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トランプで日本語学習

 昨晩の日本語の授業には、トランプを持参しました。前回までの授業で、数字の1から19までや、時間の言い方を勉強したので、

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 赤色(rosso)のカードなら午前(ごぜん、mattina、A.M.)、黒(nero)なら午後(ごご、pomeriggio、P.M.)ということにします。そうして、引いたカードに応じて、わたしの「今(いま)何時(なんじ)ですか。」(Che ora è? / Che ore sono?)の問いに、日本語で答えるように指示しました。というわけで、たとえば、上の写真のカードであれば、
♦Q ⇒ 「午前12時(ごぜんじゅうにじ)です。」 E’ mezzogiorno.
♣10 ⇒ 「午後10時(ごごじゅうじ)です。」 Sono le dieci di pomeriggio.
という形で答えるという練習をしました。

 以前の授業ですでに、どうして「午前」「午後」というかというと、昔は十二支が、時刻を表すのにも使われていて、午の刻(うまのこく、ora di cavallo)が、午前12時前後の時間帯をさしていたからだと説明し、だから、午前12時のことは、「正午(しょうご)」(mezzogiorno)とも言うのだと教えていました。それを覚えていて、「しょうごです。」と答えた人もいました。

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 練習を始めて、どうやら数字をきちんと覚えていないらしき人がいることが分かり、他の皆はどうかと、手当たり次第に引いたトランプの数を、日本語で言うように促します。じゅう(10)、に(2)、さん(3)、じゅうに(12)…… その結果、どうも、数字がおぼつかないのは一人だけのようだと分かったので、もう一度、トランプを使って、時刻を答える練習をしました。

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 時刻の言い方が復習できたところで、教科書で、プールの開いている日時を数字で書いた表を見て、質問に答える練習をしました。

みたかプール   10:00-5:00 (月-金)
⇒ みたかプールは、ごぜんじゅうじからごごごじまでです。
La piscina Mitaka è aperta dalle dieci di mattina alle cinque di pomeriggio.
⇒ みたかプールは、げつようびからきんようびまでです。どようびとにちようびは、やすみです。
La piscina Mitaka è aperta dal lunedì al venerdì. E’ chuisa il sabato e la domenica.

 そのあとは、いよいよ本題。数字の20(にじゅう)から10000(いちまん)までの学習です。まずは、教科書にイタリア語で書かれている詳しい説明を読み、説明や練習問題も加えながら、数字の1(いち)から10000(いちまん)までが書かれた表を読みます。それから、教科書にある、54(ごじゅうよん)、9172(きゅうせんひゃくななじゅうに)など、さまざまな数字を日本語で読み上げる練習問題を仕上げたあとで、

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 おもむろに広告を取り出し、指さした数字を、日本語で言えるように練習しました。
399なら「さんびゃくきゅうじゅうきゅう」、229なら「にひゃくにじゅうきゅう」というあんばいなのですが、9で終わらない値段が少ないので、それを探すのに少し苦労しました。

 こういう広告やトランプを使えるのは、クラスが少人数で、皆が大きな長方形のテーブルに、向い合って座っているおかげです。このあと、いくつかの漢字と値段の言い方(~円)を学び、練習をして、それで終わる予定だったのですが、30分時間が余ったので、さらに数字の練習をすることにしました。ここで、またトランプの登場です。

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 まずは3桁の数字から。十の位以降の数字は、大きい数でも一緒に練習ができるので便利です。わたしが引いて並べた数を見て、

392⇒「さんびゃくきゅうじゅうに」(trecentonovantadue)

という具合に答えていきます。300が「さんひゃく」でなく「さんびゃく」に、600は「ろっぴゃく」に、800は「はっぴゃく」となるところが難しいので、百の位には、できるだけこうした数字が並ぶように気をつけました。90が「きゅうじゅう」でないといけず、くじゅうとは言えないことも、生徒には難しいことの一つです。

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 二回りしたら、今度は4桁の数字です。
1645⇒「せんろっぴゃくよんじゅうご」(milleseicentoquarantacinque)

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 皆が悲鳴を上げたのは、5桁になったときです。
79819⇒「ななまんきゅうせんはっぴゃくじゅうきゅう」
       (settantanovemilaottocentodiciannove)

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 6桁では、さらに悲鳴が上がりました。
516826⇒「ごじゅういちまんろくせんはっぴゃくにじゅうろく」
        (cinquecentosedicimilaottocentoventisei)

 教科書の練習問題には、10000(いちまん)」までしかないのに、わたしがあえて6桁まで練習したのは、1万以上の数字の言い方の論理が、日本語とイタリアでは違うため、言うのも、聞いて理解するのも、難しいからです。

 日本語では、万以上は、万を単位に、一万、十万、百万、千万と数えますが、イタリア語では、このときの単位が千なので、
一万(いちまん、10 000、)diecimila(10X1000)、
十万(じゅうまん、100 000)centomila(100X1000)であり、
百万(ひゃくまん、1 000 000)で新たな単位が登場して、un milione
千万(せんまん、10 000 000)は、その10倍なのでdieci milioni(10X1 000 000)と表現するのです。

 大きな数字を考えるときに、基準となる数字が違うので、万以上の言い方では、日伊に差があるのです。脳でも、数字だけは、母国語で考えた方が認識や処理が速いそうで、わたしも、大きい数字は、ニュースで聞いたり、値段を見たりするたびに、頭の中で日本語に直してみないと、その数字が実感として把握できません。ちょうどイタリアの人々が、ユーロ導入から10年以上経った今になっても、ユーロの値段をリラに換算しないと、その価値が分からないのと同じように。

 たとえば、上の練習でいうと、
79819は、
日本語(giapponese)では、7X10 000 + 9X1000 + 819と考えて、
ななまんきゅうせんはっぴゃくじゅうきゅう」となるのですが、
イタリア語(italiano)では、79X1000 + 819と、千(mille、複数形はmilla)単位で数字を言うので、
settantanovemilaottocentodiciannoveとなるわけです。

 同様に、
516826も、
日本語では、51X10 000 + 6 X1000 + 826と考えて、
ごじゅういちまんろくせんはっぴゃくにじゅうろく」となるのですが、
イタリア語では、516X1000 + 826と、千単位で数字を言うので、
cinquecentosedicimilaottocentoventiseiとなるわけです。

 ちなみに、日本語では千の単位の区切りをコンマ(,)で現して、516,826と書きますが、イタリア語ではピリオド(.)を使うので、516.628となります。

 最初は悲鳴を上げていた皆も、最後にはきちんと、何も見ずに、頭で考えて言えるようになったのだから、えらいものです。

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 最後にまだ時間があったので、かなり古いものですが、こちらの京都のガイドブックを取り出しました。

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 本の中に、京都の寺社の拝観時間・料金が、きれいな写真と共に掲載されているので、たとえば、
「だいごじは、なんじからなんじまでですか。」と聞いて、
「ごぜんくじからごご4じはんまでです。」と答え、
拝観料を見て、「ろっぴゃくえんです。」と言う練習をしました。

 おかげで、授業の復習をしながら、日本の美しい寺社や桜の花、紅葉も紹介することができました。

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 授業が終わって、外に出ると、夜空には満月が輝いていました。月明かりに照らされた高速道路を走って、ペルージャに向かい、アッシジを通りかかると、要塞や聖堂、町並みが照明に浮かび上がり、それはきれいでした。

Ieri sera ho usato le carte come sussidio didattico.
- A seconda di numeri che saltano furi, si rispondeva alle domande,
「いまなんじですか」(Che ore sono?) e
vedendo le carte messe insieme sul tavolo, si doveva dire grandi numeri in giapponese.
- I ragazzi erano bravissimi e alla fine riuscivano a dire anche 516826 in giapponese!

LINK
- Lezioni di giapponese / 日本語の授業
- Fioritura dei Ciliegi Giardino Shosei-en, Kyoto
- Fioritura dei Ciliegi Tempio Daigo-ji, Kyoto

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-02-26 13:44 | Insegnare Giapponese | Trackback | Comments(6)

世界の中心、フォリンニョ?

 昨晩も、ペルージャの南東にあるフォリンニョ(Foligno)の町で、日本語の授業がありました。授業の最後に、「中」という漢字を教えたのですが、その使用例に、「中国」という国名がありました。

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 「どうして中国という名前なんですか。」という質問があったので、「自国が、世界の中心だと考えていたからです。」と説明すると、「ああ、フォリンニョと同じですね。」という答えが返ってきました。

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 フォリンニョが「世界の中心」(il centro del mondo, l’ombelico del mondo)と言われているという話は、一昨年、対馬市代表団の同行通訳として、フォリンニョ市役所を訪問したとき、フォリンニョ市長からも聞きました。日本の渋川市も同じく「世界の中心」とされているため、姉妹都市になっているんですよ、との言葉を訳しながら、そのときはぼんやりと、どういう理由で「世界の中心」と言われるのだろうと、考えていました。先週、友人たちと夕食を食べたときにも、この「フォリンニョが世界の中心」という話が出て、久しぶりに、市長の話を思い出したのですが、昨晩は、生徒の大半がフォリンニョ出身・在住なので、「いったいなぜか」を尋ねてみました。

 すると、先週、ペルージャの友人の口からも出たように、生徒たちからは、「かつてフォリンニョの中心街にあったバールの、ビリヤード台の中央の小柱が、世界の中心だったと言われているんですよ。」、「フォリンニョが世界の中心だというのは、フォリンニョだけではなく、ウンブリア、いえ、イタリア全体でも知られているし、そう言われているんですよ。」という返事がありました。ただ、なぜ世界の中心と言われているか、その理由と根拠については、皆が口をつぐむ中で、一人が自説を述べてくれました。

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Immagine presa da “Valle Umbra – hisory, art, culture and tradition”

 フォリンニョはイタリア半島の中心にあるので、イタリアが世界の中心という考えから、「フォリンニョは世界の中心」とされるようになったのではないかというのです。

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 それで、「イタリアの中心」(Centro d’Italia)だったら、ウンブリア州のナルニ(Narni)

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ラッツィオ州のリエーティ(Rieti)ではありませんか、そう書いた看板も、町で見かけましたよ。」と言うと、フォリンニョは、イタリア半島の中心であって、先の二つの町は、シチリア島も含めた場合の、イタリアの中心なのだと言うのです。確かに、シチリア島を除外すれば、イタリアの中心は、北方にずれます。

 この話がきっかけになって、リエーティでは、Ombelico d’Italia、Centro d’Italia(イタリアの中心)という言葉に、さまざまな言語の訳が添えてあるのだけれど、

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日本語では、こう書かれていたこと、左から右に向かって読む、他国語の訳が並ぶ中に、この言葉を見ると、「イタリヤの中心」ではなく、「心中のヤリタイ」(しんじゅうのやりたい)と読めてしまったので、

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 しばらく笑いが止まらなかったと、説明したら、思った以上に、皆がおもしろそうに聞いてくれました。

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 ついでに、「心中」(しんじゅう)や浄瑠璃作品についても、少し話しました。

 今日になって、生徒の一人が貼ってくれたリンクのおかげで、どうしてフォリンニョが世界の中心と言われるのか、それがイタリアじゅうに知られるようになったのかが分かりました。(下記リンク参照)説明によると、まさに昨日、生徒さんが言っていたとおりです。フォリンニョはイタリア半島の中心にあり、イタリア半島はヨーロッパと地中海の中央にあり、昔は、このヨーロッパと地中海が世界の中心と考えられていたために、古来、「フォリンニョは世界の中心だ」と語り継がれてきたそうです。それが、イタリアじゅうに知られるようになったのは、La Repubblica紙の元編集長、エウジェーニオ・スカルファリが、何年もにわたって、さまざまな記事に、繰り返しそれを書きつづったからだそうです。

 というわけで、日出づる処に生まれたわたしは、昨年から、世界の中心に、日本語を教えに出かけています。冒頭の写真は、片仮名学習やコミュニケーション練習のために、わたしが作った国名のカードです。贈り物が入っていた紙箱を、はさみで切り分けて作りました。クリスマス休暇明けには、このカードを使って、片仮名がどれだけ覚えられたかを確認しました。「はじめまして。(中略)わたしは~人です。」という、新たな出会いを模しての会話練習も、生徒全員がイタリア人なので、「イタリア人です」を繰り返さず、国名を覚え、片仮名を定着させるためにも、このカードを有効活用しています。会話をする際には、このカードを引き、引いた国が自分の出身地と仮定して、話をするわけです。

 だれしも自分の生まれ育った村や国が大切なわけで、日本の世界地図では、日本が地図の中心にありますが、ヨーロッパの世界地図では、ヨーロッパが中心になります。日本や中国・韓国は、イタリア語では、極東(Estremo Oriente)の国と呼ばれています。自国中心、自分中心ではなく、皆が互いのことを考え、尊重しあえる世の中に、少しでもなっていきますように。

Foligno è il Centro del Mondo ... lo sapevate?

- Spuntato furoi questo argomento ieri durante la lezione di giapponese.

- Da it. wikipedia: "Foligno si trova infatti, secondo la tradizione, al centro della penisola italiana, a sua volta al centro dell'Europa e del Mediterraneo, che anticamente era considerato il centro del mondo."

- L'argomento è saltato fuori perché ieri ho insegnato la parola giapponese (e anche cinese), 中国 che vuol dire 'Cina' e ho spiegato che i cinesi hanno chiamato così il loro Paese, ritenendolo il 'Centro del Mondo'.

- Molto probabilmente qualsiasi Paese del mondo mette il proprio Paese al centro del Mappamondo e noi essere umani tendono ad essere egocentrici. Le parole della pagina web seguente ci dà l'occasione per riflettere al proposito.
- Setterati.it - Il birillo rosso di Foligno. Io, Io, Io....

関連記事へのリンク
- 旅立ちの前に~「心中のヤリタイ」 / Rieti, Centro d’Italia (24/10/2010)

LINK
- it.wikipedia - Foligno
↑↑ Vedi ‘5.1. Folclore e tradizioni’
Dalla pagina web:
Foligno viene definita, per antica tradizione, (con una definizione amplificata da Eugenio Scalfari quando era direttore de La Repubblica, seppur male interpretava il senso storico della tradizione) il "centro del mondo" o, in fulginate, "lu centru de lu munnu". Foligno si trova infatti, secondo la tradizione, al centro della penisola italiana, a sua volta al centro dell'Europa e del Mediterraneo, che anticamente era considerato il centro del mondo.(…)
- LaMiaUmbria.it – Foligno “lu centru de lu munnu”

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-01-29 15:31 | Insegnare Giapponese | Trackback | Comments(13)

Manuale di Giapponese

Questo è il libro che consiglio a chi vuole studiare la lingua giapponese.

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- Amazon.it - Corso di lingua giapponese. Volume 1 (Hoepli)

Adotto sempre questo manuale come libro di testo sia nei corsi di laurea dell'Università che nei corsi di lingua. E' stato ideato come manuale per lezioni ma è ottimo anche per lo studio da autodidatta. Dà importanza alle situazioni quotidiane frequenti, ogni lezione è incentrata su una situazione comunicativa specifica e in essa si studiano le espressioni, le strutture grammaticali e i kanji (caratteri cinesi) legati a tale situazione. Poi si può ascoltare gratuitamente la registrazione di molte espressioni e dialoghi del libro su Internet.

Anche su Internet si trova un ottimo manuale gratuito, ma purtroppo non è ancora disponibile in italiano e secondo me l'investire una ventina di euro per acquistare un libro vi aiuta ad aumentare la vostra motivazione allo studio. Uno tende a sforzarsi di ricavare più profitti, quano ha già investito qualcosa.

Comunque, vi indico il link per scaricare il suddetto manuale online.

Versione inglese
- NHK World – Japanese Lessons
Versione francese
- NHK World – Le Japonais en doucer
Version in altre lingue
- NHK World – Japanese Lessons – Select Your Language

LINK
- 久しぶりの授業 / Lezioni di lingua giapponese
↑↑ Qui spiego in giapponese in modo più dettagliato perché lo ritengo il migliore tra quelli scritti in italiano.

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-12-19 19:14 | Insegnare Giapponese | Trackback | Comments(0)

きよしこのよる, “Astro del Ciel” in giapponese

“Kiyoshi konoyoru” è la versione giapponese della canzone, “Stille Nacht” (“Silent Night” in inglese e “Astro del Ciel” in italiano). Nel seguente video potete ascoltare la canzone; anche le parole compaiono in hiragana. Cantate insieme e così imparerete bene hiragana. Nella notte di Natale potrete sorprendere tutti, cantando in giapponese. Due anni fa ci sono riusciti molti bambini italiani, pur non conoscendo la lingua giapponese.




きよし このよる

きよし この よる  ほし は ひかり
すくい の みこ は  みはは の むね に
ねむりたもう  ゆめ やすく


E’ santa questa notte

E’ santa questa notte. Le stelle brillano,
il bambino Salvatore, al seno della santa Madre,
dorme e fa un sogno tranquillo.



        titolo originale            "Stille Nacht"
        testo originale in tedesco      Josheph Mohr
        testo in giapponese         Ko Yuki
        traduzione in italiano, note,
        canzone, foto, video         Naoko Ishii
       *Tranne una le immagini sono dei presepi dell’Umbria.
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NOTE
titolo & r.1
きよし agg. (antico, letterario) pulito, puro, santo
*Nel giapponese moderno l’aggettivo (forma del dizionario) finisce in –い, ma anticamente finiva in –し.
この agg. dimostrativo questo  よる n. notte  ほし n. stella
ひかる vi. brillare, scintillare cfr. ひかり n. luce
r.2
すくい n. salvezza
n. bambino, figlio  はは n. madre  cfr. ちち n. padre
(in みこ、みはは) prefisso onorifico (antico, letterario)
particella nel significato, equivalente alla preposizione italiana, ‘di’ ma da fare attenzione all’ordine delle parole.
es. In italiano ‘luce della stella’, ma in giapponese ‘ほしのひかり’.
むね n. seno   particella (locazione) a, in
r.3
ねむる vi. dormire cfr. ねる vi. coricarsi, andare a letto, dormire
たもう verbo ausiliare (onorifico, antico)
*Esprime rispetto per chi compie l’azione del verbo. 
ゆめ n. sogno  やすい agg (ant.lett.) tranquillo

LINK
- うたおう、きよしこのよる / Cantiamo, “Kiyoshi konoyoru”
- 何でもプレゼーペ / Presepi d’Italia e del mondo (12/30/2011)
↑↑ Foto delle presepi della Mostra dei Presepi del Mondo (Basilica di Santa Maria degli Angeli, Assisi) e della Mostra Nazionale del Presepe Artistico (Massa Martana).

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-12-19 11:58 | Insegnare Giapponese | Trackback | Comments(2)

うたおう、きよしこのよる

 昨晩の日本語の授業では、ひらがなの定着をはかり、また、楽しく日本語を学べるようにと、導入として、『きよしこのよる』を歌いました。

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Presepe della Basilica di Santa Maria degli Angeli 25/12/2010

 ますは、歌詞をひらがなで書いた学習プリントを配ります。ひらがなには自信があると手を挙げた面々に、一人少しずつ歌詞を読んでもらいます。分からなかったり、間違えたりすると、すぐにクラス仲間から助け舟が出ます。

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 この歌には古語・詩語が多いことに言及してから、今でも使われる大切な言葉を中心に押さえながら、歌詞の意味を皆で考え合います。歌の内容が分かった上で、さらに何度か一緒に、あるいは一人ずつ、歌詞を読んでみて、そのあと、二度ほど、『きよしこのよる』を日本語で歌いました。この聖歌にはイタリア語版もあり、皆がメロディーをすでに知っているという理由で選んだのですが、幸いみんな、楽しそうに歌を歌ってくれました。



 皆が自宅でも歌えるようにと、苦戦しながら、歌のビデオ映像を作成しました。この近年に、ウンブリア州の各地で見たプレゼーペの画像も、歌詞に合うものを選んで、添えてみました。ただし、四つ目の画像は、うちにある聖母子の絵画を撮影したものです。思いつきで作った上、階下には義父母が、上階には義弟夫婦が住んでいるので、大声で何度も歌の練習をするわけにもいかないため、歌も今ひとつなのですが、フォリンニョの日本語講座の生徒さんにとどまらず、日本語に興味のある人、勉強中の人の役立てばと思って、インターネットに載せてみました。

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Bravissimi!! Hanno cantato in giapponese. 1/1/2011

 日本語はまったく知らないイタリア人の子供たちと、何度も一緒に歌って歌詞を覚えさせ、大人たちの前で披露したこともあります。両親たちから拍手喝采を受けて、子供たちもそれは誇らしげでした。(下記リンク参照)

"Kiyoshi konoyoru" - versione giapponese di "Stille Nacht"

- Ieri sera ho insegnato la canzone durante la lezione, per aiutare a fare ripasso degli hiragana e ad imparare il giapponese con piacere. I miei studenti hanno cantato molto bene! Tornata a casa, per loro e per altre persone che studiano la nostra lingua, ho creato un filmato della canzone; purtroppo non l'ho registrata né ieri sera né nel gennaio 2011 quando avevo cantato insieme ai bambini, quindi la canzone registrata sembra così così, ma penso sia buona comunque come sussidio didattico. La maggior parte delle immagini sono i presepi dell'Umbria.

- Ho intenzione di scrivere un altro articolo solo con questo filmato, il testo della canzone e la sua traduzione in italiano, destinato agli apprendenti della lingua giapponese.

LINK
- きよしこのよる, “Astro del Ciel” in giapponese (19/12/2012)
↑↑ In questa pagina troverete la traduzione e le note in italiano della canzone.
- 歌い演じる元旦の夜 / Festa, canzoni e teatro di Natale (1/1/2011)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-12-18 17:54 | Insegnare Giapponese | Trackback | Comments(6)

フォニンニョで日本語

 明日12月3日月曜日から、ペルージャの南東、約40kmにあるフォリンニョ(Foligno)の町で、入門者向けの日本語講座が始まります。ペルージャでの日本語講座は、現在、最低開講人数に達するのを待っているところです。詳細は以下のとおりです。ペルージャあるいはフォリンニョ周辺に住んでいる、日本語学習に興味のある人をご存じでしたら、教えてあげてください。

Corso di Giapponese a Perugia e Foligno - Associazione ITALUMBRIA
Docente: Naoko Ishii
Durata corsi: 3 MESI
Totale ore: 24h + 2h gratis (per la presentazione)

Foligno
Livello : Principiante
Inizio corsi: lunedì 3 dicembre 2012
Costo complessivo corso: € 120,00
Orario : lunedì 20:30-22:30
Sede corsi : la sede CESVOL in Via Oberdan 119, Foligno

Perugia
Livello : Principiante, Intermedio
Inizio corsi: Dicembre 2012
Costo complessivo corso: € 100,00
Frequenza: 2h a settimana (orario da definire)
Sede corsi : Consulta per l’Immigrazione in Via Imbriani 2, Perugia

Per esprimere interesse e iscriversi:
1) Compilare un modulo on line
2) Telefonare al numero 340/6627571 - 377/1871316
oppure
3) Inviare un'email a INFO@ITALUMBRIA.IT

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京都、光明寺 Tempio Komyo-ji, Kyoto 5/4/2009

 夫は、最初、夜中にそんな遠いところには行くなと心配していたのですが、わたしの意志が固いのを見て、あきらめたようです。明日だけは、ぼくが車で送ると言ってはいるのですが。車の運転は決して得意ではありませんが、実は日本に住んでいた頃、愛媛県南部の山の町に住んでいたため、仕事のあとで、週に2度、松山の英会話学校に、車で片道1時間半かけて通ったこともあるし、週に1度、今治に、片道3時間(だったような)かけて、夜遅くに競技がるたの練習をしに行っっていたこともあります。どちらも今から約20年前の話ではあり、最近はそういう無茶や、長距離運転はしていないのでありますが。

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奈良、氷室神社の桜 La fioritura dei ciliegi - Himuro-jinja, Nara 2/4/2009

 明日の授業が楽しみです。

LINK
- Corso di lingua giapponese a Foligno
- ITALUMBRIA – Corso di lingua giapponese a Perugia
- ペルージャ語学の秋 / Corso di lingua giapponese a Perugia
- ITALUMBRIA – Corsi di lingua e cultura

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-12-02 23:27 | Insegnare Giapponese | Trackback | Comments(11)

ペルージャ、語学の秋

 学習の秋。ペルージャでは、新しく生まれた文化協会、ITALUMBRIAで、創立記念の特別価格で、外国語と外国人へのイタリア語の3か月講座が始まります。

 以下、イタリア語で書かれた部分は、ITALUMBRIAの、日本語講座の紹介(リンクはこちら)からの引用です。

Corso di Lingua Giapponese a Perugia - Associazione ITALUMBRIA
Docente: Naoko Ishii
Livello : Principiante, Intermedio
Inizio corsi: NOVEMBRE 2012
Durata corsi: 3 MESI
Costo complessivo corso: € 100,00
Totale ore: 24h + 2h gratis (per la presentazione)
Frequenza: 2h a settimana (orario da definire)
Sede corsi : Consulta per l’Immigrazione
Via Imbriani 2, Perugia
Per iscriversi: Telefonare al numero 340/6627571 - 377/1871316
oppure Inviare un'email a INFO@ITALUMBRIA.IT

4-5/11/2012 Iscrizioni Aperte alla Consulta!
Per incontrare i professori ed avere tutte le informazioni sui corsi di prossima attivazione, la Consulta per l'Immigrazione in via Imbriani a Perugia sarà aperta a tutti il 4 e il 5 Novembre dalle ore 17:00 alle ore 20:00. Per info aggiuntive sui corsi di prossima attivazione vai alle sezione corsi del nostro sito!!
*Per la lingua giapponese attualmente l'incontro con la docente è previsto solo il 5 novembre.

 日本語の授業は、での指導経験のあるわたしが担当します。週2時間(1時間の授業は45分)で3か月、計26時間の授業が、合計100ユーロ。今のところ、クラスは入門と中級になっていますが、独学、あるいはペルージャの大学や学校で勉強して、中級に達するのは難しいと思うので、中級クラスについては、集まった人の力を見て、決めるつもりでいます。

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 26時間でできることは本当に限られているのですが、イタリアでは、ペルージャ外国人大学の学士課程と軍外国語学校で日本語を、日本では、愛媛県立高校で12年間国語を教えた経験を生かして、楽しく日本語と日本文化が学べるように、授業をしていくつもりです。たとえば漫画が好きな人がいれば、漫画も教材に取り上げ、旅行のために勉強したいという人がいれば、旅に役立つ表現を大切にして、皆の動機を大切に、やる気が持続するような、かつ、力がつくような講座にするつもりです。

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京都、醍醐寺の桜 / La fioritura dei ciliegi – Tempio Daigo-ji, Kyoto

 わたしも自分でフランス語を独学で勉強していて(ただいまサボリ中)思うのですが、学校で一緒に勉強できる仲間、競える相手がいたり、授業という定期的な出会いの場があったり、そうして、少しでも、自分はすでに投資をしたという思いがあったりすると、勉強へのやる気、熱中度が違ってくると思います。お互いの言語を教えあうタンデムが成り立ちにくいのは、投資するお金がない分、勉強に真剣になりにくいということもあります。だんなさまがイタリア人で、日本語を勉強しているけれども、これまではきっかけがなかったという方、勉強が滞っている、行きづまっているという方、イタリア人の学生や友人で、日本語を学びたい、あるいは学んでいるという人をご存じの方、ぜひ講座を紹介してあげてください。同時に、外国人へのイタリア語を始め、英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ロシア語・アラビア語・中国語の講座も開催されます。興味のある方は、ぜひ下のリンク先の、気になる外国語が話されている国旗のアイコンをクリックしてください。それぞれの講座の受講情報を見ることができます。

 11月4日(日)、5日(月)午後5時から8時まで、講座の会場でもあるConsulta per l’Immigrazione(住所は上記参照)で、講座についての説明会や質疑応答・受講の手続きが行われます。興味のある方は、とりあえず話だけ聞いてみようというのでも構いませんから、ぜひお越しください。わたし自身は、今のところ、11月5日(月)だけ参加できるとは話してあるのですが、もし日曜日だけしか来られないし、日本語の担当者の話が聞きたいという方が多ければ、週末は出かけずに、ペルージャに残って、4日の会に参加することもできます。ぜひ4日にわたしと話がしたいという方がいれば、このページに記載のメールアドレスから、メールで連絡するようにとお伝えください。

 わたし自身も、最近すっかりさぼっているフランス語の講座に通ってみようかなと考えて見ます。パリの語学学校で6月に2週間通ったあと、診断してもらった力は、A2.2、ちょうど初級と中級の間の微妙なところです。のび太君の夏休みの宿題ではありませんが、人間は弱い生き物で、締め切りが設定されて、ようやくそれが迫ってきて始めて、行動に移せるというところもあります。学校に通うことは、独学を始めようと思いつつ始めていない場合にも、独学で勉強にやる気が出ないとき、いきづまったときに、いい励みになるはずです。

 同じ意味で、もしウンブリアに暮らしている方やペルージャ外国人大学のイタリア語・イタリア文学講座や学士課程で、もっとイタリア語の力をつけたいなという日本の方が、それぞれ6人以上集まれば、日本人へのイタリア語講座も開くことができますので、興味のある方はご連絡くださいませ。
 
LINK
- ITALUMBRIA - I Nostri Corsi di Lingua
↑↑ Da Novembre Corsi di Lingue - Italiano per stranieri, Inglese, Spagnolo, Giapponese, Arabo, Cinese, Francese & Russo

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-11-01 22:16 | Insegnare Giapponese | Trackback | Comments(11)

いいこと悪いこと

 最初に約束していた報酬だけはもらうことができて、安心しています。収入は、まったく割に合わないのですが、いろいろな国から来た演劇を仕事とする、あるいは職としたい人たちと知り合うことができて、興味深かったです。

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 ただ、つい先ほど、携帯電話を、宿の部屋にうっかり忘れてしまったことに気づきました。電話をしたら、代表の方が答えてくれて、一応電話は無事に保護されたようですが、今週はピエモンテの山に出かけているため、取りに行くこともできません。というわけで、皆さん、今週はわたしに電話をかけていただいても、答えることができませんので、ご了承ください。

 長距離の移動にも備えて、おととい給油をしたのですが、通訳の仕事に向かうのが、ちょうど昼休みの時間帯だったため、ガソリンスタンドには誰もいません。これまでも、セルフサービスを利用したことはあったのですが、いつも、夫に手伝ってもらっていました。アイゴの給油口の開け方が少々複雑で、車の鍵を差し込んで、異なる方向に決められた角度だけ回さないといけないのですが、この給油口を、わたし一人で開けられたことが、いままでなかったのです。

 ガソリンスタンドに車を停めたものの、どこにお金を入れていいのか分からず、まず、そこから近くにいる人に尋ねて、教えてもらいました。給油口が開けられずに困っているのを見かけて、別の場所で給油していた人がまた親切に、自発的に、開けてくれました。マニュアルを片手に開けようとしたわたしが失敗して、適当に開けようとした人が、すぐに開けることができてしまう、その不思議…… さらにお金を入れて、給油をするときの手順はどうだったかを、入れる前に、後ろに並んでいる人に尋ねて確認したら、ていねいに答えてくれた上に、向きを変えても、なかなか入らない50ユーロ札がちゃんと機械に受け付けてもらえるまで、辛抱強く、助けてくださいました。

 というわけで、こういう優しい人々のおかげで、無事、わたし一人でも給油をすることができたのでした。セルフサービスどころか、3、4人の人に、無料でサービスをして助けていただいたのですが、本当に助かりました。世は情けでありがたいなと、つくづく思いました。

 今回は、友人たちと、山小屋やテントに眠る予定なので、パソコンは持って行きません。というわけで、電話にもお答えできませんが、記事の更新や、コメントへのお返事も遅くなりますが、あしからず。

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by milletti_naoko | 2012-07-30 01:11 | Inteprete Traduzioni | Trackback | Comments(10)

今日もまもなく

 通訳の仕事に出かけます。

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 中部イタリアでは、昨日からまた猛暑が勢いを取り戻し、一番暑い時間に移動するのはあまり賢くはないのですが、昨夜は久しぶりにうちに帰れてほっとしました。

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 仕事は明日の午後1時まで。

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 皆さん、温かいコメントをありがとうございます。慌しくしていて、お返事が遅れています。今しばらくお待ちください。

関連記事へのリンク
- 緑と英語と演劇と

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by milletti_naoko | 2012-07-28 14:31 | Inteprete Traduzioni | Trackback | Comments(5)

緑と英語と演劇と

 緑に囲まれた、ウンブリアのとある町の郊外で、昨日から、日本からお越しの著名な劇作家・演出家である方の通訳を務めています。主にアメリカから訪れた、演劇関係者あるいは演劇界で働くことを夢見て学んでいる人々を相手としたワークショップで、この方がおっしゃることを英語に訳すのですが、ふだんイタリア語で物を考え、もっぱらイタリア語の通訳をし、最近はフランス語の勉強のために、英語から遠ざかっていたので、せっかくの貴重な教えが生徒さんたちに伝わるようにと、苦戦しています。

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 この町に生まれ育った友人からは、その依頼者である団体は、報酬が低い上に、約束していた報酬を受け取れなかった町の人を多く知っているから、引き受けたなら、せめて契約書を受け取ってからと、この仕事の話が決まりかけた頃に聞きました。報酬は確かに、拘束される時間も考えると、ふだんイタリア語の通訳をするときの半分かそれ以下なのですが、英語の通訳が専門ではないので、イタリア語ほど完成度の高い通訳は提供できないし、日本の劇作家の方から、あるいは仕事を通じて学ぶことも多いだろうからと引き受けた話でした。ただ、それで、イタリアにある悪い風潮を助長する、つまり、若者に仕事がないのを悪用して、低い賃金で働かせる企業を増やす、そういうことには加担したくないし、自分自身も、そのわずかな報酬でさえもらえずに働くのは不本意だということで、仕事前に契約書を送付するように頼みました。

 結局、いろんな意味で情にほだされて、契約書のないまま、つまり、本当に支払いがあるのかどうか、約束どおり受け取れるのかが分からぬまま、昨日の昼、現場に到着し、昨夕から通訳を務めています。日本の劇作家の方からも、他の講師やそうして生徒の皆からも学ぶことが多いし、そういう大切な、国際的な学びの場で大切なメッセージの橋渡しができること、これまではあまり縁のなかった世界に触れることができて、仕事自体はとても興味深く、いろんな意味で、すてきな人たちと知り合うことができることを、うれしく思うと共に、イタリア語ほどは、うまく伝えられず、言葉が出てこなくて、もどかしい思いをすることがあります。

 場所も、自然に囲まれた美しい場所で、写真は、わたしが滞在している部屋の他の女の生徒さんたちとの共同のトイレの窓から見える景色です。団体名を明記しないのは、結局は、この報酬がもらえるのかもらえないのか、まだ確信が持てないからで、受け取れなくても、すばらしい経験をすることができたとは、最終的に感じるだろうとは思うものの、どうか受け取れますように、悪いうわさは間違いでありますようにと思うのでありました。

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by milletti_naoko | 2012-07-26 12:02 | Inteprete Traduzioni | Trackback | Comments(7)


日本語教師・通訳・翻訳家。元高校国語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより


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Naoko Ishii
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日本語・イタリア語教師、
通訳、翻訳、ライター。

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