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ラヴェルナ修道院参詣、聖フランチェスコゆかりの地で聖母の無原罪の御やどりを祝うミサ・山歩き sanpo

 今日12月8日は、聖母の無原罪の御やどり(Immacolata Concezione)、イエス・キリストの母マリアが、その母アンナの胎内に宿ったときから原罪を免れていたことを祝うカトリック教の祝祭日で、イタリアでは国民の休日でもありました。天気がいいので、久しぶりに

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Santuario della Verna, Chiusi della Verna (AR) 8/12/2016

ラヴェルナを訪ねました。聖フランチェスコが聖痕を受けたという聖地は、ペンナ山の切り立つ断崖の上にあります。イタリアでは伝統的には、12月8日の聖母の無原罪の御やどりが、クリスマス(Natale)を祝う時期の始まりとされていました。かつては教会や家庭、町のクリスマス祝いの飾りつけも、12月8日以降に行われ、クリスマスの祝祭時期が終わる1月6日、東方の三博士が長い旅の末、幼子イエスに面会したことを祝う主顕節(Epifania)まで、キリスト生誕場面を模したプレゼーペ(presepe)やクリスマスツリー(albero di Natale)、イルミネーションが飾られ続けます。

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 着いてすぐに、教会のミサに参加してから、

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教会近くからペンナ山を登っていくと、

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葉を落としたブナ(faggio)の木々が凛としていて美しく、途中からわたしは頂上を目指して登り、夫は木々の間を歩いての瞑想を楽しみました。

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Panorama dalla cima del Monte Penna (1283 m s.l.m.)

 覚えていたよりも長く、上り下りのある道を登って、ようやくたどり着いたペンナ山の頂上からは、空が晴れわたっているおかげで、これまでにないほど、遠くの山々までくっきりときれいに見えました。

 下山中に夫と電話で連絡を取って、ラヴェルナ修道院の境内にあるバールで落ち合い、パニーノを買って、いっしょに食べ、それから土産物屋で、自分たち用のものやクリスマスの贈り物を、じっくり選んで購入しました。

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 そして、教会前の広場から、夕日が沈むのを見届けたあと、ラヴェルナから車を置いてあったベッチャまで歩いて戻り、ペルージャへと帰途につきました。

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Messa & Passeggiata alla Verna 8/12/2016

- Belli gli alberi di faggio spogli e dignitosi, fantastico il panorama
dalla cima del Monte Penna (1283m) sotto il cielo limpido.
- Abbiamo slautato il sole dalla piazza davanti alla basilica del
Santuario della Verna.
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- ラヴェルナ、聖フランチェスコが聖痕を受けた聖地 / Visita al Santuario della Verna con i suoceri (31/7/2016)
↑↑ 記事末に、ベッチャからの参詣路やペンナ山の登山など、ラヴェルナについての過去記事の中から主なものをいくつか紹介しています。
- 聖母無原罪の御宿リを祝うミサ、ペルージャ / Immacolata concezione, messa della Chiesa di San Filippo dei Neri con canti della Corale Tetium (8/12/2010)
- イタリア語学習メルマガ第60号「12月のイタリア、外国語学習成功の要因、スカルペッタ」 (4/12/2010)
↑↑ イタリアのクリスマスと年末年始の行事について書いた記事へのリンク一覧あり。
- クリスマスの1日 / Natale 2010 (25/12/2010)
- 贈り主いまむかし、イタリア各地で従来クリスマスの頃に子供に贈り物を運ぶと考えられていたのはだれだったか (20/1/2011)
- 1月6日はベファーナと主顕節

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-12-08 23:59 | Toscana | Trackback | Comments(6)

パンおいしノリも抜群アルタムーラ、セニガッリアのパン祭り

 先週の土曜日は、マルケ州の海辺の町、セニガッリアで催されていたパン祭り、Pane Nostrumを訪ねました。午後から夫と二人で、他の参加者と共に、パン作りの講座に参加する予定になっていたので、まずは受講料の支払いと昼食を、会場の広場ですませました。講座開始まで、まだ時間があるので、わたしはひとりで露店を見て回りました。会場では、ちょうど自然酵母について講師が受講生たちに説明している最中で、夫はその説明に興味があったからです。

 パンのスタンドが多い中、ハチミツやビール、ワインなどの店もあり、見て回っていたら、突然遠くから、声をかけられました。愛想のいい兄さんたちが、こっちへおいでと手を振っています。

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Pane di Altamura DOP @ Pane Nostrum, Senigallia (AN) 24/9/2016

 大きく厚みのある独特のパンがおいしいことで名高い、プーリア州アルタムーラのパンの屋台です。マクドナルドがアルタムーラにやって来たけれども、パンのおいしい町なので閑古鳥が鳴いて、つぶれてしまったという映画を、ペルージャに暮らし始めて1年経った頃に、見た記憶があります。パンが大好きな夫は、市場でアルタムーラのパンを見つけて、買うことが時々あります。

 「アルタムーラはパンがとびきりおいしいんだよ。買っていきなよ。」と言われて、「それはよく知っていて、夫が好きなので、後で買うことになると思うけれど、これからパン作り講座に参加するので、荷物になるから今は買えない。」と言い、「その代わり、アルタムーラのパンの宣伝に写真を撮って紹介しましょう。」と申し出たら、二人とも喜んでポーズを取ってくれて、それをスマートフォンで撮影したのが、上の写真です。このあと、兄さんたちが前にいた仲間に声をかけ、わたしといっしょの写真を撮るように言っていました。

 日本人だと言ったのに、まだ 「Cina, Cina!」と言っていたのですが、その口調がうれしそうで、間違えるたび謝って、「失礼だろう」と相棒にたしなめられていたので、悪気はまったくなさそうです。

 南イタリアの人は、やっぱりどこか人なつくて温かみがあるなと、改めて感じました。

 今夜はまたデスクトップが眠りに落ちて、目覚める気配がありませんので、それを機に、スマートフォン内に写真もあることですし、ようやく約束どおり、おいしいアルタムーラのパンの紹介をすることができました。

*追記(10月2日午前0時22分)
 金曜の晩からデスクトップが不調で、スマートフォンから投稿しています。昨夜投稿したこの記事のタイトルの前に、なぜかピンクの四角い枠に入ったハートマークがついていて、気になってはいたのですが、24時間以上経った今になって、うっかり指先が触ってしまったらしく、ファン限定公開になっていたことに気づき、今この追記と共に限定を解除します。やれやれ。

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Pane di tradizione, di alta qualità
Ottimo il pane, simpatici i ragazzi di Altamura
@ Pane Nostrum, Senigallia (AN) 24/9/2016
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LINK
- CPA - Il Pane di Altamura DOP

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-09-30 23:59 | Gastronomia | Trackback | Comments(4)

パン祭りで寿司の昼食、セニガッリア

 うれしいことに、そして驚いたことに、日本の方が握るお寿司など、和食が食べられるスタンドがあるではありませんか。

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 パン祭りですから、大半はパンやピザの店でしたし、それが夫の目当てではありましたが、めったにペルージャで出会えないのは、日本の方が作る日本料理です。

 すぐにこれと決めて食べました。おいしかったです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-09-24 23:59 | Gastronomia | Trackback | Comments(2)

傑作を花で描いて町彩る、Infiorata di Spello1

 色とりどりの花びらを使い、町の人々が夜どおし協力して、道や広場に、美しい大きな絵画を描いていくスペッロ(Spello)の町の祭り、インフィオラータ(Infiorata)を、今朝初めて訪ねました。

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 花びらで生み出される絵画の予想以上の美しさときめ細やかさに感嘆しました。上の写真では、左手にスペッロの石造りの町並みが描かれ、手前に二つヒナギクの大きな花が見えるのですが、このヒナギクの黄色い部分には、一つひとつのヒナギクの花の真ん中の部分だけをずらりと並べてあります。絵画の中央にはイエス・キリストの顔が大きく見えます。

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 聖家族(Sacra Famiglia)

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アッシジの聖フランチェスコ(San Francesco d’Assisi)とアッシジの町、

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ウンブリア南の町、カッシャ出身の聖リータ(Santa Rita)など、イエス・キリストや聖家族、カトリック教の聖人たちを描いた作品が多いのは、聖体祭(Corpus Domini)と呼ばれるカトリックの祝祭の前夜に、祭り当日ミサのあとの行進で歩く道に、花びらをまき散らしたり、花のじゅうたんを描いたりする慣習がイタリア各地にあり、スペッロのインフィオラータも、この聖体祭の祝いの一環として、行われているからです。

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 今日の祭りのために新たに描いたオリジナルと思われるデザインが多い中、

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こんなふうに巨匠の傑作に、新たな美しい装飾を添えて描き上げた作品もありました。

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 花は、絵画として道や広場を彩るだけではなく、街角や家の壁など、あちこちに飾られていて、中世の町並みに、いっそうの趣を添えています。

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噴水のまわりにも、白とピンクのバラが植わっています。

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 予定では朝8時までに作品を仕上げることとなっていたため、わたしたちが町を歩き始めた7時半過ぎには、ちょうど仕上げの最中だった絵画も、たくさんありました。

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 おかげで、どんな花びらを使って、どんなふうに描いていくのかも見られて、興味深かったです。

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 こんなふうにカトリック教と、直接には関係なさそうに見える作品もあり、愛や人生など、テーマはさまざまでした。

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 タンゴの情熱的な踊りと、祈るような、そして宇宙のリズムと鼓動を同じくするようなスーフィーの踊りが交互に描かれている、こちらの作品が独創性もあってすてきだなと感じました。

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 こちらの作品では、色鮮やかに花びらで描いた大きなギターの上部で、天使たちが音楽を奏でています。

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 「ゆるやかなとき」(Tempo Lento)と題されるこちらの作品は、子どもたちが自ら花を摘み描いたもので、左手の狭い空間にひしめくように並ぶ時計の中から飛び出した時計が、カタツムリの背に乗り、緑豊かで花が彩る広い空間をゆっくりと進んでいきます。時間にしばられ、時間に追われて、人生や生きがいを見失うのではなく、足取りを確かに、ゆっくりと豊かに生きていこうと語りかけているようです。

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 混んでいる場所・時間帯は、ラッシュアワーの東京都内の駅や、チョコレート祭り中の週末のペルージャのようで、人波に押されたり、あらがったりしながら進まざるを得ず、それは大変でしたが、いい思い出になりました。

 花の導きに従っての町めぐりは、まだまだ続きます。写真もご紹介したい作品も多いのですが、とりあえず今日はここまで。

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Infiorata di Spello - parte 1 29/5/2016

- Stupende le opere disegnate accuratamente
con passione e pazienza con i fiori,
bella città medievale, oggi ancora più bella.
Grazie, Spello e tutte le persone che hanno
contribuito a questa bellissima festa.
[To be continued]
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- スペッロからアッシジへと歩く旅 / Camminare da Spello ad Assisi 1 (20/4/2016)
- ウンブリア電車の旅 / Viaggiare in treno in Umbria (9/172011)
- スペッロでお散歩1 / Passeggiata a Spello 1 (9/1/2011)
- スペッロでお散歩2 / Passeggiata a Spello 2 (9/1/2011)
- バラの祭典@スペッロ / I Giorni delle Rose @ Spello (31/5/2014)
- この野草食用それとも有毒か、ウンブリア野草講座 / Subasio con Gusto. Rassegna delle Erbe Campagnole e dei Sapori Montani @ Spello (17/4/2015)
- スペッロからスバージオ山へ / Passeggiata da Spello alla Madonna della Spella (7/9/2014)

参照リンク / Riferimenti web
- it.wikipedia – Infiorate di Spello
- Infiorate di Spello - HOME
(イタリア語でfioreは「花」、infiorareは「花で飾る」という動詞で、infiorataはこの動詞から派生した名詞で「花で飾ること」の意。infiorateはその複数形です。)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-05-29 23:46 | Umbria | Trackback | Comments(8)

賢信式・初聖体拝領の祝い@リミニ

 夫とわたしは、おじ・おばとして姪たちの成長に伴って、賢信式(cresima)初聖体拝領(prima comunione)に、これまで参加してきました。(詳しくはこちら)今年は、姪のうち妹娘、マッダレーナの聖体拝領の祝いが、9月に控えています。

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1/5/2016

 日曜は、リミニの友人から愛息子の賢信式・初聖体拝領のお祝いに呼ばれて、ミサと祝いの昼食会に参加しました。ふつうは数年隔てて二度に分けて行う式を、今年から友人の息子たちが通う教会では、子供が二つ一度に行えるようになったのです。

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 まだ幼い頃に、だんなさんが亡くなり、ほぼ女手一つで育て上げてきた友人の喜びはひとしおのことと思います。彼がいっしょにいたならどんなにかと思う一方、祝いのときも、そしていつでも、実は二人のそばに寄り添い見守っているのだろうと感じました。

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 ミサで式に参加した子供はなんと60人です。ミサと記念写真撮影のあと、皆で祝いの昼食会場となっているレストランに向かいました。おしゃべりを楽しみながら、一皿ずつゆっくりと運ばれてくる料理を食べていきます。

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 食事のあとは、祝いのカードを読み、贈り物の包みを開いていきます。わたしたち、母の友人一同からは、ギターとお祝い金を贈りました。「がっかりさせて驚かせよう」と考えた友人たちが、わざと粗末な箱に入れて、別の物だと思わせるように話を進めていたので、箱を開けて、ギターだと気づいたときの笑顔が、とびっきりうれしそうでした。

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 祝いのケーキを食べたあとは、近所に住む若者から、さっそくギターの手ほどきを受けて、弾いてみていました。

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 イタリアでこういう祝いごとにお決まりの、アーモンドでできたお菓子、コンフェットを、かわいらしい観葉植物の鉢といっしょに贈ってくれました。

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 久しぶりに出会って話せる友人たちもいます。成長を祝う大切な会に、呼んでもらえて、うれしかったです。

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Tanti Auguri per la Cresima e la Prima Comunione, Elia & Silvia!
Grazie mille per l'invito :-)) 1/5/2016
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-05-02 23:11 | Feste & eventi | Trackback | Comments(6)

Buona Pasqua!

 復活祭(Pasqua)の今日は、階下の義母宅で、皆で祝いのあいさつを交わし、それから祝福を受けたゆで卵や復活祭のパンを食べて、朝食を済ませました。

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Basilica di Santa Maria degli Angeli, Assisi 27/3/2016

 それから、アッシジのサンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ教会のミサに参加しました。朝晩寒いものの、昨日は昼暖かかったからか、道路脇に真っ赤なヒナゲシがいっぱいに咲いているのを、あちこちで見つけて、うれしくなりました。教会の近くにも、桜でしょうか、白い美しい花がきれいに咲いています。

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 教会からさらに少し離れると、散り始めたものの桜色の花の美しい木が並んでいます。

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 カトリック教で、十字架にかけられた主が復活したことを祝う復活祭が、春の陽気が感じられるお彼岸の頃に行われるのは、決して偶然ではなくて、長く厳しい冬が終わり、命が躍動する春を喜び祝う気持ち、そこに何か単なる自然現象を超えたものを感じる気持ちが、洋の東西や宗教・民族のいかんを問わず、存在するからではないかという気がします。

 朝、祝福されたゆで卵を食べたり、卵型のチョコレートを贈ったりするのも、春になって暖かくなると、鶏たちの産む卵の数が一気に増えるためでしょう。チーズと共に、卵をたっぷり使った、ウンブリア伝統の復活祭のパンについても然り。

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 復活祭のお菓子には、鳩の形をしたコロンバ(colomba)もあります。今晩は、会場に住む義弟夫婦宅に招待されているので、金曜に手みやげのコロンバを買いに行きました。購入したのは、チョコ卵もコロンバも、自分たちで手作りしている店で、わたしたちは、チョコレートと洋梨のコロンバを選んで、購入しました。味は今夜のお楽しみなのですが、コロンバの包装に添えた花飾りも、チョコ卵に描かれた絵もきれいで、うちの中を春らしい、祝いらしい気分にしてくれています。

 トーディの義弟一家が、今年は今日からロンドンへの小旅行に旅立ったため、今日の復活祭の昼食は大人だけで食卓を囲みました。子羊肉のローストをセコンドに食べ、デザートはチョコ卵とコロンバなのですが、やはり姪たちがいないと、卵を開ける前のわくわく気分やお祭り気分が違う気がします。

 最後に、去年初めて聞いてびっくりした賛美歌をご紹介します。”Cristo è risorto, alleluia!”「キリストが復活した。ハレルヤ」というこの歌のメロディーは、なんと日本ではまったく違う場面でよく使われる、あの音楽だからです。この映像では、主の復活を描いたさまざまな絵画を見ることもできます。


 この歌曲についての詳細および復活祭のパンについては、下記リンクをご参照ください。

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Buona Pasqua!

@ Basilica di Santa Maria degli Angeli ornata dai fiori :-))) 27/3/2016
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 復活祭のパン、写真つき材料と作り方 / Torta di Pasqua (22/4/2011)
- 復活祭 / Pasqua (4/4/2010)
- うれしいバーチ復活祭チョコ / Uovo di Pasqua di Baci Perugina (5/4/2015)
- びっくり、復活イエス入場の賛美歌 ~この曲は! / Canto, “Cristo è risorto, alleluia” (6/4/2015)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-03-27 17:00 | Feste & eventi | Trackback | Comments(6)

聖ジュゼッペの日、父の日と伝統の揚げ菓子

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 イタリアで父の日(Festa del papà)を祝うのは3月19日で、それは、この日がカトリック教で、イエスの養父である聖ヨセフ(イタリア語でSan Giuseppe)を記念する祝祭日だからです。大切な聖人のお祭りなので、ウンブリアではこの日に食べる伝統のお菓子があります。

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Fittelle di San Giuseppe 20/3/2016

 米を牛乳で炊いてから、卵や小麦粉などを加えて油で揚げたお菓子で、その名も、聖ジュゼッペのフリッテッラです。写真は、お義母さんが作ったフリッテッラで、今日の大家族での昼食のデザートとして食べました。とてもおいしかったです。

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Festa di Sam Giuseppe, Perugia 19/3/2012

 聖ジュゼッペの日には、イタリア各地に、前夜に大きな篝火を焚いたり、当日の夜、聖人の像を先頭にロウソクを手に聖歌を歌い祈りを唱えながらの行進やミサを行ったりするなど、さまざまな風習があります。(下記リンク参照)

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20/3/2016

 昼食後のおしゃべりと片づけが終わってから、テラスと庭の植物に水をやっていたら、庭にヒナギク(margherita)がたくさん咲いています。カメラを撮りに行って、いい角度を見つけて撮影しようと、しゃがんでカメラを構えていたら、向こうからミミがやって来るではありませんか。

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 お花畑のちょうどいい場所で、止まってポーズなど取ってくれるわけもなく、そのままどんどんどんどん、この写真の位置では止まらずにさらにレンズに近づいてから、どうやら今はかまってもらえないようだと悟ったらしく、すぐにすたすたと向こうに行ってしまいました。

 ヒナギクの花がよく似合う、かわいい猫です。

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Domenica le Frittelle di San Giuseppe al pranzo
fatte da Giuseppina; il 19 marzo è anche il suo onomastico :-)
Ora il nostro giardino è ornato dalle margherite,
mentre stavo per fotografarle, mi si avvicinava qualcuno...
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 篝火で迎える聖ジュゼッペ / Falò di San Giuseppe (3/2012)
- 聖ジュゼッペの祭りの夜に / Festa di San Giuseppe (3/2012)


参照リンク / Riferimento web

- UmbriaTouring.it – Frittelle di San Giuseppe ricotta della tradizione (19/3/2015)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-03-20 23:59 | Feste & eventi | Trackback | Comments(6)

チョコ子羊の誘惑

 イタリアでは、復活祭(Pasqua)に、地域や各家庭の伝統による差はあれ、子羊(agnello)の肉が、食卓に上ることが多いことと思います。イタリアに暮らし始めて1年後だったか、マルケの友人家族と、復活祭にレストランで、揚げた子羊の肉を食べた記憶があります。イタリアには、「クリスマスは家族と、復活祭は過ごしたい人と」(Natale con i tuoi e Pasqua con chi vuoi.)ということわざがあり、実際、復活祭休みに友人たちと旅行に出かけるという人も多いのですが、夫が信仰心の篤い家庭に育ったため、うちでは、クリスマスも復活祭もたいていは義父母宅で、大家族が集って食事をします。そうして、復活祭の昼食には、義母が用意した子羊をグリルで焼いた、あるいは衣をつけて揚げた肉料理が、セコンドとして登場するのが常です。

 ですから、復活祭の子羊というと、肉料理がすぐに思い浮かぶのですが、昨日買い物に出かけると、なんと、

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ブラックチョコレートとココナツ入りの、子羊の形をしたケーキが売られているではありませんか。しかもCOOP会員特別価格で2.98ユーロとあります。原材料表記に目を通すと、怪しい合成着色料などの添加物もなさそうです。うちではちょうどトルコロを焼かなければいけない頃だったのですが、昨日は、朝は五十肩のリハビリ、夕方は大きな買い物。その上、木曜が締め切りのパソコン作業の多い仕事を抱えていて、ケーキを作らなければと思いつつ、肩の調子や時間不足が気になっているところでした。

 大好きなチョコレートたっぷりのケーキが安く買えて、うちで作らなくてすんで助かると、すぐに購入を決めました。チョコレートが好きなので、この子羊を目にする前に、製菓用のブラックチョコレートやチョコチップを買おうかどうしようかとためらっていたのですが、その値段を考えても、とてもお得です。

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 そうして買い物袋を車からうちに運び、買い物で疲れたからと一切れ、めんどうなパソコン作業が待っているからと一切れ…… 花粉症で白砂糖は避けた方がいいというのに、そうして、生地が好みよりも若干甘いというのに、チョコレートが上にも中にもたっぷりなのがうれしい上に、最近はうちでトルコロを作る際に、古代小麦全粒粉と黒砂糖を使うものですから、健康にはいいだろうけれども、ケーキとしては素朴で重厚感のありすぎる味に慣れているために、市販のケーキがおいしくて、昨日も今日も、疲れたからと、頑張るからと、ついつい言いわけしては、食べてしまったわたしなのでありました。

 ココナツの粒が、粒と呼ぶには大きめで、切ってそのまま入れてあるため、おいしいというよりは、ほんのりと甘い少々かたいものが時々歯に当たるという感じではあるのですが、このココナツも、じっくり根気よくかんでみると、甘さが感じられます。

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 おいしかったらブログの記事にして、あとで箱の写真も撮ろうと思い、箱を部屋の隅に置いていたら、見つけた夫がすぐにゴミ箱に入れるべく箱をつぶしてしまったため、写真の箱に折れ目があります。

 チョコ子羊に励まされ、甘さに甘えながら、明日締め切りの仕事を終えるべく頑張っています。

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Amo il cioccolato, amo i dolci e ieri al supermercato
non ho potuto non comprare questo agnello
coperto di cioccolato fondente.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-03-16 23:29 | Gastronomia | Trackback | Comments(8)

謝肉祭の終わり、お菓子と四旬節、肉料理

 今年は今日、2月9日が、懺悔の火曜日(martedì grasso)謝肉祭(carnevale)の最終日になります。お義母さんが、ウンブリアの謝肉祭伝統のお菓子の一つ、ストゥルーフォリ(strufoli pl.を、わたしたちの分も作ってくれました。

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 ハチミツがたっぷりかかっておいしいのと、今日はリハビリに仕事、買い物と出ずっぱりで、甘いものがほしい気分だったので、たてつづけに三つぺろりと平らげてしまいました。

 四旬節(quaresima)に入る明日からは、健康のためにも食生活に気をつけることにします。初日の明日は、灰の水曜日(mercoledì delle ceneri)で、四旬節中だけは今も金曜日は肉食はしない慣習を保つ義母から、この灰の水曜日にも肉を食べてはいけないのだと聞きました。

 わたしはカトリック教徒ではないのですが、もともと夫もわたしも肉は週に一度か二度食べる程度、あるいは食べないのが健康にいいという考えです。今週は、日曜に大家族での昼食で肉を食べ、月曜は余った肉を食べましたので、明日はそうでなくとも肉を料理するつもりはありませんでした。

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 ちなみに、わたしが好きで、レストランで時々頼む肉料理は、このtagliata di manzo con rucola all’aceto balsamico、牛(manzo)の肩ロースを焼き、薄めに切り分けた肉(tagliata)をルーコラ(rucola)に載せ、バルサミコ酢(aceto balsamico)をかけた料理です。

 簡単なように見えて、肉の質と焼き加減次第で、この上なくおいしくなることもあれば、これは残念ということもあり、初めて行った店で頼むと、当たりはずれの多い料理です。昨年、久しぶりにこのタッリャータをおいしく食べられる店を、しかもペルージャ郊外で見つけたと喜んでいたのですが、最近は肉の質も焼き加減も今ひとつです。そうでなければブログで店名を紹介するところなので、残念です。

 数年前に、シエナの教会のミサで、「四旬節中だけは、金曜日には絶対に肉を食べてはいけない」という説教を聞いたことがあります。けれども、特に若い人は、うっかり忘れることもあるようで、シエナ外国人大学の大学院課程の仲間たちと打ち上げに、レストランで夕食会をしたとき、大半がイタリア人かつカトリック教徒であったにも関わらず、全員が肉料理を頼んで食べていて、途中でだれかが「金曜日だ」と気づいて指摘したときに、慌てていました。

 明日からは節制の四旬節とは言え、イタリアの歌の祭典、サンレモ音楽祭は、今夜から始まります。日曜にはバレンタインデーも控えていますが、増えてきた体重に歯止めをかけるためにも、舞い始めた花粉に備えるためにも、食生活には気をつけるつもりでいます。

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Oggi, martedì
grasso torno a casa e
mi aspettano gli strufoli buoni buoni fatti da mia suocera.
Tre subito nello mio stomaco...
Da domani la quaresima e anche la dieta :-)
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 灰の水曜日と四旬節中の肉断ち
- 節制で花粉に負けず減量も

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-02-09 22:45 | Feste & eventi | Trackback | Comments(10)

揚げ菓子おいしい謝肉祭

 さくさくの生地と優しい甘さがおいしくて、一度食べ始めるとなかなか止まりません。

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 ウンブリア州で、謝肉祭(carnevale)に食べる揚げ菓子の一つに、このフラッペ(frappe)があります。今日は謝肉祭の最後の木曜日、giovedì grassoだからと、お義母さんが今朝たくさん作って、わたしたちにも分けてくれました。夫の職場でも、同じ理由で、ストゥルーフォリ(strufoli)という別の謝肉祭の揚げ菓子を、皆で食べたそうです。

 白砂糖も揚げ物も、花粉症の大敵なのではありますが、先週出ていた症状は最近は落ちついたこともあり、何よりもおいしいので、体重がまた増えると気にはしながら、ついまた一つあと一つと、手が伸びてしまいます。

 「でも冬は食べて脂肪をつけないと寒いんだよね」と、先月おいしい店でいっしょに食べた友人が言っていて、猫たちも冬はふっくらしているのではありますが、来週からは四旬節に入る上、花粉飛散量が増える時期も近づいていますので、もっと食事に気をつけようと考えています。イタリアの行事に合わせて、懺悔の火曜日(martedì grasso)までは、はめを外してせっかくの甘いものを楽しもうと思っているわたしなのでありました。

**************************************
Molto buone le Frappe fatte da mia suocera.
Giovedì grasso la gola vince sulla ragione!
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 誘惑が多い睦月のウンブリア (25/1/2015)
- 謝肉祭から四旬節へ (5/3/2014)
- 食べよ太れよgiovedì grasso (12/2/2015)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-02-04 23:59 | Feste & eventi | Trackback | Comments(11)


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