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プレッジョ村祭り

 7月10日日曜日は、夕方、村祭り開催中のプレッジョ(Preggio)の村を訪ねました。

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 プレッジョは、ペルージャから車で北へと30分ほど走ったところにあります。

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 石造りの町並みが美しい小さな村は、小高い緑の丘の上にあります。

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 村祭りの楽しみの一つは、何と言っても、その土地独特のおいしいものを食べること。ご覧のように、わたしたちが頼んだのは、チーズとパスタ、サラダです。

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 掲示されたこちらのメニューから、食べたいものを選び、レジに並んで料金を先払いし、飲み物を受け取り、村の通りに設置されたテーブルで、料理が運ばれてくるのを待ちました。

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 右手に小さく見える木の机に、レジがありました。一番左のテーブルで、客が自分がすでに料金を支払った飲み物を受け取ります。中央のテーブルの奥が調理場になっていて、できた料理を次々に、料理担当の村の女性たちがテーブルに運び、給仕係の村人が、テーブルで待つ客のもとまで、料理を運びます。

 この日、プレッジョの村祭りを訪れたのは、わたしたちの結婚式で証人を務めてくれた、プレッジョ在住の友人夫婦に誘われたからです。とは言え、だんなさんの方は、いろいろな下準備や片づけに、奥さんの方は、料理に大忙しで、こうやって、厨房から顔を出す瞬間までじっと待って、ようやく短く、けれども温かいあいさつを交わすことができました。

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 夕食が終わって、友人たちにあいさつをしたあと、今度は、プレッジョの村を散歩しました。

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 広場には、出店がいろいろと並んでいます。こちらの店では、村の名と同名のAgriturismo Preggio(記事はこちら)を経営するエーレナが、農場で生産したハチミツやオリーブオイル、パスタなどを販売していました。

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 一方、こちらは、フォリンニョ(Foligno)から来ていたCreazioni Pitagora(リンクはこちら)という工房の店で、興味深い手作りの作品がたくさん並んでいました。

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 自然の素材を生かして、一つひとつていねいに手作りで創り上げたプレゼーペ(presepe)(記事はこちら)が、それはみごとでした。

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 想像力とアイデアを働かせた木の作品がいろいろありました。わたしが購入したのは、右手前の、かわいらしい三目並べのゲーム(イタリア語ではtris)です。すべて、木でできていて、緑色のゲーム盤には花が散りばめられ、赤と黄の駒には、ミツバチとテントウムシがあしらわれています。ちょうど翌日から、幼い男の子のいる友人宅を訪ねる予定だったので、お土産にうってつけだと思ったからです。

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 村が小高い丘の上にあるため、夕日が遠くの山並みを染めていく様子も、見ることができました。

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 午後9時からは、ペルージャ方言による劇が上映予定で、これを見てから帰ろうと、会場に赴きました。「劇団の到着が遅くなり、まだ団員が夕食の最中なんです。」と断って、いろいろな人が次々に、笑い話を披露していきます。劇は見たかったのですが、10時近くなっても、いつ上映されるか分からず、わたしが翌朝旅に出る予定だったため、わたしたちは、友人たちにあいさつしたあと、ペルージャへの帰途につきました。

 村祭りと言えば、今日から、アッシジに近いカンナーラの町で、玉ネギ祭り(記事はこちら)が始まります。玉ネギをうまく使ったいろいろな料理がおいしくて、わたしは今年もぜひ行ってみたいと思うのですが、そのためには、人混みを嫌う夫を説得しなければいけません。果たして成功するでしょうか?

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by milletti_naoko | 2011-08-31 11:28 | Feste & eventi | Trackback | Comments(6)

ペルージャの熱い夜

 7月9日土曜日の夜は、ウンブリア・ジャズ(Umbria Jazz)が始まったばかりのペルージャの中心街を散歩しました。

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 例年、著名な歌手や演奏家が大勢訪れ、こうした音楽家のコンサートは有料なのですが、ご覧のように、中心街のあちこちに、無料で楽しめるコンサートもあります。

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 町を歩くと、こちらのお菓子屋さん、サンドリ(Pasticceria Sandri)では、ウンブリア・ジャズにちなんで、楽器の形をしたお菓子が、ショーウィンドーにたくさん並んでいました。

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 この店では、ショーウィンドーに、こんなふうに、いつも、季節やペルージャでの催しをテーマとしたお菓子が、並んでいます。店内で嫌な思いをしたという友人もいるので、中に入ることを特にお勧めはしませんが、大噴水から近い目抜き通りにありますので、中心街を歩かれるときには、ぜひショーウィンドーをのぞいてみてください。

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 午後9時19分に撮影した上の写真でも、まだ空が明るいのは、まだ夏至を過ぎたばかりだったためです。ウンブリア・ジャズは、チョコレート祭り(記事はこちら)と並ぶペルージャの一大行事であり、町は大勢の人でにぎわっていました。

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 左手に見えるスタンドでは、ウンブリア・ジャズ2011のロゴの入ったTシャツやバッグ、帽子なども販売されていました。

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 無料のコンサートを聞いたあと、再び町を歩くと、暗くなった空の下に広がる美しい夜景を、見るこ とができました。

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 夜景を楽しみながら、飲み物や食事を楽しむ人々の姿も、見えました。

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 別の方向を眺めると、6月末まで、日本語を教えた軍語学学校(記事はこちら)の懐かしい校舎が、照明に浮かび上がっていました。

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 かつて修道院だった学校の三角屋根の鐘楼の左手は、競技場になっていて、ふだんはスポーツ大会や練習などに使われているようですが、ウンブリア・ジャズの期間中は、有料のコンサート会場になっていました。

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 ぜひ聴いてみたいすばらしいコンサートが、今年もいろいろあったのですが、実は、この夏は、ウンブリア・ジャズの期間中、旅行でペルージャにはいない予定だったこともあって、この日は、コンサートの日程も知らないまま、お祭りの雰囲気を味わいに、中心街に繰り出しました。それでも、散歩しながら、美しい夜景や音楽を、楽しむことができました。

LINK
- Umbria Jazz - home

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by milletti_naoko | 2011-08-24 15:10 | Feste & eventi | Trackback | Comments(4)

手に虹が!

 窓ガラスから入る日差しが、前に座っていた女性の右肩に、小さいけれど、美しい虹を描き出していたので、

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「わたしも!」と、虹の光の中に、手をかざしてみました。予想どおり、わたしの手にもきれいな虹が映し出されました。

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 7月8日に、サン・フェリチャーノ(San Feliciano、上の写真の港から、トラジメーノ湖(Lago Trasimeno)を、フェリーで行って、

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ポルヴェーセ島(Isola Polvese、上の写真を訪れた、その帰りのフェリーの中でのできごとです。虹を手にするなんて、何だか幸先がよさそうと、うれしくなりました。

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 この日、水生植物園(Giardino delle Piante Acquatiche)で、色とりどりの美しいスイレンとハスの花を見て感動したということは、先月すでに記事にしています。(リンクはこちら

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 この頃は、キョウチクトウも、白や赤やピンクのあでやかな花をいっぱいに咲かせて、目を楽しませてくれました。

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どの色の花も美しいのですが、わたしのお気に入りは淡いピンクです。日本の桜を思わせるからでしょうか。

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 道端に、カモミールらしき花も、いっぱい咲いていました。

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 昼食は、この日も、いつものレストラン(記事はこちら)で。夫が頼んだこちらの前菜、Filetti di lago in insalataが、とてもおいしそうでした。

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 今回は、日替わりでメニューの変わるお得なセット、Menu Turisticoもありましたが、前回と違って、アラカルトで、好きな料理を自由に選べるようになっていました。ワインも水もサービス料も込みで、13ユーロとはお得ですが、この日はプリモもセコンドも肉だったので、せっかくだから湖の魚を食べたいと考えたわたしたちは、魚料理を頼みました。

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 こうして、ポルヴェーセ島で、散歩と食事を楽しんだ帰りのフェリーの中で、窓から差し込む光が、虹を描き出していたわけです。上の写真のカモメさんは、朝フェリーが島の港に近づきつつあるときに、見かけました。眺めていたのは、船か、湖か、それとも青い海か…… この日の湖は、ご覧のように、緑がかった色をしていました。

関連記事へのリンク
- 初夏のポルヴェーセ島1
- 初夏のポルヴェーセ島2
- 蓮と睡蓮の競演

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by milletti_naoko | 2011-08-09 15:53 | Umbria | Trackback | Comments(6)

夏の映画は夜空の下で

 夏になると、ペルージャでは毎年、夜に野外映画上映会があります。

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Cinema all’aperto, ArenAria – Perugia 2011/7/7 21:21

 今年の夏に映画を上映するのは、Cinema Frontone(6月14日~9月9日)とArenAria(7月1日~8月30日)の二つです。どちらも鑑賞券は、会場で購入します。午後9時半に上映予定とあるのですが、上映開始は遅くなりがちです。

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Panorama visto dal parco vicino al mercato coperto 2011/7/7 21:02

 Cinema Frontoneの会場は、フロントーネ庭園(Giardini del Frontone)です。ペルージャ中心街から、サン・ドメーニコ教会の前を通り、サン・ピエートロ教会の尖塔を目指して一直線に歩いて行って、サン・ピエートロ教会に着くと、ちょうど道路の反対側に、フロントーネ庭園の入り口があり、ここで、鑑賞券を販売しています。上映プログラムは、こちらです。

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Palazzina Lupattelli 2011/7/7 21:11

 一方、7月7日、ちょうど七夕の晩に、わたしたちが見たのは、ArenAriaの映画です。会場は、ペルージャ外国人大学の数ある校舎(リンクはこちら)の一つ、ルパッテッリ校舎(Palazzina Lupattelli、上の写真。中心街の駐車場に車を置いて、長いこと歩いて行ったのですが、行って初めて、観客用の無料駐車場が、会場近くにあったことを、知りました。

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Fiori di Oleandro e Palazzina Lupattelli 2011/7/7 21:10

 たそがれの空の下に咲くキョウチクトウ(oleandro)の花に、夜桜を思わせるようなあでやかさがあります。

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 プログラムは、インターネット上で見られる上(リンクはこちら)、印刷されたものが、外国人大学の入り口や上映会場など、町のさまざまな場所に置かれていますが、こうして、会場近くにも置かれていました。

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Cinema all’aperto, ArenAria – Perugia 2011/7/7 21:48

 この日、上映されたのは、古いイタリア映画で、ナンニ・モレッティ監督の『親愛なる日記』(原題は『Caro Diario』、リンクはこちら)です。ArenAriaでの上映には、上映前に、内容の解説があります。さて、まずは写真中央の男性が、解説者登場の前に、解説者を紹介し、登場すると、「実は、君も観客も驚くことに、今夜は特別ゲストとして、監督自らが……」と、解説者に言ったあと、監督の実物大の写真を貼りつけた厚紙を、取り出しました。ここで、一同爆笑。

 映画は、ユーモアと風刺に交えて、イタリアの現代社会の問題点や美しい風景も伝えるもので、興味深かったです。ただでさえ20分遅れて登場した解説者が、20分ほど解説をした後の上映であり、さらに途中休憩(スタンドの飲み物やスナックを売るためかも)を挟んだため、それほど長い映画ではなかったのですが、終わったのは真夜中過ぎ。わたしと夫は、それから駐車場をまで、夜の町を長いこと歩きました。中心街を通り過ぎたとき、真夜中の方が午後9時頃よりもにぎやかで、若者が大勢いることに驚きながら……

 ちなみに、ArenAriaの映画は、天気の悪いときには、映画館、Cinema Zenithで上映されます。

 今回ご紹介した映画は、日本で買おうとすると法外な値段がします。イタリア映画を活用して、イタリア語を学習したいという方は、次のページを参考にしてください。
・「おすすめのイタリア映画」(リンクはこちら

LINK – Programma dei Cinema all’Aperto di Perugia(↓↓)
(リンク~ペルージャのこの夏の野外映画上映会のプログラム)
- Frontone Cinema (Giardini del Frontone, Borgo XX Giugno)
- ArenAria (Palazzina Lupattelli di Via XIV Settembre)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2011-08-06 12:51 | Feste & eventi | Trackback | Comments(6)

花のカステッルッチョ

 7月5日は、ペルージャのはるか南方にあるカステッルッチョ(Castelluccio)を訪ねました。

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2008/6/26

 ウンブリアの誇る、おいしいレンズマメ(lenticchie)の産地であるカステッルッチョでは、除草剤を散布しないため、例年、6月中旬頃から、赤・青・黄など色とりどりの野の花が、耕された畑一面に咲いて、とても美しいのです。

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2008/6/26

 丘の上に見えるのが、カステッルッチョの町。野を彩る赤い花は、ヒナゲシ(papavero)の花。

 以上2枚の写真は、2008年6月26日に撮影したものです。ちょうど花が一斉に美しく咲いている時期で、しかも天気がよかったので、まずは、こちらの写真を使って、ご紹介しました。

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2011/7/5

 7月5日、曇り空の下、雨という天気予報を気にしながら出かけたカステッルッチョは、赤や青に彩られてはいましたが、花の見頃までは、あと1週間待つ必要がある(夫の予測)という状況でした。

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 レンズマメやサラミなどの特産品を売る店や、レストラン、ホテルなどは、ほぼ駐車場付近に集中しています。わたしがゆっくりアイゴを運転して、午後1時頃に到着し、まずはレストランで腹ごしらえ。

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 それから、人が少なく、けれど、花に彩られていそうな場所を選んで、散歩をしました。

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 一面に咲く黄色い花。

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 ところどころに、ピンクの美しいナデシコ(garofanino)が、群生していました。

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 一つひとつの花をよく見ると、こうして花弁が、粉雪のような白い斑点で飾られています。

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 青い花は、ヤグルマギク(fiordaliso)で、ところどころに、ヒナゲシの赤やフランスギクの白い花も見えます。

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 途中、こちらの給水場で、冷たくおいしい清水を調達。散歩のときはいつも、水道水で満たした500mlのペットボトルを、持って出かけます。

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給水場(牛たちにとっては、水飲み場)のすぐ傍らでは、牛たちが、こうしてのんびりとくつろいでいました。

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向こうの木々の下をよくよく見ると、馬たちが、木陰で涼を取っています。

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 標高が高いので、7月上旬になってもまだ野バラ(rosa canina)が、咲いています。

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こうして、しばらく美しい野山を歩いたあと、ペルージャへの帰途につきました。帰りは、夫が運転しました。

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by milletti_naoko | 2011-08-05 10:27 | Umbria | Trackback | Comments(12)

蓮と睡蓮の競演

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 昨日、フェリーでトラジメーノ湖(Lago Trasimeno)を渡り、ポルヴェーセ島(Isola Polvese)水生植物園(Giardino delle Piante Acquatiche)(記事はこちら)を訪れると、

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思いがけず、色とりどりの美しいスイレン(ninfea)の花がたくさん咲いていて、目を楽しませてくれました。

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花の大きさや花弁の形も、さまざまです。ご覧のように、トンボもうれしそうに、池の周り、花の上を飛び交っていました。

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 日本では秋の風物である赤トンボも見つけました。イタリアの野山を歩いていて、トンボを見かけることはあっても、こちらに来てから、まだ赤トンボを見たことがなかったので、うれしくなりました。

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こちらのスイレンは、花弁の先がまるくなっています。

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緑の大きな葉の下に、こっそりと花を咲かせているスイレンも、いくつもありました。

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ご覧のように、水辺には、ユリの花もたくさん咲いていました。

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 夫の左手に咲いている大きな大きな花は、

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ハス(loto)の花です。小さなスイレンたちの間にあるため、花の大きさがいっそう際立っています。泥の中に根を下ろしても、清らかな花を咲かせるハスのような心がけで生きられたらと思いつつ、理想に近い生き方は、まだまだ遠い先にある気がします。

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 ポルヴェーセ島は、これまで数年の間に、何度も足を運んでいるのですが、

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ハスの花を見たのは初めてですし、こんなにたくさんスイレンの花が咲いているところを見るのも、初めてでした。我が家の庭のキョウチクトウ(oleandro)が、最近花盛りなので、島のキョウチクトウもさぞかし美しかろうと思いつつ、島を訪れて、思いがけず咲きほこるスイレンの花を見られて、とてもうれしかったです。

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by milletti_naoko | 2011-07-09 00:07 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(16)

クッコ山で迷子

 クッコ山への登頂を見合わせたわたしたちが、出発地点へと戻り始めたのは午後4時頃のことでした。(記事はこちら

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 再び、緑の木々の間の中を進む1番コースを通って、歩いて行きます。所要時間1時間40分とありますから、遅くとも午後6時には、散歩を終えることができるはずでした。

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 途中、こうした壮大な眺めも、楽しみました。

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 谷間、Val di Rachena(標高1146m)から、山道を下り、このLa Fidaと呼ばれる場所(標高1001m)まで、たどり着いたのは、午後4時38分のことでした。案内標示を見て、出発地点であるVal di Rancoに戻るには、1番コース以外に、もう一つ17番コース(Sentiero 17)があることが分かりました。この二つのコースは、所要時間はどちらも1時間10分、距離も約3kmです。ただし、地図を見ると、1番コースが山道を少しずつ下りていくのに対し、17番コースは、、まずは、川のふもとまで急斜面を下り、川沿いに長い間歩いたあと、最後に再び、山道を登るというものでした。

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 夫がまだ歩き足りないことも、できれば別の道を歩いて引き返したいこともよく知っていたため、わたしは、坂道が厳しいだろうと承知しつつも、夫が望むなら、17番コースを通ってもいいと了承しました。かなり急な下り道を歩いて行くと、ランの花がたくさん咲いていました。

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 美しい花たちとの出会いはうれしかったのですが、下り坂がかなり険しかったため、わたしは途中で夫に、足が痛むから、自分は引き返して1番コースを歩くことにすると言いました。夫は、自分も一緒に引き返そうとしてくれたのですが、わたしは、「すでに1度通った道だし、危険もなさそうだから、一人で大丈夫。」と言って、夫には、せっかくだから17番コースを歩き続けるよう言いました。

 問題は、わたしが再び道の分岐点近くまで引き返したとき、発生しました。にぎやかな犬の鳴き声に似た動物の叫びが、何度も何度も、絶えることなく続いたのです。

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 以前に隣人の犬に噛まれたことがあり、イノシシに出くわしたこともあるわたしは、こわくなって、再び夫を追って、17番コースを下り、こうして川のほとりまでやって来ました。夫を呼べど、もうかなり先に進んでしまったのか、返事がありません。携帯電話で電話しようにも電波がありません。

 そして、一番困ったのは、川沿いの案内標示には、三つほど行き先とコースが示されていたものの、わたしが行くべき場所の名前が書かれていなかったことです。初めて歩く山だったので、この日に限って、地図は夫だけが持ち、わたしは持っていませんでした。

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 そこで、まずは途方に暮れて、これまで下ってきた方向を見やりました。クッコ山(Monte Cucco)の山頂をちょうど太陽が照らし出しています。再び坂道を登っても、犬か野生動物がうろついているかもしれない1番コースを一人で歩く勇気はありません。川に沿ってどちらの方向に進めばいいかは分かっていますから、もし道に迷っても、再び山の斜面を登って、1番コースに合流すれば、動物に出会う危険をやり過ごすことができると考えました。ちょうど午後5時頃のことです。

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 それが、「このコースに違いない」と見当をつけて、歩いていた川沿いのコースの目印を、途中で見失ってしまいました。木の幹にあるはずの目印を探せど探せど、見つかりません。そこで、山の斜面をひたすら登って、再び1番コースに合流しようと考えたのが、午後5時10分頃。険しい斜面を、木の根を足がかりにし、枝を支えにして登って行くと、低木が茂りすぎていて、歩くことが不可能な場所にたどり着きました。それで、今度は、しばらく川沿いに逆方向に引き返してから、別の斜面を登り始めました。

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 遭難してしまうのではないかと心配しながら、登れそうな斜面を登って行き、赤と白のおなじみのCAIのトレッキングコースの目印を見つけることができたのは、午後5時40分のことでした。トレッキングコースにたどり着きはしたものの、コース番号は書かれておらず、どちらに進んでいいかもはっきり分からぬまま、「きっとこれは1番コースで、こちらに行けばいいのだろう。」と思われる方向へと歩いて行きました。

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 山の中を歩くトレッキングコースというのは、互いによく似ています。 「歩いているのは、1番コースじゃないかもしれない」、「出発地点をすでに通り過ぎて、別方向に進んでいたらどうしよう」と、遠くに見える山並みを眺めながら、自分の位置を確認しようと試みつつ、不安の残るまま、ひたすら歩いて行きました。

 ようやくその不安が消し飛んだのは、この細い清水が流れ落ちる谷間を通ったときでした。行きがけに、この小川を苦労して渡ったこと(記事はこちら)を、まだはっきり覚えていたからです。

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 その5分後には、こちらの案内標示も見つかりました。歩いているのが、1番コースであることが確認でき、さらに目的地は、まだ行く手にあることが分かりました。このとき、すでに午後5時56分。横道に逸れずに1番コースをまっすぐに進んでいれば、ゆっくり歩いても、もう出発地点に戻っているはずの時間です。それが、案内標示を見ると、出発地点、Val di Rancoまでは、まだ1.7kmあり、35分かかるとあります。

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 夫が心配しているだろうと思いながら、先を急ぎ、再びAcqua Freddaを通りかかりました。こちらの給水場は、わたしたちが昼食時に訪れたときには、桶の下から水が流れ出ていたため、中には水がたまっていませんでした。昼食後に夫が、周囲の石を拾い集めて、水の出口をふさいだため、わたしが再び通りかかったこのときには、ほぼ桶いっぱいに水がたまって、よく山で見かける他の給水場と同じ風貌をしていました。

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 緑の優しいブナの森、Madre dei Faggiを再び通り過ぎ、さらに歩いて行くと、
 
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もし川沿いを歩き続けたら、わたしが歩いたはずであったトレッキングコースと川の流れが下方に見えました。

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 出発地点である駐車場を目指して、さらに歩いていると、「一体どこに行くの?」という声が、傍らのバールのテラスから聞こえてきました。テラスには、テーブルでくつろぐ夫の姿が見えます。そのとき、すでに午後6時半。わたしの到着はかなり遅くなったのですが、わたしの歩くのが遅いことも、すでに疲れていたこともよく知っていたために、それほど心配もしていなかった様子です。「そんなに登り下りを無駄に繰り返したなら、結局クッコ山の頂まで登った方が、疲れなかったね。」と笑われました。同じことは、翌日学校でこの話をしたミンモにも言われました。「遭難の可能性だけではなく、危険な人物もうろついているのだから、気をつけるように」、「イタリアは日本じゃないのだから」と、諭されて、わたしが、「でもイタリアでは、殺人は見知らぬ相手に対してよりも、男性がかつての恋人や配偶者を殺すように、よく知っている間柄同士の場合がほとんどでは。」と答えると、ミンモの反論があり、そこから、授業はおあずけになり、しばらくおしゃべりが続きました。

 月曜日の最初の授業は、復習も兼ねて、「週末は何をしましたか。」と質問をして、しばらく日本語で話をするのですが、この日本語のおしゃべりが、途中からイタリア語のおしゃべりになってしまったわけです。

 とにかく、一時は本当に遭難するのではないかと、本当に恐い思いをしましたし、実際に遭難しても、何の不思議もなかったわけです。今後は、遠慮しないで、夫に一緒に歩いてもらうようにしよう、そして、地図はわたしも必ず携帯するようにしようと、つくづく思いました。

LINK
- クッコ山で散歩1 / Passeggiata sul Monte Cucco – Parte1
- クッコ山で散歩2 / Passeggiata sul Monte Cucco – Parte2
- クッコ山で散歩3 / Passeggiata sul Monte Cucco – Parte3
- Parks.it – Parco del Monte Cucco – 1. Da Val di Ranco a Pian delle Macinare (sentieri 1-17-3)

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by milletti_naoko | 2011-07-06 16:42 | Umbria | Trackback | Comments(10)

クッコ山で散歩3 sanpo

 出発から2時間後にたどり着いた平地、Pian delle Macinareの端に、こちらの谷間、Val di Rachenaがあります。

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 当初の予定では、ここから2番のトレッキングコース(Sentiero 2)を登って、クッコ山(Monte Cucco)の山頂を目指すことになっていました。標示を見ると、山頂までは、距離が1.8kmで、所要時間1時間半とあります。山頂までは当然登り坂でしょうし、山頂から出発地点まで、さらに歩く必要があります。それに空がかき曇って、雷の音も聞こえました。そういうわけで、今になって考えてみると、昼食休憩が長かったので、結局まだ1時間余りしか歩いてはいなかったわけですが、急な登り坂にすっかり疲れ果てたわたしが、この日は、山頂には登らずに、来た道を引き返そうと提案しました。1番コースを引き返すと、距離は4.8kmで、所要時間は、1時間40分だと書かれています。

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 夫は残念そうでしたが、雨も心配だったので、引き返すことに同意してくれました。来た道を戻る前に、Pian delle Macinareの平地の周囲を歩くと、こんなふうに、クッコ山(Monte Cucco)がよく見える場所もありました。

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 案内の看板によると、この平地は、カルスト地形にできたドリーネ(dolina、- 『伊和中辞典』によると、「ドリーネ(石灰岩地帯にできるすり鉢状の陥没地)、すり鉢穴」)です。上の写真で木が生えている窪地が、この平野の最も低い部分、地裂(inghiottitoio)だそうです。

 わたしはすっかり疲れていたので、早く来た道を引き返したかったのですが、夫は平地の脇を通る道を、どこまでも歩いて行きます。

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 後をついていったおかげで、思いがけず、たくさんの牛たちに出会うことができました。

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 真っ白なキアニーナ牛が多いのですが、茶や黒など色と種の異なる牛も、たくさん混じっていました。

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 わたしたちが来たからと言って、特に驚き慌てる様子もなく、悠然と、草を食べたり、横になってくつろいだりしています。

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 牛が肥やしをやるからか、この辺りの野原には、あちこちにタイム(timo)の花が咲いていました。

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 さらに下方には、馬の姿も見えました。

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 夫は、見晴らしを十分に堪能するために、端の方まで歩いて行きました。わたしは、上の写真を撮った場所までしか歩かなかったのですが、それでも、眺めの美しさは十分に楽しめました。

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 こうして、平地の周りを歩いて、牛や馬に出会ったあと、午後4時頃に、来た道を戻り始めました。

⇒記事、「クッコ山で迷子」(リンクはこちら)につづく。

LINK
- クッコ山で散歩1 / Passeggiata sul Monte Cucco – Parte1
- クッコ山で散歩2 / Passeggiata sul Monte Cucco – Parte2
- クッコ山で迷子 / Passeggiata sul Monte Cucco – Parte4
- Parks.it – Parco del Monte Cucco – 1. Da Val di Ranco a Pian delle Macinare (sentieri 1-17-3)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2011-06-28 18:09 | Umbria | Trackback | Comments(12)

クッコ山で散歩2

 さて、Acqua Fredda(記事はこちら)では、昼食を取ったあとも、花や小川を眺めたりしたため、昼食休憩が長くなり、ようやく散歩を再開したのは、午後1時45分過ぎのことでした。

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 しばらく歩くと、小さな小さな川が流れる谷間にさしかかりました。

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 足元に注意しながら、何とか渡ったこの小川を、わたしは帰り道にも、幸いよく覚えていました。

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 道中、緑色の苔に身を包んだ美しい岩にもめぐり会いました。

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 わたしの苦手な急な登り道が、長い間続きます。

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 でも、山を登って行くと、こんな美しい花に出会うことができました。

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 実は、直前の花の写真を撮ったのは夫で、わたしは撮影中は、これ幸いと腰を下ろし、写真では見えにくいのですが、野の花のたくさん咲く斜面の岩の上で、しばらく休みました。ご覧のように、この先も、まだまだ登り道が続きます。

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 雲は立ち込めているものの、見晴らしはよく、遠くの山々がはっきりと見えました。

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 木の葉と苔の緑の美しいこんな風景や

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道の傍らにいっぱいに咲く不思議な花、

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もう季節が終わったかと思っていたのに、山ではまだ咲いていた蘭の花に、足を止め、写真を撮り、ついでに、山登りの休憩もしていたら、そのうち、夫はひとりで、どんどん先に進んでしまいました。

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 金曜日ということもあり、他に登山客も犬も見かけなかったからかと思います。少し不安に思いつつ、それでも、あ、これはきれいと思うものに出会うと、つい足を止め、カメラを構え、ゆっくりゆっくり山を登って行きました。

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 去年の夏、百の湖自然公園で見つけた花(記事はこちら)にも、久しぶりに再会しました。

 予定では、まず1番のトレッキングコース(Sentiero 1)を進んで行き、それから、2番コースを歩いて、クッコ山(Monte Cucco)の山頂に進むことになっていました。それで、ひたすら1番コースを歩いていたのですが、いつまでたっても夫に会わないので、ひょっとしたら、2番コースとの合流地点に気づかなかったもしれないと不安に思い始めた頃、

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ようやく先を歩いていた夫を見つけることができました。

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 さらにしばらく歩くと、道は平坦になり、枝のトンネルの下をくぐると、

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トレッキングコース1番と2番の合流地点である平地、Pian delle Macinareが、目前に現れました。(つづく)

LINK
- クッコ山で散歩1 / Passeggiata sul Monte Cucco – Parte1
- Parks.it – Parco del Monte Cucco – 1. Da Val di Ranco a Pian delle Macinare (sentieri 1-17-3)

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by milletti_naoko | 2011-06-25 18:23 | Umbria | Trackback | Comments(11)

クッコ山で散歩1

 6月10日金曜日は、ウンブリア州の北東の端にあるクッコ山(Monte Cucco)を散歩しました。

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 ペルージャから車で北東に向かい、1時間半ほどしてから、ようやく目指す山並みが見えてきました。途中で道を間違えて遠回りしたため、着くのが予定より遅くなりました。

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 トレッキングの出発地点に近いこちらの村、シジッロ(Sigillo)で、昼食用のパニーノを購入しました。

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 村はずれから、山の高みへと向かう車道を進んでいくと、見晴らしがそれはすばらしく、キアニーナ牛たちが、のんびりと草を食んでいたりしました。

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 この牛も悠然と、壮大な眺めを楽しんでいたのでしょうか?

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 ようやく出発点のVal di Rancoに到着しました。上の地図の右下にある丸で囲んだ村が、パニーノを買った村、シジッロ(Sigillo、上から2枚目の写真)で、そこから、車で山を登りに登り、ようやくアステリスクで記したVal di Rancoまで、たどり着いたわけです。

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 駐車場を出ると、花いっぱいの野原の前に、こちらの道案内が立っていました。標示によると、ここ、Val di Rancoの標高は、1058m。まずは、一番下に書かれている1番のトレッキングコース(Sentiero 1)を進み、さらに2番コースを歩いて、クック山の山頂を目指そうというのが、この日の登山の予定でした。

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 まずは美しいブナ(faggio)の森の中を歩いて行きます。

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 新緑の緑と静けさが、心を癒してくれます。

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 まもなくたどり着いたこちらの場所は、その名をMadre dei Faggi(訳すと、「ブナの母」)。ブナの木々が最良の条件で育つことができる環境が、自然に整っている場所なんだ、と地図や本であらかじめ登山の予習をしていた夫が教えてくれました。

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 12時半に散歩を初め、午後1時頃に到着したのが、こちらAcqua Fredda(訳すと、「冷たい水」)です。この名があるのは、川の水源、泉(soregente)があるからで、水が湧き出るところ、川の生まれるところを見るのが大好きな夫は、ここを訪ねるのを楽しみにしていました。ところが、残念ながら、本来の水源は、おそらくは水道水として利用するために、左手奥に見える建物の中に封じ込められていて、その水の一部がかろうじて、写真中央に見える給水場から、飲んだり利用したりできるようになっていました。

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 給水場の右手には、同じ水源に端を発すると思われる小さな川が流れ、その傍らには、野の花がたくさん咲いていました。

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 このAcqua Freddaからは、ちょうど近くの山の山頂も見え、すぐそばに、木でできたテーブルもありました。

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 そこで、テーブルに腰を下ろし、昼食のパニーノを食べました。いつも登山の際は、500mlのペットボトルに水道水を汲んでくるのですが、食べる前に、そのボトルに給水場の冷たくおいしい水を汲み、この水とともにいただきました。

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 川の傍らには、野ばらも、かわいらしい花をたくさん咲かせ、色とりどりの蝶が飛び交っていました。(つづく)

LINK
- クッコ山で散歩2 / Passeggiata sul Monte Cucco – Parte2
- Parks.it – Parco del Monte Cucco – 1. Da Val di Ranco a Pian delle Macinare (sentieri 1-17-3)

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by milletti_naoko | 2011-06-24 17:21 | Umbria | Trackback | Comments(10)


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