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ノルチャ2017、イタリア中部地震の被害と復興の兆し

 土曜日は、歴史ある美しい町、ノルチャを訪ねてから、カステッルッチョに行きました。以前よく通っていた、マルケ州のヴィッソ経由でカステッルッチョに行く道が、まだ復旧されていないからでもありますが、ヨーロッパの守護聖人であり、西洋修道院制度の基盤を築いた聖ベネデットの生地であるノルチャが、今どういう状況にあるかを自分の目で見て確かめたいという思いもありました。

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Norcia (PG) 8/7/2017

 最も重要な古代の門から町へと入る通りを撮影したこの写真が、わたしが感じた今のノルチャの様子を、うまくとらえているのではないかと思います。

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Basilica di San Benedetto & Palazzo comunale, Norcia (PG)

 町の中心広場にあるこの聖ベネデット教会は、昨年8月末と10月26日の地震には持ちこたえたものの、10月30日にM6.5の地震が起こったとき、正面などわずかな部分を残して崩壊してしまいました。8月末にマルケやリエーティの町同様に度重なる震度の強い地震に襲われながら、家屋や建造物の崩壊がほとんどなく、死者が出なかったノルチャでは、

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 残念ながら、教会は今も10月末に倒壊したときのままで、さらなる余震で崩れ落ちぬように、補強がされているだけです。

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 けれども、町を取り囲む城壁や、家屋などは、亀裂が入り、崩れ落ちた箇所もあるものの、

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幾度もの地震に耐えて、修復中の箇所こそあれ、今もしっかりと建っている建造物が、少なくありません。

 そのため、危険のために近づくことができない建物や、安全・再建のためでしょう、仮設足場に覆われた建造物がある一方で、上の写真の城壁の前にジェラートの像を置いている店や、この記事冒頭の写真の通りにあるサラミ・チーズなどの特産物販売店や洋品店、レストランなどのように、以前のように営業を再開している店がいくつもありました。そうして、わたしたちのような観光客をはじめ、住民らしき人も、町を歩いていました。

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 わたしたちはこの日、昼食に、特産品店でパニーノを作ってもらい、この上の写真の広場に置かれたベンチで食べたのですが、この広場でも、一見以前のままのように見えて、右手に見える劇場は、後部がかなり崩れ落ちている一方、広場の左手には写真に見えるレストランのほか、八百屋もあって、営業していました。

 ノルチャではそんなふうに、地震の爪痕がいまだに大きく残るものの、少しずつではあっても、町の人や観光客、以前の生活が戻りつつあるという印象を受けました。

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 あくまでも、先週土曜日に久しぶりに訪ねて、特にこのあと訪れたカステッルッチョの状況とも比べての、わたしの主観的な印象です。

 ノルチャの別の門近くで見つけたこの店は、ショーウィンドウにハロウィーンの飾りつけがまだされたままです。一見それほどの被害がないように見えるのですが、ハロウィーンの飾りがあるということは、昨年10月末の地震で、大きな被害を受け、あるいはさらなる地震による被害を恐れて、その後は再び店を開けることがなく、それ以来閉店休業であるということでしょう。ノルチャでもまだ、自らの住宅に戻れない方がたくさんいるはずです。

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Panorama visto dal finestrino della macchina che sale verso Castelluccio di Norcia

 このあと、ノルチャを発ち、シビッリーニ山脈の山の斜面を登る道路を通って、カステッルッチョを目指しました。車道の端は崩れ落ちた岩の破片らしきものに覆われ、地震後新たに設置されたと思われるガードレールの向こうには、緑の山々、赤屋根が並ぶノルチャの町、そして、その手前に広がる平野が見えました。

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Norcia (PG), Umbria, Italy 8/7/2017

Ancora attendono la ricostruzione la Basilica di San Benedetto, diversi edifici e la cinta muraria, ma alcuni negozi sono aperti, stanno tornando gli abitanti e i turisti.
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関連記事へのリンク
- カステッルッチョ2017、イタリア中部地震の爪痕 / Castellucio di Norcia 7/2017 (8/7/2017)
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- JAPAN-ITALY Travel On-line 緑満ち心に響くウンブリア 第8回 「イタリア中部地震状況とウンブリアの被害 / Il Terremoto Centro Italia e i Danni in Umbria」 (15/9/2016)
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- イタリア中部地震M6.5概況と地震前のノルチャ・カステッルッチョ、JITRA連載第8回 (30/10/2016)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-07-10 23:32 | Umbria | Trackback | Comments(4)

雲間より出づる日と月美しき、トラジメーノ湖

 今日はいつもの義父母宅での日曜日の大家族での昼食に、夫の従兄夫婦も加わり、マルケに住み、登山や音楽が好きで詳しい従兄と、食後もおしゃべりが遅くまではずみました。来客とトーディの義弟たちが帰途に着いたのは午後6時半頃だったのですが、今日もひどく暑い日で、ペルージャの最高気温は35度だったらしく、皆を見送るために外に出ると、ひどく蒸し暑い風が吹いています。

 涼しくなってから、夕日と満月を見にトラジメーノ湖に行こうと、しばらく休み、早めに夕食を済ませて、湖に向かいました。空全体が妖しい色をした雲に覆われていて、夕日も満月も見られるのだろうかといぶかりながら、ペルージャから一番近い湖畔の村、トッリチェッラを目指します。

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Tramonto al Lago Trasimeno, Torricella, Magione (PG) 9/7/2017 20:41

 無料高速道路をトッリチェッラで下りる直前にあるトンネルに入ると、トンネルの向こうの空がオレンジ色に輝いています。厚い雲の層から出ようとしている太陽が、湿度のためにオレンジ色に見えたのでしょう。

 トッリチェッラに着いてすぐ、桟橋の先端に向かいました。いくつもの雲の層が重なる下からようやく姿を現した太陽は、けれども再び下方にある白い雲の中へと消えていきました。雲の層の中を沈んでいく夕日は、雲の厚さに応じて、色も見え方も違います。雲の色は、ピンクから藤色に、そしてオレンジ色へと移り変わり、夕日も、ときに赤く、ときにオレンジ色に、最後には金色にと輝いて、とてもきれいでした。

 出発前に、今日はペルージャでの日の入りが午後8時52分、満月である月の出が午後8時58分であることを調べていました。雲が多いので見えるだろうかと危ぶみながらも、雲のために夕日が8時46分には姿を消したので、すぐに、昇る月がきれいに見える北の湖畔の町、パッシンニャーノに向かいました。

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Sorge la luna piena sul Lago Trasimeno, Passignano (PG) 9/7/2017 21:14

 午後9時頃に、パッシンニャーノに着き、岸辺のベンチに腰を下ろして、月の出を待ちました。雲に隠れながら、ピンクがかった月が昇り始めたのを、夫が見つけて教えてくれました。昇った月はけれども、すぐに上空の雲に隠れてしまいました。わたしはまた月が顔を出すまで、ずっと空を見守っていたかったのですが、それまでには時間がかかるからと言う夫に促されて、しばしば後ろを振り返りながら、岸辺を西へと歩きました。巨大なフライパンの近くまで歩き、そばのベンチで休んでいたら、ホテルなどの建物の上方に輝く不思議な光があります。あの光は何かと夫に尋ねると、あれは月の光だと夫が言うので、すぐにまた月が見える場所まで引き返しました。

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21:50

 雲間から現れた美しい十五夜の月を、まずは桟橋から、それから、岸辺のベンチからゆっくりと愛でたあと、車の窓からも、前方に見える月の眺めを楽しみながら、ペルージャに戻りました。

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Stasera straordinariamente belli e luminosi

il sole di tramonto e la luna piena comparsi dalle nuvole
al Lago Trasimeno 9/7/2017
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-07-09 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(5)

カステッルッチョ2017、イタリア中部地震の爪痕

今日は昨夏のイタリア中部地震以来初めて、久しぶりにカステッルッチョ・ディ・ノルチャの裾野に広がる美しい高原を訪ね、野の花やシビッリーニ山脈の眺めを、愛でながら歩きました。

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Castelluccio di Norcia & Pian Grande, Norcia (PG) 8/7/2017

 先週末までに、観光客などが美しい野の花が咲く高原を訪ねられるようにと、被災地の道路の修復や整備が急がれ、先週末には、シャトルバスも準備されたようなのですが、わたしたちはリミニの友人宅に招待されていたため、行けませんでした。なお今日夫は、7月1日・2日は大変な混雑が予想されたため、他に用がなくとも、行くつもりがなかったと言っていました。

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 オンライン記事で、今日、7月8日土曜日の朝10時からは、ノルチャ・カステッルッチョ間の道路が通行可能になると知って、さっそく車で訪ねに行ったのです。記事にも書かれていたように、まだ道路が修復中であるため、信号が設置されて一方通行で通らなければいけない箇所が何度もあり、道路の端や山が崩れたり、道路に裂け目が見えたりするところもありました。それでも、特に困難に遭うことなく、無事に到着することができました。懐かしい広大なシビッリーニ山脈と高原、カステッルッチョの村が見えたときは、本当にうれしかったです。

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 ノルチャから山を登り、山から高原へと下りて、カステッルッチョへと向かう道路は、途中で枝分かれします。そのまま一直線に進めば、カステッルッチョへと登り、さらに進んで、マルケのカステルサンタンジェロやヴィッソへと向かいます。一方、右折すると、やはり今回の地震で大きな被害を受けたマルケのアルクワータ・デル・トロントや、リエーティ県のアマトリーチェ方面へと下っていきます。一直線に進むカステッルッチョ・ヴィッソに向かう道路は、この分岐点(上の写真中、オレンジ色のアステリスクで記された部分)より先は進入禁止となっています。

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 また、右に曲がって山を下りる道も、しばらく先に行くと通行止めになっています。ただし、現在は他に利用できる駐車場がないため、分岐点からこの通行止めの地点までは、路上駐車できることになっています。

 ほとんどの人は、分岐点近くや、青い矢印の方向にさらに進んだ先に駐車して、近くの野の花や風景を撮影したり、分岐点から赤い矢印で記した道路を歩いて進み、カステッルッチョの村へと坂を上ったりしていました。

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14:29

 一方わたしたちは、分岐点からかなり先に進んだところ、シビッリーニ山脈(Monti Sibillini)の最高峰、ヴェットーレ山(Monte Vettore)のふもと近くから、カステッルッチョが建つ丘の裾にある高原へと向かう畑中の道を歩くことにしました。カステッルッチョのふもとの高原を通るトレッキング・コースを以前に歩いたことがあり、この道がやがて、カステッルッチョからヴィッソに向かう車道に近づくことを知っていたからです。

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15:53

 ヒナゲシはわずかにしか見かけませんでしたが、ヤグルマギク(fiordaliso)が一面に咲いている場所が、ところどころにあって、とてもきれいでした。上の写真は、畑中の道から車道へと登って車道を横切り、カナートラ渓谷に向かうトレッキング・コースを歩いているときに撮影したものです。わたしたちはカナートラ渓谷までは進まずに、写真の一面のヤグルマギクの近くにあり、写真にもごく小さく写っている給水場まで歩き、そこからは右手の緑色の木々の間を通って、カステッルッチョへと向かう道を進みました。

 高原の間を進む道に、まったく影がなかったのに対し、このとき歩いた道は、しばしばブナの木々が影を落としてくれていました。涼しい中を進むことができて、ありがたかったのですが、登り道が長く続いたため、別の意味で苦労しました。

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17:28

 オンライン記事やテレビニュースで知ってはいたものの、カステッルッチョの中心街や周辺には、屋根や壁が崩れ落ちたままの家屋が多く、中心街は立ち入り禁止になっています。

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18:24

 なつかしい高原で美しい風景に出会い、ゆっくりと山歩きを楽しむことができてうれしかったのですが、思いがけず炎天下を4時間近く歩くことになったため、車に戻ったときには、ほっとしました。

 カステッルッチョ中心街への入り口の、進入禁止と書かれたところの周辺に、飲食物やみやげの特産チーズやサラミなどを売る屋台がいくつかありました。カステッルッチョ周辺では、亀裂が入った道路や、屋根などが崩れ落ちた家屋や店がそのままになっているところが多くあります。まだ復興や再建にはほど遠いものの、高原ではあちこちで、農家の方たちが植えたレンズマメが育っている畑を見かけました。まかれたレンズマメが少しずつ育っていき、やがて実るように、道路の整備や家屋などの再建が少しずつでも進んでいき、被災地の人々が、以前の暮らしを取り戻せる日が、早く戻りますように。

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Castelluccio di Norcia ieri, 8/7/2017

Riaperta la strada tra Norcia e Castelluccio
Le montagne imponenti e l'immensa distesa del verde
sono pressappoco come prima
rispettivamente con più crepe e con meno fiori variopinti,
ma nel paese di Castelluccio di Norcia e dintorni
molte case ed edifici sono rimasti ancora crollati,
le strade sono ferite dalle crepe e dai crolli,
ancora è inaccessibile il centro abitato del paese.
A mano a mano crescono le lenticchie
gelosamente seminate e custodite.
Che anche i semi di ricostruzioni e di speranza
vengano seminati, crescano e si realizzino al più presto.
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参照リンク / Riferimenti web
- Ansa.it - Domani riapre strada Norcia-Castelluccio (7/7/2017)
- Ansa.it - Sisma, riaperta strada per Castelluccio (8/7/2017)

関連記事へのリンク
- ノルチャ2017、イタリア中部地震の被害と復興の兆し / Norcia 7/2017 (8/7/2017)- 地震の被害は美しい水の里にも、イタリア マルケ / Pioraco (MC) 7/2017 (16/7/2017)
- イタリア中部地震から3週間、現況とこれから (15/9/2016)
- JAPAN-ITALY Travel On-line 緑満ち心に響くウンブリア 第8回 「イタリア中部地震状況とウンブリアの被害 / Il Terremoto Centro Italia e i Danni in Umbria」 (15/9/2016)
- 速報:イタリア中部で再びM5.4、M5.9の地震、震源は8月よりやや北のマルケの町・ウンブリアとの州境 (2016/10/26)
- イタリア中部地震M6.5概況と地震前のノルチャ・カステッルッチョ、JITRA連載第8回 (30/10/2016)
- 花の海、カステッルッチョ / Mare di Fiori, Castelluccio di Norcia (29/7/2013)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-07-08 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(4)

月美しき夜の湖畔の町、パッシンニャーノ sanpo

 疲れていても、いえ、疲れているときこそ、夜8時にうちを出て、車で約30分かかるトラジメーの湖(Lago Trasimeno)まで夕日を見に行こうと、しばしば誘ってくれる、夫がそういう人であることがありがたい今日この頃です。今日はうちで夕食を済ませたあと、まずは西の湖畔で夕日を見送り、それから、久しぶりに北の湖畔にあるパッシンニャーノを訪ねました。

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Passignano sul Trasimeno (PG) 7/7/2017 21:14

 黄昏の空の下、湖畔には釣り人がいて、右手には、古城が見えます。

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 丸く美しい月が、湖の向こうの空で輝き、湖面に光を投げかけているのを、散歩中にしばしば愛でることができて、うれしかったです。

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 風が強く、波が立っていたため、水位計を読みづらかったのですが、基準水位に対して、約50センチも下がっているようです。雨が降らない晴天のひどく暑い日が多いため、仕方がないのですが、数年前のように、1メートル以上水位が下がることがないように祈っています。

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 西の空には、まだ茜色が残っています。ジェラート屋でジェラートを買い、食べながら小路を歩くと、広場で吹奏楽団が音楽を奏でています。ジェラートを食べ終えたあと、再び湖の岸辺に向かい、

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さらに歩くと、美しい歌声と音楽が聞こえてきました。湖畔のホテル兼レストランでも、コンサートが行われているようです。歌を楽しみながら、なおも歩き続け、町の祭りに使われる巨大なフライパンの近くまで歩いてから、コンサート会場と月が見え、歌がよく聞こえるあたりまで、引き返しました。

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 そして、岸辺の遊歩道に並ぶベンチの一つに腰を下ろして、しばらく眺めと歌を楽しみました。

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 再び駐車場へと歩いて戻る途中も、パッシンニャーノからペルージャへと車で帰る途中も、美しい月がずっと前方に見えてうれしかったです。満月は7月9日日曜日のようですが、今夜の月も、それはきれいでした。

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Venerdì sera a Passignano sul Trasimeno,

brilla la luna quasi piena nel cielo,
scintillano le sue luci sulle acque del lago.
Un altro fascino nella città di notte,
si riflettono sul lago sia la luna luminosa
che le luci dei locali e della riva.
Suggestivo il concerto sul lago,
la voce della cantante, la musica, l'immagine -
le bellezze si fondono nell'anima degli spettatori. 7/7/2017
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- トラジメーノ湖に行こう、JITRA連載第2回 / Lago Trasimeno
- 湖畔の巨大フライパンと白鳥、パッシンニャーノ / Passignano - Lago Trasimeno, Cigni & Grande Padella
- 湖の眺めも小路もいとをかし、パッシンニャーノ / Passeggiata nel centro storico di Passignano

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-07-07 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(4)

煮えぬ小豆、重曹・停電騒ぎと湖畔の夕焼け

 昨日小豆を煮る前に、インターネットの日伊の記事や本棚の料理の本で確認したとき、数時間・一晩水に漬けておくという点は共通しているにも関わらず、日本のレシピに30~1時間煮たらよいと書くものが多い中、一つだけイタリアのレシピに、3時間かかるというものがありました。

 そこで、沸騰した際に湯を二、三度切るにしても、沸騰した状態で煮る時間が合計1時間にもなれば、煮えるのではないかと判断し、昨日は幸い午前中うちにいられたので、まだ涼しい早朝から、小豆を煮始めました。ペルージャでは、再び猛暑が長く続くという天気予報が出ています。扇風機しか冷房のない家で、日中の暑い時間帯に、台所を余計に暑くするのは、避けたかったからです。

ところが、湯を切ってまた火にかけ直した時間などを除いて、煮立てている時間だけの合計が3時間以上になっても、小豆の皮も中も何だかかたいのです。インターネットで調べると、古い小豆は煮るのに時間がかかるとあり、外国産の小豆が何時間煮ても柔らかくならないと訴える人もいます。夫がlこの小豆を買って来たのは2、3か月前の話なのですが、ひょっとしたら、ペルージャでは小豆の買い手が見つからず、長い間売れ残っていたのかもしれないと思い、正午が近くなり、台所がひどく暑くなったので途方に暮れました。

 重曹を入れて煮込めば、豆が柔らかくなるというのは、夫からも以前に何度か聞いていて、知っていました。ただ、このとき重曹を入れようと思ったのが、夫の言葉を思い出したからか、インターネットで調べていたら、そうするとよいと書いてあったからかは、記憶にありません。食用の重曹が入った箱の説明を見ると、「豆を柔らかく煮るには、水に大さじ1杯の重曹を加えて煮ること」と書かれています。そこで、重曹に熱湯を注ぐと強アルカリ性になって頑固な汚れ落としに使えることは知っていたものの、そのときはせっぱつまった気持ちで、後先考えずに重曹を一さじ入れました。すると、突然ぶくぶく泡が出て、ゆでていたお湯が膨れ上がり、鍋からコンロにかなりこぼれ出て、火も消えてしまいました。すぐにふき取れはよかったのですが、手でじかに触ったら熱いうちは危険かもしれないと思い、しばらく時間を置いてから、水分をふき取りました。ちょうど翻訳料金の見積もりの依頼が業者からあって、メールの返事を書く必要があったのですが、慌てていた上、業者からの問い合わせに、見積もりに必要ないくつかの情報が欠けていたため、とりあえず質問を二つ書いて、さっと返事をし、すぐ台所に戻って、コンロ台をきれいにしたのです。

 幸い、小豆は、重曹を加えた分、味が若干変わっていましたが、豆が十分に柔らかくなっていました。ただ、二度とこういうことはするまいと、深く反省しています。重曹を加えた味の変化は、しょうゆやローズマリーを使った濃い味つけのおかげで、料理そのものには響きませんでした。とりあえず豆は柔らかく煮ることができ、夫が昼食に戻る午後2時までにはまだ時間があるからと、食事のしたくは後にして、上述の業者から返事が来ているかどうかを確認しました。先方も時間に追われているらしく、すぐに返事が来ていたのですが、尋ねた質問のうち、一つへの返事がありません。何語から何語に訳さなければいけないのかが、書かれていないのです。それで、メールの返事を書いたら、突然パソコンの電源が落ち、モニター画面も暗くなり、またも例のデスクトップの不調かと思えば、停電ではありませんか。落ちたブレーカーを上げてみるのですが、何度上げても、ブレーカーがすぐに落ちてしまいます。二世代住宅であるうちや地域全体が停電になったのかと思い、階下にいた義父母に尋ねたのですが、義父母が暮らす1階のアパートは、停電になっていません。

 仕事で急いで返事もしなければいけないのにどうしようと、困りました。幸い、スマートフォンはしっかり充電してあり、Postemobileとの契約のおかげで、我が家のWiFiが停電のために使えなくても、インターネットで情報を調べることができます。親切な方がいろいろと役立つ情報を載せてくださるおかげで、停電の際に、どこが漏電しているのかを調べる方法や、漏電している部分以外の電気を利用できるようにする方法が分かりました。夏にしばしば不調になり、休眠するデスクトップと、お湯をこぼしてしまったガスコンロのどちらかが、漏電の原因だろうと予想はしていたのですが、ガスコンロとオーブンの電源をオフにさえすれば、ブレーカーが上がらず、ほかのすべての電気はきちんと使えることが分かりました。それで、コンロ周りを、バーナーキャップをはじめ、部品をすべて取り外して、きれいに水洗いし、乾かしました。けれども、そのあとガスコンロの電源をオフにすると、またブレーカーが落ちて停電になってしまいます。煮こぼれた急アルカリ性の湯が、漏電が直らないほどの甚大な被害をもたらしたのか、それとも、単に水分が残っているために漏電が続き、ブレーカーが落ちてしまうのだろうかと、再びインターネットで調べてみて、どうやらコンロの場合は、あってはならない場所に水分が残って、漏電になることが多いらしいと分かり、電気は使わず、コンロの電源はオフにしたまま、ライターでガスコンロに火をつけて調理し、その熱で水分が蒸発して、ブレーカーが落ちることがない状態になるようにしようと考えました。幸い、そうして料理などにいろいろとコンロを使っている間に、水分はなくなったらしく、特に業者を呼んだり、夫にガスコンロを分解してもらったりすることなく、漏電問題は解決しました。今ではもう、ガスコンロの電源を入れても、ブレーカーが落ちることはなく、つまり、うちが停電することはなくなりました。

 慌てると判断を誤って、とんでもない事態になってしまうものだと、つくづく反省しました。強アルカリ性と言えば、高校生の頃に、化学の実験で、個体のナトリウムの一片を水の上に乗せると、ナトリウムが水上をくるくる回ったあとに溶けてしまうという実験がありました。その様子がおもしろかったので、実験ノートの感想欄に、「くるくる回るナトリウムを見たら、お魚さんがびっくりするのではないか」というようなことを書いたら、化学の先生が、「もしナトリウムをお魚さんのいる水の上に置いたら、水が強アルカリ性になって、お魚さんが死んでしまいます。」というコメントを、赤で書かれていたのを思い出しました。その恩師には、後にわたし自身も高校教師となったときに、同僚・先輩として出会い、また大変お世話になったのですが、高校生の言葉と思いつきに答えて、目線の高さを同じにして返事をしてくださる、お優しい先生だったのだなと、今も思います。

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Tramonto al Lago Trasimeno, Sant'Arcangelo
Magione (PG) 22/6/2017

 写真は、6月22日に見たトラジメーノ湖の夕焼けです。沈みゆく夕日とその太陽を包む雲の色もきれいでしたが、右上に大きく広がる白い雲の形がおもしろいので、何枚も撮影しました。

 そのときは、ミケランジェロの壁画にあるマントを広げた神のように見えたのですが、今見てみると、白い雲の左下に、人の顔があるように見えるではありませんか。皆さんには、この白い雲、どんなふうに見えますか。

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Io vedo un viso sorridente nelle nuvole bianche
nel cielo in alto. Voi, che ne dite???
*Tramonto al Lago Trasimeno, Sant'Arcangelo
Magione (PG) 22/6/2017
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- 和伊折衷あずきごはんローズマリー風味 / Riso con fagioli azuki e cipolle al rosmarino e alla salsa di soia (5/7/2017)
- トラジメーノ湖に行こう、JITRA連載第2回 / Andiamo al Lago Trasimeno (4/6/2015)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-07-06 22:46 | Umbria | Trackback | Comments(4)

友と夕景・ジェラート楽しむトラジメーノ湖

 先日、夫とお気に入りのトラジメーノ湖畔のレストランで、夕食を終えようとしていたら、夫の同僚でもある友人たちが、たまたまわたしたちが座っていた窓辺の席に、食事をしようとやって来ました。以前に夫が、ピザがおいしく、きれいな夕焼けが見られると、話したことがあるそうです。せっかくなので、いっしょにおしゃべりと夕焼けを楽しみ、それから、

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Lago Trasimeno & Isola Polvese, San Feliciano
Magione (PG) 29/6/2017 21:26

近くのサン・フェリチャーノに移動して、近くのジェラート屋で買ったジェラートを食べながら、湖畔を散歩しました。日は沈んだものの、まだ空が明るくて、湖の青い色がそれはきれいでした。

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Giramondo, San Feliciano
Magione (PG) 29/6/2017 20:37

 友人たちと店で会う前、夫は「日の入りよりもかなり早く食事が終わるから、サンタルカンジェロに行こうか。」と、湖畔の別の村に行くことを提案していました。結局、やって来た友人とおしゃべりしながら、夕日が地平線に近づくのを待つことになり、おかげで、店内からではありますが、湖の夕景をゆっくり楽しむことができました。

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Giramondo, San Feliciano
Magione (PG) 29/6/2017 20:49

 まもなく日が沈もうという頃に、友人たちが注文した料理が運ばれてきたので、わたしたちは岸辺に行って、夕日が沈むのを眺めました。

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20:53

 地平線の向こうに沈んだ日が、なおも雲を照らし出し、藤色の空がそこだけピンクの光に包まれて、とてもきれいです。

 以前はサン・フェリチャーノのジェラートがおいしかったけれど、最近はどうだろうかと、友人の一人はペルージャのジェラート屋で食べることを提案したのですが、夕暮れの湖がきれいなので、しばらくここにとどまろうと、湖畔の村、サン・フェリチャーノに行くことにしました。おかげで長い間、色が移り変わる美しい空や湖を眺めることができて、うれしかったです。明日もまた、この友人たちと、今度は最初から待ち合わせて、いつもの湖畔の店で夕食を食べることになっています。

Giramondo Risotante Pizzeria
San Feliciano Via Gandhi, 29 - Magione (PG)
Tel: 075 841059
FB: https://www.facebook.com/giramondosanfeliciano/

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Ammirando il lago, stavamo per finire la cena nel nostro ristorante preferito
e sorpresa! E' arrivata la coppia degli amici.
Dunque, siamo rimasti a tavola, chiacchierando e sbirciare il sole e il lago.
Sono arrivati i piatti per gli amici, il sole stava per tramontare.
Noi due siamo usciti per ammirare il tramonto, mentre loro cenavano.
Dopo la cena tutti insieme siamo andati a San Feliciano e
goduto il gelato e la passeggiata al lago.
Ceniamo anche stasera in quattro nello stesso ristorante.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-07-04 22:20 | Umbria | Trackback | Comments(4)

ああ古城困る隣人、ペルージャ

 ペルージャの北方にそびえるテッツィオ山には、つい数年前まで、屋根が崩れ落ちた古城がありました。義父母がテッツィオ山中腹の村、ミジャーナに暮らしていた数十年前には、村人が暮らしていた城も、過疎のために住人がいなくなって荒廃し、長い間、廃墟となっていたのですが、数年前に、その古城、プロコーピオ城が改築され、豪華な宿泊施設に生まれ変わりました。

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Castello di Procopio & Migiana di Monte Tezio, Perugia 28/5/2017

 上の写真は、今年5月に夫とエニシダの花の間を散歩したときに、撮影したものです。左上にプロコーピオ城が建ち、その下にわたしたちが改築中の家と隣接する2軒があり、さらに右手に、かつての教会をはじめとするミジャーナの集落の家が並んでいます。

 古城の下、その下方に建つうちの前に、白い道路が見えます。6年前にミジャーナのうちの改築を始めて以来、この道のために、何かと悩みごとや面倒が絶えません。と言うのも、長い間だれの手にも渡らなかったプロコーピオ城が人手に渡り、改築が決まったのが、ちょうど夫が改築を始めたのと同じ頃で、白く見える砂利道は、うちの周囲にあるオリーブ畑や森の一部と共に、我が家のものである私道なのですが、その頃から、最初はまるで脅すように、次にはお願いと言う形で、古城改築の関係者から、古城改築のための大型車や改築関係者の車が通る許可をほしいという申し出があったからです。

 友人の弁護士にも頼み、通行料を取り、かなりの条件を設ける形で、最初は通行を許可する契約書を交わすところまで行ったのに、結局は、「隣人とは仲よく」と考えた夫と義弟が、無料で通行を許可することにして、ただし、無謀なことが行われぬように契約書は交わしました。その間もその後も、「これはいったい」という横暴な対応や困った所業が、古城側からうちに対して、何度もあったのです。近年になって、最初は、「改築が終わるまでに、別の道路を作って、このお宅の私道はもう通らない」と言っていた古城側が、その道路を作るのはやめたらしく、「城に来る客や城で働く人の車がどうしても私道を通る必要があるから」と、通行料を払って、私道を通ることになりました。そして、城側が、城に客が来るからと、週末私道の入り口の鎖の錠を開けたままににすることが多いがために、本来は車で乗り込んではいけない猟師やトリュフ狩りの人、単に古城に興味があって見に行きたいだけの人が、勝手にうちの私道を通ることが増えました。また、最近になってうちの近所で盗難が頻発したのも、そもそもは、この道路の鎖の錠を、古城関係者が週末開け放していることも、原因の一つです。

 そういう理由で、ただでさえ頭を悩ませていたところに、最近は、うちに何の連絡もなく、業者が入り込んで、勝手にうちの私道を整備し、その際に、豪雨の際に、水が畑に流れ込まぬようにするための処置もせず、道幅を広げてしまいました。オリーブのすぐ近くまで道が迫っているところもあり、夫が森の散歩コースにしようと思って、作業をしていたところまで、無断でそれを壊すような工事をしたために、今日の夕方仕事を終えてミジャーナに行った夫は、その工事のあとを見て、すっかり腹を立てています。

 契約書には、私道の所有者、つまり夫と話し合いながら工事の計画を立てて行うと書いてあるのに、いっさい連絡がなく、しかも、道路作業の予定があることは、夫は近くに住む親戚から聞いていたために、古城の関係者数人に何度も電話をかけたり、実際に城を訪ねたりしたのに、城の警備員は何も知らないと言い、責任者はまったく電話に出ず、今日になってようやく、明日の朝電話をすると返事をしただけだというのです。

 先週も、うちの畑のすぐ近くをトリュフを狩りに来ただれかが掘り返していたそうで、私有地であり、私道でありながら、所有者に対する配慮や遠慮がない人が多すぎると、夫が怒っていたところです。わたしも、かつて契約を結んだときに交渉した弁護士にメールを書くようにとは言ったのですが、わたしたちが動いても、向こうが返事をしないことにはどうにもならず、困っています。

 どうか早急に問題が解決しますように。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-07-03 23:29 | Umbria | Trackback | Comments(6)

恵みの雨大気涼しく緑生き生き、イタリア

 わたしたちが、6月10日にアブルッツォ旅行に出かけるかなり前から、まったく雨が降らず、太陽が照りつける暑い日が続いていたペルージャでも、昨日ようやく、待ちに待っていた雨が降りました。

f0234936_6442930.jpg
28/6/2017

 たっぷり水やりをしても、ぐったりしているように見えていた花たちも、昨日の雨で、ようやく息を吹き返したことでしょう。気温も若干下がって、屋内でも少し過ごしやすくなりました。

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 庭もテラスも水やりを水曜に済ませていたのですが、今日はテラスの鉢の水やりだけで済むのもありがたいです。

 今日は1日中、台風か竜巻ではないかと思うほどの暴風が、吹き荒れていました。昨夜は真夜中過ぎに雹(ひょう)が降り、いきなりパラパラガタゴトというひどくにぎやかな音がし始めて、しばらく続いたので、畑や庭、車への被害を心配したのですが、幸いなことに音が大きいだけで、それほど大きな雹ではなかったようで、被害はありませんでした。

 最近ウンブリアの各地では、雷雨の際に、雹が降り、農作物に大きな被害を与えたり、高速道路でトラックが安全のために止まらざるを得ないような場合さえあったりすると聞いています。今夜もペルージャでは、真夜中を過ぎてから雷雨になり、明日はほぼ1日中雨という予報が出ているため、夫には車を屋根の下に駐車するように言ったのですが、「大丈夫だよ」と外に置いています。門から見える外に駐車するのは、泥棒の被害を防ぐためでもあるのですが、今夜ひどい雹が降らぬことを祈っています。

 イタリア各地の詳しい天気予報については、ブログ表紙右手のリンク先のページを、参考にしてください。

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Mercoledì finalmente la pioggia tanto attesa
anche a Perugia! 28/6/2017
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-06-29 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(6)

ペルージャ夏の野外映画祭、9月13日まで元修道院に臨む公園で開催中

 ペルージャでは、9月13日まで、サン・ピエートロ教会と元修道院の道路を挟んで向かいにある公園、Giardino del Frontoneで、日替わりで、主に昨年劇場公開された映画の数々を、楽しむことができます。たとえば、わたしが昨年見ていいなと思った『A Spasso con Bob』が、7月10日に上映されるほか、遠藤周作の小説、『沈黙』を原作とする映画、『Silence』が7月1日に、また、ディズニー映画の 『La bella e la bestia』(美女と野獣)の実写版は7月2日に、好評を博したという『La La Land』は6月30日に、上映される予定です。『A Spasso con Bob』は、特に猫が好きな方にはおすすめです。

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Basilica & Abbazia di San Pietro, Perugia 27/6/2017

 昨年見逃した映画を見たり、あるいは、日本で見た映画のイタリア語版の映画に挑戦したり、あるいは単に猛暑から逃れたりするにも、うってつけのいい機会だと思いますので、ペルージャに留学・在住の方、あるいは旅行などでペルージャにお越しの方は、ぜひ一度足を運んでみてください。

 上映は午後9時半からで、入場料は特別な催しがある場合を除いて、原則的に5ユーロです。上映予定については、以下のウェブページをご覧ください。上映会場の入場券販売所では、野外映画祭の上映予定が、それぞれの映画の上映日時や簡単な作品紹介とともに印刷されたパンフレットを、無料でもらうことができます。

- Cinegatti - Cinema all'Aperto Frontone. In Programmazione al Frontone

 写真は、今日映画の上映会場へと向かう途中に、公園から見えたサン・ピエートロ教会の鐘楼と元修道院を撮影したものです。

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- Cinegatti - Cinema all'Aperto Frontone. In Programmazione al Frontone - 猫と若者を描くあったか映画『A Spasso con Bob』 / "A Spasso con Bob" - un film molto bello e commovente (17/11/2016)
- 猫と若者の感動映画、英・米に続き葡・ブラジルで上映、日本では来夏頃、原作は世界でベストセラー / Film, "A Street Cat Named Bob" Trailer in inglese & Libri (18/11/2016)
- 映画『沈黙-サイレンス-』イタリア公開、日本上映は21日 / Film, "Silence" di Martin Scorsese (13/1/2017)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-06-27 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(6)

夏ばてパソコンと桜色の湖、イタリア

 今日はロマーニャの友人たちと、トスカーナの山で落ち合い、川辺でくつろいだあと、ラヴェルナを取り囲む美しい森をしばらく散歩しました。

 朝起動せず困ったデスクトップは、今日の帰宅後も、2度カメラから今日の写真をパソコンに取り込もうとすると、そのたびに、本体の電源は入っているのに、画面が暗くなってしまいます。

 友人たちとの夕食後ペルージャに戻り、そのため、帰宅が遅くなり、また、パソコンの不調は暑さによるものと思われますので、明日早朝の涼しい時間帯にパソコン復旧と写真の取り込みに挑戦することにします。

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Rosso di sera al Lago Trasimeno, Sant'Arcangelo, Magione (PG) 24/6/2017

 というわけで、写真は昨夕のトラジメーノ湖の美しい夕焼けの写真を、代りにご紹介します。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-06-25 23:43 | Umbria | Trackback | Comments(0)


日本語教師・通訳・翻訳家。元高校国語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより


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Naoko Ishii
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