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主顕節、東方の三博士とベファーナおばあさん、イタリアのクリスマス

 イタリアではクリスマスの祝いが、今日1月6日の主顕節(Epifania) の祝祭日まで続きます。主顕節は、東方の三博士が長旅の末ようやく幼子イエスに面会を果たし、贈り物を捧げたとされる日です。イタリアではクリスマスを祝うために、家や町、教会などを、クリスマスツリーやプレゼーペ、イルミネーションで飾るのですが、1月6日の主顕節が終わってはじめて、そうした飾りを片づけます。ちなみに凝る人は、キリスト生誕を再現するプレゼーペを飾るのに、クリスマス前には「まだ生まれていないから」と、幼子イエスの像を置くのを、12月24日の24時、12月25日0時まで待ちます。そうして、東方の三博士も、幼子イエスと出会ったとされる1月6日になって、ようやくプレゼーペに飾ります。

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Presepe del Santuario della Verna, Chiusi della Verna (AR) 15/12/2012

 たとえば、上の写真は、ラヴェルナ修道院を2012年12月15日に訪ねたときに飾られていたプレゼーペ(presepe)を撮影したものですが、まだクリスマス前だったので、幼子イエスは飾られておらず、東方の三博士の像は左手に置かれているものの、照明が当たらず、見えないようにしてあります。

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Presepe del Portogallo, Porziuncola, Assisi 25/12/2015

 主顕節はイタリアでは、カトリック教の祝祭日であると共に、国民の休日でもあります。そして、東方の三博士の前に幼子イエスが姿を現した日であると同時に、イタリアの子供たちにとって、楽しみな日でもあります。この日の前夜に、ベファーナ おばあさんがホウキに乗ってやって来て、よい子の靴下にはお菓子を、悪い子の靴下には炭をつめていくと言われているからです。

 1月6日はそういう大切なお祭りな日であると言うのに、ところが今朝起きると、夫が「今からプレゼーペを片づけようか。」と言うではありませんか。それでわたしが、「今日はまだお祝いの日でしょう。今日の1日が終わって、明日になってから片づけましょう。」と返事をすると、夫はなおも、「どうせだれも見やしないし。」と主張します。そこで、「わたし、ちゃんとプレゼーペを見てるわよ。」と言って、広間の机の上に飾ったプレゼーペを見やると、まだ眼鏡をしていなかった視界がぼやけたわたしの目にも、

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幼子イエスの傍らに何か置かれているのが分かりました。小さな靴下が置かれていて、手に取って開けると、バーチチョコレートが入っています。夫はこっそり贈り物の靴下を置いて、こうやってわたしにそのことを気づかせようとしていたわけです。

 お礼を言って靴下を元の場所に戻し、さらに以前に夫が贈ってくれたベファーナ人形を二つ、プレゼーペにつけ加えました。夫は、「ベファーナじゃなくて、東方の三博士を置かないとね。」と言っていましたが、残念ながら我が家には、東方三博士の人形はまだありませんし、ベファーナおばあさんも、もともとは幼子イエスに贈ろうと、お菓子を抱えてうちを飛び出したのだから(下記リンク参照)、これでいいでしょう。

 左手にあるベファーナ人形を贈ってくれたのが確かおととしで、人形があまりかわいくない上に、中に入っているお菓子が、合成着色料など添加物だらけで、内心、「こういう人形なら贈ってくれない方がよかったのに」と思っていたら昨年は贈られず、それで今年も特に期待していなかったので、うれしかったです。

 べファーナ(Befana)が、どうして子供たちにお菓子を贈ることになったのか知りたい方、また、ベファーナが来るという歌やべファーナ物語で、イタリア語を勉強したいという方は、下記リンク先の記事をご覧ください。

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E' arrivata la Befana
e mi ha regalato una calzetta con i Baci Perugina. Purtroppo, non abbiamo i pupazzi dei tre Re Magi e stamattina al posto loro ho aggiunto due Befane al nostro presepe.
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 『ベファーナ物語』 前編
- 『ベファーナ物語』後編
- LA VERA STORIA DELLA BEFANA
- イタリア語学習メルマガ第35号「L'Epifania e Befana(2)~なぜベファーナが子供たちにお菓子を贈ることになったのか」
- イタリア語学習メルマガ第72号「歌、『La Befana Trullalla』~ベファーナが来る」

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by milletti_naoko | 2017-01-06 22:46 | Feste & eventi | Trackback | Comments(8)

よいお年を

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 大晦日の今日、リッチョーネで新年をいっしょに迎えるべく、友人たちと過ごしているところです。皆さん、どうかよいお年を。

 日本はもう元旦ですよね。

 新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。写真は、最初は真夜中前の友人といっしょの写真を昨晩投稿していたのを、今朝新年のごあいさつを兼ねて、新年乾杯後の夫との写真に差し替えました。

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by milletti_naoko | 2016-12-31 23:41 | Feste & eventi | Trackback | Comments(4)

クリスマス2016

 最近は日曜日の昼食後、義父母たちがミサに出かけたあと、夫とわたしが姪たちとトランプで遊びながら、義父母が教会から戻り、義弟夫婦が出かけた先から帰って来るのを待つことがよくあります。今うっかり「かるたで遊び」と書きかけたのは、イタリア語では「紙、カード」のことをcartaと言うからです。先週の日曜日、ミジャーナでピザ窯で初めてピザを焼いて帰宅したあと、余ったのを持ち帰ったピザを喜んで食べた姪たちと、トランプで遊んでいたら、姪たちからピザ窯について質問攻めにあいました。ピザ窯はどのくらい大きいのか。持ち運びができるのか。ピザを焼くのにどのくらい時間がかかるのか。ピザは二人とも好きですが、姉娘のアレッシアは特に大のピザ好きで、二人ともケーキやビスケットなどの菓子作りが好きなので、ピザ作りには興味があるようです。

 姪たちも大きくなり、贈り物に悩んでいたのですが、この姪たちの質問を思い出した夫、そして、姪たちがもっと小さい頃はよくいっしょに菓子作りをしていた夫が先週ふと、「電気式ピザ窯を贈ったらどうかな。」と言いました。5分ほどでおいしいピザを焼き上げることができ、場所も取らない電気式ピザ窯、Pizza Expressなら、料理やピザが好きな姪たちはきっと喜ぶだろうと、わたしもすぐ賛成しました。うちでは、今からもう10年以上も前に購入したこのピザ窯が、今でも時々活躍して、おいしいピザを焼いてくれています。購入したとき、初めてこの窯でピザを焼いたときの夫のうれしそうな顔を今でもよく覚えています。

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 それで、包装紙を開けてピザ窯を見つけたときの姪たちがあんまりうれしそうだったので、わたしと夫もうれしく思うと同時に、ほっとしました。

 例年のクリスマスは、アッシジのサンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ教会のミサに出かけるのですが、今年は義父母と共に近くの教会のミサに行きました。それから、義母が昼食のしたくをするのを手伝い、皆でいっしょににぎやかに祝いの昼食を楽しみました。(食事やデザートに興味のある方はこちらの記事をご覧ください。)プレゼントの交換と開封は、食後のコーヒーを飲み終えてからです。

 食べるのに夢中だったり、準備や片づけでだれかが席を立ったりしていて、皆がそろった写真、義父母の写真を撮れずじまいになってしまったのが残念です。夫と二人の写真は、スマートフォンで自分で撮ったのですが、いつもながら自然な笑顔ができていません。

 皆でにぎやかにおしゃべりを楽しみ、午後5時頃にトーディに帰る義弟夫婦を見送りました。

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 今日も夕焼けがそれはきれいで、団らんの途中で気づいて、皆が窓から夕焼けを見ている間に、2階の我が家に駆け上がり、写真を撮影しました。

関連記事へのリンク
- クリスマスの1日、ミサ・昼食・プレゼント交換 (25/12/2010)
- 今夜はうちピザ夫手作り、Pizza Expressで義家族と (10/12/2016)
- ピザざんまいピザ窯大活躍の週末 (18/12/2016)

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by milletti_naoko | 2016-12-25 23:52 | Feste & eventi | Trackback | Comments(2)

Buon Natale、ペルージャクリスマス市

 今日は夫に付き添ってもらって市警に行ったあと、ペルージャ中心街のクリスマス市を訪ねて、クリスマスの贈り物の購入を終えました。

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Mercato di Natale nella Rocca Paolina, Perugia 24/12/2016

 中世の町がそのまま城塞に封じ込められたパオリーナ城塞では、ふだんは入れない場所がクリスマス市のおかげで開いているところもあって、興味深かったです。

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 中心街の広場には、こんなふうに小さなクリスマスツリーや冬の庭の草木を、庭のように展示しているところがあり、夫がきれいだねと感心していました。

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 ペルージャ市警では、状況を説明して罰金・減点を取り消しにするには訴えなければいけないと言われ、しかも、用心のために罰金が安いうちに払っておいて後で裁判に勝って払い戻すことはできず、罰金を払えばそこで違反を認めたことになり、裁判に訴えることができないようです。129ユーロの今払うか、それとも400ユーロ以上になるかもしれない罰金や裁判費用を払い、時間や気力を浪費することになるか。129ユーロ払ってしまってあきらめた方がいいのではないかと夫には言われ、わたしも最近は信号が黄色に変わってすぐに止まるようにしているものの、あのときはひょっとしたら前の車が信号の読みか何かを間違って進んだのに、わたしはその後についていったのかもしれないと疑問が頭をかすめ、もう約2か月前のことなので、記憶も定かではありませんし、そもそもひょっとしたら赤信号が出ているときは、義父が言うように、たとえ担当員が直進・左折を指示していても、信号の方を守らなければいけなかったのかもしれません。市警で尋ねても、当時だれがどんなふうにあの交差点の交通指導をしていたかは、自分たちで調べろとのことです。

 129ユーロはあきらめても、6点の減点が気になっていたのですが、夕方またもするべきことを後回しにして、と言うよりは「おめでとう」と書くべきメールを書く気になれず、交通規則などをいろいろ調べていたら、恐ろしいことが分かりました。昨年、交差点直前で歩道に駐車されていた脇の車が動くのに気を取られて、赤信号で進んで罰金・減点を課されてから2年経っていないので、なんとさらに1~3か月の免許停止になると言うのです。車を運転するときはお酒は一滴も飲まず、携帯電話はどんなに鳴っても決して手に取らないようにしていて、信号にも十分に注意していたのに…… わたしに非があることが確実なのが分かればあきらめもつきますが、本当はわたしに罪がまったくないのに、こんなにひどい仕打ちに遭っている可能性も大いにあり、しかも安く罰金を済ませたければ、払い込みは27日火曜日の休み明けまでにしなければならないということで、困っている最中です。ただ免停の件は、せっかくクリスマスの準備を終えてほっとしている夫の心を穏やかに保つためにも、26日までは夫には言わずにいるつもりでいます。

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 中心街を歩いていたら、冬の町でもこんなふうに、緑や

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元気よく咲く花たちが、歴史ある石造りの建物を彩っていて、とてもすてきでした。

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 ふと気づくと、うちの窓からの夕焼けの眺めもそれはきれいです。

 クリスマスおめでとうございます。どうか皆さんのクリスマスの1日が、うれしいことの多いすてきなものでありますように。

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by milletti_naoko | 2016-12-24 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(7)

ようやくプレゼーペ、夫の手直し

 クリスマスも2日前になって、ようやくプレゼーペ(presepe)を飾りました。

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 イタリアではクリスマスには、ツリーやイルミネーションと共に、イエス・キリスト生誕場面を再現したこのプレゼーペを、家庭や教会、町などに飾って祝う慣習があります。

 ラヴェルナを訪ねたとき、森の散歩中に夫が地面に落ちたモミの緑の小さな枝をいくつか拾っていたので、今回はそのモミの枝を使ってみました。

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 実は冒頭の写真は夫の手直しが入った後で、わたしはこんなふうに像を並べていました。

 違いがお分かりになるでしょうか。わたしはおそらく無意識のうちに、聖母と聖ヨセフが、イエスの方を見やりながらも、見る人によく顔や姿が見えるように、像がやや正面を向くように置いていました。そうして、羊飼いと羊も、たぶん変化を持たせよう、場面に広がりを持たせようと気づかぬうちに考えていたからか、あるいはこの写真で羊と羊飼いが見る先にある廊下からも、正面が見えるようにするためか、この二つの像の顔が場面の外を向くように配置していました。

 そうしたら、ミジャーナから帰って来た夫が、これでは皆が幼子イエスを見ていないじゃないと言って、冒頭の写真にあるように、皆が幼子イエスの方を向くように、置き直したのです。その様子を見ながら、クリスマスとは、イエス・キリストの生誕を祝うものなのだな、そのためには皆が顔も心も生まれたばかりの幼子に注目し、見守る必要があるのだろうなと、感じました。

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 屋内のその外の飾りつけも無事終わり、ずっと気になっていた原稿も仕上げて提出し、サイトの表紙もようやくクリスマスに模様替えして(リンクはこちら)、少しずつするべきことを片づけていっています。罰金の談判には、明日は土曜日だから夫が同伴しようと言ってくれるので、明日の朝行くことにしました。主張だけしてみて、どうしても無理なようであれば、仕方ないとあきらめるつもりでいます。

関連記事へのリンク
- イタリアのクリスマス、プレゼーぺと羊たち (10/12/2015)

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by milletti_naoko | 2016-12-23 23:59 | Feste & eventi | Trackback | Comments(6)

ラヴェルナ修道院参詣、聖フランチェスコゆかりの地で聖母の無原罪の御やどりを祝うミサ・山歩き sanpo

 今日12月8日は、聖母の無原罪の御やどり(Immacolata Concezione)、イエス・キリストの母マリアが、その母アンナの胎内に宿ったときから原罪を免れていたことを祝うカトリック教の祝祭日で、イタリアでは国民の休日でもありました。天気がいいので、久しぶりに

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Santuario della Verna, Chiusi della Verna (AR) 8/12/2016

ラヴェルナを訪ねました。聖フランチェスコが聖痕を受けたという聖地は、ペンナ山の切り立つ断崖の上にあります。イタリアでは伝統的には、12月8日の聖母の無原罪の御やどりが、クリスマス(Natale)を祝う時期の始まりとされていました。かつては教会や家庭、町のクリスマス祝いの飾りつけも、12月8日以降に行われ、クリスマスの祝祭時期が終わる1月6日、東方の三博士が長い旅の末、幼子イエスに面会したことを祝う主顕節(Epifania)まで、キリスト生誕場面を模したプレゼーペ(presepe)やクリスマスツリー(albero di Natale)、イルミネーションが飾られ続けます。

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 着いてすぐに、教会のミサに参加してから、

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教会近くからペンナ山を登っていくと、

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葉を落としたブナ(faggio)の木々が凛としていて美しく、途中からわたしは頂上を目指して登り、夫は木々の間を歩いての瞑想を楽しみました。

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Panorama dalla cima del Monte Penna (1283 m s.l.m.)

 覚えていたよりも長く、上り下りのある道を登って、ようやくたどり着いたペンナ山の頂上からは、空が晴れわたっているおかげで、これまでにないほど、遠くの山々までくっきりときれいに見えました。

 下山中に夫と電話で連絡を取って、ラヴェルナ修道院の境内にあるバールで落ち合い、パニーノを買って、いっしょに食べ、それから土産物屋で、自分たち用のものやクリスマスの贈り物を、じっくり選んで購入しました。

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 そして、教会前の広場から、夕日が沈むのを見届けたあと、ラヴェルナから車を置いてあったベッチャまで歩いて戻り、ペルージャへと帰途につきました。

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Messa & Passeggiata alla Verna 8/12/2016

- Belli gli alberi di faggio spogli e dignitosi, fantastico il panorama
dalla cima del Monte Penna (1283m) sotto il cielo limpido.
- Abbiamo slautato il sole dalla piazza davanti alla basilica del
Santuario della Verna.
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- ラヴェルナ、聖フランチェスコが聖痕を受けた聖地 / Visita al Santuario della Verna con i suoceri (31/7/2016)
↑↑ 記事末に、ベッチャからの参詣路やペンナ山の登山など、ラヴェルナについての過去記事の中から主なものをいくつか紹介しています。
- 聖母無原罪の御宿リを祝うミサ、ペルージャ / Immacolata concezione, messa della Chiesa di San Filippo dei Neri con canti della Corale Tetium (8/12/2010)
- イタリア語学習メルマガ第60号「12月のイタリア、外国語学習成功の要因、スカルペッタ」 (4/12/2010)
↑↑ イタリアのクリスマスと年末年始の行事について書いた記事へのリンク一覧あり。
- クリスマスの1日 / Natale 2010 (25/12/2010)
- 贈り主いまむかし、イタリア各地で従来クリスマスの頃に子供に贈り物を運ぶと考えられていたのはだれだったか (20/1/2011)
- 1月6日はベファーナと主顕節

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-12-08 23:59 | Toscana | Trackback | Comments(6)

パンおいしノリも抜群アルタムーラ、セニガッリアのパン祭り

 先週の土曜日は、マルケ州の海辺の町、セニガッリアで催されていたパン祭り、Pane Nostrumを訪ねました。午後から夫と二人で、他の参加者と共に、パン作りの講座に参加する予定になっていたので、まずは受講料の支払いと昼食を、会場の広場ですませました。講座開始まで、まだ時間があるので、わたしはひとりで露店を見て回りました。会場では、ちょうど自然酵母について講師が受講生たちに説明している最中で、夫はその説明に興味があったからです。

 パンのスタンドが多い中、ハチミツやビール、ワインなどの店もあり、見て回っていたら、突然遠くから、声をかけられました。愛想のいい兄さんたちが、こっちへおいでと手を振っています。

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Pane di Altamura DOP @ Pane Nostrum, Senigallia (AN) 24/9/2016

 大きく厚みのある独特のパンがおいしいことで名高い、プーリア州アルタムーラのパンの屋台です。マクドナルドがアルタムーラにやって来たけれども、パンのおいしい町なので閑古鳥が鳴いて、つぶれてしまったという映画を、ペルージャに暮らし始めて1年経った頃に、見た記憶があります。パンが大好きな夫は、市場でアルタムーラのパンを見つけて、買うことが時々あります。

 「アルタムーラはパンがとびきりおいしいんだよ。買っていきなよ。」と言われて、「それはよく知っていて、夫が好きなので、後で買うことになると思うけれど、これからパン作り講座に参加するので、荷物になるから今は買えない。」と言い、「その代わり、アルタムーラのパンの宣伝に写真を撮って紹介しましょう。」と申し出たら、二人とも喜んでポーズを取ってくれて、それをスマートフォンで撮影したのが、上の写真です。このあと、兄さんたちが前にいた仲間に声をかけ、わたしといっしょの写真を撮るように言っていました。

 日本人だと言ったのに、まだ 「Cina, Cina!」と言っていたのですが、その口調がうれしそうで、間違えるたび謝って、「失礼だろう」と相棒にたしなめられていたので、悪気はまったくなさそうです。

 南イタリアの人は、やっぱりどこか人なつくて温かみがあるなと、改めて感じました。

 今夜はまたデスクトップが眠りに落ちて、目覚める気配がありませんので、それを機に、スマートフォン内に写真もあることですし、ようやく約束どおり、おいしいアルタムーラのパンの紹介をすることができました。

*追記(10月2日午前0時22分)
 金曜の晩からデスクトップが不調で、スマートフォンから投稿しています。昨夜投稿したこの記事のタイトルの前に、なぜかピンクの四角い枠に入ったハートマークがついていて、気になってはいたのですが、24時間以上経った今になって、うっかり指先が触ってしまったらしく、ファン限定公開になっていたことに気づき、今この追記と共に限定を解除します。やれやれ。

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Pane di tradizione, di alta qualità
Ottimo il pane, simpatici i ragazzi di Altamura
@ Pane Nostrum, Senigallia (AN) 24/9/2016
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LINK
- CPA - Il Pane di Altamura DOP

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by milletti_naoko | 2016-09-30 23:59 | Gastronomia | Trackback | Comments(4)

パン祭りで寿司の昼食、セニガッリア

 うれしいことに、そして驚いたことに、日本の方が握るお寿司など、和食が食べられるスタンドがあるではありませんか。

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 パン祭りですから、大半はパンやピザの店でしたし、それが夫の目当てではありましたが、めったにペルージャで出会えないのは、日本の方が作る日本料理です。

 すぐにこれと決めて食べました。おいしかったです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-09-24 23:59 | Gastronomia | Trackback | Comments(2)

傑作を花で描いて町彩る、Infiorata di Spello1

 色とりどりの花びらを使い、町の人々が夜どおし協力して、道や広場に、美しい大きな絵画を描いていくスペッロ(Spello)の町の祭り、インフィオラータ(Infiorata)を、今朝初めて訪ねました。

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 花びらで生み出される絵画の予想以上の美しさときめ細やかさに感嘆しました。上の写真では、左手にスペッロの石造りの町並みが描かれ、手前に二つヒナギクの大きな花が見えるのですが、このヒナギクの黄色い部分には、一つひとつのヒナギクの花の真ん中の部分だけをずらりと並べてあります。絵画の中央にはイエス・キリストの顔が大きく見えます。

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 聖家族(Sacra Famiglia)

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アッシジの聖フランチェスコ(San Francesco d’Assisi)とアッシジの町、

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ウンブリア南の町、カッシャ出身の聖リータ(Santa Rita)など、イエス・キリストや聖家族、カトリック教の聖人たちを描いた作品が多いのは、聖体祭(Corpus Domini)と呼ばれるカトリックの祝祭の前夜に、祭り当日ミサのあとの行進で歩く道に、花びらをまき散らしたり、花のじゅうたんを描いたりする慣習がイタリア各地にあり、スペッロのインフィオラータも、この聖体祭の祝いの一環として、行われているからです。

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 今日の祭りのために新たに描いたオリジナルと思われるデザインが多い中、

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こんなふうに巨匠の傑作に、新たな美しい装飾を添えて描き上げた作品もありました。

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 花は、絵画として道や広場を彩るだけではなく、街角や家の壁など、あちこちに飾られていて、中世の町並みに、いっそうの趣を添えています。

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噴水のまわりにも、白とピンクのバラが植わっています。

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 予定では朝8時までに作品を仕上げることとなっていたため、わたしたちが町を歩き始めた7時半過ぎには、ちょうど仕上げの最中だった絵画も、たくさんありました。

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 おかげで、どんな花びらを使って、どんなふうに描いていくのかも見られて、興味深かったです。

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 こんなふうにカトリック教と、直接には関係なさそうに見える作品もあり、愛や人生など、テーマはさまざまでした。

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 タンゴの情熱的な踊りと、祈るような、そして宇宙のリズムと鼓動を同じくするようなスーフィーの踊りが交互に描かれている、こちらの作品が独創性もあってすてきだなと感じました。

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 こちらの作品では、色鮮やかに花びらで描いた大きなギターの上部で、天使たちが音楽を奏でています。

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 「ゆるやかなとき」(Tempo Lento)と題されるこちらの作品は、子どもたちが自ら花を摘み描いたもので、左手の狭い空間にひしめくように並ぶ時計の中から飛び出した時計が、カタツムリの背に乗り、緑豊かで花が彩る広い空間をゆっくりと進んでいきます。時間にしばられ、時間に追われて、人生や生きがいを見失うのではなく、足取りを確かに、ゆっくりと豊かに生きていこうと語りかけているようです。

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 混んでいる場所・時間帯は、ラッシュアワーの東京都内の駅や、チョコレート祭り中の週末のペルージャのようで、人波に押されたり、あらがったりしながら進まざるを得ず、それは大変でしたが、いい思い出になりました。

 花の導きに従っての町めぐりは、まだまだ続きます。写真もご紹介したい作品も多いのですが、とりあえず今日はここまで。

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Infiorata di Spello - parte 1 29/5/2016

- Stupende le opere disegnate accuratamente
con passione e pazienza con i fiori,
bella città medievale, oggi ancora più bella.
Grazie, Spello e tutte le persone che hanno
contribuito a questa bellissima festa.
[To be continued]
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- スペッロからアッシジへと歩く旅 / Camminare da Spello ad Assisi 1 (20/4/2016)
- ウンブリア電車の旅 / Viaggiare in treno in Umbria (9/172011)
- スペッロでお散歩1 / Passeggiata a Spello 1 (9/1/2011)
- スペッロでお散歩2 / Passeggiata a Spello 2 (9/1/2011)
- バラの祭典@スペッロ / I Giorni delle Rose @ Spello (31/5/2014)
- この野草食用それとも有毒か、ウンブリア野草講座 / Subasio con Gusto. Rassegna delle Erbe Campagnole e dei Sapori Montani @ Spello (17/4/2015)
- スペッロからスバージオ山へ / Passeggiata da Spello alla Madonna della Spella (7/9/2014)

参照リンク / Riferimenti web
- it.wikipedia – Infiorate di Spello
- Infiorate di Spello - HOME
(イタリア語でfioreは「花」、infiorareは「花で飾る」という動詞で、infiorataはこの動詞から派生した名詞で「花で飾ること」の意。infiorateはその複数形です。)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-05-29 23:46 | Umbria | Trackback | Comments(8)

賢信式・初聖体拝領の祝い@リミニ

 夫とわたしは、おじ・おばとして姪たちの成長に伴って、賢信式(cresima)初聖体拝領(prima comunione)に、これまで参加してきました。(詳しくはこちら)今年は、姪のうち妹娘、マッダレーナの聖体拝領の祝いが、9月に控えています。

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1/5/2016

 日曜は、リミニの友人から愛息子の賢信式・初聖体拝領のお祝いに呼ばれて、ミサと祝いの昼食会に参加しました。ふつうは数年隔てて二度に分けて行う式を、今年から友人の息子たちが通う教会では、子供が二つ一度に行えるようになったのです。

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 まだ幼い頃に、だんなさんが亡くなり、ほぼ女手一つで育て上げてきた友人の喜びはひとしおのことと思います。彼がいっしょにいたならどんなにかと思う一方、祝いのときも、そしていつでも、実は二人のそばに寄り添い見守っているのだろうと感じました。

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 ミサで式に参加した子供はなんと60人です。ミサと記念写真撮影のあと、皆で祝いの昼食会場となっているレストランに向かいました。おしゃべりを楽しみながら、一皿ずつゆっくりと運ばれてくる料理を食べていきます。

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 食事のあとは、祝いのカードを読み、贈り物の包みを開いていきます。わたしたち、母の友人一同からは、ギターとお祝い金を贈りました。「がっかりさせて驚かせよう」と考えた友人たちが、わざと粗末な箱に入れて、別の物だと思わせるように話を進めていたので、箱を開けて、ギターだと気づいたときの笑顔が、とびっきりうれしそうでした。

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 祝いのケーキを食べたあとは、近所に住む若者から、さっそくギターの手ほどきを受けて、弾いてみていました。

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 イタリアでこういう祝いごとにお決まりの、アーモンドでできたお菓子、コンフェットを、かわいらしい観葉植物の鉢といっしょに贈ってくれました。

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 久しぶりに出会って話せる友人たちもいます。成長を祝う大切な会に、呼んでもらえて、うれしかったです。

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Tanti Auguri per la Cresima e la Prima Comunione, Elia & Silvia!
Grazie mille per l'invito :-)) 1/5/2016
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-05-02 23:11 | Feste & eventi | Trackback | Comments(6)