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夕空に三日月きれい秋の空、医者・郵便局めぐりのあとに

 今日は、昨晩突然痛み出した歯を診てもらうための歯科医診療と、そのための電話から1日が始まりました。 肩が痛む、もっと授業の準備を、生徒さんが来る前日にしっかり掃除をと、外での用事があっても、出不精のわたしは、ついいいわけをして後回しにしてしまいます。

 今日は幸い天気もよいので、歯医者に出かけたついでに、郵便局・カイロプラクティック院・かかりつけ医の診療所・薬局・スーパーと、行く必要のあったところをすべて回りました。イタリアでは、郵便局も診療所も店のレジも、長い間列に並んで待たなければいけないことが多く、それも、ついおっくうになって後回しにしてしまう理由の一つです。今日は朝から歯科医で、診察までに、着いてから1時間、診察開始のはずの時間から50分待ち、その後うちから最寄りの郵便局に行くと、待った挙句に、「ここではできぬから、口座を開設した郵便局に行くように」と、イタリア郵便局サイトには「どの郵便局でも可能」と書いているのに言われました。そうして訪ねた駅前郵便局でも、まずは引いた番号が電光掲示板に出るまで待って窓口に行き、窓口の人から聞いて、今度は、別室で客に応じる専門の担当者に相談するために、列に並びました。さらに、駅前Coopでも、買い物をしてレジの列に並んだため、帰宅したら午後1時半を過ぎていました。駅前の駐車場は有料である上、空きを見つけるのが大変なので、Coopの広い駐車場に車を置き、買い物することで、ただですませたのです。

 そうして、午後も昼食後すぐに、あちこちを回り、訪ねる先々で待ったため、うちに帰ったら、午後7時でした。ただ、どうせあちこちで待たなければいけないことが分かっているため、わたしはふだんは、待ち時間には本を読むようにしています。スーパーのレジでの待ち時間だけは、待つことしかできませんが、それ以外の場所では、今日は、待ち時間を利用して、スマートフォンでメールやブログ・SNSを通してのコメントや連絡にできるだけ返事をしました。今年8月にようやくスマートフォンを購入したわたしは、小さいタッチスクリーンからの入力は今なお苦手で、ふつうの人の何倍も時間をかけてしまっているように思います。それから、4日間もつけていなかった日記の、その4日分をすべてきちんと書きました。こういうとき、周囲にいる人のだれも日本語が読めないことを確信できる環境というのは、ありがたいです。

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 うちに戻ると、三日月が、ほんのりと茜色に染まる空に見える様子がそれはきれいで、とてもうれしかったです。

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In questi giorni è un mio piccolo piacere
ammirare la bella luna crescente
prima di chiudere le persiane :-)))
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-10-04 23:59 | Altro | Trackback | Comments(8)

ハフィントンポスト日本語版ブログに私の「イタリア中部地震から3週間」の記事が転載されました。

 ハフィントンポスト日本語版から、イタリア中部地震後の現地の様子を寄稿してほしいという依頼が8月末にあり、ちょうど公私共に忙しかった上に、デスクトップが不調だったために、ようやく9月15日に書き上げ、同じ原稿をわたしのブログに掲載してもいいとのことだったので、まずは当日わたしのブログで発表し、それから、ハフィントンポストの方に投稿しました。

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 ハフィントンポストの記事へのリンクは、以下のとおりです。

- http://www.huffingtonpost.jp/naoko-ishii/italy-earthquake_b_12041844.html

 この3週間は、家をほどんど、あるいは完全に留守にした日も少なくなかったのですが、東京・大阪のラジオ局から、そしてこのハフィントンポストから依頼があったので、できるだけ正確で偏らない状況が伝えられるようにと、できる範囲で、テレビやオンラインのニュースで、地震情報を追ってきました。

 概況を正確に伝え、かつ情報が詳しいニュースをと、テレビでは、主にSkyTG24、Rainews24、Rai3およびTGR(Rai3のウンブリアの地方ニュース)で情報を収集し、インターネットでは、主なイタリア全国向けのオンライン新聞のほか、マルケやウンブリアなどの地方新聞のサイトも参照してきました。全国ニュースではほとんど取り上げられないウンブリアや、マルケのペスカーラ・デル・トロント、アルクワータ以外の被災地の様子や被害状況を知るためです。

 SkyTG24やRainews24は、名前のとおり、毎日ほぼ24時間ニュースを報道していますが、中でも昼12時や13時からの放映は枠が30分ではなく、1時間なので、可能な日は、アイロンがけをしたり洗濯物を干したり、はたまた昼食を取ったりしながら、ニュースを見ていました。発生直後から1週間ほどの間は、わたしが見た日には、ニュースの冒頭から地震情報が始まり、ニュース枠の大半が、各地の被害や救出状況にあてられていました。2週間目からは、ニュースの最初にしばしば別のニュースが入り、地震報道が10~20分と短くなりました。最近では、地震のニュースは5~10分ほどになり、まったく枠がないときもありますが、それでも1時間枠がある前述の24時間ニュースを扱うチャンネルのニュース報道では、最初の20分以内に、地震への言及があることが多い気がします。

 最近は悪天候がイタリアを襲い、テント村の被災者の苦難が増した上に、ノルチャなどでM4近い余震もあり、再び地震や被災地の様子も、ニュースで取り上げられるようになってきました。記事にも書きましたが、一刻も早く、まずは寒さや悪天候、余震を恐れず、安心して過ごせる住宅に、被災者の方が移れることを祈っています。

 デスクトップが使えない状況なので、上に配したハフィントンポスト記事の写真が小さく見にくくなってしまっています。ご了承くださいませ。

*9月19日(追記)

 今夜急にデスクトップが復活したので、パソコンが使えるうちにと、記事の写真を大きいものと差し替えました。

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Il mio articolo sul Terremoto Centro Italia su Huffingtonpost.jp:
http://www.huffingtonpost.jp/naoko-ishii/italy-earthquake_b_12041844.html
- Grazie mille per le fotografie, Cesare.
- Molti danni e disagi anche in molti paesi dell'Umbria e delle Marche di cui non parlano quasi mai i telegiornali nazionali, da Castelluccio di Norcia a Monteleone di Spoleto, da Amandola a Camerino...
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- イタリア中部地震から3週間、現況とこれから / Tre settimane dal Terremoto Centro Italia (15/9/2016)
↑↑ 転載された元の記事です。記事を書く際に参照したイタリア語のオンライン記事やProtezione Civileによる報告へのリンクも付しています。
- イタリア中部地震、震源と被災状況 / Terremoto Centro Italia (24/8/2016)
- 今晩午前1時半頃日本のラジオ深夜放送でイタリア中部地震についてお話します / Interviste sul Terremoto Centro Italia @ Programmi radiofonici giapponesi (1/9/2016)
- イタリア旅行情報サイトJAPAN-ITALY Travel On-line 緑満ち心に響くウンブリア 第8回 「イタリア中部地震状況とウンブリアの被害」 (15/9/2015)
↑↑ 記事の掲載は9月15日ですが、わたしが書き上げて原稿を送付したのは9月1日でした。
- 花の海、カステッルッチョ (29/7/2013)
- 奇跡の国ニッポン、ノチェーラ・ウンブラ復旧作業 (4/3/2012)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-09-17 23:59 | Altro | Trackback | Comments(2)

突然欠けた歯とモンブラン、巨人の歯

 北イタリアの山を旅行中、確かある日、夕食のときに、奥歯がかなり欠けているのにふと気づきました。旅行中に肩の痛みで動きが制限されぬようにと、出発前日から鎮痛剤を飲み続けているためか、そのときも以後も痛みはいっさいなかったのですが、何かの拍子にこれ以上欠けては大変と、旅行中はひやひやしました。

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Dente del Gigante, Massiccio del Monte Bianco 16/8/2016

 昨日遅くに帰宅して、今日月曜日の朝、さっそく行きつけの歯科医に電話をすると、留守番電話のメッセージが、「休業中です。緊急の場合のみ、以下の番号に電話をしてください。」と答えます。

 昨年の夏はこのメッセージに遠慮して、携帯電話にすぐに電話することはせず、2、3週間ほど待って、その間、何度か歯科医院の固定電話への電話を試みたのですが、いつまで休暇が続くのか、同じメッセージがいつまでも繰り返されます。それでたまりかねて、携帯電話に電話すると、父娘歯医者の娘さんの方が、診療の際に、「そんなに遠慮しなくてもよかったのに。」と言っていました。

 それを思い出して、今朝はすぐに携帯電話に電話しました。二つ目の番号にかけて、ようやく人の声が聞こえました。お父さん歯医者さんです。「休み中なので、緊急ならば木曜に診てもいいけれど、急を要さないようであれば、診療は来週月曜でもいいですか。」と言われて、「あと1週間なら待てますが、もし他の人の治療があって、仕事をされるようであれば、ご連絡ください。」と答えました。

 歯が欠けている部分の周囲は歯磨きもきちんとするのがはばかられる上、これ以上欠ける危険もあるため、歯の無事を祈りつつ、昼食のしたくをしていたら、歯科医から電話があって、幸い今日の夕方に診てもらえることになりました。

 診察の結果は、右上の親知らずが、虫歯と言うわけではないのに、欠けてしまったらしいということでした。虫歯がないのに歯が欠けるということが、最近相次ぐので、不安になって尋ねると、「歯というのは、かむときに一か所に力が集中すると、そこに75~150㎏の力がかかるんですよ。何かかたいものを食べませんでしたか。」と、質問が返ってきました。それに、自分の歯ではなく、つめた部分なので、なおさら欠けやすかったようですとのことです。

 その返事を聞いて、ふと思い当たることがありました。薬局専門店が試供品にとくれたバスソープの袋を、宿でシャワーを浴びる際に、切り口から切ったものの、中身が出てこないので、困ってしまって、歯で袋の端をかんで、袋を開けようとしたことを思い出したのです。記憶はあいまいなのですが、歯が欠けているのにふと気づいたのは、その直後だったのではないかしら、と。

 それが直接の原因だったかどうかは定かではありません。もともと歯並びと歯のかみ合わせが悪い上に、夜歯ぎしりをすることがあるらしいので、まだ日本に暮らしていた頃、14年以上前に治療した親知らずの側面のつめ物が取れてしまうということは、いずれは起こることだったのかもしれません。

 例によって、一度目の診療では、薬を患部につめてもらっただけで、治療が終わるのは、来週月曜の朝になると思います。歯医者にはできれば行きたくありませんが、今回ばかりは、早く歯医者に診てもらえると知ったときは、うれしくて、安心しました。

 モンブランの頂上に迫る展望台からの写真を選んだのは、イタリア語で「巨人の歯」という意味を持つ山塊、Dente del Gigante(4013m)が写っているからです。巨人の歯は健在ですが、わたしの歯は欠けてしまいました。

 「虫歯もないのに歯が欠けるなんて、何だか年を取ってしまったようだ。」としみじみ言うと、歯医者さんが、「22歳の若者で、サクランボの実をかんだために、歯が縦に真っ二つに割れてしまった人もいるんですから、年齢とは関係ありませんよ。」と言います。歯の健康のためには、いろいろ気をつけなければいけないのだなと、つくづく感じました。

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Il Dente del Gigante (4013m) nel massiccio del Monte Bianco,

maestoso e intatto.
Invece, durante il viaggio mi sono spezzata
una parte del dente del giudizio curato tanti anni fa.
Secondo il dentista non c'è carie e a volte il dente si spezza
mentre si mastica qualcosa di molto duro.
(Sarà perché ho cercato di aprire un campioncino di bagnoschiuma
utilizzando i denti???)
Poi il dentista mi ha parlato di un giovane di 22 anni
a cui si è spezzato un dente sano
il quale ha morso un nocciolo mentre mangiava le ciliegie!!
Bisogna stare molto molto attenti.
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参照リンク / Riferimenti web
- デンタルサロン・プレジール - 放置は危険!?医師が教える「歯が欠けた」時の、2つの緊急対処&4つの治療法について
- 歯の教科書 - 歯が欠ける4つの原因と欠けてしまったときに行うべき対処法
- dentisti-italia.it - Fratture dentali - Fratture radicolari
- Dentistamilano.com - Dente fratturato: cosa serve sapere

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-08-22 23:59 | Valle d'Aosta | Trackback | Comments(2)

旅行者にも便利、Postemobileインターネット接続プラン

 家で各社のサイトやオンライン記事を見て、さまざまなインターネット接続プランを比べて、旅行中の間だけ必要なときに接続するのに便利そうだと思ったのは、Windのプランでした。ところが、ペルージャ駅前のWindの店に入って尋ねると、店員さんの物言いも失礼ですし、サイトの説明を読んだだけでは分からなかったのですが、すでにWindの契約をしている人でないと利用できないとのことです。

 もともと、夏の間だけはこのWindのサービスを利用して、秋以降は、ずっと使ってきたPostemobileの中のよさそうなプランを継続して利用するつもりでいましたし、幸い、Windは郵便局のすぐ近くにあったので、そのあとすぐに郵便局に向かいました。

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 郵便局に貯金口座を開くまでは、学校の給料を毎月小切手で受け取り、この駅前郵便局で現金に換えてもらっていました。そのため、なじみがあるからでしょう、局員さんたちがとても親切で、そういう事情で、スマートフォンがデュアルSIMで4Gに対応していて、さらに電話であまり長い間話さないのであれば、この1か月4Gインターネット接続10GBまで14.9ユーロのプランがいいですよと勧めてくれました。

 わたしは、実はうちを出る前に、この広告をインターネットで見たものの、下にAttiva Onlineとあるので、オンラインのみで、郵便局では手続きができないものとばかり思って、あきらめていました。あきらめていたというのは、オンラインでこのプランい申し込むと、郵便局からSIMが送られてきて、自宅に着くまで待たなければいけないのですが、それでは、せっかく料金は魅力的なのですが、翌朝からの旅行に間に合わないからです。

 そうして、10ユーロのプラン利用開始料金と、これからの1か月利用するための14.9ユーロ(ここまでは、サイトにも記載があります)、さらにどういうわけか0.10も追加して、合計25ユーロを払って、このプランに申し込むことができました。実はこのプランはRicaricabileで、残高さえあれば、電話をかけることもできるのですが、このプランの電話料金は、わたしが現在利用中の同じPostemobileの料金に比べて高いのです。そうして、その電話料金と今後の月ごとの支払いに使われる料金の「残高」と、どういうわけか支払わなければならなかった10セントが顔を出していました。

 このプランが、旅行者や留学生の皆さんにも、魅力的だと思います。と言うのは、オンラインで申し込めば、SIMが届くまで日数がかかるものの、10ユーロの利用開始料金は不要となり、しかも、1か月間インターネットを利用したあとは、必ずしもすぐに利用を再開する必要がなく、1年以内であれば、新たに利用開始料金を払うことなく、月ごとの使用料14.9ユーロを、オンラインで支払ったり、Tabaccheriaで払ったりさえすれば、すぐに1か月10GBのインターネット接続が利用できるからです。

 インターネット接続サービスをイタリア国内で利用する必要がない旅行中や帰省中は、1年以内であれば、支払わずにおけば、使用しない間の料金を不必要に払う必要がないのは、とても便利だと思います。わたしも、ふだんは家のADSL回線を使ってインターネットに接続しているので、少し出かけた先で、わざわざスマートフォンからインターネットに接続する必要をあまり感じません。

 ただ、家に帰ってから、スマートフォンでこのプランを利用してのインターネット接続ができるように設定しようと試みたのですが、うちではWiFiで接続していることもあって、本当に設定がうまく行ったのか、それとも失敗したのかが、まだ不明です。郵便局の局員さんは、分からなかったらまたこちらに来てくださいと言ってくださったのですが、さて、旅行中わたしは、WiFiを探す必要に迫られず、無事にせっかく利用手続きをした4G接続を利用することができるでしょうか?

参照リンク / Riferimento web
- Postemobile.it – Navia alla velocità del 4G. Mobile 10GB. Ogni mese fa il pieno di giga

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-08-17 23:59 | Sistemi & procedure | Trackback | Comments(2)

SIMにしまった、しみじみと

 新しいスマートフォンが、二つのSIMを挿入できるデュアルSIMだということは知っていたのですが、今まで使っていた携帯電話のSIMを、新しい電話に挿入しようとして、ようやくあることに気づきました。これまで使っていたSIMでは、大きすぎて、入りようがないのです。

 困ったなと調べてみて、わたしがこれまでずっと使ってきたSIMは、実はMiniSIMで、一方、新しいスマートフォンに適応しているのは、写真に見えるさらに一回り小さいサイズのMicroSIMと、より小さいNanoSIMだということが、分かりました。

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 わたしは携帯電話でPostemobileを利用しているのですが、インターネットで調べてみると、郵便局に行けば、該当する別サイズのSIMをすぐに用意してくれると、書かれています。夫は、同僚に自分でハサミで切った人がいると言うのですが、電話番号などの情報の記録も多く、万一の危険は冒したくありません。金曜に駅前郵便局で聞いてみると、幸い、わたしや夫のSIMについては、とある事情のために、別サイズのSIMは作れないけれども、MiniSIMからMicroSIMにする器械は、朝だけ郵便局のPostemobileコーナーにいる女性が持っていて、頼めばサイズを変えてくれるとのことです。土曜は朝早くに出発するため、郵便局には行けませんが、旅行にはこのSIMはそのままのサイズのまま、古い携帯電話に入れて持って行って使うことに決めました。

 デュアルSIMなので、今は新しいスマートフォンには、インターネット接続用のSIMだけ入れておいて、旅行から帰ってきたら、古いSIMを小さくしてもらって、二つ目のSIMとして挿入し、電話用に使うつもりでいます。

 ちなみに、金曜に郵便局で購入した新しいSIMは、こんなふうに、電話に入るサイズに合わせて、MiniSIMとしてもMicroSIMとしても、NanoSIMとしても使えるようになっています。そうして、Motorola Moto G4 Plus(ずっと「プリュ」とフランス語読みしていたのですが、ふと考えると、もとはアメリカの会社の商品なので、やはり「プラス」と読むべきなのでしょうか)には、MicroSIMでもNanoSIMでも使えるように、挿入口のサイズはMicroSIM用となっていますが、NanoSIMでも使えるようにするための枠型も付属品としてついています。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-08-16 23:59 | Altro | Trackback | Comments(4)

同性パートナーも家族としてのイタリア滞在が可能に、移民とシビル・ユニオン法

 イタリアの新法、ddl Cirinnà(法の全文はこちら)によって、シビル・ユニオン(unione civile)のパートナーは法的に家族と認められ、異性間夫婦が有する権利の多くを、享受できるようになりました。

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Dal sito www.stranieriinitalia.it

 そのおかげで、法的手続きを経てシビル・ユニオンとなれば、非EU市民であっても、パートナーがイタリア人であれば、EU市民家族用の滞在証(Carta di soggiorno per familiare cittadino UE)、パートナーがイタリアに合法的に居住する非EU市民であれば、家族用滞在許可証(permesso di soggiorno per motivi familiari)を取得して、パートナーと共に、イタリアに暮らすことができるようになりました。

 イタリア人をシビル・パートナーとする非EU市民は、さらに、二人が共に暮らすのがイタリアであれば2年後、海外であれば3年後に、イタリア国籍(cittadinanza italiana)を申請できることになりました。

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Dal sito www.senato.it, ddl Cirinnà

 またオンライン関連記事を読むと、もしパートナーのうち一人がイタリアに居住していない場合でも、二人がすでに同性婚が可能な国で、結婚をしている場合には、イタリアに居住するパートナーが国内でシビル・ユニオンとなる手続きをすれば、海外に暮らすパートナーを家族として呼び寄せて、共に暮らすことも可能となったそうです。 

 こうして、他の欧州各国に後れを取っていたイタリアでも、ようやくゲイカップルの権利が認められるようになってきたのですが、過去に、同性カップルを家族として認めず、非EU市民のパートナーに家族用滞在許可証を発行しなかったイタリア政府は、つい最近、欧州人権裁判所(Corte europea dei diritti umani)から、家族としての権利を侵害したとして、有罪判決を下されました。

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Dal sito www.dirittiumanicampania.it

 パートナーのイタリア人男性の深刻な健康状態のため、ニュージーランド人男性も、それまで二人で暮らしていたニュージーランドから、パートナーと共にイタリアに移住し、初めは学生としての一時的な滞在許可証を得て暮らし、後に家族としての滞在許可証を求めたのですが、県庁が発行を拒否しました。二人は訴訟を起こしたのですが、イタリアの最終審では、同性のパートナーは家族と認められないとして、カップルの上告を退けたのです。結局二人は、オランダに移住し、ニュージーランド男性は、オランダで、家族としての5年間の滞在許可を得ることができました。

 欧州人権裁判所で、訴訟人側は、性的指向による差別を受け、家族としての滞在許可が認められなかったために、イタリアにカップルとして二人で共に暮らす可能性を断たれたと訴え、裁判所では、7人の判事中6人が、イタリア側による人権侵害があったと判断をして、イタリア政府に、約4万ユーロの損害賠償の支払いを命じました。

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Sexual Orientation Laws in the World – Recognition. June 2016
Dal sito ilga.org

 人権先進国に囲まれ、欧州連合の圧力もあるおかげで、イタリアでもようやく同性カップルが異性間夫婦に近い権利を手にすることができるようになりました。新法をきっかけに、差別と偏見も解消に向かっていくことを祈っています。

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- Con le unioni civili ora possibili i permessi di soggiorno & cittadinanza anche per i partner stranieri dello stesso sesso.

- La Corte Europea dei Diritti Umani condanna lo Stato Italiano, perché secondo la Corte Europea esso ha violato l'articolo 8 e l'articolo 14 della Convenzione europea dei diritti dell'uomo, negando il permesso di soggiorno al partner neozelandese.
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 同性カップルようやく法的承認、イタリア各地で相次ぐゲイカップル愛と喜びのシビル・ユニオン式 / Unioni civili – Viva l’amore, un altro passo verso l’uguaglianza (3/8/2016)
- 滞在許可証イタリア法外な発行料撤廃その後、EU市民家族用滞在証&ローマからパリに飛んでも入国審査
- EU市民家族用滞在証、イタリアの場合 / Carta di soggiorno per familiare di cittadino UE
- EU市民の家族とシェンゲン協定2 (22/6/2014)

参照リンク / Riferimenti web
Unioni Civili, Immigrati & Carta/Permesso di soggiorno, Cittadinanza
- Parlamento Italiano – Disegno di legge S. 14 - 17ª Legislatura (ddl Cirinnà). Testo
- Stranieriinitalia.it – Le unioni civili per gli immigrati? Anche permessi di soggiorno e cittadinanza (9/5/2016)
- Permessodisoggiorno.org – I tipi di permesso di soggiorno che si possono chiedere grazie alle unioni civili (26/6/2016)
- ADUC. Immigrazione. Diritti degli stranieri in Italia – Permesso di soggiorno extra UE: nuove unioni civili e convivenze di fatto. Cosa cambia? (7/6/2016)
- Gay.it – FAQ del Ddl Cirinnà: ecco le prime risposte alle vostre domande
Caso Taddeucci & MacCall vs. Italia; La Corte Eurpoea condanna lo Stato Italiano
- UCA. diritti umani Campania – Caso Taddeucci e MacCall contro Italia (2/7/2016)
- Gli Stranieri. News Stranieri e Immigrazione – Permesso di soggiorno di coppia omosessuale: la Corte Eurpoea condanna lo Stato Italiano (30/6/2016)
Riconoscimento dell'orientamento sessuale nel mondo
- ILGA – Sexual Orientation Laws in the World – Recognition. June 2016 (PDF)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-08-05 17:30 | Sistemi & procedure | Trackback | Comments(4)

同性カップルようやく法的承認、イタリア各地で相次ぐゲイカップル愛と喜びのシビル・ユニオン式

 カトリック教会の本部を半島内に抱え、古来カトリック教会の圧力の強いイタリアでも、ようやく愛し合う同性の人々や、結婚はせず、けれど共に暮らすことを選んで同棲する男女が、その絆を法的手続きを踏みシビル・ユニオン(unione civile)とすれば、結婚した夫婦が有する法的権利の多くを、享受することができるようになりました。

 まだ同性婚は認められず、養子縁組などについては議論が続いていますが、それでもようやくイタリアも、多くの市民がより平等に幸せに暮らせる国に向かって一歩進むことができたという意義は大きいと思います。

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Dal sito www.ilfattoquotidiano.it

 シビル・ユニオンによって得られる権利は、給与でパートナー控除が受けられ、育児休暇や重度の障害を負うパートナーを介護するための介護休暇を取ることができ、パートナーが亡くなった後も共に暮らしていた家に住み続けることができるなど、様々です。(詳しくは下記リンク参照)

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Dal sito www.goveno.it

 シビル・ユニオンを規定する法が可決されたのは、今年5月11日、法の施行は6月5日ですが、細則が公表されたのは7月28日で、さっそく8月1日から、長年共に暮らし、愛を育み続けて来たゲイカップルたちが、イタリア各地で次々に、その愛の承認をいよいよ法的に受けるための喜びの式が、行われています。

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Dal sito espresso.repubblica.it

 イタリア初のシビル・ユニオンの式を行ったのは、レッジョ・エミリアの男性ゲイカップルで、この作家とジャーナリストのカップルは、すでに36年間生活を共にするばかりか、時に仕事も共同で行っていたのですが、今回ようやく、まだ完全にではないものの、本来とっくの昔に認めるべきであった二人の絆と権利を認める法が成立したのです。

 上に引用したL’Espressoの記事には、市長の二人への祝辞の映像もあるのですが、祝辞の中で、二人の幸せを心から願い、そうして、「今日の大きな喜びと前進は、あなた方二人のものであると共に、町やイタリアという国のものでもある」と語る市長のその言葉が心を打ち、すばらしいので、興味のある方はぜひご覧ください。

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Dal sito bologna.repubblica.it

 今日、8月3日はボローニャ初のシビル・ユニオンの式を、女性カップルが挙げ、

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Dal sito www.lastampa.it

今週土曜日には、50年間愛し合い続けてきたトリノのゲイカップルも、ようやく待ちに待った、二人の絆が法的に承認されるユニオン・シビル式を迎えることになっています。

 いまだに社会の差別や無理解に苦しみ、異性どうしであれば祝福を受けられる愛の絆を、ひた隠しにしている人は、イタリアにも日本にも、そうして全世界に、多いのではないかと思います。長い闘争を得て勝ち取られたこの一歩が、これから多くの人々が、当然得られるはずだった幸せを手にすることにつながり、今後さらに権利が拡大され、同性婚も認められる日が、一刻も早く訪れますように。

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Già da questa settimana si celebrano le unioni civili in diverse parti d'Italia.

Viva l'amore, un altro passo verso l'uguaglianza, anche se ancora c'è molto da fare.
Che le istituzioni politiche e religiose cerchino di dare i diritti dovuti e una vita più serena alle coppie gay che si amano invece di calpestare la loro dignità ed ostacolare la loro felicità.
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関連記事へのリンク / Link all'articolo correlato
- 同性パートナーも家族としてのイタリア滞在が可能に、移民とシビル・ユニオン法 / Con le unioni civili ora possibili i permessi di soggiorno & cittadinanza anche per i partner stranieri dello stesso sesso (5/8/2016)

参照リンク / Riferimenti web
- ja.wkipedia - シビル・ユニオン
- Governo.it – Unioni civili e disciplina delle convivenze: approvata la legge
- il Fatto Quotidiano – Unioni civili e convivenze: ecco come registrarle e che cosa cambia per affitti e mutui, pensioni ed eredità
- L’Espresso – A Reggio Emilia la prima unione civile legittimamente celebrata
- R.it Bologna – Anna ed Eleonora spose, la prima unione civile di Bologna
- La Stampa. Torino – Appendino celebrerà la prima unione civile tra due anziani che si amano da 50 anni. Si parte sabato: due uomini hanno ottenuto la procedura d’urgenza

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-08-03 22:46 | Notizie & Curiosita | Trackback | Comments(2)

滞在許可証イタリア法外な発行料撤廃その後、EU市民家族用滞在証&ローマからパリに飛んでも入国審査

 イタリアが滞在許可証発行料と称して、外国人移民に課している80・100・200ユーロは高すぎて不当であると、昨年9月に欧州連合司法裁判所が判断を下し、それを受けて、今年5月には、ラッツィオ州行政裁判所が、2011年の省令で定められたこの発行料金を撤廃するという判決を下したことは、5月の記事でもお知らせしました。その際に、今後は手数料として、収入印紙(marca da bollo)用に16ユーロ、電子情報カード作成に30.46ユーロ、さらに、イタリア郵便局への手数料、30ユーロの合計76.46ユーロを支払えば、申請が受けられるようになったこともお知らせしました。

 残念なのは、料金が値上がりするときには、すぐに新料金での徴収を始めるくせに、値下がりとなると、そのためか行政のただでさえ重い腰がなかなか上がらず、「80~200ユーロの発行料は不要で、手数料は合計でも76.46ユーロで済む」という連絡が、申請キットを受領する郵便局や、実際に滞在許可証を発行する警察署に行きわたらず、結果として、いまだにイタリア各地で、必要と言われて、申請のために不当とされて不要のはずの発行料を、移民が払わざるを得ない状況が続いていることです。その後、さらに、移民が過剰に支払った発行料は返還されることになったというニュースがあったときに、あえて記事にしなかったのも、実際にそうした措置が取られるまでにかかる歳月を思ってのことです。

 判決を無視して、警察署が移民に発行料の支払いを強要し続けたため、移民の苦情を聞いた保護協会や市町村からの問い合わせが相次ぎ、判決から約2か月が過ぎて、


ようやく内務省から、「5月24日の判決を受けて、滞在許可証の発行・更新の申請に際して警察署が利用する情報システムを更新したので、関係各機関が、発行料の振り込みの確認なしに、発行・更新に取りかかれるようになった。」という通達があったとのことです。(詳しくは、上記リンク先の記事参照)ただし、そうやって書いて知らせるでけでは不十分なのであって、上記記事に記者が記しているように、もう80・100・200ユーロの発行料は不要で、計76.46ユーロの手数料のみでいいのだということを、警察を通じて、移民や郵便局に知らせるべく努め、さらに、不当に受け取った発行料を移民に返還するべきでしょう。

 とにもかくにも、亀の歩みではありますが、不当と判決が下され、支払うべきと定めた法がとうに取り消された過剰な発行料を、ようやく移民が支払わずにすむ日が、近づいています。

 ちなみに、EU市民の家族用の滞在証(Carta di soggiorno per familiare di cittadino UE)の発行については、EU法に基づいてできた別の法で定められていて、発行料は無料、ただし身分証明書発行と同程度の手数料は請求できるものとするとなっています。また、家族用滞在証は、郵便局を通さずとも、発行を担当する警察署(Questura)で直接申請することができることになっています。

 ただ、2007年にこう法律が変わってからも、郵便局や警察などで、相変わらず勘違いをして、申請手続きが簡素なEU市民家族用滞在証ではなく、非EU圏出身の家族と共に暮らすための家族用滞在許可証(Permesso di soggiorno per motivi familiari)の申請や、EU市民の家族ではない外国人用の無期限のEU滞在許可証(Permesso di soggiorno UE per soggiornanti di lungo periodo / Carta di soggiorno per cittadini stranieri)の申請に必要な多くの書類や手数料を要求される場合が、いまだに時々あるようですので、皆さん、くれぐれもご注意ください。配偶者がイタリア人であるのに、申請時に収入証明や貯金の残高を示す書類を提出するように言われた場合には、担当官が勘違いをしている可能性が大いにあります。この件についても、関連記事へのリンクを記事末に載せてあります。

f0234936_5105316.jpg
Aéroport de Paris-Charles de Gaulle 11/6/2016

 また、欧州各国に留学していて、まだ申請中で滞在許可証の実物を受け取っていない方には、「シェンゲン協定国間の移動であれば、入国審査はないだろう」と軽く考えて、ヨーロッパの他国への旅行を検討することのないようにおすすめします。(下記リンク参照)テロ事件を受けて、各国とも警備が厳しくなり、わたしたちが今年6月半ばにローマからパリに飛行機で到着した際にも、本来はないはずの入国審査が、わたしに対しても、イタリア人の夫に対してもあったからです。この件に関しても、詳しくは下記リンク先の記事をご覧ください。

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Sorpresa all'Aeroporto di Parigi Charles de Gaulle 11/6/2016

- Siamo arrivati da Roma, da un altro Paese Schengen,
eppure ci attendevano i controlli passaporti e poi...
フランスのどこに行きますか?
Al controllo passaporto, il poliziotto mi ha chiesto in GIAPPONESE
quali città francesi io pensassi di visitare!!!
*******************************************************

参照リンク / Riferimento web
- Stranieriinitalia.it - Tassa sul permesso, le Questure si adeguano: "Non si paga più" (21/7/2016)

関連記事へのリンク
- 撤廃! 80~200ユーロのイタリア滞在許可証発行料
- EU市民家族用滞在証 / Carta di soggiorno per familiare di cittadino UE
- 紙の滞在証でも入国の権利あり
- フィンランド国境警備からの返事、紙でも大丈夫
- EU国滞在許可証申請中の帰国、入国・搭乗拒否のおそれあり~欧州留学・移住とシェンゲン協定1
- EU国滞在許可証申請中の帰国、入国・搭乗拒否のおそれあり~欧州留学・移住とシェンゲン協定2

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-07-22 22:12 | Sistemi & procedure | Trackback | Comments(6)

ホクロ・シミの皮膚科診療でびっくり@イタリア

 去年、親しい友人が、風邪をこじらせて、かかりつけ医の診療を受けたとき、たまたま放置していたら命にかかわったかもしれないという悪性の黒色腫(melanoma)が見つかり、幸いすぐに手術をして、事なきを得たということがありました。わたしは、幼い頃に日焼け防止対策などいっさいせずに、海や山でいい色に焼けたためもあり、また、イタリアでは日焼けに気をつけているものの、たとえば巡礼中の炎天下や登山中に汗が流れても、いちいち日焼け止めクリームを塗り直すわけにもいかず、50歳に近づきつつあることもあって、近年目立つシミ(macchia)が顔のあちこちにできてきています。

 友人の件をきっかけに、夫がわたしの顔に増えていくシミを気にし出して、皮膚科で診察を受けるようにと、口うるさく言うようになりました。年齢と日焼けによるものだからと、最初は聞き流していたのですが、ひどい近眼のわたしが、眼鏡なしで鏡をのぞいても、シミが目立つようになってきたため、自分でも心配になり、皮膚科で診てもらうことにしました。

 イタリアの公立病院で、検査・診察を受けるには、時間と辛抱が必要で、例によって、まずは診療所の待合室で長い間待ったあと、かかりつけ医(medico di base)に事情を話して、皮膚科での診察が必要というカード(impegnativa)を発行してもらい、それを持って、病院の予約もできる薬局(farmacia)に行きました。数週間後に空きが見つかったので、その日時に予約を入れてもらい、診察料も前払いしておきました。

 そうして、昨日、その予約当日に皮膚科の診察を受けました。医師名は予約時に、すでに紙に印刷されていました。名前を見て女医さんだと安心し、時に突然の担当医変更はあるものの、昨日診療してくれたのは、紙に印刷されていた女性医師でした。

f0234936_235631.jpg
Si trova qui l'Ambulatorio di Dermatologia
Via Enrico Dal Pozzo (Zona Monteluce, padiglione X, 1° piano)

 皮膚科はイタリアで、すでに2、3度、診療を受けたことがあります。ところが、今回はこれまでとは勝手が違い、わたしは確かに顔にもホクロ(neo)が多いのですが、かかりつけ医が、ホクロの診察という指示をしていたためでしょう、診察室でいきなり女医さんから、服を脱ぐように言われてびっくりしました。それで、ビキニを着たことがないわたしが、ちょうどビキニのような出で立ちの下着姿になって、診察台に横たわって、全身のホクロを診てもらうことになったのですが、顔のシミが気になって診てもらいに行ったので、こういうことになろうとは、まったく予測していなかったため、びっくりしました。

 気になるシミやホクロを拡大して見るために、そういう箇所に液体を塗布する必要があるとは、診察のあと尋ねて聞いたのですが、横たわりながら、ひざや腕など、あちこちに、水分が塗りつけられていったので、診察を受けながら驚きました。結果は幸い、ホクロもシミもすべて悪性のものはなく、シミは予想していたとおり、日焼けによるもので、女医さんから、晴れた日の外出時には、SPF50の日焼け止めクリームを塗るようにと、指示がありました。

 数年前、ペルージャ中心街の薬局で、SPF50の日焼け止めを買おうとして、SPF50は肌への負担が大きいので、一番日光が強い時間帯や、長い間戸外にいる場合以外は、SPF30で十分だし、肌に優しいと勧められ、どこかで同趣旨の記事を読んで以来、わたしはそう助言されたとおりの日焼け止め対策をしていました。また、以前は薬草専門店、erboristeriaの気に入った業者の基礎化粧品に、日焼け止め効果がなかったので、夏の特に日ざしの強そうなときに、化粧の前に日焼け止めクリームを塗るだけにしていました。ただ、そうして数年経ってみて、年齢を重ねたためでもあるのですが、最近目立ってシミが増え、大きくなってきたこともあり、それではいけないなと感じていました。

 女医さんに、かつて薬局で聞いた助言について話したのですが、「あなたの肌ではSPF30では日焼け止めには不足で、SPF50でないといけません。」と言われました。そうして、シミを取り、かつ日焼け防止にもなるクリームを処方できるけれども、自然成分だけのクリームが希望なら、処方はしないでおきましょうと、つけ加えたので、「すでに薬草専門店で、自然成分を使った日焼け止めクリームや、シミ対策の基礎化粧品を購入しています。」と、返事をしました。

 ついでに、なんと顔の額の中央に、無色の小さなイボを見つけてくれました。こちらは除去ができるクリームがあるからと処方してくれたのですが、昨日は午後、日本語の授業や新しい生徒さんとなるかもしれない人との面談があって時間が取れず、まだ購入できていません。

 シミが増えているのは残念で、いきなり服を脱ぐように言われてびっくりしたのですが、悪性のシミやホクロが今のところはいっさいないということで、安心しました。定期的な診察が必要だからと、次回は1年後に皮膚科の診察(visita dermatologica)を受けるようにと指示をもらって、診察室を後にしました。

参照リンク
- 女性の美学 - SPF50は肌に負担?検証!日焼け止めはSPF30で十分?

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-06-10 17:10 | Sistemi & procedure | Trackback | Comments(4)

飛蚊症・後部硝子体剥離と旅行@イタリア後編

 金曜の夕方は、月曜の朝一番の眼科診療と眼底検査の予約が取れてほっとしていました。(詳しくはこちら)ところが、夜間うちの照明がついている間も、何となく左目の視界の左下に、時々白いきらめきが見えるような気がしていたのが、夜間電気を消してからもわずかな間隔をあけて見えるようになったので、これはいけないと不安になりました。夜も遅く、風邪を引きかけていた夫がすでに寝入っていたので、他の部屋で電気をつけて、視界がゆがんでいたり狭まっていたりしないことを確認して、翌朝一番にバスを乗り継いでシルヴェストリーニで救急診療を受けることに決めました。

 翌朝は夫が車で病院までつき添ってくれました。眼科の救急診療を受けるための手続きは、3年前と同じです。(詳しくはこちら)眼底検査をしての診療も前回と同じなのですが、違うのは症状と診断で、今回は、後部硝子体剥離(distacco posteriore di vitreo)が起こっていました。困ったのは、確かに急を要したのは左目だけなのですが、左目だけしか検査してくれなかったことで、そのため、結局、救急診療の医師が勧めるように、月曜朝も予約していた朝の8時に、同じ総合病院を、今度はわたし一人でバスで病院を訪ねました。と言うのも、土曜は夫が病院まで同行してくれたのに、結局診療室には、わたし一人しか入ることが許されず、夫は外で待たなければいけなかったからです。

f0234936_58980.jpg

 月曜朝の診療では、左目に後部硝子体剥離以外に異変が起こっていないことを確認してもらい、右目も眼底検査を受けました。日曜から月曜にかけても、相変わらず白い小さなきらめきが見え、しかも見える方向や位置が少しずつ上方かつ顔の近くへと移動していて、不安だったのでほっとしました。右目は幸い、今のところ硝子体が網膜にしっかりくっついているそうです。

 土曜には20~30日後に再び眼底検査を受けに来るようにと言われていたのですが、月曜には期間が短くなり、15~20日後にと言われました。そうして、離れてしまった硝子体が再び網膜に付着することはないけれども、わたしが以前に処方してもらった栄養補助剤に効果があるかと聞くと、1か月おきに飲んだり飲まなかったりを繰り返してみてもいいけれども、確かに効果があるというわけではないとのことです。今も硝子体が少しずつはがれている最中で、網膜を強く引っ張って、網膜剥離を引き起こしてはいけないので、頭を急に下げたり、ひどく重いものを持ったりするのを避けるようにと、指示がありました。Deve stare tranquillaと言われたのが、安静にしなさいということか、それとも単に安心していいということだったのかと、うちに帰ってから気になりました。と言うのも、かかりつけ医には、旅行中には家でほどはふだんの動作に注意を払うことができないから、できれば旅行は、20日後の再検査までは、避けた方がいいと言われたからです。

 ただ、掃除をしたり、花に水をやったりするにも、重いものを動かしたり、頭を下げたりする機会は多いので、最初は旅行は延期しようかと思ったのですが、夫もすでに休暇を取っているし、友人たちと共に旅行する期間もあるため、用心をしながら、旅行をすることに決めました。

 急な動作をしてはいけないというのは、ぎっくり腰の後遺症がつらかった頃、祖国で医者をしていた義弟の奥さんにも聞きました。自分では意識していなかったのですが、急に立ち上がったり、地面に落ちたものを拾おうと、急に上半身を曲げて手を伸ばしたりすることがわたしは多いので、そういう突然の動きに、腰の痛みが誘発されることに、言われて初めて気づきました。先ほどトルコロを焼いて、オーブンの中をガラス窓越しに眺めながら、焼けたかどうかと時々眺めたのですが、気づくとつい、急に頭を下げがちの自分がいます。

 飛蚊症・後部硝子体剥離を防ぐには、とにかく水を毎日十分に飲むことが必要だとのことで、そうして水を1日1.5~2リットル飲むことは、合成化学薬品を使わずに花粉症に対応する療法の一つでもあります。皆さん、毎日水をたくさん飲みましょう。

関連記事へのリンク
- 飛蚊症・後部硝子体剥離と旅行@イタリア前編 (6/6/2016)
- 瞳の煙と眼科救急診療、ペルージャ (12/5/2013)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-06-08 21:54 | Sistemi & procedure | Trackback | Comments(10)


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