年末年始のコルチャーノ1

12月から1月にかけて、コルチャーノ市では、「Corciano – il presepe, i sapori, l’arte」のテーマのもとに、クリスマスに、市民の絆を深め、観光を促進するさまざまな行事が催されます。

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 テーマは、訳すと、「コルチャーノ ~ プレゼーペ、味、芸術」

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 この時期、祭りの中心となるのは、もちろん、12月25日の幼子イエスの生誕を祝うクリスマス(Natale)です。そのため、やはり「プレゼーペ」(presepe)(記事はこちら)が筆頭を飾っています。

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 白い上着を着た人の左横の看板には、大きく「プレゼーペの始まり」と書かれ、下には、「コルチャーノ教区教会とプレゼーペ友の会からごあいさつ。どうかよい祝祭日をお過ごしください。町の通りを歩いて、わたしたちのプレゼーペをお訪ねください」とあります。

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 看板の前にたたずむ人々の前方には、こうして衣装を身にまとった等身大の人形たちが並んでいます。毎年、この時期、コルチャーノでは、歴史的市街区全体が、大きなプレゼーペとなり、順路に従って歩きながら、人々がプレゼーペを楽しめるようになっているのです。

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 ここでは、道端で焼き栗を売っています。コルチャーノのプレゼーペのもう一つの特徴は、キリスト生誕の主な登場人物を除いては、人々の衣装や職業が、中世のコルチャーノのものである点です。

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 人物だけでなく、動物もたくさん登場します。こちらは鶏を始めとする、農家で飼われていた鳥たちです。

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 豚もいます。ポルケッタ職人の人形がある(記事はこちら)くらいですから、当然のこと。動物たちは、子供たちにとりわけ人気があり、うれしそうに歓声を上げては、立ち止まっている姿が、あちこちで見られました。

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 オリーブの実を収穫している人もいます。木に立てかけたハシゴに、摘んだ実を入れるカゴ、そして、実が地面に落ちないように、地面に広げた布。我が家でのオリーブ収穫(記事はこちら)は、今も、中世から変わらぬ伝統に従っているようです。

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 幼子イエスが生まれた場所を示す彗星(la stella cometa)をかたどるイルミネーションが、教会の上に輝いています。その手前には、泉の水を汲んで、洗濯をし、洗濯物を干す人形が見えます。

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 こちらの広場では、洗濯だけではなく、子供の行水の最中です。

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 こうして、順路に従って、プレゼーペを楽しみながら、石畳の町を歩くうちに、幼子イエス生誕の場面に出会います。

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 聖家族のいる馬小屋の手前には、天使と羊を従えた羊飼いがいます。矢印と共に、「キリストの生誕」(Natività)を示す看板もあります。

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 そして、その向かい側の家には、このように、大勢が食事を楽しむ場所や、ポルケッタ職人などが食事を準備している台所がありました。

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 ほかにも、鍛冶屋(上の写真)や靴屋などが、仕事に励む様子を表す人形もあり、美しい町並みを歩きながら、ちょうど、中世の町を模したプレゼーペの中を歩いているようで、興味深かったです。

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 彗星を目印に、幼子イエスに出会い、貢物を捧げようと、砂漠を旅する東方の三博士一行も、コルチャーノの広場に陣取っていました。1月6日は、イタリアでは、主顕節(Epifania)で祝祭日ですが、三博士がイエスと出会い、貢物を捧げたのは、この日だとされています。この日はイタリアの子供たちにとっては、ベファーナがお菓子をたくさん贈ってくれる、楽しみな日なのですが、それはまた、後日お話したいと思います。待てないという方は、とりあえず、こちらをご覧ください。

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# by milletti_naoko | 2010-12-28 17:16 | Feste & eventi | Trackback | Comments(8)

クリスマス・コンサート

 ペルージャ北方にあるコルチャーノ(Corciano)市では、毎年、年末年始にクリスマスを祝う催しが行われ、12月26日の夕方に、クリスマス・コンサートが開かれます。

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 こちらがコンサート会場となる聖マリーア教会(Chiesa di Santa Maria)。日が暮れるのが午後4時40分頃と早いので、コンサートの始まる午後6時には、すっかり暗闇に包まれ、彗星をかたどったイルミネーションが、闇夜を照らします。

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 14世紀に建てられたこの教会の祭壇には、あのラッファエッロが師と仰いだ巨匠、ペルジーノ(Perugino)の祭壇画が飾られています。

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 毎年、12月26日、聖ステーファノの祝日の夕方に、美しいクリスマス・ソングを聞かせてくれるのは、夫が属する合唱団、コラーレ・テティウム(Corale Tetium)です。日の光のもとで見るコルチャーノの町と教会、そして、合唱団に興味のある方はこちらをご覧ください。

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 定番の『Tu scendi dalle Stelle』(詳しくはこちら)や『Adeste fideles』を始めとした、イタリアを中心とする世界の国のクリスマスソングを、美しい合唱で楽しませてくれました。

 『Adeste fideles』はラテン語の歌ですが、ミサでも、イタリア語版の『Venite Fedeli』と同じくらい、よく歌われます。興味のある方は、以下のYouTubeのページで、クリスマスの美しい映像を、アンドレーア・ボチェッリのみごとな歌と共に楽しむことができますので、ぜひどうぞ。

YouTube – Adeste Fideles (Andrea Bocelli)(リンクはこちら

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 クリスマスの時期には、コルチャーノでは、例年、美しい石畳の町のあちこちに、等身大のプレゼーペが飾られます。4枚目の写真は、このプレゼーペの幼子イエス生誕の場面で、一方、直前の写真は、東方の三博士一行を表したものです。

 夫が合唱の練習に参加するため、コンサート開始より、1時間以上も前に、コルチャーノに着いたので、わたしは冷たい風が吹きすさぶ中、プレゼーペを見ながら散歩しました。

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 このプレゼーペの特徴は、主要人物以外の服装や仕事が、中世のコルチャーノの町のものであることです。というわけで、ご覧のように、ポルケッタ(記事はこちら)を作る職人まで、プレゼーペに登場しているのが、興味深かったです。

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# by milletti_naoko | 2010-12-27 16:05 | Feste & eventi | Trackback | Comments(6)

クリスマスの1日

 今朝は夫と二人で、9時から、アッシジのサンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ教会(Basilica di Santa Maria degli Angeli)のミサに参列しました。

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 この教会は、聖フランチェスコにゆかりの深い、それは美しい教会です。教会の右手に見える建物には、カトリック教の書籍や土産物が数多く売られています。

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 さらに、今年12月8日から来年1月2日までは、世界各国のプレゼーペ(presepe)(記事はこちら)を見ることができます。同じ「幼子イエス生誕の場面」を表現しながら、素材も像の姿も背景も、さまざまに異なるので、とても興味深いプレゼーペ展を、わたしたちも、ミサのあとに、訪れました。

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 たとえば、こちらのハンガリーのプレゼーペは、なんとトウモロコシの葉(foglia di mais)で作られています。

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 帰宅すると、ちょうど義父母も、教区教会のミサから帰ったところでした。皆で協力して、昼食の準備をします。

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 昼食の支度が整いました。クリスマスプレゼントも、クリスマス・ツリーの下に並べて、準備完了です。

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 午後1時頃到着した姪っ子たちと一緒に、クリスマスの記念写真を撮ってもらいました。

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 プリモは、ペルージャのクリスマス料理の定番、スープ入りのカッペッレッティ(cappelletti in brodo)です。肉を中に包んだこのパスタの名前は、小さい帽子に似ているところから来ています。イタリア語で、帽子はcappello、その縮小形はcappellettoで、この複数形がcappellettiです。ペルージャでクリスマスに食べるカッペッレッティは、鶏の肉・骨を野菜と共に、じっくり煮込んだスープ(brodo)と共にいただきます。

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 セコンドは、七面鳥(tacchino)とホロホロチョウ(faraona)をオーブンで焼いたものです。つけ合わせの野菜は、サラダ、ローストポテトと、ナスの代わりにフダンソウの茎で作ったパルミジャーノです。

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 スプマンテで乾杯したあと、クリスマスのデザートの数々をいただきます。テーブルの中央に見えるのは、パンドーロ(pandoro)。右手には、トッローネ(torrone)。

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 そして、ウンブリアの伝統的なクリスマスのデザートであるセルペントーネ(serpentone)。蛇(serpente)が円を描いた形をした、こちらのお菓子です。ちなみに、serpentoneという単語は、serpenteに、拡大辞の-oneがついたもので、イタリア語で、「大きな蛇」を意味します。店でも売られていますが、このセルペントーネは、義弟マルコのお義母さんの手作りです。

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 デザートとコーヒーのあとは、いよいよプレゼントの開封です。

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 姪っ子たちもうれしそうに、次々に包み紙を開けています。わたしたちは、マッダレーナには、腕に抱えているバービーのチョコレート菓子作りセットを、アレッシアには、前に置かれているハローキティのScarabeo(記事はこちら)を贈りました。二人ともまだ、サンタクロースからの贈り物だと信じているようです。

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 食後は片づけのあと、二人一組で、さっそくScarabeoで遊びました。わたしはマッダレーナとペアを組みました。初めてだという人もいたので、まずは点数はつけずに、順に単語を並べていきました。

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 ご覧のように、箱だけではなく、ゲームの説明を書いた小冊子や駒、ゲーム盤にも、ハローキティが描かれ、ピンク色が使われています。毎年いつか贈りたいと思いながら、Scarabeoを店で見ていたのでしたが、ハローキティ版を見つけたのは、今回が初めてでした。

 こうして午後を家族と共に過ごし、トーディ勢を見送ったあとも、親戚や友人の来客が相次ぎ、一段落ついて、自分たちの家に戻ったのは、午後7時頃のことでした。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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# by milletti_naoko | 2010-12-25 23:16 | Feste & eventi | Trackback | Comments(15)

聖夜を前に

 わたしたちが毎年クリスマスに準備するプレゼーペ(presepe)(記事はこちら)は、二つあります。まずは義父母宅のプレゼーペを仕上げたあと、自分たち二人のプレゼーペを飾ります。

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 義父母宅のプレゼーペ作りには、姪っ子たちも参加し、ルイージ主導で、作成が進みます。

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 おやおや、ルイージときたら、空き箱を重ねて、一体どうするつもりなのでしょうか。できるかな、できるかな…… 

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 なんと、箱に穴を開け、うまく紙で包みこんで、洞窟を作り上げました。さらに洞窟の手前に、ミニランプの線を通していきます。

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 協力しながら、洞窟の中に、苔を敷きつめ、穴の奥や手前に、人形を飾っていきます。

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 まずは、12月12日日曜日に、姪っ子たちと共に、ここまで仕上げました。

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 仕上げは、わたしとルイージ二人で行いました。夫が洞窟を有する岩山の右手に苔を敷きつめている間、わたしはミニランプの線をツタで覆ったり、人形たちを準備したりしました。

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 今回、洞窟がたくさんある岩山を作ろうと夫が考えたのは、ソラーノ(Sorano)(記事はこちら)を訪れた際に、岩山の洞窟に作られた住居(abitazioni rupestri)を、たくさん見かけたからです。

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 洞窟を利用した住居が、ソラーノの町の全景を見晴らせる近くの岩山には、いくつもありました。

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 池は、わたしが空き袋を使って作ったものです。夫が周囲に小石を敷きつめます。

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 こうして、今年のプレゼーペができあがりました。夫は、カトリック教の神父であった亡き伯父が、教会に飾る大がかりなプレゼーペの制作を、10代の頃から20年以上もの間、毎年担当していました。時には夏から構想を練り、みごとなプレゼーペで、教会を訪れる人々を感嘆させていたそうです。

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 義父母宅のプレゼーペを仕上げたあとは、二人で、わたしたちの家のクリスマス・ツリーを飾りました。プレゼーペは木の下です。こちらのモミの木がクリスマス・ツリーに早変わりするのは、今年で4度目です。

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 こちらが3年前、初めてこのモミの木を飾ったときの写真です。当時に比べて、高さは変わらないものの、枝はかなり伸びて、周囲に広がりました。

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 ついでに、昨年義父母宅に準備したプレゼーペは、こちらです。使う道具や人形たちは同じでも、毎年異なる飾りつけを工夫しています。

 さらに屋内を飾り、掃除をし、そして、皆へのクリスマス・プレゼントを包装して、クリスマスの準備が整いました。

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 クリスマスおめでとうございます。皆さんが、喜びに満ちたすてきなクリスマスを過ごされますように。

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# by milletti_naoko | 2010-12-24 22:48 | Feste & eventi | Trackback | Comments(14)

アメーリアとプレゼーペ2

 アメーリア(Amelia)(記事はこちら)の町には、古代ローマ時代の貯水槽(Cisterne Romane)があり、地下に造られたこの貯水槽の規模の大きさとみごとさに感嘆しました。

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写真は、http://www.ameliasotterranea.it/cisterneita.htm から借用


 町の地下に、巨大な貯水槽が幾列にも並んで、横たわっているのです。ウェブページLe Cisterne Romane(リンクはこちら)に、詳しい説明と、訪問できる日時の案内があります。

 アメーリア周辺には美しい町がたくさんあるのですが、今回ご紹介する常設のプレゼーペは、ペンナ・イン・テヴェリーナ(Penna in Teverina)の町にあります。

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 こちらが、展示会場の入り口です。

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 このプレゼーペはとても大がかりなもので、歩いて見て回る順路が約30メートル。動作を示す像だけでも、その数が約140もあるということです。

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 幼子イエス生誕の場面を中心として、周囲の野山や町で、日々の生活を営む人々の様子を見ることができます。働く人々だけではなく、木の上の小鳥や庭の鶏までが、頭や体を動かしています。

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 緑や遠景、そして、屋内の細部に至るまで、非常に細密に表現されています。

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 このプレゼーペもまた、照明と音楽を効果的に使って、昼から夜へ、そして再び朝へという時間の流れを表しています。夜の場面では、雪が降る様子まで見ることができました。

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 幼子イエスは、左手の屋根の下に見えます。マリアとヨセフに見守られ、そして、羊たちに囲まれています。

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 フラッシュの明かりのもとでは、小屋の内部が、農具まで、一つひとつていねいに作られていることがよく分かります。

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 夜が訪れ、周囲が暗くなると、ランプの明かりのみに照らされた聖家族が、厳かに浮かび上がります。マリアの右手の壁が、少しずつ上に上がっていきます。

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 なんと、上がった壁の向こうには、貢物を捧げに来た東方の三博士が並んでいる、という巧妙なしかけになっているのです。

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こちらの常設プレゼーペは、ペンナ・イン・テヴェリーナの中央広場から、少し階段を下ったところにあります。1年中見ることができますので、近くにお越しの際は、ぜひ訪ねてみてください。

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 こちらは、美しいイタリア式庭園を有するというオルシーニ宮殿(Palazzo Orsini)の入り口です。実は、わたしたちがペンナを訪れたのは、この庭園を見るためだったのですが、残念ながら、ご覧のように工事中で、入ることができませんでした。

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 入り口の両側にあるこちらの彫刻は、四季(Quattro Stagioni)を表しているとのことです。

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 ペンナ・イン・ティヴェリーナもまた、中世の石造りの町並みがそれは美しい町です。

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町には、石造りの家々の美しさに加えて、こんなふうに、見晴らしのすばらしい場所もあり、思いがけず、すてきな散歩を楽しむことができました。

参考資料・リンク
・"Il Presepe de La Penna. L’arte moderna al servizio della storia e della tradizione”
・"Umbria. AMELIA e il territorio. Pianta della città” (Servizio Turistico Associato dell’Amerino”
・Ameria Sotterranea - Le Cisterne Romane(リンクはこちら

Articolo scritto da Naoko Ishii

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# by milletti_naoko | 2010-12-23 14:46 | Umbria | Trackback | Comments(10)


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