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灼熱職員会議とうれしい再会、湖の燃える夕景

 ペルージャでは今週から来週の月曜日にかけて、最高気温が37〜39度という暑い日が続くという天気予報が出ています。今日もそういう暑い日であるのに、その最も暑い時間帯である午後3時から、学校で会議があるという招集のメールが、先週届きました。

 会合の会場には冷房がありません。つい最近午前中に会議があったときでさえ、サボテンを育てる温室の中にいるかのように、ひどく蒸し暑く、座っているだけで汗が流れる状況でした。

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Tramonto al Lago Trasimeno, San Feliciano, Magione (PG) 25/7/2017 20:42

 今日の午後3時はどんなにか暑いだろうと、暑中我慢大会なみの暑さを覚悟しながら、学校に赴きました。議論も熱く交わされ、そういう意味でも灼熱の職員会議となりましたが、会議のおかげで、数年ぶりに会えた同僚が数人いました。その一人、イラン人のファルシ語の先生が、「40度のテヘランから帰ってきたばかりなんだけれど、イランは湿度が低いので、イタリアの36度よりもずっと涼しく感じる。」と言っていたので、再会を懐かしみながら、そういうものなのかと、改めて驚きました。イランは最高気温がイタリアより高いけれども、湿度が低いので、過ごしやすいとは、カイロプラクティック院のイラン人の理学療法士の若者からも、聞いていたからです。

 会議の最初に、教職員に説明をするために来てくれた一団が、壇上に上がったのですが、その面々を見て、それはびっくりしました。6年前の教え子が、と言っても、わたしより年上なのですが、その中にいたからです。同僚の先生方が日本で会われたと聞き、また昨年ウンブリアに来てくれたときは、わたしも会えたはずなのですが、わたしがフランス旅行中で、授業が終わって以来、もう6年も会わずにいました。

 会の内容が深刻であり、打開策を見つけることがとても難しいことも、会議室が恐ろしい暑さであろうことも、実際に予想どおりだったのですが、久しぶりに、ようやく再び会うことができて、とてもうれしかったです。

 写真は、今週のイタリアの暑さを彷彿とさせるようなものをと、空と雲を赤々と染めながら、トラジメーノ湖の向こうに沈んでいく夕日の写真を選びました。7月25日に夫と義弟と3人で湖畔の店で夕食を食べたとき、料理が運ばれてくる前に、一人でしばらく岸辺に行って、夕日が傾くのを見つめ、撮影したのですが、そのときの写真です。今日はiBookの作成を思い出しながら、マックブックで写真の一部を切り取り、大きさを変更することに成功しました。

関連記事へのリンク
- イタリア各地の天気予報
- イタリア猛暑を乗り切るための黄金律十か条
- 三日月の茜に映える湖の夕、イタリア トラジメーノ湖 / Tramonto & luna crescente al Lago Trasimeno (25/7/2017)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-07-31 22:23 | Insegnare Giapponese | Trackback | Comments(4)

ラヴェルナの聖なる森と野の花たち、聖ヨハネの草とユリ

 イタリアの守護聖人の一人であるアッシジの聖フランチェスコが聖痕を受けたラヴェルナ(La Verna)は、後に大きな修道院や教会が築かれ、多くの信者が訪れる聖地で、トスカーナ州アレッツォ県のアッペンニーニ山中にあります。そして、静かに祈りや瞑想に日々を過ごすことや自然を好んで、聖フランチェスコが生前訪れたラヴェルナを取り囲む森林は、今は広大な国立自然公園の一部となっています。

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Tra i faggi sotto la Verna, Foreste casentinesi 25/6/2017

 ブナの木々や苔むす岩の緑が美しく、聖なる森(Foreste Sacre)とも呼ばれるその森を、6月25日日曜日は、友人たちとリンボッキの川原で過ごしたあと、しばらく歩きました。

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 野の花や風情ある岩、静かにどっしりと立つブナの木々を愛でながら歩くのですが、時々こんなふうに、岩が重なり合って自然にできたように見える洞窟があります。洞窟には、野生動物が住んでいる可能性もあり、また、中には、聖フランチェスコがその内部で祈りを捧げたり瞑想にふけったりした洞窟もあるかもしれません。この日の散歩は約2時間かかる岩山一周が目的ではなく、気が向くところまで歩いて引き返そうというのんびりしたものだったので、友人たちや夫が時々穴を見つけては、のぞき込んでいました。

 特に興味深かったのは、この洞窟で、中は暗いものの、かなりの広さと深さがあるようです。そうして、ひどく蒸し暑い日だというのに、この岩穴の前に立つと、冷たいと感じるほどの風が、洞窟の中から強く吹きつけてくるのです、

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 この日は、ベッチャ(Beccia)に車を置き、参詣路を登る途中にある門から森に入り、修道院や教会を頂く岩壁の下の森をしばらく歩いてから、引き返しました。

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 帰り道、ちょうどこの写真に写っているあたりで、

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セイヨウオトギリソウ(iperico)の花が咲いているのを見つけて、うれしかったです。小さな葉を日にかざすと小さな穴がたくさん開いている(perforato)のが見えるのですが、穴があるために、学名をHypericum perforatumというこの植物は、古来薬草としても重宝されています。イタリア語の俗称が直訳すると「聖ジョヴァンニの草」(erba di San Giovanni)であるこの草の花は、ちょうど聖ジョヴァンニを記念する日である6月24日頃に、エネルギーや花の効力が頂点に達すると、薬草学講座で教わりました。夫が数年前に、この花を摘んでオリーブオイルにつけて日にさらし、真っ赤になったセイヨウオトギリソウのオイル(olio d'iperico)を作ったのも、ちょうど夏至の頃だったはずです。やけどに効き、肌にもいい、この使い道が多く、効果の高いオイルを、わたしは今も時々ありがたく使っています。

 イタリアでは夏は夏至の日に、秋・春は秋分・春分の日に、冬は冬至に訪れるととらえている人が多いように思います。今年の夏至は6月22日でした。キリスト教以前から、夏至や冬至の頃に祝う習慣はヨーロッパ各地であったようですが、キリスト教の普及以後は、イタリアでは、冬至の頃の祭りは幼子イエスの誕生を祝うクリスマスに取って代わられ、一方、夏至の頃の祝いは、6月24日が祝祭記念日である洗礼者ヨハネ、イタリア語名、聖ジョヴァンニ(San Giovanni)にちなんだ祭りや慣習に、各地ですりかわったようです。聖ジョヴァンニの日に、ウンブリアでは、花びらを浸し一晩屋外に置いておいた水で顔などを洗う慣習があることは、何度かこのブログの記事でもお話ししています。

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 この日は、川原からラヴェルナに車で移動する途中に、道端に、イタリア語の俗称の直訳が「聖ジョヴァンニのユリ」(giglio di San Giovanni)である、こちらの自生のユリも見かけました。学名は、Lilium bulbiferumです。聖ジョヴァンニの日の翌日に、こうしてあちこちで、その名を持つ野の花が咲いているのを見られて、そんなことが妙にうれしかったりしました。

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 この日はさらに、ベッチャからラヴェルナへの参詣路を歩いていたら、アジサイ(ortensia)もきれいに咲いていました。イタリアでは、土壌がアルカリ性の土地が多く、日本ではよく見かけるアジサイや椿、ツツジは、酸性土を好み、アルカリ性土では育たないために、あまり見かけないので、うれしかったです。イタリアでもルッカ県の山村に椿の里があり、ボルセーナの町ではアジサイ祭りをするほど、あちこちでアジサイの花を見かけるのですが、そういう酸性土の土地はまれで、ペルージャは土壌がアルカリ性であるため、鉢植えにしていた間は元気だったツツジや椿が、夫が苦労してそういう植物が育つように工夫して、庭に植え替えてくれたものの、残念ながら枯れてしまったり、花が小さくなったり、病気になりがちだったりします。

 閑話休題。今頃1か月以上前の写真を載せたのは、ようやくマックブックでの写真の利用法が分かってきたからです。ウィンドウズのデスクトップは相変わらず休眠中なのですが、これまでの休眠と違うのは、電源を入れても画面が黒いままというわけではなく、毎回きちんと起動はして、自らハードディスクなどの点検を始めるのですが、その途中で必ず突然に電源が切れてしまうのです。

 もう7月も末だと言うのに、いまだに下のブログランキングのアイコンにアジサイの花があるのも、いつかこのアジサイの花を紹介してから、真夏らしいアイコンに変えようと考えていたからなのです。

 最後に、マックブックでの写真の利用はまだまだ入門の入り口で、写真の明暗や大きさの変更の仕方も分からず、まだまだ道は遠い状況です。光の加減や色などを、ウィンドウズパソコンのときは、自分が実際に目で見た印象に近くなるように、必要とあらば修正していたのですが、最近の携帯電話やマックブックからの投稿では、編集がいっさいできず、そのまま投稿してしまっているので、写真の質が心残りであることが多々あるのです。

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 秋のラヴェルナ、岩山の裾野をめぐるトレッキング・コース / L'anello basso della Verna in autunno
- 夏のラヴェルナ / La Verna in estate
↑↑ ベッチャからラヴェルナまでの参詣路の進み方と地図。

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Passeggiata nel bosco della Verna 25/6/2017

Bello il verde del muschio, delle foglie dei faggi,
maestosi gli alberi e le rocce.
Con amici la scoperta di una grotta misteriosa
da cui usciva un'aria gelida nel giorno afoso.
Gioia di trovare i fiori del giglio di San Giovanni e dell'iperico,
dell'erba di San Giovanni all'indomani del giorno del santo.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-07-30 20:29 | Toscana | Trackback | Comments(4)

野生ブラックベリーの花・青い実と山で迷子、トスカーナ

 今日はトスカーナのアッペンニーニ山脈を歩きました。

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 野生のブラックベリーは、黒々と熟す頃に摘んで食べるとおいしいのですが、まだ夏の盛りなので、見かけたブラックベリーには、まだ花やつぼみがあるものが多く、実はどれもまだ緑色をしていました。これから少しずつ、このまだ青い実が、まずはルビーのような赤に、そして黒へと変わっていくはずです。初秋にそういう色とりどりのブラックベリーの実を見るのは楽しく、また赤い色のときはことさらにきれいなのですが、こういう淡い緑色もきれいだなと思いました。

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 今日歩いたのは、トスカーナ州アレッツォ県のバーディア・テダルダ(Badia Tedalda)の山です。 美しい滝や小川、ブナのみごとな巨木があるので、数年前まではしばしば歩いていました。今日は本当に久しぶりに、ブナの巨木を目指して山を登る予定だったのですが、夫は帽子を、わたしはカメラをうちに忘れてしまいました。巨木への道は途中からは日かげがほとんどなく、今日は晴天の暑い日になることが予想されていたため、途中で予定を変更して、森の木々の間を通り、小さな渓流をさかのぼることにしました。そして、昼食のパニーノは、川原でその渓流を眺めながら食べました。

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 ところが、夏で雨が降らないためもあってか、しばらく山を登ると、川床がすっかり乾いてしまっています。そこで、当初の予定どおりブナの巨木を訪ねることにしたのですが、トレッキング・コースからそれたところまで引き返すと、山をかなり下ってから、再び登らなければいけません。そこで、巨木へのトレッキング・コースがほぼ同じ高さを通る地点を目指し、夫の記憶と方向感覚に頼って、歩き始めました。

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 本来のトレッキング・コースでは、この写真の崩れ落ちた家の脇を通って山を登り、右に曲がって巨木を目指し、さらに山を登るのですが、今日は、夫の後について、本来のトレッキング・コースへの近道とばかりに、日当たりのよすぎるほどの急な斜面をしばらく登り、トレッキング・コースに、なんとか無事にたどり着くことができました。

 ただ、すでに日当たりのいい急な斜面を登って疲れたため、途中で、巨木に行く代わりに、夫が覚えていた給水場と古い家を訪ねることにして、写真に写った家の近くまで道を下り、写真では見えないのですが、写真の右手にある、右の方へと進む小道を歩き始めました。

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 昔何度も通った、慣れた道なので、地図がなくても大丈夫だろうと思っていたのですが、イタリア山岳クラブ、CAIのトレッキング・コースを示す赤と白の印こそあるものの、場所の名前や方向、所要時間を書いた道案内の標示がいっさいありません。

 その上、行きは巨木を目指すトレッキング・コースからそれて小川をさかのぼり、帰りも来た道とは違う給水場から山を下ったために、山を下りて川を渡ったあとに、車を置いた場所まで登らなければいけなかったのに、夫より先を進んでいたわたしは、うっかり別の道を登ってしまいました。かなり登ってから、本来わたしたちが着かなければいけない場所が遠くに見えたので、道を間違えたことに気づき、夫に電話すると、もうすでに車に着いたとのことです。電話で聞いた説明に従って、再び川まで山を下ってから、別の道を通って山を登りました。

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 小川に沿って歩く、木かげもあるトレッキング・コースだったのですが、高いところまで登ると、また本来行くべき方向にある民家が遠くに見えます。

 そのため、再び道を下って川まで行き、もう一度夫に尋ね、今度は正しい道を通り、ようやく車に戻ることができました。暑い上に疲れていたので、夫を待たずに、勢いに乗って先を歩こう、登ろうとしたのですが、おかげでしばらくひどく不安な思いをし、余分に歩くことになりました。慣れたつもりの道でも、やはり地図を持たなければいけないと反省しました。無事に道が見つかって本当によかったです。

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Fiori & frutti ancora verdi di rovo trovati mentre camminavamo ieri a Badia Tedalda.

Sorprendentemente ancora ci sono i fiori e le farfalle.
Purtroppo ho dimenticato la macchina fotografica a casa e mi sono dovuta arrangiare con il cellulare.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-07-29 23:11 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(6)

夏も揚げ物トンカツとズッキーニ花のてんぷら

 ズッキーニの花は、衣をつけて揚げるのが一番おいしいのですが、昨年もオリーブの凶作で、我が家で収穫したオリーブからできたオリーブオイルの量が今年は残り少ない上に、猛暑の台所での揚げ物は我慢大会の様相を呈し、さらに揚げ物は体重増加につながってしまいます。

 そこで、畑で摘んだズッキーニの花は、ズッキーニの実と共に、パスタの具、あるいは卵焼きの具にするつもりでいました。ところが、約10日前、晩にミジャーナから帰って来た夫が、せっかく実ったスモモをだれかが収穫してしまったことへの腹立ちや落胆もあるのでしょうが、猛暑の中での改築作業と 農作業にすっかり疲れ切ってしまっていたため、その翌日の昼食は、元気を出してもらい、つけてもらおうと、夫の好きなズッキーニの花のてんぷらを揚げ、そのために使う小麦粉や卵、油を有効に活用するためにも、さらにトンカツを揚げました。

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 おいしい肉を食べて元気を出してもらおうという願いもあったのですが、夫が喜ぶだろうと考えていたのはズッキーニの花のてんぷらです。てんぷら風の衣で揚げた方が、衣がからっとして重くないので、夫もその方が好きなのです。トンカツはわたし自身が子供の頃から大好きな食べ物の一つだったのですが、今回は久しぶりに作りました。

 トンカツや畑の野菜のサラダなどの写真は、準備中に夫が仕事から帰って来てしまったため、撮るひまがありませんでした。最近はわたしが料理中に帰宅した夫が、「トンカツなの」と聞くことがあるので、どうも夫も好きなようですから、また今度、早朝にズッキーニの花を摘み、豚肉を買って、トンカツにしようと思っています。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-07-28 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(6)

牛が草食むカトリア山、母馬探す置き去り仔馬

 先週の土曜日は、マルケとウンブリアの州境にそびえるカトリア山(Monte Catria) に登りました。カトリア山は標高1701mで、山頂はマルケ州にあります。フォンテ・アヴェッラーナ修道院の上から山頂を目指すと、見晴らしがすばらしいと、先日ペルージャに来たマルケ在住のいとこから聞いて、夫はそのトレッキング・コース、Sentiero dei Carbonaiを歩こうと考えていたのですが、標高差が登り680m、下り740mとかなりある上、地図を見ると、登り道の傾斜がかなり急です。ペルージャ及びイタリア中部に雨が降って、気温が下がったのは、この翌日の月曜日のことで、この日はまだかなり暑かったため、そんなにも急な登り道が立て続けに続く道は厳しいと、わたしが提案して、

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Panorama dalla cima del Monte Catria (1701m) 22/7/2017

 代わりに、上の写真で、夫が頂上に立つカトリア山の下方に白く見える三つの道路が交わるところにあるMadonna degli Scout (1370m)に車を置き、そこからなだらかな傾斜が多い道を登って、山頂を目指しました。夫が眺める前方、写真では左手にそびえる山は、アクート山(Monte Acuto)で、標高は1668mです。アクート山のリフト乗り場にある山小屋で、地図とパニーノを買ったのですが、サラミやプロッシュットの量も少なく、サラミの皮さえ取り除いていないのに、一つ4ユーロと値段がひどく高かったので、ふもとの町で買うべきだったと後悔しました。

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 カトリア山の頂には、この大きな十字架が建っています。山頂からは、晴れた日には、アドリア海どころか、バチカンのサン・ピエートロ大聖堂のクーポラさえ見えると主張する人もいるそうなのですが(詳しくはこちら)、この日は雲や霞のために、それほど遠くないはずの海も見えませんでした。

 けれども、青空の下に広がる山や畑、平野の眺めを楽しむことができました。山頂付近は、暴風とも言えるほどの激しい風が吹いていたため、トレッキング・コースではなく、風があまり当たらない斜面を選んで、山を下り、昼食にパニーノを食べました。

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 わたしたちが山頂から少し下って、パニーノが食べられる見晴らしのいい場所を探していたとき、右手遠くに牛と馬の群れがいたのですが、ちょうどその頃に、馬たちが移動して、わたしたちの下方にある道を通って、左手へと向かいました。

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 問題は、そのとき、視力のいい夫が気づいたのですが、一頭の仔馬が、皆が移動するのを知らずにぐっすり眠ってしまっていたのに、他の馬たちが、それに気づかなかったのか、そのまま置き去りにして、行ってしまったことです。しばらくして目覚めた仔馬が、親馬たちがどこにも見当たらず、周囲には牛しかいないので不安になって、周囲を駆け回ったり、いなないたりしたのですが、親馬たちには聞こえないようです。

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 そのうち私たちの左手に見える高みに、先ほど出発した馬たちが登っているのが見えたのですが、置き去りにされた仔馬は、まだ親馬たちを探して歩き回っています。そこで、パニーノを食べ終えた夫が、仔馬の近くまで行って、仔馬を仲間の馬たちがいる方へと移動させようとしました。けれども、夫に警戒したからか、仔馬は反対方向に行こうとします。

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 それで夫もあきらめて、わたしたちが再び山を下ろうと、リュックを背負った頃、ようやく母馬が仔馬がいないのに気づいたらしく、元の道へと引き返しつついななきました。そのうち、そのいななきが仔馬の耳にも入り、仔馬も、母馬や同様に引き返してくる他の馬たちに気づいて、そちらの方へと駆けて行きました。。

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 ようやく仔馬が母馬と再会し、続いて他の馬たちがやって来たときには、ほっとしました。ただ、この後も、夫はやはり置き去りにされた子牛たち2頭が鳴いているのを見たそうで、親たちがうっかりと、子供を忘れて自分たちだけで遠ざかってしまうことが、たまにあるようです。夫が心配したのは、仔馬一頭だけでは、狼にねらわれやすいためで、ですから、他の馬たちと合流できたのを見届けて、わたしも安心しました。

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 登り道でも、帰りの下り道でも、トレッキング・コースのこの位置から、急な斜面のはるか下方に、フォンテ・アヴェッラーナ修道院(Abbazia di Fonte Avellana)が小さく見えました。修道院までの傾斜を見て、別のコースを登ってよかったと、つくづく思いました。

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 このカトリア山を歩いている間には、放牧された牛の群れにしばしば出会いました。初夏にマッジョ山を登ったとき、気づいたら雄牛たちがわたしたちを追ってきて、すぐ後ろにいて恐い思いをしたことがあるので、わたしはできるだけ牛の群れを避けて歩こうとしたのですが、今回は雄牛がいないようで、後をついてくる牛もなく、ゆっくり山歩きを楽しむことができました。

 今年の6月以降、イタリア中部ではひどく暑い日が多いため、最近は週末の山登りには、かなり標高が高いところまで車で登れる山を選んでいました。ただ、そういう山は、スキー場がある場合が多く、アミアータ山では、頂上付近にあまりにも車が多くて、駐車場が見つからないので、山の中腹を歩きました。また、カルペンニャ山では、最初は頂上までの道のりが、歩くには長すぎる場所に行ってしまい、その後、頂上まで行けるリフトの乗り場を見つけたものの、料金がひどく高く時間が遅かったため、結局、車で周囲を回っただけで、少ししか歩けませんでした。今回は久しぶりに山を歩くことができて、うれしかったです。

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Panorama dalla cima del Monte Catria (1701m) 22/7/2017

Tanti cavalli e mucche li abbiamo visti mentre camminavamo sul monte. Un cavallino si addormentava ed è rimastoera solo, quando altri cavalli sono andati in un'altra parte; svegliato, il cavallino era agitato, cercava gli altri ma non li vedeva. Mio marito tentava di farlo andare nel posto dove stavano gli altri cavalli, ma il piccolino si spaventava e scappava. Dopo un po' la cavalla mamma si è accorta finalmente dell'assenza del suo piccolo, tornava indietro nitrendo. Il cavallino ha sentito i suoi nitriti, corre. Corre anche la cavalla mamma e finalmente di nuovo insieme con il suo piccolo. Meno male.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-07-27 23:59 | Marche | Trackback | Comments(6)

涼しさと雨に花咲くシクラメン 三日月宿る桃色の雲

 この数日ペルージャでは雨が降り、気温が下がって、朝晩肌寒く感じるような日が続いたためでしょうか。 数年前、夫がミジャーナの自生のシクラメンの球根を、ペルージャの庭に植え替えて以来、毎年秋には、そのシクラメンが咲いていたのですが、

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26/7/2017

今日ふと気づくと、なんとその秋咲きのシクラメン(ciclamino)が、まだ夏の盛りだと言うのに、2輪咲いているではありませんか。昨年は咲いているのを見つけたのが、9月6日でした。このところ涼しいので、花が秋だと勘違いしたのでしょうか。

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 鉢をテラスの日照時間が最も長い場所に置いているためでもあるのですが、猛暑のためにすっかり枯れてしまっていたナデシコ(garofanino)が、今はすっかり元気を取り戻して、見るたびに花の数が増えています。

 明日からはまた気温が上がり、雨が降らぬ日が続き、来週は酷暑で、最高気温が毎日34〜36度との予報が出ています。遠い先の予報は変わる可能性があるとは言え、シクラメンとナデシコの花が楽しめるのは、今のうちでしょう。ナデシコの鉢は大きくてあまりにも重いので、わたしには動かせず、夫は日当たりのいいところに置いておきたいようなのです。

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 ホオズキ(alchechengi)は、少しずつ赤らみ、もう秋への準備を始めています。

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 今日の夕食後、窓の外を見やると、ほっそりと白い美しい月が、ピンクの雲の中で輝いています。

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 我が家の西には小高い丘があるため、月の入りや日の入りの時刻のずっと前に、月も日も丘の向こうに隠れてしまいます。今日は昨日よりもさらに、日没後月が沈むまでの時間が長いおかげで、月がまだ丘の上にあったのです。きれいな桃色の雲は、少しずつ赤みを失い、薄紫に、そして灰色にと、色が変わっていきました。

*追記(7月26日23:41)
 今、投稿した記事を確認したら、ブログの記事用に写真を取り込む元となるマックブックのデスクトップでは、きちんと縦向きになっている写真2枚が、ブログ上では、左に90度回転してしまっています。どうすれば元に戻せるのか、翌日に解決することにして、とりあえず今夜は就寝します。おやすみなさいませ。

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Fioriti i ciclamini autunnali nel nostro giardino,

avranno pensato che fosse arrivato già l'autunno
per le piogge e il fresco degli ultimi giorni.
Di nuovo in fiore i garofanini che erano tutti appassiti,
i lamipioncini di alchechengi in bel colore arancione,
nel cielo rosa la bella luna crescente.
Dicono che tornerà il caldo torrido,
ma qui ancora per ora un respiro di sollievo
per noi e per il giardino. 26/7/2017
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*追記(7月27日8:47)
 急場をしのぐために、とりあえずマックブックのデスクトップの写真をグーグル・フォトに取り込み、その写真をブログ用に使うことで、写真を縦向きに戻しました。

関連記事へのリンク
- ミジャーナの秋〜 シクラメンの花、ツタの紅葉と実るオリーブ
- 秋の足音、シクラメンとホオズキ

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-07-26 23:38 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(4)

三日月の茜に映える湖の夕、イタリア トラジメーノ湖

 今日も時折雨が降り、地平線近くに雲が残ったためか、今日の夕焼けはことさらにきれいでした。夫と義弟と3人で、お気に入りの湖畔の店で食事を終え、外に出ると、

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Luna brillante, cielo ardente & Lago Trasimeno
San Feliciano (PG) 25/7/2017 21:22

レストランの席からは、木に隠れて見えなかった三日月が目前に現れ、空も湖も燃えるように赤い中、それは美しく輝いています。

 おとといは夕日と月がわずか1分違い、8時42分、43分に沈むと暦にありました。「太陽が明るすぎて、月は見えないはずだよ。」と夫が言うものの、楽しみにしながら出かけたのですが、おとといは月ばかりか太陽も厚い雲に遮られて、ほとんど見えず、月はどこにあるかも分かりませんでした。

 その月が、今日は思いがけず、美しい茜色の空に白くきらめくのを見られて、本当にうれしくて、うっとりしながら眺めました。

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20:40

 夕日が沈む瞬間は、夫や義弟と共に、レストランのテーブルから太陽を見送りました。テーブルからは、眺めが木の枝や葉に遮られるのですが、垣間見えるがゆえの美しさがある上に、経験的に、岸辺から若干離れた方が、湖水がより茜色に染まって見えるような気がしています。

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21:10

 いずれにせよ、深い茜色の空に、思いがけず現れた三日月がそれは美しかったので、感動しました。

 今夜は初めて、MacBookにカメラから写真を取り込むことに成功し、その写真を使って、記事を書きました。

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Dopo il tramonto arde il cielo, si riflette sulle acque del Lago Trasimeno.
Piacevole serata, buona cena in tre con vista del tramonto sul lago.
Lasciamo il locale e nel cielo ardente brilla la luna crescente,
sorprendente la sua comparsa improvvisa, straordinaria la bellezza dell'istante.
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Giramondo Risotante Pizzeria
San Feliciano Via Gandhi, 29 - Magione (PG)
Tel: 075 841059
FB: https://www.facebook.com/giramondosanfeliciano/

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- トラジメーノ湖に行こう、JITRA連載第2回 / Lago Trasimeno
- 世界で最も夕焼けが美しい七つの場所、トラジメーノ湖畔サン・フェリチャーノも / A SanFeliciano uno dei tramonti più belli del mondo
- 湖の夕景愛でつつ夕食を、ウンブリア / Bellissimo tramonto al Lago Trasimeno, piatti buoni & servizi gentili e cordiali @ Ristorante Pizzeria Giramondo, San Feliciano, Magione
- 嵐前日の暗雲と湖、ペルージャ

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-07-25 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(14)

恵みの雨、イタリア ペルージャ

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24/7/2017

 ようやく待ちに待った雨が降りました。緑がうれしそうです。

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 ナデシコ(garofanino)の花もうれしそうです。わたしたちも、ほっとしました。

 数度に分けて降った雨のおかげで、気温も下がり、涼しくなったため、今夜は過ごしやすいです。

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Finalmente piove!

Sugli olivi, sulle viti, nel nostro giardino. 24/7/2017
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参照リンク
- イタリア各地の天気予報

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-07-24 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(4)

嵐前日の暗雲と湖、ペルージャ

 今日もひどく暑い1日で、ペルージャでは気温が36度まで上がったそうです。昨日登ったマルケの山の周囲も、帰りに寄ったミジャーナがあるテッツィオ山も、灰色の雲に覆われていました。今日も、ペルージャでは、空に雲があり、湿度が高いためもあって、いつにも増して暑く感じられました。

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23/7/2017

 今日は義父母との昼食の後、あまりの暑さにずっと屋内で過ごしたため、せめてトラジメーノ湖に沈む夕日を見に行こうと、夕食を済ませて五号8時に家を出ると、東の空には晴れ間が見えるのに、わたしたちが湖を目指して向かう西の空は、灰色の雲に覆われています。

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 トッリチェッラ(Torricella)で桟橋へと歩くと、西の空にはやはり暗雲が垂れ込めていましたが、沈もうとする太陽が、周囲の雲をわずかながら赤く染めていました。

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 沈む日は、そのオレンジ色の輪郭を一片だけ見せて、雲の向こうに沈んでいきました。激しい風が吹き、湖には荒い波が立ち、水鳥たちもいつになく、高い声を上げては、せわしなく飛び回っています。

 日没後、雲がほんのりとピンクに染まり、さらにしばらくすると、それは美しい真紅になり、波さえも赤くなりました。残念ながら、その真紅の雲と波は、カメラで撮影したため、パソコン不調につき、記事に使うことができません。いつかご紹介できることを願いつつ、今夜も、スマートフォンから投稿します。

 明日とあさって、ペルージャでは、午後に雷雨との予報が出ています。待ちに待った雨なのですが、大きな雹が降って、農作物などに危害を加えることのないように祈っています。

参照リンク
- イタリア各地の天気予報

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by milletti_naoko | 2017-07-23 23:40 | Umbria | Trackback | Comments(6)

ドン・マッテーオ11と登場人物と学ぶインターネット第二弾、番外編で進む恋物語 イタリア語学習にも

 神父のドン・マッテーオが主人公の、温かく楽しい推理ドラマシリーズは、イタリアで世代を超えて人気を誇る長寿番組で、つい最近、スポレートで、『ドン・マッテーオ11』の撮影が行われたと、ニュースで知ったところです。


 ドン・マッテーオ自身は登場しないものの、その主だった個性あふれる登場人物たちが、インターネットについて教えたり、学んだりするシリーズ、『Complimenti per la connessione』が、好評だったからでしょう。この夏は、前回のインターネットの基本を踏まえて、さらに、日常生活を便利にするために、インターネットやスマートフォンのアプリケーションを、どんなふうに活用できるかを、登場人物たちの楽しいやりとりを通じて視聴者に伝える第二弾、『Complimenti per la connessione 2』が、現在放映中です。


 より多くの市民がインターネットを使えるようにというねらいからか、この番組だけは、少なくとも第1話から第9話までが、現在制作したRai自身によって、YouTube上でも紹介されているため、イタリア国内でしか見られないRai Playと違って、インターネットに接続さえできれば、世界のどこからでも見られるのが、うれしいところです。

 全20回で、月曜から金曜までの午後8時半からの5、6分間、1チャンネル、Rai 1で、放映され、その再放送が、月曜から金曜までの午後1時半から2時過ぎ辺りの時間帯に、25チャンネル、Rai Premiumでもあります。

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Centro storico di Spoleto (PG) 14/5/2017

 この放映があることを、わたしは先週だったか、すでに放映が始まってかなり経ってから、初めて知ったのですが、今、YouTubeで第1話から第9話まで、一気に見てみました。スマートウォッチやスマートテレビなど、わたし自身が、ほとんど知らなかったことも多くて、興味深かったです。

 けれども、何よりうれしかったのは、確か『ドン・マッテーオ10』の最終回では、恋の行方がまだはっきりしなかったCapitano TommasiとLeaが、このシリーズでは第1話から恋人であるだけではなく、婚約者として登場し、第9回に至るまでの間に、結婚式の招待客についておじのMarescialloと相談し合ったり、結婚祝いについて話したりと、二人の結婚に向けて、どんどん近づいている雰囲気があることです。次の『ドン・マッテーオ11』では、Capitano Tommasiがドラマから去ると、スポレートでの撮影のニュースの際に聞いていたので、二人の恋の行方が中途半端なままなのにと思っていたのですが、本編では紹介できない二人のその後の様子や恋の進展を、この番外編のミニドラマの中で、伝えているのでしょう。

 YouTubeには、昨年の夏も、Raiが、このインターネットを教えるシリーズについては、ビデオ映像を載せていたのですが、今わたしの昨年の記事を見ると、そのリンクは無効になっています。と言うわけで、現在はYouTubeで世界中から見られるこのシリーズの第1〜9回も、いつまで見られるか分かりませんので、興味がおありの方は、早いうちに、ご覧ください。

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 この記事では、今日見た中で、一番イタリア語の教材としても役立ちそうで、かつ、見ていて楽しく、二人の恋がうまく行っていることが分かる映像を紹介しています。オンラインバンキング、ネチケットなど、日本語ですでに内容を知っていれば、テレビの画面に文字つきで説明も現れるために、イタリア語が理解しやすいはずです。また、5分強と映像が短く、高齢者も理解できるようにと制作されているために、全体的に、早口で話しすぎることがなく、特にLeaやCapitano Tommasiによる生活に役立つインターネット活用法の説明は、ゆっくりと言葉を明瞭に発音して話し、かつ、内容理解を促す絵や言葉も、画面に現れるため、イタリア語が分かりやすいはずです。登場人物の身ぶり手ぶりや表情から、言わんとすることを推測する、そういう右脳を使ったイタリア語学習にも、また、発音やイントネーションに耳を慣らし、どんなふうにあいさつが行われ、会話が進むかを学ぶにも、役立ちます。

 現在、第1〜9話及び登場人物へのインタビューの映像は、次のページのリンクから、ご覧になれます。
- YouTube - Rai / Rai Play - Complimenti per la connessione

 イタリア在住の方は、次のページから、第1シリーズ(Stagione 1、訳は「季節、シーズン」なのですが、ドラマの本編ではないので、「シーズン」と言うのもどうかと)及び第2シリーズ(Stagione 2)のすでに放映された回、episodoを見ることが可能です。

- Rai Play - Complimenti per la connessione

写真は、このシリーズの舞台となっているウンブリアの町、スポレートの大聖堂とその前の広場、階段を、今年5月に撮影したものです。

***********************************************************
Già iniziate le riprese di "Don Matteo 11" a Spoleto.

Nel frattempo alla TV i suoi simpatici personaggi insegnano
come utilizzare Internet, Smartphone, Smart watch ecc.
in "Complimenti per la connessione 2."
Sorpresa! In questo mini programma va avanti la storia
tra Capitano Tommaso e Lea;
stanno organizzando il loro matrimonio!
Foto: Centro storico di Spoleto (PG) 14/5/2017
***********************************************************


関連記事へのリンク
- 人気ドラマ三人組と学ぶウェブ基本&イタリア語、ドン・マッテーオ番外編
- スポレートで祝う母の日、イタリア
- 優秀な外国語学習者とは
- 木を見て森も見る外国語学習
- 英伊仏ヒアリングマラソンと注意点

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-07-22 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(0)


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