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梨の実初年に育つかな@イタリア

 この冬植えたばかりの梨の若木2本の、どちらにも花が咲いたので、ひょっとしたら今年さっそく実が食べられるかもしれないと、ひそかに楽しみにしていました。

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26/5/2016

 先週、バラの写真を撮ったあと、果樹を見て回ると、豊水には実がまったくないものの、幸水の方には、小さな実が三つ育っています。

 果物をつつくのが好きな野鳥や、通りすがりの登山客や猟師などに食べられてしまう可能性がなきにしもあらず、その前に初年でもあり、たとえば水不足のために実が育たない可能性もあるのですが、二つの園芸店に何度も足を運んで、悩んだり調べたり、交換を頼んだりした末に、ようやく手にできた2本の梨の木から、早くなつかしいおいしい梨を食べられる日が来ますようにと、楽しみにしています。

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Crescono piccoli frutti sul nostro alberello di Nashi! 26/5/2016
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 梨の花咲くミジャーナ / Fiori di Nashi (24/4/2016)
- 梨の木騒動 / Giovani piante di Nashi (28/11/2015)
Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-05-31 23:55 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(6)

フランス語学習再開と突然のフランス旅行

 再び本格的にフランス語学習を始めたのは今日からで、まずは4月11日に届いていた再勉強用参考書・問題集2冊の前書きを読み、ページ数を数えて、日々の学習計画を大ざっぱに立て、そうして、『コレクション フランス語3 文法 改訂版』を14ページ勉強しました。

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 2012年からフランス語の学習を始め、 『フランス語のABC』と『新・リュミエール』を一通り終え、イタリア語話者向けの入門書や問題集にも取り組み、フランス発フランス語音声学習誌、『bien-dire』を2年間年間購読したものの、ながら聞き・積ん読に傾いていたため、すでに手元にある13冊を読み返して勉強することにして、購読をやめ、ジュール・ヴェルヌの冒険小説を中心に、フランス語の小説も何冊か読んだのですが、この2・3年は、たまに歌やbien-direの音声CDをながら聞きし、France24のテレビ番組をぼんやりと見て、時々フランス語の小説を読むくらいで、机上の学習からはすっかり遠ざかってしまっていました。

 DELF B1対策の問題集を3冊買って、どれもほんの少しだけ問題を解いたものの、問題の正解率は悪くないのですが、知らない表現や語彙、気になり定着していないように思われる文法事項が見つかると、ついきちんと調べないと先に進めない、進んでも意味がない気がして、けれども、そこまで根をつめていろいろ調べるのはめんどうで、結局は勉強そのものを投げ出してしまったのです。

 そこで、入門書はすでに2冊終えたものの、まだどんどんB1の問題集を解き、さっと答え合わせをして先に進んでいけるほどはフランス語の力がないことに気づきました。その上、この数年机上学習をさぼっていた間に、せっかく学んだ文法事項や語彙も、記憶があいまいになってしまっています。
 
 それでこの春、日本語能力試験N3合格を目指す生徒さんに教えるための教科書・問題集を購入したとき、わたしも自分のフランス語学習用に、この2冊を買いました。今日の授業中に聞いた、生徒さんの学習の進み具合には遠く及びませんが、わたしもようやく一歩を踏み出しました。

 実はやむを得ぬ事情に駆られてのことなのです。テロ事件もあり、フランスは遠く物価も高いので、わたしは今年はイタリア国内の旅行ですまそうと考えていたのですが、最近になって突然、友人からフランス旅行への誘いがあり、ただし、彼女と同行する二人は、わたしも夫もあまりよく知らない宗教心に篤い人なのでした。この数年は、カトリック教そのものや一部の神父さんの頭のかたさや懐の小ささ、排他的な面が気になって、ミサに行っても、なるほどと学べるときもあるものの、心の中で「それは違うだろう」と思いながら聞くことがあり、初めて旅行の誘いを聞いたときは、カトリック教への信仰に重きを置きすぎた旅であれば、わたしはそれよりは自然の中を旅したいと考えて、あまり乗り気ではありませんでした。

 モン・サン・ミッシェルにいつか行きたいという思いは、けれどもありました。そうして、夫が一人でも行くと言う上、ちょうど結婚記念日の直後に旅行が予定されていることもあって、結局は、わたしたち二人は1週間早く出発し、翌週は友人たちと合流して、彼女たちの計画する旅行に同行することに決めました。このところはそのため、行く・行かない、旅程はどうする、交通手段はどうするかで、何かと決めることが多くて慌ただしかったのですが、確か二人で行くことと旅行日程の大枠を決めたのが先週水曜日で、出発が約2週間前に迫って値段が高くなり、いい時間帯も見つかりにくい航空券をなんとか予約・購入したのは翌木曜日です。

 友人たちとフランスで合流し宿泊するシャルトルの宿を昨日予約し、今日になっても、まだ旅行の日程がはっきりしないものの、出発予定の6月11日土曜日まで、あと12日となった今日、せめて旅行を何とか乗り切れるだけのフランス語力はつけなければ、取り戻さなければと、新しいフランス語学習書2冊の前書きを読みました。
 
 前書きを読んでみて、アマゾン日本に書かれた評価・感想を参考に選んだこの2冊が、わたしのように、すでに一通り入門・初級の学習書を終えて、初級の内容をおさらいし、中級につなげていくのは、うってつけでありそうだと、うれしくなりました。

 2冊のページ数を合計し、12日で割ると、1日あたり33.6ページという無茶な数字が出ます。そこで、今回は『コレクション フランス語3 文法 改訂版』のみを、できるだけ出発前に終わらせるつもりで、毎日学習に取り組むことに決めました。183ページを12で割ると1日あたり15.25ページとなります。今日は前書きを読み、第1課・第2課の14ページを勉強しました。

 『コレクション フランス語3 文法』では、逐一辞書を引く必要がないように、例文や説明、構成がよく工夫されています。さらに、最初から文法の説明を与えるのではなく、例文を通して自分で推測してみましょうという、外国語学習、いえ、すべての学習で効果的な、自分の頭でまずしくみを考えるという流れになっています。与えられた公式や文法事項を覚える方が楽だという人には合わないかもしれませんが、わたしは、こんなふうに単に言われた文法事項を練習するのではなく、しくみを考え思い出し、語彙を学びながら力をつけられる、この学習書が気に入りました。

 出発前には旅程や宿、交通手段を決めて予約する必要があり、仕事や肩のリハビリ、この2か月ほどどういうわけか痛みがひどくなる一方の左肩の超音波検査、皮膚科の診療など、いろいろな用事が立て込んでいます。ただ、せっかくフランスに行くのですからそれをフランス語再学習の機にと、あと12日しかないのではありますが、勉強に取りかかりました。今日はフランス語瞑想講座も始まったのですが、講座は5日遅れでも聴けるので、参考書の学習の方を優先しました。頑張ります!

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Ho ripreso lo studio del francese!

Finirò il manuale, "Collection le français 3. Grammaire" (191 pagine)
in 12 giorni per il ripasso.
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関連記事へのリンク
- タグ:フランス・フランス語学習 (23/5/2016)
- 語学本選び買ったら開いて学べ、日本語・フランス語で初級から中級へ JLPT N3 & DELF B1
- 西仏伊英語ディーパク瞑想講座、明日から続々開始 (15/5/2016)

参照リンク / Riferimenti web
- コレクションフランス語〈3〉文法 (<CD+テキスト>))
- 解説がくわしいフランス文法問題集

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-05-30 23:59 | Francia & francese | Trackback | Comments(12)

傑作を花で描いて町彩る、Infiorata di Spello1

 色とりどりの花びらを使い、町の人々が夜どおし協力して、道や広場に、美しい大きな絵画を描いていくスペッロ(Spello)の町の祭り、インフィオラータ(Infiorata)を、今朝初めて訪ねました。

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 花びらで生み出される絵画の予想以上の美しさときめ細やかさに感嘆しました。上の写真では、左手にスペッロの石造りの町並みが描かれ、手前に二つヒナギクの大きな花が見えるのですが、このヒナギクの黄色い部分には、一つひとつのヒナギクの花の真ん中の部分だけをずらりと並べてあります。絵画の中央にはイエス・キリストの顔が大きく見えます。

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 聖家族(Sacra Famiglia)

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アッシジの聖フランチェスコ(San Francesco d’Assisi)とアッシジの町、

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ウンブリア南の町、カッシャ出身の聖リータ(Santa Rita)など、イエス・キリストや聖家族、カトリック教の聖人たちを描いた作品が多いのは、聖体祭(Corpus Domini)と呼ばれるカトリックの祝祭の前夜に、祭り当日ミサのあとの行進で歩く道に、花びらをまき散らしたり、花のじゅうたんを描いたりする慣習がイタリア各地にあり、スペッロのインフィオラータも、この聖体祭の祝いの一環として、行われているからです。

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 今日の祭りのために新たに描いたオリジナルと思われるデザインが多い中、

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こんなふうに巨匠の傑作に、新たな美しい装飾を添えて描き上げた作品もありました。

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 花は、絵画として道や広場を彩るだけではなく、街角や家の壁など、あちこちに飾られていて、中世の町並みに、いっそうの趣を添えています。

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噴水のまわりにも、白とピンクのバラが植わっています。

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 予定では朝8時までに作品を仕上げることとなっていたため、わたしたちが町を歩き始めた7時半過ぎには、ちょうど仕上げの最中だった絵画も、たくさんありました。

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 おかげで、どんな花びらを使って、どんなふうに描いていくのかも見られて、興味深かったです。

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 こんなふうにカトリック教と、直接には関係なさそうに見える作品もあり、愛や人生など、テーマはさまざまでした。

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 タンゴの情熱的な踊りと、祈るような、そして宇宙のリズムと鼓動を同じくするようなスーフィーの踊りが交互に描かれている、こちらの作品が独創性もあってすてきだなと感じました。

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 こちらの作品では、色鮮やかに花びらで描いた大きなギターの上部で、天使たちが音楽を奏でています。

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 「ゆるやかなとき」(Tempo Lento)と題されるこちらの作品は、子どもたちが自ら花を摘み描いたもので、左手の狭い空間にひしめくように並ぶ時計の中から飛び出した時計が、カタツムリの背に乗り、緑豊かで花が彩る広い空間をゆっくりと進んでいきます。時間にしばられ、時間に追われて、人生や生きがいを見失うのではなく、足取りを確かに、ゆっくりと豊かに生きていこうと語りかけているようです。

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 混んでいる場所・時間帯は、ラッシュアワーの東京都内の駅や、チョコレート祭り中の週末のペルージャのようで、人波に押されたり、あらがったりしながら進まざるを得ず、それは大変でしたが、いい思い出になりました。

 花の導きに従っての町めぐりは、まだまだ続きます。写真もご紹介したい作品も多いのですが、とりあえず今日はここまで。

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Infiorata di Spello - parte 1 29/5/2016

- Stupende le opere disegnate accuratamente
con passione e pazienza con i fiori,
bella città medievale, oggi ancora più bella.
Grazie, Spello e tutte le persone che hanno
contribuito a questa bellissima festa.
[To be continued]
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- スペッロからアッシジへと歩く旅 / Camminare da Spello ad Assisi 1 (20/4/2016)
- ウンブリア電車の旅 / Viaggiare in treno in Umbria (9/172011)
- スペッロでお散歩1 / Passeggiata a Spello 1 (9/1/2011)
- スペッロでお散歩2 / Passeggiata a Spello 2 (9/1/2011)
- バラの祭典@スペッロ / I Giorni delle Rose @ Spello (31/5/2014)
- この野草食用それとも有毒か、ウンブリア野草講座 / Subasio con Gusto. Rassegna delle Erbe Campagnole e dei Sapori Montani @ Spello (17/4/2015)
- スペッロからスバージオ山へ / Passeggiata da Spello alla Madonna della Spella (7/9/2014)

参照リンク / Riferimenti web
- it.wikipedia – Infiorate di Spello
- Infiorate di Spello - HOME
(イタリア語でfioreは「花」、infiorareは「花で飾る」という動詞で、infiorataはこの動詞から派生した名詞で「花で飾ること」の意。infiorateはその複数形です。)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-05-29 23:46 | Umbria | Trackback | Comments(8)

バラの花咲く山の家

 ミジャーナの改築中の家の前でも、毎年少しずつ植えているバラが、次々に咲いています。

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26/5/2016

 このNew Imagineというバラの花が、どの花も彩りや模様に個性があって、それはきれいで、思わず見とれて、いつまでも眺めてしまいました。

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 わたしは単色のバラも好きなのですが、夫は香りがよく、かつ絞り模様のバラが好きなので、こういう美しく、かぐわしい花がいくつもあります。

 入り口の階段の左手に咲いていたオレンジのバラは、最近雨が降らないためか、それとも一足先に咲いて、時期を過ぎてしまったからか、花が寂しかったので、おとといは撮影しませんでした。

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 色も花びらがひしめき合う様子、開く様子も、花それぞれです。

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 まだつぼみばかりのバラも、

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いくつかあるので、これからが楽しみです。

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 夫は藤色、わたしはピンクと呼ぶこちらのバラは、今年はかろうじて一輪花が咲いて、夫が香りが独特だと言っています。

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 2013年12月に、夫とわたしが二人でいっしょに植えた3株のバラも、去年は元気がなかったのですが、今年は春雨の日が多かったおかげか、今のところ順調に育ち、手前のバラにはもう花が咲いています。

 木曜日は、このあと果樹の様子を観察し、自生の蘭などを撮影したのですが、その写真も近日中にご紹介するつもりでいます。

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Belle Rose anche a Migiana.

Questo anno stanno bene anche le rose
che abbiamo piantato insieme nel 2013,
probabilmente grazie ai giorni di pioggia :-)
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- バラの株を植えました / Piantare le rose (14/12/2013)
- バラしっとり雨のミジャーナ / Rose bagnate, sorprendentemente belle (16/5/2016)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-05-28 23:08 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(2)

星の花サボテン日ざしに輝いて

 星のかたちのピンクの花たちが、太陽にきらきら輝いて、

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27/5/2016 12:25

この数日、テラスでもサボテンがきれいです。

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12:25

 深いピンクの小さなつぼみが、少しずつ大きく育っていったのですが、花を見たのは今年が初めてで、こんなにかわいらしい、めずらしい花が咲くとは思わなかったので、びっくりしました。

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16:08

 「日ざしが強すぎると、きれいに撮影できないから、夕方になって日ざしがやわらかくなってから撮影しよう」などと考えていたら、毎日日が傾くにつれて、大きく開いていた花が、こんなふうに少しずつ閉じていき、

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20:10

日の入り前にはこういう感じになるため、今日になってようやく写真を撮ることができました。

 ヒナギクやキンセンカも、毎日律儀に、日が暮れる頃には花を閉じて、翌日太陽の光がさすと、再び花を開くのですが、このサボテンもそんなふうに、日の光に合わせて、花が開いたり閉じたりするようです。

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12:00

 今日正午に温室のサボテンを訪ねると、昨日咲いていた2輪はもうしぼんでいて、けれども、つぼみだった花がきれいに咲いていました。

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 4輪の花がいちどきに咲いているのを見た昨年の記事に、早朝見たとあり、「早朝だったら、三つの花がいっせいに咲くところを見られたかもしれない」と、少し残念ですが、どの花にも出会えたことを喜び、感謝したいと思います。

 星の花のサボテンも、大輪の花があでやかなサボテンも、ほぼ1年中トゲだらけの素朴な緑色の植物なのに、季節がくれば、少しずつつぼみを育て、こんなにもきれいな花を咲かせることに、改めて感嘆しました。

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I Fiori di Stella Rosa brillano sotto i raggi di sole.
Il cactus ci sorprende anche sulla terrazza :-) 27/5/2016
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LINK
- あでやかなサボテンの花咲きました / Bellissimi i fiori di Cactus (26/5/2016)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-05-27 23:37 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(8)

あでやかなサボテンの花咲きました

 年に1度だけ咲く美しい花を、愛でることができるのは、わずか1、2日というサボテンの、その貴重な花に、今日は出会うことができました。

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26/5/2016 17:00

 花の写真を頼りにインターネットで調べると、エキノプシス属のサボテン(Cactus Echinopsis)のようです。

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 4日前につぼみを三つ見つけたとき、夫からは、「あと2日で咲くんじゃないかな。」と聞きました。数年前に、せっかく咲いた花をすべて見過ごしてしまったことがあり、とても残念だったので、おとといも昨日も、温室に足を運びました。赤いつぼみが少しずつふくらんでいき、4日目の今日、うち二つが、この華麗な花を咲かせました。

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 もう一つのつぼみも大きくふくらみ、赤の下に育ってきた白やピンクの花びらが見えるようになりました。

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25/5/2016 12:46

 このサボテンの花は夜に咲くのだそうです。昨日の昼には、こんな様子だった手前のつぼみが、今日は花開いたのですから、残るつぼみも、明日の朝には、きれいな花を見せてくれることでしょう。

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Grazie dei fiori bellissimi, sig. Cactus!

- in 360 giorni dell'anno è pieno solo di spine,
nei restanti 5-6 giorni crescono i boccioli di color rosa profondo
e poi ci incantano elegantissimi fiori.
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 花とつぼみが次々に / Boccioli di Carciofo, Olivo & Cactus (22/5/2016)
- 1年に1度 / Fiori di Cactus 2015 (28/5/2016)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-05-26 22:28 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(8)

撤廃! 80~200ユーロのイタリア滞在許可証発行料


 滞在許可証(Permesso di Soggiorno)なしには、イタリアでの合法的な居住を認められずに困る外国人住民の弱みにつけ込んで、2011年の省令で定められた80~200ユーロという発行料金は、法外であって、外国人市民の権利行使の障害となっているという判断を、昨年9月に欧州連合司法裁判所が下したにも関わらず、政府は知らぬふりをして、発行料金を改めようとはしませんでした。

 そのため移民のためにと、IncaとCgilが発行料の廃止や不当に受け取った過剰な発行料金の移民への返還を求めて、法的手段に訴えてきたのですが、昨日、5月24日に、ラッツィオ州行政裁判所が、欧州連合司法裁判所の判断を受けて、2011年の法で定められた80~200ユーロの滞在許可証発行料金を撤廃するという判決を下しました。

 ただし、収入印紙(marca da bollo)用に16ユーロ、電子情報カード作成に30.46ユーロ、さらに、イタリア郵便局への手数料、30ユーロという費用は、移民が払うべき料金として残るとのことです。

 問題は、この判決を受けて、政府が警察に変更を求め、警察が実際に然るべき料金のみを、外国人住民に知らせ、請求するようになるまでに、どれだけ日数がかかるかということです。上記の記事には、「現段階では、滞在許可証を申請・更新する人から、今回廃止となった80~200ユーロの法外な発行料金を、要求してはならない」ことが、判決で明らかとあるものの、

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Dal sito, http://www.poliziadistato.it

警察のサイトにはいまだに、発行・申請料金として、24日に撤廃が決まった発行料金が記載されています。
  
 不当に移民から受け取った法外な発行料金の返還についても、訴訟が続いているようですが、まずは、昨日の判決で決まった料金の廃止が、早く警察や郵便局に通達され、滞在許可証の申請・更新をする人が、80~200ユーロを払わずに済むのが当たり前となる日が、早く来ることを願っています。

*追記(2017年2月21日)
 2017年2月現在は、この違法とされる高額の発行料は撤廃となり、法的には、イタリアで滞在許可証を申請する際に支払いが必要なのは、収入印紙(marca da bollo)用に16ユーロ、電子情報カード作成に30.46ユーロ、さらに、イタリア郵便局への手数料、30ユーロの合計76.46ユーロのみとなっています。

 ただ、上記の昨年5月の判決のあと、9月にイタリア政府が財政困難のため発行料撤廃を求めて国務院に訴え、幸い10月に国務院がこの訴えを取り下げたという後日談があり、そのためにいまだに発行料を請求する郵便局や警察署があるかもしれません。詳しくは、以下の記事をご覧ください。

- 滞在許可証手数料70.46€のみで発行料撤廃~政府負け道理が通ったイタリア (13/12/2016)

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Abolita la tassa di 80-200 euro sul Permesso di soggiorno

- 2/9/2015 Corte di giustizia UE: 'sproporzionato', 'ostacolo
per i diritti dei cittadini stranieri', 'contrasto con le norme europee.'
- 24/5/2016 La sentenza del Tar del Lazio annulla gli articoli
riguardanti del DM 6 ottobre 2011, recanti "Contributo per il rilascio
ed il rinnovo del permesso di soggiorno"
.
Finalmente!
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LINK
- Polizia di Stato – Il rilascio del permesso di soggiorno
- StranieriInItalia.it – Stop alla tassa sul permesso di soggiorno, non si paga più (25/5/2016)
- Il sole 24 ore.com – Il Tar boccia il costo dei permessi di soggiorno: 80 euro sono troppi (25/5/2016)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-05-25 23:59 | Sistemi & procedure | Trackback | Comments(12)

モネと睡蓮、近現代絵画と花・庭園@明日までイタリア映画館で上映

 モネが手がけ、愛したジヴェルニーの庭園に咲きほこる美しい色とりどりの花々や、池にかかる橋、睡蓮をはじめとして、さまざまな近現代画家と、その庭づくりへの情熱を、映像や写真と共に語り、庭園と絵画、画家の関係をさぐる興味深い映画を、今晩見ました。

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dal sito http://www.nexodigital.it

 題名は、『Da Monet a Matisse. L’arte di dipingere il giardino moderno』で、日本語に訳すと、「モネからマティスまで。近現代庭園を描く芸術」となるこの映画は、イタリアの映画館で、今年5月24日・25日のみ上映されます。


 画家たちの人生や庭の創造にもすぐれていたこと、モネがどんなふうに睡蓮を描いたかなどが詳しく分かり、さまざまな美しい庭や花も見られました。作中の解説や語りは英語、フランス語、時にドイツ語で、イタリア語字幕が付されています。美術や花、庭園に関心があり、イタリアにお住まいの方は、近所の映画館で上映が予定されているところを調べて、ぜひご覧ください。

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La Grande Arte al Cinema
"DA MONET A MATISSE. L'arte di dipingere il giardino moderno"
Solo il 24 e 25 maggio al cinema.

- Giardini bellissimi, belli i fiori e i quadri, interessante la storia dei pittori moderni che curavano e amavano i loro splendidi giardini.
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LINK
- Nexo Digital – Da Monte a Matisse. 24-25 maggio

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-05-24 23:59 | Film, Libri & Musica | Trackback | Comments(6)

語学本選び買ったら開いて学べ、日本語・フランス語で初級から中級へ JLPT N3 & DELF B1

 昨年12月に日本語能力検定試験のN4に受かって、今年はN3を受けようと頑張る生徒さんの姿に、わたしもフランス語の再勉強に取りかからなければと思う今日この頃です。

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 ペルージャでは、日本語の問題集や参考書が、手に取って選べるほどに並ぶ書店がないため、二人で人に尋ねたりオンライン情報を調べたりして、今の力から徐々にN3合格までの力を身につけていくために、最も適しているのは、この2冊だろうと判断しました。そうして、わたしは4月6日、生徒さんも同じ頃にアマゾン日本で注文し、本の入った小包は、わたしのうちには11日に、生徒さん宅にもその頃に到着しました。

 わたし個人としては、イタリアで用いられている日本語の教科書としては、Hoepliの『Corso di lingua giapponese』シリーズの方が、『みんなの日本語』よりも好きなのですが、生徒さん自身が、これまで『みんなの日本語』を使って気に入っていること、そして、国際基督教大学(ICU)の教科書のイタリア語版であるHoepliの本は初級全3冊までで、中級を対象とした同様の参考書がないことから、結局、『みんなの日本語』を採用することにしました。

 まだ使い始めたばかりですが、日本語能力試験対策の問題集となると、たとえば写真右の『新完全マスター文法』のように、同じ級で何冊もそろえなければいけなかったり、試験対策の本なので、全体的な日本語の力を向上させるには、たとえすべてそろえても難があったりするのに対して、この中級の教科書であれば、読み話し聴く力や文法・語彙力を、バランスよくつけていけるのではないかと感じています。ただし、『みんなの日本語』1冊だけでは、用法や意味をまず学習者本人が文脈から推察できるような導入や、漢字の力やきちんとした文章を書く力、会話でのコミュニケーション能力に即つながるような演習課題に欠けるきらいがあるため、その足りないところは、わたしの方が工夫して、補っていくつもりでいます。

 バランスよく力をつけるためには教科書が必要だけれども、この中級I本冊は、まだ翻訳・文法解説のイタリア語版はなく、英語版が手に入るだけなので、英語の文法説明が添えられているようだということと、問題集を解くことで試験形式に慣れ、かつ文法力を鍛えられそうだということから、『新完全マスター文法』も購入しました。

 ただし、解説はわたしたちがこれまで見た範囲ではあまりにも簡素で、『みんなの日本語』ともども、だれかしっかり日本語を体系的に教えることができる人がいないと、自習書としては難しそうです。そのためか、生徒さんは、次の週には英語版の翻訳・文法解説を注文し、受け取ったのですが、これもやはり、独学で学ぶ人が本だけで理解するには説明が足りないようだと、今のところは二人でそう感じています。日本人が日本語の中で育ちながら、何年もかけて築き上げていく日本語の力を、1冊の教科書に凝縮させているのですから、そうなるのもやむを得ないのでしょう。実際、生徒さんがN4受験前から使っていて、最近終えたばかりの別の出版社のN3対策本には、日本の中学1年で履修するような内容から、高校の現代文や国語表現で教え、社会人でも苦労しそうな敬語の問題まで、分野も難易度もさまざまな文法項目や問題が並んでいました。わたしが日本で勤めて国語を教えたのは高校でしたが、履修・卒業したのは、愛媛大学教育学部中等教員養成課程国語専攻で、高校国語のみならず、中学国語と高校書道の教員免許も取得し、そのために必要な教科も履修しています。

 そこで、これからは、イタリア人で中級の日本語を学ぶ人や、日本語能力検定試験のN3を勉強する人に役立つような情報も、時々発信していけたらと考えています。

 日本語能力試験では、N4に合格すれば、日本語の初級の力はあるとみなし、N3を経てN2に合格することで、中級の力がついたと判断します。そのため、『みんなの日本語』は、中級2冊のうち、1冊目を購入したわけです。 『新完全マスター』は、初級文法の整理をしながら中級への力をつけていこうという、そういう編集方針が、わたしたちの学習・教育の目的と合致したので、買うことに決めました。

 外国語学習においては、初級にとどまらず、中級へと学習を継続すること、力を伸ばしていくことが、特に独学においては難しくなります。

 わたしのフランス語はまさにその状況で、そのため、「お金を払えば自分にムチが打てるし、力も伸びる」と、学校の同僚のフランス語の先生に、お金を払って個人授業を受けようと考えて、相談もしていたのですが、フランスへの帰国、そうしてイタリアに戻ってからは仕事が忙しくなって、時間が取れないとのことでした。語学学校は、数年前に英語の上級クラスに通ったのに、内容もクラスメートの語学力も中級そこそこで、これではお金を払って通う意味がないと感じて凝りています。単にネイティブスピーカーでだれかに教えた経験があればいいというのではなく、多少高くても、しっかりと教える技術や熱意のある先生に学びたいのです。

 フランス語の小説は数冊読んだものの、日本語の入門書を2冊終えたあと、DELF B1対策の問題集を2冊買ったのに、最初の数ページだけで勉強が止まってしまいました。問題の正解率は悪くないのですが、分からない言葉や疑問の文法事項が多くて、そういったことを調べるだけで時間がかかり、めんどうくさいと放り出してしまったというのが実のところだと思います。サンティアーゴ巡礼の前に、スペイン語を勉強したり、ほかの仕事に追われたりしたということもありますが、日本に暮らしていた頃は、土日も出勤する日があり、かつ平日の帰宅が夜遅く、仕事を家に持ち帰ることがあっても、イタリア語の学習をほぼ独学で続けられたのですから、それはいいわけにはなりません。

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 というわけで、アマゾン日本から日本語学習書を取り寄せるついでに、フランス語の初級から中級への足がかりとなり、B1対策問題集の問題を、よどみなく解いていくだけの力がつきそうなフランス語の参考書・問題集も、2冊注文しました。問題は、生徒さんが2冊の学習本で、着々と勉強を進めている一方、わたしは、本を選ぶのにかなり時間をかけたくせに、届いた本はまだ開いてさえいないことです。

 仕事で忙しかったり、いろいろ迷いがあったり、今も決断しきれていなかったりと、「理屈と膏薬はどこにでもつく」のですが、やはり本は、選んで注文するだけ、手元に届くだけでは意味がありません。教え子に倣って、まずは本を開いてみます。そうすれば、読まなければ解かなければと、心と手も動いていくはずです。

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"Minna no Nihongo Chukyu (Livello Intermedio) I" & "Shin Kanzen Master JLPT Grammar N3

- Con questi due libri, preparo un mio allievo studioso all'esame JLPT, Japanese Language Proficiency Test. Non è facile il livello N3, il livello intermedio, ma il ragazzo studia molto e cerco di aiutarlo il più possibile.
- Per Traduzione e note grammaticali di "Chukyu I" esiste ancora solo la versione in inglese e rispetto al contenuto denso e alle difficoltà delle strutture grammaticali, le spiegazioni a volte sembrano un po' scarne e inadeguate, quanto alle spiegazioni idem anche per "Shin Kanzen Master" con brevi spiegazioni in inglese e cinese. Tuttavia, è anche naturale vista la vastità, numerosità delle strutture grammaticali, kanji, competenze che devono acquisire per raggiungere il livello intermedio.
- Nel stesso pacco dei libri che avevo ordinato i manuali di giapponese c'erano anche due libri di francese. Solo che mentre il ragazzo ha già studiato molto con i nuovi manualli, io non ho ancora nemmeno aperto nessuno dei due... Forza!!
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参照リンク / Riferimenti web
- みんなの日本語中級〈1〉本冊
- 新完全マスター文法 日本語能力試験N3
- コレクションフランス語〈3〉文法 (<CD+テキスト>))
- 解説がくわしいフランス文法問題集

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-05-23 23:59 | Insegnare Giapponese | Trackback | Comments(6)

花とつぼみが次々に

 最近畑に育つ、つぼみがおいしい花はこちら、

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22/5/2016

そう、カルチョーフォ(carciofo)です。

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 オリーブの木(olivo)も、小さい花のつぼみでいっぱいです。天気が変わりやすく、よく雨が降って、朝晩寒いほどだったのが、昨日も今日も、朝から空が晴れ上がり、日中は暑いほどで、畑でも庭でも、植物たちの旺盛な生命力が感じられます。

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 パセリ(prezzemolo)も、ぐんぐん育って、背が高くなり、つぼみでいっぱいです。

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 オリーブの木を半ばまで覆ってしまうほど、大きく育ちました。

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 フダンソウ(bietola)も、こんなに高くなりました。もうつぼみや花ができていて、我が家の畑では、こうしてできる種が風に飛び、土の中で育って、毎年、畑のあちこちから緑の元気な葉が顔を出します。フダンソウは、ホウレンソウのように、ゆでて食べてもおいしいし、スープやパスタなどの具としても使えるので、とても便利です。

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 チャイブ(erba cipollina)は、かわいらしい花が元気に咲いています。

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 レタスを収穫したら、お客さんがいたので、地面にそっと払い落としてから、

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かたくなった外葉を、メンドリたちにやりました。鶏たちは、レタスもフダンソウも大好きで、いっせいに駆け寄ってきて、すぐに食事に取りかかります。

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 天気はいいし、雑草が育ちすぎたからと、今日の夕方は、夫が庭の草を刈ったのですが、庭に咲く自生の蘭(orchidea spontanea)たちは、皆無事で、花がちゃんと残るように、気をつけてくれました。こちら、アラビアン・ナイト(arabian knight)たちが舞う蘭は、6日前には半分以上がつぼみだったのに、今ではほとんどのつぼみが花を開いています。

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 あでやかな花がそれは美しいこちらのサボテン(cactus)も、きれいなつぼみが育っています。わずか1日、2日だけ、大輪の花を愛でることができる、その美しい花に、もうすぐ出会えそうで、今からとても楽しみです。

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Boccioli di Carciofo, Olivo & Prezzemolo,
Fiori di Bietola, Erba Cipollina.
Una Chiocciola sull'Insalata raccolta,
le Galline corrono per mangiare le sue foglie esterne.
L'Esplosione della Vita anche nell'orto.
Nella serra il Cactus prepara i suoi fiori preziosi. 22/5/2016
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- ラン蘭アラビアン・ダンス / Orchidea spontanea, Himantoglossum adriaticum (17/5/2016)
- バラと蘭咲く5月の庭 / Rose & Orchidee Spontanee, Serapias vomeracea (12/5/2016)
- 1年に1度 / Bellissimi Fiori di Cactus (28/5/2015)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-05-22 23:06 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(6)