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悲しみから喜び、映画 『Saving Mr. Banks』

 深い悲しみや心の奥底の呪縛から、世界中の人に笑顔をもたらす名作が生まれることがあるのだと、昨晩、映画を見て感動し、改めて思いました。邦題は、『ウォルト・ディズニーの約束』 で、2013年に公開された映画なのですが、わたしは昨晩、イタリアのテレビ放映で、初めて見ました。『メリー・ポピンズ』の映画制作を20年間待ち望み、いよいよ取りかかろうと、情熱にあふれるウォルト・ディズニーが、原作者、パメラ・トラヴァースを、英国からアメリカの映画制作現場に呼び寄せるのですが、ディズニーと制作スタッフは、映画の実現に当たって、さまざまなディズニー側のアイデアや配役を頑なに拒む原作者との応酬に、苦しむことになります。

 何がそんなにもパメラ・トラヴァースの心を頑なにしたのか。ディズニーの映画スタッフとの制作風景が繰り広げられる一方で、語られる彼女の少女時代の思い出から、そのなぞが少しずつ明らかになり……

大好きなミュージカル映画、『メリー・ポピンズ』の原作が、こうした作者の悲しみや思い出を原動力として書かれたとは思いもよらず、幼い頃に読んだように覚えている原作を、今度は英語で、もう一度じっくり読んでみたいと思いました。

 イタリア語版の予告編は、映画、『メリー・ポピンズ』でディック・ヴァン・ダイク演ずるバートが語る言葉で始まります。



Vento dall'est
la nebbia è là
qualcosa di strano fra poco accadrà


    「東からの風
     あそこには霧が立っている
     まもなく何か奇妙なことが起こるだろう。」(「  」内は石井訳)

 英語音声日本語字幕で上映されたであろう日本語版の予告編は、こちらです。



 ペルージャでは今朝から、東ならぬ南からの激しい暴風が吹き荒れています。近年、イタリア中部では、強風に森の木々が倒れたり、路上や庭の木が倒れて事故が起こったりすることが少なくありません。

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Albero caduto nelle Foreste Casentinesi 18/11/2017

 写真は、11月にラヴェルナへと森を歩いていて出会った、強風に倒れた木の一つです。これ以上風による被害が出ないことを願っています。

LINK
- amazon.it - film DVD, "Saving Mr. Banks"
- amazon.co.jp - 映画DVD、『ウォルト・ディズニーの約束』

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-12-11 22:28 | Film, Libri & Musica | Trackback | Comments(1)

日々の奇跡に気づく目を、瞑想講座とテッツィオ山の紅葉

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Colori d'autunno sul Monte Tezio, Perugia 5/11/2017

 目の前にある一輪の花やコップも、初めて目にするかのように、注意深く見つめてみれば、その特別な美しさが見えてくる。そういうまなざしで、心で、日々わたしたちの身の回りを取り囲むものを見つめてみれば、今このとき目の前にあるものやことを新鮮な心やまなざしで見つめられれば、日々やひととき、この世は奇跡に満ちている。

 先ほど聴いたディーパク・チョープラのイタリア語版瞑想講座の第1日目と、その手ほどきの解説をするプージャ・クリスティーナの言葉のうち、心に残ったことを要約してみました。


 イタリア時間で12月4日、今週月曜日から始まったディーパク・チョープラのイタリア語版瞑想講座は、いつものようにオンラインで21日間は無料で受講できます。他言語版と同様、日々の講座では、約10分のディーパクの教えに、約10分の瞑想時間が続き、合計約20分間なのですが、イタリア語版には、さらにプージャ・クリスティーナによる約5分の解説・指南もついていて、こちらも無料です。約20分の本編は、ディーパク自身の英語の言葉にイタリア語訳が続くため、英語が分かれば受講が可能ですが、プージャ・クリスティーナの言葉はイタリア語のみです。

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Castello di Procopio

 例によって、たとえば1日目の講座は、オンラインで聴けるようになってから、5日間だけはいくらでも無料で聞き返せるものの、以後は、講座を購入しないと聴けなくなるはずです。朝落ち着いた心で受講するのが一番いいそうなのですが、朝は出勤などで慌ただしいため、落ち着いて受講できる時間を1日の間に見つけようと考えていたら、1日目が受講できる本来なら最終日の昨日にも、今回は1日目の講座を聴きそびれてしまいました。

 ところが、おそらくは、イタリアでは12月8日金曜日が国民の休日であり、8日から10日までは土曜をはさんで連休になるからか、なんと今試しにリンクを開いてみたら、まだ1日目の講座が聞けるではありませんか。と言うわけで、さっそく聴いてみて、記事の冒頭に心に残ったことをまとめてみました。

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 奇跡と言えば、今日添えた写真は、先日友人たちがミジャーナに来て、いっしょにテッツィオ山を登ったときに撮影したものなのですが、この日の散歩中に写した他の写真には、この夏の北イタリア旅行以来、写真に入るようになった灰色のしみが入ったものがあるものの、この写真をはじめ、この翌日以降に撮った写真には、どうもしみが入っていないようなのです。

 以前にも、光の関係か、中には、たまにしみが入らない写真があったのですが、この頃は山を歩くこともまれになり、そのために、写真にしみが入らないことに気づきつつも、深くつきつめては考えませんでした。

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 ペルージャにキャノンのカメラ専門の店があって、修理も依頼できることまでは分かったものの、修理中はカメラが手元にないのが残念で、雨の日が続いて、撮影することもない時期が来るまでと、修理に出すのを先延ばしにしていたのですが、さて、しみの元は自然消滅したのか、それとも、カメラのどこか写真の映りには関係のないところに一時的に入り込んだだけなのか、なぞです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-12-09 19:10 | Umbria | Trackback | Comments(2)

バス時刻表を駅前で、イタリア ペルージャ

 ペルージャの市内バスは、通勤や買い物のために利用する人もいますが、最も多く利用するのは、学校に通う生徒たちなのでしょう。と言うのも、バスの便は、平日(feriale)か土曜日(sabato)、休日・祝日(festivo)かによって変わるのはもちろんですが、学校の授業があるとき(scolastica)とないとき(non scolastica)のバスの便数や通る道筋が大幅に異なるからです。以上、かっこ内のイタリア語は、ペルージャ市内バス時刻表で使われている表現です。

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 ペルージャの市内バスを運営する会社の名前は、わたしがペルージャに来た2002年以来、何度も変更していて、最初はapmだったのが地方列車を運営するFCUと合併してUmbria Mobilitàになったかと思えば、最近はBusItalia Nordとなりました。そのためか、以前は夏・秋・冬の3度発行されていた時刻表の発行が今は夏と冬の2度になったようで、現行の時刻表の表紙には、2017年9月13日から2018年6月9日までと書かれています。

 ペルージャの市内バスの時刻表は、インターネットでも見られるのですが(リンクはこちら
、わたしのうちのように郊外にあって近所を通るバスの便が少ないと、いくつもバスを乗り換えなければならなかったりするために、インターネット上では見づらく、比較がしづらくて、困ることがあります。紙の時刻表の冊子は、例年時刻表が変わってまもなくの間は、バスの切符売り場の窓口で頼めば、無料でもらえるのですが、今年はその頃に時刻表をもらいに行きそびれたため、バスの時刻表は、オンラインで確認していました。

 新聞や雑誌を売る店(edicola)やミニメトロ駅などでも、市内バスとミニメトロ、鉄道の市内区間で利用できる共通切符を購入することは可能なのですが、専門の切符売り場は、ペルージャ市内には三つ、フォンティヴェッジェのペルージャ鉄道駅前のブース(冒頭の写真)、バスターミナルのあるパルティジャーノ広場の建物内、そして、中心街のイタリア広場にあります。

 昨夕は、学校の帰りに、駅前でバスを降りて、ミニメトロ駅まで歩いたのですが、たまたまそばを通りかかったので、切符売り場で10回分の切符を12.90ユーロで購入し、いくらなんでももう残部がないだろうとは思いつつ、念のために聞いてみました。

 「新しい時刻表はもう残っていませんよね。」

 NOという返事に、ああやはりないのかと思ったのですが、ところが係員がにっこり笑いながら、さっと時刻表を差し出してくれたではありませんか。

 わたしは、"Ormai sarà impossibile che rimanga ancora un nuovo orario."「新しい時刻表がまだ残っているなんてこと、あり得ませんよね。」と尋ねたので、NOという返事は、「いいえ、あり得ないということはありません。今でもありますよ。」ということだったのです。

 というわけで、無事に時刻表をもらえて、ほっとしました。

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Per fortuna nella biglietteria di Fontivegge era ancora rimasta una copia del nuovo orario degli autobus urbani di Perugia uscito il 13 settembre. A dicembre!

E' sempre meglio chiedere e così ho ottenuto un orario cartaceo più comodo rispetto a quello on line.
Molto più gentile agli occhi e consultabile anche senza connessione ad Internet :-)
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-12-06 23:36 | Umbria | Trackback | Comments(4)

コーヒーあればすべて解決、イタリア バールの壁の言葉

 土曜の午後、コーヒーを飲もうと立ち寄ったバールの壁に、それは気の利いたコーヒー賛歌が書かれていましたので、ここにご紹介します。バールの人によると、インターネットで見つけていいなと思ったとのことです。日本語訳は、わたしが最初に読んで受けた印象をもとに訳したものです。口調と意図が伝わることを重視した意訳です。

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  「コーヒーさえあれば、どんな問題だって解決する!
   眠いときは、コーヒー!
   元気がないときも、コーヒー!
   寒いときも、コーヒー!
   だれかにひどく腹が立つって?
   頭めがけてコーヒーカップを投げつければいい!」 (「 」内は石井による意訳)


 コーヒーを飲みながら、4行目まで、「うまいなあ。いいことを言うなあ。」と思って壁の言葉を読み、5行目で疑問が心をかすめました。

 「いらいらしているときにコーヒーを飲んだら、よけいに腹立ちが増すんじゃないかしら。」

 そのため、最後の行に、思わず笑ってしまいました。なるほど、そういうときはコーヒーそのものではなく、飲み終えたカップが武器として役に立つのか。ちなみに、店の人によると、今のところは、幸いバール内でコーヒーカップが飛んだことはないそうです。

 1日に多くとも2杯までしか飲まないわたしですが、コーヒーを飲むと、目が覚め、頭も冴え、元気も出るようで、特に昼食後は、1杯のコーヒーが楽しみです。

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Parole simpatiche trovate sulla parete di un bar
di Ponte Messa (RN) 25/11/2017
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-11-27 22:34 | Lingua Italiana | Trackback | Comments(2)

日本語の否定はやたら難しい、イタリア語はnonつけるだけ

 文法的にやっかいな点が多いイタリア語も、肯定文から否定文を作るのは、英語やフランス語に比べてもかなり楽で、原則的には、否定を表すnonをつけるだけです。

 ですから、

Carlo è insegnante. カルロは教師です。
Marco è alto. マルコは背が高いです。
Il treno è comodo. 電車は便利です。
Sara canta. サーラが歌います。

という3文は、述語の核となる部分がそれぞれ名詞、形容詞、動詞と異なるにも関わらず、これらの文の否定形を作るには、いずれの場合も、動詞の直前にnonをつけさえすればいいので、そのため、それぞれの否定形は次のようになります。

Carlo non è insegnante. カルロは教師ではありません。
Marco non è alto. マルコは背が高くありません。
Il treno non è comodo. 電車は便利ではありません。
Sara non canta. サーラは歌いません。

  ところが日本語の場合は、文の述語が名詞句か、形容詞か、形容動詞か、動詞かによって、敬体一つとっても、否定形の作り方が違ってきます。(ただし、述語が名詞句の場合と形容動詞の場合は同形です。)

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 「きょうしです」も「たかいです」も「べんりです」も、肯定文では文末が「です」と同じなのに、否定文では形が変わってしまう上、動詞の否定形とも混同しないように気をつけなければいけないので、日本語の入門段階では、皆が、この否定形を使えるようになるまでに、苦労しています。

 ちなみに、上述のイタリア語の訳文を書く際に、わたしは書き言葉でもあるために、「じゃありません」よりも「ではありません」の方がしっくりするため、この形を用いたのですが、外国人向けの日本語の入門の教科書では、「ではありません」には言及しても、「じゃありません」を教えるものがほとんどです。『みんなの日本語』では、形容詞の否定形を「〜くないです」のみ取り上げて、「〜くありません」を扱わないので、わたしは、「〜くないです」は口語的で書き言葉としてはふさわしくない場合が多いのにと、残念に思っていたのですが、『まるごと』になると、さらに名詞句の否定文まで、「わたしは日本人じゃないです。」と、「じゃありません」の代わりにまで「じゃないです」を用いているのに、愕然としました。教える対象が、小中学生か、高校生・大学生・社会人か、また、実際に日本語を使うのが旅行先か仕事においてかによっても、教えるのが望ましい否定形は変わってくると思いますが、わたしは年齢・学習目的に関わらず、まずは「じゃありません」、「〜くありません」を教えて、それ以外の表現が使われることもあるとしておくべきではないかと考え、形容詞については、教科書にある「〜くないです」と共に「〜くありません」を教えて応用練習も行い、名詞句の述語に関しては、原則的には「じゃありません」を教えて、話し言葉や強く否定したい場合には「じゃないです」という表現が使われることがあると、言及しています。

 ちなみに、敬体の否定形は、まだ学習が楽な方で、常体の否定形になると、「読まない」、「ない」など、未然形の作り方が、動詞の活用の種類や行によって変わってくるので、さらに大変です。

 動詞の形が主語の人称や単複に応じて六変化するイタリア語と違って、日本語では主語が「わたし」でも「彼ら」でも述語が同じで楽だとほっとしていた入門者が、文法で苦労し始める関門である否定形ですが、頑張って習得してほしいものです。

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Non è facile trasformare una frase affermativa in negativa in lingua giapponese.
In genere in italiano basta inserire l'avverbio di negazione "non", mentre in giapponese spesso ci sono una grande differenza tra la forma affermativa e quella negativa.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-11-26 23:56 | Insegnare Giapponese | Trackback | Comments(2)

ごはん日本語・イタリア語、文化を映す言葉たち

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 今日は日本語の授業で、教科書に出てきた「ごはん」という言葉を覚えるのに、生徒さんが苦労していたので、「ごはん」という言葉について、日本文化における米の大切さに言及しながら、説明してみました。

 イタリア語では、ごはんは、調理前の「米」であろうと、米を炊いたものであろうと、米が実る植物、「稲」であろうと、すべて「riso」という同じ単語を使います。一方、主食が米である日本では、植物は「いね」、料理する前の穀物は「こめ(米)」であり、炊いたり料理したりした場合、和食であれば「ごはん」、外来の料理と共に食べるのであれば「ライス」となり、日本文化における米の大切さが、言語に反映されているのですよと説明して、日本文化に興味を持ってもらいながら、「ごはん」という言葉を記憶してもらおうと試みたのです。ついでに、イタリアでは炊飯器を知らない人が多く、大型家電店でも見かけませんので、日本には、米と水を入れてスイッチを入れれば米が炊ける電気製品を使って、ごはんを炊く家庭が多いことや、わたしはイタリアに来て初めて、鍋でごはんを炊くことを覚えたことについても、話をしました。

 「ごはん」という言葉はまた、「食事」という意味で使われることにも言及しました。今日のそのあとの授業で、「あさごはん」という言葉も学ぶことになっていたからです。

 日本語の初級の教科書では、「おちゃ」を緑茶として、「こうちゃ」と共に学習することが多く、教科書『まるごと』でも、やはりそういうふうに扱われています。母語のイタリア語で、母音の長短が弁別機能を持たないイタリアの人には、母音の長短を認識することが難しく、たとえば「おさん」と「おじいさん」の違いを聞き取ることや、それぞれを正しく覚えることに苦労しがちです。「おちゃ」と「こうちゃ」(発音は「こおちゃ」)という言葉を、生徒さんが「どちらがどちらか混同してしまうんです。」と、今日の授業中に言っていたのですが、その混同は、「お」の母音の長さの違いが聞き取れないためでもあるかと思います。

 そこで、やはり脱線にはなるのですが、イタリア語では、紅茶をtè nero (the nero)と言い、茶の色を「黒(nero)」ととらえるけれども、日本語の「こうちゃ」という言葉は、漢字で書くと「紅茶」であって、色を「赤」と認識しているのだという話をしました。緑茶はイタリア語でもtè verdeで、「緑」ととらえていて同じだと説明し、「実際は日本語のお茶という言葉は、紅茶という意味でも緑茶という意味でも使われるけれども、伝統的な緑茶を指すことが多く、りょくちゃという言葉は難しいので、初級の教科書では、おちゃを緑茶としているのでしょう。」という話もしました。

 生徒さんが毎日日本語を勉強する時間数が多いので、こういう話をしたり、生徒さんの質問に答えたりして、車のハンドルの「あそび」にあたるような時間も適宜設けながら、授業を進めています。

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In giapponese esistono diverse parole che indicano il riso
; la pianta di riso si dice INE(いね), i chicchi raccolti KOME(こめ), il riso cotto mangiato in maniera tradizionale GOHAN (ごはん), il riso cotto mangiato con i piatti stranieri RAISU (ライス). Così la lingua giapponese riflette l'importanza del riso nella cultura giapponese.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-11-23 23:57 | Insegnare Giapponese | Trackback | Comments(4)

12か国語の外国語学習にも役立つ対訳付き日本語語彙集 『まるごと』 オンライン無料

 英語、中国語、韓国語はもとより、なんとインドネシア語やタイ語、ベトナム語、そして、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、ロシア語の対訳・説明がついた日本語のA1レベル、つまりゼロから学習を始める入門者向けの日本語約1000語の語彙集が、日本語の教科書、『まるごと』のサイトから無料でダウンロード可能になっています。

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https://www.marugoto.org/assets/docs/download/starter_a/MarugotoStarterWordbookIT_v2.pdf

 絵や写真がふんだんに用いられ、食べ物、職業、乗り物など、関連語句が一覧になっていますので、日本語学習を始めようという外国の方にはもちろん、対訳があるために、冒頭に記した12か国語を学習しようという日本の方にも、大いに役に立つことと思います。

 日本語の教科書、『まるごと A1』の課が、暮らしのさまざまな場面ごとに構成され、この無料の対訳付き語彙集は、この教科書に出てくる言葉を中心に、重要基本語彙を、各課ごとに収録しています。イラストが豊富で、オンラインで無料でダウンロード、あるいは聞くことができる音声教材も多いため、特に従来の字の多い教科書では、なかなか学習が進まず断念してしまいがち日本語の入門者などにとっては、教科書もいっしょに購入して勉強すると、さらに力がつくと思います。けれども、初級の学習者が絵を頼りに、教科書は買わずとも、ぱらぱらとめくって、絵を参考にして、自分の興味のある言葉が並ぶページを見つけて、そういう言葉を自分の語彙として増やしていくのにも使えると思います。

 ベトナム語やインドネシア語など、まだ日本人学習者が少ないと思われる言語は、教科書を見つけるのも大変で、教材や辞書が高いのではないかと思います。そんなふうに思うのは、わたしがかつて外国語を勉強しようと考えて、辞書や入門書、参考書を探し求めたときに、英語よりもドイツ語、ドイツ語よりもイタリア語の方が、日本で出版される辞書の値段が高く、教材の数が少なかったという記憶があるからです。

 もちろんフランス語やイタリア語など、学習教材が多い言語を学び始めた人にも役立ちますが、タイ語などのアジアの言語やロシア語などを学んでみようという方や、冒頭に書き連ねた言語のどれかが話されている土地に、仕事などの関係で図らずも暮らすことになったという方には、絵も豊富で、そういう言語の基本語彙や生活に必要な語彙を学ぶのに便利だと思います。

 著作権侵害を避けるために、画像で紹介するのは表紙のみにしておきます。教科書、『まるごと』を買わずとも、次のまるごとのページからユーザー登録をすれば、

- まるごと 日本のことばと文化 - ユーザー登録
 以下のサイトの下方にある「サポート教材」中の「ごいちょう」のところに並んでいる、さまざまな言語の対訳が付いた語彙集へのリンクをクリックすれば、PDF版のイラスト入りカラーの日本語基本語句1000語を収めた語彙集を、ダウンロードすることができます。

- まるごと 日本のことばと文化 - 教材ダウンロード - 入門(A1)

 ユーザー登録後は、上のリンク先ページから、望む言語の対訳付きの日本語の語彙集を、無料でダウンロードすることができると思います。ちなみに、イタリア語版は82ページで、どの言語の対訳付きの語彙集も、日本語学習者向けであるために、その言語での訳はかなり小さな字で印刷されていますが、パソコンやスマートフォンなどの画面で、画像を拡大すれば見やすくなるはずです。

 先週から始まった学校の新しい日本語講座のために、まるごとの教材がダウンロードできるページのURLが変わっていないかどうかを確認していたら、リンクが変わっていることと、以前は、英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語の対訳しかなかった語彙集に、今では12か国語の対訳付きの語彙集が出ていることに気づきました。

 どなたかのお役に立てばと、ここに記事にしておきます。教科書、『まるごと』については、以下のリンク先の記事を参考にしてください。

 今晩、明日の授業用のプリントをようやく仕上げて、印刷しようとしたら、黒インクがなくなって、黒が印刷できないのに気づきました。やむなくすでに印刷した最初のページの字が欠けた部分には、手で書き足し、以降のプリントは、文字の色を黒から青に変えて印刷しました。文字を青に変えても、罫線は黒のままだったため、罫線なしで印刷されてしまったのですが、もうこれでよしとすることにします。

 日本語能力試験も近づき、個人授業の生徒さん用に準備するプリント教材も増え、学校でもひらがなやカタカナを教えるために、かなりの枚数を印刷したので、インク切れはやむなしと思うのですが、「残量が少ない」という警告が出てから、実際にインクがなくなるまでがあまりにも早いことに驚き、また、今日中に届くはずだったプリンタ用の黒のインクカートリッジが届かなかったことに、がっかりしています。アマゾンプライムの会員なので、アマゾンイタリアからの商品は、これまでは比較的早く届く上に、画面上で届くと表示されていた日にちよりも、早く届くことの方が多かったのに、今月に入って、到着するはずの日に商品が届かないことが相次ぎました。月曜に注文した生徒さん用の『まるごとA1 かつどう』も、先週金曜までに届くはずだったのに、今日その4日後にようやく届いたのです。イギリスから発送されているので、そのため遅くなったのだと思うのですが、残念です。

 明日は朝は学校で、午後は3時半から二人の生徒の日本語能力試験対策の個人授業があります。明日の昼にはインクカートリッジが届いて、きちんと黒いインクで、個人授業の教材を準備できますように。

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Vocabolario di base di Giapponese scaricabile gratuitamente dal sito dei manuali, Marugoto.

Bisogna registrare qui https://www.marugoto.org/form/regist
Link per il vocabolario giapponese-italiano: https://www.marugoto.org/assets/docs/download/starter_a/MarugotoStarterWordbookIT_v2.pdf
Info sui manuali Marugoto nel mio articolo seguente
→ http://cuoreverde.exblog.jp/23945598/
(↑↑ In fondo le spiegazioni anche in italiano)
*************************************************************************************

関連記事へのリンク / Link all'articolo correlato
- 『まるごと入門A1』考1、新しい日本語教科書と無料の日英独仏伊基本語彙集 / Manuali innovativi per studiare la lingua giapponese, vocabolario di base scaricabile dal sito (2015/4/26)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-11-21 23:47 | Insegnare Giapponese | Trackback | Comments(2)

映画のおかげでフランス語再開、歌 『Je vole』1 語彙、仏伊英日対照

 映画館で見て、とても感動したフランス映画、『La Famille Bélier』が、日曜の晩、イタリアのテレビで放映されたのを見て、また感動しました。世間が何と言おうと、その気があればできないことはない。努力をすれば夢がつかめる。耳が聞こえなくても、話すことができなくとも、これまでそのためにできなかったことなどないと言い、市長選にも出馬する父親。そんな父と家族に愛情をたっぷり注ぐ美しい母に育てられた内気な主人公の少女が、その歌の才能に音楽教師が気づいたことを機に、歌の練習に励み、やがてはすばらしい歌で皆を魅了していく。ちなみに、今ならイタリア在住の方は、まだRaiPlayのこちらのリンクからイタリア音声でテレビ放映された、そのすべてを見ることが可能です。最初に短い広告が入ります。映画の著作権の問題もあり、いつまでこのRaiのサイトで視聴が可能かどうかは分かりません。

 映画の物語に引き込まれ、今回は以前に比べて、映画の中で歌われる歌や歌声がすばらしいと、改めて感じました。今日は夫が夕方仕事を終えたあと、そのまま職場の友人と、わたしは敬遠した映画を見に行っていたので、夫の留守を幸いに、家事をする間も、食事中も、ひたすらYouTubeで映画に出てくる歌を聞いて、やっぱりいいなと感動しました。

 すっかり気に入って、何度も聞いてみたい歌が多いのですが、中でも心に響いたのは次の歌、『Je vole』です。ありがたいことに、会話の音声はイタリア語に吹き替えてあっても、歌の部分はフランス語音声のままで、イタリア語字幕つきで放映されました。


 映画の中で主人公がこの歌を歌う場面の映像も、YouTubeには見つかり、その映像にはイタリア語字幕もついているので、歌を理解する助けになってありがたいです。ただ、映画の最も感動的な場面でもあり、内容が先に分かっては映画の楽しみを損なう恐れがありますので、次の映像は、すでに映画を見た方、あるいは映画には興味がないけれども、歌だけ知りたいと言う方だけご覧下さい。


 先の映画の映像を、イタリア語字幕つきで見るためには、

f0234936_7184867.png
https://www.youtube.com/watch?v=PQOosjkBct4
 
YouTube画面の右下に並んだアイコン中、最も左にある赤線が付された字幕アイコンをクリックする必要があります。

 3か月とは言え、親元を離れて、自分の足で飛び立とうという熱い思い、家族に分かってほしいという願いがひしひしと伝わり、心に語りかけるような、自らを奮い立たせるような歌詞も歌声も、心に響きました。この歌に限らず、この映画で音楽教師の指導のもと歌われた歌は、いい歌ばかりで、わたしがこれまで知っていたフランス語の歌に比べて、語りかけるようにゆっくりと歌われるので、聞き取りやすく、歌詞を覚えれば歌いやすいように思います。そこで、まずはフランス語の歌詞と共に、歌が聴ける映像を見つけて、聴いてみました。


 昨夏のフランス旅行前に少し復習したとは言え、フランス語の勉強はこの数年すっかりさぼっているのですが、原書を数冊読み、何度も音声CDを聞いたおかげ、そして、イタリア語と語彙や文法が似ているおかげで、分かる部分が多いので、ありがたいです。ただ、「何となく分かる」では、すっかり忘れているであろう基礎文法の再勉強にならず、フランス語の力がいいかげんなままになって、そのままでは上に積み上げていけませんので、この歌を、基礎がぐらぐらしているフランス語の建て直しに役立てようと、まずは最初の3文、15秒分だけにしぼって、意味はどれも分かってはいたのですが、辞書を引いて、次のような表を作ってみました。

Mes chers parents je pars
Je vous aime mais je pars
Vous n'aurez plus d'enfants ce soir


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 「両親」は、英語でもフランス語でもparentsですが、イタリア語ではgenitoriと言い、イタリア語にもparente(複数形はparenti)と言う単語はありますが、一般に「親戚」の意味で使われ、小学館の『伊和中辞典』では、文語としての用法として、定義の三つ目に初めて、「[複数形で]両親、先祖」という意味が登場します。

 フランス語の言葉に対応するイタリア語・英語・日本語を並べて表にしてみると、フランス語とイタリア語の語彙が似ている場合が多いのが、よく分かります。どちらもロマンス語、俗ラテン語から発展・変容して生まれた言語だからです。

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上の写真は、大学時代のロマンス語文献学・言語学のノートです。右から2列目・3列目をご覧になると、数あるロマンス諸言語の多くで、ラテン語の単語中の短母音aが、そのままaであるのに対し、フランス語ではeに変化しているのが分かります。

 わたしはそのことを、フランス語を勉強する前に学んだのですが、たとえば上の歌の語彙の表で、フランス語とイタリア語の語彙を比べると、voler/volare, cher/caro, aimer/amare, mais/maでは、イタリア語の単語ではaの部分が、相応するフランス語の単語では、表記はどうあれ(この4語ではeまたはai)、発音が閉音あるいは開音のeになっています。

 フランス語学習をすっかりさぼっていて、直説法現在の活用でさえ危ういので、この3文に出てくる動詞だけについて、思い出しながら活用形を考えて書き、それからオンライン辞書で活用形を確認して、訂正しました。最初から丸ごと書き写すよりも、自分の頭で一度考えて書いてから、赤で訂正を加えたほうが、記憶にしっかり残るからです。

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 上の表中で、赤で記しているのが、間違えてしまった部分です。歌の歌詞にも助けられたからか、思ったよりも間違いが少ないので、ほっとしました。いえ、こんな初歩中の初歩で間違えているようではいけないので、入門書の最初からまた再勉強するか、昨年解き始めたやり直し用のフランス語の参考書を使うか、いずれにせよしっかり文法をおさらいすることが大切です。

 イタリア語と文法も語彙も似ているおかげで、最初の3文の意味は、文字を見ればほぼ分かったのですが、唯一疑問が残ったのが、3文目です。

  Vous n'aurez plus d'enfants ce soir

 イタリア語字幕にも助けられてだいたい意味は分かったのですが、否定文におけるdeの用法は、ぼんやりとそういうものがあったくらいにしか記憶にありません。

 そこで、『新・リュミエール フランス文法参考書』で確認すると、「否定の冠詞 de」の項に、

  不定冠詞や部分冠詞は、「存在」を前提として用いられる冠詞なので、その名詞の存在自体が否定される文脈では、不定冠詞も部分冠詞も用いることができません。この場合に出現するのが否定の冠詞 deと呼ばれるものです。[...] deは次に母音あるいは無音のhではじまる語がくると、母音字省略が生じます。

と書いてあります。歌と映画のおかげで、フランス語を勉強したいという気持ちが再び起こり、わずかですが復習をすることができました。

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Domenica ho rivisto alla tv il film, "La famiglia Belier", mi è piaciuto così tanto di nuovo che volevo capire meglio le canzoni e cantarle. Dunque ho ripreso finalmente lo studio di francese. Mentre cucino, stiro, ascolto le canzoni del film. Sono bellissime.
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関連記事へのリンク
- 感動の仏映画、『La Famille Bélier』イタリア公開中
- 英語からイタリア語、イタリア語からポルトガル語・フランス語・スペイン語

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-10-10 23:48 | Film, Libri & Musica | Trackback | Comments(0)

マッテオ神父2・ヤングモンタルバーノ この秋日本放映、イタリア語学習メルマガ第113号発行

 昨日グッビオの記事を書くにあたって、ドン・マッテーオの日本での放映はどうなっているかと調べていたら、9月末から第2シリーズが、日本のAXNミステリーで放映されていることを知りました。

f0234936_18473168.png
https://www.mystery.co.jp/programs/matteo

 『マッテオ神父の事件簿 シーズン2』は、イタリア語版の『Don Matteo 8』に該当し、日本ではイタリア語音声、日本語字幕つきで放映されるため、イタリア語学習のとてもよい教材になるはずです。

f0234936_1954796.jpg
Centro storico di Gubbio (PG)  1/10/2017

 中世の町並みが美しいグッビオの町で、心優しく正義感にあふれる神父のドン・マッテーオが、事件を解決する推理ドラマなのですが、登場人物が皆個性的で、行く末が気になる恋物語もあリます。イタリアで大人気を誇る長寿番組で、わたしも夫も、義父母も皆が大好きなドラマです。

 調べてみると、なんと『ヤング・モンタルバーノ』も放映され、この2作品に加えて、10月末までは、『モンタルバーノ~シチリアの人情刑事~』の第20話~第26話も、オンデマンドで、見ることが可能であるとのことです。(詳しくはこちら

f0234936_198484.png
f0234936_18574972.png
https://www.mystery.co.jp/ondemand

 できるだけ早くと多くの人にお知らせしたいと、約1年ぶりにイタリア語学習メルマガを執筆し、先ほど送信したところです。

 今号のメルマガに興味のある方は、次号の発行までは、次のリンク先で、最新号として読むことができますので、ご覧ください。

- メルマガ 「もっと知りたい! イタリアの言葉と文化」 の最新号を読む・メルマガを予約する(無料)

 また、バックナンバーのうち第104号までは、次のリンク先のウェブページから読むことができます。

- メルマガ 「もっと知りたい! イタリアの言葉と文化」  バックナンバー

f0234936_19532593.jpg

 グッビオの写真2枚は、日曜日に中世祭り(Festival del Medioevo)開催中のグッビオを訪ねたときに、撮影したものです。『Don Matteo 1』から『Don Matteo 8』まで、ドラマ中でドン・マッテーオが教区司祭を務めていたのが、上の教会で、日曜は祭りのために赤い旗で飾られていました。

 ドン・マッテーオシリーズは、現代イタリアを舞台にしたドラマなので、たとえば神父は、名前の前にドン(Don)をつけて呼ぶ慣習があることや、バールやレストラン、家庭内での会話ややりとりなど、ドラマを通して、イタリア語と共に、イタリアの文化や生活、慣習にも触れることができます。AXNミステリーの宣伝をしても何か得があるわけではないのですが、もし自分が日本に暮らしながらイタリア語を学習していたら、ぜひ知りたい情報だなと思って、ご紹介しました。

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 大好き ドン・マッテーオ / Gubbio & Don Matteo (6/2/2012)
- イタリア探偵日本上陸、ドン・マッテーオ&モンタルバーノまもなく放映 / Don Matteo & Montalbano alla TV giapponese (3/2/2016)
- イタリア 中世祭り、ウンブリア グッビオ / Festival del Medioevo a Gubbio 2017 (1/10/2017)
- JITRA連載第6回「グッビオ 古代ウンブリア人と神父探偵の町」 / 6. Gubbio, Città degli Antichi Umbri e di Don Matteo (15/1/2016)
- イタリア半島最古の民族と言われる古代ウンブリア人の儀式文書が残る町、グッビオ (14/4/2016)

参照リンク / Riferimenti web
- AXNミステリー - マッテオ神父の事件簿 (毎週月曜午後10時から)
- AXNミステリー - ヤングモンタルバーノ (毎週水曜午後10時から)
- AXNミステリー - 10月番組表
- AXNミステリー オンデマンド

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-10-02 23:59 | Lingua Italiana | Trackback | Comments(2)

映画、『この世界の片隅に』、今日・明日のみイタリアで上映

 とてもよかったです。感動しました。イタリアでの上映は9月19日・20日の2日間のみで、イタリア吹き替えで上映されます。まだ日本でご覧になっていない方、お子さんや日本文化に興味のあるお友達、恋人、配偶者などを誘って、ぜひ見に行ってください。

f0234936_518832.jpg
Dalla pagina web, http://www.nexodigital.it/in-questo-angolo-di-mondo/

 以下のWebページの下方に、各州ごとに、どの映画館でいつ上映されるかの一覧があり、さらに、In programmazione nei seguenti cinema 「次の映画館で上映予定」と書かれた行の下にあるregione「州」とcittà「市」のタブからお住いの州や市を選べば、そこで上映される映画館だけが表示されます。

- NexoDigital.it - In questo angolo di mondo 19-20 settembre

 このページには、イタリア語による映画の説明もありますので、特にすでに映画を見て内容をご存じの方には、イタリア語学習のいい読解教材にもなるはずです。


 冒頭にご紹介したポスターの上方に、Una storia di coraggio che vi insegnerà cos'è l'amoreとあります。意訳すると、「愛とは何かを教えてくれる勇気の物語」。insegneràは、動詞insegnare「教える」の主語が三人称単数現在のときの直接法未来ですから、直訳は、「あなた方に(vi)愛とは何かを教えるであろう勇気の物語」です。「何」という疑問詞は、イタリア語では本来は、直接疑問文でも関節疑問文でもche cosaであるべきなのですが、「何ですか、何だい」と聞くのに、口語では北ではcosaのみ、南ではcheのみを使う傾向があり、最近では学術書でも、このcosaのみを「何(か、ですか)」という意味の疑問詞として使うのを見かけることが多くなりました。また、「愛とは何か」というのは関節疑問文ですから、本来は関節疑問節の動詞には接続法現在を用いて、che cosa sia l'amoreとするべきところが、ここではcos'è l'amoreとなっているのは、その方が文が簡潔にもなりますし、想定される観客の多くが若者であり、そのために、文面に口語的要素をあえて使っているのではないかと思います。


 爆弾が毎日のように降り注ぐ国が、今も存在すること。そんなふうに子供や人々の暮らしが脅かされることがあってはならないこと。戦争を知らない世代のわたしたちが、ニュースや映画で戦争や残虐な映像に慣れて、頭や心を麻痺させてしまうことなく、平和を守り、その大切さを伝えていくこと。そのためにも、ぜひ多くの人に見てほしいと思いました。ふつうの映画よりずっと入場料が高く、わたしたちが見たUCI Cinemasでは、一人11ユーロでした。原作の漫画もぜひ読んでみたいと考えています。

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Film, "In Questo Angolo di Mondo"

Molto bello e commovente, solo il 19 e il 20 settembre.
Sì, racconta anche la guerra ma l'attenzione è rivolta alla bellezza e alle gioie della vita quotidiana e all'amore tra le persone, quindi il film è drammatico ma il tono di fondo è speranza, inno alla vita. Vi regalerà anche tanti sorrisi e forse anche il modo diverso di vedere il mondo che aiuti ad apprezzare di più le piccole cose della vita quotidiana.
L'abbiamo visto stasera e penso di acquistare anche i fumetti su cui è basato il film.
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LINK
- NexoDigital.it - In questo angolo di mondo 19-20 settembre
- この世界の片隅に - HOME
- amazon.co.jp -この世界の片隅に [DVD]
- amazon.co.jp - この世界の片隅に 上 (アクションコミックス) コミックス
- amazon.co.jp - この世界の片隅に 中 (アクションコミックス) コミックス
- amazon.co.jp - この世界の片隅に 下 (アクションコミックス) コミックス

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by milletti_naoko | 2017-09-19 22:42 | Film, Libri & Musica | Trackback | Comments(2)


日本語教師・通訳・翻訳家。元高校国語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより


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Naoko Ishii
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