身にしみて感じました。

 国語の力があってこそ、豊かな感受性や思考能力・判断力が培われる基盤ができるのです。思いやりや倫理観は、人との接触を通して培われていくものでしょう。子供たちが、インターネットや携帯電話に、幼い頃から依存しすぎることのないよう、大人になってからも、機械に使われる・振り回されるのではなく、機械を上手に利用できる、そういう人であれるように、皆が心がけること、意識しておくことが、とても大切だと思います。

 写真は、土曜日にヴィッソを散歩したとき、村から丘の上の塔へと登っていく途中に、出会った風景や植物たちです。

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Passeggiata dal Centro alla Rocca di Visso 25/10/2014

Saliamo verso l'alto,
ci salutano i fiori di borragine, le foglie rosse
e le bacche del berretto del prete.
In lontananza i monti sibillini con la neve,
in cima la rocca medievale.
************************************************

LINK
- 白雪と詩と聖母、ヴィッソを歩く1 / Passeggiata a Visso parte1 (25/10/2014)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-10-29 23:35 | Marche | Trackback | Comments(11)

おいおい君たち

 今朝、庭に面した東向きのよろい戸と窓を開けると、

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いつもはシロが1匹いて、駆け寄ってくるその窓辺に、他にも子猫が2匹いて、窓が開くやいなや、とんでもない勢いで屋内に入り、走っていくではありませんか。

 うちに入り慣れているシロは、「おもてに出なさい」と言うと、おとなしくすぐに出るのですが、シロの子と黒猫の子は、2階の我が家には入るのがおそらく初めてだからか、冒険心があるからか、方向音痴だからか、それとも単に言うことが分からないからか、うちの中をうろうろと走り回り続け、それからようやく外に出ました。

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 あいさつに来たとか、遊んでほしいというよりは、おなかがすいていて、食べ物を求めて来たようです。我が家では、日曜日に義母宅で、大人数で昼食を共にしたあとは、翌日、余った肉やパスタを皆で分けて食べます。そうやって昨晩食べた骨つき肉に、まだ肉が残っていて、ネコたちにやろうと取っておいたので、前に置いてやると、3匹とも夢中で食べ始めました。

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 子猫たちは、用心深いのかこわがりなのか、つい最近まで、わたしたち人間から距離を置いていました。それが、近頃では、わたしたちに加えて、姪たちも毎週日曜日にやって来ては、子猫たちと紙のおもちゃで遊び、昼食の残りの肉をやり、そうして、姉娘のアレッシアや義弟が、食べているすきや遊んでいるすきをねらっては、背中をなでたり、抱き上げたりするようになったので、警戒心がなくなって、なついてきたのでしょう。

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 せわしくなく動き回り、ぐんぐん近づいてくるので、写真にきれいに収まってくれないのは、シロも子猫たちも同じです。

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 灰色のしまねこは、この写真の奥にいる黒猫の3匹の子猫の1匹です。この3匹は仲よしで、以前はいつもお母さん猫のそばにいっしょにいたのが、最近は母猫から離れて、3匹だけで遊ぶようになりました。日曜に姪と遊ぶときでも、3匹中、わたしたちに近寄ってくるのは、灰色の子猫だけです。同じときに同じ親から生まれて、いっしょに育っても、行動が違ってくるというのは、猫も人間も同じなんだなと、何だか興味深いです。

 明日の朝は、台所の窓を開けるのが楽しみです。

"Buongiorno!"
Fuori della finestra, tutta pronta
così di solito mi saluta la nostra gatta, Shiro,
quando apro le persiane e la finestra di cucina.
Stamattina erano in tre, Shiro con due gattini
entravano svelti, correvano dentro casa.
Fino a pochi giorni fa i gattini erano molto timidi.
Finalmente ci hanno riconosciuti come amici!
(O sono diventati audaci o pure sfacciati ... spero di no)
Chissà chi troverò domattina fuori della finestra.

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-10-28 22:34 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(8)

美しく日も長かりし夏の山

 今年初めて訪ねて、一目惚れして、いつかまたきっと戻りたいと思う場所の一つに、アブルッツォ州高原、Campo Imperatoreがあります。

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Campo Imperatore, Gran Sasso, Abruzzo 18/7/2014 20.33

 高原を囲む高峰には、7月だというのに白雪が残り、高原で草を食む牛たちは、日が暮れると、きちんと列になって移動します。

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 わたしたちが2泊した高原と同名のホテル、Hotel Campo Imperatoreは、高原のただ中、グラン・サッソの岩山のすぐ近くにあります。第二次世界大戦中、イタリア新政府によって、ムッソリーニが幽閉され、そうして、ドイツ軍が救出に成功したのが、このホテルだったということは、宿に入って初めて知りました。

 屋内や室内の設備に、不満を言う客もいましたが、こんなに眺めがすばらしい上に、ひどく不便な場所にありながら、おいしい夕食と朝食込みで、一人1泊55ユーロはお得でもあると、わたしは気に入りました。やや狭い室内が木で覆われ、壁に作りつけの棚がある様子は、船室のようでもあり、かつて生徒を引率して泊まった、集団宿泊訓練所を思わせるところもありました。

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Corno Grande (2912m) & Osservatorio Astronomico, Gran Sasso, Abruzzo
18/7/2014 20.34

 沈みゆく夕日の光で、コルノ・グランデが茜色に染まっています。

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Alba a Campo Imperatore 18/7/2014 6.02

 この日は、朝日が高峰の間から、顔を出す様子も、わたしたちの部屋から、眺めることができました。

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 一方、こちらの写真は、早朝だというのに、長い廊下を東の端まで歩き、窓を開けて撮影したものです。

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 山を登ると、一面が野の花に飾られ、山小屋では、高原や高峰のすばらしい眺めや、他の登山者とのおしゃべりを楽しむことができました。

 もうずいぶん前のことでしたが、平安時代の秋についての描写や和歌の導入として、授業中、イタリア人の大学生たちに、「どんなときに秋が来たと感じますか。」と問いかけたら、「夏が終わる悲しみを感じるとき」という答えが返ってきて、驚いたことがあります。今はその気持ちが、以前よりもずっとよく理解できるようになった気がします。同時に、こんなふうに日が短くなって、涼しくなるおかげで、紅葉も楽しめるし、夏に日照時間が長いのがうれしいのだと、思うのでありました。

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Alba & tramonto a Campo Imperatore (AQ), Abruzzo luglio 2014
Montagne maestose del Gran Sasso illuminate
dal sole rosseggiante alle 6 e alle 20.30.
La giornata era lunga, soggiornando all'Hotel Campo Imperatore
con i panorami meravigliosi, lo staff simpatico,
abbiamo fatto bellissime passeggiate.
Ci tornerò molto volentieri.
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- アブルッツォ、グラン・サッソを訪ねて / Riassunto – Campo Imperatore, Navelli (AQ) & Orvinio (RI) (21/7/2014)
- おめでとう3回祝う誕生日 / Auguri! Cena all'Hotel Campo Imperatore (27/7/2014)
- 美しい古城は映画の舞台 / Rocca Calascio, un luogo magico (25/7/2014)
- さらば夏時間 / Ritorno dell’ora solare (26/10/2014)

参照リンク / Riferimenti web
- Parco Nazionale del Gran Sasso e Monti della Laga – L’Altopiano di Campo Imperatore
- Hotel / Rifugio Campo Imperatore - HOME
- Assergi Racconta – Alberghi aperti in quota, scongiurata la chiusura, affidata la gestione dell’albergo di Mussolini (27/10/2014)
- ウィキペディア日本語版 - グラン・サッソ襲撃

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-10-27 23:59 | Abruzzo | Trackback | Comments(8)

さらば夏時間

 秋に入って、日に日に日照時間が短くなり、覚悟はしていたものの、いざ冬時間に入ると、ついついため息が出てしまいます。日の入りは、先週すでに午後6時15分頃になっていて、日が暮れるのが早くなったと感じていたのですが、冬時間に戻り、時計の針を1時間遅らせた今日は、日没が5時11分です。

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Lago Trasimeno, Monte del Lago 26/10/2014 17.32

 5時過ぎに大型家電専門店を出て、桜色に輝く雲を見ながら、湖を目指したものの、湖畔の村に着いた5時半頃には、とっくに日が沈んでいました。

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 それでも、湖が茜色の空を映し、まだ若い月がきれいに見えます。

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17.46

 今日のように、夏時間から冬時間に変わるときは、深夜の間に1時間時計の針を遅らせる形になるので、いつもと同じ時間に寝起きしても、1時間長く眠れるのでありがたいのですが、冬時間から夏時間に変わる春には、注意が必要です。

 あれはもう10年近く前の春の話です。夫とつき合い出して月日が経ち、家族にも紹介してもらって、毎週日曜日の大家族での昼食に、わたしも招待を受けて、皆と食事を共にするようになっていました。その日曜日も、まもなくバスの時間だからと、出発前に準備をしていたら、夫から、「どうしてバスに乗らなかったんだい」と電話があるではありませんか。ちょうどその日の未明に、冬時間から夏時間に変わり、時計の針を1時間進めなければいけなかったのに、当時一人暮らしで、家にテレビもなく、夏時間になったということを知らずにいたため、昼食開始の午後1時が近いというのに、まだ正午前だと思い込んでいたのです。

 こういううっかりは、夏時間のない国から来たわたしだけかと思ったら、そういうわけでもありません。今年の春、わたしは、夏時間への移行を、リミニの友人宅で迎えました。日曜の午後1時から、友人のお母さん宅に昼食に招かれていたので、友人やその兄君に「そろそろ行きましょう」と声をかけたところ、二人とも、夏時間になったとは知らず、時計の針が冬時間のままだったので、「まだ12時前じゃなかったの?」と、慌てていました。さらに、そうして皆で家を訪ねてみると、友人のお母さんも、夏時間に移行したと知らず、「まだあと1時間ある」と思っていました。

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Lago Trasimeno, Monte del Lago 13/9/2014 18.16

 9月半ばには、6時過ぎにもこんなに明るかったというのに、これからは冬至に向かって、日が暮れるのがさらに短くなっていきます。

 けれども、日照時間の長さが突然変わるわけではなく、夫が言うように、早朝は同じ時間でもより明るく、暖かくなるはずです。日本と同じように、こうやって季節の移り変わり、四季のある国に住んでいることに感謝して、秋には秋の、冬には冬の風情を楽しみたいと思っています。

E' tornata l'ora solare e
alle cinque e mezza il sole è già al di là dell'orizzonte.
Come il cielo e il lago dopo tramonto,
ci regaleranno i momenti belli e magici
anche l'autunno e l'inverno.
Li scopriremo e li apprezzeremo.

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-10-26 22:46 | Umbria | Trackback | Comments(10)

白雪と詩と聖母、ヴィッソを歩く1

 昔むかし、1358年の夏のことです。ナポリ王国へと、木製の聖母子像を運んでいたラバたちが、山中でひざまずきました。どうしても動こうとしないラバたちの様子を見て、この像はこの地にとどまるべきなのだと考えた人々が、小さな教会を建てて聖母を祀り、16世紀には、その教会を包み込むように、ルネサンス様式の教会が建てられました。

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Santuario di Macereto, Visso (MC) 25/10/2014

 シビッリーニ山脈の高原に建つ、このマチェレート教会を、わたしたちが初めて訪ねたのは、2年前の5月です。(下記リンク参照)

 その伝説の古い聖母子像は、傷みが激しいために、博物館に保存されていて、教会内にある像は複製です。

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 今日は、ヴィッソの村を訪ねて、ようやくその本物の聖母子像を見ることができました。

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 今朝、ヴィッソに行くことを決めたのは、レオパルディの博物館があることを、わたしが覚えていたからです。いつだったか山登りのあと、村に立ち寄って、博物館の存在を知ったものの、すっかり疲れていたので、入館しませんでした。最近、レオパルディを主人公にした映画を見て、詩人に対する興味が再び増したこともあり、気温が急に下がって寒くなったため、高い山は寒そうだし、近くの低い山では狩猟が解禁で危険だという思いもあり、ヴィッソ村を訪ねようと提案しました。

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 インターネットでは開館時間が分からなかったものの、昼前なら開いているだろうと考えて、いざ到着してみると、なんと土曜日の開館は午後3時半からです。

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 せっかくだから散歩をしようと、夫が歩くあとをついていくと、高みへ高みへと登ることになり、

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途中で塔が見えてきたので、今度は塔に向かって歩き始めました。思いがけずひどく急な斜面を登ることになったのですが、

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塔からの眺めがすばらしく、

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遠くには、白雪を頂いたボーヴェ北山(Monte Bove Nord)も見えます。

 思いがけずすてきな散歩ができたのですが、さらに、雪で美しいボーヴェ北山の近くまで、車で行くことに決めました。(つづく) 

Passeggiata a Visso parte1 25/10/2014

- Bellissimo panorama dalla cima della collina dove ci sono le torri antiche.

- Oggi abbiamo visto finalmente la statua lignea originale della Madonna con Bambino per la quale fu costruito il Santuario di Macereto.

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 世界を足下に1 / Santuario di Macereto. Sibillini, lato Marche – parte1 (12/5/2012)
- 映画、『Il Giovane Favoloso』 (17/10/2014)

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by milletti_naoko | 2014-10-25 23:33 | Marche | Trackback | Comments(6)

チョコレート祭り、ペルージャ2014

 我のほか何ものにも情熱を持つなかれ ~あなたの情熱は私だけに注ぎなさい。チョコレートの箱には、こう書かれています。

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 昨日、ペルージャで開催中のチョコレート祭りを訪ねると、

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 数々のチョコレート商品に混じって、チョコレート十戒を一つひとつイタリア語で書いた、板チョコが並んでいました。『旧約聖書』中のモーセの十戒のパロディです。

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 こちらの5ユーロのChocoCardを購入すると、ペルージャ中心街の指定された店や町はずれにあるぺルジーナのチョコレート工場などで、チョコレートなどをいろいろもらえるのですが、そうやってもらえるものの筆頭に、この冒頭の板チョコがあったのです。

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Eurochocolate Perugia 22/10/2014

 チョコレートの彫像制作など、注目を呼ぶ催し物は週末に多いのですが、平日の方がゆっくりと店を見て回り、散歩を楽しむことができます。週末に向けて天候が崩れ、気温が下がっていくという予報が出ていたので、授業の予定を変更してもらい、昨日訪ねることにしました。

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L’Arco Etrusco, Perugia

 ところが晴れ間は見えたものの、昨日も午後4時過ぎの気温が約10度だった上、冷たい北風が吹きすさんでいました。寒がりのわたしは、幸い念のために、ウルトラライトダウンジャケットもカバンに入れておいたのですが(冒頭の写真に袖が写っています)、車を降りてすぐに着る必要に迫られ、それでも寒いくらいでした。

 チョコレート祭り会場に向かって歩いていたら、修復のために長い間覆われていたエトルリア門が見えるようになっていたので、うれしくなりました。しかも、スモッグなどで薄黒く汚れていた部分が、白くきれいになっています。

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 空を覆う雲から太陽が一瞬姿を現して、丘の向こうに沈む様子も見ることができました。

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 そうやって夕日を見守る人や塀の影が、茜色の光とともに、テントに映し出されています。

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 さまざまな形のチョコレートを目で楽しみ、

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おいしそうな店の前で立ち止まり、ホットチョコレートを飲んだり、チョコレートを買ってすぐに食べたりします。わたしのお目当ては、イタリアではなかなか見つからないイチゴ風味のチョコレートです。この店で見つけたチョコレートには、イチゴだけではなく、ラズベリーやサクランボも使われているのですが、店の若者が、「どれだけ上質のすばらしいチョコレートか」を、熱をこめて説明するので、50gが5ユーロですから、1kgあたり100ユーロという、わたしにとっては、とても高価なチョコレートを、ついつい購入してしまいました。

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In fondo i Monti Sibillini con la neve

 聖ドメーニコ教会の向こうに見える青い山並みの奥に、白雪を頂くシビッリーニ山脈が見えるよと、夫が教えてくれます。

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 ChocoCardでもらえる硬貨チョコレートを受け取ろうと、大噴水近くにあるEurochocolateの店を訪ねると、ピザを装ったチョコレートが何種類か積まれています。

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 昨日も今日もチョコレートの日で、買ったチョコレートやもらったチョコレートを、食べていっています。この写真に写っているのは、カードのおかげでもらったお菓子たちです。一部は昨日のうちに食べてしまったので、写っていません。

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 チョコレートのお好きな皆さん、ペルージャのチョコレート祭りは、10月26日日曜日までです。

*******************************************************
Eurochocolate - Festa del Cioccolato @ Perugia


Fino al 26 ottobre. Ci siamo andati ieri.
Buono il cioccolato, bellissimi la città di Perugia al tramonto
& L'Arco Etrusco finalmente senza impalcature.
Divertenti i Dieci Comandamenti del Cioccolato:
II. Ricordati di mangiarmi a tutte le feste;
IV. Onora il latte e il fondente;
VIII. Non dire che non ti piace il cioccolato
- li sto osservando assai bene.
*******************************************************

LINK
- Eurochocolate – Festa del Cioccolato a Perugia 17-26/10/2014
- Eurochocolate.com – Come raggingere Perugia

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-10-23 23:24 | Umbria | Trackback | Comments(9)

スペイン語とフランス語のはざまで

 9月末からのサンティアーゴ巡礼を前に、スペイン語の入門書を1冊終えようとはりきってはいたのですが、結局、第6課の初めまでしか終えることができませんでした。それでも、巡礼中は、スペイン語で、自己紹介やちょっとした買い物、レストランでの注文や道を尋ねることができました。そうして、サンティアーゴを目指して歩く地元スペインの巡礼者と、道すがら、あるいは巡礼宿で、おしゃべりをしたりして、交流を深めることができました。巡礼の醍醐味の一つは、やはり、同じ目的地を目指して歩く巡礼者との出会いだと思うし、スペイン語のおかげで、知り合って親しくなれた人たちも多いので、少しだけでも勉強しておいて、本当によかったと思いました。

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Ciao ciao Asturias – Cammino Primitivo di Santiago de Compostela 29/9/2014

 ちなみに、わたしが巡礼中に話した言語は、多い方から順に、1.イタリア語、2.フランス語、3.スペイン語、4.英語、5.ドイツ語、6.日本語でした。

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Partenza dalla Cattedrale di Oviedo, saluto alla statua del re Alfonso II 23/9/2014

 イタリア語が一番多いのは、巡礼をしようと共にイタリアから出発した夫や友人たちがイタリア人だったからです。オヴィエードで、いざ巡礼に出発というとき、近くにいた巡礼者に英語で「写真を撮ってもらえますか」と尋ねて、実はその二人連れもイタリア人だと判明し、このあと何度も、巡礼中に出会ったりもしました。ただ、わたしたちがCammino Primitivoを歩いていて出会ったイタリア人は、ヨーロッパの他の国出身の人と比べると、かなり少なかったです。

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Pranzo @ Casa Meson 30/9/2014

 巡礼中は、フランス人の巡礼者にたくさん会いました。一人で歩いていたら、励ましてくれる優しい人が多く、「昼食を一緒に食べよう」と同じテーブルに誘ってくれて、サングリアを注いでもらったりもしました。巡礼出発直前は、フランス語を放り出して、スペイン語の勉強に専念した上、そもそもその2、3か月前から、フランス語の勉強をさぼっていたのですが、フランス語の読書を続け、『Bien-dire』のCDを、精聴はしないものの聞くことを続けていたおかげか、言葉につまりながらも、いろいろとフランス語が出てきて、簡単なおしゃべりならすることができて、うれしかったです。

 ちなみに、上の写真に写っているフランス人一家の息子さんが、少し日本語をかじっていて、通りかかると、日本語であいさつしたり、励ましたりしてくれて、巡礼中、日本語で唯一会話らしい会話をしたのは、この息子さんとです。

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Con cari amici pellegrini @ Bar El Barin, Borres 26/9/2014

 巡礼中、しばしばいっしょに過ごし、仲よくなれたのは、この写真に写っているフランス・ポーランド3人組とイタリア人の若者一人を含むスペイン人のグループです。巡礼中英語は使いましたが、ポーランドやドイツなど、他の欧州諸国の人と、国際共通言語として英語で話したり、フランス語で話していて話につまると、英語で助け舟を出してくれたりしたのであって、英語圏の人とは、今回は、わたしたちは出会いませんでした。ごくたまにドイツ語圏の人にも出会い、ドイツ語は、遠いとおい昔に大学で習ったのですが、「中高と英語をあんなに勉強したのに、話せるようになれなかったから、ドイツ語は話せるように勉強しよう」と、学生時代に真剣に勉強していたので、あいさつや簡単な自己紹介の言葉は覚えていて、最初だけドイツ語で話して、あとは英語に移行しました。スペイン語圏の人とは、意思疎通に困ったときには、向こうはスペイン語、こちらはイタリア語で話しても、お互いにゆっくり話をし合うと、何とか言いたいことが伝わることが多かったです。

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 巡礼から戻ってから、早くも2週間経ちました。今は、かじりかけたスペイン語の勉強を続け、発音や文法の基礎を忘れぬうちに、入門書1冊だけは終えておきたいという気持ちと、基礎を忘れてしまわないうちに、最初からやり直さずにすむように、フランス語の勉強を本格的に始めたいという気持ちの間で揺れています。家事をしながら、スペイン語の入門書付属の音声CDを聞き、寝る前には、フランス語の読書を再開しました。

 最近は、日本語の授業や翻訳など、仕事で慌しいこともあって、2か国語のいずれかを選んで、腰を落ち着けて勉強を再開するきっかけをつかめずにいます。授業の準備や家事の間の細切れの時間というのはあって、そういう時間を勉強にあてればいいのですが、ついついお気に入りのブログどころか、おもしろそうというブログをだらだらと訪問したりしてしまっていけません。生徒さんの日本語学習熱に刺激を受けて、わたしも勉強したい言語をしっかり決めて、学習の秋に、しっかり力をつけるべく、頑張りたいと思っています。スペイン語は、いずれまたサンティアーゴへの巡礼に発つ前に勉強を再開にすることにして、今はフランス語を勉強しようかと、今の時点では、フランス語に心が傾きつつあります。

Dicono che il Cammino di Santiago de Compostela era uno degli elementi fondanti dell'Europea. Durante il cammino abbiamo incontrato soprattutto i pellegrini europei, ma ora il Pellegrinaggio verso Santiago contribuisce a costruire la pace e il dialogo anche oltre ai confini dell'Europa.


Sono contenta di aver studiato un po' di spagnolo prima della partenza, perché mi ha consentito di conoscere meglio i compagni spagnoli - ora devo decidere se continuare a studiare lo spagnolo oppure riprendere lo studio del francese.



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by milletti_naoko | 2014-10-22 15:37 | Cammino di Santiago | Trackback | Comments(7)

金色のトラジメーノ湖

 10月10日金曜日は、シロの子猫と初めてふんだんに遊んだあと、トラジメーノ湖に夕日を見に行きました。

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Tramonto sul Lago Trasimeno, Monte del Lago 10/10/2014 18.33

 きれいな夕日や夕焼けを見られるかどうかは、天気や場所、そうして、時間にかなり左右されます。空には晴れ間が多かったものの、地平線には雲が多かったこの日は、ごくわずかの間ですが、雲の間から顔を出した赤い夕日が、空と湖をオレンジ色に染め上げる、それは美しい夕焼けを見ることができました。

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18.27

 早く着きすぎても手持ちぶさただからと、のんびりうちを出ると、まだ日の入りには早いものの、湖に向かう車の中から、太陽が雲の向こうに隠れてしまうのが見えました。今日はきれいな夕焼けは見られないだろうと、あきらめながらモンテ・デル・ラーゴに向かうと、けれども、

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 さらに村に近づくと、真っ赤な太陽が再び雲から現れ、湖にピンクの光を投げかけています。

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 村の駐車場に着くやいなや、車を飛び出して、桟橋を歩き、冒頭の写真のように、風景が金色に輝く一瞬に立ち会うことができました。

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 再び日が雲に隠れると、湖は優しい桜色に変わり、日が沈むと藤色になりました。子猫の日記を書ったのも、この日です。

 湖の美しい一瞬に出会い、子猫との遊び始めの記念日でもあるこの日には、子猫の日記も購入しました。湖の夕日に限らず、出会いの奇跡を大切にして過ごし、そういう日々や思い出を、この日記に、ていねいに記していくつもりでいます。

**********************************************************
Tramonto sul Lago Trasimeno, Monte del Lago 10/10/2014


Per un attimo
il sole rosa compare tra le nuvole,
il Lago e il cielo brillano come un fuoco ardente.
Poi scompare di nuovo tra le nuvole, dietro l'orizzonte.

**********************************************************

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-10-21 15:02 | Umbria | Trackback | Comments(8)


日本語教師・通訳・翻訳家。元高校国語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより


by なおこ

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Naoko Ishii
Insegnante di
Giapponese & Italiano
Interprete Traduttrice
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イタリア、ペルージャ在住。
日本語・イタリア語教師、
通訳、翻訳、ライター。

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同行通訳、翻訳、イタリア
旅行・文化・イタリア語に
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