我が家は多国籍家族

 我が家は多国籍家族です。わたし自身が日本人で、ごく普通のペルージャの一家庭で育ったイタリア人男性と結婚したというだけではなく、昨年の夏には、夫の弟も、エクアドル人の花嫁を迎えました。
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 いつだったか、義父母の知人が「お宅は国際連合ね。」と言ったことがあります。確かに、わたしも義弟の奥さんもとても遠い国から来ているわけで、最近ではお義母さんが、自分から笑いながら、「うちは国際連合なのよ。」などと言うこともあります。

 これまでメルマガでもブログでも、特に書かなかったのは、「イタリア語やイタリア文化」を伝えることが、わたしの意図だったからです。わたしたちの住む二世代住宅には、義父母と共に、義弟夫妻も住んでいるため、生活習慣や会話の慣習の違いから、時々困ったなと思うこともあり、あまり否定的なことは書きたくなかったということもあります。

 今回、それをあえて告白するのは、我が家の在り方が、実は、移民や国際結婚が増加しつつあるイタリア社会をよく反映しているのではないかと思ったからでもあります。今はなくなってしまったようですが、以前は新聞紙、『la Repubblica』が、『Metropoli』というとても充実した、移民のための、そして、移民問題解決・向上のための週刊誌を週に1度、希望者にはわずかなお金と共に配布していました。その紙面では、滞在許可証発行の遅れや国際結婚など、移民に関わる重要な問題が取り上げられて、詳しく解説されていました。

 もう数年前ですが、イタリアでは国際結婚、特にイタリア人男性と外国人女性の結婚が増えつつあること、花嫁としては東ヨーロッパや南アメリカの女性が特に多いこと、そして、外国人女性の方が伴侶よりも高学歴である傾向が高いということが詳しく書かれていたこともあります。

 というわけで、まだまだ一家に一人外国人の花嫁でも珍しい中、二人いるという我が家は、少し時代の先を行っているのかもしれません。もともと優しく間口の広いお義父さん、お義母さんは、すでにわたしのときにも、息子が外国人女性と結婚することを心配するよりは、「ようやく相手を見つけてくれた」、「息子3人しかいなかったので、娘ができたようだ」と、かえって喜んでくださいました。

 義弟のお嫁さんの場合には、実は母国にまだ当時は未成年の息子さんを二人残していた関係もあって、それだけは気にかかってはいたようですが、人柄や仕事ぶりを十分に認めていました。というのも、彼女がもう長い間、今はなき伯父ドン・アンキーセの介護に、献身的に愛情を持って、あたってくれたからです。母国では医師免許もあり、医師として働いていたのに、イタリアでは医師免許も認められず、看護婦としても勤められないという現実。医師としての知識や経験を生かして、今ももう一人の伯父の介護に温かく取り組んでいます。

 自分の好き嫌いを非常にはっきりと口にするとか、とにかく話の腰を折って自分が話をするとか、パーティや掃除のときにとんでもないボリュームで音楽をかけ、話す声がとても甲高くて大きいとか、……最初は文化の違いにひどくとまどったのですが、たぶんとまどいはお互いさま。少しずつ家族やイタリア文化の中で過ごすうちに、彼女は人の話を時には黙って聞くことも覚え、わたしは、時には大声で人の話の腰も折り、自分も話す機会を作り出すことができるようになってきました。

 二世代住宅に暮らしている異国人がわたしだけだった頃には、「パスタはおいしいけれど、パンもいいけれど、やはりお米がいい」などと言い出す度胸はなかったわたしですが、やはり米派で小麦でできたものは苦手で、それをはっきり主張する彼女のおかげで、わたしも、「一番食べるのが好きなのも、消化しやすいのもごはんです。」、「わたし一人だけで食べるときは、パスタではなくごはんにします。」と堂々と言えるようになりました。義弟の奥さんではありますが、わたしよりは少し年上なので、日本語ではどう呼んでいいのか困るところです。イタリア語では、兄弟も姉妹も、年の差はまったく関係なく、序列意識はありません。お兄さん、お姉さんなどと言う呼称もなく、年齢の上下に関わらず、皆が互いを名前やニックネームで呼び合っています。

 唯一同郷のイタリア人女性(と言ってもトーディ出身)と結婚した末の弟には、娘が二人います。これが、わたしのブログにしばしば登場する姪っ子たちなのですが、この姪っ子たちのクラスにも、幼稚園の頃にはエクアドルから来た男の子がいて、今は小学校のクラスに何人か移民の子息がいるようです。彼女にとっては、父方のおばが二人とも外国人なわけです。よくなついてくれて、来るたびに、一緒に遊ぼうと言ってくるので、一緒にお絵かきをしたり、遊んだりしています。姉娘は小学校1年生の1時期だけ、「日本語を勉強したいから教えて」と言っていて、ひらがなや片仮名を覚えて、自分の名前を片仮名で書けるようにもなったのですが、最近は他のことに夢中で、日本語の勉強からは遠ざかっています。

 合法も非合法も、外国人労働者や非ヨーロッパ圏からの移民をひとくくりにして、「諸悪の根源」のようにいう与党の政党があったり、犯罪のテレビ報道で、外国人・非EU圏出身であることをむやみに強調したりと、意識的か無意識か、外国人に関わらず、自分たちとは異なるものを排除しようという傾向が感じられる中、こういう国際的な環境で育つ子供たちが、増えていって、将来は皆が住みやすい社会になっていってくれれば、と思います。

 エクアドルの政治状態を聞くと、まだまだ政治的にも経済的にも、そして社会としても、日本は恵まれていると思います。そういう国に生まれ育ったことを感謝しつつ、移民の身で今は投票する権利もないのではありますが、少しずつ日本で、イタリアで、そして世界で、さまざまな差別や無知による憎しみが少しでもなくなり、皆が住みやすい世界になっていく一助ができれば……

 一人の人間が出会える人や読める本の数、得られる情報は、ごく限られたものでしかありません。ですから、数度の経験がもとでステレオタイプや偏見にとらわれることのないように、心がけたいものです。わたしがこうしてブログを書いているのも、「イタリアはこうなんだ」と断言するのではなく、「こういうイタリアもある」という、イタリアの様々な側面をお伝えするためです。逆に、イタリアで日本や日本文化について語るときには、一般に知られていない日本の文化や風習、現実をよりよく知ってもらい、誤解を解いていこうという思いがあります。一個人でも国でも、まずは互いをよく知ることが、互いの理解と尊重につながると信じていますから。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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# by milletti_naoko | 2010-10-12 16:50 | Famiglia | Trackback | Comments(5)

ミケランジェロの生家を訪ねて sanpo

 ルネサンスの巨匠、ミケランジェロ(Michelangelo Buonarroti、1475-1564)が生まれた家は、アッペンニーニ山脈の山中にあります。(写真の左側の建物)

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 場所は、トスカーナ州アレッツォ県のカプレーセ・ミケランジェロ(Caprese Michelangelo)という村です。カプレーセ村は、今は故郷が誇る偉大な芸術家の名と共に、このように呼ばれています。

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 警察署前の駐車場に車を置き、写真の右手に見える階段を登って、ミケランジェロの生家を訪れました。

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 夫が見ているこちらの看板には、ミケランジェロが生まれたこのカプレーセ村およびすぐ近くにあるキウーシ・デッラヴェルナ(Chiusi della Verna)村が、芸術家とその家族にとってどれだけ縁の深いものであったか、そして、ミケランジェロの作品のいくつかには、その背景としてキウーシから見たペンナ山およびラヴェルナ(La Verna)が描かれていることが、最近の研究で明らかにされた旨が説明されています。

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 階段、そして舗装された長い坂道を登って、ようやくミケランジェロの生家に近づきました。

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 風情ある鐘楼の下の扉をくぐって、中に入ります。

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 これが、現在はミケランジェロ博物館となっている巨匠の生家です。

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 最初の写真で左手に見える建物で、入場料の4ユーロを払います。屋内では、ミケランジェロや他のイタリアの芸術家に関連する本や絵はがき、周辺地域の景色の版画や絵はがきも展示・販売されています。

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 生家の1階には、ミケランジェロの彫刻作品の複製が並んでいます。

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 2階の奥には、ミケランジェロが生まれた部屋があります。生家の家具は、当時室内にあったものを詳細に記述した1507年の資料に基づいて、当時の様子を忠実に再現たものです。ミケランジェロが生きた時代の家具もいくつかありますが、本来この家にあったものではありません。また、上の写真に見えるベッドのように、20世紀初頭にルネサンス様式の家具を模倣して作られた家具もあります。

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 興味深いのはまた、2階の入り口にある部屋です。壁一面に、ミケランジェロの人生を描いた絵画、23枚の複製写真が飾られています。原画は、ミケランジェロのひ孫の依頼によって、1613年から1620年にかけて、フィレンツェの画家によって描かれたものだということです。

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 これらの絵画は、ミケランジェロの生涯で主要な出来事を表したものであり、たとえば、上の写真では、ミケランジェロが教皇に、サン・ピエトロの模型を見せている場面が描かれています。

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 生家のすぐそばに別棟の美術館があって、同じ入場券で訪れることができます。写真の右手はミケランジェロの生家正面の壁で、左手に見えるのが美術館です。

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 これは美術館へと坂を登る途中に、撮影した写真です。

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 美術館の一部屋には、ミケランジェロの彫刻の複製作品が並び、巨匠の作品史を振り返ることができます。

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 他の広間には、様々な現代彫刻家たちの作品が並んでいます。

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 ミケランジェロの生家は、高い峰の上にあるため、四方の山々を見晴らすことができます。現代彫刻家の作品は、野外にもあちこちに設置されています。

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 わたしたちがここを訪れたのは、10月9日土曜日。秋の空と変わりゆく木の葉の色が美しい今日この頃です。

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 生家を訪れた後、その前にはだかる高い石壁の前にあるベンチに腰を下ろして、この美しい風景を楽しみながら、昼食のパニーノをほおばりました。

 置かれているミケランジェロゆかりの芸術作品はすべて複製なので、日本からはるばる来られる方が、そのためにだけ足を運ぶほどの場所ではないかと思います。ただ、聖フランチェスコにゆかりの深い聖地、ラヴェルナ(La Verna)(下の写真)のすぐ近くですから、もし旅行でラヴェルナを訪れる機会があって、日程に余裕があるようであれば、カプレーセ・ミケランジェロにも、足を伸ばしてみてください。

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 わたしたちも、この日はラヴェルナに向かう途中で、カプレーセに寄り道をしました。生家から駐車場へと下っていく途中にも、美しい山並みと変わりゆく木の葉の色を楽しむことができました。

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関連記事へのリンク/ Link
- ミケランジェロとラヴェルナ / Michelangelo e la Verna (27/10/2012)

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# by milletti_naoko | 2010-10-11 12:22 | Toscana | Trackback | Comments(8)

ヨットで周遊、トラジメーノ湖

 今回は、昨年10月25日に友人たちとトラジメーノ湖(Lago Trasimeno)をヨットで周遊したときの様子をお伝えします。

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 友人ルーカがカスティッリョーネ・デル・ラーゴ(Castiglione del Lago)のヨットクラブに属しているので、この日はリミニから来た親友たちと誘い合わせて、トラジメーノ湖畔、カスティッリョーネの港で合流しました。

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 船がカスティッリョーネをだんだん離れていきます。ルーカの指示に従って、皆でボートの運航に必要な作業を分担します。ルーカ同様、マヌエーラも船舶免許を持っています。

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 今回の船長、ルーカとフランコ。風の向きが変わるたびに、帆の角度を変えたり、帆を上げたり下ろしたりする必要があり、さらに時々立ちはだかる水草は避けて通らねばならず、皆が協力しながら、作業していかなければなりません。目的地は、トラジメーノ湖に浮かぶ3島の一つ、マッジョーレ島です。

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 わたしも必死で、恐い形相をしながら、何度か舵を取りました。カスティッリョーネの美しい城が遠ざかっていきます。

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 帆船は、だんだん湖畔から離れていきます。帆が風を受けて順調に進んでいる間は、ゆっくりくつろいで周囲の景色を楽しみました。

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 ようやく前方に、目的地のマッジョーレ島(Isola Maggiore)が見えてきました。

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 奥の方、左手に盛り上がって見える部分に、カスティッリョーネがあります。町がこんなに小さく見えるところまで来ました。

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 午前10時半過ぎにカスティッリョーネの町を出発して、マッジョーレ島に、午後1時頃到着。皆で協力して、ご覧のように帆をたたんだヨットを、港に固定しました。

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 昼食を取ったのは、マッジョーレ島のレストラン、Ristorante L’Osoです。トラジメーノ湖で獲れる魚料理を中心とするおいしい料理を、手頃な値段で味わえる店です。食事中に、湖の美しい眺めを楽しむこともできます。この店が気になる方は、「猛暑対策と宿・レストランの選び方」という記事(リンクはこちら)の後半に、当時のメニューと値段の一覧表の写真がありますので、参考にしてください。

 ご覧のとおり人気のある店なので、朝から席を予約しておきました。

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 残念ながら料理の写真はありませんが、食事にすっかり満悦しているわたしたちの様子から、どれだけおいしかったか、ご想像できるかと思います。

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 親切な人に頼んで、店を出る前に、一行全員の記念撮影。

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 昼食のあと、しばらく皆でマッジョーレ島を散歩してから、再びヨットで帰途につきました。島が少しずつ遠ざかっていきます。

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 傾きつつある夕日が湖に光を投げかける中を、来たときと同じように、協力して、カスティッリョーネの港へと向かいました。

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 離れつつあるマッジョーレ島を、名残惜しく眺めながら。

 マッジョーレ島には、年間を通じて、フェリーで行くことができます。自然も町並みも、そして湖の眺めの美しい島で、眺めはフェリーからでも十分楽しむことができますので、ウンブリア州にお越しの際には、ぜひ島を訪ねてみてください。

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# by milletti_naoko | 2010-10-08 23:38 | Umbria | Trackback | Comments(2)

ピンクの妖精、フクシアと椿のつぼみ

 テラスのフクシア(fucsia)が美しい花を咲かせ始めました。

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 連日雨が降り、水がたっぷり補給された上、昨日から天気が持ち直して日も注ぎ、暖かくなったからかもしれません。

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 華やかなピンク色の衣装に身をまとった妖精が、空から降りてきたかのような、美しい色と形をしています。

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 お義母さんによると、夫の好きな花には移り変わりがあるということです。夫自身も、一時期フクシアに入れあげたときには、イタリアで手に入るほとんどの種を所有していたと言っています。

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 フクシア、バラと対象が移り、今夫が最も大切にしているのはジャスミンの花たちです。好みがすぐに移り変わるのは幸い花だけで、他のことに関しては、物も友情も妻も、古いものをいつまでも長く大切にする人です。古いと言っても、わたしは40代に入った今も若いつもりでいますし、夫よりは7歳ほど年下です。

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 下から見上げると、風鈴のようで、どこから見ても愛嬌があります。

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 最近、わたしの気になっているのが、こちらの椿たちです。四つある鉢植えの椿のうち、すべてがつぼみをつけ始めて、少しずつ育っているのですが、特にこの椿のつぼみはとても大きくなってきています。

 夫は、「今から準備していても、咲くのは来年の春だよ。」と言うのですが、わたしはバラと同じで、椿も天候次第では二度咲きするのではないかと、ひそかに期待しています。つぼみの膨らみ具合が、ちょうど今年の春先と、よく似ているからです。

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 というわけで、期待を込めながら、今年3月から4月にかけて、咲いていた我が家の椿(camelia)たちの様子をご披露します。

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 落ちた椿の花を、水をはった器に載せて、食卓に飾るというおしゃれな演出は、夫が思いついたものです。

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 ちなみに、器はイタリア製の和食器です。厚みのある陶器で少し重いのが難点ですが、雑貨店というよりは、食品以外は何でも売っているGrancasaという店で、和風の食器を見つけて、色合いや模様も気に入ったので、すぐに購入しました。お茶碗や湯のみのセットもあります。

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 一つの木から、色も模様もとりどりの花が咲いていて美しいのが、こちらの椿です。

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 白や赤、ピンクを基調とした一輪の花の中にも、少しずつ色合いの変化があったりします。

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 こちらは3年前に購入した鉢です。鮮やかな白に差す紅の色が美しい椿です。

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 椿の鉢植えは、すべてルッカ県で毎年3月に催される椿まつり(詳しくはこちら)で購入したものです。

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 こちらが、椿まつりが開催された、トスカーナの小村、Sant’Andrea di Compitoです。

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 こちらは、純和風の椿。今年の椿まつりの際に、わたしが日本を懐かしんで購入したものです。我が家は年中風が強いので、鉢が強風に倒れぬよう、対策を練りました。ペルージャでは土壌が石灰質、アルカリ性なので、酸性土を好む椿は、鉢で育てざるを得ません。

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 水をやりに行くたび、つぼみが膨らんでいく椿に、期待が募る今日この頃です。(後半の写真は、すべて今年の春に撮影。6枚目の緑のつぼみだけが、本日写したものです。

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# by milletti_naoko | 2010-10-07 17:38 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(2)

夕焼けのトラジメーノ湖

 傾いていく太陽と雲が、トラジメーノ湖(Lago Trasimeno)に映る様子が美しいので、思わず写真に収めました。

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 蘇軾が詩で称えた西湖のように、ウンブリア州の西に位置するトラジメーノ湖もまた、晴れた日だけでなく、雨の日、そして曇った日にも、それぞれの美しさで魅せてくれます。

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 写真は昨年10月18日に、ペルージャの西方にある湖畔の村、サン・フェリチャーノ(San Feliciano)で撮影したものです。

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 右手に見える緑の島は、湖に浮かぶ3島のうち、最も大きいポルヴェーゼ島(Isola Polvese)です。夏の間は、ポルヴェーゼ島へ、サン・フェリチャーノからフェリーで行くことができます。自然の美しい島はわたしたちお気に入りの散歩場所です。

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 こちらは、この日初めて訪れた村、モンテ・デル・ラーゴ(Monte del Lago)です。地名をあえて訳すと、「湖の山、湖畔の山」。車で通りかかったとき、石造りの建物に覆われた小高い丘が湖に突き出している様子が美しかったので、訪ねてみることにしました。

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 駐車場は湖畔にあります。夕陽が湖を少しずつ紅に染めていきます。

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 中心街へと登る階段を一歩、また一歩と登って行きます。奥の方、左手にマッジョーレ島(Isola Maggiore)、右手にミノーレ島(Isola Minore)が見えます。

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 湖畔に近い部分では、湖やオリーブ園の眺めが美しく、上に登ってくと、今度は石造りの町並みに風情があります。

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 沈みゆく日はやがて、石壁も赤く染めていきます。

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「人は悲しいと、夕日が見たくなる」と、星の王子さまが言っていますが、わたしの夫は、悲しいときに限らず、夕日を見るのがとても好きです。

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 おかげで、さまざまな場所からの美しい夕日を、わたしも眺めることができました。沈んでいく夕日には、いつも二人でこうあいさつします。

「さようなら。今日の日をありがとう。また明日も、どうかよろしく。」

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# by milletti_naoko | 2010-10-06 15:56 | Umbria | Trackback | Comments(0)


日本語教師・通訳・翻訳家。元高校国語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより


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Naoko Ishii
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