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忘れた頃にやって来た

 フランス語に耳を慣らそう、リズムや語彙・表現を、音声CDを繰り返す聞くことで身につけていこうと、フランス発のフランス語音声学習雑誌、『bien-dire』を、2013年1・2月号から2年間、年間購読していました。

 かつて英語やイタリア語の学習に際して、同じような戦法を数年取って、雑誌やCDをきちんと活用できたり、できなかったりしていたのですが、この2年間のこの雑誌を利用しての学習については、せっかく購入したのに、その金額に見合うだけの学習がさっぱりできていませんでした。料理をしながら、アイロンをかけながら、などのながら聞きには利用できても、テキストで文字を、つまり聞き取れているか、聞き取れていないところは何と言っているかを確認することを、ほとんどしなかったからです。

 フランスから直接取り寄せる学習教材のいいところは、内容が新しいことです。日本で出版されたフランス語の入門書で勉強していたら、ユーロが導入されてから、もう何年も経つというのに、いまだに、通貨単位として「フラン」を使う例文が出てきたので、あきれてしまいました。ちょうど2年という一区切りがついたことだし、新年は年間購読はやめて、まずは過去2年間、ほとんど目を通してもいない雑誌をしっかり活用しようと考えたのです。

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 ところが、1月に入ったある日、なんとこちら、2015年1・2月号がうちに届いたのでした。どうしたんだろう? 

 と、しばらく考えたあと、そう言えば、前回は、ふつうの年間購読ではなく、年間購読料に少々上乗せした価格で、割安で1冊余分にもらえる購読を申し込んでいたのだということを思い出しました。新年の最新号が届いたことで、今年は買うまいと思っていた心がまずゆらぎ、新聞社襲撃事件のあとは、今後のフランスの動向が気になるしと、さらに心が動きました。

 けれども、先日本棚を整理していて、ほとんど手のついていない12冊、過去2年分の『bien-dire』を見て、心が決まりました。片づかない本棚のためにも、いつまでも詰めが甘いフランス語にてこを入れるためにも、今年度は購読はせず、すでに手元にある雑誌とCDをまずはしっかり勉強しようと。頑張ります!


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Addio, abbonamento "bien-dire"!

- Certo, intendo continuare ad imparare il francese,
ma per il 2015 ho deciso di sfruttare le riviste e i CD degli anni 2013-2014
che ho studiato talmente poco.
Poi un giorno mi è arrivato il nuovo numero del 2015!
Dimenticavo che l'ultimo abbonamento aveva un numero omaggio.
Comunque, dal marzo studierò con le riviste del 2013 e del 2014.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-01-31 23:59 | Francia & francese | Trackback | Comments(6)

冬将軍が来る前に

 月曜日のことです。翌朝は気温が氷点下になり、以後も極寒の雪が降る日が時々あるという天気予報を見て、畑の野菜が凍る前にと、かごとナイフを携えて、収獲に行きました。

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Rucola & Olivi 26/1/2015

 ルーコラが、すくすく育っています。オリーブの木々の間に野菜が並んでいるところが、ウンブリアらしいと言えるでしょうか。

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 寒さのためか、パセリ(prezzemolo)は元気がなく、夏に比べて、かなり淡い色をしています。

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 一番のお目当ては、こちらのキクヂシャ(insalata riccia)です。寒さに耐えるとはいうものの、氷点下の日が続いてはどうだろうと思い、その前に収獲したかったのです。キクヂシャのサラダに少しルーコラを混ぜて食べるのが好きです。

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 セージ(salvia)も、寒くなって小さく黒っぽくなる前にと、多めに収獲しました。豆類の消化を助けてくれるので、豆スープを作るときには、よく使います。豆料理には、月桂樹の葉や昆布もいいと読んだので、昆布などといっしょに使うこともあります。

 今日は朝から、台風よりもさらに激しい風が吹き、昼食後、ぱらぱらとあられが降ったかと思うと、今度は大雨が窓にたたきつけ始め、いつのまにか雪に変わって、大つぶの雪がひらひらと降り始めました。これから2週間、ペルージャではまだまだ寒い日や雪の日が、よくあるようです。イタリアでは、1月29日から31日にかけてが最も寒いと言われ、この3日間をi giorni della merla(直訳は「雌ツグミの日」)と呼びます。夫に尋ねると、「どうしてそう呼ぶかについては、いろいろな説があるけれど、ぼくは、ちょうどこの頃から、ツグミがまた鳴き始めるからだと思うよ。」とのことです。

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Rucola, insalata, salvia & bietola dell'orto
sono andata a raccoglierle lunedì prima dell'arrivo dei giorni della merla,
anche perché il meteo avvisava l'arrivo imminente del gelo e della neve.
I giapponesi antichi credevano che le erbe di questa stagione
avessero una potenza particolare e riuscissero ad invigorire le persone
che le mangiavano. Io ci credo e dunque le erbe ci daranno forza :-)
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by milletti_naoko | 2015-01-30 22:48 | Gastronomia | Trackback | Comments(10)

吹雪のラヴェルナ

 今日は、今年初めて、ラヴェルナを訪ねました。今日、1月29日は、ペルージャの守護聖人、聖コスタンツォの記念日なので、ペルージャでは職場が休みというところが多く、夫が勤める州庁も、義弟が勤めるぺルジーナも、今日は仕事が休みです。そう言えば、ペルージャ外国人大学でも、この日は語学講座も大学の課程も、授業はお休みでした。

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Santuario della Verna 29/1/2015

 雪山を歩こうと楽しみにペルージャを出発した夫は、高速道路を降りても、山に雪が見当たらず、がっかりしていたのですが、車が山を登るうちに、雪が降り始め、到着したラヴェルナは、柔らかな白い雪に覆われていました。

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 入り口近くで、聖フランチェスコの像が迎えてくれます。

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 今回は、修道院からペンナ山の頂上を目指し、別の道を通って、修道院に戻りました。

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 キノコにも雪が積もっています。

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 ようやくペンナ山の頂上が見えてきました。岩の上にうっすらと積もった粉雪がまだ柔らかいので、楽に岩を登ることができました。

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 眺めを楽しみ、二人で写真撮影に興じるうちに、吹雪になってきました。

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 どの木も、白く太い線を引いてあるように見えるのは、雪が横なぐりに降りつけるため、その降りつける部分に雪がうっすらと積もっているからです。

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 山を下るにつれて、ブナの木に混じって生えるモミの木が多くなります。

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 修道院の境内にも、みごとなつららが下がっています。

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 他の町にとっては平日の、そうしてひどく寒い日なので、ほとんど人がいませんでした。道路に積もった雪が凍らないうちにと、2時半過ぎに山を下りました。

 寒さが厳しく、美しい、静かな山と修道院を訪ねることができて、うれしかったです。

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Passeggiata, l'anello alto: Santuario della Verna - la Cima del Monte Penna

- Ci hanno accolto San Francesco, Sorella Neve e Fratello Vento.
Bellissimi il santuario e il monte dell'inverno dove regna la pace.
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 夏のラヴェルナ / La Verna in estate (da Beccia al Santuario)
↑↑ ベッチャ(Beccia)から石畳の坂道を上り、小鳥たちが聖フランチェスコを迎えたという場所に建てられた礼拝堂、Cappella degli Uccelliの前を通って、修道院まで歩く参詣路の説明。徒歩20-30分。
- ラヴェルナの秋 / Colori d’autunno alla Verna 1 (da Chiusi della Verna al Santuariio)
- ラヴェルナの秋2 / Colori d’autunno alla Verna 2 (dal Santuario a Chiusi della Verna)
↑↑ キウーシ・デッラヴェルナ(Chiusi della Verna)から、山道を通って修道院まで登り、途中少し違う道を通って、再びキウーシへと戻るコース。
- 秋のラヴェルナ / La Verna in autunno
↑↑ Anello Basso: Beccia → Sentiero CAI 53 → Sentiero CAI 56 → Sentiero CAI 50 → Santuario della Verna

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by milletti_naoko | 2015-01-29 23:32 | Toscana | Trackback | Comments(6)

スパゲッティの悲喜劇

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 スパゲッティの買いおきが増える一方で、困っていました。うちの夫は、細長いパスタが好きではありません。食べたくない筆頭がスパゲッティで、お義母さん手づくりのタッリャテッレでさえ、あまりうれしそうな顔はしません。

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 去年まで、イタリア中央コープでは、時々、コープ組合員が10ユーロ以上の買い物をすれば、コープ商品のパスタ500g一つが無料(gratis)になる、あるいは、コープ商品のパスタ・ヒヨコマメ・牛乳・湯むきトマト・小麦粉のうち一つが無料になるという期間を設けていました。(上の広告は、昨年のものです。)

 ペルージャ駅前コープは、夫が勤めるウンブリア州庁から近いので、時々昼食にと、同僚といっしょに、食べるものを調達しに出かけます。そういうとき、ついでにほかのものを買って、10ユーロを超えることがあったのですが、そのとき、この無料でもらえるコープ商品のことを忘れていたことが多かったのです。忘れたと気づいた組合員が、いちいちレジから店内に戻っていては、ただでさえ停滞しやすいレジの列がとんでもないことになります。そのためでしょう。レジの人は、そういううっかり組合員のために、たいていの人が好きで、あっても困ることがないであろう無料対象商品を、たくさんレジに置いていました。それが、ペルージャ駅前コープでは、決まってスパゲッティだったのです。

 わたしも一度、レジに並んでから気づいたことがあり、「夫が細長いパスタを嫌がるからと」と言って、別のパスタを取りに行こうとしたのですが、「スパゲッティと言っても太めですよ(grassi)」と一蹴されてしまいました。同じパスタ料理でも、スパゲッティだというだけで、夫は見るなり、それは嫌な顔をするのです、というわけで、わたしもできるだけ、他のパスタを料理することになります。「ツナやカルボナーラなど、特別な具であればスパゲッティでもいい」と夫は言うのですが、最近はマグロの漁獲問題から、ツナは買わないように釘を刺されているし、カルボナーラやアマトリチャーナに使うパンチェッタも、夫は買うと嫌な顔をします。というわけで、たまったスパゲッティが消費できず、困っていたのです。

 というわけで、先日、そのうちいくつかを、お義母さんに引き取ってもらいました。その旨を夫に告げると、「別に食べないわけじゃないのに。」と言ったのでありますが、手をかけて作る料理は、できれば喜んで食べてもらいたいので、賢明な選択だったと、わたしは思っています。お義父さんとお義母さんは、スパゲッティが大好きで、よく食べるからです。

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Valanga - Pacchetti e pacchetti di Spaghetti!

- Fino all'anno scorso si regalava gratis un prodotto Coop a scelta
ad un socio che spendeva più di 10 euro;
a volte arrivavamo alla cassa senza nessun prodotto gratis dimenticandolo,
ma le commesse erano previdenti, tenevano molti pacchetti di spaghetti
da dare ai clienti smemorati come noi.
- Non potevamo declinarli, dietro di noi c'era una fila.
Purtroppo, a mio marito non piacciono gli spaghetti e li cucino di rado,
dunque in cucina si accumulavano i pacchetti.
- Così l'altro giorno ne ho regalato alcuni ai suoceri che amano gli spaghetti.
Tutti felici e contenti :-)
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by milletti_naoko | 2015-01-28 15:52 | Altro | Trackback | Comments(11)

繰り返してはならぬ悲劇

 アウシュヴィッツの強制収容所にとらわれたユダヤの人々が、旧ソビエト軍によって解放され、ようやく自由の身となったのは、今から70年前、1945年1月27日のことです。この1月27日を、イタリアではGiorno della Memoria(直訳は「記憶の日、追憶の日」)と呼び、こうした恐ろしい悲劇が二度と繰り返されぬようにと、この日の前後には、さまざまな催しが行われ、今夜はテレビでも、関連の映画や歴史特集の放映が予定されています。

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Dal film, “La Vita è Bella”

 ショアを扱ったイタリア映画は数ありますが、多くの人々の幸せと命を奪い、残酷な死に追いやる恐ろしさを描きながら、なおかつ子供の笑顔を守ろうと必死な父親の、その愛や生き方が心を打ち、希望とユーモアが散りばめられた『ライフ・イズ・ビューティフル』(原題は『La Vita è Bella』)が、わたしはとりわけ好きです。


 ただ現実には、今でも、世界各地でこうした虐殺や戦争が相次ぎません。イタリアには、ナチスやファシズムに追われるユダヤの人々の命を救った人をたたえ、ショアを糾弾する一方で、移民排斥を訴え、差別に満ちた発言をする政治家や市民もいますし、パリの新聞社襲撃事件以来、残念ながら、イスラム教の人々に対する差別的言動が、イタリアでも増加しています。ヒトラーもムッソリーニも、民主主義国家の中で、最初は国民の支持を得て、のちに独裁者となったのです。日本でも、原発が多くの人のかけがえのない命を奪う可能性があることを知りつつ、そうして、基地建設には反対という沖縄の人々の思いを知りつつ、行政が、そうした地元住民の意思や生活を、ないがしろにしています。「自爆テロ」のことを、イタリア語ではkamikazeと言うのです。一触即発の様相を呈してきた世界で、過去の過ちを二度と繰り返さぬためにも、この日は、世界中で、ショアと共に、宗教や人種、肌の色など、あらゆる差別や迫害について、そうして、自国がどれだけ民意を尊重しているかどうかについて、考える必要があると感じています。

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Mondo senza pregiudizi, persecuzioni, guerre
E’ una base fondamentale per non ripetere gli errori dell’umanità.
Mussolini e Hitler, prima di diventare dittatori, una volta
Ottennero il consenso dei popoli dei Paesi democratici.
Ricordiamo la tragedia sofferta dal popolo ebraico,
Impediamo la nascita, crescita di discriminazioni di qualsiasi tipo,
Affinché tutti possano vivere in pace.
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 21世紀の独裁者 / Dittatore del XXI secolo
- 人生にほほえめば / la Vita è Bella – Noa, “Beautiful That Way”
↑↑ 『ライフ・イズ・ビューティフル』の名曲に美しい歌詞をあてて、ノアが歌います。歌は英語、YouTube映像の字幕はイタリア語で、記事ではわたしが前半部を日本語に訳しています。
- 生きるに値しない命
↑↑ ナチスの虐殺の対象は、ユダヤ人だけではありませんでした。
- amazo.co.jp - 映画、『ライフ・イズ・ビューティフル 』[DVD]
- おすすめのイタリア映画

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by milletti_naoko | 2015-01-27 13:42 | Altro | Trackback | Comments(6)

21世紀の独裁者

 傲慢かつ高圧的な勢いで話し続けたあとで、ふと表情が改まり、穏やかな声でわたしたちに語りかける。そして、問いかける。

「わたしは独裁者ではありたくない。」
「あなたも時に、あなたの家族や友達に対して、独裁者ではありませんか。」

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Dal filmato di Yasumasa Morimura, “A Requiem: Laugh at the Dictator”

「わたしも独裁者、あなた方も独裁者です。
21世紀の独裁者は、悪人の面構えはしていません。
21世紀の独裁者は、幽霊のようなもので、だれも目で見ることができません。
わたしは独裁者ではありたくない。」

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Foligno, 24/1/2015

 日曜、フォリンニョの現代芸術センターに、日本の写真家、森山大道氏の展覧会を見に行くと、その階下でも、上に掲げた森村泰昌氏の作品のほか、日本・アジアの現代芸術家の短編映画が上映されていました。印象に残った作品がいろいろあったのですが、最近の世相も考え、今日はこの映像をご紹介します。Visioni del mondoという副題にふさわしく、世界(mondo)を独創的な切り口でとらえ、表現していました。

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 さまざまな短編映画が広い会場のあちこちで上映されているのを、移動しながら見たので、初めから見たわけではありません。最初、こうやって軍帽をかぶり、居丈高にどなっていたときは、日本人のわたしでも、しばらく耳を慣らせて集中しないと、何語で言っているのだか分からず、分かってみると、「おまえの母ちゃんデベソ」など、日本で耳にすることのある言葉を取り入れ、いろいろまくし立てているけれども、一貫する主旨があるわけでもないようです。それで、それだけしばらく聞いて、向こうに行ってしまった人も、残念ながら何人かいました。

 わたしも、これはいかがなものかと思いながら見ていたのですが、途中で軍帽を脱ぎ、そのとたんに、冒頭の写真のように表情も話し方も変わり、淡々と説く言葉が胸を打ちました。その独白は英語だったのですが、日本語のセリフはもちろん、英語のセリフもあまり理解できずに鑑賞していたであろう夫も、壁に貼られた説明を見て、感銘を受けたそうです。

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「独裁者になりうるのは、一国家や、一個人だけではありません。
流行や科学技術、多国籍企業、そして、自らがよりよく生き、世を渡っていくために、
たとえ間接的にであっても、他人を利用するすべてのもの、すべての人が、
独裁者になってしまう可能性があるのです。」
「わたしも独裁者、あなた方も独裁者です。
21世紀の独裁者は、悪人の面構えはしていません。
21世紀の独裁者は、幽霊のようなもので、だれも目で見ることができません。
わたしは独裁者ではありたくない。」
(以上二つは、上のイタリア語の説明に引用されたセリフを、わたしが訳したものです。)

 自らの利益さえ上がればよいと、環境の破壊や地域住民の命の安全を無視する企業、私利私欲のために、民の痛みが分からず、民の声を聴かず、突っ走る政治家たち。日本でも、イタリアでも、そうして世界でも、目に見えにくい独裁者を見きわめ、そうして一人ひとりの人々が自らの心に問いかけ、だれかや何かにとってだけ都合のいい世の中ではなく、皆が暮らしやすい世界を築き上げていきたいものです。

今回フォリンニョで上映されていたのは、次の映像で、森村氏ご自身が紹介されている作品の一部だと思います。いつか機会があれば、ぜひ全作品を視聴してみたいです。



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Dittatore del XXI secolo - dal video di Yasumasa Morimura,
"A Requiem: Laugh at the Dictator" (2007):

- "Anche voi, non siete dittatori a volte nei confronti della vostra famiglia e degli amici?"
- "Uno stato, non solo un individuo può diventare dittatore" e "possono trasformarsi in dittature le mode, le tecnologie, le multinazionali e tutti coloro che per vivere meglio sfruttano, anche indirettamente, altre persone."
- "Sono un dittatore anch'io. Siete dittatori anche voil.
Il dittatore del XXI secolo è un fantasma che nessuno riesce a vedere.
Non voglio essere un dittatore."
@Mostra presso il Centro italiano arte contemporanea 24/1/2015
*** Cerchiamo di riconoscere i dittatori e costruire un mondo migliore dove tutti vivono in pace senza sfruttare nessuno.
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LINK
- 「森村泰昌」芸術研究所 – なにものかへのレクイエム・独裁者はどこにいある
- Centro italiano arte contemporanea – Daido Moriyama. Visioni del Mondo
- 誘惑が多い睦月のウンブリア

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-01-26 12:37 | Film, Libri & Musica | Trackback | Comments(4)

誘惑が多い睦月のウンブリア

 からっと揚がったさくさくのフラッペ(frappe)を初め、謝肉祭(carnevale)には、さまざまな揚げ菓子に、さらに粉砂糖やハチミツをふりかけたものが、

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Dolci di Carnevale, Foligno 24/1/2015

パン屋やお菓子屋、そうして、家庭の食卓に並びます。ウンブリア州では、謝肉祭は、毎年1月17日に始まります。

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Festa del Piatto di Sant’Antonio, Assisi 18/1/2015

 1月17日と言えば、あの動物守護聖人、聖アントーニオの記念日です。古代から牧畜が盛んな地域なので、大切な動物を守ってくれる聖人を祝う日を、謝肉祭の初日とするのでしょう。イタリアには、この日に謝肉祭が始まる地域が、ほかにもいくつもあるようです。

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Festa di San Feliciano, Foligno 24/1/2015

 今日訪ねたフォリンニョの町で、夫が昼頃、ピザという言葉に引き寄せられて入った店には、ピザの代わりに、謝肉祭の揚げ菓子がずらりと並び、夫は迷わず、冒頭の写真の右手前にある揚げ菓子を購入したのでありました。中にはクリームも入っています。うちでもすでに、数日前、お義母さん手作りの揚げ菓子をいただいて、食べています。というわけで、最近は花粉症の症状も出始め、昨日もあのような記事を書いたばかりなのに、花粉症や健康の大敵、牛乳・乳製品・白砂糖が入ったしかも揚げ物を、今日もしっかり食べてしまいました。まあ、カトリック教のカレンダーから言うと、今、謝肉祭の間は、甘いものやこってりしたものをたっぷり食べて楽しんで、復活祭前の40日間、四旬節の間に、節制・精進をしなさいということではあります。

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Cattedrale di San Feliciano, Foligno 24/1/2015

 フォリンニョへは、写真展を見に行ったのですが、1月24日はフォリンニョの町の守護聖人、聖フェリチャーノの記念日ということで、今朝は大聖堂で、厳粛にミサが行われたようです。先を歩いていた夫が扉を開けて中に入ろうとしたとき、ちょうどお偉いさんや、中世の衣装を身にまとった人々が大聖堂から出てくるところで、夫は結局、一行の列がとだえるまで、扉を押さえる役を務めることになったそうです。ミサは終わっていまっていましたが、

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 おかげで、中世の出で立ちで歩く一行を、見ることができました。フォリンニョの町は、主に通訳の仕事で何度も訪ねていますが、平日だったので、大聖堂に入れたのは今日が初めてです。こんなに美しい教会とは思いもしませんでした。聖壇の右手に、聖フェリチャーノの像があり、信仰深い町の人が、聖人にあいさつをしようと並んでいました。(記事の送信時刻は、イタリア時間では1月24日です。)

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Tentazioni! Gennaio in Umbria Foligno 24/1/2015, Assisi 18/1/2015

- Dolci Fritti buoni a casa e nei negozi, perché in Umbria
il Carnevale è già iniziato il 17 gennaio, nel giorno di Sant'Antonio Abate.
- Festa di San Feliciano, Patrono di Foligno,
Signori in costumi Medievali, bellissima la Cattedrale.
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関連記事へのリンク
- 馬・犬が祝福受けに大行進、聖アントーニオの皿@アッシジ (2015/1/18)
- お祭り騒ぎから精進の日々へ ~謝肉祭、バレンタインデーと四旬節 (2010/2/18)
- 謝肉祭のいたずら(イタリア語のわらべうたを読む)、中世の謝肉祭 (2012/2/21)
- 謝肉祭から四旬節へ (2014/3/5)
↑↑ 義母の手作りの揚げ菓子、strufoloの写真があります。
- 牛乳と異常な成長、美しい修道院 (2015/1/13)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-01-25 00:00 | Umbria | Trackback | Comments(11)

土曜市・試合でペルージャ大渋滞

 昨日、地方新聞を開いたら、こんな広告がありました。

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Dalla pubblicità nel Corriere dell'Umbria

 「サッカー競技場にはミニメトロで(行こう)!」と、明日の試合に際して、自動車ではなく、ミニメトロを利用することを勧めています。サッカーボールに、チームカラーの赤と白を、ミニメトロの軌道に緑の芝を配して、偶然でしょうか、イタリア国旗の三色が、白黒写真に浮かび上がっています。

 ちなみに、この位置は、先方右手にペルージャの鉄道駅周辺が見え、さらにその奥に、丘の上に広がるペルージャの町並みが見えて、ミニメトロ乗車中、最も眺めがいい場所の一つです。

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Panorama di Perugia visto dal Minimetrò 30/9/2011

 探していたら、ほぼ同じ位置から撮影した、こちらの写真が見つかりました。中心街がぼけてしまっていますが、見つかったほかの写真は、雨が降っていたり曇っていたりしたのです。天気がよくても、満員で写真撮影が難しい日も、よくあります。

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www.google.it/mapsの地図を拝借し私が書き込んでいます

 ペルージャでは、中心街・駅周辺の渋滞やスモッグの問題を改善するために、観光客にも、ペルージャ近郊から中心街へと通う通勤者にも、郊外のPian di Massianoに自動車を置いて、ミニメトロで中心街に向かうことを推奨しています。場所は、上の地図で、左手に見える、肺のように見える薄水色に塗られたところで、巨大な広場のほとんどが、多数の一般車が無料で駐車できる上、観光バス専用の駐車場もあります。そうして、赤で記されたところに、ミニメトロの発着駅があります。

 そうして、道路をはさんだやや向かい側、上の地図でいうと左下に、サッカーの試合が行われる競技場(stadio)があり、ミニメトロ駅から競技場までは歩いてすぐです。この競技場と広場の間を走る道路は、ふだんは車が滞りなく走るのですが、ひどい渋滞になるときが時々あります。それは、ペルージャで大きな催しがあるとき、土曜市が立つとき、そうしてサッカーの試合があるときです。毎週土曜日恒例の市が立つと、ふだんは駐車場であるところに露店が立ち並び、ただでさえ駐車できる場所が少ないのに加えて、特に朝遅くから昼過ぎにかけては、大勢の人が後から後から車で買い物に来るために、道路は車で、歩道は人でいっぱいになります。さらに困るのはサッカーの試合があるときで、そういうときは、試合開始のかなり前から道路が封鎖され、試合終了後もやはり道路が封鎖される上、それが現場に近づいてからでないと分からないため、知らずに渋滞に巻き込まれ、いったいどういう道を通らなければいいのかも知らぬまま、じっと我慢して車が前に進むのを待つことになります。

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Pian di Massiano 11/2010

 最悪なのは、明日のように、土曜市がある日に、午後3時から隔週でペルージャの競技場で行われるサッカーの試合があるときです。高速道路を利用するには、この道を通るのが一番近道のわたしたちも、こういうときだけは、この道を通るのを避けて、かなり遠回りをしています。ですから、ミニメトロが冒頭のような広告を出す理由は、よく分かります。サッカーを見に行く人にとっても、交通のためにも、ミニメトロやバスで行けるならば、公共の交通機関を使った方がいいと思われるからです。そうして、たまたま午後に試合のある土曜日に、ペルージャ訪問を予定している方には、まだ買い物客や渋滞の少ない早朝に、中心街を訪ねることをおすすめします。興味のある方は、帰りにPian di Massianoで、土曜市の店を見て歩いてみてもいいし、写真にあるような店で、ポルケッタあるいは生ハムなど、好きなものを選んで、パニーノ(panino)を作ってもらって、昼食にしてもいいでしょう。

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 現在、ミニメトロおよびペルージャ市内バスは、刻印後70分間有効の切符が、ミニメトロ駅前の自動販売機やバス会社の切符販売所(鉄道駅前、イタリア広場)などで購入すれば1.50ユーロ、

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バスで車上購入すると、2ユーロします。ちなみに、ミニメトロは、切符を買わなければ、駅の構内に入ることができず、さらに、一度ミニメトロを降りて、改札口から出たあとは、出てから20分以上経ってからでなければ、同じ切符を使って、ミニメトロ駅には入れないことになっています。これは、ミニメトロ駅の出口の外で、出てくる客に、使い終わった切符をねだって、自分は乗車運賃を払わずにミニメトロを利用する乗客が多かったからではないかと、思います。

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Simpatica questa pubblicità che ho trovato nel Corriere dell'Umbria.
- Prato verde che conduce verso Perugia e verso lo stadio,
che crea il tricolore italiano con i colori biancorossi della squadra perugina.
- Poi, secondo me questo è il punto più panoramico sul Minimetrò, in lontananza si vede il Centro di Perugia.
- Ogni sabato dalla mattina tarda c'è sempre congestionato intorno a Pian di Massiano per il Mercato del Sabato. Poi se capita anche la partita di calcio dalle 15 di sabato come domani, potete indovinare come saranno le situazioni stradali.
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関連記事へのリンク
- ミニメトロでペルージャ満喫 (2010/5/12)
- ペルージャ観光、地図とアクセス (2014/4/23)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-01-24 00:00 | Umbria | Trackback | Comments(6)

牛乳と異常な成長、美しい修道院

 真偽のほどは定かではなく、人から聞いたこと、そうして自分で感じていたことなのですが、気になるし、そういうこともあり得るということで、ここに可能性として書いておきます。

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 12月の初めに壁画のそれは美しい、トスカーナの修道院を訪ねました。

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 冒頭の写真で、階段を上ったところにある図書館の扉には、鍵がかかっています。小さいまるい穴から、遠くに見える本棚を眺めていたら、親切な修道士さんが、「訪問したいのであれば、どうぞ。」と、鍵を開けて、中を案内してくれました。

 オランダ出身と聞いて、とても背の高い方だったので、「オランダには背の高い人が多いですね。」と、わたしが何気なく言いました。わたしがイタリアで初めて通った語学学校には、オランダやベルギーからの留学生が多く、その中に、2メートル近い長身のオランダ人男性がいたからです。ところが、何気なく言ったその言葉に、思いがけない返事が返ってきたので、びっくりしました。

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 なんと、オランダでは、数十年前に、世代間での身長の伸びが尋常ではない頃があり、その異常な成長は、乳牛に成長ホルモンを大量に投与していた時期と、重なるのだそうです。下記にリンクを付したRandal S. Olson の記事には、欧米の男性の1820年から2013年にかけての平均身長の推移を、国別に示すグラフがあり、確かにオランダについては、1860年頃にはほぼ底辺だったのが、今では最も高い平均身長を誇っています。そして、その原因は、オランダにおける生活水準が向上し、食生活が豊かになったためだという説を紹介しています。さらに、記事の発行後、読者の意見や感想を取り入れて、他の考えられる理由を追加しており、その一つに、「平均的オランダ人は、他の多くの欧州の国民に比べて、パンや肉、チーズを大量に摂取し、多くの牛乳を飲む。」とあります。読者から寄せられた多くのコメントの中には、修道士さんがわたしに言ったのと同様のこと、つまり、牛に成長ホルモンを与えたためだと、オランダで聞いたというのもあります。

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 その話を聞いて、ふと思い出したのが、たまに「ひょっとしたら」と考えていた、わたしの仮説です。牛乳や乳製品の摂取量が増えると、摂取量に比例して、胸が大きくなるのではないかと、ずっと感じていたのです。というのも、イタリアに来た当初、食事が変わって体重もかなり増えたのですが、日本で太ったときに比べて、かなり胸が育ち、5年ほど前に運動や食事療法でダイエットしたとき、体重は減っても、胸の大きさには、それほど変化がなかったように覚えています。それが、約2年前から、花粉症の症状を抑えるためにと、牛乳や乳製品の摂取量を極力減らすと、気づいたときには、胸がかなり小さくなっていたのです。13年間で、A⇒D/E⇒B(今はAとBの中間かも)と胸のサイズがかなり変化したのを、自ら身をもって体験したからです。

 ただ、どちらの件についても、オランダの件については、「そういう話を聞いた」、牛乳・乳製品と胸の大きさの関係については、「自分でこういうことを体験して、こんなふうに感じた」以上のことは、今は言えないように考えています。

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 何か裏づけが取れないかと、インターネットで調べると、真っ先に検索結果に上がったのは、牛乳や乳製品の摂取と乳がんの関係でした。オンラインで見つかる、英語やイタリア語のさまざまな研究結果を読んでみると、大勢の女性を対象にして、摂取する人・しない人・摂取量の少ない人と、乳がんにかかる率や、乳がんや再発する可能性を追跡してみて、実際にたとえ確かな相関関係があるように見えても、ひょっとしたら要因は、別の食品や食生活全般、環境など、ほかにあるかもしれないと、結論を保留しているもの、断言しないものが多くありました。イタリアのがんの権威とされる医師が関わる施設の記事に、「牛乳・乳製品の摂取と乳がんの罹患率の相関関係は見つからないけれども、乳がんの再発率はかなり高くなる」という研究結果を書いた記事を見つけたのですが、そうかと思えば、同医師が率いる別の施設のサイトには、「卵、牛乳、乳製品、白身肉、魚については、今日の段階では、がんを発達させるという証拠は存在しない」とあるので、いったいどちらが本当かというところです。

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 ただ確証はないにしても、可能性はあり、わたしは今までどおり、時々誘惑に負けたり、事情でやむなく摂取したりことがあっても、できるだけ牛乳や乳製品の摂取は控えるようにするつもりでいます。日曜の朝のカップチーノや外出先でのピザやデザート、ジェラートはふだんはついつい口にするのですが、例年、花粉の飛散が始まり、症状が出始めると、特に外を出歩かなければならないときは、caffè macchiatoで我慢します。白砂糖も症状を悪化させるということなので、この時期だけは、甘いものもお預けにしています。

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Abbazia di Monte Oliveto Maggiore, Asciano (SI) - 5/12/2014

- Bellissimi e interessanti gli affreschi che ornano l'abbazia.
- Volevamo soggiornare, ma nessuno ci ha risposto né al tenefono né via email nonostante diversi tentativi.
- Un gentile monaco ci ha consentito di visitare la biblioteca e la farmacia.
- Sorpresa! Secondo il monaco olandese, i suoi connazionali hanno avuto una crescita anormale in altezza da una generazione all'altra negli anni passati, dovuta alle iniezioni di ormoni alle mucche ... sarà vero? Me ne sono informata. E' vero che gli olandesi siano passati dal penultimo posto al primo negli ultimi 150 anni riguardo all'altezza media maschile tra i Paesi Occidentali, anche se rimane un punto interrogativo sul perché. Mentre ne cercavo le informazioni, ho trovato diversi articoli che discutono la relazione tra il consumo di latte e la salute. Alcuni dicono che danneggiano la salute, altri no. Continuerò a limitare comunque il consumo di latte, anche perché ora si avvicina anche il periodo dell'allergia ai pollini e l'assunzione del latte e dei latticini aggravano i suoi sintomi.
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関連記事へのリンク
- 負けるな花粉症
- 花粉情報、イタリア&ウンブリア
- 食の安全と酪農の危機

LINK
- Abbazia di Monte Oliveto Maggiore, Asciano (SI)
- Randal S. Olson – Why the Dutch are so tall (23/6/2014)
- Fondazione Umberto Veronesi – Oncologia – Seno: la dieta corretta dopo la diagnosi di tumore
- IEO – Istituto Europeo di Oncologia – Prevenzione - Alimentazione
- MNT – Lactose-intolerant people have lower risk of certain cancers – but why? (7/11/2014)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-01-23 11:00 | Viaggi | Trackback | Comments(12)

日本人観光客は

 先週の朝、学校で教職員会議があったので、バスに乗りました。始発のバス停で、「5分後に出発しますからね。」と、バスを降りて煙草をふかし始めた運転手さんと話をしていたら、運転手さんが日本をとてもほめてくれたので、うれしかったです。

 かつてヨーロッパで長距離運転をして、さまざまな国からの旅行者を乗せて走ったことがあるという運転手さんは、日本人観光客の礼儀やマナーのよさに、いつも感心していたそうです。バスに乗り降りするときには必ずあいさつをする、降りたあとにゴミを残さない、予定時刻にはきちんと集合していた、など、日本人観光客たちを見て、感じたことをいろいろと話してくれました。ちなみに、降車後のバスの中がゴミだらけだったのは、アメリカやインドの旅行者が利用したあとだったそうです。朝6時過ぎに、日本人旅行者たちが、集団で柔軟体操らしきものをしているのも、よく見かけたそうで、わたしは、海外でも早朝にラジオ体操をするのかしらと、不思議に思いました。

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Bus Terminal, Autostazione Piazza Partigiani, Perugia 16/1/2015

 目的地に着いて、バスを降りたあと、撮ったのがこちらの写真ですが、残念ながら親日家の運転手さんの顔はよく見えません。

 「日本にもいろんな人がいるし、イタリアにも、そしてイタリア人にも、いいところはたくさんありますよ、今日はお話ができてうれしかったです。」とあいさつをして、バスを降りたのでありました。

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Il gentile autista che guidava questo pullman mi ha racconto diversi ricordi dei turisti giapponesi. Lui ha una buona impressione sul nostro popolo. Cari connazionali, continueremo così. Cercherò di stare attenta anch'io. Comunque, ho detto quello che penso: "Anche voi siete molto gentili. Secondo me l'ideale sarebbe la via di mezzo tra il Giappone e l'Italia" - una società in cui i cittadini pensano anche agli altri e al bene di tutti ma senza sacrificando la vita di sé e della propria famiglia.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-01-21 20:46 | Giappone - Italia | Trackback | Comments(6)