ペルージャ発 なおこの絵日記、わたしのブログ遍歴1

 以前からブログを読んでくださっている方の中には、今年に入ってから、わたしのブログの題名やデザインが何度か変わったことに、気づかれた方がいらっしゃるかと思います。

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 イタリアで猛暑が戻りつつある今日、久しぶりにブログのデザインを、夏らしい風鈴で飾られたものに、変更しました。

 イタリア語学習メールマガジンの副教材という位置づけで、ブログを発行し、写真をふんだんに使い、イタリアやその文化について、関心を引き、よりよく情報を伝えたい、絵や写真などの視覚教材の使用によって、学習効果を高めたい。2010年4月に、わたしがこのブログを始めたのは、もともとはそういう動機からでした。

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 発行当時は、題名が「ペルージャ発 なおこの絵日記」だったのは、そんなふうに写真をふんだんに使って、分かりやすく楽しくイタリアやイタリア文化を紹介しようという意図があったからです。

 わたしは、中学生の頃から、小倉百人一首に親しんで、日本の古典の世界に魅かれ、やがては古典の楽しさを伝えたいと、高校の国語教師になったのですが、大和言葉で書かれた和歌に触れ、また授業で、古文や漢文を教えることが多かったからか、文を書くときや題名を決めるときに、できれば響きの美しく落ち着きのある大和言葉を使いたいけれども、文脈や内容から考えてその方がふさわしければ漢語を選び、どうしてもその二つでは伝わらないなら、仕方なくカタカナ言葉の外来語を採用しています。たとえば、記事を書いていて、最初に頭に浮かんだ言葉がカタカナ外来語である場合には、それが「テレビ」や「パスタ」など、物の名前であって、外来語でしか表現できないとき以外は、大和言葉や漢語で言い換えられないものかと、よく頭を悩ませます。

 写真を使ってイタリアとその文化を紹介するためのブログでありながら、「写真日記」、「写真ブログ」、「フォトブログ」という題名を選ばず、最初の頃は、絵が少なかったにも関わらず、「絵日記」という題にしたのは、そういう理由からです。名前の「直子」を「なおこ」とあえてひらがなで書いたのも、ひらがなの文字の柔らかさを思ってのことです。「ペルージャ発」の「発」の漢語の響きの無骨さと違和感は気になったのですが、「ペルージャ」を何らかの形で入れようとすると、これ以外の表現では題が長くなりすぎるので仕方がないと、あきらめました。一方で、長音・促音を文字として何字に数えるかにもよりますが、「ペルージャ発 なおこの絵日記」という題は、「五・七」のように響いて、耳に優しいという印象もありました。

 ブログのデザインと題名を変更してから長いというのに、わたしがデスクトップで、Mozilla Firefoxの新しいタブを開くと、今でも上記の画像が、「よく訪問するサイト一覧」に表示されます。
 
 この表紙には、二つ目に選んだデザインが使われていますし、ブログ名も二つ目に選んだものではないかと思います。2011年以降、13世紀以来、フィレンツェのドゥオーモなどを管理・運営するOpera di Santa Maria del Fioreやエミリア地震の被災地だった町から、イタリア人ブロガーに交じって、ブロガーとして招待される機会が何度かあり、当時はブログにはほとんどイタリア語は記していなかったはずなのに、それでも見てくれているイタリアの人がいるのだと思い、「Fotoblog da Perugia」という、イタリア語で端的に通じるブログ名を添え、このイタリア語の題名にすでに「ペルージャから」(da Perugia)とあるので、以前から気になっていた「ペルージャ発」の部分は割愛したのだと思います。

 「イタリアの緑のハート」(cuore verde d'Italia)と呼ばれるウンブリアからの発信ということでもあり、緑(verde)も心(cuore)も好きな言葉なので、URLはすぐにcuoreverde.exblog.jpと決まりました。

 今も後悔しているのは、ユーザーIDです。ブログを設置したとき、わたしは、このユーザーIDとは、わたしだけに見えるもので、公になるものではないと思い込んでいました。イタリアでは原則として夫婦別姓なので、わたしの名前も今も結婚前同様、「石井直子」なのですが、同姓同名が多いため、わたしと同じ名前で、ユーザー登録した方がすでにいました。それで、わたしだけに分かるものだし、覚えやすいものをと思いついたのが、夫の姓にわたしの名を加えた現在のユーザーIDです。このIDがまさか、他のエキサイトブログの方にコメントを入れる際に、そのまま使われると知っていたら、決して選びはしませんでした。けれど、すでに時遅し。同じブログを続けたければ、ユーザーIDは変えられないと知り、結局今もこのIDで通しています。そうと知っていれば、ツイッターやインスタグラムと同様、naoko_perugiaにしたのではないかと思います。

 デザインについては、URLに「緑のハート」という言葉があることもあって、最初は、緑の葉がモチーフのデザインを選んでいたのですが、後に、イタリア在住の他のブロガーの方がが、まったく同じデザインを採用されたので、上記のものに変更しました。花は好きですし、写真が入り、アルバムのように見えるデザインは気に入っていました。

 さて、最初は、イタリア語学習メルマガの副教材的位置づけで始めたブログですが、書き続けるうちに、自分が書くことや、何かを人に伝えることが好きであること、また、ブログ仲間や読者とのコメント欄での交流が好きであることに気づきました。また、それまでは、同僚の日本語の先生方と共に日本語を教えながらも、主にイタリアの家族や友人の中で、仕事や大学・大学院での学習で、もっぱらイタリア語の中で生活していたため、日本語で書く力が錆びかけていたのですが、ブログを書くおかげで、日本語で考えたり書いたりする習慣も取り戻すことができました。

 当初の予定に反して、本来前置きと考えていた部分が長くなりましたので、この後、どんなふうにブログの題名やデザインを変えたかということについては、また次の機会に書くつもりでいます。先日、Google解析を見ると、今も「なおこ」、「絵日記」という古いブログ名に使っていた言葉をキーワードに検索をして、わたしの現在のブログにたどり着く方が多いのに気づき、そういう方たちが、新たに名前が変わったブログに戻りやすいようにという意図も込めて、今日の記事の題名は、かつてのブログ名としてみました。まだブログを始めて7年余りではありますが、右のお気に入りブログや外部リンクを見て、ブログを閉じられた方や、長い間更新のない方、あるいは、かつてほどはコメント欄での交流がない方が多いことに、改めで気づきました。そういう方が、また思いついて、訪問してみようと思ったときに、この題名を変えたブログが見つかりやすいようにしよう、そういう願いも、この記事の題名には、込められています。

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Da ieri estivo il disign della copertina del mio blog
con tante campanelle a vento, fuurin (風鈴).

Ne abbiamo anche noi una a casa e
i suoi bei suoni ci portano freschezza :-)
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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# by milletti_naoko | 2017-07-18 23:59 | Altro | Trackback | Comments(8)

畑の彩り夏野菜とアーティチョークの花

 畑のトマトが、ようやく赤く熟し始めました。ペルージャの我が家では、ズッキーニやナス、ピーマンは、すでに6月の間から収穫して食べることができていたのですが、トマトが赤く色づき始めたのは、ようやく7月に入ってからです。

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 昨夏収穫したトマト(pomodoro)で作った保存用のトマトソースは、とうにすべて使い終わってしまい、最近は市販のトマトソースを使っていたこともあり、ほっとしています。

 これは義父が世話をするトマトの話で、夫が種から育てて植えたトマトの苗は、植え替える時期が遅かったので、まだまだ青く小さいため、赤くなるのはまだかなり先のようです。

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 朝早く起きて畑に行くと、まだズッキーニの花が咲いていたので、収穫しました。ズッキーニ(zucchina)の実は、義父母は、かなり大きく太く育ってから摘んで、料理して食べています。直径が4~6㎝、長さは30㎝もあろうかというほど大きくなるまで、収穫を待つのですが、二人によると、そこまで大きくならないと、ズッキーニらしい味がしないとのことです。わたしと夫は、そこまで育つと、若干ではありますが苦みがあるように思うこともあり、イタリアの店頭で売られているズッキーニよりは一回り大きいけれども、義父母が収穫するよりは二回り小さい頃に収穫しています。

 もちろん、大きく育つまで待てば、一本で食べられる量が数倍になるのですが、夏は毎日ズッキーニがいくつも収穫できて、手を変え品を変え調理しても、まだズッキーニがあるという状況であることが多いので、小さいうちに収穫したからと言って、食べられるズッキーニがなくなるわけではないので、安心です。

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 イタリア語ではカルチョーフォ(carciofo)、日本ではアーティチョークの名で知られる野菜は、花がまだつぼみのうちに食べるのですが、摘み残されて、花が咲いたアーティチョークが何輪かあって、きれいでした。

 ふだんはイタリア時間で投稿しているのですが、昨日はエキサイトブログのメンテナンスのために、午後投稿ができなかったため、それでも昨日付で投稿したいと、今イタリアでは正午近いのですが、現在唯一まだ7月17日月曜日であるホノルルの時間で投稿します。

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Finalmente rossi,
cominciano a maturare i pomodori nell'orto

ornato da alcuni fiori di carciofo.
Stasera la frittata ai pomodori
con i pomodori freschi del nostro orto e
le uova delle nostre galline,
uno dei piatti preferiti del mio maritino :-)
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参照リンク
 時差や現地時刻を調べるのに便利なサイトが見つかりましたので、自分のための今後の覚書として、リンクを付しておきます。どなたかのお役に立てば。
- worldtimezone.com - World Time Zone Map with current time (24 HOUR FORMAT)
- timeanddate.com - The World Clock — Worldwide

Articolo scritto da Naoko Ishii

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# by milletti_naoko | 2017-07-17 23:59 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(4)

欲求と運命、英語版ディーパク・チョープラ瞑想講座オンライン無料21日間開始と夜中のケーキ

 わたしが、毎回楽しみにしているディーパク・チョープラの21日間オンライン無料瞑想講座が、7月17日月曜日に始まります。オープラの短い導入のあと、ディーパクがゆっくりと人生について語る言葉は、英語としては比較的聞き取りやすいと思います。昨日のわたしの「タオルを何も考えずに四つ折りにしていたけれど、三つ折りにしたら棚に収まった」という記事ではありませんが、それに限らず、わたしたちは生きていくうちにいつの間にか、「~は…だ」とか「~は…でなければいけない」と、疑いもせずに思い込んでいることが多いように思います。そうした思い込みは、教育や育った環境、親や友人の言葉などを通して、あるいは自分が育った文化圏の人生や仕事、人間関係はこういうものという考え方に影響を受けて、形成されていくのですが、そういう思い込みが、気づかぬうちに自らを縛っていないか、自分も他人も息苦しくしていないかなど、新たな視点・発想の転換を与えてくれることが、ディーパクの講座ではしばしばあります。宗教や国を越えた、よりよく、より楽しく、より充実した毎日や人生を生きる気づきを与えてくれるディーパクの講座が、わたしはとても好きで、これまでも何度も受講しています。今回も楽しみにしています。


 講座に登録すると、毎朝その日分の講座の内容を簡単に説明したメールが送られてきますので、英語の聞き取りは苦手という方も、まずはそのメールを読んで理解してから瞑想講座の音声を聞くと、理解できることが増えるかと思います。

 今回の瞑想講座の主題、「Desire and Destiny」は、「欲求と運命」と訳せるのではないかと思います。それぞれいろいろな訳し方ができる言葉ですが、これまでのディーパクの講座や著書の内容から察して、和訳してみました。ちなみに、desire、destinyに該当するイタリア語は、それぞれdesiderio、destinoです。

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Acero rosso & fiori di lavanda, Pioraco (MC) 16/7/2017

 写真は、今日訪ねたマルケ州、ピオーラコの町で見た美しい紅葉と、その奥に見えるラべンダーです。

 帰宅してから、リハビリ体操をしたり食事のしたくをしていたら、時間がなくなったので、今夜は夫が就寝してから、夫が明日の朝食べられるように、夜中にこっそりケーキを焼きました。作ろうとして、材料を取り出していて、ベーキングパウダーがないのに気づいたのですが、なしでもできるレシピを検索し、複数のアイデアを参考にしたら、多少はふくらみ、おいしく焼けたように見えるので、ほっとしました。

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Acero rosso & fiori di lavanda, Pioraco (MC)

Lunedì 17 luglio inizia il corso di meditazione di Deepak Chopra in inglese, "Desire and Destiny". Il corso è on line, per 21 giorni ed è gratuito. Mi piace molto seguirlo. E' anche un buon materiale per chi studia l'inglese, Deepak parla con calma in modo pacato, ogni mattina arriva via email il riassunto della meditazione del giorno e la lettura del riassunto aiterà a comprendere meglio l'ascolto.
Per registrazione: bit.ly/2s25Bei
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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# by milletti_naoko | 2017-07-16 23:59 | Vivere | Trackback | Comments(0)

発想転換のタオル収納、四つでだめなら三つで行こう

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 イタリアの我が家では、トイレ兼浴室に設置したこちらの棚の上部を、タオル置き場として使っています。最近は、あちこちからいただいたりしてタオルが増えたため、洗って畳んだタオルが、棚に入りきらなくなって、困っていました。近頃では行き場のないタオルは、アイロンがけを待つ衣類を入れたたらいに、そういう衣類と共に入れていたのですが、それでは解決になりません。

 写真は、タオルを整理し直した後に撮影したものです。二段目のタオルは、以前は、あまり深く考えずに、上段のビデ用タオル同様に、まず四つ折りにしていました。そうして、そのまま棚に入ればよし、それでも入らないほど大きいタオルであれば、さらに半分に折り、つまり八つ折りにして、入れていました。ただそうすると、棚に重ねたタオルの横に無駄な空間が残ってしまい、これまではそこにフェイスタオルなどを細く畳んで置いていたのですが、タオルを取ったり重ねたりするうちに、気づくとタオルの並び方がだらしなくなってしまっていました。

 今日昼食後、さあタオルの棚問題を解決しようと、棚のタオルを見ていたときに、ふと思いつきました。四つ折りか八つ折りの代わりに、三つ折りか六つ折りにすれば、これまで重ねたタオルの横にできていたすき間がなくなりますし、同じ高さの空間に、同じ数のタオルを重ねても、折る数が少ない分、たくさんのタオルが入るはずです。試してみると、三つ折りでは幅に入りきらずに余ってしまうタオルがある一方、六つ折りにすると、幅がちょうどいいタオルや、横に空間ができてしまうタオルがあります。そこで、幅が余るタオルと、折ったら幅が棚幅より短くなったタオルが、ほぼ交互になるようにタオルを重ね、タオル幅が短いので余ったすき間に、折った状態では幅に対して長すぎるタオルの、その長い部分が来るようにしてみました。

 すると、これまでどうしても入りきらなかったタオルが、すべて棚の中に収まったので、思わずうれしくなりました。タオルと言うと、半分や四つ折りの状態が自然に思い浮かぶので、これまでは棚の幅や奥行きを考えずに、なんとなく四つ折りや八つ折りにしていたのですが、その発想を転換して、三つ折りや六つ折りにするだけで、同じ空間に同じ数がうまく収まるのだと、自分で驚きました。

 お客さんに出すときには折り直さなければならず、右端にまとまりがないので、美的観点から言うと問題の大きい収納方法ではありますが、「タオルは四つに折るもの」という既成観念を打ち破ると、これまで入らなかった空間にタオルが入ることが興味深くて、記事にしてみました。日常生活の中で当たり前に行っている習慣を見直すだけで、何かの改善につながるということがあるのだなと、つくづく思ったのです。これまでは、入りきらずにぎゅうぎゅうだった棚に、ゆったりタオルが入り、取り出しやすくなったので、決して美しい収納ではありませんが、わたしとしては手間が省けて便利になって、うれしかったです。

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Fino a ieri gli asciugamani li piegavo sempre in quattro o in otto senza dubbi e in questi mesi alcuni asciugamani non entravano più nell'armadietto.
Oggi pomeriggio guardavo gli asciugamani e mi è venuta l'idea... li ho ripiegati tutti in tre o in sei e così l'armadietto è riuscito a contenerli tutti.
Lo so, purtroppo non è tanto bello ma è molto comodo, dunque ne sono contenta.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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# by milletti_naoko | 2017-07-15 19:41 | Altro | Trackback | Comments(4)

歯ぎしり・凍結肩とマウスピース、イタリア

 近年、健康な歯やかつて治療した歯が、何かのはずみに欠けたり割れたりするということが、相次ぎました。子供のまったく健康な歯でさえ、間違って歯のかみ合わせの一点に力が集中すると、60kgもの力がかかるので、折れてしまうことはありますが、 相次ぐのは、エナメル質が弱いから、あるいは夜歯ぎしりをすることがあるのであれば、そのためでもあるでしょうと、歯医者から昨年から聞いていました。そもそも歯並びが悪いため、虫歯にもなりやすく、歯ぎしりもしやすいのでしょうが、歯を守るためにも、肩など身体に余分な負担をかけないためにも、マウスピースを作ってはどうですかとは、父娘歯医者の、娘さんの方から、昨年から何度か聞いて、その必要を感じてはいました。ただ、大都市はもとより、ペルージャの他の私立歯科医院に比べても、どちらかと言うと料金が安いこの歯医者でさえ、日本と違って私立医院では国民健康保険が適用されないため、600ユーロかかると聞いて、決断を先延ばしにしていました。

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Lago Trasimeno dopo tramonto, Magione (PG) 12/7/2017

 歯ぎしりを何とか治せる方法があるものなら、その方が早いと思ったのです。けれども、そうするうち、また今年に入って、今までに健康な歯を含めて、少なくとも3本の歯が欠けたり、割れたりするという事態が続きました。神経を抜くなど、別の作業などが必要になると料金がはね上がるものの、この歯科医の基本料金は、歯1本の治療につき80ユーロです。ただ、最近は、治療済みの部分といっしょに、薄くなっていた未治療の部分まで欠けてしまうということも何度かあって、こんなことを繰り返すと、治療に料金がかかることはもとより、歯の健康である部分がどんどん少なくなってしまいます。これではいけないと、年齢的なものもあるのでしょうが、歯ぎしりによって欠けたり割れたりするかもしれない歯が、これ以上増える前にと、今回の数度の治療の後に、マウスピースを作ることを、決意しました。

 癒着性関節包炎(別名を凍結肩)を、2年前右肩に、昨年は左肩に患ったため、昨夏の一時期を除いて、ほぼ週に2度、カイロプラクティック院での施術とリハビリに通っています。治るためとは言え、かなりの痛みを伴う施術もあるため、理学療法士も、痛みがひどいことが分かっている施術の前には、「歯を食いしばって」(Stringi i denti)とよく言います。歯並びや歯のかみ合わせが悪く、歯ぎしりをするために、昔から肩こりに苦しみ、凍結肩を患ったのか、それとも、凍結肩で夜も痛みで眠れぬほどつらい時期があり、病や施術時の痛みに、歯を食いしばったり、歯ぎしりをしたりしたために、歯が欠けやすくなったのか。「鶏が先か卵が先か」ならぬ「歯が先か肩が先か」と、思いめぐらしたりもするのですが、マウスピースで、歯への損傷と肩の痛みを軽減することで、この悪循環を断ち切ることができればと考えています。

 おとといできたマウスピースを、その晩つけて寝たら、ひどく痛む歯があったので、虫歯ではないのかと翌日診てもらったら、慣れるまでには時間がかかり、マウスピース自体が、歯に合わせて自然に形が調整されていくので、ひどい痛みがあれば取り外した方がよいけれども、多少不自然に感じるくらいであれば、我慢をして装着するようにと言われました。来週にはまた、うまく歯に合っているかなどを診てくれる上、年に二度はマウスピースを点検してくれて、歯ぎしりの力が強かったり、頻度が多かったりして、摩耗が激しい場合には、業者に送って直してもらえるのですが、600ユーロという料金はそういう料金も含んでいるため、そういう今後のマウスピース関連の診察や作り直しはすべて無料で、一度作れば、基本的には一生使い続けられるのだそうです。

 昨日は早朝目が覚めたときに、一本ひどく痛む歯があり、今朝は朝方の歯の痛みが和らいだものの、まだマウスピースが歯にしっくりせずつらいのですが、一方、今までは朝起きたてには、ひどく痛んだ肩が、2日ともあまり痛まなかったのは、マウスピースのおかげかもしれません。

 肩のリハビリにも月に約200ユーロかかり、6月は、1週間の旅行にも行き、車検もあって、何かとお金が飛んで行ったのですが、幸い6月末に学校からの給料の振り込みがあり、助かりました。眼鏡ももう長いこと作り変えていません。、レンズがかなり傷んでいるので、近いうちに作り直すつもりでいます。

 おとといの夕方は、マウスピースの調整のために出かけた歯医者で、待ち時間が長くなったために、診療が終わるのが遅くなり、友人たちと約束していたトラジメーノ湖畔での夕食に遅れてしまい、申しわけありませんでした。顔写真を公にすることを好まない友人たちなので、食事のときの皆の写真は載せられませんが、日が沈んだあとのレストランからの美しい湖のを撮影した写真を、添えておきます。写真下方の柵が、口の中で歯が並ぶ様子に似ていることでもありますし。

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Cielo & Lago Trasimeno dopo il tramonto, Magione12/7/2017

- A giugno abbiamo incontrato per caso una coppia di amici al nostro ristrante preferito alla riva del Lago. Ora ogni tanto facciamo un appuntamento e ceniamo insieme ammirando il tramonto. Marcoledì il terzo incontro, foto scattata dal ristorante pizzeria Giramondo.
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関連記事へのリンク
- 歯欠けて歯医者へ
- 歯医者でびっくり、日伊の違い

Articolo scritto da Naoko Ishii

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# by milletti_naoko | 2017-07-14 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(6)


日本語教師・通訳・翻訳家。元高校国語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより


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Naoko Ishii
Insegnante di
Giapponese & Italiano
Interprete Traduttrice
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日本語・イタリア語教師、
通訳、翻訳、ライター。

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