タグ:イタリアの諸制度・手続き ( 85 ) タグの人気記事

悩んだ末にPostemobile、イタリア スマホ契約

 2002年4月初めまで暮らしていた日本では、高校で教えながら、職場でも携帯電話を持つ人が増えていたのですが、買おうと思うことはなかったように覚えています。英語の勉強仲間である社会人の友人から、勤める会社にポケベルを持つことを余儀なくされ、緊急事態が発生すれば24時間いつ呼び出されるか分からないと聞いて、驚いたのが、日本を発つ数年前だったでしょうか。

f0234936_1818431.jpg
Urbania (PU) 27/8/2011

 わたしが初めての携帯電話を買ったのは、イタリアで最初に暮らしたマルケ州のウルバーニア(Urbania)という小さな町の店でした。確かそのとき同伴してくれた友人がVodafoneを利用していたという理由で、事情をよく知らなかったこともあり、あまり悩んだり考えたりせずに、すぐに店に行って、同じ店で携帯電話を購入し、通話プランも契約したように覚えています。

f0234936_18334972.jpg
Centro storico di Perugia (PG) 12/4/2014

 2002年9月の下旬から暮らし始めたペルージャで、2003年に知り合って、翌年の春頃からつきあい始めた夫も、たまたま同じVodafoneを長く使っていました。2008年の晩秋の頃、きっとその頃までに、携帯電話の利用者が増えて、料金が下がってきていたからでしょう、ある日イタリア郵便局で、他の電話会社で使っていた番号を引き継いで、ずっと安い料金で契約できることを知って、夫ともども郵便局が提供する携帯電話サービス、Postemobileを利用することにしました。イタリア語では、scatto alla rispostaと言われる、相手が受話器を取ったということのためだけに、時間に比例する通話料金に加えて徴収される変な料金を取るプランが、それまで見聞きしたイタリアの携帯電話の通話プランには多く、今も存在するかのですが、Postemobileに乗り換える人用特別プランには、そういう妙な加算料金はありませんでした。さらにそのプランでは、通話料金が、どの電話会社の番号にかけても一分間の通話は一律11セントで、それまで確か1分あたり26セント払っていたわたしにとっても、携帯電話が出始めた頃から契約していたため、昼間はなんと1分の通話に38セントも払っていた夫にとっても、ずっとお得でした。長い間わたしたちが、電話料金はこういうものかと思い込んでいた間は、いっさい値下げをしなかったVodafoneが、郵便局で契約会社変更の手続きをしたとたんに、「この先2年間は1分8セントの通話料金でいいですから。」と、電話をかけてきたりもしたのですが、2年後はではどうかということもあり、以後はそのままわたしも夫も、Vodafoneにはさよならして、 Postemobileを愛用しています。ただし、イタリア語学習メルマガを書き始めた頃だけは、まだうちではADSLの契約をしていなかったので、数年間、わたし個人が、インターネットを使って自宅で仕事ができるように、Vodafoneのインターネット利用サービスを使っていました。

f0234936_19553169.jpg
Castello di Fénis, Fénis (AO) 16/8/2016

 昨年の夏は、ヴァルダオスタ旅行に間に合うように、スマートフォンを購入し、各社のサービスを比べて比較検討した末に、料金的にもサービスの面でも、Postemobileがよさそうだと、うちで考え、WIndの店で冷たくあしらわれた後に決めました。最初は、以前の番号を通話のみに利用し、スマホ用にはインターネット利用のみのサービス契約をしようと考えて、新たな契約をしたのですが、のちに、通話・SMSも含んだお得なプランがあったので、その契約をし、今はもっぱらこの通話・SMSを含んだプランのSIMをもっぱら使っています。郵便局の多くのスマホプランでありがたいのは、ricaricabileと言って、契約期間の単位である4週間が過ぎる前に、料金をチャージすれば、そのまま同じサービスを利用できるものの、もしまったく必要としないようであれば、そのままチャージしないで放置しても、口座やクレジットカードから料金を引き落とされることもなく、使わないなら、そのまま長期間使わなければ契約が消滅するけれども、だからと言って料金を取られるわけでもなく、また11か月だったか12か月だかが過ぎてしまう前に、4週間だけでも必要料金をチャージすれば、以前のプランをそのまま利用することができるのです。

 ただし、その番号を使って何もしないのであれば、余分な課金はいっさいありませんが、契約を維持するのに必要な新たな4週のプラン料金を払わずに、通話をしたりインターネットを使ったりすると、どちらの利用に対しても、割高な料金を請求されますので、ご注意ください。

 閑話休題。昨年秋から、わたしがもっぱら利用している料金は、4週間10ユーロで、インターネットは2GBまで利用できる上に、残りのcredito1000は、データ通信や通話、SMSの送信など、自由裁量で使うことが可能です。1 creditoでは、1MBのインターネットにおけるデータ通信、1分間のイタリア国内の普通の電話番号であれば(特にサービス料金を必要としない)あらゆる業者の携帯電話や固定電話との通話、あるいはSMS一つの送信ができます。

 7月30日までに申し込まなければいけないプランでしたが、この夏の初めだったか、4週ごとではなく、12週ごと、24週ごとに、更新料金をまとめ払いして、チャージする契約をすれば料金がお得になるCreami RevolutionというプランがPostemobileから出ていて、7G+1000 creditiが24週ごとに払えば、4週あたり8ユーロでいいとのことで、安いし、旅先やミジャーナでも、例えばカーナビ代わりなどに、好きなだけ使えそうだし安いと、気になってはいました。けれども、自分が好きなときに、チャージしないことで、利用を停止できる、あるいは別の会社や同じ郵便局の別のプランにも乗り換えが可能である4週間ごとのricaricabileの便利さは手放せないと考え、踏みとどまりました。

 その後、おそらく他の電話業者が、客を集めようと安い料金プランをいろいろと提示してきたためでしょう、7月の半ばに、今度は次のような8月31日まで限定の、オンライン申し込みでのみ可能な料金プランを、Postemobileが発表しました。


 インターネットでのデータ通信が5GBまで可能で、credito 500を、電話・データ通信・インターネットに自由に振り分けて使えて、しかも4週間7ユーロではありませんか。しかもこれまでの契約同様、4G通信を、追加料金なしに利用できます。「電話とSMS」に振り当てられるcreditoは半分に減りましたが、メッセージなら、SNSの方が手軽なので、最近はSMSはほとんど使っていませんし、電話も月に500分も話すことは、授業の打ち合わせを頻繁に行わなければいけない時期を除いては、めったにないと思います。同僚の先生方と電話で話し始めると、30分、1時間と長くなってしまうことが少なくないのですが、その場合も、たいていは固定電話への電話はかけ放題のプランを利用している固定電話からかけています。

 つまり、わたしにとっては、今よりもずっとサービスのいいプランが、4週ごとの料金が、現在の10ユーロよりも3ユーロ安い7ユーロで提供されているのです。

 値段とサービスだけの問題であれば、この申し込み期間限定プランにすぐに申し込んだのですが、一つだけ、わたしにとっては重大な、気になる問題がありました。このプランは、新たしい契約者のみ対象であるため、別の業者から乗り換える場合には、元の電話番号をそのまま使うことができるけれども、すでにPostemobileの利用者である場合には、新しい番号を新規契約という形でないと利用できないために、このプランを選んでしまうと、電話番号が変わってしまうということです。スマートフォンで、インターネット利用のみ対象の電話番号と、データ通信・通話・SMSも可能な電話番号を同時に使い分けた時期があるために、すでに友人・知人を、番号の混乱でとまどわせて、迷惑をかけていたようだったからです。でも、4週間3ユーロの差は、1年間では約50ユーロにもなりますし、データ通信で使える量も、このプランの方が多いのです。

 今の番号を保つために、WindやVodafone、Tim、3(tre)などのスマートフォン向けのインターネット・通話プランも見てみました。多くの業者で、Postemobileの番号をそのまま使って契約できるプランを出しています。ただ、一番お得で、かつ好きなときにいつでも利用をやめたり一時停止したりできる点で便利なのは、やはりPostemobileのCreami 5GB Wowだと考えて、今朝ようやくオンラインで注文しました。決める前に、利用者の意見を参考にしようと、いろいろな電話業者のfacebookページを見ると、どのページでも、契約者が本当に困っているのか、それとも他の業者が足を引っ張ろうと悪評価をだれかに書かせているのか、不満を訴えるコメントが目立ちました。Postemobileについても、驚くほどひどい評価をしている人が目立つのですが、わたしも夫も気に入っていて、さして不便がないので、その点では迷いはありませんでした。


 この夏、ヨーロッパ連合内では圏内のローミング料金が撤廃されたために、たとえば確かWIndで気になったプランでは、9月上旬までに申し込めば、一部の国を除く欧州連合の多くの国で、プランで提示された範囲内の通話やSMS送信、データ通信を、イタリア国内と同様にできるとありました。それなのに、Postemobileのプランでは、通話は外国でもイタリア国内でかけられるのと同じだけできるけれども、データ通信は、イタリア国内では5GBの所が、欧州連合の多くの国で利用はできても1.5GBを超えると、超過料金が取られるとのことなので、しばしば外国に行かれる方は、他の業者のサービスを利用された方がいいかもしれません。わたしはヨーロッパの他の国に出かけることはまれですので、そういうときは、できるだけWifiのある宿を利用するなどして対処し、どうしてもさらなるデータ通信が必要であれば、その国で短期間だけ利用できるサービスがないかどうか探してみるつもりでいます。ちなみに、Postemobileの場合、イタリアから欧州連合の他国にかける場合などには、もっと高い別料金が、別枠で請求されてしまうようです。

 ちなみに、オンラインのみで申し込み可能のこのPostemobileのCreami 5GB Wowには、税務番号(codice fiscale)と住民票(residenza)のある住所が必要であるため、この二つがないと申し込みはできません。ちなみに、かつてVodafoneで契約したときには、どちらも持っていなかったのに、店頭で契約することができたように覚えています。オンライン注文であるために、本人についてしっかり身元が確認できる書類が必要だということでしょうか。

 配達業者が新しいプラン用のSIMを配達してくれて、そのときに本人がその場にいて、オンライン申込書に記載した身分証明書のコピーと、15ユーロと引き換えに、SIMを受け取ることになります。明日は肩のリハビリがあり、買い物もしようと考えていたのですが、わたしがいるときに配達の人が来てくれますように。あさっては日本語の授業があるのですが、個人授業がある間に来られてもまた、生徒さんに失礼なので困るのに、業者が来る日時を特定できない、それが困ったところです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ  

by milletti_naoko | 2017-08-21 23:54 | Sistemi & procedure | Trackback | Comments(2)

歯ぎしり・凍結肩とマウスピース、イタリア

 近年、健康な歯やかつて治療した歯が、何かのはずみに欠けたり割れたりするということが、相次ぎました。子供のまったく健康な歯でさえ、間違って歯のかみ合わせの一点に力が集中すると、60kgもの力がかかるので、折れてしまうことはありますが、 相次ぐのは、エナメル質が弱いから、あるいは夜歯ぎしりをすることがあるのであれば、そのためでもあるでしょうと、歯医者から昨年から聞いていました。そもそも歯並びが悪いため、虫歯にもなりやすく、歯ぎしりもしやすいのでしょうが、歯を守るためにも、肩など身体に余分な負担をかけないためにも、マウスピースを作ってはどうですかとは、父娘歯医者の、娘さんの方から、昨年から何度か聞いて、その必要を感じてはいました。ただ、大都市はもとより、ペルージャの他の私立歯科医院に比べても、どちらかと言うと料金が安いこの歯医者でさえ、日本と違って私立医院では国民健康保険が適用されないため、600ユーロかかると聞いて、決断を先延ばしにしていました。

f0234936_75846.jpg
Lago Trasimeno dopo tramonto, Magione (PG) 12/7/2017

 歯ぎしりを何とか治せる方法があるものなら、その方が早いと思ったのです。けれども、そうするうち、また今年に入って、今までに健康な歯を含めて、少なくとも3本の歯が欠けたり、割れたりするという事態が続きました。神経を抜くなど、別の作業などが必要になると料金がはね上がるものの、この歯科医の基本料金は、歯1本の治療につき80ユーロです。ただ、最近は、治療済みの部分といっしょに、薄くなっていた未治療の部分まで欠けてしまうということも何度かあって、こんなことを繰り返すと、治療に料金がかかることはもとより、歯の健康である部分がどんどん少なくなってしまいます。これではいけないと、年齢的なものもあるのでしょうが、歯ぎしりによって欠けたり割れたりするかもしれない歯が、これ以上増える前にと、今回の数度の治療の後に、マウスピースを作ることを、決意しました。

 癒着性関節包炎(別名を凍結肩)を、2年前右肩に、昨年は左肩に患ったため、昨夏の一時期を除いて、ほぼ週に2度、カイロプラクティック院での施術とリハビリに通っています。治るためとは言え、かなりの痛みを伴う施術もあるため、理学療法士も、痛みがひどいことが分かっている施術の前には、「歯を食いしばって」(Stringi i denti)とよく言います。歯並びや歯のかみ合わせが悪く、歯ぎしりをするために、昔から肩こりに苦しみ、凍結肩を患ったのか、それとも、凍結肩で夜も痛みで眠れぬほどつらい時期があり、病や施術時の痛みに、歯を食いしばったり、歯ぎしりをしたりしたために、歯が欠けやすくなったのか。「鶏が先か卵が先か」ならぬ「歯が先か肩が先か」と、思いめぐらしたりもするのですが、マウスピースで、歯への損傷と肩の痛みを軽減することで、この悪循環を断ち切ることができればと考えています。

 おとといできたマウスピースを、その晩つけて寝たら、ひどく痛む歯があったので、虫歯ではないのかと翌日診てもらったら、慣れるまでには時間がかかり、マウスピース自体が、歯に合わせて自然に形が調整されていくので、ひどい痛みがあれば取り外した方がよいけれども、多少不自然に感じるくらいであれば、我慢をして装着するようにと言われました。来週にはまた、うまく歯に合っているかなどを診てくれる上、年に二度はマウスピースを点検してくれて、歯ぎしりの力が強かったり、頻度が多かったりして、摩耗が激しい場合には、業者に送って直してもらえるのですが、600ユーロという料金はそういう料金も含んでいるため、そういう今後のマウスピース関連の診察や作り直しはすべて無料で、一度作れば、基本的には一生使い続けられるのだそうです。

 昨日は早朝目が覚めたときに、一本ひどく痛む歯があり、今朝は朝方の歯の痛みが和らいだものの、まだマウスピースが歯にしっくりせずつらいのですが、一方、今までは朝起きたてには、ひどく痛んだ肩が、2日ともあまり痛まなかったのは、マウスピースのおかげかもしれません。

 肩のリハビリにも月に約200ユーロかかり、6月は、1週間の旅行にも行き、車検もあって、何かとお金が飛んで行ったのですが、幸い6月末に学校からの給料の振り込みがあり、助かりました。眼鏡ももう長いこと作り変えていません。、レンズがかなり傷んでいるので、近いうちに作り直すつもりでいます。

 おとといの夕方は、マウスピースの調整のために出かけた歯医者で、待ち時間が長くなったために、診療が終わるのが遅くなり、友人たちと約束していたトラジメーノ湖畔での夕食に遅れてしまい、申しわけありませんでした。顔写真を公にすることを好まない友人たちなので、食事のときの皆の写真は載せられませんが、日が沈んだあとのレストランからの美しい湖のを撮影した写真を、添えておきます。写真下方の柵が、口の中で歯が並ぶ様子に似ていることでもありますし。

******************************************************************
Cielo & Lago Trasimeno dopo il tramonto, Magione12/7/2017

- A giugno abbiamo incontrato per caso una coppia di amici al nostro ristrante preferito alla riva del Lago. Ora ogni tanto facciamo un appuntamento e ceniamo insieme ammirando il tramonto. Marcoledì il terzo incontro, foto scattata dal ristorante pizzeria Giramondo.
******************************************************************

関連記事へのリンク
- 歯欠けて歯医者へ
- 歯医者でびっくり、日伊の違い

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
  

by milletti_naoko | 2017-07-14 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(6)

非道理が通るイタリア、裁判で撤廃となった滞在許可証発行料が6月9日以降半額ながら復活

 2017年6月9日から、昨年、裁判所の判決によって撤廃となった滞在許可証の発行料が、かつての半額ではありますが、復活しました。



 今回の記事は、上のリンク先の記事および以下のリンク先の記事を参照にして書いています。

- ASGI - Stabiliti i nuovi contributi per il rilascio e il rinnovo dei permessi di soggiorno (14/6/2017)

 2017年6月9日に有効となった内務省の通達(原文へのリンクはこちら)で定められた発行料は、
a) 有効期間が3か月以上1年以内であれば、40ユーロ、
b) 1年を超え2年以内であれば、50ユーロ、
c) 非EU圏からの移民用の長期滞在許可証、経営者・専門職用の滞在許可証については、100ユーロ
となっています。

 なお、6月9日以降は、この通達が有効となる2017年6月9日より前に、すでに申請を終えている場合でも、まだ滞在許可証の発行を受けていない場合には、上記の申請料を払わなければならないこととなっています。
f0234936_1830810.png
 そうして、この通達には、倫理的、また法の実施において、大きな問題があり、いずれも上のASGI (Associazione per gli Studi Giuridici sull'Immigrazione)の記事に書かれています。

 一つは、そもそもかつての法外な発行料は、裁判所の判決によって、外国人市民の人権行使を妨げるものとみなされて、撤廃となり、この通達が出る以前の手数料合計70.46ユーロでさえ、まだ高すぎるとされていたのに、今回の通達によって、その70.46ユーロ(内訳は、収入印紙16ユーロ、電子情報カード作成料30.46ユーロ、イタリア郵便局への手数料30ユーロ)に加えて、有効期間に応じて、40・50・100ユーロをさらに払わなければいけなくなったことです。

 もう一つは、6月9日までに申請を終えた移民の中には、かつての高すぎる発行料(80・100・200ユーロ)を支払い、その返還要求資格がある人もいれば、発行料が無料のときに申請したために、受け取りが6月9日以降であれば、新たに40・50・100ユーロを支払わなければいけない人もいるため、支払うべき料金について、混乱が生じる可能性があるということです。と言うのも、2016年5月24日の判決で、発行料が撤廃となったあとも、かつての発行料をしばらくの間徴収し続けた警察署があり、実際に徴収が廃止された日にちが地域・警察署によって異なる上に、イタリア政府が昨年9月16日に財政難を理由に「発行料撤廃判決の差し止め」を要求し、国務院がその要求を却下した10月26日までの間は、80・100・200ユーロの発行料が徴収されたため、現在滞在許可証の受け取りを待っている移民の中には、すでに過剰に支払った発行料金の半額を請求する資格のある人もいれば、手数料の70.46ユーロのみしか払っていないために、新たに40・50・100ユーロを支払わないといけない人もいるのですが、イタリアの警察署の窓口の担当者が、それぞれの移民が、いくら支払ったかを、一件ごとにきちんと調べて、必要なだけ請求できるだろうかという疑問があるからです。

 わたしたちがアブルッツォ旅行に出かけた前日、6月9日に、イタリアにおける滞在許可証発行料について、思いもかけないどんでん返しがあったことを、今日になって知り、驚きました。半額になったとは言え、かつて裁判所が判決を下したように、移民に不当な支払いを強いる金額であることに、変わりはありません。再び裁判で争うとなると、また歳月がかかり、イタリア政府はそれをねらっているのではないかと思いますが、いつかまた、この判決が覆ることを願っています。ただし、残念ながら、しばらくの間は、今回の通達に基づいて、この発行料を支払う必要があるかと思います。

 ちなみに、イタリア人あるいはEUの他国の市民の配偶者である場合には、滞在許可証(Permesso di Soggiorno)ではなく、家族として、家族と共に、EUに自由に移動・移住する権利があるとされ、EU市民家族用滞在証(Carta di soggiorno per familiare di cittadino UE)の申請となるために、上記の発行料は不要です。詳細はこちらの記事をご覧ください。

 夏が近づき、せっかくイタリア、あるいはヨーロッパに住んでいる間に、他のヨーロッパの国に旅行をしよう、または、夏に日本に一時帰国しようと思う方もいるかと思います。有効な滞在許可証が手元にあれば問題ないのですが、万一申請中である場合には、搭乗や再入国の拒否に逢う可能性が、特にテロ事件で、入国審査の厳しい今は、大いにあります。申請中で、まだ滞在許可証を受け取っていない方は、下記リンク中、最後の三つの記事を参考にしてください。

*追記(7月5日)
 わたしが上記の滞在許可証発行料の復活を知ったのは、次のフィレンツェ在住のまいこさんのブログの滞在許可証取得関連の一連の記事がきっかけです。まいこさんご夫婦は、ちょうど発行料金が復活した翌週月曜日に、滞在許可証を取りに行かれて、急に追加料金を郵便振り込みしなければいけないと知り、当日は英語による説明もいっさいなく、大変な思いをされています。外国人の滞在者も多く、比較的警察が機能していると思われるトスカーナのフィレンツェでさえ、こういう事情ですから、他県ではまだ対応が遅れ、料金は徴収するものの、その理由や方法が受け取りに来た申請者には伝わらず、新たに同じような苦労をされる方がいるかもしれません。まいこさんはご自身のご経験を語られているほか、後に警察署が掲示した英語版・中国語版の発行料金復活についての案内を撮影した写真も掲載されています。興味・必要のある方は、読んで参考にしてください。

- 私の夫は研究者です ーイタリア・フィレンツェ編ー - 夫の滞在許可証が取れました&申請料金が変わった!! (29/6/2017)

 滞在許可証発行については、元となる法律は全国共通のはずが、各県の警察署によって、必要な書類や手続きが異なる場合が多々あります。また、こんなふうに突然法律が変わり、法律変更の通知と同時に、その変更した法律に則って、発行手続きが行われるようになることが少なくありません。以前の発行料撤廃の記事を書いたあとで、わたしの方に、ご自分がお住いの地域での必要書類・料金について問い合わせのメールなどが数件あり、それは地域の関係者にお問い合わせくださいとお返事しました。

 イタリアでは残念ながら、法律の変更や本来あるべき手続きの在り方が、末端まで行きわたらず、きちんとした書類をそろえながらも、手続きができなかったり、間違って、不要な書類までそろえるように警察や郵便局で指示されたりする場合が、いまだにあります。そういう理不尽な状況に、日本の方が苦しまれることのないように、こうした滞在許可証関連の新情報はできるだけ早く、分かりやすくブログの記事でお伝えするようにしてはいますが、個々の警察署での対応が異なり、また法が変わる可能性もあり、わたしの方に、ご自分の地域での滞在許可証の申請方法などを尋ねられても、多くの方に共通する問題であればともかく、個々の質問にはお答えしかねます。ご了承ください。

 なお、上述のわたしに他県での発行料金について問い合わせをされた方は、後日地域の知人に尋ねて、発行料金は申請の際には不要と分かり、払わずに済んだのですが、受け取る際には法律が変わって、払うことになったという連絡をいただいています。

関連記事へのリンク
- 撤廃! 80~200ユーロのイタリア滞在許可証発行料 (25/5/2016)
- 滞在許可証手数料70.46€のみで発行料撤廃~政府負け道理が通ったイタリア (13/12/2016)
- EU市民家族用滞在証、イタリアの場合 / Carta di soggiorno per familiare di cittadino UE (27/6/2012)
- EU国滞在許可証申請中の帰国、入国・搭乗拒否のおそれあり~欧州留学・移住とシェンゲン協定1 (5/5/2016)
- EU国滞在許可証申請中の帰国、入国・搭乗拒否のおそれあり~欧州留学・移住とシェンゲン協定2 (18/5/2017)
- 要注意! クリスマス旅行で行ける海外の国は滞在許可証次第、イタリア・ヨーロッパ (12/12/2017)

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
  

by milletti_naoko | 2017-06-28 23:59 | Sistemi & procedure | Trackback | Comments(6)

写真泥棒とインスタグラム迅速対応

 今日の夕方、わたしが10日前に投稿した写真を、そのまま、他人がインスタグラムに投稿しているのを見つけました。許可もなしに勝手に使って、けれども引用先くらいは書いてあるかと思えば、わたしのアカウントの記載もなく、まるで自分の写真であるかのように、わたしが見かけた10分ほど前に、投稿しているではありませんか。

f0234936_661422.jpg

 まずは、著作権をよく知らないのだろうかと、「まるで自分の写真であるかのように投稿しているけれども、わたしはあなたに利用許可を与えていないし、わたしのアカウントが記載してあっても、許可するつもりはありません。」と、インスタグラムへの報告前に、とりあえず該当写真へのコメントという形で、英語で記しました。

 ところが、「そろそろわびを入れて、投稿を削除したかしら」と思って、そのアカウントを訪ねると、写真も投稿の文面もそのままで、わたしのコメントだけを削除しています。

 そこで、すぐにインスタグラムに報告しようと、まずは携帯電話のインスタグラムのアプリケーションから試みたのですが、報告する理由の中に、「著作権の侵害」や「自らの写真を勝手に利用された」という項目が見つかりません。そこで、パソコンを使ってインターネットで検索をしてみて、インスタグラムのサイトに、著作権侵害を報告できるページがあることが分かりました。

Instagram 日本語版
- Instagramヘルプセンター - 著作権報告フォーム - このフォームから自分の著作権を侵害していると思われるコンテンツを報告してください。 

Instagram in italiano
- Centro assistenza Instagram - Modulo per la segnalazione di violazioni di diritti d'autore e/o diritti connessi - Usa questo modulo per segnalare contenuti che, a tuo avviso, violano il tuo diritto d'autore

 該当項目を選ぶと、続いて、さらに他の質問や、自分の氏名・住所・電話番号・メールアドレスなどを記入するべき欄が現れます。自分の作品を利用されたに該当する項目を選ぶと、その裏づけとして、自分の作品を無断で利用した投稿のリンクと、使われている作品が自らのものであることを証明するリンクを記せるようになっています。必要事項をすべて記入して、さらに「送信」(イタリア語版の場合は「Invia])と書かれたアイコンをクリックすると、報告が完成します。



 インスタグラムで自分の写真を勝手に使われた場合にはどうすればいいかについては、パソコン上で、インターネットを利用し、日本語で検索しました。そのため、初めに行き着いた著作権侵害報告フォームは、日本語のものでした。ただ、住所欄には、イタリア語でイタリアの現住所を記さざるを得なかったため、名前もローマ字で記しました。

 すべて記入して、最後に「送信」をクリックしても、困ったことに、インスタグラムの画面上には、「報告を受けつけました」という言葉がまったく現れませんでした。それで、わたしは、日本語版のフォームであるのに、名前を漢字で書かずにアルファベットで書いたのがいけなかったのだろうかと考え、今度は、イタリア語版のフォームに同様に必要事項を記入して、最後に「Invia」を押したのですが、それでも、やはり画面には、「報告を受けました」とか「報告が無事完了しました」といった記述がいっさい現れません。再びわたしの写真を無断で使用したアカウントを見ると、相変わらず、そのまま写真が使われています。

 ちょうど夕食のしたくをするべき時間だったので、そのまま食事のしたくをし、食事を終えました。その後、携帯電話のインスタグラムのアプリケーションを見ても、インスタグラムからは何もメッセージがないようです。そこでふと、著作権侵害報告フォームに、わたしのメールアドレスを記入したことを思い出しました。すぐにそのメールアドレスの受信箱を確認すると、The Instagram Teamからの、著作権侵害報告を受けたというメールが2通来ていました。18ː44に英語で、18ː58にイタリア語で、侵害報告を受けたというメールが来ていますので、少なくとも直後の返事については、日本語版には英語で、イタリア語版ではイタリア語で、インスタグラムから報告を受けたというメールが来るようです。

 報告はあるものの、その結果どう対処するということは、斜め読みしたところでは、はっきり書いていないようだったので、再び例の泥棒アカウントの写真を見に行くと、幸い、もうわたしの写真はありませんでした。ただ、その時点では、無断使用した人自身が、自分で考えて投稿を削除したのか、インスタグラム側が動いたのかが分かりませんでした。

 実は近年になって、Libero Mailでは、受信するメールを、勝手に、「ふつうの受信箱」、「特売」、「ソーシャル」など、4種類に振り分けるようになってしまいました。そのため、大切なメールが、どういうわけか、「特売」や「ソーシャル」などに振り分けられてしまって、受信箱に入っていないので、長い間見過ごしてしまったということが、これまでにも時々ありました。今回もその例で、上述のように、インスタグラムで、無断拝借人が勝手に使った写真投稿が削除されているのを確認したあと、たまたま思いついてメール受信箱の整理を始めると、Instagramチームから、「ご報告いただいたコンテンツは、Instagram利用規約に違反しているため、削除またはアクセスの停止を行いました。Facebookでは、この措置であなたの知的財産権の問題は解決したと判断しております。」というメールが、20ː20に届いているではありませんか。メールが「ソーシャル」に振り分けられていたので、気づかずにいたのです。

 ちなみに、この「削除・アクセス停止」報告のメールは、件名は英語ですが、日本語で書かれています。

 無断で写真を利用され、しかも、相手がコメントを無視したので、嫌な気分になりましたが、アメリカ時間で考えても、土曜日であるにも関わらず、インスタグラムチームが迅速に対応して、報告から2時間以内に、さっそく問題の投稿を削除してくれたことに、感心し、また、安心しました。問題が解決するとしても、週末明けになるだろうとあきらめていたからです。

 今回のこの写真泥棒は、わたしが今日の夕方6時に投稿した、次の平安神宮の桜の写真に、イイネを押し、続いて、計8枚ほどの写真にもイイネを押したあと、そこでイイネを押したグラス入りの藤の花入りの写真を、無断借用して投稿しています。そのために、イイネを返そうと、アカウントを見に行って、写真泥棒だと発覚したわけです。驚くほど著作権に関する意識やマナーが欠如しているとも言え、かえって、困ったものではあるのですが、悪いということを知らなかったのではないかという気さえします。



 実際には、残念ながら、写真にイイネなど押して、わたしに知られるのを避けて、インスタグラムやツイッター、あるいはブログにわたしが投稿した写真を、知らぬふりして勝手に使っている輩が、いるのではないかと心配しています。写真に名前やアカウント名、ブログ名やリンクを記入するのも、写真を損なうし、そこだけ修正して利用される可能性は残るので、できれば写真は現在のように特に名前をつけずに利用していけたらと思うのです。

 夫は今日の昼、無事にミジャーナから戻ってきたのですが、今夜もまた、泥棒による被害を防ぐために、ミジャーナに泊まりに行きました。残念ながら、ペルージャの空き家のない住宅街に住んでいてさえ、家族全員が家を留守にするときは、用心のために、庭に車を1台置いて行って、中に人がいるように見せかけたり、近所に住む親戚に、留守番を頼んだりしなければいけない状況なのです。困ったものです。

LINK
Instagram 日本語版
- Instagramヘルプセンター - 著作権報告フォーム - このフォームから自分の著作権を侵害していると思われるコンテンツを報告してください。 
Instagram in italiano
- Centro assistenza Instagram - Modulo per la segnalazione di violazioni di diritti d'autore e/o diritti connessi - Usa questo modulo per segnalare contenuti che, a tuo avviso, violano il tuo diritto d'autore

********************************************************************
Un tizio ha usato una mia foto senza autorizzazione e senza citarne la fonte su Instagram; meno male Instagram ha eliminato il post solo due ore dopo la mia segnalazione della violazione del diritto d'autore.
********************************************************************

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
  

by milletti_naoko | 2017-04-30 23:51 | Sistemi & procedure | Trackback | Comments(6)

夏時間と猫かくれんぼ

 こちらイタリアでは、春分の日を過ぎて、日がすっかり長くなり、先日は日の入りがもう午後6時半頃になったのだと驚いていたのですが、明日から夏時間に入ると、日没はさらに1時間遅くなり、7時半頃になります。

 明日日曜の午前2時に、時計の針が1時間進んで3時となるという形で、冬時間から夏時間に入るため、今夜はいつもより夜が1時間短くなります。そして、日本との時差も、冬時間の間は8時間なのが、夏時間になると、7時間になります。と言うわけで、明日うっかり時間を間違えてしまうことがないように、今夜は就寝する前に、時計の針を1時間進めておきたいところです。

f0234936_5522540.jpg

 写真は先週の土曜日、わたしたちがスポレートからペルージャの自宅に戻ったとき、義父の車の下に隠れたミミです。明日の朝は、いつもより1時間早くエサがもらえて、猫たちがびっくりするかもしれません。ひょっとしたら、いつもおなかをすかせているように見えるので、お日さまの高さの違いや腹時計の時間の刻み具合は、あまり気にしないかもしれません。

******************************
Gatta nascosta sotto la macchina :-)
******************************

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
  

by milletti_naoko | 2017-03-25 21:52 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(8)

さらば行列イタリア郵便局、スマホアプリで時間予約

 スマートフォンがあれば、イタリア郵便局、Poste Italianeで、郵便局に足を運ぶ前に、窓口での受付の時間予約ができることを、水曜日に発見しました。郵便局のアプリケーションで、行くつもりだったペルージャ駅前郵便局を選び、郵便が送りたかったので、Pを選びます。

 初めての予約を試みたのは、午前11時半頃で、うちからペルージャ駅前郵便局までは、車と徒歩で約20分かかるため、正午、12:00の予約がしたかったのですが、そのとき予約可能なのは12:10以降、10分おきの時間帯だったため、12:10に予約を入れました。

f0234936_7183113.jpg

 すると、こんな予約票画面が、現れました。

f0234936_8245242.jpg

 イタリア郵便局では、入り口近くの自動受付機の画面の説明を参考にして、郵便関係ならP、貯金や支払いならFなど、目的に応じてボタンを押すと、該当の受付番号が記された、受付票が発行されます。スマホで予約する際にも、予約時間を選ぶ前に、郵便局で何がしたいかを、こんなふうに選ぶ必要がありました。

 そうして、スマホから予約をした場合には、画面に現れた予約票中のQRコードを、自動受付機の該当箇所に近づければよいという説明が、予約前後に、画面上に現れました。

 この後うちを出て、郵便局に到着したのが、予約5分前の12時5分でした。すぐにスマホ画面のQRコードを、自動受付機の該当箇所に向けると、受付機の画面に、「確かに予約を受け付けました」というような言葉が現れたように覚えているのですが、あっという間のことでしたので、記憶は定かではありません。コードを受付機に向けたら、紙の予約票が出てくるかと思っていたのに、何も出てこなかったので、QRコードを計3度、受付機に向けてかざしてみたのですが、2度は「受け付けました」という言葉が現れたものの、紙の予約票が発行される気配はなく、3度目は、「受け付けました」という表示さえ出ませんでした。この間、他の人が数人、印刷された受付票を受け取っていましたから、紙がなかったりインクが切れていたりしたわけではありません。

 紙の受付票がなくても大丈夫だろうか、きちんと予約時間の12時10分にわたしの番が回ってくるかしらと、心配しながら待っていたら、なんとちょうど12時10分に、わたしの予約(appuntamento)番号(numero)、MP31が電光掲示板に表示されました。

 さっそく窓口に行って、スマホの予約票画面を見せながら、「紙の予約票が出るかと思ったら、出なかったのですが。」と言うと、「画面を見せていただけたら、それで構いませんよ。」とのことです。そこでさっそく、日本への郵便物の発送を頼みました。

 2、30分の待ち時間は覚悟しなければならないのが常のイタリアの郵便局で、入ってから12分後にはもう、用事が済んで、外に出ることができました。待ち時間が5分、日本への手紙発送と貯金残高の確認・引き下ろしに7分で、計12分です。時間に正確で、サービスが迅速なのに驚き、そうして、うれしかったです。

f0234936_7564990.jpg

 ちなみに、このスマートフォンによる時間予約を、わたしは、イタリア郵便局の携帯電話サービス、Postemobileを利用しているので、そのアプリの表紙から、「Prenota Ticket」(受付票を予約する」というアイコンを選んで、行ったのですが、

そういった郵便局のサービスを利用していない方の場合には、Google Playの以下のリンクから、Ufficio Postale(郵便局)のアプリをダウンロードすれば、同様に、受付票の予約が可能です。

- Google Play - Ufficio Postale

f0234936_87276.jpg
Immagine presa dal sito di Google Play

 利用者の意見・感想を見ると、予約したのに順番が飛ばされて、別に予約票を取らなければならなかったなど、最悪という印象を持つ人の意見が目立つのですが、わたし自身は、少なくとも初めての利用では、簡単に予約ができた上に、待つ必要もなく、すぐに用事が終わって、とても便利でした。また、マイナス評価をつける人も多い一方、その倍近くの人が、5ないしは4の評価を与えています。

 と言うわけで、どの郵便局に行くか、どの局員に当たるかなど、運に左右される可能性もありますが、わたしはもし郵便局に行く必要があって、スマートフォンを持っているのであれば、一応予約してみて、実際に郵便局に入ったときに、自動受付機で念のために、自分がしたいことの受付票ももらっておけば、たとえスマホ予約が功を奏さずとも、あまり憤慨せずに待つことができ、予約が時間どおりに受け付けられれば、よかったということになるのではないかと思います。

 すでにご存じの方が多いかもしれないのですが、わたし自身は、スマートフォンというものを初めて持ったのが昨年の夏でもあり、今回知って、「もっと早く知っていれば」と思ったので、記事にしました。

********************************************************************
Prenotare il turno delle poste dallo smartphone

- L'ho scoperto per caso mercoledì; ho prenotato il mio turno con l'app Ufficio Postale, sono arrivata alle poste 5 minuti prima dell'appuntamento e nell'ora precisa è comparso il numero del mio turno sulla bacheca elettronica! E' molto comodo.
- Forse molti di voi lo già sapevate, invece io non lo sapevo; ho avuto il mio primo smartphone l'estate scorsa.
*********************************************************************

LINK
- Google Play - Ufficio Postale
- MelaRumors.com - Ufficio Postale: l'app per saltare la fila in Posta. Come Usarla? (Di Jader Liberatore) (6/8/2015)
↑↑ この記事が出た2年前には、まだごく一部の町や郵便局でしか、スマホでの予約ができなかったようで、現在どれだけの郵便局での利用が可能かは分からないのですが、今はペルージャの町でも、そして、少なくとも駅前郵便局ではスマホ予約が可能になっています。

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
  

by milletti_naoko | 2017-03-10 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(4)

どっちつかずの学校・MacBookと彦根インスタグラム

 早く購入してしまわない限り、時間さえあれば、いえ、時間がないときでも、ついつい一番いいのはどのノートパソコンだろうかと延々と調べ続けて時間を浪費し続けてしまいそうな気がしたため、昨日は、夕方学校での仕事が終わってすぐに、ペルージャ中心街のMac専門店に突進し、「この割引ならお得」という教員特別価格を提示してもらえたMacBookを買いに行きました。

 学校がたくさんApple製品を買い込んでいるために特別割引ができる・できないと、店の人によって言うことが違ったのは、どうもわたしが昨年初めて店を訪ねたときにいたのが、このチェーン店の営業専門の人だったためらしく、割引金額について合致したのは、この人とのメールのやりとりを通してでした。昨日わたしが店を訪ねたとき、その人はいなかったのですが、「この金額でいいと言ってくれました」と、受け取ったメールを携帯電話で見せたら、その金額で購入できることに、すぐに話が決まりました。

 迷ったのは、一度は自分がうっかり壊しても無料で修理してもらえて、保証期間が3年間になるとは言え、249ユーロという高額の保険料です。もともと同じパソコンを日本で買えば、マック専門店でも日伊往復の飛行機代が浮くほど安くつくことに気づいて、けれども2月末締め切りの大仕事あり、今はどうしても授業を見続ける必要のある生徒さんも数人ありで、日本に帰国する時間的余裕がありません。ただでさえひどく高いパソコンですが、逆に言えば、店の人が言うとおり、ちょうど中古車だって購入できるほどの値段であり、車であれば高い買い物なので保険をつけたいところ…… ひどく高い保険料ですが、3年で249ユーロ、1年あたり81ユーロ、1日あたり22セントと、妙な計算をして観念し、払うことに決めました。

 ただいよいよ購入する段になって、問題が発生しました。勤めている学校では、教員証のようなものは特に発行されていないために、持っていないのですが、店は教員割引をした理由を証明する書類を添えて、Appleに提出しなければならないために、そういう証明書が何かないかと聞かれたのです。カバンには、学校からの呼び出し文書やら、教員用駐車許可証の申し込み書などがあって、そういう書類も見せたのですが、それではだめだとのことです。前回来たときに、たまたま学校関係者が店内に入ってあいさつをしたこともあり、「信用しますので、今日は一応これでお売りしますから、近日中に何らかの証明書を持ってくるか、メールに添付して送付するかしてください。」と言われて、「いえ、そういうことであれば、一度学校から何か証明書類をもらってから、また出直してきます。」と言ったのですが、すでにパソコン本体はもとより、ケースやアダプターなどの付属品も購入することに決めて、すべてがレジの前に置かれていたこともあり、店の人は、「いえいえ、書類は後からでいいです。」と、「今買ってもらった方がありがたい」という顔で言い続けます。いったんお金を払って、後でめんどうなことになっては、つまり、結局は割引ができないことになっては困るという思いもあり、この店で割引を受けて昨年購入した同僚に電話すると、ところが、「あれ、ぼくはそういう証明書が必要とは別に言われませんでしたけど。」とのことです。担当者にもよるのでしょうが、たまたま、教員であるなしに関わらず、一律10%引きのセールのときに購入したために、特に証明書はいらなかったそうです。そもそも割引が利用できると考えたのは、学校の人から聞いたからで、そう伝えたときに店の人も割引ができると言ったからです。学校で教えていますと一筆書くくらい、頼めばすぐにしてもらえるだろうと思い、決して安くはない金額を払ってマックのノートパソコンを購入し、家路を急ぎました。

 そうしてうちに戻ったのが6時過ぎで、昨晩は8時から映画、『君の名は』を見ることになっていたため、帰ってすぐに食事のしたくをして夕食を取り、片づけて映画館に向かい、遅くに帰ったため、新しいパソコンは、結局箱に入ったままとなりました。

f0234936_646347.jpg
Ryōtan-ji Temple, Hikone, Shiga 31/3/2009

 10時半に帰宅して、インスタグラムに何の写真を載せよう、日本の映画を見たから日本の写真をと、ふと頭に浮かんだこの彦根市の龍潭寺の写真を、古い写真の中から探し出して、投稿しました。この写真を撮った2009年の春には、結婚式にと友人たちが贈ってくれて、初めて持つことになったデジタルカメラを、わたしと夫で共有していたため、夫が撮ったのだかわたしが撮ったのだか分からないのですが、だれとも知れぬこの像の構えや表情、後ろに見える絵馬、だるまや装飾の彩りなどが、妙に気に入り、印象に残っていたのです。

 今朝は久しぶりにうちにいられるからと、まずは洗濯をし、それからすぐに学校に連絡を取りました。電話では返事がないので、メールを書き、すぐに何か証明する旨の文書を送ってくれるだろうと思っていたら、ところが、これまで話したことも会ったこともなさそうな人から電話があり、「学校では教員証は発行していないし、そういう証明書は発行できません。契約書を送ればそれでいいのではありませんか。」と冷たい口調で諭されました。その電話があったのが昼食の準備の最中だったため、昼食後に学校での仕事の契約書を添付して店にメールを送り、「これでもいいかどうかできるだけ早く知らせてください。」と、本文に書いておきました。

 こうなったら、これでもいいという返事があって初めて、新しいパソコンの箱を開けようと考えたのですが、結局営業時間が終わっても返事がありませんでした。まあ、掃除をしたり、明日の日本語の授業の準備をしたり慌ただしくて、新しいノートパソコンを開いて、使い方をあれこれ勉強するひまはなかったのではありますが。

 というわけで、ようやく昨日、意を決してMacBookを購入したものの、割引はそのままでいいのか、契約書でだめなら、知っている人に頼めば、学校がちゃんとした文書を何か作成してくれるのか、何だかはっきり決着がつくまでは、けちがついたようで、ノートブックパソコンは、箱に入ったまま24時間を我が家で過ごしました。明日は午前中うちで日本語の個人授業、午後からは学校で仕事があるので、明日の午前中に店から連絡があることを期待しつつ、もしなければ、午後学校に出向いた際に、また直接書類を作ってもらえるように頼んでみるつもりでいます。そもそも学校も店も杓子定規で、妙に融通の利かないところがあって、学校は学校で、「そういう先例が自分の知る限りではなかったから」と発行をしぶり、店は店で、「ふつうは教員証があるから」と、契約書でもいいかどうかをAppleに問い合わせているのではないかと、そんな気がしています。

 個人的にはどういうわけか魅かれるものがある龍潭寺の写真は、他の写真比べて、あまり反響がなかったのですが、それは、自然の美しい写真を載せる人を好んでフォローしているために、自然以外の写真だとあまり反応しない人が多いからかもしれません。



 今日はインスタグラムに何の写真を載せようか、せっかくだから昨日に引き続き、彦根の写真にしようと、彦根城と桜の写真を選びました。桜の花を期待して行ったのに、残念ながらこの年は3月31日になっても、この桜の木が咲いているくらいで、まだつぼみの桜がほとんどでした。それでも、日本のお城が珍しいからか、侍に詳しくて興味があるからか、桜の花が咲いているからか、この写真には、イタリアやフランスの人の反応が多くて、うれしかったです。

 もう一つ驚いたのは、他の観光地の写真ではあまりないことが起こったことです。写真を載せて、まだ数時間しか経っていないのに、もう地元、滋賀の方二人が、写真を見て「いいね!」を押してくれたのです。滋賀や彦根の写真を見ると、今はかなりの雪に覆われているようで、白雪は美しいものの、交通や日常生活に支障が出るほどの積雪の写真がかなりありました。それだけ寒い現状にあるために、桜が咲いた彦根城の写真に、遠く待ち遠しい春を感じて、喜んでもらえたのかもしれません。ペルージャではまた気温が急下降し、明日の早朝の予想気温は-3度です。厳しい寒さの中でも、桜が花を咲かせる準備を着々と整え、根を伸ばすように、わたしもいろいろなことにくじけずに、自分のつぼみや花、根をしっかりと育てていきたいです。

*追記(1月26日)
 後からこの彦根城と桜の写真が、記念すべき200枚目の写真だったことに気づきました。100枚目のときは意識して桜の写真を選んだのですが、きっかけは『君の名は』の映画とは言え、200枚目も数を意識せず、不思議と日本の桜の写真になっているという不思議。これは、100枚目の区切りは、以後も桜の写真にしていかなくてはという気になんとなくなったのですが、3か月後はそんなこと忘れていそうな気がします。はてさて。 

関連記事へのリンク
- 僕と新MacBook森で24時間生き延びられるか、イタリア語映像 / Simpatico il filmato, "Io, il nuovo Macbook, 24 ore, un bosco. Sapravvissuti?" (20/1/2017)

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ  

by milletti_naoko | 2017-01-25 23:43 | Altro | Trackback | Comments(6)

精神力試されてるよなそんな日々

 最近わたしが培いたいなと思っているのは少々のことでは動じない心の落ち着きなのですが、そういう意味で、最近は心を揺さぶるようなことが時々あります。指のやけどは、今は跡が残るものの、触りさえしなければ痛まないまでに回復し、クリスマスや年末年始に向けて、あれこれするべきことがある中、今日は午前中に学校の式典に出るけれども、午後は今日こそしようと思うことが、今さらのうちのクリスマスの飾りつけをはじめとして、いろいろありました。

f0234936_6452342.jpg

 慌ただしくてつけていなかった日記や手帳を数日分まとめて書こうとか、月曜に始まっていたのに数日後にようやく気づき、時間が取れずに聴けずにいたフランス語版のディーパク・チョープラの瞑想講座を聴こうとか、クリスマスが締め切りの原稿を仕上げようとか、通訳の仕事の請求書を二通作成しようとか、するべきことは多かったのです。

 ところが、式典から戻って、車でうちの庭に入ろうとしたら、郵便配達の車が後を追うようについてきて、配達の人から、「はい」とわたしあての郵便を渡されてしまったのです。

 それが、クリスマスが近いから贈り物やクリスマスカードというわけではなく、交通規則違反の罰金を請求する文書だったのです。それだけでも気が重いのですが、受け取った文書をよく読み、その日の日記と照らし合わせていたら、そのときわたしが赤信号を渡ることになった事情を思い出したのです。この数か月間ペルージャでは、光ファイバーのケーブル工事のために、あちこちの道路が通行止めになったり、片側通行になったりして、ただでさえ渋滞になりやすい箇所のその渋滞が悪化して、とんでもない状態になっています。わたしが赤信号で進むところを撮影されたのは片側三車線の直進用中央車線を進んでいるところだったのですが、わたしはこのとき左折して家に帰ろうとしていたのに、いつもなら通れる左折用左車線が工事のために通行禁止となっていたために、信号前で中央車線に入らなければいけなかったのです。中央車線の信号は左車線の信号よりも一足先に赤になります。この赤信号を見て、わたしも前の車もいったん信号前で止まったのですが、おそらくはそのとき通ることができなかった左折用の信号は青だったからでしょう、交差点の向こう側に立っていた交通誘導員が、緑の信号札で、左折灯を出していたわたしと前の車の運転者に、前に進んで左に曲がるようにと指示を出していたのです。

 ペルージャ市警の写真には、赤信号で進むわたしの車がある隣の左車線の路上に光ファイバーのケーブルがいくつかあるのが写っています。インターネットで工事計画や交通規制の計画が見つからないだろうかとか、そういう場合に信号ではどうふるまうべきだったのだろうかと、暗澹とした思いで調べるだけで、貴重な時間がどんどん過ぎていきました。誘導員が進んでいいと言っても、信号が赤なら止まらなければいけなかったのではなかろうかと義父は言うのですが、直進用中央車線は赤でも、あのときおそらくは左折用左車線の左折用信号は青だったはずなのに、その信号は奥にあるために、市警の写真には写っていないのです。

 そんなこんなで時間はいたずらに流れ、日記も家計簿も手帳も数日分どころか今日の分も書く気が失せてしまい、フランス語の瞑想講座も体操もやる気をなくしてしまいました。しかも、この3日間毎日学校に足を運んでいたと言うのに、夕方メールを確認すると、なんと学校側から今日の午前11時に、契約書への署名ができるようになったから、学校に来るようにとの連絡が来ています。11時には学校の式典に参加している最中で、あのとき何人もの担当者にあったのに、どうしてだれも何も言ってくれないのでしょう。悲しいかな、ミニメトロができて以来、郊外にあるうちから中心街に本来は直接行けるバス路線があったのに、ミニメトロに乗り換えないといけないように路線が変更され、ひどいときには2度バスやメトロを乗り継がないと、中心街まで行けなくなってしまったので、交通機関だけで学校に行こうと思うと、1時間以上かかることさえあり、車で行こうと思うと、ペルージャの駐車料金は日中はおそろしく高いのです。

 明日の朝は肩のリハビリもあるのですが、朝一番に市警に行って事情を説明するか、もしくは、市警に勤めている親戚のところに相談しに行くかを検討中です。今日はとりあえずこのまま就寝して、するべきことは明日の朝早く起きてしようと思いつつ、この2、3日の日記はもう書かない方が後ろ向きに1日を始めなくてすむのでよいような気もしているわたしです。

 明日は明日の風が吹く。罰金を払えるお金があることをありがたいと思うことにしましょう。戦いたいのですが、5日以内に払わないと罰金がさらに高くなってしまい、罰金に異議を申し立てて異議が認められないことに決まった場合には、その高くなった料金の倍以上の額を払わなければならないということで、そうするとその前に割引価格の129ユーロをおとなしく払った方がいいような気がします。苦しいペルージャ市の財政をこういう形で助けるということで…… おっとその払わないお金を取り戻すためにも、早く2社に翻訳料金の請求書を送らなくては。パソコンの休眠で請求書を作成できなかったのですが、こうしてデスクトップが使えるようになっているうちに作って送信しなければ。

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ  

by milletti_naoko | 2016-12-22 23:21 | Altro | Trackback | Comments(6)

滞在許可証手数料70.46€のみで発行料撤廃~政府負け道理が通ったイタリア

 2016日12月13日現在、法的には、イタリアで滞在許可証を申請する際に支払いが必要なのは、収入印紙(marca da bollo)用に16ユーロ、電子情報カード作成に30.46ユーロ、さらに、イタリア郵便局への手数料、30ユーロの合計76.46ユーロのみとなっています。(2017年6月9日、残念ながら、発行料が復活しました。料金はかつての半額となり、イタリア語での名称は変わっています。詳しくは記事末の追記をご覧ください。)


 80・100・200ユーロの発行料は、昨年9月の欧州連合司法裁判所の判決を受け、今年5月24日のラッツィオ州行政裁判所が「撤廃する」という判決を下しました。ここまでは、すでに過去のブログの記事でご紹介していますが、実は、その後、9月16日にイタリア政府が、国務院(Consiglio di Stato)に対して、ラッツィオ州行政裁判所による滞在許可証発行料を撤廃するという判決を無効とするように訴え、かつ、その判決の執行を停止したのですが、10月26日に国務院が、判決の無効化を求めるイタリア政府の訴えを取り下げ、10月27日に内務大臣が、警察に対して、滞在許可証発行・更新の申請に際して80・100・200ユーロの発行料を要求しないように通達しているのです。(詳しくはこちら

 滞在許可証発行料の撤廃が決定しても、実際にイタリア全国の警察にその通達が行き届いて、移民が発行料を払わずに済むまでには、まだまだ時間がかかりそうだとは、7月下旬にも予想がついていて、ブログ記事でも言及しています。(下記リンク参照)そのため、9月のイタリア政府の上訴のニュースを知ったときも、情報の混乱を避けるために、10月に国務院の判決で、発行料撤廃の判決が覆ったら書こうと考えていました。

 9月から10月にかけて発行料撤廃判決の執行が停止されたためか、警察など関連機関のサイトに、発行料撤廃の記載や必要な料金の明示がない場合が、まだ多いようです。そのためでしょう、最近になって、この件について問い合わせがあったので、そういう方が他にも多かろうかと、ここに状況を説明しました。ただ、具体的に、もし不要に高い金額を要求されたらどうすればいいかと尋ねられても、わたしではお答えしかねます。すでにインターネット上で、費用は70.46€の手数料のみでよいと提供する警察署(リンクはこちら)もあれば、わたしに質問をされた方のように、以前よりさらに若干高い金額を要求される場合もあるようで、居住地域や同じ警察署内の担当者のだれに当たるかによって、事情もかなり違ってきますから、やはり現地にお住いの方に尋ねる必要があるでしょう。発行料撤廃に向けて訴訟を起こしたIncaやCgilのお住いの地域の支部などに、問い合わせてみてはどうでしょうか。

関連記事へのリンク
- 撤廃! 80~200ユーロのイタリア滞在許可証発行料 (25/5/2016)
- 滞在許可証イタリア法外な発行料撤廃その後、EU市民家族用滞在証&ローマからパリに飛んでも入国審査 (22/7/2016)
- 要注意! クリスマス旅行で行ける海外の国は滞在許可証次第、イタリア・ヨーロッパ (13/12/2016)

参照リンク / Riferimento web
- Permessodisoggiorno.org - Di nuovo la tassa sul permesso di soggiorno è cancellata (26/10/2016)
- stranieriinitalia.it - Nuovo stop alla tassa sul permesso di soggiorno, respinto il ricorso del governo (26/10/2016)
- Polizia di Stato - Questura di Catanzaro - permesso di soggiorno: COSTI per il rilascio e il rinnovo (8/11/2016)

*追記(2017年6月29日)
 理不尽なことに、2017年6月9日以降、この発行料が、イタリア語での名称は変更となったものの、かつての半額、滞在許可証の有効期間に応じて40・50・100ユーロではありますが、復活しました。申請を6月9日より前に終えている申請者についても、まだ発行を受けていない場合には、新たに定められた発行料を払わなければいけないことになっています。詳しくは、以下の記事をご覧ください。
- 非道理が通るイタリア、裁判で撤廃となった滞在許可証発行料が6月9日以降半額ながら復活 (28/6/2017)

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ  
f0234936_6565087.jpg

by milletti_naoko | 2016-12-13 23:59 | Sistemi & procedure | Trackback | Comments(6)

要注意! クリスマス旅行で行ける海外の国は滞在許可証次第、イタリア・ヨーロッパ

 イタリアに滞在する外国人住民向けの情報サイト、stranieriinitalia.itが、クリスマス休暇中に旅行をしようと思う人は、自分の持つ滞在許可証に注意をと、12月初めに次の記事を通して、呼びかけています。



 まだ有効な(valido)滞在許可証(permesso di soggiorno)滞在証(carta di soggiorno)を所持しているのであれば、イタリアと自国の間を自由に行き来できる上に、シェンゲン協定に加盟するヨーロッパの国を旅行することができるのですが、もし滞在許可証の更新(rinnovo)中で、有効な滞在許可証を所持していない場合には、自分の出身国とイタリアの間を直行便で往復することはできても、欧州のシェンゲン協定加盟国で飛行機の乗り継ぎをすることは、ビザを入手しない限りできないこと、国境(frontiera)で滞在許可証/滞在証の申請書の受領証(ricevuta della domanda, cedolino)を提示する必要があることが、この記事には書かれています。

 過去にわたしが、フランスやドイツなどの隣国に、自家用車やバスでイタリアから入国したときには、入国審査はなかったのですが、最近は、テロ事件が多発しているため、ヨーロッパ各国では、陸路による入国に対しても審査をする場合があるかもしれません。

 オランダに留学中で滞在許可証を申請したもののまだ受領できぬうちに、日本に一時帰国した日本人の方が、オランダに戻る途中に、フィンランドのヘルシンキで入国・搭乗拒否に遭われた件については以前にも記事にしています。(下記リンク参照)イタリアに限らず、ヨーロッパのシェンゲン協定に加盟する諸国で、最近はテロ事件の多発もあって、以前よりも入国審査が厳密になっていることもあり、原則的には、就学用の滞在許可証の申請中には、ヨーロッパの他のシェンゲン国には入国できないということに、皆さん、ご注意ください。また、身近な方で知らずにいるかもしれない方がいたら、教えてあげてください。

参照リンク / Riferimento web
- stranieriinitalia.it - In viaggio per Natale? Occhio al permesso di soggiorno (1/12/2016)
- Your Europe – Travel documents for non-EU nationals – Passport/Visa requirements

関連記事へのリンク
- EU国滞在許可証申請中の帰国、入国・搭乗拒否のおそれあり~欧州留学・移住とシェンゲン協定1 - イタリアだけではなかった! 滞在許可証申請中の出入国規制 (5/5/2016)
- EU国滞在許可証申請中の帰国、入国・搭乗拒否のおそれあり~欧州留学・移住とシェンゲン協定2 (18/5/2016)

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
  

by milletti_naoko | 2016-12-12 23:15 | Sistemi & procedure | Trackback | Comments(5)


日本語教師・通訳・翻訳家。元高校国語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより


by なおこ

プロフィールを見る
画像一覧

Chi scrive

Naoko Ishii
Insegnante di
Giapponese & Italiano
Interprete Traduttrice
IT-JP-EN Fotoblogger
Pellegrina @ Perugia
Umbria, Italy

Per Lezioni, Servizi di
Interpretariato,
Traduzioni, contattate
via email.

- CV e contatti
- Twitter
- Facebook
- Instagram

I miei articoli su Japan-Italy Travel On-line↓↓
Perugia Lago Trasimeno Assisi Montefalco Oli d’Oliva & Trevi Gubbio Piediluco Terremoto Centro Italia

Mio articolo su
Huffingtonpost.jp
- Tre settimane dal Terremoto Centro Italia   

*Giù in basso
Categorie in italiano


Copyright©2010-16
Fotoblog da Perugia
All rights reserved

イタリア、ペルージャ在住。
日本語・イタリア語教師、
通訳、翻訳、ライター。

イタリア語・日本語の授業、
産業・会議通訳、観光の
同行通訳、翻訳、イタリア
旅行・文化・イタリア語に
ついての記事執筆など
承ります。メール
お問い合わせください。

- 履歴・連絡先
- ツイッター
- フェイスブック
- インスタグラム
- イタリア語・イタリア文化情報サイト
- イタリア語学習メルマガ
- 多言語オンライン辞典
- イタリア天気予報
JAPAN-ITALY Travel On-lineメルマガに執筆↓↓
- 連載魅力のウンブリア



画像一覧

最新の記事

風情ある湖畔の村でコンサート..
at 2017-08-22 23:57
悩んだ末にPostemobi..
at 2017-08-21 23:54
秋咲きシクラメンと山が分かつ..
at 2017-08-20 23:46
シビッリーニ山脈 ロトンド山..
at 2017-08-19 23:57
花の絵彩る中世の町 スペッロ..
at 2017-08-18 23:28

記事ランキング

タグ

(582)
(510)
(313)
(270)
(208)
(186)
(161)
(155)
(144)
(131)
(130)
(117)
(111)
(93)
(88)
(86)
(85)
(68)
(51)
(33)

検索

以前の記事

2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
more...

カテゴリ

Famiglia
Feste & eventi
Film, Libri & Musica
Fiori Piante Animali
Francia & francese
Giappone
Gastronomia
Giappone - Italia
ImparareL2
Insegnare Giapponese
Inteprete Traduzioni
Lingua Italiana
Notizie & Curiosita
Poesia, Letteratura
Regno Unito - UK
Ricordi
Sistemi & procedure
Viaggi
Abruzzo
Emilia-Romagna
Lazio
Liguria
Marche
Piemonte
Puglia
Toscana
Trentino-Alto Adige
Umbria
Valle d'Aosta
Veneto
Via di Roma (RI-RM)
Cammino S.Benedetto
Via degli Dei(BO-FI)
Cammino di Santiago
Vivere
Altro

ブログジャンル

日々の出来事
語学

ブログパーツ

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

最新のコメント

アリスさん、夏はイタリア..
by milletti_naoko at 01:15
まほろばさん、こんにちは..
by milletti_naoko at 01:11
なおこさん、夏のイベント..
by ayayay0003 at 19:35
naokoさん、こんばん..
by mahoroba-diary at 19:35
coimbraさん、こん..
by milletti_naoko at 15:56

お気に入りブログ

A piece of P...
フィレンツェ田舎生活便り2
彩風便り 
花が教えてくれたこと
イタリア・絵に描ける珠玉...
Facciamo una...
VINO! VINO! ...
SOL LUCET OM...
文殊の綴り絵
カッラーラ日記 大理石の...
黒い森の白いくまさん
イタリアの風:Chigu...
dezire_photo...
梨の木日記
PASQUARELLIの...
フィレンツェのガイド な...
ローマより愛をこめて
日々是呼吸
田園都市生活
英国発!美は一日にしてならず
Mrs.Piggle-W...
ひっそりと生きる
Osteria TiaL...
リカのPARIS日記♪
イタリアちゅうねん
トンボロレースと日々のこと
コントリ!(コントラバス...
IL PARADISO ...
アリスのトリップ
毎日の楽しいを集めてハッ...
ボローニャとシチリアのあ...
カマクラ ときどき イタリア
トスカーナの海より リボルノ編
ととやふくろう
40代の悪あがき日記
ミセス サファイア 静け...
小さな窓から
斗々屋ふくろう

外部リンク