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アメーリアとプレゼーペ2

 アメーリア(Amelia)(記事はこちら)の町には、古代ローマ時代の貯水槽(Cisterne Romane)があり、地下に造られたこの貯水槽の規模の大きさとみごとさに感嘆しました。

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写真は、http://www.ameliasotterranea.it/cisterneita.htm から借用


 町の地下に、巨大な貯水槽が幾列にも並んで、横たわっているのです。ウェブページLe Cisterne Romane(リンクはこちら)に、詳しい説明と、訪問できる日時の案内があります。

 アメーリア周辺には美しい町がたくさんあるのですが、今回ご紹介する常設のプレゼーペは、ペンナ・イン・テヴェリーナ(Penna in Teverina)の町にあります。

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 こちらが、展示会場の入り口です。

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 このプレゼーペはとても大がかりなもので、歩いて見て回る順路が約30メートル。動作を示す像だけでも、その数が約140もあるということです。

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 幼子イエス生誕の場面を中心として、周囲の野山や町で、日々の生活を営む人々の様子を見ることができます。働く人々だけではなく、木の上の小鳥や庭の鶏までが、頭や体を動かしています。

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 緑や遠景、そして、屋内の細部に至るまで、非常に細密に表現されています。

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 このプレゼーペもまた、照明と音楽を効果的に使って、昼から夜へ、そして再び朝へという時間の流れを表しています。夜の場面では、雪が降る様子まで見ることができました。

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 幼子イエスは、左手の屋根の下に見えます。マリアとヨセフに見守られ、そして、羊たちに囲まれています。

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 フラッシュの明かりのもとでは、小屋の内部が、農具まで、一つひとつていねいに作られていることがよく分かります。

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 夜が訪れ、周囲が暗くなると、ランプの明かりのみに照らされた聖家族が、厳かに浮かび上がります。マリアの右手の壁が、少しずつ上に上がっていきます。

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 なんと、上がった壁の向こうには、貢物を捧げに来た東方の三博士が並んでいる、という巧妙なしかけになっているのです。

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こちらの常設プレゼーペは、ペンナ・イン・テヴェリーナの中央広場から、少し階段を下ったところにあります。1年中見ることができますので、近くにお越しの際は、ぜひ訪ねてみてください。

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 こちらは、美しいイタリア式庭園を有するというオルシーニ宮殿(Palazzo Orsini)の入り口です。実は、わたしたちがペンナを訪れたのは、この庭園を見るためだったのですが、残念ながら、ご覧のように工事中で、入ることができませんでした。

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 入り口の両側にあるこちらの彫刻は、四季(Quattro Stagioni)を表しているとのことです。

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 ペンナ・イン・ティヴェリーナもまた、中世の石造りの町並みがそれは美しい町です。

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町には、石造りの家々の美しさに加えて、こんなふうに、見晴らしのすばらしい場所もあり、思いがけず、すてきな散歩を楽しむことができました。

参考資料・リンク
・"Il Presepe de La Penna. L’arte moderna al servizio della storia e della tradizione”
・"Umbria. AMELIA e il territorio. Pianta della città” (Servizio Turistico Associato dell’Amerino”
・Ameria Sotterranea - Le Cisterne Romane(リンクはこちら

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by milletti_naoko | 2010-12-23 14:46 | Viaggi in Umbria | Trackback | Comments(10)

アメーリアとプレゼーペ1

 アメーリア(Amelia)は、ウンブリアの誇る美しい町のひとつです。

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 緑に囲まれた、なだらかな丘の上に築かれたこの町は、ウンブリア州のほぼ最南端、ペルージャのはるか南方にあります。

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 町の周囲を取り囲む城壁は、紀元前6世紀から4世紀にかけて、建てられたものです。左手に見える門は、レオーネ門(Porta Leone、訳すと「獅子門」)。

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 レオーネ門の内側に広がる町並みも風情があります。アメーリアの町では、古代ローマ時代から、18世紀に至るまでのさまざまな建築様式や芸術作品を見ることができます。

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 アメーリアの町へと入る門として、最も重要なのは、こちらのロマーナ門(Porta Romana、訳すと、「ローマ[の]門」)です。

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 ロマーナ門の右後ろに見えるのは、1287年に建てられた、こちらの聖フランチェスコ教会(Chiesa di San Francesco)です。

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 この近くで見かけたのがこちらのプレゼーペ(presepe)(記事はこちら)です。

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 照明によって、場面が昼から夜に切り替わると、暗闇の中に聖家族が浮かび上がり、より厳かな雰囲気があります。

 わたしたちがアメーリアの町を訪れたのは、今年の1月29日から31日にかけてです。ふつうは、各家庭でも教会でも、1月6日の主顕節(Epifania)(詳しくはこちら)を過ぎると、プレゼーペは片づけるのですが、こんなふうに、1年中、プレゼーペを設置している場所も、時々あります。

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 こちらが、先の聖フランチェスコ教会の回廊(chiostro)です。この回廊の一角には、考古学博物館(Museo Archeologico)があります。

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 博物館には、とても興味深い展示が数多くあったのですが、その目玉はこちら、ジェルマーニコのブロンズ像(la statua bronzea di Germanico)です。この人物や像をめぐっては、とても興味深い話がありますので、また後日ご紹介できたらと思います。早く知りたいという方は、イタリア語で詳しく説明したページがこちらにあります。

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 こちらは、マルコーニ広場(Piazza Marconi)。町の中心に、中世の面影が残る一角です。正面に見える建物は、Loggia del Banditore(訳は「布告役人の開廊」)。かつては、ここから、市民を前に通知を読み上げていました。

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 町の高みには、大聖堂(Cattedrale)とTorre Civica(訳すと、「市の塔」)が並んでいます。大聖堂は大きくて全体は写真に納まらず、塔の後ろに辛うじて、その先端が顔を出しています。十二角形で高さが30メートルを超えるこちらの塔は、12世紀に都市の自由の象徴として建てられたものです。

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アメーリアの町の城壁を囲むように、流れる川、Rio Grande沿いは、環境を守る自然公園であると共に、すてきな散歩コースになっています。川を遡ると、中世に築かれたダム、La Para(上の写真)を見ることができます。

 さて、アメーリア周辺には、みごとな常設のプレゼーペ(il presepe permanente)を見られる場所が二つあります。

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 その一つは、アメーリア郊外にあるお告げの聖母修道院(Il Convento della S.S. Annunziata)。

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 こちらのプレゼーペでは、生まれたばかりの幼子イエスに、東方の三博士が貢物を捧げています。

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 砂漠を旅し、砂漠に宿る三博士の一行を描いた場面もあります。

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 こちらでは、ようやく三博士が聖家族の宿る場所までたどり着き、面会を目前にした様子が再現されています。制作者はスペイン人のJuan Marì Oliva。様々な素材を巧みに使って、東方の三博士の旅や、幼子イエスとの出会いを、美しく独創的に描き上げています。

参考資料・リンク / Riferimenti bibliografici & Web
- "Umbria. AMELIA e il territorio. Pianta della città” (Servizio Turistico Associato dell’Amerino”
- "Umbria. CARTINA REGIONALE 1:200.000 e guida turistica con 12 piante di città” (Touring Club Italiano)
- Soprintendenza per i Beni Archeologici dell’Umbria – La statua di Germanico

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by milletti_naoko | 2010-12-22 01:04 | Viaggi in Umbria | Trackback | Comments(12)

イタリアのクリスマス ~ プレゼーペとクリスマスソング

 クリスマス(Natale)が近づいてきました。イタリアのクリスマスで特徴的なのは、人形や風景の模型を並べてキリスト誕生の場面をあしらったプレゼーペ(presepe)が、教会や家庭に飾られることかと思います。プレゼーペは、アッシジの聖フランチェスコが、グレッチョ(Greccio)という地で、本物の人物や動物を使って、キリスト誕生の場面を再現したのが最初だと言われています。そこで、今回から、近年見かけたさまざまなプレゼーペをご紹介していきます。

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 こちらは、今年1月3日に、ペルージャ郊外にあるモンテマルベの修道院(サイトはこちら)で撮影したプレゼーペです。

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 この修道院では、教会内祭壇前のプレゼーペ(上の写真)に加えて、敷地内の別の場所にも大がかりなプレゼーペが飾られていました。

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 右にキリスト誕生の場面、中央には砂漠があり、砂漠の奥には海と空が見えます。照明や音楽を効果的に使って、1日の流れも表しています。空は、やがて赤く染まったあと、徐々に青く、そして暗くなります。

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 そして、前方に見える焚き火の明かりや左手に見える町の屋内の照明が際立つようになります。暗くなった空には、やがて聖母と受胎を告知する天使の姿が浮き上がり、彗星が走ります。

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 砂漠の左手では羊飼いたちが羊の番をし、そのさらに左には町があって、家の中でさまざまな職業に営む人々の動きを見ることができます。

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 鍛冶屋は鉄を打ち、牛を使って穀物を挽く人がいれば、布を織り上げる女性もいる、といった具合で、さまざまな職人をかたどった人形は、巧妙な仕掛けによって、仕事をするのに関わる体の部分や仕事の道具が動くようになっています。

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 聖フランチェスコは、「人々が、イエス・キリストが生まれてきた際の寒さと貧困、素朴さを実感し、神の人間への愛を感じとれるように」と考えて、プレゼーペを考案したそうです。

 イタリアで愛されるクリスマス・ソング、『Tu scendi dalle stelle』(題を訳すと、「あなたは空から降りて来る」)の中でも、神の御子が凍りつく寒さの中、衣服や火に不足する貧しさの中に生まれてきた様子が、歌われています。歌詞と共に、メロディーも美しく、わたしも大好きな歌です。

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ウンブリア州アメーリア(Amelia)の大聖堂のプレゼーペ  2010/1/30

 この歌を子供たちが歌う美しいYouTubeの映像(詳しくはこちら)を見つけました。クリスマス飾りに彩られたの街や家庭の映像も、それは美しく、心が温まりますので、ぜひご覧ください。画面には、イタリア語歌詞の下に英訳も添えてあります。また、1番と2番の歌詞については、日本語の全訳とイタリア語の解説を、メルマガ第29号(リンクはこちら)に載せてあります。

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クリスマス当日の昼食      2009/12/25


 イタリアのクリスマスと年末年始の行事について、より詳しく知りたいという方は、メルマガ第60号(リンクはこちら)に、バックナンバーの関連記事へのリンクをまとめてありますので、参考にしてください。

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by milletti_naoko | 2010-12-20 15:39 | Feste & eventi | Trackback | Comments(12)

La Serraでピザを

 最近ペルージャで見つけた、ピザのおいしい店は、こちらのレストラン、Ristorante la Serraです。

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 クリスマスが近いので、上の写真の右手に見えるクリスマス・ツリーを始めとして、店内のあちこちに、クリスマスの飾りつけがあります。

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 店内に入って、まず内装に驚きました。床一面、そして、椅子の背もたれにあたる部分が、すべて美しい正方形の陶器のタイルで覆われています。

 写真は、昨日、12月16日の晩に、夫と友人、ルーカと共に訪れた際に、撮影したものです。

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 こちらが、夫とルーカが食べたピザです。トマト、モッツァレッラに加えて、サルシッチャ(salsiccia)、小さいサラミソーセージ(salamino)、玉ネギ(cipolla)が載っています。名前は確か、店名と同じで、la Serra。夫は、ピザが運ばれると同時に、唐辛子(peperoncino)を持って来るようにと、頼みました。ピザ屋で、唐辛子を頼むと、唐辛子のたっぷり入った辛いオリーブオイル(olio piccante)と粉末状の唐辛子のいずれか、あるいは両方を持って来てくれます。二人とも、ピザの上からたっぷり唐辛子をふりかけて、「おいしい」と満足しながら、食べていました。

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 わたしが食べたのは、こちらのピザ。名前はMezzaluna。イタリア語で「半月」という意味で、その名のとおり、折り曲げられたピザが、半月の形をしています。上にかかっているのは、生ハム(prosciutto crudo)です。

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 そして、中央には野菜とチーズがたっぷり。野菜は、ミニトマトとルーコラ。チーズは、ストラッキーノ(stracchino)とグラーナ(grano)。野菜もたんぱく質もしっかり取れて、しかも、チーズや生ハムの味がよく効いています。生地もカリッとしていて、それはおいしかったです。

 わたしたちがよく行くピザ屋では、ふつう、テーブルクロスもナプキンも布製で、勘定はテーブルで頼むことができるのですが、この店は「カジュアル」を目指しているからか、テーブルクロスもナプキンも紙製で、勘定・支払いは、席を立って、レジでするようにと言われました。ピザはおいしいのですが、値段は他の店に比べて安いわけではありません。

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 この店のもう一つの特徴は、自家製のビールを作っていることです。夫もルーカも、この自家製ビールを1杯ずつ注文しました。ちなみに、わたしが頼んだのは、赤ワイングラス1杯です。

 Ristorante La Serraは、中心街からは少し離れていて、ミニメトロ終着駅、Pian di Massianoの近く、そして、ペルージャ市民が散歩やジョギングを緑の中で楽しむ緑のコース(Percorso Verde)の隣にあります。店自身のサイトはないようですので、興味のある方は、次のウェブページを参考にしてください。リンクはこちらです。地図があり、住所と電話番号も分かります。

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by milletti_naoko | 2010-12-17 22:11 | Gastronomia | Trackback | Comments(12)

白トリュフ、見つけた!

 「この香りは、白トリュフ(tartufo bianco)」と、匂いを鋭く嗅ぎとるこちらの犬の名は、マリアンナ。

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 匂いのする場所をしばらく前足で掘り、再度匂いを確かめたあとは、穴の横にちょこんと座って、ご主人さまの訪れを待ちます。

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 マリアンナの主人は、まずマリアンナを「えらいぞ!(Brava!)」とほめ、ごほうびにエサをやってから、その場所を掘り始めます。必死で穴を掘るこの男性の名は、わたしの夫と同じく、ルイージです。

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 この朝、マリアンナが真っ先に示した場所なので、友人たちも皆興味津々に、穴を掘るルイージさんを見つめています。エミリア・ロマーニャ州に住む友人たちは、毎年12月の初め頃に、ウンブリア州の搾油場に、その年の新オイルを買い出しに来ます。

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 搾油場を兄弟で経営するこのルイージさんが、毎年大量のオリーブオイルを買いに来る友人たちへのサービス精神もあってか、この日、12月12日日曜日は、友人たちがオリーブオイルを購入したあと、白トリュフ狩りの様子を見せてくださいました。1820年から代々家族で経営し続けているというこの搾油場は、ペルージャ北方のコルチャーノ市にあります。

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 マリアンナがここだという場所に、白トリュフがあるには違いないのですが、時には1メートル20センチ掘ってから、ようやく白トリュフが出てくることもあるそうです。ルイージさんは、先の場所ではトリュフがかなり深い位置にあるようだと判断して、「別の場所を見つけるように。」とマリアンナに指示しました。

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 次に、マリアンナが、少し地面を掘ったあとで、お行儀よく座りこんだのは、こちらの場所です。ルイージさんが、「えらいぞ!」とエサをやる傍らで、今度は夫のルイージが穴を掘り始めました。「ここは僕も香りを感じるから、すぐにトリュフが出てくるにちがいない。」と、手に力が入ります。

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 まもなく、みごとな白トリュフが見つかりました。初めてで勝手が分からず、掘るうちに割れてしまったトリュフからは、こうばしい香りが漂ってきます。

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 夫もとてもうれしそうです。

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 まだトリュフの香りがするということで、フランコも手伝って、さらに地面を掘り続けます。

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 男たちが作業を続ける横で、掘り出されるトリュフを次々に、手のひらの上に載せ、その色と香りを満足そうに楽しんでいるのは、マヌエーラです。
 
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 手のひらのトリュフのかけらが、一つまたひとつと増えていきます。

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 最終的なこの日の収穫は、こちらです。「まだ地面のあちこちに残っているから。」と、ルイージさんから、貴重な白トリュフをもらって、皆で大喜び。

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 家まで白トリュフを持ち帰る役目を請け負ったサブリーナも、マヌエーラやフランコ、夫と同様、白トリュフ狩りを見たのも、こんなにたくさんの白トリュフを手のひらに載せるのも、初めてのことだと、本当にうれしそうです。

 この日の昼食には、義父母宅に、ふだんの日曜日にもまして長いテーブルが並び、エミリア・ロマーニャ州の友人たちも加わって、総勢14名が食卓に並びました。

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 お義母さん手作りのタッリャテッレを、すりおろした白トリュフとオリーブオイルとからめて、おいしくいただきました。大部分はあらかじめすりおろして、たっぷりのオリーブオイルにつけておき、残りの白トリュフは、食べる直前に、それぞれの皿の上にすりおろします。

 香りはとても高かったのですが、やはり食べる人数が多くて量が少ないためか、思ったほどは、食べたときに、白トリュフの味と香りがしなかったのが、少し残念でした。ともあれ、生まれて初めて、白トリュフ狩りを見て、さらに掘りたての白トリュフを手作りのパスタと共に食べるという、とてもすてきな体験をすることができました。

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by milletti_naoko | 2010-12-14 01:08 | Gastronomia | Trackback | Comments(18)

聖母無原罪の御宿リを祝うミサ、ペルージャ

 12月8日は、カトリック教会で、聖母マリアの無原罪の御宿り(Immacolata Concezione)、聖母が原罪のけがれなしに母アンナの胎内に宿されたことを祝う祭日で、イタリアでは祝日です。

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 この日は、夕方6時半から、ペルージャ中心街にある聖フィリッポ・ネーリ教会(Chiesa di San Filippo Neri)で、ペルージャの大司教(arcivescovo)が執り行うミサに参加しました。上の写真は、ミサが始まる前に、大司教があいさつを述べている様子です。

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 祭壇の背後に見える絵画も、やはり聖母受胎(Immacolata Concezione)を描いたものです。ピエートロ・ダ・コルトーナ(Pietro da Cortona)による1662年の作品。17世紀に建てられた、バロック様式のこの教会が、聖母受胎に捧げられたものだからです。

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 ミサで読まれた聖書の章句は、アダムとイブが原罪を犯し、楽園を追放される場面と聖母マリアが受胎告知を受ける場面です。

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 この二つの章句を受け、説教では、大司教が、二つの場面における神との180度異なる向き合い方に触れ、聖母マリアの範に倣って生きましょう、と語りかけます。受胎告知のみならず、我が子の死にあたってまで、つねに神の御心に従って生きようとした聖母マリアの、その苦しみがいかばかりであったかも、聴き入る聴衆に思い起こさせながら。

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 昨夕、この教会のミサに参加したのは、夫と弟パオロが属する合唱団、コラーレ・テティウム(Corale Tetium)が、この日のミサで歌ったからです。

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 合唱の練習のためにと到着した午後5時頃には、天井の照明が暗かったため、見えなかった美しい絵画の数々が、ミサが始まる午後6時半前には、明るい光に照らされて、よく見えるようになりました。

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 ミサのあとは、大司教と合唱団の皆にあいさつしてから、来たときと同じように、雨に降られながら、イルミネーションで飾られた通りを、駐車場まで歩いて戻りました。(実は最後の写真は、教会に向かう途中に撮影したもので、左手奥に、聖フィリッポ・ネーリ教会が一部見えています。)

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 ちなみに、Immacolata Concezioneは直訳すると、「けがれなき受胎」。macchia「染み、汚れ」という単語は、イタリアで生活する方やcaffè macchiato「ミルクを少量加え(てミルク色を染ませ)たコーヒー」が好きな方には、なじみの多い言葉だと思いますが、このmacchiaはもともと俗ラテン語のmacula という言葉の母音uが欠け(* macla)、母音に挟まれたclがcchiと変化して生まれた言葉です。形容詞immacolatoの起源となる俗ラテン語、immaculatu(m)にも、この同じmaculaが含まれていて、immacolatoは否定を表す接頭辞in- が、macchiato「けがれのある」を意味するmaculatusについて、できた言葉です。難しくて耳慣れない言葉のように見えて、実は毎日の生活の中で使っている言葉と、とても関連が深いのです。

参考にした資料・サイト
・Antonio Santantoni Menichelli, “Le Madonne che vide il Perugino”, 1999, Quattroemme
・Nicola Zingarelli, “lo Zingarelli. Vocabolario della lingua italiana”, 2002, Zanichelli
Wikipediaイタリア語版 – Immacolaza Concezione
Wikipedia日本語版 – 無原罪の御宿り
Perugia online – Perugia Arte e religione – Chiesa di San Filippo Neri
Umbria e Arte – Le Chiese di Perugia

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2010-12-10 17:00 | Feste & eventi | Trackback | Comments(16)

新オイルと新ワイン

 ウンブリア州を車で走ると、オリーブの木々が並ぶなだらかな丘陵に、いくつも出会います。そういうオリーブ産地だけあって、家にオリーブがあり、自家製のオリーブオイルを有する人も大勢います。

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トラジメーノ湖に浮かぶマッジョーレ島にもオリーブの木がたくさん 2010/6/28 

 そうして、絞り立てのオリーブオイルが手に入ると、自家製の新オイル(olio nuovo)とパンを、職場などに持参して、皆でブルスケッタ(bruschetta)を食べ、一緒に味を楽しみます。

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ブルスケッタ(bruschetta)、記事はこちら

 そう言えば、日本で愛媛の高校に勤めていた頃は、学校に必ず数人、みかん山を持つ同僚がいて、職員室の中央テーブルに、みかんでいっぱいの箱が置かれ、おいしいみかんを、ありがたくいただいていました。それと似ているかもしれません。

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 新オイルが、ふつうのオイルに比べて、濁ったように見えることが、皆さんにも分かりやすいようにと、昨秋絞ったオイルと新オイルを左右に並べて、撮影してみました。もちろん右手が、絞りたての新オイルです。左手のオイルも、1年前は同じように色が濁り、とろりとし、味にはピリッと辛味がありました。どちらも、我が家で採れたオリーブを主としてできたオリーブオイルです。朝、最も日当たりがいい部屋の窓辺に置いて撮影したため、オリーブ瓶の後方に、オリーブの木々が見えています。

 さて、夫の職場でも、先々週ほど、早くも自家製の新オイルを同僚にふるまった女性がいて、今週は、夫も我が家の新オイルをパンと共に職場に持って行き、皆に絞り立てオリーブオイルの味を楽しんでもらいました。

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コルチャーノ合唱祭で歌うCorale Tetium。祭壇画は、巨匠ペルジーノ作。 2010/6/5 (記事はこちら

 夫はコルチャーノ市の合唱団、Corale Tetiumの合唱団員です。火曜と金曜の晩に合唱の練習があるのですが、今週火曜日は、練習の前に、団員が絞り立てのオリーブオイルなどを持ち合って、ブルスケッタを食べ、皆で新オイルを味わいました。

 合唱団にはLUNGAROTTI社に勤める女性がいて、この晩、今年の新ワイン、novello FALO’を持参したそうです。夫は、この今年のノヴェッロが格別においしかったと、昨日スーパーで買い物した際に、このワインも購入しました。

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わたしも夫もあまりお酒を飲む方ではないので、ワインを開けるのは誰かお客を招待するまでのおあずけです。今年の地元の新ワイン、味見をするのが楽しみです。

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by milletti_naoko | 2010-11-27 21:21 | Gastronomia | Trackback | Comments(2)

ピザ屋、Pompei(ペルージャ)

 最近よく足を運ぶのが、こちらのピザ屋、ポンペイ(Pizzeria Pompei)です。

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 ペルージャの中心街から、楽に歩いて行ける距離にあります。

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 ピザに目がなく、「おいしいピザ」にこだわる夫が行きたがる店ですから、店にはもちろん薪をくべるかまど(forno a legna)があり、このかまどで、ピザを焼いています。

 昨晩は、オリーブ収穫で疲れた夫を励まそうという気持ちもあって、夫の大好きなピザを食べに行きました。

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 わたしが食べたのは、こちらのピザ、カルソーネ(Carusone)。ゴルゴンゾーラ・チーズとクルミの相性がよくて、それはおいしいので、初めてこのピザを食べて以来、ポンペイではほぼいつも、このピザを頼んでいます。

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 一方、夫が食べたのは、こちらのピザ。本来の具は、「トマト、モッツァレッラ、辛口サラミソーセージ(salame piccante)」なのですが、夫は注文時に、大好きなゴルゴンゾーラチーズを添えるよう、頼んでいました。

 ポンペイのピザは、厚みのある生地を、じっくり、でもふっくらと焼き上げてあって、おいしいのです。

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 夫はビールを、わたしは赤ワインを飲みました。あまりお酒に強くないので、ワインの代わりに、ミネラル・ウォーターを頼むこともよくあります。

 店内に置かれたパンフレットには、「金曜・土曜には、おいしい魚料理が食べられる」とあり、厨房から、いい匂いが漂ってきていました。

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 店内の雰囲気もおしゃれです。土曜の夜なので、混雑を避けるために、開店直後の午後7時に店に入りました。平日でも、8時頃には店が混んできて、注文してから40分ほどピザを待つこともあるのですが、昨夜は早く行ったので、注文して10~15分後には、ピザがテーブルに運ばれて来ました。

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 こちらが、このおいしいピザを焼き上げたピザ職人(pizzaiolo)の二人です。

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 ピザ屋、ポンペイは、ペルージャ中心街から、サン・ドメーニコ教会の前を通り、サン・ピエートロ教会の尖塔に向かって歩いて行くと、しばらくしてから道路の右手に見える店です。ポンペイの近くには、映画館、Cinema Zenithもあって、興味深い作品を選んで上映しています。

 ピザのお好きな方は、ペルージャにお越しの際には、ぜひポンペイのピザを味わってみてください。平日でも、できるだけ予約して行かれることをおすすめします。

*実は、店は7月にすでにご紹介していたのですが、コンサートや二つの教会と共に、簡単に説明していたため、今回は、ピザ屋、ポンペイにだけに絞って、お話しました。

 ちなみに、以前の記事はこちらです。
・「ピザと教会と音楽と」(リンクはこちら

Link per il Sito della Pizzeria Pompei
Pizzeria Pompei – la pizzeria(店の紹介)
Pizzeria Pompei – gli orari(営業時間・定休日・住所・連絡先)
Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2010-11-07 20:04 | Gastronomia | Trackback | Comments(8)

テッツィオ山の紅葉

 テッツィオ山(Monte Tezio)は、ペルージャの北方にある山です。高さ、961m。ペルージャの町からは、横に細長い台形、あるいは二つ並んだラクダのコブのように見えます。

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 上の写真は、昨年11月15日に、我が家の所有する小さなオリーブ園から、テッツィオ山斜面の紅葉を撮影したものです。二つのコブの境い目がよく分かるかと思います。

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 この家とオリーブ園がある村は、Migiana di Monte Tezio(テッツィオ山のミジャーナ)。山の中腹にあるために、Migianaという名がついたようです。ミジャーナは夫が生まれ、19歳までを過ごした村です。

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 最初は500人ほどが暮らしていた村は、急速に過疎化が進み、同居していた神父の伯父の転勤に伴って、夫の家族が引っ越したときには、あと1家族しかミジャーナに残っていなかったそうです。

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 当時夫たちが住んでいた教会付属の建物は人手に渡り、その後、やはりミジャーナで育った義父が、知人から購入したのがこちらの家とオリーブ園です。わたしたちの結婚式を挙げてくれた神父さん、ドン・ネッロは、この家で生まれ育ちました。

 購入したときには、すっかり荒廃していたオリーブ園。お義父さんが、下草を刈り、オリーブの木々を熱心に手入れをすることによって、ようやく元の姿を取り戻したとのことです。

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 向こうの丘に見える紅葉にも、風情があります。

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 正面に見えるのが、家族が所有する家です。この家の左手には、昔家畜の住んでいた小屋があります。赤い屋根は見えますが、屋根も壁も崩れかけています。一方、右手に見える家には、数年前から住んでいる隣人がいます。

 1960年代には、ペルージャ郊外の村から、多くの家族がペルージャの中心街へと移動しました。義父母の家族も、その多くが、ペルージャ郊外からペルージャ中心街あるいはその近くへと、移住しています。一方、この数年は逆向きの移動が見られます。家賃の高い中心街を離れ、緑のあふれる郊外へと居を移す家族が多く、それまでは田畑のあった郊外の平地に、新しい家が次から次へと建てられています、

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 正面に見える木々、そして左手奥に隠れて見える木はいずれも桜の木です。秋には、赤・オレンジ・黄色と、まるで虹のような、美しい紅葉を見せてくれます。春には、真っ赤なサクランボの実がいっぱいになります。

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 やはり、昨年の写真です。11月21日、夫が我が家の庭で、オリーブを収穫しているところです。

 話を今年に戻します。日曜日に雨の予報が出ているため、夫は今日は仕事を休み、朝からオリーブの収穫に励みました。夫が中心になって、オリーブに立てかけたはしごの上でオリーブを摘み、義母やパオロは枝の低い部分の実を収穫。わたしも木登りをして、オリーブを摘みました。日暮れ前に作業を終えて、本日収穫分を家の中に運び入れました。目分量で50kgほどだとのことです。夫は、「父さんも収穫ができれば倍は摘めたのに」。ふだん収穫の主役を務める義父は、今年は足を骨折したため、相談役です。家にもミジャーナにもオリーブの木がたくさんあるので、今年は長丁場になりそうですが、家族みんなで力を合わせて頑張ります!

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2010-11-05 17:50 | Viaggi in Umbria | Trackback | Comments(10)

ペルージャ、死者の市

 今日、11月2日は、イタリアでは「死者の日」です。この日の前後に、人々がお墓参りをする慣習があり、ちょうど日本のお彼岸に似ています。死者の日当日は、墓地周辺の渋滞が目に見えています。そこで、お墓参りは明日以降と決め、今日は、ペルージャの一大行事である「死者の市」(Fiera dei Morti)を訪れることにしました。(詳しい歴史はこちら

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 今年の開催は、11月1日から11月6日までの6日間で、会場は、ペルージャの中心街と郊外にあるピアン・ディ・マッシアーノです。今日わたしたちが訪れたのは、ピアン・ディ・マッシアーノ(Pian di Massiano)。ミニメトロ(Minimetrò)の終着駅と無料駐車場があるところです。上の写真では、右手に駅と出発するミニメトロが見えます。ふだんは広大な駐車場に、市の開催中は、出店がびっしりと立ち並んでいます。

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 中世には、死者の市の目的は、秋の収穫物を売ることと、長く厳しい冬に備えて、食糧を手に入れることでした。そのため、中世の市で売られていたのは、農作物と家畜。今もやはりイタリア各地から、さまざまな食料品を売りに来た出店が並んでいます。こちらの店では、ウンブリアで有名な玉ネギの産地、カンナーラの玉ネギを販売しています。(カンナーラの玉ネギ祭りについてはこちら

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 一方、現在の死者の市では、ありとあらゆる商品が売られています。こちらの店では、骨董品を扱っています。

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 靴屋、衣類を売る店、そして、生活用品を扱う露店もたくさんあります。デパートの実演販売のように、巧みな口上で人を呼び寄せて、ちょっと変わった便利な道具(掃除道具、調理器具などなど)を宣伝し、売っている店も、かなりありました。

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 わたしは、こちらの室内履きを購入しました。最近は、made in italyと書いてあっても、外国の工場で作った製品を、イタリアで箱詰め、あるいは最後の仕上げを施して、「イタリア製品」とうたった品も多いのですが、こちらの靴は、箱や説明書を見るかぎり、「すべてイタリア国内で作られた」と書いてあります。

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 工芸品を扱う店もあります。この店には、まな板や木をくり抜いて作ったかごを始め、木を使った製品がところ狭しと並んでいました。

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 シチリア独特の、色とりどりのおいしそうなお菓子がたくさん並んでいます。シチリアやサルデーニャ、ピエモンテなど、遠くからはるばる特産品を売りに来ている店もたくさんありました。お菓子にお酒、瓶詰めの保存食品などなど、地方食あふれる品が並んでいました。

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 一方、ウンブリア州内やトスカーナの露店には、地方名物の各種サラミを店頭に並べるところがたくさんありました。

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 字が隠れていますが、PANINOTECA TOSCANAと書いてあり、パニーノ(panino)を販売しています。希望のサラミやチーズを入れて、作ってもらったパニーノを食べ、腹ごなしをすることができます。看板の下のショーケースには、見えにくいのですが、大きなポルケッタがあります。

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 ポルケッタ(porchetta)を販売する店は、他にもあちこちに出ていました。こちらは、ペルージャ北方にあるウンベルティデの店です。好きな量を切り分けてもらって、家に帰って昼食のおかずにする人もいれば、パニーノを作ってもらって、その場で食べる人もいます。エミリア・ロマーニャからも、立ち食い用のピアディーナを焼いて販売する出店が来ています。

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 気楽に立ち食いできる駄菓子も、あちこちで売られています。上の写真で、一方通行の標識の白線のすぐ右側にあるお菓子は、アニス風味で、夫の好物です。

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 子供だって楽しみたい、というわけで、おもちゃの店や、ゲームを通しておもちゃを獲得することができる露店もたくさんあります。

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 色とりどりのアトラクション、大型遊具施設。平日の昼間とあって、子供が遊べる回るティーカップやメリーゴーランドなど、ごく一部のアトラクションだけが動いていました。

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 他にも、玉ネギや生活用品をいろいろ買って、昼食前に帰宅すると、「死者の日」の義母の家の慣習ということで、ソラマメをじっくり煮込んだスープを、わたしたちにも用意してくださっていました。ソラマメは、我が家の畑で春に収穫して、冷凍してあったものです。そこで、伝統の豆スープをおいしく、ありがたくいただきました。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2010-11-02 15:52 | Feste & eventi | Trackback | Comments(16)