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びっくり、復活イエス入場の賛美歌 ~この曲は!

 復活祭(Pasqua)だった昨日の朝は、アッシジ郊外にあるサンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ教会のミサに出かけました。

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Basilica di Santa Maria degli Angeli, Assisi  5/4/2015

 昨年までより1時間半早いミサに出かけたので、ミサの前に、死から復活したイエス・キリストの像と共に広場を歩いて教会に入る行進の行事があり、駐車場から教会へと向かう途中に、行進のために控えている様子を見ることができました。

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 教会前では、修道士や大勢の人々が、キリストの像の行進を待っています。例年、復活祭やクリスマスのミサではミサに参列する人の数が倍増し、座れる場所を見つけるのが難しいほどなので、わたしたちは行進は待たずに、そのまま教会に入りました。やがてキリストの像と行進の一行が教会に入場し、合唱団が、主イエス復活を祝う賛美歌を歌い始めたのですが、わたしはその曲を聞いてびっくりしました。

 この曲は昔からとても聞き慣れている曲のはずだけれど、まさかこの曲を、イタリアのカトリック教会でこういう歌詞で歌われるのを聞くなんて、思ってもみなかった。日本の高校で教えていた頃、行事か何かのたびに、吹奏楽部の生徒たちが演奏していた曲のはずだ。運動会の行進? それとも、卒業式の入場行進。いや、違う。国旗や校旗を掲揚するときの音楽かしら。

 日本にお住まいの皆さんならすぐに思いつくはずの、この曲が使われる場面を、高校現場から、そして日本での生活からもう13年も遠ざかっているがために思いつけず、実は今朝になっても、思い出そう思い出そうと、夫の車でドライブをしながら、車の中でずっと考えていました。そうしてようやく思い出しました。では、いったいその賛美歌はどういう曲だったのか。興味のある方はお聞きください。


 "Cristo è risorto, alleluia"「キリストが復活した。ハレルヤ」という言葉で始まるこの賛美歌。そうです。日本では表彰式に際して演奏されるあの音楽です。

 ウィキペディアによると、この曲は元来ヘンデルが1746年に、オラトリオ、『ユダス・マカベウス』中の行進曲、「見よ勇者は帰る」(See the conquering hero comes)として作曲したものだということです。1884年に歌詞がつけられてフランス語の賛美歌となり、1925年には英語に翻訳され、現在ではドイツを初め世界中で歌われているそうです。さらに、欧米諸国では結婚式や葬式、クリスマスで歌われると、ウィキペディアにはあるのですが、イタリア語では「キリストが復活した」という歌詞であるためでしょう、昨日は復活祭のミサに際して、この賛美歌を歌っていました。

 これもやはりウィキペディアの情報ですが、日本で表彰式に際してこの曲を使うようになったのは、この曲が「かつては近代オリンピックの表彰式に流されていた」からだそうです。

 こうして調べてみて、同じ曲が、時を超え、国境を越えて、さまざまな機会に演奏され親しまれていること、そうして、日本とイタリアでは、曲の使い方と利用する機会がまったく異なることがおもしろいなとつくづく思いました。

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Ieri una grande sorpresa in chiesa - il canto, "Cristo è risorto, alleluia".

Questa melodia è usata in Giappone nelle cerimonie di premiazione!!
- Appena iniziata la canzone, ho saputo che è una melodia molto familiare suonata in Giappone in occasioni solenni, ma non ricordavo per quali occasioni. "I ragazzi della banda suonavano spesso questo brano, non di rado lo ascoltavo anche alla televisione, ma..." Ho impiegato ben 24 ore per ricordare che in Giappone durante le cerimonie di premiazione suonano quasi sempre questo brano. Secondo la Wikipedia in giapponese il brano è adottato in questa maniera in Giappone, perché nelle Olimpiadi moderni suonavano questo brano dell'oratorio, "Judas Maccabaeus" di Handel durante la cerimonia di premiazione. Tale uso sarà rimasto forse solo in Giappone dove la popolazione non riconosce la melodia come quella dell'inno.
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参照リンク
- ウィキペディア日本語版 – よろこべやたたえよや
- ウィキペディア日本語版 – ユダス・マカベウス
- 世界の民謡・童謡 – 見よ、勇者は帰る ヘンデル作曲 オラトリオ 「ユダス・マカベウス」より

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by milletti_naoko | 2015-04-06 23:08 | Feste & eventi | Comments(2)

食べよ太れよgiovedì grasso

 イタリアのウンブリア州では1月17日から始まった謝肉祭(carnevale)も、今年は来週の火曜日、martedì grassoに終わります。その翌日、灰の水曜日(mercoledì delle ceneri)から四旬節(quaresima)の期間に入り、復活祭(Pasqua)までの40日間は、精進に努め、四旬節中の金曜日には、厳密にカトリックの教えを守る家庭では肉食を絶つようになります。

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 四旬節に入る前の最後の木曜日(giovedì)火曜日(martedì)、つまり謝肉祭最後の木曜日と火曜日は、イタリア語では、それぞれgiovedì grassomartedì grassoと呼ばれます。grassoは形容詞で、「(人や動物が)太った、(食べ物が)脂肪分の多い」という意味があります。今日はちょうどそのgiovedì grassoで、お義母さんが、「この日は脂っこいこってりした(grasso)ものを食べる慣習があるから」と、キノコたっぷりのトマトソースがかかったポレンタをたっぷり作り、どんとサルシッチャを一本添えて、わたしたちにも分けてくれました。この謝肉祭最後の木曜と火曜、とりわけ火曜日は、各地で謝肉祭の催しが、特に盛大に行われるところが多いのだそうです。

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 わたしが揚げ物や肉料理を避けるのを知っていて、そうでもしないと、「伝統で今日食べるべき脂っこいものを、息子が食べ損ねるのではないか」と、お義母さんは心配していたのかもしれません。義弟が野山で採ってきたキノコを使ったソースもポレンタもとてもおいしかったです。謝肉祭のお菓子は揚げ物が多く、お義母さんが作って分けてくれたり、夫が店で買ってきたりと、そういうものを食べることもあれば、自分たちで焼いたケーキにもついつい手が伸びるので、体重が増えて太り(grasso)つつあるので、来週から始まる四旬節をいい機会に、甘いものを控えなければと考えています。

 写真は食べるのが大好きな我が家の子猫たちの中でも、一番太っちょで(grasso)、ふさふさとした毛のかわいい子猫です。

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 2月の初めに酷寒の中、花を咲かせているのを見て驚いたあのカーネーションの花が、氷点下4度近い日が3日ほど続いた今も、こうしてきれいに花を咲かせてくれています。寒くとも、風が冷たくとも、だれも見ていなくても、自分のきれいな花を開き、そうして咲かせ続ける。花の強さと潔さに倣いたいと思う今日この頃です。

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Giovedì grasso si mangiano i piatti grassi.

Raccontando così la tradizione culinaria
ieri mia suocera ci ha dato la polenta al sugo di funghi con salsiccia.
Molto buona, poi i funghi sono quelli raccolti da mio cognato.
Grassetta la gattina, lo sono già anch'io in questi giorni.
La dieta sarà più agevolata durante la quaresima.
Bello ancora il fiore di garofano dopo qualche giorno di gelo.
Forse nessuno lo vede, fa freddo, ma non gli importa
semplicemente fiorisce, apre e mantiene il suo fiore.
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 中世の謝肉祭、トーディ / Carnevale Medievale a Todi
- 謝肉祭のお菓子、ウンブリア / Dolci di Carnevale in Umbria
- 誘惑が多い睦月のウンブリア
- 灰の水曜日と四旬節中の肉断ち
- 灰の水曜日
- 真冬のカーネーション

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by milletti_naoko | 2015-02-12 23:59 | Feste & eventi | Comments(6)

繰り返してはならぬ悲劇

 アウシュヴィッツの強制収容所にとらわれたユダヤの人々が、旧ソビエト軍によって解放され、ようやく自由の身となったのは、今から70年前、1945年1月27日のことです。この1月27日を、イタリアではGiorno della Memoria(直訳は「記憶の日、追憶の日」)と呼び、こうした恐ろしい悲劇が二度と繰り返されぬようにと、この日の前後には、さまざまな催しが行われ、今夜はテレビでも、関連の映画や歴史特集の放映が予定されています。

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Dal film, “La Vita è Bella”

 ショアを扱ったイタリア映画は数ありますが、多くの人々の幸せと命を奪い、残酷な死に追いやる恐ろしさを描きながら、なおかつ子供の笑顔を守ろうと必死な父親の、その愛や生き方が心を打ち、希望とユーモアが散りばめられた『ライフ・イズ・ビューティフル』(原題は『La Vita è Bella』)が、わたしはとりわけ好きです。


 ただ現実には、今でも、世界各地でこうした虐殺や戦争が相次ぎません。イタリアには、ナチスやファシズムに追われるユダヤの人々の命を救った人をたたえ、ショアを糾弾する一方で、移民排斥を訴え、差別に満ちた発言をする政治家や市民もいますし、パリの新聞社襲撃事件以来、残念ながら、イスラム教の人々に対する差別的言動が、イタリアでも増加しています。ヒトラーもムッソリーニも、民主主義国家の中で、最初は国民の支持を得て、のちに独裁者となったのです。日本でも、原発が多くの人のかけがえのない命を奪う可能性があることを知りつつ、そうして、基地建設には反対という沖縄の人々の思いを知りつつ、行政が、そうした地元住民の意思や生活を、ないがしろにしています。「自爆テロ」のことを、イタリア語ではkamikazeと言うのです。一触即発の様相を呈してきた世界で、過去の過ちを二度と繰り返さぬためにも、この日は、世界中で、ショアと共に、宗教や人種、肌の色など、あらゆる差別や迫害について、そうして、自国がどれだけ民意を尊重しているかどうかについて、考える必要があると感じています。

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Mondo senza pregiudizi, persecuzioni, guerre
E’ una base fondamentale per non ripetere gli errori dell’umanità.
Mussolini e Hitler, prima di diventare dittatori, una volta
Ottennero il consenso dei popoli dei Paesi democratici.
Ricordiamo la tragedia sofferta dal popolo ebraico,
Impediamo la nascita, crescita di discriminazioni di qualsiasi tipo,
Affinché tutti possano vivere in pace.
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 21世紀の独裁者 / Dittatore del XXI secolo
- 人生にほほえめば / la Vita è Bella – Noa, “Beautiful That Way”
↑↑ 『ライフ・イズ・ビューティフル』の名曲に美しい歌詞をあてて、ノアが歌います。歌は英語、YouTube映像の字幕はイタリア語で、記事ではわたしが前半部を日本語に訳しています。
- 生きるに値しない命
↑↑ ナチスの虐殺の対象は、ユダヤ人だけではありませんでした。
- amazo.co.jp - 映画、『ライフ・イズ・ビューティフル 』[DVD]
- おすすめのイタリア映画

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by milletti_naoko | 2015-01-27 13:42 | Altro | Comments(6)

誘惑が多い睦月のウンブリア

 からっと揚がったさくさくのフラッペ(frappe)を初め、謝肉祭(carnevale)には、さまざまな揚げ菓子に、さらに粉砂糖やハチミツをふりかけたものが、

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Dolci di Carnevale, Foligno 24/1/2015

パン屋やお菓子屋、そうして、家庭の食卓に並びます。ウンブリア州では、謝肉祭は、毎年1月17日に始まります。

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Festa del Piatto di Sant’Antonio, Assisi 18/1/2015

 1月17日と言えば、あの動物守護聖人、聖アントーニオの記念日です。古代から牧畜が盛んな地域なので、大切な動物を守ってくれる聖人を祝う日を、謝肉祭の初日とするのでしょう。イタリアには、この日に謝肉祭が始まる地域が、ほかにもいくつもあるようです。

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Festa di San Feliciano, Foligno 24/1/2015

 今日訪ねたフォリンニョの町で、夫が昼頃、ピザという言葉に引き寄せられて入った店には、ピザの代わりに、謝肉祭の揚げ菓子がずらりと並び、夫は迷わず、冒頭の写真の右手前にある揚げ菓子を購入したのでありました。中にはクリームも入っています。うちでもすでに、数日前、お義母さん手作りの揚げ菓子をいただいて、食べています。というわけで、最近は花粉症の症状も出始め、昨日もあのような記事を書いたばかりなのに、花粉症や健康の大敵、牛乳・乳製品・白砂糖が入ったしかも揚げ物を、今日もしっかり食べてしまいました。まあ、カトリック教のカレンダーから言うと、今、謝肉祭の間は、甘いものやこってりしたものをたっぷり食べて楽しんで、復活祭前の40日間、四旬節の間に、節制・精進をしなさいということではあります。

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Cattedrale di San Feliciano, Foligno 24/1/2015

 フォリンニョへは、写真展を見に行ったのですが、1月24日はフォリンニョの町の守護聖人、聖フェリチャーノの記念日ということで、今朝は大聖堂で、厳粛にミサが行われたようです。先を歩いていた夫が扉を開けて中に入ろうとしたとき、ちょうどお偉いさんや、中世の衣装を身にまとった人々が大聖堂から出てくるところで、夫は結局、一行の列がとだえるまで、扉を押さえる役を務めることになったそうです。ミサは終わっていまっていましたが、

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 おかげで、中世の出で立ちで歩く一行を、見ることができました。フォリンニョの町は、主に通訳の仕事で何度も訪ねていますが、平日だったので、大聖堂に入れたのは今日が初めてです。こんなに美しい教会とは思いもしませんでした。聖壇の右手に、聖フェリチャーノの像があり、信仰深い町の人が、聖人にあいさつをしようと並んでいました。(記事の送信時刻は、イタリア時間では1月24日です。)

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Tentazioni! Gennaio in Umbria Foligno 24/1/2015, Assisi 18/1/2015

- Dolci Fritti buoni a casa e nei negozi, perché in Umbria
il Carnevale è già iniziato il 17 gennaio, nel giorno di Sant'Antonio Abate.
- Festa di San Feliciano, Patrono di Foligno,
Signori in costumi Medievali, bellissima la Cattedrale.
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関連記事へのリンク
- 馬・犬が祝福受けに大行進、聖アントーニオの皿@アッシジ (2015/1/18)
- お祭り騒ぎから精進の日々へ ~謝肉祭、バレンタインデーと四旬節 (2010/2/18)
- 謝肉祭のいたずら(イタリア語のわらべうたを読む)、中世の謝肉祭 (2012/2/21)
- 謝肉祭から四旬節へ (2014/3/5)
↑↑ 義母の手作りの揚げ菓子、strufoloの写真があります。
- 牛乳と異常な成長、美しい修道院 (2015/1/13)

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by milletti_naoko | 2015-01-25 00:00 | Umbria | Comments(11)

馬・犬が祝福受けに大行進、聖アントーニオの皿@アッシジ

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 白牛に引かれ、花に飾られた色鮮やかな荷車に立つ聖アントーニオの像に続いて、

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 アッシジ郊外にあるサンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ教会(Basilica di Santa Maria degli Angeli)での厳粛なミサを終えた長(priore)たち36人が、

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そして、馬(cavallo)たちが、行進して行きます。

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 先頭を進むのは、修道士たちです。

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 昨日、1月17日は、3世紀のエジプトに生まれ、キリスト教の修道生活の創始者とされる聖人、聖アントーニオ(Sant’Antonio abate)を記念する日でした。「修道院長」を意味するabateという言葉と共に呼ぶのは、同名で、12、3世紀に生きたポルトガル出身の聖人、パドヴァの聖アントーニオと混同しないためです。エジプトの聖アントーニオは、動物の守護聖人とされているため、1月17日には、世界各地で、ペットや家畜など、動物の祝日が行われます。

 今日、1月18日日曜日、サンタ・マリーア・デッリ・アンジェリでは、聖アントーニオの皿(Piatto di Sant’Antonio)の祭りが行われ、多くの市民や動物が、教会や教会前の広場に集いました。

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 サンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ地区では、かつてフィレンツェとローマの間を行き来する郵便馬車が往来し、馬が交代していたそうです。1860年後に疫病が蔓延し、馬たちが病に倒れたとき、心配した馬主たちは、聖アントーニオの記念日が近かったためもあり、ポルツィウンコラの修道士たちに、聖アントーニオを敬って、3日間祈りを捧げ、儀式を行うように頼みました。疫病が収まったため、その年の聖人の記念日は、感謝を込めて、盛大かつ厳粛に祝い、町の通りでの行進が行われました。、貧しい人々に昼食が施され、その食事がPiatto di Sant’Antonio(訳すと、「聖アントーニオの皿、食事」)と呼ばれたそうです。

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 現在、サンタ・マリーア・デッリ・アンジェリでは、聖アントーニオの記念日後、最初の日曜日に、教会のミサで、長の交代儀式が行われます。長は任期が3年で、食事や祭りを準備する役を担います。祭りに参加する36人中、12人は新たに就任する長、12人は新たな長に役目を譲って役を降りる長、12人は今年もまだ続投をする長であり、ミサでは、去りゆく長から新しい長への、役の引き継ぎと皿の受け渡しが行われました。

 今では、貧しい人々に無料で提供される食事に加え、地区の多くのレストランでも、昼食や夕食で、このPiattoを味わうことができるそうです。今朝、ミサに向かう途中に立ち寄り、朝食を済ませたバールでも、今日はレストランでそういう特別な食事ができることを教えてもらったのですが、「食べるには予約が必要です。」とのことでした。

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 馬に続いて行進するのは、犬(cane)たちです。

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 教会の近くを歩いていたら、祝福を受けさせようと飼い主が連れてきた動物たちにたくさん出会いました。この写真の右端に写っているのは、犬ではなくて、オオカミだと夫と義弟が言います。写真の左奥に見えるのは、

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ロバ(asino、 somaro)たちです。

 この後も行列は、さらに道路へ出て行進を続けていたのですが、いつまで行進が続くか分からず、昼食に来客があったため、わたしたちは祝福は見届けずに、帰途につきました。お義母さんが来年は自分も行きたいとのことですので、来年は、行進に参加し、動物の祝福も見届けたあとで、サンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ地区伝統のPiattoを食べることができるかもしれません。

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Festa del Piatto di Sant'Antonio - Santa Maria degli Angeli, Assisi 18/1/2015

- Messa, Processione dei Frati, Vacche, Cavalli, Priori, Cani... pure Asini e un Lupo!
- Dal sito della Città di Assisi:
A Santa Maria degli Angeli, via di transito dei postiglioni postali tra Firenze e Roma, vi era la stazione per il cambio dei cavalli. Dopo il 1860 scoppiò una grave epidemia, che colpì in modo particolare i cavalli di dette scuderie. I padroni preoccupati, si rivolsero fiduciosi a Sant’Antonio Abate, protettore delle bestie, pregando i religiosi della Porziuncola di fare un triduo in onore del Santo, di cui in quei giorni ricorreva la festa. Ottenuta la grazia con la fine del morbo e scongiurato il pericolo della morte dei cavalli, in ringraziamento al Santo fu celebrata con grande solennità quell’anno la sua festa, fu fatta la processione per le vie del paese e fu distribuito un pranzo ai poveri, che prese la denominazione di “Piatto di Sant’Antonio”.
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LINK
- アッシジを歩く1 ~ポルツィウンコラ / Passeggiata ad Assisi1 – Porziuncola
- Città di Assisi – Feste e Tradizioni – Piatto di Sant’Antonio
- Associazione Priori del Piatto di S. Antonio Abate – Storia e Culto
- Città di Assisi – Piatto di Sant’Antonio 2015
- ウィキペディア日本語版 - 大アントニオス
- it.wikipedia – Antonio abate

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-01-18 22:42 | Feste & eventi | Comments(4)

1月6日はべファーナと主顕節

 1月6日は、イタリアでは国民の祝日です。主顕節(Epifania)と呼ばれるカトリック教の祝祭日で、幼子イエスの生誕を知った東方の三博士(i tre Magi)が、砂漠を渡って旅をして、イエスを訪ね、貢ぎ物を捧げたのがこの日だとされているからです。

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Presepe @ Eremo di Montecasale, Sansepolcro 4/1/2015

 そのため、イタリアでは各家庭や教会でのクリスマスの飾りつけ、クリスマスツリーやプレゼーペ、そうして、町などのクリスマスを祝うイルミネーションも、クリスマス当日を過ぎた今も、1月6日までは飾られています。姪たちの学校のクリスマス休暇も、1月6日までです。

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Presepe @ Basilica degli Santa Maria degli Angeli, Assisi

 イタリアでは、クリスマスに、イエス・キリストのイエス・キリストの生誕場面を再現した模型を飾る習慣があり、この模型をプレゼーペ(presepe)あるいはプレゼーピオ(presepio)と呼びます。クリスマスにキリスト生誕の場面を再現しようと初めて思いついたのは聖フランチェスコで、最初のプレゼーペは、1223年のクリスマスにグレッチョで飾られました。

 今年は、そのグレッチョの世界初のプレゼーペをミニチュアで再現したプレゼーペが、世界のプレゼーペ展で展示されていて、興味深かったです。左手前には、聖フランチェスコたち、修道士の姿もあります。

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 1月6日は、子供たちにとっては、他に大きい楽しみのある日です。前夜のうちに、べファーナ(Befana)おばあさんがホウキに乗ってやって来て、いい子にしていた子供には、くつした(calze)の中にお菓子を、悪い子にしていれば、木炭(carbone)を入れていくとされているからです。

 では、どうして1月6日、主顕節のこの日に、べファーナおばあさんは、子供たちにお菓子を贈ることになったのでしょうか。

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 その理由として最も有力な説をもとに、数年前に友人たちと劇を上演した際、夫が書いた物語があります。興味があれば、ぜひお読みください。

"La Vera Storia della Befana" (イタリア語の原文です)
『べファーナ物語』 前編『べファーナ物語』 後編 (日本語訳です) 
 
 べファーナについては、夜中にホウキでやって来る様子を歌った、楽しい童謡もあります。  

 
 この歌も、2年前のメルマガでイタリア語の学習教材として取り上げています。全歌詞の日本語訳もありますので、興味のある方はご覧ください。

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Arriva il 6 gennaio! Epifania & Befana!

- Presepe @ Eremo di Montecasale, Sansepolcro
- Presepe che riproduce in miniatura il primo presepe
realizzato nel mondo da San Francesco a Greccio
@ Basilica di Santa Maria degli Angeli, Assisi
- Link per "La Vera Storia della Befana" che racconta
perché la Befana regala i dolcetti ai bambini
- Canzone, "La Befana Trullallà" di Gianni Morandi
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関連記事へのリンク
- メルマガ第91号 「初プレゼーペと聖フランチェスコ ~ イタリア語の伝記を読む」 (23/12/2013)
- メルマガ第72号 「イタリア語の歌、『ベファーナが来る』」 (3/1/2012)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-01-05 23:59 | Feste & eventi | Comments(6)

クリスマス2014

 昨夜は、クリスマスの贈り物を包装紙に包み、リボンをかけたあと、ブログの記事を書き、いただいたコメントに返事をしたり、コメントをくださった方のブログを訪問したりしていたら、すっかり遅くなってしまいました。その頃には、夫もとうに床についていたので、こそこそせずに、夫への贈り物も包装することができました。

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Il nostro presepe 25/12/2014

 それから、背景の白い壁がさびしいと感じていたプレゼーペの後方を、こんなふうに青い紙と星で飾り、机のわきに、以前に買って気に入っていた天使の飾りをリボンで結びつけてみました。空や星に使っている紙やリボンは、すべてかつて贈り物の包み紙に使われていたものを再利用したものです。

 来年は未年です。昨日の授業では、十二支や、十二支の動物が、かつての日本では、方向や時刻を表すのに使われていたことを説明し、日本には年賀状を交わす慣習があり、年賀状の絵や幸運を呼ぶ置き物に、干支の動物が使われるのだという話もしたら、生徒さんが、「じゃあ、1月に旅行で日本に行くから、ぜひ未の置き物を買わなくては。」と言います。そのとき、わたしは冗談で、「あら、羊なら、もうプレゼーペの中にたくさんあるでしょう。」と言いました。我が家のプレゼーペは、人形が大きいためもあって、羊が一匹しかいませんが、

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Presepe di Pasta Santa Maria degli Angeli, Assisi

 聖書では、羊の群れの番をしていた羊飼いたちが、生まれたばかりの幼子イエスを訪ねていくため、プレゼーペには、羊飼いや羊がたくさんいることが多いからです。ちなみに、この写真は、今朝ミサのあと、教会から駐車場に向かう途中で見つけた、パスタでできたプレゼーペです。

 そう、というわけで、プレゼーペを飾るイタリアの家庭では、未年である来年の前から、毎年のように、すでに羊の置き物が出されていることが多いのです。生徒さんと違って、わざわざ年末年始の日本に、干支の置き物を買いに行けるわけではないので、そういう意味で、新年に先立って、干支の未が家に飾られているのを、何だか妙にうれしく感じます。それを言うなら、幼子イエスの後ろには牛も控えているので、丑年のときにも干支の動物が早くから飾られていたのですが、今年の羊がことにうれしいのは、わたし自身が未年だからでしょう。

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 クリスマスツリーは、本当のモミの木で、我が家でクリスマスツリーとして活躍してくれるのは、今年が2年目です。

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 クリスマスの今日は、朝はアッシジ郊外にある、サンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ教会のミサに出かけ、

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大家族でにぎやかに昼食を楽しみ、

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 それから、ようやく姪たちが待ちに待っていた贈り物の交換の時間になりました。もう中学生になる姪たちが、サンタクロースはいないのだと知ったのは、2、3年前のことではないかと思います。食器を片づけたあとは、皆でカードゲームで、遅くまでいっしょに遊びました。

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Grande Albero di Natale di luci, Todi 12/12/2014

 そう言えば、今月半ばに用事があって、義弟夫婦と姪たちの住むトーディを訪ねたとき、義弟がわたしたちに美しい夜景を見せようと、中世の町を照らし出すこちらの光のツリーや、

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Tempio di Santa Maria della Consolazione, Todi

 夜明かりに美しいこちらの教会まで、連れて行ってくれました。そのあと、義弟宅で、近くの店で買ったピザを皆で食べたのですが、姪たちも歓待してくれて、うれしかったです。

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Natale 2014

-Il nostro presepe & presepe di pasta @ Santa Maria degli Angeli
-Tutti a tavola!
-Todi: Grande Albero di Natale di luci & Tempio della Consolazione
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-12-25 23:17 | Feste & eventi | Comments(10)

ペルージャからメリークリスマス

 先ほどようやく、義家族の皆への贈り物の包装を終えました。間際になってからアマゾンイタリアを通じて注文していた夫への贈り物が、二便に分かれて、昨日・今日届くはずでした。
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Centro Storico di Perugia 20/12/2014

 うちの周囲への配達は、ふだんは午後1時前後なのに、今日は午後3時になっても届かないので心配していたら、午後3時過ぎに、両方の荷物がきちんと届いたので、ほっとしました。夫が帰宅してから届いてしまったため、夫は贈り物ではないかと勘づいているようですが、やっぱり贈り物の包装は、夫が寝てから、こっそりするつもりでいます。

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Presepe dell’Oratorio di S. Bernardino, Perugia 23/12/2014

 イタリアの家庭や教会、町では、幼子イエスの生誕場面を再現するプレゼーペ(presepe、presepio「プレゼーピオ」とも)を飾って、クリスマスを祝います。写真は、ペルージャの聖ベルナルディーノ礼拝堂のプレゼーペです。我が家でも、もうプレゼーペを飾ってあるのですが、背景の白い壁が少し寂しいので、これから紺色や金色の紙を使って、星空や彗星を作ろうと考えています。

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 この礼拝堂の中に入れたのは、約11年前に、外国人大学の美術の授業で訪ねて以来のことです。日本に住むブログのお友達で、今、フィレンツェを拠点としてイタリアを旅行中のかずさんが、はるばるペルージャまで来てくださったので、いっしょにペルージャの町を歩いたのですが、おかげで、久しぶりに内部をじっくり見ることができた美しい建築物がいろいろとありました。お会いできてうれしくて、楽しかった上に、本当にお世話になりました。詳しいことは、また後日書くつもりですが、このときの散歩については、かずさんがすでに記事にしてくださっていますので、興味のある方は、ご覧ください。
- イタリアより ~ ペルージャにて

 よそから来られる旅行者の方が、現地で近くに住むものよりも、観光情報などに詳しいことはよくあるもので、すでに数年前に、アッシジをご自分ひとりで、ていねいに情報を調べ上げて、あちこち訪ねられているかずさんからは、アッシジの隣町に暮らすわたしが、知らないことや便利な情報もいろいろと教えていただきました。今回は、そのかずさんの手がきの地図や旅行情報を拝見して、これだけ調べ上げていらっしゃるので、個人旅行でも、いろんな見どころをしっかり押さえて、旅行を楽しまれているのだなと、改めて思いました。


 今日は、日本語の授業で、『きよしこのよる』の歌詞を勉強したあと、生徒さんといっしょに歌いました。個人授業で、わたしより年上の男性なので、「歌を歌うなんて」と嫌がられることも少し心配しつつ、それでもせっかくクリスマスの前日に授業があるのだからと、歌を紹介しました。「自分が日本語で歌を歌えるとは思いもしなかった。うれしい。」と、授業が終わってあいさつをしたあとも、「練習して子供に聞かせるんだ」と、自発的に歌詞を見ながら歌い出したので、わたしもいっしょに歌いました。ここまで喜んでもらえるとは思いもかけず、わたしもとてもうれしかったです。


 クリスマスおめでとうございます。皆さんが思い出に残る、すてきな聖夜、そうして、クリスマスの1日を過ごすことができますように。

 解散してしまった、夫も属していた合唱団、Corale Tetiumが歌うクリスマス聖歌、『Tu scendi dalle stelle』を、よろしかったらぜひ聴いてみてください。歌詞と日本語訳はこちらの記事で紹介し、メルマガのこちらの号で、この歌を、イタリア語の学習教材として取り上げ、語句などを解説しています。

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BUON NATALE A TUTTI VOI!

- Foto: Natale a Perugia, illuminazioni & Presepe 2014
- Ieri grazie a un'amica venuta a trovarmi dal Giappone,
ho potuto visitare l'Oratorio di S. Bernardino dopo tanto tempo.
- Filmati delle Canzoni natalizie,
"Kiyoshi konoyoru" ("Astro del Ciel" in giapponese)
con le immagini dei presepi d'Italia e del mondo
& "Tu scendi dalle stelle" cantata da Corale Tetium @ Corciano
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-12-24 23:49 | Feste & eventi | Comments(8)

プレゼーペ準備中

 昨夜は姪たちといっしょに、日曜日お決まりの大家族での昼食のあと、義父母宅のクリスマスツリーとプレゼーペを準備しました。

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 例年と違って、今年は暖炉の中に、幼子イエスの生誕の場面を再現するプレゼーペ(presepe)を飾ることにしました。一昨年だったか、左官屋に煙突工事を頼んだら、煙の通りがよくなるどころか、煙の外への出口がふさがれてしまい、暖炉に火をくべると、屋内に煙が充満するようになってしまったので、昨年の冬二度試みたあとは、暖炉を使わないでいるからです。

 実は、この左官屋が、ミジャーナの山の家の改築作業を担当したのです。ミジャーナでは、暖炉やストーブを設置していないのですが、ミジャーナでは、火をたいたら、煙がちゃんと外に吐き出されてくれますように。

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 去年までは、木の家具の上に飾っていたので、夜空を彗星や天使で飾るには、画びょうで留めればよかったのですが、暖炉の周囲はレンガなので、小さい釘を軽く打ち込んだり、セロハンテープを使ったりしました。

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 地上には、聖家族や羊飼い、羊のほか、うちにあるさまざまな人形を並べていきます。苔のじゅうたんは、もう何年も使い続けているものです。道を示すためにおがくずを使おうと、夫が外に取りに行きました。

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 こうして今年も、義父母宅のクリスマスツリーとプレゼーペを飾りました。姪たちも満足そうです。我が家は、ツリーは飾ったのですが、プレゼーペはこれからです。世の人々のため、寒さと貧しさの中に生まれてきた幼子イエスの生誕の場面を再現するプレゼーペを初めて考えたのは、聖フランチェスコです。聖人が本当の人や動物を使って、初めてプレゼーペを実現した村、グレッチョでは、毎年そのときの様子を劇で上演しているのだと、昨夜のニュースでも報道がありました。

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 皆が夢中で、クリスマスに向けて準備をする様子を、窓の外から子猫たちが、興味深そうに眺めていました。

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Presepe di casa 2014

Questo anno l'abbiamo costruito nel camino
che dopo il lavoro dei muratori ha cominciato a mandare il fumo
non fuori verso il cielo ma dentro casa.
Fuori della finestra i gattini ci osservavano incuriositi.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-12-22 12:18 | Feste & eventi | Comments(13)

死者の市、ペルージャ2014

 中世からの長い歴史を持つペルージャ死者の市は、以前は中心街のすぐ近く、町の城壁の外に、露店が並んでいたそうです。近年はその主な会場は、中心街を出発するミニメトロの終着駅のあるピアン・ディ・マッシアーノの巨大駐車場となっていますが、中心街の通りにも、興味深い店がいろいろと並んでいます。

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Fiera dei Morti, Centro Storico di Perugia 3/11/2014

 昨夕は、夫と二人で、この中心街の死者の市を訪ねました。手前の店には、デルータ(Deruta)のさまざまな陶器が並んでいます。クリスマス飾りや、幼子イエス誕生の場面を再現したプレゼーペまで、陶器でできています。デルータは、ペルージャの南方にある伝統ある陶芸の町で、陶芸を学べる学校もあります。数年前、中心街を訪ねると、陶器を売る店が立ち並び、教会の祭壇や公園のベンチまで、陶器でできていました。

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 クリスマスの贈り物にいいものがあればと思って、店を回るのですが、かわいくて、自分がほしくなるようなものも、いくつもありました。すてきだけれど、ふだん家で使うには高すぎるかなとあきらめたり、意外と値段が安いと思って、よく見ると中国製で買うのを見合わせたりしました。

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 アメリカやフランス、ドイツにあるペルージャの姉妹都市の出店もあります。このパン屋さんは、人がたくさん並んでいて、パンもいろんな具を使っていて、とてもおいしそうでした。パンが見えるように、人がいない瞬間をねらって、撮影しています。

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 フランスの姉妹都市は、南仏のエクス・アン・プロヴァンス(Aix en Provence)です。写真の店に限らず、マルセイユ石けんやラベンダーを使った製品、南仏独特のかわいらしい小物などを売る店が、いくつかありました。お店の人が手にしている写真には、こうした石けんなどを工房で作る様子が映っています。ここで、ラベンダー風味の有機のボディシャンプーを買ったら、サイコロ状の小さなマルセイユ石けんを、二つおまけしてくれました。相手の言うことは分かるのですが、わたしの言いたいことを伝えるのに苦労して、フランス語の勉強を真剣に再開しなければと、感じました。

 エクス・アン・プロヴァンスからはお菓子を売る店も出ていて、8ユーロ分、買いました。量り売りは、量りに載せてみると重くて、思ったよりずっと出費が多くなりがちなので、気をつけなければいけません。見慣れないお菓子を見かけで買うと、残念ながら当たりはずれがあります。今回は、はずれの方が多くて、残念でした。

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 イタリア各地からも、いろんな特産品を売る店が並んでいます。プーリアから来ているこの店では、オイル漬けのアンチョビを一瓶買うつもりだったのですが、味見した玉ネギ風味のタラッリ(taralli)がおいしかったので、タラッリも購入しました。少しでいいと言うのに、店の人が大胆に取るので、タラッリだけで9ユーロしました。

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 シチリア名物のお菓子やアランチーニが、見た目もおいしそうに並ぶ店もあって、わたしはアランチーニ、夫はお菓子を一つずつ買って、少しずつ分けて食べました。アランチーニが3ユーロ、お菓子が3.5ユーロと値段は高いのですが、どちらもとてもおいしかったです。

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 わたしたちが中心街を散歩している間に、日が沈みました。東の空が茜色に染まり、スバージオ山のはるか上空に、白い月が見えます。

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 中心街に近づいた頃には、真っ赤な蔦が西日に照らされて、とてもきれいでした。

LINK
- ペルージャ、死者の市 (2/11/2010)
- Comune di Perugia – Fiera dei Morti. La Storica e tradizionale fiera mercato che si svolge i primi di novembre

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-11-04 23:03 | Viaggi in Umbria | Comments(6)