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巡礼の村とパン窯・ピザ窯、ラディコーファニ

 昨日の昼食は、中世以来ローマを目指す巡礼者たちが通った巡礼の村、トスカーナ州シエナ県ラディコーファニのレストランで食べました。

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Panificio di Radicofani (SI) 23/10/2016

 食後に村の中心街を散歩すると、家や店は、こんなふうに黒っぽい石とレンガを使って建てられています。巡礼村ということで、このパン屋のように、店頭に巡礼者を描いた札を掲げている店があちこちにありました。かつてこの村を巡礼者として訪ねたフランコによると、この札は巡礼の道しるべではないので、巡礼者を店に呼び込むためのものではないかとのことです。

 forno a legnaと大きい字で書いてありますから、この店では、売り物のパン(pane)ピザ(pizza)お菓子(dolci)が、いずれも薪(legna)を火にくべて炭にして焼く窯(forno)を利用して作られている(cotto a forno a legna)ことこそを、まずはお客に知ってほしいと考えているのでしょう。一昔前のようにこうして焼いたパンは、1週間、いや、10日でも長持ちして、カビさえ生えないようにすれば、少々かたくなってもおいしく食べられると、夫や義父、セニガッリアのパン祭りで話をしていた講師も言っています。ピザ屋で食べるなら石窯で焼いたピザでないとと、一見よさそう、おいしそうなピザ屋があっても、電気釜ではなく、きちんとした石窯があることを外からのぞいて確かめなければ、夫は入りたがりません。

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 この店では、「窯に火をくべてパンやピザを作っているんですよ。」ということを、そうやって言葉で記すだけではなく、木の看板の左端に、こんなふうに素人っぽい、木彫りかつ炎の赤い色つきの絵で示しているのが、味があっていいなと思いました。

 ミジャーナのうちのピザ窯が完成するのは、いつのことでしょう。先週の帰りの車の中で、今週末にもフランコたちが手伝いに来てくれるらしいことに決まったため、今週も夫は、仕事から帰るとミジャーナでそのための準備作業と、ひどく忙しくなりそうです。

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Bellino il paese di Radicofani, tappa della Via Francigena.

Carina l'insegna di panificio con il disegno di forno a legna.
@Radicofani (SI), Toscana 23/10/2016
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-10-24 23:59 | Toscana | Trackback | Comments(6)

パンおいしノリも抜群アルタムーラ、セニガッリアのパン祭り

 先週の土曜日は、マルケ州の海辺の町、セニガッリアで催されていたパン祭り、Pane Nostrumを訪ねました。午後から夫と二人で、他の参加者と共に、パン作りの講座に参加する予定になっていたので、まずは受講料の支払いと昼食を、会場の広場ですませました。講座開始まで、まだ時間があるので、わたしはひとりで露店を見て回りました。会場では、ちょうど自然酵母について講師が受講生たちに説明している最中で、夫はその説明に興味があったからです。

 パンのスタンドが多い中、ハチミツやビール、ワインなどの店もあり、見て回っていたら、突然遠くから、声をかけられました。愛想のいい兄さんたちが、こっちへおいでと手を振っています。

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Pane di Altamura DOP @ Pane Nostrum, Senigallia (AN) 24/9/2016

 大きく厚みのある独特のパンがおいしいことで名高い、プーリア州アルタムーラのパンの屋台です。マクドナルドがアルタムーラにやって来たけれども、パンのおいしい町なので閑古鳥が鳴いて、つぶれてしまったという映画を、ペルージャに暮らし始めて1年経った頃に、見た記憶があります。パンが大好きな夫は、市場でアルタムーラのパンを見つけて、買うことが時々あります。

 「アルタムーラはパンがとびきりおいしいんだよ。買っていきなよ。」と言われて、「それはよく知っていて、夫が好きなので、後で買うことになると思うけれど、これからパン作り講座に参加するので、荷物になるから今は買えない。」と言い、「その代わり、アルタムーラのパンの宣伝に写真を撮って紹介しましょう。」と申し出たら、二人とも喜んでポーズを取ってくれて、それをスマートフォンで撮影したのが、上の写真です。このあと、兄さんたちが前にいた仲間に声をかけ、わたしといっしょの写真を撮るように言っていました。

 日本人だと言ったのに、まだ 「Cina, Cina!」と言っていたのですが、その口調がうれしそうで、間違えるたび謝って、「失礼だろう」と相棒にたしなめられていたので、悪気はまったくなさそうです。

 南イタリアの人は、やっぱりどこか人なつくて温かみがあるなと、改めて感じました。

 今夜はまたデスクトップが眠りに落ちて、目覚める気配がありませんので、それを機に、スマートフォン内に写真もあることですし、ようやく約束どおり、おいしいアルタムーラのパンの紹介をすることができました。

*追記(10月2日午前0時22分)
 金曜の晩からデスクトップが不調で、スマートフォンから投稿しています。昨夜投稿したこの記事のタイトルの前に、なぜかピンクの四角い枠に入ったハートマークがついていて、気になってはいたのですが、24時間以上経った今になって、うっかり指先が触ってしまったらしく、ファン限定公開になっていたことに気づき、今この追記と共に限定を解除します。やれやれ。

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Pane di tradizione, di alta qualità
Ottimo il pane, simpatici i ragazzi di Altamura
@ Pane Nostrum, Senigallia (AN) 24/9/2016
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LINK
- CPA - Il Pane di Altamura DOP

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-09-30 23:59 | Gastronomia | Trackback | Comments(4)

ことことトマトソース

 ミジャーナの畑で育ったトマトを、保存用のトマトソースにして瓶詰めにし、ただいまことことぐつぐつと、煮沸消毒をしているところです。

 台所でトマトと格闘中には、写真を撮る余裕がなかったので、明日大鍋のお湯が冷めて、瓶詰めトマトソースを取り出せるようになったら、そのときに写真を撮って、記事に追加するつもりでいます。

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 夫が丹精込めて育てたトマトは熟して甘く、今晩夫の好きなように卵と料理したら、とてもおいしかったです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-09-12 22:56 | Gastronomia | Trackback | Comments(4)

豆腐ハンバーグ地中海風味

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 苦手な豆腐を夫においしく食べてもらおうと、今日は夫の好物のケッパーとアンチョビ、イタリアでピザやパスタの具などに活躍する、この二品を入れて作ってみました。

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 ふつうのハンバーグを作るときは、挽肉を使って、タマネギとニンジンをみじん切りにしてから材料を混ぜるのですが、今回は、挽肉の代わりに、木綿豆腐一丁に似た歯ごたえと量のCoopの有機豆腐を使ったため、裏ごし器(passatutto)を使って、裏ごししました。ただ、名前には「すべて(tutto)を裏ごしする(passa[re])」とあっても、生のニンジン(carota)タマネギ(cipolla)は完全に裏ごしすることができなかったので、形が残った野菜は、ナイフで小さく切り分けました。

 アンチョビ(alici)と水洗いしたケッパー(capperi)は、幸いきれいに裏ごしできました。そうして、この二つに塩気があるため、味見をして、塩はその塩分だけでよしとして、それ以上は加えませんでした。

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 そうして、裏ごしした以上の具に、さらにパン粉と生卵一個を加えてよく混ぜ、しっかりこねてから、適度な大きさのハンバーグができるように等分し、丸形のハンバーグを作って、オリーブオイルで両面を焼き上げました。

 具も量も材料も、「こんな感じかな、このくらいならうまくまとまるかな、おいしくできるかな」と、思いつきで決めて作ったのですが、味にうるさく豆腐は苦手な夫も、なかなかおいしいと喜んでくれました。外部はカリッと焼けて、焼けた部分の豆腐は互いにしっかりくっついているのですが、内部は裏ごしした豆腐がぽろぽろぱさぱさの感がありました。今回はパン粉は1/2カップ使ったのですが、次回は量を倍にして、豆腐の水分だけでしめらせるのではなく、パン粉はあらかじめ豆乳を使ってしめらせておこうと思いました。

 今夜のおかずは、このなんちゃって豆腐ハンバーグと、夏野菜をタマネギと炒めた料理、サラダ、そうして、お義母さんが昨日分けてくれた手作りのタッリャテッレです。レタスもキュウリもトマトも、そしてズッキーニもナスも、義父と夫が畑で育てた野菜です。サラダはこんなふうに二人分をサラダボウルに入れておいて、各自が自分の皿によそって食べます。

 夕ごはんはこんなふうに、たいていの場合、おかずと共に、わたしはごはんを、夫はパンと共に食べています。パスタは我が家では、食べてもふつうは昼食時だけで、夕食時には他の炭水化物だけを食べるので、今晩は特別事情による例外です。

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Hamburger di Tofu alla Mediterranea

- 'alla mediterranea' perché ho messo alici e capperi per renderli
appetibili anche a mio marito che non ama tanto tofu.
- Piatto un po' inventato, ma buono :-)
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-08-02 23:59 | Gastronomia | Trackback | Comments(4)

古代小麦を庭で初収穫

 庭に植えた有機栽培の古代小麦(grano antico)のつぶから育った緑の苗はすくすく育ち、先月フランス旅行から帰ったら、金色の麦の穂が、庭でわたしたちを待っていました。

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Raccolta del grano antico nel giardino 19/7/2016

 先週その一部を収穫したのですが、夫の顔がうれしそうなのは、かつて、レスキオの畑で育てた小麦をイノシシに食べられ、ミジャーナに植えた小麦は、つぶのうちに野鳥が食べたためか苗を見ることがなかったという苦い経験があるからです。

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 栄養価が高く、グルテンが少ないため健康にもいい、自家栽培のこの古代小麦は、さらにもみ殻からより分けたあと、うちで挽き(器械については、下記ポレンタの記事を参照)、そうしてできた全粒小麦粉(farina integrale)で、パンやピザを作るのに使う予定です。全粒小麦粉は、ケーキはわたしが何度か作ったことがあり、パスタは市販のパスタの乾麺を購入したことがあるのですが、どちらも味が今ひとつだという結論に二人で達したからでもあります。

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Piante di grano tra i papaveri 22/4/2016

 春にはヒナゲシやキンセンカと、夏にはヤグルマソウと、庭で並んで育った古代小麦を味わえる日が楽しみです。

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Raccolta del grano antico cresciuto nel giardino

insieme ai papaveri, calendule e fiordalisi.
Sorriso di soddisfazione sul viso del coltivatore.
Si può raccogliere finalmente il grano,
per questa volta non è stato mangiato
né dagli uccelli né dai cinghiali.  
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 古代小麦育ててパンとピザ作り / Cresce il grano antico (24/3/2016)
- 自家栽培のトウモロコシを自宅で挽いて、ポレンタに / Buona la polenta fatta a casa (11/12/2015)
- 美人ひなげし / Bellissimi i Papaveri tra le piante di grano (22/4/2016)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-07-23 22:34 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(6)

花おいし夏野菜のてんぷら、ズッキーニ

 昨日、久しぶりに早朝の畑に行くと、びっくりするほどたくさん、ズッキーニ(zucchina)の花が咲いていました。わたしよりずっと早起きのお義母さんが摘んでしまったあとだろうと思いながら訪ねて、花をたくさん見つけたので、喜び勇んで花を摘みました。

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13/7/2016

 数日前までは青いトマトばかりだったのに、真っ赤に熟れたトマト(pomodoro)もいくつか見つかったので、収穫します。レタス(lattuga)は、ナイフで採ったときに、大きいカタツムリがついていたので、地面に離してやりました。外葉にはカタツムリがかじったあとが、ところどころについています。真夏になって、さらに暑さが増すと、涼を求めるスズメバチたちが、レタスの中に隠れていることがあって、わたしが悲鳴を上げることもあるのですが、幸い昨日のレタスには、蜂はいませんでした。

 固くなりすぎた外葉は、鶏たちにやると、それはうれしそうに駆けて来て、奪い合うような勢いで食べ始めます。

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14/7/2016

 大きい完熟トマトは、昨晩サラダにして食べたのですが、ズッキーニの花(fiori di zucca / fiori di zucchina)は、今日、てんぷらの要領で、衣をつけてからりと揚げました。花が重なっているので、少なく見えますが、昨日11輪摘んで、揚げながら、味見に一つ食べたので、皿の上にはズッキーニの花のてんぷらが十あります。オリーブオイルで揚げたはしからキッチンペーパーで油分を取り、両面にさっと塩をふりかけていきます。中にモッツァレッラ・チーズやアンチョビなどを入れる家庭もあるのですが、こうして花だけを揚げるのが義母風です。揚げ物だというだけでもおなかに重たいし、この方が花をしっかり味わえるので、わたしも何も入れずに揚げました。

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 そうして、衣が少し余ってしまったので、花といっしょにズッキーニの実もいくつか揚げ、さらに、冷蔵庫に使いかけのタマネギ(cipolla)が半分残っていたのを思い出して、千切りにして、かき揚げにしました。衣をつけて揚げたタマネギは、イタリアのレストランのメニューにもよくありますし、タマネギが甘くておいしいので、夫の好物なのです。

 お義母さんが昼食に、ズッキーニの花とパンチェッタが具のパスタを大目に作って、わたしたちにも分けてくれたので、今日の昼食は、ズッキーニの花づくしになりました。プリモとてんぷらで満腹になったのですが、生野菜も食べなければと、二人とも、レタスも少しだけ食べました。

 「今晩は、間に合うように帰宅できたら、トラジメーノ湖に夕日を見に行こう。ピザも食べようか。」と、昼食後夫が言うので、昼にたくさん重たく食べたので今日はピザはちょっとと答えると、夫も、「そうだね、ぼくも今日の夕食は、新鮮な果物をしぼったジュースだけでいいよ。」と、その場では言っていました。ただ、働いて疲れて帰って来て、晩にピザ屋が近い湖畔を訪ねるとなると、大好きなピザの誘惑に勝てますかどうか。

 天気予報サイトによると、今日の湖畔での日の入りは、午前8時49分頃とのことです。ただし、空がひどく曇っていますので、湖には行かず、ピザの誘惑なしに済むかもしれません。

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Belli e buoni i Fiori di Zucchina!

Ne ho raccolti molti ieri mattina.
Oggi a pranzo i Fiori di Zucca Fritti :-)
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- カボチャの花、ズッキーニの花 / Fiori di zucca, fiori di zucchina (27/8/2016)
- レタスの中からスズメバチ / Vespe nell’insalata! (23/8/2011)
- 畑のレタスはこう洗います / Come si lava un’insalata dell’orto (4/9/2013)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-07-14 18:57 | Gastronomia | Trackback | Comments(8)

今年の畑の初トマト、オリーブオイルで簡単サラダ

 今年は6月上旬まで、雨がちの涼しい日が続いたためか、例年に比べて、トマトが育つのが遅いようです。今日の昼、お義母さんが、今年の畑の初トマトを二つ収穫し、その一つをわたしたちに分けてくれました。

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 大切な初物、新鮮なおいしいトマト(pomodoro)は、生で味わいたいものです。暑いのであっさりしたものをと、トマトをぶつ切りにして、缶詰のツナ(tonno)を加え、さらに極めて薄く小さく切った生のタマネギ(cipolla)少々を加えて、塩とオリーブオイルで味つけして、よくかき混ぜました。味つけしてしばらくして、タマネギがしんなりし、トマトから果汁がでるようになってからがおいしいので、食べる20分前には、でき上がるように用意します。

 以上は、お義母さんのトマトとツナのサラダのレシピです。ただ、ひょっとしたら酢(aceto)も少々加えてあるかもしれません。お義母さんはまた、夏には、トマトをぶつ切り、キュウリを半月切りにして、オリーブオイル、塩と酢で味つけをしたトマトとキュウリのサラダもよく作ります。夏は畑で、トマトやキュウリがたくさん採れるからでもあるのですが、手軽にできて、新鮮な野菜の旨みが感じられて、おいしいです。

 今日はたまたま、サラダに使って余ったバジル(basilico)の葉とキュウリ(cetriolo)があったので、トマトとツナのサラダに、キュウリとバジルの葉も少々加えてみました。

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 もちろんツナは、海と魚に優しいAsdomarのツナです。(下記リンク参照)

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 そうして、残り半分のトマトで、夫が一番好きな生のトマトの一品を準備しました。輪切りにして、塩とオレガノ(origano)とオリーブオイルを、上から回しかけるだけです。ごくごく簡単にできるのですが、自家製のエクストラヴァージン・オリーブオイルのおかげもあって、おいしいのです。お客さんがいるときなどは、トマトを、やはり薄切りにしたモッツァレッラ・チーズ(mozzarella)と交互に重ねて、オレガノの代わりにバジルの葉を添えたり、ケッパー(capperi)を添えたりするのですが、今日の夕食には、お義母さんが焼いて分けてくれたチーズと卵たっぷりのパンもあったので、トマトだけであっさりと仕上げました。

 今回、かっこ内にイタリア語を付した食材は、キュウリを除けば、ピザの具としてよく使われるものばかりです。イタリア旅行中、地元の人がおいしいという店で食べてみようと思う方は、メニューに英語訳が併記されていない場合もありますので、自分が好きな具のイタリア語名を覚えておきましょう。

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Oggi finalmente abbiamo potuto mangiare
il primo pomodoro raccolto quest'estate nel nostro orto.
Buono! Sapore d'estate Emoticon smile
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 姪も野菜も育つ夏 / Nell’orto d’estate (23/7/2013)
- チーズ・卵たっぷり、復活祭のパン作り / Torta di Pasqua (22/4/2011)
- ツナ缶環境配慮度リスト@2015イタリア/ Classica Rompiscatole Tonno 2015 (16/6/2016)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-07-05 22:47 | Gastronomia | Trackback | Comments(6)

畑の採れたてそら豆ポタージュ

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 最近は畑でたくさんソラマメ(fave、単数形はfava)が採れます。今晩は、そのソラマメと冷蔵庫の野菜を使って、ポタージュを作りました。

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 義父母は、採れたてのソラマメをさやごと食卓に置き、さやからマメを取り出しながら、チーズや生ハム、サラダなどといっしょに食べるのが好きです。わたしも新鮮な生のソラマメは好きなのですが、実は夫は、そういう食べ方は好きではありません。

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 それで、うちでは、パスタの具にしたり、ポテトサラダに加えたりと、いろいろ工夫していたのですが、最近はよく雨が降って気温が下がり、今晩は肌寒いほどなので、夫が大好きな野菜のほかほかポタージュを、ソラマメをたくさん使って作ることにしました。

 みそ汁でも野菜スープ、豆スープでも、わたしと義父は、野菜や豆などの具の形が見えて、その歯ごたえを感じながら食べるのが好きなのですが、夫はミキサーにかけ、義母は裏ごし器にかけて、ポタージュ状にするのが好きなのです。

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 とろみをつけるために、ジャガイモを加え、玉ねぎとニンジンも一つずつ一口大に切って鍋に入れました。ニンニクとローズマリーで香りをつけ、味は食材の持ち味と香草の香りを生かして、塩で整えるだけです。外はどしゃぶりの雨だったので、鉢植えのローズマリーの若枝を取ってきました。そうして枝の部分もまだ白く柔らかいので、そのまま野菜といっしょにミキサーにかけました。

 思い描いていたほど、さわやかな薄緑色にならなかったのは、紫玉ねぎを使ったためだと思います。仕上げには、おいしくて健康にいい大麻(canapa)の実をふりかけ、オリーブオイルを回しかけました。夫はコショウもふりかけていましたが、大好きな野菜ポタージュなので、喜んで食べてくれて、うれしかったです。ピザが大好きで、具には辛口サラミやサルシッチャ、ゴルゴンゾーラなど、ひどくこってりした動物性食品を選ぶのに、時々、ヨガ・菜食主義・断食したい気持ちが頭をもたげる、そういう夫のやや気まぐれな嗜好に、野菜ポタージュは合っているのでしょう。

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Crema di Fave fatte con le fave appena raccolte nell'orto
,
aggiunti patata, cipolla, carota e il profumo di aglio & rosmarino.
Buon sapore di maggio, sopra i semi di canapa e olio d'oliva :-)))
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LINK
- 麻の実おいしい、健康と環境に優しい大麻栽培・活用 / Potenza della Canapa - Non solo i tessuti e le corde (21/11/2014)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-05-19 23:19 | Gastronomia | Trackback | Comments(8)

からりカリカリカルチョーフォ

 金曜の昼は、義父が育てた畑のカルチョーフォ(carciofo)を、揚げて食べました。

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 うまい具合にさくさくカリカリに揚がって、夫も喜んでくれました。

 イタリア語では、数えられるものは二つ以上になると複数形になるため、わたしが題名に最初に書いた言葉は、複数形のcarciofiを片仮名書きにした「カルチョーフィ」だったのですが、「おいおい、日本語には複数形はないから、単数形で書かなければ!」と、オンライン辞書で、日本語では、「アーティチョーク、カルチョーフォ、チョウセンアザミ」ということを確認してから、訂正しました。

 土曜は早朝から遠出して、日曜の晩に帰宅する予定なので、この記事は予約投稿になっています。 

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Buoni buoni i Carciofi Fritti fatti
con carciofi raccolti nel nostro orto :-))
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-04-30 23:59 | Gastronomia | Trackback | Comments(6)

柑橘さわやか金柑ケーキ

 冬の間、金色、オレンジ色に実が育つ金柑の鉢植えが、寂しい冬の庭やテラスに、明るい色を添えてくれていました。うれしいことに、今も実がたくさんなっているのですが、少々甘酸っぱいので、生のまま口にする機会はわずかで、かと言って、ジャムにするほどの数もありません。

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 3月末に思いついて、生の摘みたての金柑の実を、ケーキの材料の一つとして、加えてみました。十ほどの金柑の実を、皮ごと小さく細かく、ナイフやハサミで切り分けて、種をのぞき、黒砂糖とレモン果汁少々を加えて混ぜ、しばらく置いておきます。

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 金柑ケーキは、ウンブリア州の伝統のリングケーキ、トルコロ(torcolo)のレシピを少し変更して、作りました。卵三つを割り入れたサラダボウルに、ヨーグルトカップ2杯分の黒砂糖を加えてよく混ぜ、さらに小麦粉をヨーグルトカップ4杯分加え、すり下ろしたレモンの皮とレモン1/2個分の果汁を加えて、さらにかき混ぜます。この後、初めて作ったときは、オレンジ1個分の果汁を、2度目はオレンジの代わりに、ヨーグルトカップ1/2杯分の豆乳を加えました。

 ケーキを作るには、牛乳とバターが必要だと昔は思い込んでいたのですが、オリーブオイルの産地であるウンブリアでは、伝統のケーキ、トルコロにはバターの代わりにオリーブオイルを用います。そして、牛乳も決して不可欠ではなく、単に生地をかき混ぜるに十分なだけの水分を補えばいいのであって、加えるのはオレンジやリンゴ、サクランボなどの果汁、あるいは豆乳でもいいことが、いろいろと自分で試してみて分かりました。トルコロ本来のレシピでは、白砂糖と牛乳を用いるのですが、わたしは花粉症の症状を緩和するため、白砂糖と牛乳・乳製品をできるだけ採らぬように気をつけているので、最近は代わりに、黒砂糖とオレンジ果汁(豆乳)を使っています。

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 ヨーグルトカップ1/2杯分のオリーブオイルを加えたとき、砂糖につけておいた金柑も生地に加えました。十分に混ぜたあと、ふくらし粉を加えて、さらによく混ぜます。それから、リング型に生地を注ぎこみ、180度に熱しておいたオーブンで、40~45分焼けば、できあがりです。金柑もレモンも、オリーブオイルも卵も、新鮮で安全な自家製の食材を使えるのがありがたいです。

 小さく小さく切って砂糖になじませておいた金柑の皮に、甘くさわやかな風味があり、それをかんだときのさわやかな味覚や、生地全体の柑橘の風味がおいしくて、この頃は気に入って、2度立て続けに作りました。

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Torcolo al Kumquat

- Buono buono :-) Tra gli ingrendienti utilizzati,
i limoni e i kumquat sono dei nostri alberi,
le uova sono delle nostre galline e
l'olio d'oliva è fatto dalle olive raccolte da noi stessi.
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関連記事へのリンク
トルコロ
- ウンブリア伝統のリングケーキ、トルコロ
- さくらんぼのトルコロ
- トルコロも栗の香り
- イチゴのミモザケーキ
- トルコロ、カカオ風味
金柑
- ヤマモモ、花の名と、伊和辞典珍用法
イタリア花粉症情報
- 負けるな花粉症~薬草療法&食事療法
- 薬草で花粉退治~イラクサ&アマーロ・スヴェデーゼ、黒スグリの芽の液
- 花粉情報、イタリア&ウンブリア~花粉症を引き起こす植物とその例年の飛散時期・量など

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-04-10 23:59 | Gastronomia | Trackback | Comments(7)