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夏も揚げ物トンカツとズッキーニ花のてんぷら

 ズッキーニの花は、衣をつけて揚げるのが一番おいしいのですが、昨年もオリーブの凶作で、我が家で収穫したオリーブからできたオリーブオイルの量が今年は残り少ない上に、猛暑の台所での揚げ物は我慢大会の様相を呈し、さらに揚げ物は体重増加につながってしまいます。

 そこで、畑で摘んだズッキーニの花は、ズッキーニの実と共に、パスタの具、あるいは卵焼きの具にするつもりでいました。ところが、約10日前、晩にミジャーナから帰って来た夫が、せっかく実ったスモモをだれかが収穫してしまったことへの腹立ちや落胆もあるのでしょうが、猛暑の中での改築作業と 農作業にすっかり疲れ切ってしまっていたため、その翌日の昼食は、元気を出してもらい、つけてもらおうと、夫の好きなズッキーニの花のてんぷらを揚げ、そのために使う小麦粉や卵、油を有効に活用するためにも、さらにトンカツを揚げました。

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 おいしい肉を食べて元気を出してもらおうという願いもあったのですが、夫が喜ぶだろうと考えていたのはズッキーニの花のてんぷらです。てんぷら風の衣で揚げた方が、衣がからっとして重くないので、夫もその方が好きなのです。トンカツはわたし自身が子供の頃から大好きな食べ物の一つだったのですが、今回は久しぶりに作りました。

 トンカツや畑の野菜のサラダなどの写真は、準備中に夫が仕事から帰って来てしまったため、撮るひまがありませんでした。最近はわたしが料理中に帰宅した夫が、「トンカツなの」と聞くことがあるので、どうも夫も好きなようですから、また今度、早朝にズッキーニの花を摘み、豚肉を買って、トンカツにしようと思っています。

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by milletti_naoko | 2017-07-28 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(6)

和伊折衷あずきごはんローズマリー風味

 夫がどこかで買ってきてくれた小豆が、非常に優れた健康食品であると知り、さっそく料理してみることにしました。夫の朝食は純イタリア風で、朝はウンブリア伝統のリングケーキ、トルコロを食べ、最近は外出先でもうちでもすぐにジェラートに手が伸びるので、これ以上甘いものを作るのはどうかと思われ、イタリア人の夫でもおいしく食べられそうな小豆料理を探してみました。豆腐も、夫と食べるときは、ローズマリーやセイジなど、地中海料理でもっぱら使うハーブを取り入れるなどして、和伊折衷の料理をすることがほとんどです。それは、イタリアの豆腐がかたくてあまりおいしくないからでもあります。

 インターネットで検索したら、夫の口にもわたしの口にも合いそうなレシピが見つかりました。
- La via macrobiotica - Azuki con cipolle e rosmarino

 レシピによると、まずは、フライパンにオリーブオイルを入れ、縦に細長く切った玉ねぎ二つを加え、水も少々足してしんなりするまで炒めます。それから大さじ2杯のしょうゆとみじん切りにしたローズマリーの葉を加えて、さらに1、2分煮込み、最後に、約3~5センチの昆布と共に、柔らかく煮込んだ小豆を加えて、十分にかき混ぜたら、出来上がりということです。ちなみに、イタリアで見かけるレシピには、特に説明がない場合、大さじ1杯、小さじ2杯が、それぞれ15cc、5ccではなく、テーブルスプーンの大さじ1杯、小さじ2杯のことであり、そのため、料理用の大さじ・小さじで量ってしまうと、調味料の入れすぎになってしまう場合が少なくありません。そのため、最近は、テーブルスプーンで量って料理をし、必要であれば後から調味料を追加することにしています。

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 途中で思いついて、小豆やしょうゆにはパンよりごはんが合うからと、昨晩炊いていた玄米ごはんの残りを、小豆の煮汁少々と共に加え、ごはんを追加した分、しょうゆもさらに回しかけました。

 昼食の準備中に停電になってしまって、時間がなくなり、ローズマリーはみじん切りにせず、最初に玉ねぎを炒めるときに、ローズマリーの若枝の先いくつかも加えて、いっしょにそのまま炒め、昆布も小豆を煮る途中に煮崩れてしまったのを、栄養があるからと、そのまま皿に盛ったため、見た目は美しくないのですが、夫もおいしいと喜んで食べてくれました。ちょっと変わった小豆料理を試してみようという方には、ごはんは入れない元のレシピでも、ご飯を入れたレシピでも、試してみてください。

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Riso con fagioli azuki e cipolle al rosmarino e alla salsa di soia

- Ho seguito la ricetta di La via macrobiotica - Azuki con cipolle e rosmarino e poi aggiunto il riso integrale già cotto e ulteriore salsa di soia. Gli azuki contiene molti polifenoli, antiossidanti naturali e meno male il piatto è piaciuto anche al mio maritino italiano :-)
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関連記事へのリンク
- トルコロは母の味、レシピあり (30/10/2010)
↑↑ この記事では夫が作っていますが、最近はもっぱらわたしが作っています。

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by milletti_naoko | 2017-07-05 17:31 | Gastronomia | Trackback | Comments(2)

復活祭食の祝福・チョコ卵と極寒天気予報

 復活祭の朝だけは、同じ二世代住宅の下階に暮らす義父母たちと、復活祭(Pasqua)用の特別な朝食を共にします。

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 卵とチーズをふんだんに使い、今年は夫も手伝って義母が焼き上げた復活祭のパン(torta di Pasqua)、ゆで卵、甘口ワインのヴィンサントや赤ワインが、朝食のテーブルに並びます。写真は7年前の復活祭のときのものですが(詳しくはこちら)、この日の朝食は毎年変わりません。復活祭のパンやゆで卵、赤ワインは、今日の祝いの昼食の席でも、食卓に上りました。

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 この祝いに欠かせない飲食物を、今年は夫とわたしが、昨日教区教会に持って行って、列に並んで祝福してもらいました。ですから、ゆで卵も、単なる卵ではなく、祝福を受けた卵(uovo benedetto)と呼び、今日は、この祝福を受けた大切な卵の殻を、鶏にエサとしてやるのだと、夫たちが言っていました。

 昨日の午後は、教区教会では15分ごとに、復活祭用の飲食物の祝福が行われ、午後5時半前にわたしたちが教会に到着すると、祭壇は色とりどりの花に飾られ、多くの人たちが、祝福してもらう飲食物を大きなカゴに入れて、椅子に座っていました。カゴの中にチョコレートの巨大卵を入れている人さえ、何人か見かけました。写真は5時半からの祝福が終わり、人々が教会を去ってから撮影したものです。

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 学校は復活祭休みなのですが、最近は、復活祭の準備に、東奔西走していました。姪たちに贈るチョコレート卵や義父母に贈る職人が作った鳩の形のケーキ、コロンバを購入しに行き、今日は義父母が他の親戚も昼食に招待していたこともあって、教会に飲食物の祝福をもらいに出かけるほか、かなり前から、あれこれと準備を手伝ってきました。

 今朝は思いがけず、夫がわたしにもチョコレート卵を贈ってくれてうれしかったです。平和のために活動を行うアッシジの慈善団体が販売しているものです。

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 祝いの昼食の前菜には、復活祭のパンを切って、カーポコッロと呼ばれるサラミを載せ、祝福卵を添えました。パスタの後のセコンドには、復活祭ということで、子羊の肉も並びます。デザートにはチョコレート卵やコロンバを食べ、食後は片づけのあと、いろいろとおしゃべりをしました。

 畑に散歩に出かけて、鶏小屋に近づくと、「ひょっとしたらエサがもらえるかもしれない」と考えたであろう鶏たちが、近づいてきました。今年の干支の鶏はまた、復活祭のパンやゆで卵の卵を提供し、今日の祝いのために大活躍をしてくれました。そこで、畑で、フダンソウ(bietola)のわたしたち人間が食べるにはかたすぎる外葉を、たくさん摘み取って、鶏たちにやりました。最初の1羽は、恐る恐る近づいて、ついばんで食べていたですが、その様子を見て、やって来て食べ始める鶏の数が増え、最後には遠方から飛ぶように他の鶏たちも駆けてきて、夢中で青葉をついばんでいます。

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 昨日は久しぶりに雨が降り、今朝は庭のヒナゲシたちがまだ雨にしっとりと濡れていました。激しい風に散った花も多いのですが、また新たな花が咲き、最近は毎朝20輪ほどの花が咲いています。

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Dal sito ilmeteo.it

 この1週間は日中暖かい日が続いていたのですが、天気予報によると、ペルージャでは今週火曜日に雨が降ったあと急激に気温が下がっていき、最低気温が水曜は3度、木・金曜は1度、土曜はなんと-2度になるということです。確実な予報は、33時間前にならないとできないとは言うものの、週末にひどく冷え込むという予報がかなり前から出ているため、心配しています。寒いとつらいのはもちろんですが、暖かい日が続いたために、温室から出して、つぼみができているレモンの木や、すでに畑に植えたトマトやレタスの苗が、寒さで打撃を受ける可能性が大きいからです。

 今週半ば以降、イタリアを旅行される方は、天気予報に十分ご注意ください。イタリアの詳しい天気予報の調べ方およびイタリア主要観光都市の天気予報は、こちらのページに記載があります。ちなみに、このイタリアの天気予報ページへのリンクは、このブログ表紙の右欄にもあり、便利なので、わたしも時々利用しています。

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by milletti_naoko | 2017-04-16 22:22 | Feste & eventi | Trackback | Comments(6)

旬の野生のアスパラガス、イタリア

 日本ではタケノコが見つかり育つ今の時期、イタリア中部の野山では、野生のアスパラガスが育つ季節です。

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 野生のアスパラガスは、店で見かける栽培用のアスパラガスよりもかなり細身です。地面にひょっこり顔を出し初めて、15cmほどしかないちびっこアスパラガスもおいしいし、育ってひょろりと長くなったものも、あまりにも育ちすぎて枝分かれするほどまでになっていない限り、柔らかい先端部分を、おいしく食べることができます。

 ペルージャ北方の山の中腹にある、わたしたちの改築中のうちの敷地には、毎年野生のアスパラガスがあちこちに生えるので、これまでも毎年、時々訪ねては摘んで、うちで卵料理にして食べていました。今年は、まだアスパラガスには早いのではという時期から、「だれかよそ者がうちのアスパラガスを摘み取ってしまっていて、悔しい」と言う夫が、ミジャーナに改築作業などに出向くついでに、野生のアスパラガスがないかどうか探して、うちに持ち帰ってくれるので、最近は、週に2度は旬のおいしいアスパラガスを食べることができています。

 野生のアスパラガスには独特の苦みがあるのですが、卵といっしょに料理すると、ちょうどその苦みを緩和してくれて、春ならではの独特の苦みとおいしさを、楽しんで食べることができます。今朝はひどく冷え込んだのですが、最近ではかなり暖かくなってきたので、我が家の鶏たちが産む卵の数も、一気に増えました。おかげで、春の恵みである卵と野生のアスパラガスを、こうしてしばしば食べられることが、ありがたいです。前回テッツィオ山を登ったときは、野生のアスパラガスが見つかるかと思ったら、わたしの目では見つけることができませんでした。わたしは最近授業などの仕事で慌ただしく、なかなかミジャーナに同行することができないのですが、この春に一度はわたしも野生のアスパラガス狩りをしてみたいです。

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È primavera,
spuntano gli asparagi nei campi e in montagna,
le galline fanno più uova e allora
a tavola godiamo il sapore di primavera,
la frittata agli asparagi selvatici :-)
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by milletti_naoko | 2017-03-27 23:59 | Gastronomia | Trackback | Comments(10)

ピザと登山の日曜日、ペルージャ

 5時間の長い山歩きを終えて、うちに戻り、ようやくテーブルに落ち着いて、ピザ釜で焼きたてのピザを食べることができたのは、午後3時半頃のことでした。

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12/3/2017 15:35

 義母宅で昼食を終えたトーディの義弟と姪が遊びに(と言うよりは偵察に?)来てくれたので、義弟に食事の記念写真を撮ってもらいました。

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15:15

 夫は一足先に山を下って、ピザ釜を温めるべくさらに薪をくべていたものの、わたしたちがうちに戻ったのはようやく午後2時半頃です。それから皆で手分けをして、具や飲み物、テーブルやサラダを準備し、そうした準備が整ってから、いよいよピザを作り始めたときには3時を過ぎていました。

 というわけで、義弟と姪がやって来た3時15分には、ようやく最初のピザが、窯の中で焼けているという状態でした。

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15:21

 皆おなかがすいていたので、初めのうちはどんどんピザを焼き、切り分けて、席に着かずに立ったまま、食べながら作業を続けました。

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15:30

 というわけで、5時間の山歩きと昼食準備のあと、ようやく腰を下ろして食べ始めることができたときは、ほっとしました。ピザはとてもおいしく焼けました。

 長い間放置していたため、窯の温度があまり高くなかったり、やはり放置したためか、ピザの生地が伸ばすと切れやすくなったりしていたのですが、そうして穴が開いたピザは、さっとその部分を二重に重ねて、カルツォーネ(calzone)と言いながら、そのままピザ釜に入れて、焼きました。

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Sul Monte Tezio 11:22

 「存分に山を歩いて、存分にピザを食べて、言うことなしだね。」とフランコが言っていましたが、山歩きも、皆でわいわい言いながら準備をしてピザを食べるのも、本当に楽しかったです。

 登山の写真は多くて選ぶのが難しいのですが、ピザの昼食の方は、準備や食べるのに忙しかったため、枚数が少なく、選びやすいので、順序は逆になりますが、昼食の方を、先に詳しくご報告しました。

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Domenica Pizze & Passeggiata, Monte Tezio (PG) 12/3/2017

- Buone le pizze preparate e mangiate insieme dopo una lunga passeggiata :-)
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-03-13 23:59 | Gastronomia | Trackback | Comments(6)

ミモザパスタと女性の日

 今日は女性の日、以前にミモザケーキを作ったこともあり、イチゴも生クリームも買ってきて、材料は準備したのですが、天気がよく、風が強いためか、花粉症の症状がひどいので、こういう状況で、乳製品である生クリームと白砂糖で、さらに症状を悪化させてはいけないと、ケーキを作るのは断念しました。

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 代わりに、我が家の鶏たちが産んだ新鮮な卵と、畑で元気に育っているルーコラを使って、昼食にミモザパスタを作りました。数年前に作ったことがあるミモザサラダのレシピを応用して、ゆで卵三つをフォークで押しつぶし、細かく刻んだルーコラの葉とすりおろしたニンニク一かけ、オリーブオイル適量、塩を加えて、十分に混ぜて、ゆでたパスタの上に載せ、ミモザであれば枝葉がある部分に、その枝葉に見立てて、大きめに切ったルーコラの葉を置いてみました。畑の新鮮な春の幸を、おいしく食べることができました。夫も喜んでくれて、うれしかったです。

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 夫は特に贈り物を用意してくれたわけではありませんが、夕食のあと、女性の日だからと皿洗いを引き受けてくれました。仕事から帰り、その後さらにミジャーナで改築作業をして疲れていたでしょうから、その方が、贈り物としては大きいような気がします。庭のミモザは、今も満開で、日を浴びて金色に美しい花を、今日も窓から楽しむことができました。

 今日は風がひどく強く、枝が風に揺れて、撮影が難しかったため、ミモザの花の写真は、3月1日に撮ったものです。

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Pasta mimosa a pranzo
con le uova sode e rucola condite con sale, olio d'olivo e aglio.
Le uova delle nostre galline e la rucola dell'orto di casa,
primavera fresca a tavola!
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-03-08 23:59 | Feste & eventi | Trackback | Comments(8)

紫キャベツにご用心

 紫キャベツはおいしいし体にもいいのですが、いっしょに料理するものに気をつけないと、「あらまあ」と、驚きとまどう結果になることが、たまにあります。先週、義父が育てた畑の紫キャベツを収穫し、その日の晩に、卵といっしょに料理したのですが、そのときも、フライパンの中を見て、「しまった!」と思いました。

 紫キャベツは卵といっしょに料理すると、食品の色にはどうしても見えないような濃い青色になってしまうのです。実は去年も、野菜の具だくさんのみそ汁に、思いついて卵を落としたとき、キャベツと卵が互いに接した部分だけ青色になって、驚いたことがあったのです。夫が、「毒じゃないならまあいいけど」と言うので、味見をするのですが、変な味はしません。

 食後、卵には確か硫黄が含まれているはずだし、硫酸銅は青いけれど、まさかそんな危険なものではありませんようにと調べてみたら、単に色が変わるだけで、健康に害はないと知って、ほっとしました。

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 アジサイの花の色が土壌によって変わる、その原因となる色素、アントシアニンが、紫キャベツにも含まれていて、アントシアニンは中性のときは紫色でも、アルカリ性では青、酸性では赤に変わるためなのだそうです。そう言えば、いつだったかサラダの味つけをしたときに、いつもより多めに酢を入れたためか、キャベツがびっくりするほどきれいな桃色になったことがありました。

 ピンクならまだいいのですが、料理が青くなると、何だか食欲がそがれてしまうため、気をつけなければいけません。今日も、野菜たっぷりのみそ汁を作ったのですが、紫キャベツが豆腐やみそと反応して、おかしな色になりませんようにと、半ばひやひやしながら、紫キャベツも入れてみました。幸い、豆腐を入れてもみそを入れても、色が変わらなかったので、ほっとしました。

 写真は昨日の夕べ、アッシジ郊外のサンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ教会を出たときの空の深い青と半月がきれいなので、撮影したものです。青ということで、こちらの写真を採用しました。

参照リンク
- Coop Kyushu - 食品検査だより - 野菜に含まれる色素が料理の色を変えることがあります
- スタディサプリ 進路 - 土にヒミツあり! 日本のアジサイが青くなる理由
- 愛媛総合化学博物館 - きれい!おいしい サイエンスでカラフルクッキング

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-03-06 23:59 | Gastronomia | Trackback | Comments(2)

日本食材をアマゾンイタリアで

 ペルージャで和食のための食材をそろえるのは大変です。先週の火曜、同僚の先生方から、アマゾンイタリアでコーヒーを注文すると安くて便利だという話を聞き、翌日、水曜日に、「ひょっとしたら、みそやしょうゆもいい値段で買えるかもしれない。」と、調べてみました。

 すると、ペルージャであちこちの店を回って、苦労して手に入れなければいけないのと同じ値段、あるいは若干安い値段で、キッコーマンの1リットルのしょうゆ瓶や、有機のみそ・昆布が売られているではありませんか。最近は、昆布やみそがほしいと思いつつ、そのために行くのがめんどうな場所に出かけるのをためらっていたため、すぐにいろいろな品物を注文しました。2か月に1度など、今後も定期的・継続的に同じ商品をうちに発送してもらえるように手配すれば、値段がさらに割引になったのですが、これからも購入するかどうかは、一度受け取った商品をじっくり見て、使って試してから決めることにしました。

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 今回購入した商品とその値段は、以下のとおりです。

Acquistati su Amazon.it il 15 febbraio
- Kikkoman Salsa di Soia - 1000ml 9,30 euro
- Aioi Condimento Hon Mirin- 600 ml 8,70 euro
- Mori-Nu Tofu Extra Compatto - 3 pezzi da 349 g [1047 g] 8,40 euro
- Probios Miso di Orzo - 390 gr 7,39 euro
- Probios Alghe Kombu - 1 Pezzo 7,85 euro

 アマゾンのサイト上では、本や家電の値段が株価のように変動するのですが、上記の食材は、現在は、先週わたしが注文したときと同じ料金で売られていました。

 アマゾンプライム会員になっていることもあり、水曜の午後1時22分に頼んだ商品が、翌日の午後2時過ぎには到着し、配達の迅速さに感心しました。ちょうど仕事で学校に向かおうと、車庫の扉を開けたとたんに、配達トラックがうちの前に止まったので、受け取った小包は車庫の中に置いて出勤し、帰宅してから開封しました。

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 ご覧のように、梱包はびっくりするほど厳重で、どの商品も無事な姿を保っていました。みりんの瓶は、左の背の高い段ボール箱に入っていました。

 最近はイタリアのスーパーでも、有機の豆腐が手に入るようになり、基本的には、できるだけ有機栽培の食品を購入するようにしているのですが、今回購入したキッコーマンのしょうゆと森永の豆腐は、有機ではありません。しょうゆは、中心街のマクロビオティックの店で、有機のしょうゆを買いたいと思いながらも、店に行く時間が見つからず、せっかく行ったら閉まっていたことがあって、営業時間が分からないため行く気が失せ、最近は、スーパーで手に入る割高の小瓶入りのキッコーマンしょうゆを購入していたので、それよりもずっと割安だからと注文しました。森永の豆腐は、森永の英語のページで、使用大豆は有機ではないけれども、遺伝子組み換えではないことを確認し、以前にペルージャ郊外の店で買って、なめらかで柔らかくおいしいことを知っていたので、おいしさに魅かれて、たまにはと購入しました。豆腐の箱自体には、遺伝子組み換え大豆は不使用とは書いていないのですが、サイトにはそう明記してあったので、信じていい情報であることを願っています。

 大豆ではなく、オオムギ(orzo)のみそを注文したのは、有機食品でかつアマゾンが直接販売しているために、送料がかからない商品がこれだけだったからのように記憶しています。けれども、瓶を見ると、原材料に、オオムギ41.8%、大豆41.8%とありますから、オオムギと同じ分量の大豆が使用されています。昨日このみそでみそ汁を作ると、みそ自体は、日本の市販のみそに比べて若干酸味が強いような印象を受けましたが、みそ汁はおいしく仕上がりました。

 日本食材が楽に手に入る町にお住いの方は、店で選んで買われると思うのですが、もしペルージャなど、地方に暮らしていて、日本などで調達した調味料を切らして困っているという場合は、こんなふうにアマゾンイタリアで注文するのも、便利だと思います。

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A Perugia è difficile trovare gli alimenti giapponesi nei negozi e quando li trovo, sono molto cari ed è faticoso portare la spesa pesante. Così la scorsa settimana li ho ordinati su Amazon.it. Sono arrivati il giorno dopo ed è molto comodo.
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関連記事へのリンク
- 異国で和食は高くつく - ペルージャ、Il Chicco IntegraleとGiòに日本の食材あり (18/11/2010)
↑↑ 7年前にGiòで、7.5ユーロだったキッコーマンしょうゆ1リットルは、後に9~10ユーロに値上がりし、やがて店で見かけなくなってしまいました。駐車が不便なので、めったに足を運ばないため、たまたまないときに行ったのかもしれないのですが。
- 白トウフのパスタと豆腐・しょうゆ選び (20/10/2014)
- 新登場! Coop有機・菜食食品 (6/3/2014)
- 高いのか高くないのかそのみかん (30/10/2014)
↑↑ 値段は高いものの有機栽培の食品がそろうNaturaSìについて書いています。ただ、わたしの運転技術では、一人では運転して行くにも駐車するにも難度が高く、一度夫と行ったきりです。
- ローマでそば発見! (14/11/2011)

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by milletti_naoko | 2017-02-22 23:59 | Gastronomia | Trackback | Comments(2)

ピザ・トンボラおいしく楽しい新年会、トーディ

 ふだんの日曜日は、義父母宅で皆が昼食を共にするのですが、今日はトーディに住む義弟夫婦から招待を受けて、同じ二世代住宅に暮らす義父母・義弟夫婦と共に、わたしたちもトーディに向かいました。リンゴのリゾット、黒トリュフ風味の肉料理と、義弟夫婦が用意してくれた料理は、どれもとてもおいしかったです。生クリームやチョコレート、リキュールなどを使って、パネットーネに添える手作りのクリームもあって、なるほどこれはいいなと思いました。

 去年のクリスマスに、ピザも料理も好きな姪たちに、電気式ピザ窯を贈っていたのですが、義弟からまだピザを焼いていないことを聞いた夫は、朝ピザの生地を準備して、モッツァレッラ・チーズと共に持参し、夕方は夫が姪たちに、ピザ作りを教え、かつ電気式ピザ窯、Pizza Expressの使い方を伝授する時間とあいなりました。

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 大好きなピザを自分たちの手で準備してすぐに食べられるということで、特に姉娘のアレッシアが真剣に話を聞き、手際よく作業をこなしていました。

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 義弟が暖炉に飾ったプレゼーペは、水が湧き出る泉があったり、揺れる火を明かりで表現したりしていて、すてきです。

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 食事のあとは、まず皆でトンボラ(Tombola)で遊びました。妹娘のマッダーレーナが、数字を取り出しては、「Setttantatre (73), sette (7), tre (3)」などと、皆に聞こえるように分かりやすくはっきりと読み上げているを見て、しっかりしてきたなと感心しました。イタリア語や日本語の授業で、数字を勉強するにも役立ちそうです。ビンゴによく似たゲームで、

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テーブル中央に置かれた景品のチョコレートなどのお菓子を手に入れようと、皆かなり真剣な表情で取り組んでいました。

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 途中で姪が夕方映画を見に行くという話を聞いたので、皆と話して、その前にピザを焼いてみることにして、夫が車に置いていたピザ生地を取りに行き、まずはピザ玉の作り方を実演で説明し、そのあと姪も実際に自分でピザ玉を作り、夫からこうした方がいいなどと、いろいろ助言を受けました。

 その後、ゲームを続けながら、オーブンの中でピザ玉が発酵するのを待ち、いよいよ時間が来ると、まずはゲームを片づけて、

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夫が皆にピザ窯の使い方を、言葉で簡単に説明しました。

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 それから、どんなふうにピザを準備するか手本を示し、次は姪が実際に自分で挑戦します。

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 今日の食事中は、姪たちが給仕に大活躍したのですが、自分たちも作るのに協力したピザを運ぶときは、なおさらうれしそうです。昼食をたくさん食べたあとでもあり、具はトマトソースとモッツァレッラだけったのですが、かえってピザ生地の味も引き立ち、なかなかおいしかったです。

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 トマトソースにオレガノを加えたり、モッツァレッラを準備したりする様子も、生き生きしていました。

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 ピザのできとおいしさに本当に満足そうな姪の顔を見て、わたしたちもうれしかったです。

 おいしく楽しい宴のあと、あいさつをして、ペルージャに戻りました。

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 これは行きがけに、高速道路から見えたトーディを撮影した写真なのですが、木曜の晩に降ったという雪が、トーディでは道にも畑にも町にも、まだところどころにかなり残っていたので、びっくりしました。

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Piatti squisiti & bellissimo presepe,
grazie mille, Marco, Beatrice & tutta la famiglia :-)
Dopo il pranzo, Tombola & Lezione di Pizza,
bravissime anche le nipotine!
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 今夜はうちピザ夫手作り、Pizza Expressで義家族と / Pizza a casa con Pizza Express (10/12/2016)
- クリスマス2016 / Natale 2016 (25/12/2016)

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by milletti_naoko | 2017-01-08 23:59 | Famiglia | Trackback | Comments(10)

セルペントーネ、雪の年始訪問とイタリア寒波到来

 セルペントーネ(serpentone)は、ペルージャでクリスマス、年末年始に食べる伝統的な菓子の一つで、アーモンドをふんだんに使って作ります。

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 今年は1月3日に、夫がセルぺントーネを作りました。アーモンドの皮をむいたり、ちび蛇にチョコレートで模様をつけたり、皿洗いをしたりと、わたしも少しだけ手伝いました。うちの電気オーブンは、この数年の間に、実際の加熱温度が、オーブンに設定する温度の数字よりもかなり高くなってしまい、できるだけ低めに設定するのですが、いつも焼き加減に苦労します。今回セルペントーネを焼く際にも、一つ目は焼きすぎてしまったため、二つ目は早めにオーブンから取り出しました。

 夫の今は亡き伯母が、かつてそれはおいしいセルペントーネを作って、クリスマスに親戚に贈っていたそうで、それを楽しみにしていた別の伯母たちが、近年では夫が亡き伯母のレシピを参考にして作るセルペントーネを心待ちにしています。そこで、年末年始の親戚回りの手土産にと、夫が腕を振るったわけです。材料や作り方に興味ある方は、下記リンク先の記事をご覧ください。

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 今日は、天気予報では朝10時頃から晴れるはずで、それで洗濯をしたと言うのに、午後1時半過ぎから、激しい北風が吹き荒れ、雪が降り始めました。降る雪はきれいでうれしいのですが、道路が凍結しては大変です。幸い、30分ほどひとしきり降ったあと雪はやみ、そこかしこにうっすらと残るばかりとなりました。

 そこで、以前から予定していたとおり、義弟と共にセルペントーネを携えて、伯母を訪問しました。二人の伯母を訪ねるつもりで、午後3時頃に家を出たのですが、おしゃべりが始まると長くなり、つもる話もあって、結局一人目の伯母訪問が終わったのが午後7時前だったため、もう一人の伯母はまた別の日に訪ねることになりました。途中からは夫や義弟の従妹もやって来て、さらに会話がはずみ、伯母が訪問やセルペントーネを喜んでくれたので、うれしかったです。伯母のうちを出て家路に向かう間も、予報では降らないはずだった雪が降っていました。

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Dal sito http://www.ilmeteo.it

 今夜のテレビニュースでは、イタリア中部と南部に雪が降り、特に南部に、交通に支障をきたすほど雪が積もった地域があるとのことでした。天気予報を見ると、今夜からあさってにかけてはアドリア海岸と南部で雪の予報が出ています。現在の予報では、ペルージャでも、今夜から明日にかけて雪が降り、来週火曜まで最低気温が-5度以下の日が続くということです。道路の凍結を心配する一方、ひょっとしたら今年もまたトラジメーノ湖が凍るかもしれないと、凍った美しい湖を再び見てみたい気持ちもあります。

 イタリアの主な観光都市の天気予報を見ると、雪は降らずとも、各地ともかなり気温が冷え込む日が続くようです。わたしは幼い頃に、札幌から東京へ、中3の冬に東京から愛媛県にと引っ越しているのですが、冬の寒さがはるかに厳しい札幌の方が、家や学校の中が暖房がしっかり効いていて暖かく、逆に外の気温がそれほど冷えない愛媛県は、学校の教室には暖房がなく、家は暖房器具を使っても寒かったという記憶があります。ヨーロッパでも同じことが言えるのか、イタリアの雑誌で、ドイツなど北欧の国に比べて、イタリアの家屋や暖房装置は暖房効率がかなり悪いという記事を数年前に読んだことがあります。ペルージャでは、ひどく冷え込む日があまりないからか、そういうときに暖房が家を暖めるのにひどく苦労する気がしますし、数年前6月に訪ねたパリは、外の気温がひどく寒かったのに、家も学校も屋内は暑いほどで、暖房が効きすぎている状態にイタリアで慣れていないわたしは、驚いたものです。

 というわけで、この時期イタリアに留学・仕事・旅行などで滞在する方は、天気予報(下記リンク参照)などを念入りかつまめに確認して、できるだけ暖かく快適に過ごせるように、衣類や宿の暖房に、十分ご注意ください。

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 手作り、セルペントーネ / Serpentone, dolce tipico umbro del periodo natalizio (20/12/2010)
- ペルージャおよびイタリア主要観光都市の6日間天気予報とイタリア各地の天気予報の調べ方~イタリアの比較的正確な天気予報iL Meteo.itを利用 / Meteo in Italia

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-01-05 23:32 | Feste & eventi | Trackback | Comments(4)


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