タグ:料理・レシピ・食文化 ( 206 ) タグの人気記事

子供も職人みんなでピッツァ

 土曜は夜、アドリア海岸の温泉町、リッチョーネに住む友人から、ピザの宴に招待されていて、夫と共に、ブルスケッタ用のパン・新オイル・ニンニク、ワイン、デザートのクロスタータを携えて、車でアッペンニーニ山脈を越えました。

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 後半は、招待してくれた友人の子供を中心に、子供たちもピザ職人として、大活躍です。

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 フランコが作っておいた生地と、ロージーが用意した具で、ピザを仕上げていきます。最初のピザ焼き係は夫です。

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 勢いよく燃える火の傍らで、ピザが次々に焼けていきます。

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 焼き上がったピザは、すぐに切り分けて、テーブルの間を回ります。

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 新オイルでのブルスケッタも、おいしいと、皆が喜んでくれました。

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 ピザもいろんな具があって、おいしかったです。

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 ピザをこね、具を載せるのも、焼くのも、切り分けて、テーブルの間を回るのも、皆が仕事を分担しながら、楽しくおいしい夜を過ごすことができました。

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Serate Pizze 14/11/2015

Pizzaioli bravi anche i bimbi!
Grazie a Rosi per l'invito e a tutti per la compagnia :-)))
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-11-15 22:20 | Gastronomia | Trackback | Comments(10)

これぞ自家製オリーブオイル

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 オリーブの実に、質を損ねぬようにごく低い温度のぬるま湯を加えて、ミキサーにかけ、さらに布で濾した液体をしばらく置いておくと、

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やがて、上の方に油が浮かび上がってきます。油は水よりも軽いからです。

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 そうして容器の上の方にできた薄い油の層を、さらに別のコップに移し替えて、上下に分離するのを待ち、そうして上にできた油の層を、さらにグラスに注いで…

と気の長い作業を繰り返して、自家製の新エクストラバージン・オリーブオイルを得るために、夫は摘みたてのオリーブの実を、ミキサーにかけたのです。

 夫も義父も、搾油場が要求する搾油料金や、搾油場がオリーブを持ち込んだ人に渡すオリーブの量に不満があり、さらに夫は、新オイルが今年は辛味が足りないので、昨年のオリーブオイルも混ぜてあるのではないかと、疑っていたようです。そのために、ふだんは搾油場の大型機械に任せているオリーブを絞り抽出する作業を、うちで手作業でしてみようと、夫は考えたのです。

 口にはしていたものの、まさか本気で挑戦するとは思わなかったのですが、そうやって、夫自らの手で絞ったオリーブオイルは特別に感じられておいしかったです。ただし、辛味はそれほどないので、やはりうちをはじめとする周辺地域のオリーブの味自体がまろやかで、癖がないために、搾油場の新オイルが辛味に欠けることになるのでしょう。ただ、味に癖のないオイルは料理に使う素材の味自体をうまく引き出し、どんな料理にでもおいしく合うという利点があります。

 夫も今回、自分でうちで絞るのがどれだけ大変かが分かり、たくさんのオリーブの実から、ほんのわずかなオイルしか抽出できないことも分かったので、今度からは、もっと安心して、搾油場にオリーブオイル作りを任せるのではないかと思います。

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Olio d'Oliva Extravergine, Produzione Propria!
- Fatto a casa a mano con le olive raccolte a casa

Procedura:
1. Dopo il lavaggio, frullare le olive intere con frullatore, dopo aver aggiunto un po' di acqua tiepida.
2. Passare il composto frullato con un panno e versarlo in una caraffa.
3. Lasciarlo fino a quando galleggia uno strato d'olio sulla superficie e prenderlo, versarlo in un bicchiere.
Conclusione: Le manovre sono lunghe e faticose e l'olio ottenuto così picca comunque un po' meno della nostra aspettativa, quindi è la varietà delle nostre olive che è delicato e meno piccante. Sembra che il frantoio richieda molti soldi e dia meno olio rispetto a quello che dovrebbe dare, ma risulta che svolge un lavoro importante e difficile da fare a casa.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-11-14 12:36 | Gastronomia | Trackback | Comments(2)

新オイルでブルスケッタ2015

 友人たちの助けも借りて収穫したオリーブを、搾油場(frantoio)に運び込み、できた新オイルを義父と夫が取りに行ったのは、先週金曜日のことです。

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31/10/2015

 土曜はさっそくその新オリーブオイルを、ブルスケッタ(bruschetta)で味わいました。薄切りにしたパンを、オーブンで両面がカリッとするまで焼いてから取り出し、ニンニクをすりつけ、塩をふりかけ、最後にたっぷり新オイルをかければ、ブルスケッタのできあがりです。

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 新オイル(olio nuovo)独特のぴりっとした辛味をよりよく味わうためには、ニンニクはつけない方がいいかもしれないと、二切れ目はニンニクなしで食べてみました。夫は、「辛味が今ひとつ足りない」と言い、「搾油場が去年のオリーブオイルを混ぜたのではないか」と疑っているようですが、昨年はどこの搾油場・家庭・農場も、オリーブや新オイルがなくて困っていたはずです。夫の期待ほどではないようですが、独特の辛味はきちんと感じられます。収穫に苦労した分も、新オイルがおいしく感じられます。カリカリに焼けていて、油があって塩味だからか、ブルスケッタを食べるたび、わたしは、どことなくなつかしいおせんべいの味に似ているような気がするのでありました。

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24/10/2015

 今日は朝から晩まであちこちに出かけていて、肩の痛みがひどくなったので、昨日の記事の続きを書く代わりに、すでに書きかけていたこちらの記事を送信します。続きを楽しみにしてくださっている皆さん、ありがとうございます。申しわけありませんが、今しばらくお待ち下さいませ。

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Olio Nuovo & Bruschetta 2015

Dono di natura, frutto di lavoro, patrimonio culturale...
Basta paroloni. Semplicemente squisiti :-)))
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 家族と友とオリーブ収穫 / Raccolta delle Olive con famiglia e amici (10/2015)
- 新オイルでブルスケッタ / Olio nuovo & bruschetta 2010 (11/2010)
- 今年のオリーブと昨秋の搾油場めぐり / Sapere di Pane Sapore di Olio 2014 @ Gualdo Cattaneo (9/2015)
- 新オリーブオイル祭り、トレーヴィ / Festa dell’Olio Nuovo 2011, Trevi (10/2012)

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by milletti_naoko | 2015-11-04 23:19 | Gastronomia | Trackback | Comments(4)

死者の日、死者のソラマメ

 今日、11月2日は、イタリアでは死者の日(Giorno dei Morti)、亡くなった人を追悼する日(Commemorazione dei defunti)です。この日の前後に、お墓参りに行く慣習があり、ペルージャでは、中世から続く大規模な市、死者の市(Fiera dei Morti)が、今年も11月1日から5日まで開催されます。(詳しくは下記リンク参照)

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 この時期に食べる特別なお菓子があって、その名をfave dei mortiと言います。直訳すると「死者のソラマメ」で、ひどく物騒な名前なのですが、それは、死者の日前後に食べられて、ソラマメの形をしたビスケットだからでしょう。ソラマメは、古代ギリシャ時代から、死に関わる儀式で用いられていたそうです。アーモンドをたっぷり使ったこの「死者のソラマメ」は、インターネットで調べてみると、地方によって、大きさや形がかなり異なるようです。

 今年は夫が、初めてのこの死者のソラマメ作りに挑戦しました。

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 おとといの夕方、買い物中から、夫は作る気満々でアーモンドを探したのですが、あまりに高いので、そのときは、すでに焼かれた死者のソラマメを購入しました。そうして、帰宅してから、うちにアーモンドがあるのを発見し、真夜中前にやる気になったらしく、急に菓子づくりを始めたのです。

 手前にあるのが店で買ったもの、奥に見えるのが夫が作ったものです。歯ごたえが柔らかい程度に焼き上がり、色が白いのがペルージャでよく見かける死者のソラマメなのですが、ふくらし粉が入っているため、夫の予期以上に大きくなってしまい、さらに、うちのオーブンは火力が強いため、少々焼けすぎてしまいました。でも、カリッとした歯ごたえで、砂糖も控えめで、甘すぎることもなく、おいしかったです。上の写真は、昨日、大家族の昼食で皆で食べたあと、まだ残っていたものです。

 義父母と義弟夫婦は、週末にお墓参りを済ませたのですが、わたしたちは日曜の大混雑・大渋滞を避けて、今日の夕方に行きました。お世話になった、今は亡き伯父・伯母、そうして、わたしたちの結婚式を執り行った神父さんに、感謝の気持ちと共にあいさつをし、どうか皆が安らかでありますようにと祈りました。

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Fave dei Morti fatte con le mani del mio maritino
ieri al pranzo domenicale. Buone buone :-)))
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参照リンク / Riferimenti web
- Ansa.it Umbria – Inaugurata la Fiera dei Morti a Perugia. 600 stand fra Pian di Massiano, centro storico e Fontivegge (1/11/2015)
- PerugiaToday – Benvenuti alla Fiera dei Morti: la novità di P. del Bacio ed è già boom di visitatori (1/11/2015)
- Visit Perugia – Ricette Tipiche – Fave dei Morti

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 死者のソラマメ、死者の市 / Fave dei Morti & Fiera dei Morti (31/10/2010)
- イタリア語学習メルマガ第26号 「Fiera dei Morti a Perugia、 Don Matteo 7」 (7/11/2009)
- 死者の日に、甘いマカロニ / Macceroni Dolci per il Giorno dei Morti (1/11/2010)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-11-02 22:47 | Gastronomia | Trackback | Comments(4)

夕日と友と湖と@文通まつり2015

 湖が鏡のように空や雲を映し出して、それはきれいなときが、時々あります。

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Lago Trasimeno @ Monte del Lago, Magione (PG) 12/9/2015

 9月の週末に、リミニの友人たちと、トラジメーノ湖畔の村の一つ、モンテ・デル・ラーゴを訪ねたときも、

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 穏やかな湖面に、日が傾き始めた空が映っていました。

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 夕日を見送り、美しい空と湖の色を楽しんでから、文通まつり(Festival delle Corrispondenze)開催中の中心街へと、坂を上ります。

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 名残惜しいので、しばしば湖の方を振り返りながら、夕食会場へと向かいました。

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 メニュー一覧表には、湖で穫れた魚や、湖畔で栽培される豆など、地元名物を使った料理が並んでいます。

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La Zzurla – Cena a lume di candela

 わたしが頼んだのは、Zzurlini al sugo di filetti。パスタも、湖の魚がたっぷり入ったソースもとてもおいしかったです。

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 前菜や魚のスープなど、他のものを食べた人もいましたが、皆満足して、うれしそうに食べていました。こういう村祭りの食事は、長い時間列に並んだり、待ったりすることも多いのですが、おいしい地元料理が安く食べられるので、楽しみです。

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Corrispondenza d’artista: Umberto Raponi e Max Baermichl

 夕食のあとは、La Mail Art in Umbriaと題された展示を見ました。手紙も芸術。封筒や便箋の使い方一つで、手紙も、いろんな遊び心に富んだものになり得るのだと、作品を見ながら感心しました。

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 夜明かりに照らされた美しい村を歩きながら、しばらく散歩をしました。

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 教会のフレスコ画もきれいです。

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”Morto un poeta, se ne fa un altro” Piero Ciampi in musica e parole
Progetto di Paola Prestini e Fabio Altinier di VicoloQuindici

 文通まつりということで、広場では、詩人の詩や手紙を紹介しながら、歌と演奏を通して、その思いや人生を語っていました。


パオラ・プレスティーニが語り歌うその声も言葉も、そしてファービオ・アルティニエールが奏でる音楽にも、心を引きつけ、とらえるものがあって、

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 いつまでも聴いていたかったのですが、疲れて帰りたいという声があったので、帰途につきました。



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Festival delle corrispondenze 2015 @ Monte del Lago
12/9/2015
- Il Trasimeno e il bel paesino ornati dal tramonto,
piatto di Zzurlini squisiti, interessante mostra della Mail Art
& Bellissimo spettacolo di VicoloQuindici, "Morto un poeta, se ne fa un altro".
La cittadina e il festival sono piaciuti molto anche ai nostri amici riminesi :-))
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
Festival delle Corrispondenze 2015
- 湖畔の村の文通まつり / Festival delle Corrispondenze 2015 – Parte 1 (12/9/2015)
- 真に危険な狂者はだれか、シモーネ・クリスティッキ / “Lettere dal Manicomio” – Simone Cristicchi (13/9/2015)
Festival delle Corrispondenze 2014
- 七色の湖で文通まつり / Festival delle Corrispondenze @ Monte del Lago (13/9/2014)
- TI AMO ~いつも恋文ヤーコポ・フォー / Eleonora Albanese & Jacopo Fo @Festival delle Corrispondenze, Monte del Lago (12/9/2014)
Lago Trasimeno
- トラジメーノ湖に行こう、JITRA連載第2回/ Andiamo al Lago Trasimeno

参照リンク / Riferimenti web
- Facebook – Festival delle Corrispondenze
- Festival delle Corrispondenze - HOME

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-10-21 22:34 | Umbria | Trackback | Comments(4)

イタリアで晩秋と感じるとき

 ずっと昔に、日本の中学校の地理の授業で、「地中海性気候では、ブドウとオリーブを栽培」と習って覚えた、

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16/10/2015

そのブドウが庭で実り、

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 オリーブの実が色づいていくのを見ると、秋の深まりを感じます。

 ブドウは、実が小さいものの、もともと白ワイン用に育てていたブドウだからか、食べると口いっぱいに、さわやかな甘さが広がります。今日義父母を訪ねて来た夫の従兄は、そろそろオリーブの収穫を始めるつもりだと語っていたそうです。通訳として同行していたお客さんが、木に黒々と実ったオリーブの実を見て、一つ手に取り口にしたあと、ひどい苦さに顔をしかめていたのは、4年前の11月でした。実はそのままでは食べられませんが、11月はウンブリア各地で、搾油場を訪ねて、新オイルの味を楽しむことができる季節です。

 最近はすっかり気温が下がり、夏には作業が我慢大会のようで大変だったアイロンがけや、オーブンを使う料理が、室温を上げてくれる心地よい作業になりました。

 10月25日日曜日には、イタリアでは夏時間から冬時間に戻ります。午前3時に時計の針が1時間戻って午前2時になるため、この晩はふだんと同じ時間に寝起きしても、1時間ゆっくり眠れるのですが、冬時間になると、今すでに午後6時20分近くである日の入りが、さらに1時間早く、つまり、午後5時20分頃になり、日が暮れるのがますます早くなります。ブドウの収穫、新ワイン、オリーブの収穫、新オイル。チョコレート祭りに死者の市。おいしく祭りの多い季節であると共に、秋から冬への移行をしみじみと感じる、そんな時期です。

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E' autunno
, quando si maturano l'uva e le olive,
quando lo stirare e il cucinare al forno
non sono più torture, anzi piuttosto piacevoli.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-10-20 22:29 | Gastronomia | Trackback | Comments(10)

焼き栗おいしい秋の夜

 昨夜は、この秋初めての焼き栗を食べました。栗焼き担当は、ベテランの夫です。

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 栗にまんべんなく火が通るように、しばらくじっくり火を通しては、こんなふうにフライパン全体を揺すって、栗が火にあたる向きや位置を変え、そのまましばらくコンロの火の上に、フライパンを置いておく。その繰り返しで、少しずつ少しずつ栗が焼けていきます。

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 栗焼き専用のフライパンなので、底に小さい穴がたくさん開いていて、栗に火がしっかり通るようになっています。戸外、あるいは暖炉におこした火の上で使うことを考えて作られているため、写真には写っていませんが、柄がひどく長いという特徴があります。(下記リンク参照)

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 薪の炎での栗焼きに慣れた夫は、ガスコンロの火でも、ちょうどいい焼き加減に仕上げてくれました。表面はカリッとしていて中は柔らかく、実が大きく甘くて、とてもおいしかったです。ちょうど栗の季節が始まったところで、例年この時期は、山に栗を拾いに行ったり、栗祭り開催中の山の村を訪ねたりしています。

*追記(10月16日)
 皆さんのコメントを拝見して、「2年前はわたしも少しは栗焼きフライパン係を体験させてもらったんですよ。」という証拠として、その写真を追加しておきます。

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 下記リンクの記事には夫がフライパンを持っている写真しかないのですが、実際には4人で交代しながら、作業をしたのです。

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Danzano le castagne sul fuoco, nella padella
che chissà quanti anni abbia svolto questo lavoro.
Castagne squisite. Croccanti fuori, cuori dolci e morbidi,
grazie al mio bravo maritino :-)))
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- オリーブ合宿2、月夜の焼き栗 / Raccolta delle Olive, Caldarrosta & Luna Piena (11/2013)
- 栗拾い中にポルチーニ発見! / Bosco, Castagne & Porcini (10/2012)
- カプレーセ栗祭り / Festa della Castagna @ Caprese Michelangelo (10/2013)
- パンナコッタ栗風味、聖マルティーノ / San Martino, Novello & Castagne (11/2012)
- トルコロも栗の香り / Torcolo ai marroni (11/2012)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-10-15 23:24 | Gastronomia | Trackback | Comments(8)

うまし美しワインの里モンテファルコ、JITRA連載第4回

 今年2月から、イタリア旅行情報サイト、JAPAN-ITALY Travel On-lineのメルマガで、ウンブリアの名所を紹介しています。第4回、9月15日付の記事はこちらです。

緑満ち心に響くウンブリア 第4回「うまし美しワインの里、モンテファルコ」

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http://www.japanitalytravel.com/in_umbria/montefolco.html

 味わいの深いおいしいワインで有名なモンテファルコ(Montefalco)は、丘の上に広がる石造りの町です。

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Centro storico di Montefalco 22/11/2014

 中心街を歩くと、あちこちで、こんなふうに趣のある街角に出会えます。

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 モンテファルコ自慢のワインは、土着のブドウ品種、サグランティーノ(Sagrantino)からできる味わいの深い、おいしい赤ワインです。中心街のレストランでは、この赤ワインを使ったリゾット、risotto al sagrantinoのほか、黒トリュフのパスタなど、さまざまな郷土料理を楽しむことができます。

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 町の中心広場の一角では、花壇を囲むのに、こんなふうに美しく描かれ、彩られた屋根瓦を使っています。中央の二つには、なんと、モンテファルコの花のある街角が描かれています。

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 町が丘の上にあるため、石造りの家と家の間から、遠くの山や平野が見えるのもすてきです。

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 美しいフレスコ画で彩られた教会が、町のあちこちにあります。

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 中心広場には、モンテファルコ周辺の主だった絵画の複製写真が展示されていて、近くの村の修道院にあるというこの聖母の絵を、いつかぜひ見てみたいと思いました。

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 けれども、わたしがモンテファルコで見るたびに感動する、一番のお気に入りは、サグランティーノのブドウ畑の紅葉です。一つひとつの真紅の葉も美しいし、鮮やかに深い赤が一面に広がるブドウ畑の眺めもすばらしく、今年もまたきっと紅葉の季節に訪ねようと考えています。

 今回は記事の紹介を兼ねて、記事からは割愛した写真も、いくつかご紹介しました。

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"Bella Montefalco, ottimi i suoi vini"
è il titolo del mio quarto articolo sul sito JAPAN-ITALY Travel On-line.

Spero di essere riuscita a descrivere il fascino di Montefalco. Tra tante sue bellezze più di ogni altra cosa mi incantano le foglie rosse del sagrantino.
Il link per l'articolo di Japan-ITALY Travel On-line:
http://www.japanitalytravel.com/in_umbria/montefolco.html
↑↑ Ci sono due foto della Cantina Moretti Omero.
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- サグランティーノの赤深く / Foglie Rosse del Sagrantino, Montefalco (23/11/2014)
- レストランの決め手 / “Mai fidarsi di un cuoco magro” (24/11/2014)
- 赤く燃ゆ~ワイナリー写真講座 / Foliage della Vite del Sagrantino. Workshop Fotografico in Cantina (7/12/2014)
- 彩なすブドウ畑 / Vigne del Sagrantino, Montefalco (9/11/2011)
- 聖母にこん棒 / Madonna con il bastone (2/9/2015)
- 新オリーブオイルを味わう搾油場めぐり / Frantoi aperti @ Gualdo Cattaneo (22/11/2014)
JITRAメルマガ「イタリアへ行こう」掲載のわたしの連載記事について
- 連載魅力のウンブリア / Fascino di Perugia & Umbria
- トラジメーノ湖に行こう、JITRA連載第2回 / Lago Trasimeno
- アッシジと聖フランチェスコ、JITRA連載第3回 / Assisi, San Francesco & Cammino
- 名産オリーブオイルと新オイル祭り、JITRA連載第5回 / Ottimi! Oli d’Oliva dell’Umbria
- 神父探偵と古代ウンブリア人の町グッビオ、JITRA連載第6回 / Gubbio, Città degli Antichi Umbri e di Don Matteo”
JITRAメルマガ掲載のわたしの記事 / I miei articoli su JAPAN-ITALY Travel On-line
- 第1回「ペルージャとっておき散歩コース」 / 1. Bella Perugia
- 第2回「トラジメーノ湖に行こう」 / 2. Andiamo al Lago Trasimeno
- 第3回「アッシジと聖フランチェスコ」 / 3. Assisi e San Francesco
- 第4回「うまし美しワインの里、モンテファルコ」 / 4. Bella Montefalco, ottimi i suoi vini
- 第5回「名産オリーブオイルと新オイル祭り / 5. Ottimi! Oli d’Oliva dell’Umbria」
- 第6回「グッビオ 古代ウンブリア人と神父探偵の町」 / 6. Gubbio, Città degli Antichi Umbri e di Don Matteo

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-09-15 21:26 | Umbria | Trackback | Comments(2)

今年のオリーブと昨秋の搾油場めぐり

 昨年は冷夏と雨のため、ウンブリアやトスカーナでは、オリーブが蝿の被害に遭い、収穫量が例年の3、4割で、わたしが訪ねたいくつかの業者では、有機栽培のオリーブは全滅のため新オイルが生産できず、有機ではないオリーブについても、生産量が大幅に減ったこと、新オイルが品切れになる搾油場もあって、値段が高騰したことについては、以前の記事でお知らせしました。

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4/9/2015

 我が家でも、昨年は、ペルージャ郊外のうちのオリーブも、テッツィオ山の改築中の家のオリーブも、すべて蝿の害に遭い、収穫を断念しました。義父も夫も、こんな年は初めてだ、この数十年間ほかになかったと言っています。

 幸い今年は、昨年打撃を受けたためか、例年より実の数が少ないものの、今のところは、オリーブの実が順調に育っています。

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Foglie rosse del Sagrantino, Montefalco 22/11/2014

 3年ぶりに、モンテファルコでブドウ畑の美しい紅葉が見たいというわたしに、夫が賛同してくれたのは、

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Dall’Insegna della Strada del Sagrantino

実は、モンテファルコのお隣、グワルド・カッターネオ(Gualdo Cattaneo)の村で、

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搾油場(frantoio)をめぐって、新オイル(olio nuovo)を味見できる村祭り、Sapere di Pane Sapore di Olioが催されていたからです。

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Gualdo Cattaneo

 この村祭りでは、中心街を歩いて、パン(pane)やデザートの味見をし、バスに乗って周辺地域の搾油場をめぐることができます。

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 着いてすぐバスに乗り、最初に訪ねたのは、搾油場、Frantoio Rinalducciです。まずは、当時のオリーブの収穫状況、具体的には、多くのオリーブ園で、蝿の被害のために、収穫量が例年の35~40パーセントであるという説明を聞き、それから、搾油の機械や手順などを教えてもらいました。

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 そのあと、いよいよ新オイルの味見です。オリーブオイルをたっぷりつけたブルスケッタや、ヒヨコマメ(ceci)のスープと共に、ぴりっと辛い新オイルを、おいしく味わいました。

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 次に訪ねた農場、Azienda Agricola Casa Roccoでは、ブルスケッタのほかにいろんなケーキも用意してくれていました。

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 三つ目の搾油場、Frantoio Neriでも、当時の収穫状況や、機械による作業の流れなどを説明してもらったあと、ブルスケッタを食べて、新オイルの味を見ました。皆、気に入ったオリーブオイルがあれば購入していましたし、ここでは、オイルのほか、ジャムやワインも販売していました。ウンブリアの南にあって、ローマから比較的近い地域なので、わたしたちといっしょに回った訪問客の中には、ローマから来た人が大勢いました。フォリンニョ・トレーヴィ・スポレートといった町や、この祭りが催された村、グワルド・カッターネオなどがあるウンブリアの南東地域は、オリーブオイルの名産地であるウンブリア州の中でも、特においしいオリーブオイルができることで名高いのだと、常々、義弟や友人たちから聞いています。

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 最後に訪ねたこちらの農場、Azienda Agraria Bacci Noemioでも、オリーブオイルについていろいろな話を聞きました。ウンブリアのオリーブオイルは、おいしい上に、イタリアの他の地域に比べて、抗酸化作用があって健康にいいポリフェノールの含有量が多いのだそうです。

 ここでも、これまで同様、ワインを試飲しながら、ブルスケッタ(bruschetta)を食べて、新オイルの味を見ました。ブルスケッタは、薄く切ったパンの両面を焼き、(我が家の場合は両面にニンニクをすりつけて、塩をふりかけ、)オリーブオイルをたっぷりかけたものです。我が家ではブルスケッタを、オリーブオイルの収穫が始まり、新オイルが手に入ったときに食べて、新オイル独特の辛味があるおいしさを楽しむほか、特に冬、オリーブオイルもニンニクも大好きな夫といっしょに、夕食時に時々食べています。

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Centro di Gualdo Cattaneo

 搾油場めぐりのあとは、村の中心街の市場の露店を見て、パンやデザートの味見をしようと楽しみにしていたのですが、搾油場めぐり中に、バスがなかなか来なくて足止めされたこともあり、ようやく村に戻ったときには、とっぷりと日が暮れて、中心街の市場はとうにお開きになっていました。そこで、夜の村を散歩してから、ペルージャへの帰途につきました。

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Sapere di Pane Sapore di Olio @ Gualdo Cattaneo 22/11/2014

- Visita dei frantoi aperti & assaggi dell'olio nuovo, bruschetta ecc.
Manifestazione gustosa e interessante
- la prima Foto: Ora le olive stanno crescendo a casa nostra :-)
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参照リンク / Riferimento web
- La Strada del Sagrantino – Sapere di Pane Sapoli di Olio. Bianco & Verde tra i Castelli 2014 (22/11/2014)

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- オリーブ凶作2014年、猛暑と来客 (12/7/2015)
↑↑ オリーブ収穫の様子や新オイルで食べるブルスケッタ、新オイル祭りなどの記事へのリンクが記事末にあります。
- サグランティーノの赤深く / Foglie Rosse del Sagrantino, Montefalco (23/11/2014)
- 新オイルでブルスケッタ / Bruschetta con l’Olio Nuovo (23/11/2010)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-09-04 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(2)

ピザ風豆腐料理、麻婆もどき

 イタリアのスーパーで売られている、木綿豆腐よりもさらにかたい豆腐は、その上、料理中に、なかなか味が染み込みません。豆腐が恋しいわたしは、それでも喜んで食べるのですが、ある程度年を取って、食事の好みが保守的傾向に入ったイタリア人の夫は、そういうかたい豆腐を、食べるのを嫌がります。

 夫はピザに目がなくて、ニンニクや塩漬けのケッパーも大好きです。そこで、今日は思いついて、夫も喜んで食べそうな豆腐料理を作ってみました。

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 ニンニク、ケッパー、トマトソースの好きな人にはもってこいの、とても簡単にできる一品です。

材料
トマトソース 250g(トマト300g)、(木綿)豆腐 250g、塩漬けのケッパー 小さじ 2杯、ニンニク 2かけ、オリーブオイル、塩、こしょう

1.水洗いして塩を取り除いたケッパーとニンニクをみじん切りにして、オリーブオイルを熱しておいた鍋で、ニンニクに色がつかないけれども、香りが出る程度に炒めます。

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2. 鍋にトマトソース250g、あるいは皮と種を取り除いてぶつ切りにしたトマトを加え、さらに10分ほど煮込みます。

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3. 煮つまってきたソースに、さいの目切りにした豆腐を加えて、混ぜながら汁気がなくなるまでさらに煮つめ、味は塩・こしょうで最後に整えます。

 イタリアの豆腐には味が染み込みにくいため、豆腐をできるだけ小さく、1辺7ミリくらいに切っておくと、周囲にソースがたっぷりついて、よりおいしく食べられると思います。

 料理の本にあった「ピザ風牛肉料理(manzo alla pizzaiola)」が夫の気に入って、時々作っていたのですが、今日は思いついて、牛肉の代わりに、さいの目切りにした豆腐を入れてみたのです。ニンニクとケッパー両方の味が、みじん切りにすることで、トマトソースにも具にもたっぷりと染み込んで、簡単においしくできます。ニンニク大好きの夫のお気に入りソースなので、少なめに作って、パスタに和えることも時々あります。

 ニンニクの味には癖がありますし、後から匂いは気になりますが、ニンニク(aglio)薬草、薬用植物(erba medicinale)の一つで、病気を追い払い、健康に役立ってくれます。興味のある方は、びっくりするほど手軽にできますので、ぜひお試しください。ニンニクやケッパー、トマトソースの量は、ご自分の好みに応じて、変えてみるといいと思います。

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Tofu alla Pizzaiola

- Soffriggete aglio e capperi tritati con olio d'oliva in padella, aggiungete la passata o i pezzetti di pomodoro e dopo 10-15 minuti aggiungete il tofu tagliato a cubetti e continuate a cuocere tutto fino a quando si stringe il sugo. Poi regolate il gusto con sale.
- E' facile, veloce e buono anche con il tofu duro che si trova in Italia per chi ama l'aglio e i capperi.
- In fondo all'articolo i link per altre tre ricette inventate di Tofu con la traduzione in italiano.
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そのほか手早くできる豆腐料理 / Altre ricette inventate con il Tofu
- 豆腐の香り揚げイタリア風 / Croccantini di Tofu alle Erbe Mediterranee
- 夏野菜豆腐で作る三色旗 / Tofu al Tricolore Italiano
- 特急煮込みごはんカレー風味 / Riso con Tofu al Curry in 20 minuti!
- ズッキーニ、カレー風味
- ルウ・牛乳・肉なし トマトソースと豆腐でつくるカレーライス

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- ケッパーとその花 / Capperi & i suoi fiori, boccioli
- トマトソースづくり爆発注意 / Operazione Conserva di Pomodoro

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-08-25 23:31 | Gastronomia | Trackback | Comments(4)