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セルペントーネ、雪の年始訪問とイタリア寒波到来

 セルペントーネ(serpentone)は、ペルージャでクリスマス、年末年始に食べる伝統的な菓子の一つで、アーモンドをふんだんに使って作ります。

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 今年は1月3日に、夫がセルぺントーネを作りました。アーモンドの皮をむいたり、ちび蛇にチョコレートで模様をつけたり、皿洗いをしたりと、わたしも少しだけ手伝いました。うちの電気オーブンは、この数年の間に、実際の加熱温度が、オーブンに設定する温度の数字よりもかなり高くなってしまい、できるだけ低めに設定するのですが、いつも焼き加減に苦労します。今回セルペントーネを焼く際にも、一つ目は焼きすぎてしまったため、二つ目は早めにオーブンから取り出しました。

 夫の今は亡き伯母が、かつてそれはおいしいセルペントーネを作って、クリスマスに親戚に贈っていたそうで、それを楽しみにしていた別の伯母たちが、近年では夫が亡き伯母のレシピを参考にして作るセルペントーネを心待ちにしています。そこで、年末年始の親戚回りの手土産にと、夫が腕を振るったわけです。材料や作り方に興味ある方は、下記リンク先の記事をご覧ください。

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 今日は、天気予報では朝10時頃から晴れるはずで、それで洗濯をしたと言うのに、午後1時半過ぎから、激しい北風が吹き荒れ、雪が降り始めました。降る雪はきれいでうれしいのですが、道路が凍結しては大変です。幸い、30分ほどひとしきり降ったあと雪はやみ、そこかしこにうっすらと残るばかりとなりました。

 そこで、以前から予定していたとおり、義弟と共にセルペントーネを携えて、伯母を訪問しました。二人の伯母を訪ねるつもりで、午後3時頃に家を出たのですが、おしゃべりが始まると長くなり、つもる話もあって、結局一人目の伯母訪問が終わったのが午後7時前だったため、もう一人の伯母はまた別の日に訪ねることになりました。途中からは夫や義弟の従妹もやって来て、さらに会話がはずみ、伯母が訪問やセルペントーネを喜んでくれたので、うれしかったです。伯母のうちを出て家路に向かう間も、予報では降らないはずだった雪が降っていました。

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Dal sito http://www.ilmeteo.it

 今夜のテレビニュースでは、イタリア中部と南部に雪が降り、特に南部に、交通に支障をきたすほど雪が積もった地域があるとのことでした。天気予報を見ると、今夜からあさってにかけてはアドリア海岸と南部で雪の予報が出ています。現在の予報では、ペルージャでも、今夜から明日にかけて雪が降り、来週火曜まで最低気温が-5度以下の日が続くということです。道路の凍結を心配する一方、ひょっとしたら今年もまたトラジメーノ湖が凍るかもしれないと、凍った美しい湖を再び見てみたい気持ちもあります。

 イタリアの主な観光都市の天気予報を見ると、雪は降らずとも、各地ともかなり気温が冷え込む日が続くようです。わたしは幼い頃に、札幌から東京へ、中3の冬に東京から愛媛県にと引っ越しているのですが、冬の寒さがはるかに厳しい札幌の方が、家や学校の中が暖房がしっかり効いていて暖かく、逆に外の気温がそれほど冷えない愛媛県は、学校の教室には暖房がなく、家は暖房器具を使っても寒かったという記憶があります。ヨーロッパでも同じことが言えるのか、イタリアの雑誌で、ドイツなど北欧の国に比べて、イタリアの家屋や暖房装置は暖房効率がかなり悪いという記事を数年前に読んだことがあります。ペルージャでは、ひどく冷え込む日があまりないからか、そういうときに暖房が家を暖めるのにひどく苦労する気がしますし、数年前6月に訪ねたパリは、外の気温がひどく寒かったのに、家も学校も屋内は暑いほどで、暖房が効きすぎている状態にイタリアで慣れていないわたしは、驚いたものです。

 というわけで、この時期イタリアに留学・仕事・旅行などで滞在する方は、天気予報(下記リンク参照)などを念入りかつまめに確認して、できるだけ暖かく快適に過ごせるように、衣類や宿の暖房に、十分ご注意ください。

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 手作り、セルペントーネ / Serpentone, dolce tipico umbro del periodo natalizio (20/12/2010)
- ペルージャおよびイタリア主要観光都市の6日間天気予報とイタリア各地の天気予報の調べ方~イタリアの比較的正確な天気予報iL Meteo.itを利用 / Meteo in Italia

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-01-05 23:32 | Feste & eventi | Comments(4)

ペルージャ中心街・チョコレート工場を遠来の友と、マルケ州イタリア語学校の同級生と14年ぶりに再会

 2002年3月末に退職して、4月にイタリアに留学したとき、最初に通ったのはマルケ州の小さな町、ウルバーニアの私立イタリア語学校でした。新しい人生を切り開くにあたって、まずは日本ですでに通信教育で上級講座を終えていたイタリア語の力を磨こうと、その学校に4月から9月までの半年通いました。春には、ベルギー、オランダを中心とするヨーロッパ各国からの生徒が多く、夏には南北アメリカなど遠くからの生徒も加わって人数が増えたのですが、年間を通じて、1、2週間、長くても1か月学んで帰国してしまうクラスの仲間が多い中に、オーストラリアのルーカとオーストリアのイルムガルトは、家族連れで長い間ウルバーニアに滞在し、同じ上級クラスの授業に通っていたため、交友を深めることができました。

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 今日は14年ぶりにそのときの友人、ルーカが家族と共にペルージャにやって来てくれて、久しぶりに会うことができて本当にうれしかったです。滞在先のウルバーニアから日帰りで来てくれたルーカたちと、まずはペルージャの風景や町並みの美しい場所を共に歩き、途中で、末っ子のかわいい少女から、ペルジーナのチョコレート工場を訪ねたいという希望があったので、ペルジーナに電話をして、午後3時半からイタリア語でのガイド付き訪問を予約しました。

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 ペルージャに15年近く住んでいながら、まだペルジーナのチョコレート工場を訪ねていなかったわたしも、皆のおかげで、初めていっしょに訪問することができました。工場では写真撮影が禁止されていたのですが、入り口の広間(上の写真)や博物館など、工場以外の場所では写真も撮れたので、また今度時間のあるときに、じっくりご紹介できたらと考えています。

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 思い出の学校1 / Scuola di Italiano di Urbania, Centro Studi Italiani 1
- わたしとイタリア語、思い出の学校2 / Scuola di Italiano di Urbania, Centro Studi Italiani 1

参照リンク / Riferimenti web
- Centro Studi Italiani. Learn Itaian with Centro Studi Italiani: where the world meets and speaks Italian - HOME
- Facebook - Centro Studi Italiani, Urbania (PU), Marche, Italy

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Dopo 14 anni ho rivisto un amico australiano e la sua famiglia; era un compagno di classe nel Centro Studi Italiani, scuola di italiano di Urbania nel 2002.
Vivo dal settembre 2002 in Umbria e ieri grazie a loro finalmente ho visitato la fabbrica di coccolato della Perugina. Grazie mille per la visita.
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by milletti_naoko | 2017-01-04 23:59 | Umbria | Comments(10)

夕焼け北風テッツィオ山、ペルージャ

 今日は昼食中に夫から提案があり、食後は皿洗いも後回しにして、すぐにミジャーナに向かい、久しぶりにテッツィオ山(Monte Tezio)を登ることにしました。今日は夫の帰宅が午後2時、日の入りが午後4時42分で、うちからミジャーナまで車で20分近くかかるため、時間の余裕がなかったからです。

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Panorama visto dalla prima croce del Monte Tezio 30/12/2016

 ミジャーナから生い茂る野ばらやエニシダの茂みをかき分けながら、急な山道を登り、まずは一つ目の十字架まで歩きました。写真では夫のすぐ前にプロコーピオ城、右手にミジャーナの集落が写っています。

 ミジャーナはテッツィオ山の東の中腹にあるため、午後3時頃わたしたちが車で到着した頃には、もう太陽が山の後ろに隠れてしまい、見えませんでした。山道を登る途中にも城やミジャーナは見えたのですが、そのすぐ後方に日陰と日なたの境目があり、写真がきれいに撮れなかったため、今回ご紹介する写真はすべて、山を下るときに撮影したものです。

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 十字架まで近づいて下方をのぞくと、こんなふうにわたしたちの改築中の家や近所の家、そうして、奥に夫が生まれ育った家が小さく見えました。ミジャーナから一つ目の十字架まで歩いたあとは、かつては修道院で、後に宿泊施設・レストランとなり、近年になって所有者が変わったRomitorioまで行って、それから栗林、Castagnetaを通ってミジャーナに戻ろうと夫は考えていたようで、ロミトーリオ近くに出る森の出口までは進んだのですが、放し飼いの犬が吠え続けたあげくに、こちらにやって来たので、カスタンニェータに向かうのをあきらめ、元来た道を戻ることになりました。

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 でも、そのおかげで、栗林を通っていては見えなかった夕焼け空と、茜色に染まる美しい風景を楽しむことができました。

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 ここまで下ると、プロコーピオ城(Castello di Procopio)がよく見えます。イヌバラ(rosa canina)の実、ローズヒップも真っ赤に熟しています。

 激しく冷たい北風が吹き荒れ、日が沈んでしまったので、急ぎ足で山を下り、帰途につきました。

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Bellissimi panorami e rosso di sera oggi visti dalla Prima Croce e dal sentiero del Monte Tezio
, Perugia, Umbria, Italy. Tramontana gelida e fortissima. 30/12/2016
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- ミジャーナから三つの十字架へ (1/5/2010)
- Monte Tezio I - da Migiana verso le Tre Croci (1/5/2010)
- ミジャーナからロミトーリオへ、テッツィオ山を歩く (2/7/2011)

参照リンク / Riferimenti web

- Comune di Perugia. Sentieri Castelli e Pievi del Perugino - :e tre crci del Monte Tezio
- Comune di Perugia. Sentieri Castelli e Pievi del Perugino - Romitorio di Monte Tezio

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by milletti_naoko | 2016-12-30 23:59 | Umbria | Comments(6)

茜色の高峰、白い月と罰金調査・支払い

 最近ではインスタグラムの写真も、毎日1記事を心がけているブログ同様に、できるだけ1日1枚載せることにしようと考えるようになりました。

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Monti Sibillini rosa & Luna bianca 7/1/2012

 今日選んだのは、夕日の光にピンク色に染まるシビッリーニ山脈と白い月です。マルケとウンブリアの間に広がるこの美しい山脈と周辺地域が、今も幸いそれほど強くはないものの、地震に揺れ続けています。

 今朝は、車を購入する前はよく利用していたミニバス、Z5が、例の交差点でわたし同様に左折することを思い出し、運転手さんに聞いてみようと、用があって学校に行くのに久しぶりにバスを利用することにしました。うちの近所で20分以上待っても来ないので、予定時刻前に通り過ぎたのかもしれないと思い、30分ほど歩いて、Z5が出発するミニメトロのコルトネーセ駅まで行ったのですが、そこで出発時刻の5分以上前から10分過ぎるまで待っても、いつまで経ってもバスが来ません。電話番号を知っているきさくな運転手さんに電話をすると、なんとクリスマス休暇で1月2日までは運休だそうです。それでも、わたしの話をじっくり聞いて、書店の角で工事があったことは覚えているけれども、交通整理の人がいたかまでは定かではない、そして、進むように言った人が警察であれば信号より効力があっても、工事の人であれば信号が優先で信号無視になってしまうこと、今日中にすべてを突きとめるのは難しいし、裁判に負けて倍以上の罰金を払い、また裁判に労力を払うのも大変なので、ここは払ってしまった方がいいのではないかと、助言をしてくれました。その後、すぐ近くでやはり光ファイバーの工事をしていた人に聞くと、その日の工事はぼくらテレコムではなくENELの担当だったのではないかとのことです。書店の人は、工事で車線が通行禁止になっていたことは覚えていても、角に交通整理をする人がいたかどうかは知らないと言い、その口調が何だか冷たかったです。問題の交差点で、今日も信号と交通状況を記録しようと録画していたら、前回録画したときにも、この交差点で停車中の車にティッシュペーパーなどを売っていた移民の人から、なんで自分の写真を撮るのだと言われて、撮っているのは交差点と信号だと説明をしなければいけませんでした。うちの近くを通るのは運休中の路線だけなので、仕方なく歩いてうちまで帰りながら、出会った別のバスの運転手さんに、交差点の工事について尋ねると、やはり通行禁止は覚えていても、2か月も前のことなので、交通整理をする人がいたかどうかまでは記憶にないとのことでした。

 24日がクリスマスイブの土曜で、25・26日が日曜・祝日の連休であったため、23日の午後に交通違反の通告を受け、罰金が安く済む5日以内で済ませようと思ったら、24日の午前中と今日の朝しか人に尋ねて調べる暇がなかったこともあり、悔しいのですが、皆が言うとおりに夕方罰金を払いました。後は、運転手がわたしであったことを申告しなければいけないのですが、せめてはその申告の紙に、無駄とは分かっても写真なども添えて、こうこうこういう事情であったと説明を加えるつもりでいます。

 とりあえずは払ってしまって、ほっとしています。皆さん、いろいろと励ましやご自身の体験談をありがとうございました。

関連記事へのリンク
- 雪のカステッルッチョ2 (7/1/2012)

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by milletti_naoko | 2016-12-27 23:59 | Umbria | Comments(8)

Buon Natale、ペルージャクリスマス市

 今日は夫に付き添ってもらって市警に行ったあと、ペルージャ中心街のクリスマス市を訪ねて、クリスマスの贈り物の購入を終えました。

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Mercato di Natale nella Rocca Paolina, Perugia 24/12/2016

 中世の町がそのまま城塞に封じ込められたパオリーナ城塞では、ふだんは入れない場所がクリスマス市のおかげで開いているところもあって、興味深かったです。

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 中心街の広場には、こんなふうに小さなクリスマスツリーや冬の庭の草木を、庭のように展示しているところがあり、夫がきれいだねと感心していました。

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 ペルージャ市警では、状況を説明して罰金・減点を取り消しにするには訴えなければいけないと言われ、しかも、用心のために罰金が安いうちに払っておいて後で裁判に勝って払い戻すことはできず、罰金を払えばそこで違反を認めたことになり、裁判に訴えることができないようです。129ユーロの今払うか、それとも400ユーロ以上になるかもしれない罰金や裁判費用を払い、時間や気力を浪費することになるか。129ユーロ払ってしまってあきらめた方がいいのではないかと夫には言われ、わたしも最近は信号が黄色に変わってすぐに止まるようにしているものの、あのときはひょっとしたら前の車が信号の読みか何かを間違って進んだのに、わたしはその後についていったのかもしれないと疑問が頭をかすめ、もう約2か月前のことなので、記憶も定かではありませんし、そもそもひょっとしたら赤信号が出ているときは、義父が言うように、たとえ担当員が直進・左折を指示していても、信号の方を守らなければいけなかったのかもしれません。市警で尋ねても、当時だれがどんなふうにあの交差点の交通指導をしていたかは、自分たちで調べろとのことです。

 129ユーロはあきらめても、6点の減点が気になっていたのですが、夕方またもするべきことを後回しにして、と言うよりは「おめでとう」と書くべきメールを書く気になれず、交通規則などをいろいろ調べていたら、恐ろしいことが分かりました。昨年、交差点直前で歩道に駐車されていた脇の車が動くのに気を取られて、赤信号で進んで罰金・減点を課されてから2年経っていないので、なんとさらに1~3か月の免許停止になると言うのです。車を運転するときはお酒は一滴も飲まず、携帯電話はどんなに鳴っても決して手に取らないようにしていて、信号にも十分に注意していたのに…… わたしに非があることが確実なのが分かればあきらめもつきますが、本当はわたしに罪がまったくないのに、こんなにひどい仕打ちに遭っている可能性も大いにあり、しかも安く罰金を済ませたければ、払い込みは27日火曜日の休み明けまでにしなければならないということで、困っている最中です。ただ免停の件は、せっかくクリスマスの準備を終えてほっとしている夫の心を穏やかに保つためにも、26日までは夫には言わずにいるつもりでいます。

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 中心街を歩いていたら、冬の町でもこんなふうに、緑や

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元気よく咲く花たちが、歴史ある石造りの建物を彩っていて、とてもすてきでした。

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 ふと気づくと、うちの窓からの夕焼けの眺めもそれはきれいです。

 クリスマスおめでとうございます。どうか皆さんのクリスマスの1日が、うれしいことの多いすてきなものでありますように。

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by milletti_naoko | 2016-12-24 23:59 | Umbria | Comments(7)

冬至の夕日を北風吹き荒れるトラジメーノ湖で

 今日は学校での会合後、帰宅してすぐに昼食のしたくを始め、昼食後はまた慌てて出かける準備を整え、クリスマスの贈り物の買い出しに店をめぐり、ミジャーナで改築中の家の戸を作ってくれている職人さんたちの工房を訪ねました。午後4時頃に、トラジメーノ湖にそう遠くない店を出たので、いったん買い物を中断して、久しぶりに湖に沈む夕日を見に行くことにしました。

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Tramonto al Lago Trasimeno, Torricella 21/12/2016 16:30

 トッリチェッラの桟橋を歩くと、激しい北風に湖に波が立っています。夫が思い出したように言った言葉で、今日が冬至(solstizio d'inverno)だと気づきました。1年で最も短い日の太陽が、冬の初日に我が季節と言わんばかりに吹きつける北風(tramontana)に追いやられるように、アミアータ山(Monte Amiata)の向こうに沈んでいきます。帰宅したのは午後7時頃で、ふだんは夕食は8時からなのですが、肩のための今日のリハビリ用の体操のノルマを終えてからと、「今日は食事は8時半からね。」と宣言して、体操を一通り終えてから、夕食のしたくに取りかかりました。

 先週末のピザ夕食会の準備で、クリスマスの準備が1週間後ろにずれ込み、学校での会合や他の仕事の締め切りも今週に集中してしまっているため、昼の時間だけではなく、1日そのものが何だか短いように感じる今日この頃です。

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by milletti_naoko | 2016-12-21 23:59 | Umbria | Comments(2)

美しい旧修道院でコンサート、ペルージャ

 古い修道院で後に病院となり、今は学校として使われている美しい建物で、今夜はコンサートがありました。

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Complesso monumentale di Santa Giuliana, Perugia 20/12/2016

 夜明かりに照らされて、サンタ・ジュリアーナが、ひときわ美しく見えました。

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 今晩は久しぶりに、クラシックの演奏を生で聴くことができて、とてもうれしかったです。先週学校から招待を受けて、喜んで参加しますと返事をしていたのに、夫が風邪を引きかけたので無理はさせたくないと思っていたら、それでも同伴してくれました。「帰るのが遅くなるんじゃないの」と夫が言うのを、「ちょっとのぞくだけ」と無理に誘って、校内のクリスマスの祝いの小宴にも顔を出し、皆にあいさつをしていたら、同僚から頼まれて少し離れた町まで彼女を車で送ることになり、帰宅が真夜中になってしまって、何だか夫に申しわけなかったのですが、そういうときに喜んで引き受ける優しい人なんだなと、改めて思いました。明日・あさってと学校での会合や式典が続くのではありますが、久しぶりに同僚たちと会えて、うれしかったです。

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by milletti_naoko | 2016-12-20 23:59 | Altro | Comments(4)

名ワイン紅葉美しブドウ畑、モンテファルコ

 11月26日土曜日、ペルージャからベヴァンニャの傍らを通って、モンテファルコに向かうと、丘を走る道の両側いっぱいに、そして遠くの斜面のあちこちに、ブドウ畑が見えてきました。

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Foliage delle viti del sagrantino, Montefalco (PG) 26/11/2016

 赤・黄色・オレンジと彩の美しい葉がまだかなり残っているこのブドウ畑が目に入ったときには、二人で喜び、ほっとしながら、カメラを手に、駐車した車から降りました。

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 と言うのは、この写真の右手のブドウの列を見ると、すでに落葉してしまったブドウの木が多いのですが、この畑に来るまでに見かけた道端のブドウ畑では、こんなふうに葉がほとんど落ちてしまって、枝には残っていない列ばかりがずらりと並んでいたからです。

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 収穫されずに畑に残っているブドウもあります。

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 空が曇っているのを残念に思いつつ、紅葉が美しい葉を探し、風景がきれいに移りそうな角度を考えながら撮影しました。

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 ウンブリア自慢の赤ワインの名産地、モンテファルコでは、ワインづくりに土着のブドウ品種、サグランティーノが使われています。わたしが初めてモンテファルコを訪ねたのは5年前の通訳の仕事がきっかけでした。そのとき車内から見えたサグランティーノのブドウ畑のみごとな紅葉に感嘆し、以来時々夫と二人で、美しい紅葉を楽しみに、モンテファルコの町やサグランティーノのブドウ畑を訪ねています。

 このブドウ畑からさらにモンテファルコの中心街に向かったのですが、今年は例年になくブドウの紅葉が早かったようで、枝に葉がほとんど残っていないブドウ畑の方を多く見かけました。  

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 それで、中心街を訪ねる前に、他の紅葉したブドウ畑を求めて、別の道を通ってみたら、しばらく進んだとき、こちらのブドウ畑に出会いました。先の畑よりは落葉がかなり進んでいますが、

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葉の色がピンク色で、枝がしだれるように地面へと垂れている美しい木もありました。

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 夫もわたし同様、思いがけず葉がかなり落ちてしまっているブドウ畑にがっかりしていましたが、これだと思う葉や角度を見つけては、撮影していました。

 この後、モンテファルコの中心街を歩いて、町角のサグランティーノの紅葉を愛で、昼食を食べてから駐車場に向かったのですが、その前に、駐車場のすぐ下方にあるブドウ畑に立ち寄りました。

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 それまでずっと曇っていた空に、わたしたちが町を去ろうというときになって、晴れ間が見えてきました。

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 日の光が差すと、ブドウの葉がいっそう赤く、鮮やかに見えてきれいです。

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 11月も末で、かなり気温が下がったと言うのに、ブドウの列の先頭に植えられたバラたちが、まだ元気に咲いています。

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 今日写真を見返しながら、落ちてしまった葉もなお美しい様子や、燃えるような紅葉は、葉が落ちてしまう直前であることを思い、「散るからこそ桜の花はいっそうすばらしいのだ」という伊勢物語に見える歌や、「世の中は定めがなく、はかないからこそすばらしいのだ」という兼好法師の言葉が心に浮かびました。

 桜の花や紅葉、そして人生も、はかなく限りがあるからこそ、今咲いている、赤々と燃えている、生きているその一瞬が尊く、愛おしく、かけがえのないものなのでしょう。

 そうして、やはり兼好さんが徒然草で語っているように、今写真を見返してみると、曇天の下の枯れかけて、落葉の多いブドウ畑にも独特の風情と美しさがあるもので、紅葉が最もみごとなときばかりが見るに値するときではないのだなと、感じました。

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Foliage delle viti del sagrantino, Montefalco (PG) 26/11/2016

"Sono ancora più meravigliosi perché sono destinati ad appassire e cadere", così cantò un antico poeta giapponese dei fiori di ciliegio, ma ciò varrebbe anche per le foglie rosse delle viti del sagrantino e per la nostra vita.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-12-02 23:57 | Umbria | Comments(2)

紅葉美しサグランティーノ、モンテファルコ

 モンテファルコの中心街を歩いていたら、それは美しいブドウの紅葉が目に飛び込んできました。モンテファルコ土着のブドウ品種、サグランティーノのブドウからできる赤ワインは、味わいが深くおいしいことで名高いのですが、紅葉もみごとです。

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Foliage della vite del sagrantino, Montefalco (PG) 27/11/2016

 この数年、11月から12月初めにかけて、モンテファルコとその周辺をドライブ、散歩して、サグランティーノのブドウ畑の紅葉を愛で、撮影するのを楽しみにしています。

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 今年土曜日に訪ねると、例年ならばまだ紅葉が楽しめる時期であるはずなのに、ブドウ畑ではほとんどの葉が枯れ落ちてしまっている上に、空が曇っていたので、期待していたほどは、いい写真が撮れませんでした。

 中心街では家々の壁や屋根のおかげで、暴風雨から守られているからでしょうか、今回見た中で、一番きれいだったサグランティーノの紅葉は、町中で見かけた、冒頭の写真の紅葉でした。真紅のブドウの葉はもちろん、枝ぶりもみごとで、夫と二人で長い間見とれていました。

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Bellissimo foliage della vite del sagrantino, Montefalco (PG) 27/11/2016

- Purtroppo, questo anno nelle vigne erano già cadute molte foglie del sagrantino a fine novembre, ma abbiamo potuto ammirare queste viti meravigliose nel centro di Montefalco :-)
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-11-27 23:59 | Umbria | Comments(2)

霧深きテベレ川渓谷2、ペルージャから南へ

 同様に、ペルージャから南方、アッシジに向かうときにも、秋・冬には、無料高速道路、superstradaのいくつものトンネルを通り抜けるうち、周囲がすっかり白い霧に覆われて、その中を走ることがよくあります。ペルージャとアッシジの間を、テベレ川とその支流であるキアッショ川が流れ、アッシジの周囲には、さらにカンナーラを通るトピーノ川など、他の川もあるからです。

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25/11/2012

 この写真は4年前に、青空の下を走っていた車が、まもなく霧の中に入っていくというときに撮影したものです。

 この日は午後散歩をしようと出かけたら、周囲がすっかり深い霧に覆われていたのですが、夫が思いついて、高いところに登って、霧の上まで出ようと言い、

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そうして、霧よりも高いところまで登ったおかげで、テベレ川渓谷が霧の海に包まれる、こういう美しい風景を楽しむことができました。

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 ここはアッシジに近く、この後、霧に覆われた聖フランチェスコの森からアッシジの中心街まで歩いて、霧の中の散歩を散歩を楽しみました。

 アッシジとペルージャの間を覆いつくす白い霧の海を、ミジャーナのうちの窓から撮影した写真は、以前にご紹介しましたが、アッシジ近く、霧のすぐ上から撮影すると、風景はこんなふうに見えるのです。

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 霧深きテベレ川渓谷1、ペルージャから北へ / Lago di Montedoglio & Nebbia sulla Valle del Tevere (13/11/2016)
- 霧のアッシジ / Isola di Assisi sul mare di nebbia (25/11/2012)
- 霧の海、テベレからアッシジまで / Mare di nebbia visto da Migiana (9/10/2016) 

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-11-26 23:59 | Umbria | Comments(2)