タグ:料理・レシピ・食文化 ( 206 ) タグの人気記事

トマトソースづくり爆発注意

 イタリアでは、夏はトマトが次々に実ります。ですから、多くの家庭で、自ら育てて収穫したトマト、あるいは購入したトマトを使って、自家製のトマトソースをつくります。つい先週、ペルージャ近郊で、自宅でトマトソースをつくっている最中に、突然ガスボンベが爆発し、6人が負傷し、うち数名は重傷を負うという事故がありました。翌日の新聞には、まだ原因が不明で、ひょっとしたらガス漏れによるものかもしれないとあったのですが、皆さんもガスや火の使用には十分にご用意ください。

f0234936_582286.jpg

 トマトソースと言えば、こういう大きく深刻な事故だけではなく、ちょっとほほえましい、ただし、本人の立場では決して笑うどころではない爆発事故もあります。

 トマトは、ソースにするにせよ、ぶつ切りにするにせよ、瓶詰めにしたら、その後できるだけ早く煮沸殺菌をしないと、トマトが発酵し始めてしまいます。そうすると、特にまったく火を通していない場合には、トマトの酸味が増すので、捨ててしまった方がいいと、義母は言うのですが、発酵にはほかの問題が伴います。かつて義母がとある外国人女性に、保存用トマトの瓶詰めづくりの方法を電話で教えたところ、その女性は、ぶつ切りにして瓶に詰めたトマトを、その直後に煮沸殺菌せず、作業の続きは翌日になってからしたそうです。すると、瓶を入れた大鍋に水を加えて沸騰させ、ぐつぐつと煮立てて煮沸殺菌していると、中でトマトがすでに発酵を始めていたために、瓶の蓋が宙を舞い、同時に瓶の中のトマトも天井を直撃してしまって、その後、天井を塗り替える必要さえあったというのです。この話をわたしは義母から、1週間ほど前に聞きました。

 さて、先週の金曜も、夕方から夫が収穫したトマト(写真)をソースにして、まずは鍋でぐつぐつと煮つめました。そのあと、本当はすぐに瓶詰めしたらよかったのですが、わたしは体調が悪く、夫も疲れていたので、瓶詰めの作業は翌日土曜の朝に延期しました。そのまま土曜の朝のうちに煮沸殺菌してしまえばよかったのだし、そうしようとわたしは主張したのですが、夫は、「友人と山で待ち合わせた時間に、慌てずに到着したいから、帰ってから作業をしよう。」と言います。義母から聞いた話をわたしがしても、「1時間以上煮立ててあるから、2日間置いておいても、発酵しないよ。」と聞きません。

 そうして、日曜の晩遅くに帰宅すると…… 

 ほとんどの瓶は無事でしたが、一つだけトマトが発酵した勢いで、瓶の蓋が開いてしまったものがあります。そこで、夜ももう遅く疲れているというのに、再びトマトソースを瓶から鍋に入れて、ぐつぐつと煮立て、再度瓶詰めにして、そのまま続けて煮沸殺菌の作業を終えました。

 トマトの発酵侮るべからず、です。

*********************************************
Seconda Operazione Conserva di Pomodoro del 2015
- Inizio il 14 agosto, fine il 18 agosto
*********************************************

関連記事へのリンク
- Corriere dell’Umbria – Perugia – Esplode bombola mentre fanno la salsa: sei feriti, tre gravissimi (13/8/2015)
- トマト共同戦線 (3/9/2010)
- トマトでおえかきソースづくり (13/8/2015)

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ   
by milletti_naoko | 2015-08-18 22:08 | Gastronomia | Trackback | Comments(0)

トマトでおえかきソースづくり

 収穫したトマトの形がおもしろいので、料理をする前に遊んでみました。

f0234936_2204078.jpg

 創作者としては、大小5輪の花の上を、蝶が飛んでいるところを描いたつもりです。

 イタリアに在来ある野菜の品種を守るための種の交換会など、いろんなところに顔を出しては、種を購入したり、交換したりするので、地面に名前を書いた札を立てていたはずなのに、いざ収穫してみたら、名前が分からないというトマトもたまにあります。このトマトは、一度生で食べてみて、味が濃くておいしかったのですが、皮がぶ厚くて食べにくいため、以後は、火を通してから食べることにしました。ちなみに、このトマトに限らず、トマトは生よりも加熱調理をした方が栄養価が高いそうです。

f0234936_221340.jpg

 今年は、雨がほとんど降らない暑い日が長く続いたためか、トマトの収穫量が少ないので、第一弾の保存用トマトづくりでは、いろんなトマトを混ぜて、ソースにしました。

f0234936_2211391.jpg

 この数年間いろいろ模索した結果、二人暮らしの我が家では、400gのハチミツやジャムが入っていた瓶を再利用するのが、量的には一番いいという結論に落ち着きました。義父母はいつも、市販の裏ごししたトマトソース(passata di pomodoro)700gが入っていた瓶や保存用の食品を入れるための大きな瓶を使っていますし、わたしたちも最初のうちはそうしていたのですが、わたしたちには量が多すぎて、一度開けてから使い切るまでに日にちが経ってしまうからです。

f0234936_2212439.jpg

 本当はほかにもたくさんトマトがあったのですが、せっかくだから保存用だけではなく、食事で食べたいと、旅行から帰ったばかりのわたしたちは勇んでいて、かなりの量のトマトを日々の食事用に取っておきました。ただ、最近はまたどんどんトマトが収穫できる上、暑さと水不足でほかの野菜が育たないため、トマトばかり食べているので、もっと保存用ソースのために使えばよかったと後悔しています。

 明日もまた朝の涼しいうちに、保存用トマトづくりに励む予定です。

***********************************************
Farfalla & cinque fiori disegnati con pomodori

- Crescono i pomodori nell'orto, facciamo la conserva
e per provare diverse ricette, le ho cercate anche
nei miei articoli del blog e ne ho messo i link in fondo
all'articolo.  
***********************************************

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
*我が家のトマト消費メニューから / Ricette con i Pomodori
- ペルージャ田舎風トマト入り炒り卵 / Frittata di pomodori (14/9/2010)
- 夏野菜豆腐で作る三色旗 / Tofu al Tricolore Italiano (24/7/2014)
- スペルト小麦サラダ、ピッツァ風 / Insalata di farro alla pizza (7/8/2013)
- ナス料理、サルデーニャ風 / Melanzane alla sarda (12/9/2012)
*保存用トマトづくり / Fare la conserva in casa
- 旬の味覚を封じ込め / Operazione Marmellata di More & Passata di Pomodoro (16/10/2010)
- トマト共同戦線 / Zucchine & Operazione Conserva di Pomodoro (3/9/2010)
- 夏の終わりの一仕事 / Operazione Marmellata di mele & Conserva di Pomodoro (30/8/2012)

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ   
by milletti_naoko | 2015-08-13 19:21 | Gastronomia | Trackback | Comments(2)

夏の畑のお絵かきポタージュ

 薬草講座にはアユルヴェーダの講義もあって、授業では、食生活において、夜間は消化が難しいので、夕食には生の野菜や果物、肉は食べない方がいいという話を聞きました。こう暑いと、夜はついさっぱりしたサラダとなりがちなのですが、おとといの晩はどこかで雨が降ったようで、気温が若干下がって涼しくなったので、畑の新鮮な野菜を中心に、野菜をことこととゆでて、ミキサーにかけ、ポタージュにしました。

f0234936_3104072.jpg

 せっかくきれいなオレンジ色になったからと、生ではありますが、プチトマトとバジルの葉で花を描いて、健康にいいと聞くカボチャの種を載せ、オリーブオイルを回しかけました。きれいだねと、夫も喜んでくれて、うれしかったです。

f0234936_31119100.jpg

 ポタージュやサラダに使おうと、わたしが畑で収穫したのは、こちらの野菜たちです。冒頭の写真のオレンジ・ポタージュは、フダンソウは使わずに、このうちズッキーニとトマト、そうして台所・冷蔵庫にあった玉ネギ・ニンジン・ジャガイモ・大きいトマト・ニンニクを煮立てて作りました。いくら気温が下がったとは言っても、できたては熱すぎるだろうと、食べる30分ぐらいまでにゆで終わるように料理をして、食べる直前にミキサーにかけました。ハーブティーをおいしく入れようという講座に参加したとき、自分で薬草や花、果物の皮などをハーブティーに使うために乾燥させるときは、あまり細かく砕いたり切ったりせずに、入れる直前に細かく砕いた方が、香りや成分がより保存されて、香りの高い栄養もあるハーブティーになると聞いた上、薬草講座でも、金属のナイフで切ると、食材が酸化すると聞いたので、食事の直前にミキサーにかけた方がいいのではないかと、考えたからです。

f0234936_3113377.jpg

 うちはいつも目分量なのですが、アクを取りながら野菜を煮立てて、750~800mlのポタージュができるようにしておくと、ちょうど二皿分になります。伝統的なイタリア料理では、セロリも欠かせないところなのですが、夫がセロリの味や香りを嫌がるので、今回は使いませんでした。

 とろみはジャガイモが出してくれます。ポタージュの色については、フダンソウを入れる場合は、他のものが十分に煮立ったあとで加えて、量も時間も少しだけゆでるように気をつける必要があります。というのは、フダンソウをゆですぎると、フダンソウだけでも茶色がかった色になってしまう上に、ニンジンやトマトなど赤っぽい色が多いために、フダンソウの量が多いと、スープの色が茶色っぽくなってしまうからです。一方、少量を後から加え、仕上がり前の数分だけゆでると、スープの色が、オリーブの葉のような優しい薄緑色になります。

f0234936_3113750.jpg

 テラスでも畑でも、バジルがすくすく育っています。花が咲いてしまうと、葉が育たなくなるので、こんなふうに花が咲く前に、つぼみができ始めたら、摘んでしまように注意しなければいけないのですが、花もまた白くてかわいらしいのです。

***********************************************************
Mio dipinto sulla vellutata di verdure
con un pomodorino, foglie di basilico e semi di zucca :-)

-Ingredienti: zucchina & pomodorino dell'orto, basilico della terrazza,
semi di zucca, cipolla, carote, patate & aglio, sale.
Bel colore arancione, perché ho deciso di non mettere bietole
che avrebbero resa la vellutata marroncina.
***********************************************************

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ   
by milletti_naoko | 2015-07-24 20:11 | Gastronomia | Trackback | Comments(4)

おもしろサラダと多彩な1週間

 金曜の夕方はグッビオに出かけて、ピザ屋兼レストランで、そのレストランの名を関する変わったサラダを食べました。

f0234936_7493320.jpg

 レタスとラディッキオに加えて、なんと、メロンにパイナップル、松の実に干しブドウ、クルミが入っていて、さらに黒トリュフソースがどんと上に載っているのです。そう言えば、コショウもしっかりかかっていたかもしれません。

 ダイエットしたい客や菜食主義者のためか、最近は、いろんなレストランやピザ屋で、insalata(イタリア語で「サラダ」)の語尾に拡大辞の-onaをつけたinsalatonaというメニューをよく見かけます。「特大サラダ」、「大盛りサラダ」とでも訳したらいいのでしょうか。ただ、単にサラダの量を増やすだけではなく、焼いた鶏肉、モッツァレッラ、ゆで卵、あるいは、スモークサーモンといったタンパク質食品を加えてあり、よくあるサラダ菜とトマトのほかに、ニンジンやスイートコーン、ルーコラを混ぜるなど、店によって工夫をしてあります。値段もピザやパスタ一皿分くらいする場合が多いので、それほど食欲がないときや体重が気になるときは、この一皿と飲み物を注文できて、便利です。

 けれども、こんなふうに果物が複数、そうして、黒トリュフソースと、取り合わせが異色のサラダは見たことがありません。それで、味はともかく、果物やクルミなど体にいいものがサラダといっしょに食べられるし、何だかおもしろそうだと注文してみました。味が濃くて塩気のある黒トリュフのソースと、甘いパイナップルやメロンの取り合わせが不思議で、なかなかおもしろい味でしたが、意外とおいしかったです。ただし、人によってかなり好き嫌いが分かれるのではないかと思います。

 金曜の晩、ペルージャから車で1時間かかるグッビオに出かけたのは、古代ウンブリア人を主題とした祭りが開かれていたからです。今週は、今日は芸術関係の翻訳、明日は朝翻訳を仕上げて午後は通訳、あさっては日本語の授業、木曜にはワイン関連の翻訳を仕上げなければならず、金曜日には夫が有給を取るからどこかへ行こうと言っています。というわけで、このグッビオの祭りや薬草講座については、また落ち着いたら書くつもりでいます。

******************************************************
L'Insalata più sfiziosa che io abbia mangiato

- Ingredienti: lattuga, radicchio, pepe, noci, pinoli, uvette,
ananas, melone & salsa di tartufo nero! @Gubbio, 12/7/2015
******************************************************

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ   
by milletti_naoko | 2015-07-13 23:59 | Gastronomia | Trackback | Comments(4)

オリーブ凶作2014年、猛暑と来客

 週末はリミニから来客があって、ミジャーナのうちで過ごしました。家の前のオリーブの実が少しずつ育っています。

f0234936_3272221.jpg

 ウンブリアのオリーブオイルは良質でおいしい上に、抗酸化作用のあるポリフェノールの含有率も高いということで、リミニの友人たちは、毎年、オリーブ収穫が終わり、新オイルの生産が始まる11月末から12月の初めに、1年分のオリーブオイルを購入しようと、ウンブリアの搾油場を訪れます。我が家は、ペルージャ郊外にあるうちにも、ミジャーナにもオリーブが数十本あり、例年は自分たちで収穫したオリーブを搾油場に持ち込み、そうしてできたオリーブオイルを使っています。

 ところが、昨年は初めて、まったくオリーブの収穫ができず、ですから自家製のオリーブオイルは手に入りませんでした。わずかに実ったオリーブも、茶色くしわしわで、蝿の害を受けていることが明らかだったからです。数十年オリーブを収穫してきた義父も、こんな年はかつてなかったと言っていますが、昨年、まったくオリーブが収穫できなかったのは我が家だけではありません。

f0234936_3273033.jpg

 昨年11月に参加したグワルド・カッターネオ村のパンとオイル祭りでは、ミニバスで近くのオリーブ搾油場をいくつか訪ね、

f0234936_3273874.jpg

オリーブの収穫やオイル製造について話を聞き、ブルスケッタを食べるなどして、新オイルを試食したのですが、「今年の収穫は例年の30~40%」というところが多く、有機栽培のオリーブについては全滅、あるいは有機のオリーブオイルは今年は生産できないという業者がほとんどでした。

f0234936_3275246.jpg

 収穫したオリーブを運び込んだり、オイルを買いに来た友人たちを案内してきた経験から言うと、この祭りで搾油場を訪ねた日と時間帯は、ふだんなら次から次へと運び込まれるオリーブをオイルにするために機械がひっきりなしに作業をしているはずなのに、運び込まれるオリーブが少ないためでしょう、どの搾油場でも機械は止まったままでした。

 オリーブが蝿の害を受けるのは、ウンブリアでは今に始まった話ではありません。たとえばトラジメーノ湖周辺のオリーブ園では、昔から蝿の害があるために、蝿をおびきよせる罠をしかけたオリーブの木をよく見かけますし、薬で対処しているところもあるのでしょう。それに反して、ペルージャ郊外やミジャーナのうちの周囲のオリーブ園では、これまでは蝿の被害に困ったことがなかったのです。そのために、蝿対策はいっさい行っていなかったのですが、昨年は冷夏であった上に雨の日が多かったために、オリーブに害を与える蝿が何度も繁殖を繰り返したので、深刻な害を受けてしまったのです。そうして同様の理由で、蝿対策をしなかった、あるいは有機栽培でオリーブを育てようとしたイタリア中部、ウンブリアやトスカーナなどの多くの農家や家庭で、オリーブが壊滅するという事態になったのです。そのため搾油場では、新オイルが例年よりも高い値で売られていました。また、常連の客に販売するのが精一杯で、一般の客に売れるオイルは残っていないという搾油場もありました。

 最近は、雨がほとんど降らない猛暑が続いています。夏は夏らしくあって、今年はオリーブが収穫できるようにと祈っています。幸い、一昨年は我が家ではオリーブが豊作だったため、今はまだその2013年のオリーブオイルを使っているのですが、その大きな缶も、ひょっとしたら今年の新オイルが手に入るまでに使い切ってしまうかもしれないという状況です。昨年搾油場を回ったときに、新オイルを一瓶買ったり、薬草講座の最後の授業で、地元のオリーブオイルの小瓶を贈ってもらったり、そういうよそのオイルも、今年は特にありがたく使っています。

****************************************
Crescono le olive a Migiana e a Perugia.

Finora l'estate è calda e secca come deve essere,
speriamo che continui così e
che di nuovo gli olivi ci offrano tante belle olive
come fino al 2013.
****************************************

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- il Fatto Quotidiano – Olio d’oliva, annata 2014: l’Italia perde fino all’80% della produzione (18/11/2014)
- オリーブ収穫2010 / Raccolta delle Olive, Perugia 2010 (2010/11/10)
- 紅葉の中、オリーブ収穫2011 / Raccolta delle Olive, Migiana 2011 (2011/11/13)
- オリーブ収穫2012 / Raccolta delle Olive, Migiana 2012 (2012/11/10)
- 雪山を望みオリーブを摘む2013 / Raccolta delle Olive & Montagne con la neve (2013/11/29)
- 新オイルでブルスケッタ / Bruschetta con l’olio nuovo 2010 (2010/11/23)
- 新オリーブオイル祭り、トレーヴィ / Festa dell’Olio Nuovo, Trevi (2012/10/29)

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ   
by milletti_naoko | 2015-07-12 20:28 | Umbria | Trackback | Comments(8)

うれしいアウトグリル

 週末はすでに二度、薬草講座に通うために、ペルージャからコッレパルドまで高速道路を車で走ったのですが、最初にたまたま昼食を取ったアウトグリルの料理がおいしいし、セルフサービスとは言え、すぐに食事が済むので、すっかり気に入っています。

f0234936_6564269.jpg

 最初に食べたときは、プチトマト入りのペスト・ジェノヴェーゼのリゾットがあり、先週の土曜日には、サフラン風味のリゾット・ミラネーゼがありました。高速道路をそれほどしばしば利用するわけではないので、当たりはずれも好みもあるのでしょうが、アウトグリルのパスタは、トマトソースかサルシッチャなどの肉入りかという場合が多く、ごはんにはあまりお目にかかれないような印象があったので、まずは、お米の料理があることがうれしかったです。リゾット・ミラネーゼにも魅かれましたが、前回ペストがおいしかったからと、ペストで和えたパスタを選びました。

 このアウトグリルがうれしいのは、さらに食後のコーヒーに、シナモンやカカオなど、好みの香辛料を自分で選んで、ふりかけることができるようになっていることです。

f0234936_6564016.jpg

 しわしわになってしまいましたが、住所とサービスエリア名が分かるレシートの写真を添えておきます。ローマからナポリ方面に向かう高速道路にあるアウトグリルです。野菜たっぷりのサラダや果物、ピザなど、メニューも多いので、おすすめです。

関連記事へのリンク
- うれしい高速カフェタイム (25/5/2015)

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ   
by milletti_naoko | 2015-06-19 23:59 | Lazio | Trackback | Comments(0)

さくらんぼの季節

 6月に入る直前から、ペルージャの我が家の前の大きな桜に、さくらんぼが実り、色づき始めました。

f0234936_23505349.jpg

 それで、昨日は、久しぶりにさくらんぼ入りのトルコロ(torcolo)、ウンブリア伝統のリングケーキを焼きました。

f0234936_2351490.jpg

 最近は日中ひどく暑い日が続いた上に、夕方には雷雨という予報が出ていました。しかも、うちの周囲には、さくらんぼやイチジクなどの果実を、熟す前からつついて、傷めたり落としてしまったりするいたずらな鳥たちが、大勢います。というわけで、本当は、実が黒っぽく見えるほどまで熟してからの方が、甘くておいしいのですが、ようやく赤くなったばかりの実も、摘んでしまいました。

f0234936_2351023.jpg

 真っ赤な実は、色はきれいなのですが、まだ甘ずっぱいので、さくらんぼを四つに切り分けて、種を取り除いたあと、レモンの汁と黒砂糖を加えて、30分ほど置いておいたものを、トルコロの生地に混ぜ合わせました。なかなかおいしくできたので、うれしかったです。

*****************************************************
Torcolo alle Ciliegie

che ho fatto ieri con le ciliegie di casa, le uova delle galline di casa
e l'olio di oliva fatto con le olive di casa nostra.
Buono alla bocca e alla salute :-)))
*****************************************************

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 日本の桜7 京都南禅寺 / Fioritura dei Ciliegi in Giappone 7 – Tempio Nanzen-ji, Kyoto (7/4/2009)
- さくらんぼのトルコロ / Torcolo alle ciliegie di Migiana (12/6/2014)
↑↑ 昨年6月の、木に実るミジャーナのさくらんぼと、さくらんぼで作ったトルコロの写真があります。
- トルコロは母の味 (30/10/2010)
↑↑ バターの代わりにオリーブオイルを使ったウンブリア伝統のリングケーキ、トルコロの作り方を、材料の分量と写真と共に、詳しく説明しています。
- 鳥もお花見、イタリアの白い桜とシラコバト / Anche le tortore amano i fiori di ciliegio (15/4/2015)
- 「花よりだんご」のイタリア人? (9/4/2010)

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ   
by milletti_naoko | 2015-06-10 16:51 | Gastronomia | Trackback | Comments(6)

うれしい高速カフェタイム

 バールで出てきたカフェがおいしそうな上に、カウンターをよく見ると、いろんな香辛料が並んでいて、好きなものを添えて、カフェを楽しめるようになっています。

f0234936_5473127.jpg

 直火式コーヒー沸かし器、モカでカフェを入れるとき、最近うちでは、夫もわたしも、粉末コーヒーにシナモンを少々加えて飲むのが気に入っています。このカウンターではそのシナモン(cannella)を、入れてもらったカフェに自由に加えることができたので、もちろんわたしたちは、シナモンを添えました。モカで沸かすときと比べて、すでにできたカフェの上にシナモンをふりかけても、シナモンは溶けずに上に浮いてしまうので残念ですが、それでも香りと味が楽しめてうれしかったです。

 その他並んでいた香辛料のうち、ココア(cacao)、バニラの香りの砂糖(zucchero vanigliato)はいい風味を添えてくれそうだし、トウシキミ(anice stellato)もおいしいかもと思えるのですが、ナツメグ(noce moscata)に驚きました。ナツメグと言うと、肉料理を連想するからです。夫は珍しがって、一瞬ナツメグを入れようかという誘惑に駆られたものの、結局はわたしと同様、シナモンを加えていました。

 高速道路を移動中、ちょうど昼食の時間帯に通りかかったので立ち寄ったサービスエリアで、思いがけずおいしい昼食とカフェが楽しめて、うれしかったです。

****************************************
Una piacevole sorpresa al bar di Autogrill.

Abbiamo potuto aggiungere la cannella al caffè!
Chissà come sarà il caffè alla noce moscata.
Qualcuno di voi l'ha già provata?
****************************************

LINK
- おいしいシナモン・コーヒー / Buono il Caffè alla cannella

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ   
by milletti_naoko | 2015-05-25 22:47 | Gastronomia | Trackback | Comments(12)

うれしいバーチ復活祭チョコ

 きらきらの包装紙を開け、中の大きな卵型チョコレートを割ると、中にはバーチのミルクチョコレート四つが入っています。バーチチョコレート自体が丸くて、卵に似た形をしているので、「なるほど卵の中に卵が入っているとはおもしろいな」と思っていたら、銀色の星型のアクセサリーも入っています。バーチのデザインと言えばおなじみの紺色のひもと銀色の星で、ペンダントにも腕輪にもできるということで、かわいらしいのでうれしかったです。

f0234936_6493155.jpg

 Buona Pasqua「よい復活祭を」という祝いの言葉が、やはりバーチの伝統的なデザインの銀色の星が散りばめられた青い空に銀色で記されているのも気が利いています。

f0234936_6494390.jpg

 先月、姪たち用の復活祭用卵型チョコレートをスーパーで購入したときに、夫がわたしにも好きなものを選んでいいよと言ったので選んだのが、こちらのミルクチョコレートでできたバーチの卵です。

 誕生以来ずっとブラックチョコレート(cioccolato fondente)を使って作られてきたバーチチョコレートですが、最近になって、まずはホワイトチョコレート(cioccolato bianco)、ミルクチョコレート(cioccolato al latte)のバーチも登場しました。スーパーには、この3種類のバーチチョコの卵が売られていて、わたしは、健康にいいのはブラックチョコレートと知りつつ、味としてはミルクチョコレートが好きな上に、ミルクチョコのバーチだけはまだ食べたことがなかったので、今回はこのバーチを選んだのです。包み紙もきれいな空色をしていて、とてもきれいです。

f0234936_6495993.jpg

 食料品もたくさん買い込んだ日であり、かつ、修理ができたはずの夫の車を修理工場に引き取りに行ったら、洗車中ということで、待ち時間に慌しく買い物をしたため、買ったときには気づかなかったのですが、今日よく見ると、ミルクチョコのバーチペルジーナ四つ入りで、さらに、おしゃれなびっくりプレゼント(raffinate sorprese)もあると、包装に書いてありました。

f0234936_650464.jpg

 きれいな包み紙を開けると、卵型チョコレートが入っていて、その卵を割ると、冒頭の写真のプレゼントが出てきたのです。

f0234936_6502954.jpg

 ちなみに、バーチチョコの一つひとつの包み紙にはBaciではなくBacioと書いてあります。というのも、「口づけ、キス」を意味するイタリア語は実はbacioであって、baciはその複数形だからです。外国語の発音片仮名表記反対派のわたしですが、bacioの発音をあえて片仮名で記すと、「バーチョ」になります。ただし、イタリア語でciaoにも使われるこのbacioの-ciの音は、日本語の「チ」の音に似てはいるものの、口をすぼめ突き出して、まさに大げさにキスをするような口の形をして発音する音です。

 バーチ人気は、やっぱりこの「キス」という甘い名前によるところも多いと思います。誕生当初名前はcazzottoで、「げんこつ」という意味だったのですが、げんこつはキスと違って、もらってもちっちもうれしくありませんから、bacioという命名は名案だと思います。

 さて、この復活祭用のミルクチョコバーチ卵では、大きな卵も、中に入っている四つのバーチも、共にミルクチョコレートでできています。今回初めて食べたのですが、バーチのミルクチョコもなかなかおいしいです。

f0234936_8303475.jpg

 最後になりますが、現在は、ペルージャ社のバーチ・チョコレートをクロネコヤマトで日本に発送することができるようになったそうです。先月、関税局から「ぺルジーナ社バーチチョコレートが輸入制限されているという事実はございません。」という回答があった旨を記事にした際、フィレンツェ在住のなぎささんがクロネコヤマトに問い合わせてくださって、現在はクロネコヤマトでも、バーチチョコを日本に発送できることが分かりました。該当のなぎささんの記事はこちらです。

- フィレンツェのガイド なぎさの便り - 祝!Baciチョコレート発送OK♪byクロネコヤマト

*********************************************************************
'Baci, abbracci, coccole, carezze e complimenti' sono 'cinque probiotici, a costo zero e a km zero per la salute mentale e fisica' secondo Giorgio Cerquetti.
Ragazzi & ragazze, cercheremo di donare questi cinque probiotici sinceri (non abusivi, ragazzi). Poi sono buoni e regali graditi anche la Baci Perugina.
*********************************************************************

関連記事へのリンク
- イタリア語学習メルマガ第14号「Bacio、イタリアの交通機関のストライキ」
↑↑ バーチのびっくり誕生秘話について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
- バーチとアンゴラの意外な関係
↑↑ バーチ・チョコレートを考案したのも、アンゴラうさぎから毛を取って衣類に使うことを思いついたのも、今はファッションで有名な故ルイーザ・スパニョーリです。
- 大人気、白いバーチ
- バーチチョコ談義その6 (21/2/2015)
- 気持ちうれしいバレンタイン (赤いバラの花束の中にバーチ・チョコ)
- 女性の日に寄せて (ミモザの花つきバーチセット)
- バーチチョコと関税局回答

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ   
by milletti_naoko | 2015-04-05 23:50 | Gastronomia | Trackback | Comments(6)

イチゴざんまい

 幼い頃からイチゴが大好きです。果実をほおばるのも、ショートケーキを食べるのも、イチゴの模様が入ったデザインも好きです。ただ、イタリアでは、日本と違って、ショートケーキやイチゴを使ったデザートが、年中どこにでもあるわけではありません。イチゴを収獲できる季節の前後でなければ、果物売り場やケーキ売り場でイチゴを見かけることはまれです。ただ、食材の季節や旬が大切にされているという意味で、消費者としては、今はそれをありがたいと感じています。

f0234936_8112128.jpg

 何はともあれ、毎年季節が終わってしまうと、翌年の春まではイチゴはお預けになるので、イチゴの季節、春が来るのは、そういう意味でもとても楽しみです。先週も買い物をしていたら、おいしそうな大つぶのイチゴが店頭に並んでいたので、迷わず購入しました。スペイン産のそのイチゴは、けれど甘みに一つ欠けることもあり、細かく切って、レモンの汁と黒砂糖を加えて混ぜ合わせ、しばらく置いて、甘く柔らかく、おいしい汁がたっぷり出るようにしてから、食べています。それはまた、うちの夫がイチゴをこんなふうにして食べるのが好きだからでもあります。

 最近すっかり体重が増えた上、花粉症の身では、生クリームのショートケーキを作っては、症状が悪化してしまいます。と言うのも、牛乳、バター・生クリームなどの乳製品と白砂糖は、目やにや鼻水の増量に貢献してしまう上、摂る乳製品の脂肪分が多ければ多いほど、花粉症の症状がひどくなるからです。

f0234936_8112434.jpg

 それで、バターの代わりにオリーブオイルを使って作るウンブリア伝統のリングケーキ、トルコロ(下記リンク参照)を、白砂糖・牛乳を用いず、黒砂糖・豆乳を代用して焼きました。生クリームの代わりに、ずっとあっさりしているリコッタにハチミツと黒砂糖漬けしておいたイチゴを足してみました。

f0234936_811514.jpg

 アリスさんが作られた、赤みのさしたオレンジの色が美しいケーキ(記事はこちら)を真似て、タロッコのオレンジをわたしも使ってみたのですが、皮をむいたオレンジは、

f0234936_812927.jpg

 たまたま赤い部分が少なかったので、残念です。でも、おいしくできたねと、夫が喜んでくれて、うれしかったです。

 春は、こうやって、季節のイチゴを心ゆくまで食べられる季節でもあるのです。

**********************************
Oh, primavera! Stagione di Fragole :-)))
**********************************

関連記事へのリンク
- 負けるな花粉症 (後半に花粉症対策の食事療法あり)
- 花粉情報、イタリア&ウンブリア
- トルコロは母の味 (材料と作り方つき、以下の記事も同様)
- イチゴのミモザケーキ
- イチゴのティラミス

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ   
by milletti_naoko | 2015-03-27 23:59 | Gastronomia | Trackback | Comments(14)