<   2016年 12月 ( 31 )   > この月の画像一覧

よいお年を

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 大晦日の今日、リッチョーネで新年をいっしょに迎えるべく、友人たちと過ごしているところです。皆さん、どうかよいお年を。

 日本はもう元旦ですよね。

 新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。写真は、最初は真夜中前の友人といっしょの写真を昨晩投稿していたのを、今朝新年のごあいさつを兼ねて、新年乾杯後の夫との写真に差し替えました。

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by milletti_naoko | 2016-12-31 23:41 | Feste & eventi | Trackback | Comments(4)

夕焼け北風テッツィオ山、ペルージャ

 今日は昼食中に夫から提案があり、食後は皿洗いも後回しにして、すぐにミジャーナに向かい、久しぶりにテッツィオ山(Monte Tezio)を登ることにしました。今日は夫の帰宅が午後2時、日の入りが午後4時42分で、うちからミジャーナまで車で20分近くかかるため、時間の余裕がなかったからです。

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Panorama visto dalla prima croce del Monte Tezio 30/12/2016

 ミジャーナから生い茂る野ばらやエニシダの茂みをかき分けながら、急な山道を登り、まずは一つ目の十字架まで歩きました。写真では夫のすぐ前にプロコーピオ城、右手にミジャーナの集落が写っています。

 ミジャーナはテッツィオ山の東の中腹にあるため、午後3時頃わたしたちが車で到着した頃には、もう太陽が山の後ろに隠れてしまい、見えませんでした。山道を登る途中にも城やミジャーナは見えたのですが、そのすぐ後方に日陰と日なたの境目があり、写真がきれいに撮れなかったため、今回ご紹介する写真はすべて、山を下るときに撮影したものです。

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 十字架まで近づいて下方をのぞくと、こんなふうにわたしたちの改築中の家や近所の家、そうして、奥に夫が生まれ育った家が小さく見えました。ミジャーナから一つ目の十字架まで歩いたあとは、かつては修道院で、後に宿泊施設・レストランとなり、近年になって所有者が変わったRomitorioまで行って、それから栗林、Castagnetaを通ってミジャーナに戻ろうと夫は考えていたようで、ロミトーリオ近くに出る森の出口までは進んだのですが、放し飼いの犬が吠え続けたあげくに、こちらにやって来たので、カスタンニェータに向かうのをあきらめ、元来た道を戻ることになりました。

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 でも、そのおかげで、栗林を通っていては見えなかった夕焼け空と、茜色に染まる美しい風景を楽しむことができました。

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 ここまで下ると、プロコーピオ城(Castello di Procopio)がよく見えます。イヌバラ(rosa canina)の実、ローズヒップも真っ赤に熟しています。

 激しく冷たい北風が吹き荒れ、日が沈んでしまったので、急ぎ足で山を下り、帰途につきました。

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Bellissimi panorami e rosso di sera oggi visti dalla Prima Croce e dal sentiero del Monte Tezio
, Perugia, Umbria, Italy. Tramontana gelida e fortissima. 30/12/2016
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- ミジャーナから三つの十字架へ (1/5/2010)
- Monte Tezio I - da Migiana verso le Tre Croci (1/5/2010)
- ミジャーナからロミトーリオへ、テッツィオ山を歩く (2/7/2011)

参照リンク / Riferimenti web

- Comune di Perugia. Sentieri Castelli e Pievi del Perugino - :e tre crci del Monte Tezio
- Comune di Perugia. Sentieri Castelli e Pievi del Perugino - Romitorio di Monte Tezio

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by milletti_naoko | 2016-12-30 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(6)

鎮痛消炎にウコン、効果を得るには秘訣あり

 夫がCoopで有機栽培の生ウコン(curcuma)を見つけて、買ってきてくれました。鎮痛消炎にとても効果があると言うので、胃の不調でイブプロフェンやタキピリーナの服用を中止する前にも、時々利用していたのですが、胃のために鎮痛消炎剤を飲むのをやめ、その後しばらくして胃の調子が戻ってから、再びしばしばウコンのお世話になっています。以前は消炎効果をねらって、薬と共に、ショウガ湯もしばしば飲んでいたのですが、ショウガの摂りすぎが胃にさらに負担をかけていたようです。

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 ウコンだけでは体内に吸収されにくいため、コショウを少々加えて、吸収率を大幅に引き上げる必要があり、また良質の植物油を加え、温度が高いと吸収されやすいとのことです。そこで、下に引用したようなオンライン記事を参考にして、最近では、まずごく少量の生ウコンと生ショウガをすりおろし、その上に熱湯を注いで10分待ち、それからココナツオイル小さじ1杯を加えて溶かし、少量の豆乳とハチミツを加え、さらにコショウを少々ふりかけて、飲むようにしています。

 最初は熱湯の代わりに、豆乳を沸かして、そのままウコンとショウガの上に注いでいたのですが、そうするとどうしても豆乳が鍋にこびりついてしまい、なかなか取れないので、沸かすのはお湯にして、温度が冷めすぎない程度の冷たい豆乳を後から加えることに決めました。酢や重曹でもなかなか取れないこびりついた豆乳を、どうしたらきれいに落とせるか、もしご存じの方がいたら、ぜひお教えください。

 実は胃酸過多のような症状に苦しんだ頃は、鎮痛消炎剤を数か月飲み続けたばかりではなく、ポテトフライにピザを食べたり、時に1日2杯のコーヒー、そして、強いショウガ湯に、コショウを入れたこのウコン飲料を飲んだりしていたために、さらに胃が荒れてしまったのではないかと思います。それで、胃の調子が悪い間は、コショウを避けるため飲まなかったのですが、最近は胃の調子がいいので、肩の痛み止めにと、再び飲み始めました。黒コショウと併用することで、ウコンの体内吸収率は2000倍まで上がるという研究結果もあり、コショウなしでウコンだけでも大した効果が望めないと考えていたからです。

 写真は、まだ沸騰させた豆乳を利用していた頃に撮影したものです。ハチミツやショウガ、コショウの量の加減にもよりますが、痛みを和らげ、健康にいいだけではなく、なかなかおいしいので気に入っています。

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Bevanda di curcuma -
antidolorifico, antinfiammatorio e antiossidante!
- Troppe medicine antidolorifiche e troppe tisane di zenzero mi hanno dato disturbi allo stomaco e ora cerco di sopportare il mal di spalla con questa bevanda di curcuma senza prendere né ibuprofene né tachipirina. La curcuma è potente, ma per aiutare il corpo ad assorbirla, bisogna prenderla con un po' di pepe nero. Anche la temperatura alta e l'olio vegetale di buona qualità aiutano l'assorbimento della curcuma, allora verso l'acqua bollente su un po' di curcuma e zenzero grattugiati e un cucchiaino di olio di cocco, aspetto 10 minuti, aggiungo un po' di pepe, latte di soia e miele e poi godo la bevanda. Prima invece d'acqua versavo il latte di solia bollente ma l'ho sostituito, poiché non riesco a pulire bene la pentolina.
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LINK
- AmbienteBio - Golden Milk: la ricetta per combattere i dolori muscolari e i primi mal di gola
- AmbienteBio - 3 ricette di smoothie che esaltano i benefici della curcuma
- altervista - 3 TRUCCHI PER POTENZIARE I BENEFICI DELLA CURCUMA
- greenMe.it - Come utilizzare la curcuma: 2 trucchetti per godere appieno delle sue proprietà e 6 ricette

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by milletti_naoko | 2016-12-29 23:59 | Altro | Trackback | Comments(8)

年末紙退治は『月刊日本語』から

 うちでの大掃除にあたって一番手ごわいのは、紙退治・本退治です。あちこちに旅行に出かけてもらった観光案内や地図、マルケの私立イタリア語学校やペルージャ外国人大学・シエナ外国人大学で学んだとき、教育実習の一環として授業参観をしたときの教科書・ノート・プリント類、大学・大学院の卒業論文を書き上げるために用いた資料やいくつもの草稿、大学や市民講座、学校に個人授業で日本語を教えるために作ったプリントなどなど、いつか再び旅行するとき、教えるとき、メルマガやブログの記事を書くときに使えるだろうと取っておいたものが大量にあるものの、実際に使うのはそのごく一部で、しかも必要なときにどこにあるのか分からず、探すのに苦労するという状態です。

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 どこから手をつけていいか分からない状況なのですが、12月の日本語能力試験後、N2を目指して勉強する生徒さんのために、N2対策本や中級の教科書、中級の日本語教育に役立ちそうな本をあれこれと日本から取り寄せたので、その本を入れる場所を確保するためにも、まずは以前から気になっていたこの写真左手にある1年間分の『月刊日本語』を処分することにしました。2007年から2008年にかけて、アルクの通信教育講座、NAFL日本語教師養成プログラムを受講した際に、受講中毎月日本から送られてきた雑誌です。2007~2008年は、ペルージャ外国人大学の大学課程で日本語・日本文化を教えながら、よりよく教えられるためにとこの通信教育を受講し、かつシエナ外国人大学の外国語・第二言語としてのイタリア語教授法を学ぶ大学院課程に通っていました。シエナの授業や教育実習、演習は1~3月に集中していて、その期間だけシエナにいればいいのでそれが可能だったのですが、いろいろ手を出しすぎたこともあって、アルクの通信教育講座は期間内に修了できたのに、シエナの大学院課程は、追加の授業料が不要な期間内に試験を受け、卒業論文を仕上げることができず、決して安くはない1年分の授業料を、試験と卒論、つまりは卒業のために払うことになってしまいました。NAFL日本語教師養成プログラムについては、アルクが日本から写真右手の講座の教科書やCDを送付するのに、小包の内容物として講座名を書かずに本・CDと記載し、にも関わらず通信教育講座の受講料総額を記していたため、本来は教育のための費用なのでかからないはずの関税20パーセント、200ユーロを受け取り時に郵便配達員が請求して義弟が支払ってしまい、後からメールを書いたり、郵便局に行って話を聞いたりしたものの、責任者からの返事がなく、払い戻しが可能な間に取り戻すことができず、取られ損に終わったという悔しい思い出があります。通信教育講座自体はとてもよくできていて、すでにイタリアで日本語を教え、外国語教授法については、ペルージャ外国人大学の外国人へのイタリア語教育の学士取得課程で学んでいたこととの相乗効果で、多くのことを学ぶことができました。音声学や教授法など、先にイタリア語で学んでいたことを日本語で学び、こんなふうに訳されているのだと知ったことも多かったです。

 『月刊日本語』にも興味深い記事があり、授業で使った教材もあるのですが、すべてを読みとおしていたわけではありません。時々授業に使える教材はあるものの、この8年間に読まなかったものの方が多いのだからと、恥ずかしながら今日になってようやく処分を始めました。日本語を教えるのに役立つ本やソフト・サイトの紹介など、後で参考にしたいものやじっくり読みたい記事だけ取っておいて、残りは処分したら、12冊から3・4冊分までには紙の数、ページ数を減らすことができました。今後時間があるときに読んで、読み終えたら捨てようと思う記事も多い一方、今後の授業や購入する本の決定に役立ちそうな情報も、手元に残してあります。

 イタリア語・イタリア文化・イタリア語教育のノートやプリントも、えいやとメルマガやブログで紹介して、そうして大半を処分してしまうつもりでいます。ちょうどイタリア語学習メルマガを再発行するきっかけにもなって、よさそうです。観光案内も旅行の記念になり、いつか再び訪ねるときに役に立つかもしれないとは言え、たとえば2007年の新婚旅行で行ったときの宿やレストランは、まだ存在するとしても、設備やもてなし、料理が今もあの頃のままとは限りませんし、イタリアの市町村でも、最近はインターネットで最新の詳しい旅の情報を提供するところも増えてきているので、古い旅行案内で空間をうずめていてはいけないという気がしています。

 もっと他の簡単なものから手につけないといけないのでしょうが、うちの場合、わたしの場合も夫の場合も、一番目につく形で多すぎ、あふれ、片づかずにいて、ほしいときには見つからないのは紙類なので、少しでも紙退治をして、書斎や家をすっきりできればと考えています。

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In Giappone si fanno le pulizie di fine anno; ieri le ho iniziate con le riviste 2007-2008 per gli insegnanti di giapponese. Rileggendole ho trovato molte informazioni utili ma sono riuscita a scartare la maggior parte delle riviste. Mi restano ancora molti quaderni e dispense dei corsi di italiano, della didattica dell'italiano L2, della lingua e cultura giapponese e le bozze di traduzioni ecc, ma la battaglia è già iniziata e ora proseguirò!
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by milletti_naoko | 2016-12-28 23:59 | Insegnare Giapponese | Trackback | Comments(2)

茜色の高峰、白い月と罰金調査・支払い

 最近ではインスタグラムの写真も、毎日1記事を心がけているブログ同様に、できるだけ1日1枚載せることにしようと考えるようになりました。

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Monti Sibillini rosa & Luna bianca 7/1/2012

 今日選んだのは、夕日の光にピンク色に染まるシビッリーニ山脈と白い月です。マルケとウンブリアの間に広がるこの美しい山脈と周辺地域が、今も幸いそれほど強くはないものの、地震に揺れ続けています。

 今朝は、車を購入する前はよく利用していたミニバス、Z5が、例の交差点でわたし同様に左折することを思い出し、運転手さんに聞いてみようと、用があって学校に行くのに久しぶりにバスを利用することにしました。うちの近所で20分以上待っても来ないので、予定時刻前に通り過ぎたのかもしれないと思い、30分ほど歩いて、Z5が出発するミニメトロのコルトネーセ駅まで行ったのですが、そこで出発時刻の5分以上前から10分過ぎるまで待っても、いつまで経ってもバスが来ません。電話番号を知っているきさくな運転手さんに電話をすると、なんとクリスマス休暇で1月2日までは運休だそうです。それでも、わたしの話をじっくり聞いて、書店の角で工事があったことは覚えているけれども、交通整理の人がいたかまでは定かではない、そして、進むように言った人が警察であれば信号より効力があっても、工事の人であれば信号が優先で信号無視になってしまうこと、今日中にすべてを突きとめるのは難しいし、裁判に負けて倍以上の罰金を払い、また裁判に労力を払うのも大変なので、ここは払ってしまった方がいいのではないかと、助言をしてくれました。その後、すぐ近くでやはり光ファイバーの工事をしていた人に聞くと、その日の工事はぼくらテレコムではなくENELの担当だったのではないかとのことです。書店の人は、工事で車線が通行禁止になっていたことは覚えていても、角に交通整理をする人がいたかどうかは知らないと言い、その口調が何だか冷たかったです。問題の交差点で、今日も信号と交通状況を記録しようと録画していたら、前回録画したときにも、この交差点で停車中の車にティッシュペーパーなどを売っていた移民の人から、なんで自分の写真を撮るのだと言われて、撮っているのは交差点と信号だと説明をしなければいけませんでした。うちの近くを通るのは運休中の路線だけなので、仕方なく歩いてうちまで帰りながら、出会った別のバスの運転手さんに、交差点の工事について尋ねると、やはり通行禁止は覚えていても、2か月も前のことなので、交通整理をする人がいたかどうかまでは記憶にないとのことでした。

 24日がクリスマスイブの土曜で、25・26日が日曜・祝日の連休であったため、23日の午後に交通違反の通告を受け、罰金が安く済む5日以内で済ませようと思ったら、24日の午前中と今日の朝しか人に尋ねて調べる暇がなかったこともあり、悔しいのですが、皆が言うとおりに夕方罰金を払いました。後は、運転手がわたしであったことを申告しなければいけないのですが、せめてはその申告の紙に、無駄とは分かっても写真なども添えて、こうこうこういう事情であったと説明を加えるつもりでいます。

 とりあえずは払ってしまって、ほっとしています。皆さん、いろいろと励ましやご自身の体験談をありがとうございました。

関連記事へのリンク
- 雪のカステッルッチョ2 (7/1/2012)

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by milletti_naoko | 2016-12-27 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(8)

羽ばたき空へ、夕焼けと命の終わり

 イタリアでは12月26日、クリスマスの翌日の今日はカトリック教の祝日で、国民の休日でもありました。今日は帰宅したときには夕日が丘の向こうに姿を消していたのですが、窓から見えた夕焼けがそれはきれいで、鮮やかなピンクの鳥が翼を広げて、空を飛んでいるように見えました。

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 義母の高齢のいとこが亡くなり、今日の午後はその葬儀に、義父母や夫と共に参列しました。ペルージャでは空が晴れていたのに、トラジメーノ湖に近づくと一気に周囲が白い霧に覆われ、行きも帰りも、そして葬儀の行われた会場も深い霧の中でした。昨日がクリスマスだったと言うのに、1週間前から容態が悪化して、昨日亡くなったそうで、近くで支えた家族の皆は心痛の上に、大変だったことと思います。

 ようやく先に天に召された奥さんとめぐり会えたのだ、クリスマスで教会に飾られた幼子イエスの像が両手を広げているのは、逝く人を温かく迎え入れるためなのだというミサの神父の言葉が、印象に残りました。最近夫が、「子供がないぼくたち、年老いて病気になったらと考えたことある?」と言うことが時々あります。今日は、カトリック教徒でないわたしが、ここイタリアで亡くなると、葬儀はどうなるのだろうかと、そんなことをふと思いました。夫に最近、死んだらどうなると思うと聞かれて、光に満ちた魂に戻って、またいずれ生まれ変わるのではないかという気がしていると言ったら、カトリック教の信者で、けれどもヨガやヒンドゥー教、仏教にも魅かれる夫が、ぼくもそう思うと答えたのでびっくりしました。

 『赤毛のアン』シリーズの中に、「宗教が違うと、結婚してもあの世でいっしょにいることができない」と言う女性が出てきて、その言葉がずっと心に残っていました。イタリアのお墓はカトリック教の人が多くとも、市営墓地なので、宗教は違っても夫婦の棺は隣り合うように置いてもらえるはずです。夫とは結婚前からしばしば日曜のミサに行っていて、家族ぐるみでとても宗教心に篤いことをよく知っていたので、結婚した9年前には、いずれはカトリック教徒になろうと決めていました。ただ、カトリック教徒になるには、近くはない中心街の教会の会合に夜通わなければならず、仕事の都合もあって通うのが当時難しかったこともあり、結婚後すぐは物理的な理由でカトリック教徒になるための一歩を踏み出すことができなかったのが、この数年は、聖フランチェスコなどの生き方や教えには魅かれつつも、組織としてのカトリック教会や儀式などの閉鎖性や独善性が気になって、心がカトリック教会やその教えを一歩離れたところから冷静に様子をうかがっている、そんな感じです。宗教の名や儀式の方法、祈りの言葉が違っても、結局祈る対象や宗教と言うものは、本当は一つなのではないだろうかと思うので、ダライ・ラマやディーパク、寂聴さんの言葉に同感する一方、我が宗教のみが唯一の救いの道で正しいという風を感じるカトリック教に、どうも飛び込めずにいるのです。

 今日は例の信号のある交差点に行って、信号が変わる様子をしばらく録画し、信号が変わるまでの分数などを調べてみようと思ったのですが、まだ調べられていません。安く罰金を済ませようと思えば締め切りは明日で、夫や義父には、証拠が見つからないとどうにもできないし、面倒で時間を費やすだけだから明日中に罰金を払ってしまった方がいいと言われているのですが、その前にとりあえず、問題の交差点の角にある本屋さんで何か覚えている人がいないかだけ確認してみたいと思います。どうせ明日は朝学校に契約書のサインをしに行かなければいけないわけですし。というわけで、四十代も最後の1年に入ったというのに、惑ってばかりいる今日この頃なのでありました。そう言えば、録画中に、ジョギングする人や停車中の車にティッシュなどを売る人が、問題の場所近くにいたのですが、あの二人にあの日もここにいなかったかどうか、どんな状況だったか覚えていないかを聞いたらよかったのかもしれません。

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Bellissimo anche oggi il rosso di sera.
Vedete un uccello rosa che vola nel cielo
ornato dal sole già tramontato?
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関連記事へのリンク
- 愛はいつもそこに
- みんな星の子光の子
- アッシジと光と日豪プレゼーペ

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by milletti_naoko | 2016-12-26 23:59 | Altro | Trackback | Comments(2)

クリスマス2016

 最近は日曜日の昼食後、義父母たちがミサに出かけたあと、夫とわたしが姪たちとトランプで遊びながら、義父母が教会から戻り、義弟夫婦が出かけた先から帰って来るのを待つことがよくあります。今うっかり「かるたで遊び」と書きかけたのは、イタリア語では「紙、カード」のことをcartaと言うからです。先週の日曜日、ミジャーナでピザ窯で初めてピザを焼いて帰宅したあと、余ったのを持ち帰ったピザを喜んで食べた姪たちと、トランプで遊んでいたら、姪たちからピザ窯について質問攻めにあいました。ピザ窯はどのくらい大きいのか。持ち運びができるのか。ピザを焼くのにどのくらい時間がかかるのか。ピザは二人とも好きですが、姉娘のアレッシアは特に大のピザ好きで、二人ともケーキやビスケットなどの菓子作りが好きなので、ピザ作りには興味があるようです。

 姪たちも大きくなり、贈り物に悩んでいたのですが、この姪たちの質問を思い出した夫、そして、姪たちがもっと小さい頃はよくいっしょに菓子作りをしていた夫が先週ふと、「電気式ピザ窯を贈ったらどうかな。」と言いました。5分ほどでおいしいピザを焼き上げることができ、場所も取らない電気式ピザ窯、Pizza Expressなら、料理やピザが好きな姪たちはきっと喜ぶだろうと、わたしもすぐ賛成しました。うちでは、今からもう10年以上も前に購入したこのピザ窯が、今でも時々活躍して、おいしいピザを焼いてくれています。購入したとき、初めてこの窯でピザを焼いたときの夫のうれしそうな顔を今でもよく覚えています。

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 それで、包装紙を開けてピザ窯を見つけたときの姪たちがあんまりうれしそうだったので、わたしと夫もうれしく思うと同時に、ほっとしました。

 例年のクリスマスは、アッシジのサンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ教会のミサに出かけるのですが、今年は義父母と共に近くの教会のミサに行きました。それから、義母が昼食のしたくをするのを手伝い、皆でいっしょににぎやかに祝いの昼食を楽しみました。(食事やデザートに興味のある方はこちらの記事をご覧ください。)プレゼントの交換と開封は、食後のコーヒーを飲み終えてからです。

 食べるのに夢中だったり、準備や片づけでだれかが席を立ったりしていて、皆がそろった写真、義父母の写真を撮れずじまいになってしまったのが残念です。夫と二人の写真は、スマートフォンで自分で撮ったのですが、いつもながら自然な笑顔ができていません。

 皆でにぎやかにおしゃべりを楽しみ、午後5時頃にトーディに帰る義弟夫婦を見送りました。

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 今日も夕焼けがそれはきれいで、団らんの途中で気づいて、皆が窓から夕焼けを見ている間に、2階の我が家に駆け上がり、写真を撮影しました。

関連記事へのリンク
- クリスマスの1日、ミサ・昼食・プレゼント交換 (25/12/2010)
- 今夜はうちピザ夫手作り、Pizza Expressで義家族と (10/12/2016)
- ピザざんまいピザ窯大活躍の週末 (18/12/2016)

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by milletti_naoko | 2016-12-25 23:52 | Feste & eventi | Trackback | Comments(2)

Buon Natale、ペルージャクリスマス市

 今日は夫に付き添ってもらって市警に行ったあと、ペルージャ中心街のクリスマス市を訪ねて、クリスマスの贈り物の購入を終えました。

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Mercato di Natale nella Rocca Paolina, Perugia 24/12/2016

 中世の町がそのまま城塞に封じ込められたパオリーナ城塞では、ふだんは入れない場所がクリスマス市のおかげで開いているところもあって、興味深かったです。

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 中心街の広場には、こんなふうに小さなクリスマスツリーや冬の庭の草木を、庭のように展示しているところがあり、夫がきれいだねと感心していました。

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 ペルージャ市警では、状況を説明して罰金・減点を取り消しにするには訴えなければいけないと言われ、しかも、用心のために罰金が安いうちに払っておいて後で裁判に勝って払い戻すことはできず、罰金を払えばそこで違反を認めたことになり、裁判に訴えることができないようです。129ユーロの今払うか、それとも400ユーロ以上になるかもしれない罰金や裁判費用を払い、時間や気力を浪費することになるか。129ユーロ払ってしまってあきらめた方がいいのではないかと夫には言われ、わたしも最近は信号が黄色に変わってすぐに止まるようにしているものの、あのときはひょっとしたら前の車が信号の読みか何かを間違って進んだのに、わたしはその後についていったのかもしれないと疑問が頭をかすめ、もう約2か月前のことなので、記憶も定かではありませんし、そもそもひょっとしたら赤信号が出ているときは、義父が言うように、たとえ担当員が直進・左折を指示していても、信号の方を守らなければいけなかったのかもしれません。市警で尋ねても、当時だれがどんなふうにあの交差点の交通指導をしていたかは、自分たちで調べろとのことです。

 129ユーロはあきらめても、6点の減点が気になっていたのですが、夕方またもするべきことを後回しにして、と言うよりは「おめでとう」と書くべきメールを書く気になれず、交通規則などをいろいろ調べていたら、恐ろしいことが分かりました。昨年、交差点直前で歩道に駐車されていた脇の車が動くのに気を取られて、赤信号で進んで罰金・減点を課されてから2年経っていないので、なんとさらに1~3か月の免許停止になると言うのです。車を運転するときはお酒は一滴も飲まず、携帯電話はどんなに鳴っても決して手に取らないようにしていて、信号にも十分に注意していたのに…… わたしに非があることが確実なのが分かればあきらめもつきますが、本当はわたしに罪がまったくないのに、こんなにひどい仕打ちに遭っている可能性も大いにあり、しかも安く罰金を済ませたければ、払い込みは27日火曜日の休み明けまでにしなければならないということで、困っている最中です。ただ免停の件は、せっかくクリスマスの準備を終えてほっとしている夫の心を穏やかに保つためにも、26日までは夫には言わずにいるつもりでいます。

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 中心街を歩いていたら、冬の町でもこんなふうに、緑や

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元気よく咲く花たちが、歴史ある石造りの建物を彩っていて、とてもすてきでした。

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 ふと気づくと、うちの窓からの夕焼けの眺めもそれはきれいです。

 クリスマスおめでとうございます。どうか皆さんのクリスマスの1日が、うれしいことの多いすてきなものでありますように。

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by milletti_naoko | 2016-12-24 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(7)

ようやくプレゼーペ、夫の手直し

 クリスマスも2日前になって、ようやくプレゼーペ(presepe)を飾りました。

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 イタリアではクリスマスには、ツリーやイルミネーションと共に、イエス・キリスト生誕場面を再現したこのプレゼーペを、家庭や教会、町などに飾って祝う慣習があります。

 ラヴェルナを訪ねたとき、森の散歩中に夫が地面に落ちたモミの緑の小さな枝をいくつか拾っていたので、今回はそのモミの枝を使ってみました。

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 実は冒頭の写真は夫の手直しが入った後で、わたしはこんなふうに像を並べていました。

 違いがお分かりになるでしょうか。わたしはおそらく無意識のうちに、聖母と聖ヨセフが、イエスの方を見やりながらも、見る人によく顔や姿が見えるように、像がやや正面を向くように置いていました。そうして、羊飼いと羊も、たぶん変化を持たせよう、場面に広がりを持たせようと気づかぬうちに考えていたからか、あるいはこの写真で羊と羊飼いが見る先にある廊下からも、正面が見えるようにするためか、この二つの像の顔が場面の外を向くように配置していました。

 そうしたら、ミジャーナから帰って来た夫が、これでは皆が幼子イエスを見ていないじゃないと言って、冒頭の写真にあるように、皆が幼子イエスの方を向くように、置き直したのです。その様子を見ながら、クリスマスとは、イエス・キリストの生誕を祝うものなのだな、そのためには皆が顔も心も生まれたばかりの幼子に注目し、見守る必要があるのだろうなと、感じました。

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 屋内のその外の飾りつけも無事終わり、ずっと気になっていた原稿も仕上げて提出し、サイトの表紙もようやくクリスマスに模様替えして(リンクはこちら)、少しずつするべきことを片づけていっています。罰金の談判には、明日は土曜日だから夫が同伴しようと言ってくれるので、明日の朝行くことにしました。主張だけしてみて、どうしても無理なようであれば、仕方ないとあきらめるつもりでいます。

関連記事へのリンク
- イタリアのクリスマス、プレゼーぺと羊たち (10/12/2015)

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by milletti_naoko | 2016-12-23 23:59 | Feste & eventi | Trackback | Comments(6)

精神力試されてるよなそんな日々

 最近わたしが培いたいなと思っているのは少々のことでは動じない心の落ち着きなのですが、そういう意味で、最近は心を揺さぶるようなことが時々あります。指のやけどは、今は跡が残るものの、触りさえしなければ痛まないまでに回復し、クリスマスや年末年始に向けて、あれこれするべきことがある中、今日は午前中に学校の式典に出るけれども、午後は今日こそしようと思うことが、今さらのうちのクリスマスの飾りつけをはじめとして、いろいろありました。

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 慌ただしくてつけていなかった日記や手帳を数日分まとめて書こうとか、月曜に始まっていたのに数日後にようやく気づき、時間が取れずに聴けずにいたフランス語版のディーパク・チョープラの瞑想講座を聴こうとか、クリスマスが締め切りの原稿を仕上げようとか、通訳の仕事の請求書を二通作成しようとか、するべきことは多かったのです。

 ところが、式典から戻って、車でうちの庭に入ろうとしたら、郵便配達の車が後を追うようについてきて、配達の人から、「はい」とわたしあての郵便を渡されてしまったのです。

 それが、クリスマスが近いから贈り物やクリスマスカードというわけではなく、交通規則違反の罰金を請求する文書だったのです。それだけでも気が重いのですが、受け取った文書をよく読み、その日の日記と照らし合わせていたら、そのときわたしが赤信号を渡ることになった事情を思い出したのです。この数か月間ペルージャでは、光ファイバーのケーブル工事のために、あちこちの道路が通行止めになったり、片側通行になったりして、ただでさえ渋滞になりやすい箇所のその渋滞が悪化して、とんでもない状態になっています。わたしが赤信号で進むところを撮影されたのは片側三車線の直進用中央車線を進んでいるところだったのですが、わたしはこのとき左折して家に帰ろうとしていたのに、いつもなら通れる左折用左車線が工事のために通行禁止となっていたために、信号前で中央車線に入らなければいけなかったのです。中央車線の信号は左車線の信号よりも一足先に赤になります。この赤信号を見て、わたしも前の車もいったん信号前で止まったのですが、おそらくはそのとき通ることができなかった左折用の信号は青だったからでしょう、交差点の向こう側に立っていた交通誘導員が、緑の信号札で、左折灯を出していたわたしと前の車の運転者に、前に進んで左に曲がるようにと指示を出していたのです。

 ペルージャ市警の写真には、赤信号で進むわたしの車がある隣の左車線の路上に光ファイバーのケーブルがいくつかあるのが写っています。インターネットで工事計画や交通規制の計画が見つからないだろうかとか、そういう場合に信号ではどうふるまうべきだったのだろうかと、暗澹とした思いで調べるだけで、貴重な時間がどんどん過ぎていきました。誘導員が進んでいいと言っても、信号が赤なら止まらなければいけなかったのではなかろうかと義父は言うのですが、直進用中央車線は赤でも、あのときおそらくは左折用左車線の左折用信号は青だったはずなのに、その信号は奥にあるために、市警の写真には写っていないのです。

 そんなこんなで時間はいたずらに流れ、日記も家計簿も手帳も数日分どころか今日の分も書く気が失せてしまい、フランス語の瞑想講座も体操もやる気をなくしてしまいました。しかも、この3日間毎日学校に足を運んでいたと言うのに、夕方メールを確認すると、なんと学校側から今日の午前11時に、契約書への署名ができるようになったから、学校に来るようにとの連絡が来ています。11時には学校の式典に参加している最中で、あのとき何人もの担当者にあったのに、どうしてだれも何も言ってくれないのでしょう。悲しいかな、ミニメトロができて以来、郊外にあるうちから中心街に本来は直接行けるバス路線があったのに、ミニメトロに乗り換えないといけないように路線が変更され、ひどいときには2度バスやメトロを乗り継がないと、中心街まで行けなくなってしまったので、交通機関だけで学校に行こうと思うと、1時間以上かかることさえあり、車で行こうと思うと、ペルージャの駐車料金は日中はおそろしく高いのです。

 明日の朝は肩のリハビリもあるのですが、朝一番に市警に行って事情を説明するか、もしくは、市警に勤めている親戚のところに相談しに行くかを検討中です。今日はとりあえずこのまま就寝して、するべきことは明日の朝早く起きてしようと思いつつ、この2、3日の日記はもう書かない方が後ろ向きに1日を始めなくてすむのでよいような気もしているわたしです。

 明日は明日の風が吹く。罰金を払えるお金があることをありがたいと思うことにしましょう。戦いたいのですが、5日以内に払わないと罰金がさらに高くなってしまい、罰金に異議を申し立てて異議が認められないことに決まった場合には、その高くなった料金の倍以上の額を払わなければならないということで、そうするとその前に割引価格の129ユーロをおとなしく払った方がいいような気がします。苦しいペルージャ市の財政をこういう形で助けるということで…… おっとその払わないお金を取り戻すためにも、早く2社に翻訳料金の請求書を送らなくては。パソコンの休眠で請求書を作成できなかったのですが、こうしてデスクトップが使えるようになっているうちに作って送信しなければ。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-12-22 23:21 | Altro | Trackback | Comments(6)