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インプット大事語学も人生も、ディーパク英語瞑想講座6日目

 イタリア語を本だけ読んで勉強すれば、小難しい書き言葉を使って話すようになってしまいます。かと言って、もっぱら親しい友達や恋人、家族との会話を通して学ぶと、くだけた口語表現ばかり身について、とっさの応答はできても、論旨の通った話をしたり、時の話題について皆が話しているのを理解したりするのが、難しくなります。だから読書や文法学習、会話はどれもインプットとして大切だという話は、すでに何度かしましたし、そう言えば、昨年薬草学講座で、小児科の女医さんが、「いくらわたしたちが、肥満や成人病に苦しむ子供を治療しようとしても、親が食生活に配慮せず、子供が、健康に悪いものばかり過剰に食べ続けていては意味がない」と訴えていたときも、飲食物として体内に採り入れるインプットの質が劣悪かつ過剰であれば、治療に効果がないほど身体の健康が損なわれると、インプットがいかに重要であるかを述べていたわけです。

 21日間瞑想講座、6日目の主題は、「人生、日々の暮らしにおけるインプットの大切さ」でした。

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 嫌な思いや経験ばかりをインプットとして取り込み続ければ、心身が疲弊するのは当然のことで、だからこそ、おいしい有機食品を食べ、自然の美しさに触れるなど、自分の心身が軽やかに感じられるような機会を意識的に増やして、どろどろインプットをわくわくインプットに変えていく必要がある。それは決して、仕事での嫌な経験や、心にさざ波が立つ人間関係を避けろということではなく、そういう受け容れがたい事実があったとしても、それを腹立ちや嘆きと共に心身に取り込んで、いつまでもいつまでも、そういう嫌なできごとや感情ばかりに焦点を当てて、負の感情を増幅させてしまってはいけないということだ。

 3月21日から始まったディーパク・チョープラのオンライン無料瞑想講座は、英語版です。ぎりぎりの5日遅れで今朝聴いて、なるほどなるほどと、メモを取りました。ただし、上の写真は、毎日届くその日の講座のメール案内を読みながら、ノートにまとめたもので、音声を聴きながらの書き取りは、もっと字が崩れています。

Welcome to Day 6 – The Key to Positive InputWhen you discover what truly nourishes your entire being, cravings and...

Pubblicato da Chopra Center Meditation su Sabato 26 marzo 2016

 嫌なことがあったとき、それをいつまでも思い返して憤慨していては、嫌なことが自分に与える負の影響を倍にしてしまう、レモンジュースの酸っぱさが倍になるというようなことは、ずいぶん前にデール・カーネギーの本で読んだ覚えがあります。そのときは、読んでなるほどと思い、分かったつもりでいました。けれども、今も、日々の暮らしの中では、つい嫌なことを思い返しては、腹立ちや悲しみを引きずってしまうことは、決して少なくありません。

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Giardino delle Piante Acquatiche, Isola Polvese 8/7/2011

 そうやって、負の感情を引きずることは、いつまでも気に病むことで、心身に毒素を蓄え続け、増やしてしまうということなのか。今朝はディーパクの言葉に、改めてそう感じました。嫌なこともありがたいと思えれば、心身の毒素ではなく、糧になるはずです。ディーパクがしばしば、よかった探しや、感謝日記を推奨しているのは、そういう心の糧になるいいインプットにこそ、日々注意を払い、できるだけ出会えるようにせよということなのでしょう。

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 明日から4月です。いろんな意味で心身新たに、人生に臨んでいきたいと考えています。

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"Noi siamo quello che mangiamo" così ho sentito
durante il corso di erboristeria e ciò vale anche per il cuore.
Cercheremo di avere più input positivi,
evitando e non rimuginando gli input negativi.
Via tossina! Ci sentiremo più leggeri e lieti.
- I miei appunti dopo aver seguito la meditazione,
"Day 6 The Key to Positive Input" di Deepak Chopra

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参照リンク / Riferimento web
- Oprah & Deepak Shedding the Weight. Mind, Body and Spirit. 21-Day Meditation

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
外国語学習とインプット
- イタリア語のTPO (19/11/2012)
- 外国語上達の極意その2 (30/12/2012)
- 英伊仏ヒアリングマラソンと注意点 (25/1/2013)
健康と食のインプット
- 健康は食が作る、薬草利用と共に生活改善 / Noi siamo quello che mangiamo @ Corso di Erboristeria di Collepardo (21/8/2015)
- 花粉症に食事・薬草療法 (25/3/2013)
ディーパク・チョープラ21日間オンライン無料瞑想講座
- 鏡を見るたび (9/10/2014)
- そのときあなたは~心身と瞑想とフランス語 (26/11/2014)
- そう来たか ~悟りも健康も掃除から (30/11/2014)
トラジメーノ湖 / Lago Trasimeno
- 蓮と睡蓮の競演 / Fiori di Loto e Ninfea @ Isola Polvese sul Lago Trasimeno (8/7/2011)
- 初夏のポルヴェーセ島1 / Isola Polvese in estate 1 (7/5/2011)
- 初夏のポルヴェーセ島2 / Isola Polvese in estate 2 (7/5/2011)
- トラジメーノ湖に行こう、JITRA連載第2回 / Andiamo al Lago Trasimeno (4/6/2015)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-03-31 21:19 | Vivere | Comments(4)

椿とイタリア語学習メルマガ第108号

 つぼみがふくらむのを見て楽しみにしていた花が、今日きれいに咲きました。

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 純日本風の赤い椿です。花びらが幾重にもなった花を好む夫には、どうしてといぶかられましたが、日本で見慣れたこの椿こそ、わたしが見て最もなつかしく、うれしい花です。

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 この椿も、ルッカ県の椿の里で購入したものです。次々に開く花がどれもきれいで、ついつい見とれてしまいます。

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Dal sito http://www.ansa.it & Google Doodle

 今日は久しぶりに、イタリア語学習メルマガ第108号を発行しました。今回の学習教材は、ニュースサイトAnsa.itの記事のこの段落です。

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 そのほか、イタリア語のおもしろ看板やフィレンツェのお得な旅情報について、ブログの過去記事も、厳選していくつかご紹介しています。興味のある方は、次号が出るまでは、以下のページから試読できますので、ぜひお読みください。

・まぐまぐ! - もっと知りたい! イタリアの言葉と文化 最新号
- http://archives.mag2.com/0000280229/

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Oggi è fiorita anche questa camelia!
Ci tengo in modo particolare,
perché è una delle specie più comuni in Giappone :-)))
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 椿咲きヒナゲシのつぼみ出づる庭
- Ansa.it – Equinozio di Primavera in anticipo, ecco perché. E Google gli dedica un doodle
- 桜の二条城春のグーグル
- フィレンツェ美探訪~イタリア語学習メルマガ第107号
- イタリア語学習メルマガ バックナンバー (第1号から第104号までのみ掲載)
- 美しいイタリア語と識字能力の低下

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-03-30 23:39 | Fiori Piante Animali | Comments(8)

京都二条城の桜

 空から花が舞い落ちるような、みごとな桜の大木がいくつも並ぶ道を歩きながら、何度も立ち止まっては上を見上げ、そのまま花を見つめたり、カメラを構えたりしました。

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Fioritura dei Ciliegi @ Castello Nijo-jo, Kyoto 6/4/2009

 二条城は、以前夫と共に京都を旅したとき、すでに訪ねていたので、「桜が美しいようだから今年も行きましょう」と提案したとき、夫はさんざん異議を唱えたのですが、

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春に桜が華麗に彩る二条城は本当にきれいで、わたしも夫も、再訪して本当によかったと思いました。

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 美しい日本庭園に、

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桜がさらに華を添えています。

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 色とりどりの桜の大木の下を、桜や時折り植わっている椿の花を愛でながら、歩いていきます。

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 木を傷めないためでしょう、立ち入りが禁じられた野でも、みごとな大木が花を咲かせています。

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 桜のない庭の静けさや平安が、この季節にはいっそう感じられるような気がします。

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 堀では夫が、パンくずを鯉にやり、色とりどりの鯉たちが我先にとやって来る様子を、楽しそうに見ていました。

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 しだれ桜は花はもちろん、枝ぶりもそれはみごとです。

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 春の京都、二条城では、花の色や形、枝ぶりもさまざまな桜が、それぞれに美しい花を咲かせていました。

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Fioritura dei Ciliegi @ Castello Nijo-jo, Kyoto 6/4/2009

- In primavera i fiori di ciliegio rendono ancora più belli
i palazzi e i giardini del castello :-)
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 京都、醍醐寺の桜 / Fioritura dei Ciliegi @ Tempio Daigo-ji, Kyoto
- 奈良、法隆寺の桜 / Fioritura dei Ciliegi @ Tempio Horyu-ji, Nara
Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-03-29 23:01 | Giappone | Comments(4)

桜の二条城春のグーグル

 石の並びが美しい庭の池のほとりに、桜の花が美しく咲いていた京都の二条城の思い出が、突然よみがえりました。

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Castello Nijo-jo, Kyoto 6/4/2009

 記憶というのは不思議なもので、ふだん心に浮かばずとも、どこかにそっと潜んでいて、出番があれば、顔を出すようです。

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 頭に浮かんだ、石が並び桜が咲く池は、この2枚の写真のうち、どちらの池だったのでしょう。どちらにせよ、ふと思い出したきっかけは、


 今年3月20日に、グーグルが春分を記念して、検索エンジンの上に配した、こちらの映像です。

 ふだんから、そのときどきに合わせて工夫したデザインがかわいらしいのですが、風流と春の喜びと遊び心にあふれたこの映像は、殊に気に入って、見るうちにこの映像と、かつて二条城で見た石の並びと、その傍らに咲いていた桜の木が重なったのです。よくみると、この映像には池はありませんし、花は桜かも梅かもしれず、こういう風景は他にもありがちです。ひょっとしたら、どこか特定の場所を思い浮かべるのではなく、想像力を働かせて描いたものかもしれません。

 ともあれ、わたしは、このGoogle Doodleのおかげで、かわいらしい石たちの春のドラマを楽しみ、二条城の庭石と桜を、なつかしく思い出すことができました。

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Fioritura dei Ciliegi @ Castello Nijo-jo, Kyoto 6/4/2009

Il simpatico Google Doodle del 20 marzo
mi ha ricordato questi laghetti ornati dalle pietre e dai ciliegi.
Avete visto anche voi questa animazione carina?
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LINK
- 日本の桜5 京都、渉成園 / Fioritura dei Ciliegi @ Giardino Shosei-in, Kyoto
- Ansa.it – Equinozio di Primavera in anticipo, ecco perché. E Google gli dedica un doodle
- ウィキペディア日本語版 – Google Doodle

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-03-28 23:59 | Giappone | Comments(9)

Buona Pasqua!

 復活祭(Pasqua)の今日は、階下の義母宅で、皆で祝いのあいさつを交わし、それから祝福を受けたゆで卵や復活祭のパンを食べて、朝食を済ませました。

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Basilica di Santa Maria degli Angeli, Assisi 27/3/2016

 それから、アッシジのサンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ教会のミサに参加しました。朝晩寒いものの、昨日は昼暖かかったからか、道路脇に真っ赤なヒナゲシがいっぱいに咲いているのを、あちこちで見つけて、うれしくなりました。教会の近くにも、桜でしょうか、白い美しい花がきれいに咲いています。

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 教会からさらに少し離れると、散り始めたものの桜色の花の美しい木が並んでいます。

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 カトリック教で、十字架にかけられた主が復活したことを祝う復活祭が、春の陽気が感じられるお彼岸の頃に行われるのは、決して偶然ではなくて、長く厳しい冬が終わり、命が躍動する春を喜び祝う気持ち、そこに何か単なる自然現象を超えたものを感じる気持ちが、洋の東西や宗教・民族のいかんを問わず、存在するからではないかという気がします。

 朝、祝福されたゆで卵を食べたり、卵型のチョコレートを贈ったりするのも、春になって暖かくなると、鶏たちの産む卵の数が一気に増えるためでしょう。チーズと共に、卵をたっぷり使った、ウンブリア伝統の復活祭のパンについても然り。

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 復活祭のお菓子には、鳩の形をしたコロンバ(colomba)もあります。今晩は、会場に住む義弟夫婦宅に招待されているので、金曜に手みやげのコロンバを買いに行きました。購入したのは、チョコ卵もコロンバも、自分たちで手作りしている店で、わたしたちは、チョコレートと洋梨のコロンバを選んで、購入しました。味は今夜のお楽しみなのですが、コロンバの包装に添えた花飾りも、チョコ卵に描かれた絵もきれいで、うちの中を春らしい、祝いらしい気分にしてくれています。

 トーディの義弟一家が、今年は今日からロンドンへの小旅行に旅立ったため、今日の復活祭の昼食は大人だけで食卓を囲みました。子羊肉のローストをセコンドに食べ、デザートはチョコ卵とコロンバなのですが、やはり姪たちがいないと、卵を開ける前のわくわく気分やお祭り気分が違う気がします。

 最後に、去年初めて聞いてびっくりした賛美歌をご紹介します。”Cristo è risorto, alleluia!”「キリストが復活した。ハレルヤ」というこの歌のメロディーは、なんと日本ではまったく違う場面でよく使われる、あの音楽だからです。この映像では、主の復活を描いたさまざまな絵画を見ることもできます。


 この歌曲についての詳細および復活祭のパンについては、下記リンクをご参照ください。

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Buona Pasqua!

@ Basilica di Santa Maria degli Angeli ornata dai fiori :-))) 27/3/2016
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 復活祭のパン、写真つき材料と作り方 / Torta di Pasqua (22/4/2011)
- 復活祭 / Pasqua (4/4/2010)
- うれしいバーチ復活祭チョコ / Uovo di Pasqua di Baci Perugina (5/4/2015)
- びっくり、復活イエス入場の賛美歌 ~この曲は! / Canto, “Cristo è risorto, alleluia” (6/4/2015)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-03-27 17:00 | Feste & eventi | Comments(6)

夏時間針1時間進めよう、11年前のうっかり

 イタリアでは明日から夏時間に突入します。寝る前に覚えておいて、目覚まし時計などのの針を1時間進めておかないと、ひょっとしたら翌朝、時間を1時間勘違いして、飛行機や電車に乗り遅れたり、大切な約束をふいにしたりする可能性があるので、お気をつけください。

 実際に時間が変わるのは、明日日曜日の午前2時で、長針が12を指したら、時計を2時から3時に1時間進めることになっているのですが、そんな時間まで起きていないわたしたちは、たいてい土曜の晩の就寝前に、家じゅうの時計の針を1時間進めてしまいます。

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Dal sito www.calendario-365.it

 春と秋に、冬時間から夏時間へ、あるいはその逆に時間が変わるとき、わたしは時計の針を進めるべきなのか遅らせるべきなのか、迷ってしまい、たいていインターネットで調べて、確認します。そういうときに頼りになるのが、このCalendario-365.itの記事で、時間が変わるごとに毎度こうして記事が出るということは、題に書かれているように、「時計の針は1時間前に進むのか、それとも後ろに下がるのか」(Orologio avanti o indietro di un’ora?)と確信が持てない人が、他にも多いということでしょう。イタリア語では夏時間をora estivaとも言いますが、よく使われるのは、ora legaleという表現です。法に定められた時間であるという意識の方が強いからでしょうか。

 今でこそ、イタリアでの生活にも慣れて、3月になると、あれ、今年はいつ夏時間に変わるのかなと、あらかじめ情報を調べるのですが、イタリアに暮らし始めてから3年が過ぎようという2005年3月に、この夏時間への変更を知らずに、迷惑をかけてしまったことがあります。

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 これは2005年のわたしの手帳を撮影したものです。3月27日が日曜日で、復活祭(Pasqua)とありますから、偶然にも、復活祭の日にちが今年と同じです。

 夫と出会ったのは2003年の冬、つき合い始めたのは翌年の早春で、2005年3月には、ほぼ毎週、夫の家での日曜の大家族での昼食に招かれるようになっていました。中心街のアパートからバスに乗って、今暮らしている二世代住宅近くのバス停まで行き、車で出迎えてくれる夫と共に、うちに向かうという形で、昼食に参加していたのですが、この日は、まだ時間があると思って、前夜も遅くまでしていた方言学(dialettologia)の勉強をひき続きしていたら、思いがけず夫から電話がありました。

 「どうしていつものバスに乗らなかったんだい?」と言うのです。

 「あら、まだバスに乗る時間にもなっていないじゃない」と電話に答えて、夫と話すうちに、初めてこの日は冬時間から夏時間に変わったので、そのときの時間は、わたしの時計が指している時間よりも1時間遅く、従って、本来乗るべきバスに乗り遅れてしまったことに気づきました。

 こういう失敗はイタリアに来て初めてのことで、思うに、それまでは、共同アパートに暮らしていたので、だれか同居人から聞いて、あるいはテレビを見て、夏時間に変わることを知っていたのに、このときは小さな小さなアパートに一人で暮らしていた上、うちにテレビもなく、時間が変わることをうっかり知らずにいたのだと思います。

 今夜は、いつもと同じ時間に寝て同じ時間に起きても、睡眠時間が1時間短くなるので、少し早めに就寝するつもりです。日本との時差も、これまでの8時間から7時間になります。

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Il 27 marzo 2005 studiavo a casa e
d'improvviso mi ha telefonato Luigi, dicendo:
"Perché non hai preso il pullman?"
"Perché dici così? E' ancora presto...",
ho risposto così e parlando con lui, ho saputo che
durante notte l'orario era cambiato da solare a legale.
Ero invitata al pranzo di Pasqua dai suoi e
Luigi mi aspettava alla fermata di pullman.
Per fortuna, i suoi mi aspettavano gentilmente,
ma gli aerei e i treni non aspettano, quindi qui scrivo:
"Da domani l'Ora Legale!
Ricordiamoci di mettere l'orologio un'ora avanti
prima di andare a letto :-) "
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LINK
- Calendario-365.it – Ora legale 2016 e orario invernale 2016. Orologio Avanti o indietro di un’ora / rimettere indietro? (26/3/2016)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-03-26 20:33 | Sistemi & procedure | Comments(4)

寒修行と風邪と湖と

 先週末、アルプスに寒修行に出かけた夫は、皆といっしょに、水着姿で雪の上に座って瞑想し、トゥンモに慣れた師匠や友人たちが、半分は凍った池に3、4分首までつかるそのそばで、瞬時首まで冷水に体を沈め、すぐに池から飛び出したそうです。さらに、片道10時間のドライブで体力を消耗したためか、今週はすっかり体調を崩し、仕事こそ休まなかったものの、まだ風邪の諸症状が治まっていません。

 参考までに、このトゥンモ講習を案内する投稿を、ご紹介します。


 夫は風邪をこじらせているし、わたしは花粉症でつらいので、今日の午後はうちで過ごそうと思っていたら、それでもどこかに出かけて新鮮な空気を吸って体を動かした方が風邪が治りやすいはずだと確信する夫に説き伏せられて、夕方、久しぶりにトラジメーノ湖に向かいました。

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Tramonto al Lago Trasimeno, Monte del Lago 25/3/2016

 夕日は早いうちに雲の中に消えてしまいましたが、雲に躍動感があり、大きな白い翼が羽ばたいているかのようで、とてもきれいでした。

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 車を降りると、夫はひたすらずんずんと歩いて行くので、わたしは自分の気に入ったところで立ち止まっては、湖を眺めたり、気になった花や草の写真を撮ったりしました。

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 まだ3月というのに、イラクサ(ortica)の若葉がもう茂っていたので、びっくりしました。イラクサは、昨年薬草学講座でも、いろいろな先生からとても薬効の高い植物であると教わりましたし、わたしはその前から、花粉症・関節症対策に、イラクサのハーブティーを飲んでいます。ふだんは乾燥葉を、薬草専門店(erboristeria)で購入するのですが、イラクサは夏にはあちこちに茂る雑草なので、夫が山で見つけて収穫し、日に干して、自家製乾燥葉を作ってくれることもあります。薬草学講座で、今日見つけたイラクサのように、まだ若くて丈が低い頃の葉が一番効果が高いと学んだのですが、まさかイラクサに出会えるとも思わず、手袋やビニール袋の用意もないので、今日は収穫できませんでした。イラクサは直接手で触れると、じんましんになって、肌が焼けつくようにかゆくなり、数日苦しむことになるからです。

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 白い花の写真を撮ろうとしていたら、夫がそばを通りかかりました。太陽が隠れて寒くなってしまったので、引き返したそうで、それから駐車場まで、二人でおしゃべりしながら、のんびり歩きました。

関連記事へのリンク
- 亭主元気で留守の週末 (19/3/2016)

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Oggi il sole è scomparso nelle nuvole,
ma nel cielo mi sembrava di vedere una grande ala
che stava per volare.
@ Lago Trasimeno, Monte del Lago, Magione 25/3/2016
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-03-25 22:38 | Umbria | Comments(4)

古代小麦育ててパンとピザ作り

 我が家の庭のキンセンカ(calendula)の花たちとヒナゲシ(papavero)のつぼみの向こうで、すくすくと育っているこの緑は何でしょう。

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20/3/2016

 実は、古代小麦(grano antico)なのです。

 テベレ川の水力を利用し、今も石で麦を挽く粉挽き場で、夫が、挽かれる前の有機栽培の古代小麦の粒たちを購入したのは、数か月前のことです。この冬は、時々、家でその小麦を挽いては、ふるいにかけ、そうしてできた全粒小麦粉(farina integrale)と天然酵母を使っての、パンやピザ作りに情熱を注いでいました。現代の小麦が産業用のパスタやパン作りで利用しやすいようにと、グルテンを多く含む栄養価値の低いものとなってしまったのに対して、古代小麦はグルテンの含有率が低く、栄養に富んでいます。

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30/1/2016

 古代小麦でしかも全粒なので、生地を伸ばすのが難しく、天然酵母を使うので、ふくらみにくく、最近ではたまに、他の粉も混ぜて、その割合や生地を寝かせる時間を変えることもあります。

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 この頃は成功することも多くなり、そういうときには、こんなふうに写真の撮影も許可してくれて、顔がそれはほこらしそうで、食事の際にパンを切るときも、それは幸せそうです。

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 この3枚は1月30日の写真です。この日は、パンがおいしく焼けた上に、夫が思いついて、ごま入りのグリッシーニもたくさん作りました。少々塩からくはあったのですが、ごまの風味が香ばしく、カリッとしていて、とてもおいしかったです。

 夫が畑で自ら育てたトウモロコシを、うちで挽き、その粉でポレンタを作ったのは昨年だったでしょうか。いずれは、今庭に育ちつつある古代小麦を収穫し、その小麦を挽いた粉で、ピザやパンを作りたいと、夫は楽しみにしています。根元が黄色くなりかけた小麦もいくつかあるので、心配しているのですが、どうか元気に育っていってくれますように。 

LINK
- 自家製ポレンタ、ルーマニア風 / Polenta fatta con il mais coltivato da mio marito (11/12/2015)

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Nel nostro giardino dietro le calendule e i papaveri
cresce il grano antico.
Mio marito vuole fare pane e pizza,
utilizzando la farina ottenuta
dai chicchi di queste piante medesime.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-03-24 23:59 | Gastronomia | Comments(2)

財布にも痛い五十肩@イタリア

 まだ日本に暮らしていた頃から、時々肩の痛みに苦しみ、イタリアでも時々肩の激痛に襲われていたのは、机やパソコンに向かう時間が長い上に、姿勢が悪かったためだと思います。そういうひどい肩の痛みに加えて、2007年にぎっくり腰に襲われて以来は、腰の痛みも時々あり、そういう時はできるだけ早めにエゴスキュー体操の本を取り出して体操を続けたり、姿勢に気をつけたりして対処していました。

 ひどい痛みに慣れているがために、去年の2月頃から、右肩や首・腰の痛みに耐え、体操をして姿勢に気をつけていればそのうち去るだろうと思い、6月末から8月にかけて、特に痛むようになった右肩について、かかりつけ医に3度訴えても、こうこうこういう体操をするようにと言われるばかりで、そうこうするうちに痛みがますます激しくなり、10月には痛みで夜も眠れぬようになりました。そうして、いつの頃からか、気づくと右腕を上げると右肩もつられて上がり、エゴスキュー体操さえ痛みと肩の周囲のこわばりのために、できないものがあるようになり、さらに、右腕が後ろに回らず、細身のセーターは、特に前部が開かないものは、右腕と右肩が痛くて、脱ぎ着にひどく苦労するため、ゆったりとした上着や前部の開く上着しか着ないようになりました。右腕が上がらず、台所などで上にあるものを右手では取れなくなってしまいました。ひどいときには、腕の痛みのために、マウスを握るのもつらく、ナイフでパンを切ることさえできないときがありました。

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 かかりつけ医には体操するうち痛みが去ると3度言われ、それまで肩や腰の痛みをエゴスキュー体操で解消したことが何度もあったので、体操も試みるのですが、かえって痛くなるように感じるときさえあります。日本に帰国していたときに購入した体の痛みに関する本をじっくり読み、これはどうも五十肩かもしれない、だったら痛んでも腕や肩を動かしたほうがよいのではないかと、本に書かれている体操をいろいろ試してみました。そうして、10月下旬にミジャーナで3日間、夫や友人たち、義父とともに、上がらない右腕を上げ、痛みに耐えながら、オリーブを収穫しました。

 そのとき友人たち2人から、自分たちもひどい痛みで苦しんで、専門医に診てもらったり、それでも判断が誤っていたのが、ある日突然肩が動かせなくなって、救急病院に駆け込んで、ようやく正しい病名が分かったりしたのだと聞きました。検査をしたり専門医に診てもらったりした方がいいと勧められ、さらに、この3日間無理をしたために、ただでさえひどかった痛みが悪化したので、月曜にかかりつけ医に診てもらい、説得してようやく超音波検査を受けることができ、その結果、運動機能回復訓練専門医(fisiatra)に診てもらい、癒着性関節包炎(凍結肩、狭義の「五十肩」)であることが分かり、それから薬剤の注入や鎮痛剤の服用、カイロプラクティック院での療養が始まりました。

 3月も終わりに近づいた今、右腕は前方には、完全に上げるには痛みを伴うにしても上がるようになったのですが、横に広げた腕はまだその水平の位置から上がらず、後ろにも回りにくい状況です。専門医の診断を受ければ、ふだんは1度の通院で20ユーロ払っているところを、国民健康保険を利用し、10回分は患者自己負担金36.15ユーロで済むので助かるのですが、この手のリハビリを行うのはペルージャでは私立のこのカイロプラクティック院しかなく、10月末に申し込んでも、この健康保険が適用できる枠は、1月18日からしか空きがない状態でした。その1月18日からの10回分が終わる頃には、凍結肩とはおさらばかと思っていたら、最近は仕事が忙しかったり肩が痛んだりして、家での体操をさぼっていたためもあってか、右肩がまだ横方向には、なかなか上がらず、3月に入った今になっても、まだまだ通院が必要な状況です。「1回に20ユーロでは支払いが大変だろう。1年に2回までは施設で保険枠が利用できるんだけれども、その枠を利用するには、専門医の診療と処方が必要なんだ。」と、理学療法士さんが受付の女性と話し合って、その施設の専門医の診療を予約してくれました。

 その診療がちょうど昨日で、以前痛い思いを味わい、いろんな意味でどうかなと思う若い医師ではなく、今度はベテランの医師に診てもらいました。ただ、うっかりして、超音波検査や以前の処方いっさいの資料を忘れてしまい、癒着性関節包炎であるという確認と、健康保険枠が利用できる10回分のリハビリは処方してもらったのですが、「もっと正確に診断できるように、次回はこれまでの検査結果や処方を書いたものを持って来てください」と言われました。

 かかりつけ医にせよ、若い専門医にせよ、文字を解読するのに苦労する上、だれにいつどんな薬を飲むように言われたかなど、さまざまな紙があるので、お医者さんに提出するためにも、今夜はそれを整理して、以前から気になっていた料金も添えて、日づけと共に一覧表にしてみました。すると、5月頃から腱炎に苦しみ、それで肩も少しずつかたまっていったと思っていたら、すでに2・3月から肩や首・腰のひどい痛みを日記に記した日があることと同時に、すでに驚くような金額を、五十肩のために費やしていることが分かりました。

 きりがいいので、10月26日、初めての鎮痛剤購入から、4月1日までの療養にかかる費用をまとめると、次のようになります。

・鎮痛剤                   2,34€+4,49€+4,46€+7,30€
・ヨガセンターでのマッサージ     34,90€
・超音波検査                31,30€
・専門家医の診療20,00€✕2      40,00€
・薬剤の注入  30,00€✕3       90,00€
・ホット/コールドパック✕2        10,90€+18,50€
・施術+体操 
(11/12-4/1 20€x24 + 36,15€ ) 561,15€


 保険枠が利用できるのは、ようやく5月2日からとのことなので、4月は通院が全額自己負担となり、5月いっぱいで治ったとしても、さらに236,15€が上記の金額に追加されることもあります。

 夫や義父母には、それだけ高いのに通う必要があるのかとは聞かれるのですが、全額わたしが支払うのですし、去年日本語・イタリア語・英語のさまざまな資料を、患者の追跡研究結果を述べた研究論文も含めて多数読んだ結果、やはり早く、そうしてすべての可動域を取り戻すには、お金がかかっても週2回はリハビリにかかる必要があるという結論に達して、今も通い続けています。合計金額がここまでになるとは思わず、一覧表にしてみて自分でも青くなったのですが、右腕や肩は、まだまだ十分に使えるものであってほしいし、数年前、車の修理に約5千ユーロ払っているので、ずっと大切な自分の体のためですから、お金が決してあるわけではないものの、払えることをありがたいと思い、通院を続けるつもりでいます。

 以前に五十肩の件を書いたとき、ご自分も経験されたというコメントやメールを多くの方からいただいて、ありがたかったのですが、鍵コメントやメールででも、その際に、リハビリにどのくらいの期間・頻度通院したか、回復にかかった月数とどれだけ可動域を取り戻すことができたかを教えていただけるととても参考になってありがたいです。

 去年からは、学校での授業やiBook教材制作、通訳の仕事に加えて、翻訳やさまざまな生徒さんからの日本語・イタリア語の継続的な個人授業の依頼があって、ありがたいのですが、しばらくは個人授業の報酬がそのまま五十肩や飛蚊症、花粉症などの療養に消えていきそうです。日頃からもっと姿勢に気をつけて、全身を動かすようにしていればという反省はあります。けれども、身体の不調が出てくるということは、車がガス欠になる前に、警告灯が教えてくれるようなもので、まだ対策ができて、間に合ううちに、健康や日々の生活について見直しをさせてくれるありがたいものだ、体操が苦にならない年齢のうちに五十肩になったのはありがたいと、最近は考えるようになりました。

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 ここまでしなくてもいいのですが、自分でふり返るためにも、お医者さんにより分かりやすくするためにも、はりきって、こんなふうに表にまとめていたら、今夜は遅くなってしまったのでありました。

✳追記(3月24日)
 メールやコメントで書いてくださいとは、皆さんお忙しいのに失礼だと、今朝になって思いあたり、アンケートを作って、選択肢で答えていただけるようにしてみました。凍結肩は、インターネット上に、医者・病院による説明や治療の案内・実例、多数の患者への臨床試験の結果も踏まえた医学論文は数多く見つかるのですが、実際に患った方が選ばれた療法や治癒までにかかった期間を語られた体験談は、なかなか見つかりません。英語ではfrozen sholder、イタリア語ではspalla congelataまたはcapsulite adesivaと呼ばれる凍結肩(癒着性関節包炎)は、有病率が2%で、40代から60代、そして特に女性が患う場合が多く、糖尿病患者になると、さらに罹患率は35-40%になるそうです。近年、人々がパソコンや携帯電話を使う時間が急激に増加する一方、体を動かす機会と時間が減っていることを考えると、この割合は今後さらに増加する恐れがあると思います。現在、日本では保険病名に凍結肩がなく、石灰性腱炎や腱板炎などさまざまな疾患を含む病気が、肩関節周囲炎という大ざっぱな病名や、五十肩という言葉でひとくくりにされがちなのだそうです。正しい病名が分からないと、可動域を完全に取り戻すのが難しいまでに症状が悪化してしまいます。皆さんのアンケートへの答えが、わたしの参考になることはもちろん、今後多くの方の参考にもなると思いますので、お時間を取って、答えていただけると幸いです。



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E' arrivata la primavera!
Anche la mia spalla congelata, a mano mano, si sta scongelando. Ci vorranno ancora le riabilitazioni per qualche mese e poi spero di poter muovere la mia spalla destra come prima.
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 激痛撃退エゴスキュー (16/3/2015)
- 片づけと健康2、整頓か痛みか猫か (8/10/2015)
- 肩ががたがた (29/10/2015)
- 歯医者より痛いイタリア肩療治 (19/11/2015)
- 凍るイタリア解けゆく肩 (26/11/2015)
- 痛む肩熱で癒せる便利品 (12/12/2015) 

参照リンク / Riferimenti web
- ピート・エゴスキュー著、越山雅代監修・訳、『痛み解消メソッド驚異のエゴスキュー』、ロングセラーズ
- 星川吉光監修、『スーパー図解 くび・肩・背中の痛み―不快な症状を消し去る生活処方と最新治療 (トップ専門医の「家庭の医学」シリーズ)』(法研)
- 井本邦昭著、『専門医が治す! 体の「ゆがみ」を治して健康になる!』(高橋書店)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-03-23 23:59 | Sistemi & procedure | Comments(4)

椿咲きヒナゲシのつぼみ出づる庭

 一枝に、つぼみと開きかけた花が並ぶ様子が美しく、

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20/3/2016

日曜日に思わず撮影した、その椿(camelia)の花たちが、

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22/3/2016

今日水をやりに行くと、どちらも咲いていて、色も、バラのように咲く姿も、びっくりするほどきれいです。

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 テラスの近くでは、オレンジ色のキンセンカ(calendula)の花の間で、ヒナゲシ(papavero)が少しずつ育ち、長い茎が頭を垂れて、その先につぼみが宿る様子が、外灯のランプのようです。

 冬にまいた種の中には、野山で摘んだ、真っ赤な野生のヒナゲシの種もあれば、数年前に店で購入した「蝶を呼び寄せる花の種」から咲いた、色も花もさまざまの美しいヒナゲシの孫やひ孫にあたる種もあります。ヒナゲシが咲くには早いと、夫も驚いているのですが、他に先駆けてすくすく育ったこのヒナゲシが、どんな花を咲かせてくれるのか、今から楽しみです。

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 椿やツツジ、クチナシなど、酸性土を好む花を植えてある花壇の縁に、いつだったか、夫がミジャーナで掘り起こした野生のシクラメン(ciclamino selvatico)の球根を植えました。昨年思いがけず庭に咲いたシクラメンの花を見て、初めて夫がこっそりと球根を植えていたことに気づいたのですが、おそらく秋咲きの花なのでしょう。今は特徴のある緑色の葉こそしげるものの、花が咲く気配はありません。

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 その隣では、イタリアで山野を歩くと、時々赤い小さな実がなっているのが見つかる野生のイチゴ(fragola di bosco)の葉が、元気に育っています。このイチゴの苗は、昨年花市で購入しました。植物に詳しい夫と、よく山を歩くおかげで、葉を見ただけで、どんな花が咲き、実がなるのかが、分かる植物が増えました。

 このイチゴは、イタリア語名は「森のイチゴ」(fragola di bosco)なのですが、学名はfragaria vesca L.で、この学名を元に日本でどう呼ばれているか調べると、「ワイルドストロベリー、エゾヘビイチゴ、ベスカイチゴ」などと言うようです。

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Bellissimi i Fiori di Camelia,
già tre boccioli di papaveri nel nostro giardino.
Pronte le foglie di ciclamino selvatico,
cresciute anche quelle di fragola di bosco.
Il cielo è grigio e tira la tramontana,
ma le piante sono forti, coraggiose
e preparano per la primavera. 22/3/2016
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
椿 / Camelie
- 椿まつりでお茶を / Mostra Antiche Camelie della Lucchesia (23/11/2010)
- イタリア語学習メルマガ第40号「ルッカの椿まつり、春の訪れ、おすすめの歌と映画」 (29/3/2010)
↑↑ 写真の椿は、昨年ルッカの椿まつりで購入したものです。
ヒナゲシ / Papaveri
- 野の花の種摘み / Raccolta dei semi di Papaveri, Fiordalisi (12/6/2013)
- ひなげし百花繚乱 / Bellissimi i Papaveri di svariati colori e disegni (6/5/2015)
野生のシクラメン / Ciclamini selvatici
- 野の花いっぱい山の道 / Ciclamini, Orchidee, Primule … Monte Tezio Fiorito (9/4/2014)
野イチゴ / Fragole di bosco
- イチゴの収穫と花市の思い出 / Fragoline & Mostra Mercato del Giardinaggio @ Sant’Anatolia di Narco (8/6/2015)
- 野イチゴあふれる山の小道 / Passeggiata & Fragoline di Bosco @ Val Bratica (19/8/2010)

参照リンク / Riferimenti web
- it.wikipedia – Fragaria vesca (fragola di bosco)
- 日だまり仔猫-園芸専科 - ワイルドストロベリー

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-03-22 18:38 | Fiori Piante Animali | Comments(12)