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イアリア語ゴムはゴムでもゴムじゃない

 イタリア語では、「ゴム」のことをgommaと言います。発音は次のページで聴くことができます。
- Larousse – Italien-Anglais - gomma

 イタリア語の「gomma」と日本語の「ゴム」は、たとえば「消しゴム」(gomma da cancellare)のように、「ゴム」という素材を表す場合には、同じものを指しています。けれども、日本語の「ゴム」がいつもイタリア語のgommaに相応するわけではありません。たとえば、日本で袋の口を閉じるのによく使われる輪ゴムや、髪をまとめるためのゴムは、イタリア語ではelasticoと言います。また、自動車のタイヤは、イタリア語では、pneumatico(複数形はpneumatici)というタイヤを指すりっぱな言葉があるものの、ゴムでできているために、日常生活ではたいてい、gommaと呼ばれます。一方、日本語では、車のタイヤに言及するのに、「ゴム」とは言いませんよね。

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 そうして、イタリア語では、なんとガム、チューインガムのことも、gommaと呼ぶのです。同じ単語を使うためか、混同しないように、「gomma da masticare」(噛むガム)と、「噛むための」(da masticare)という言葉を後につける場合がよくあります。英語でも、ガムをchewing gumと言うのは、英語でも、「ガム」も「ゴム」も同じ単語、gumで表すため、「噛むもの」であることを明示するために、chewingという言葉を添えるのでしょう。

 日本では、「ゴム」は鎖国時代にオランダから貿易を通じて日本に伝わったため、オランダ語gomから日本語に外来語として入り、一方、チューインガムの方は、時代がくだってから英語経由で入ってきたため、「ガム」という別の語形を、日本語では用いることになったのでしょう。ちなみに、ドイツ語でこのgomma、gumに対応する単語も、外来語として日本語に入ってきています。どんな言葉で、どんな場面で使われるか、お分かりですか。

 正解は「グミ」です。ゴムのような噛み心地であるからか、こうした菓子が、ドイツで「ゴム」を意味するドイツ語、Gummiという名で販売され、日本ではこの菓子と共に、「グミ」という言葉も、ドイツから取り入れたようです。

 と、こういう「ゴム・ガム」にまつわる話や、前置詞DAの用法などを、先週発行したイタリア語学習メルマガの第101号でご紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。リンクはこちらです。↓↓

- もっと知りたい! イタリアの言葉と文化 第101号

------第101号の目次--------------------------------------------------------------------------
1. 前置詞DAで語彙増強 ~ 用途を表すDA 
2.絵つき・トピック別イタリア語基本語彙1000 ~無料で役立つオンラインPDF情報
3.宮崎映画で学ぶイタリア語、サンレーオのカリオストロの城、秋だ祭りだ! ウンブリア
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In lingua giapponese, la GOMMA da masticare è ガム (gamu), mentre la GOMMA da cancellare si chiama 消しゴム (keshi-gomu; 'keshi' significa 'da cancellare'). La gomma come materiale arrivò in Giappone durante l'epoca dei samurai tramite i Paesi Bassi, quindi i giapponesi presero il suo nome dal termine olandese, 'gom', menre la parola, 'gamu' fu introdotta insieme al prodotto, 'chewing gum' dagli Stati Uniti nel XX secolo.
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関連記事へのリンク
- もっと知りたい! イタリアの言葉と文化 第101号
- ウィキペディア日本語版 - オランダ語から日本語への借用
- ウィキペディア日本語版 - グミ

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-09-16 21:34 | Insegnare Giapponese | Comments(6)

宮崎映画で学ぶ日本語・イタリア語とサンレーオのカリオストロの城

 宮﨑駿監督の映画を、イタリア語学習や日本語学習・教育で活用してはどうかと、先週Twitterでつぶやいたツイートの反響が高かったので、より多くの方に参考にしていただけるかと思い、ブログでもご紹介します。ただし、そのままツイートを紹介してもおもしろくありませんので、まずはイタリアの日本語学習者に役立つように、宮崎監督の初監督作品、『ルパン三世 カリオストロの城』の主題歌に、その前半のイタリア語訳を添えてご紹介します。イタリア語訳は、イタリア語を学習する日本の方にも参考になることと思います。希望が多ければ、続編として、日本語およびイタリア語訳について、簡単な語注と文法説明も書くつもりでいます。



  「炎のたからもの」
     Cantante: Bobby, Testo: Jun Hashimoto, Musica: Yuji Ohno

  しあわせを たずねて わたしはゆきたい
  いばらの道も いてつく夜も 二人でわたって ゆきたい
  旅人の寒い心を だれが抱いてあげるの
  だれが 夢を かなえてくれる
  炎と 燃えさかる わたしの この愛
  あなたにだけは 分かってほしい 
  きずなで わたしを 包んで

  Vorrei andare, cercando la felicità.
  Vorrei andare insieme a te,
  attraversando sia le strade spinose sia le notti gelate.
  Chi abbraccerà il cuore di un viaggiatore che trema di freddo?
  Chi esaudirà il suo sogno?
  Come il fuoco arde questo mio amore.
  Vorrei che almeno tu lo capissi.
  Avvolgimi con il nostro legame. (Traduzione: Naoko Ishii、訳: 石井直子)



 後半は、先日のツイートの引用です。140字以内に収めるために、はしょった語句を補っています。

 「イタリア向け宮﨑駿監督映画DVDは、イタリア語 ・日本語 の2か国語音声で、イタリア語字幕付きなので、日本人イタリア語学習者も、イタリア人日本語学習者も活用できる上に、値段が10ユーロ以下のものがほとんどです。

 わたし自身、日本で英語を学習していた頃、フルハウスやアリー・マクビール、大草原の小さな家などのアメリカドラマの2か国語音声を活用していました。録画しておいて、最初のうちは英語⇨日本語⇨英語と同じ話を3回見て、慣れてくると、英語音声で通して見るようになり、聴き取れなかった箇所があると、すぐにそこだけ日本語で聞き直してから、もう一度英語で聴いて、続きを見るようになりました。

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Forte di San Leo dove era imprigionato Cagliostro, San Leo (RN) 1/1/2013

 宮崎映画でイタリアが舞台なのは『紅の豚』くらいでしょうが、日本語ですでに知っている作品であることが聴き取りを助けてくれる上に、イタリア語音声イタリア語字幕付き、あるいは日本語音声イタリア語字幕付きでも見られるので、聴解力を高めるのにはうってつけです。ただし、ファンタジーの多い作品よりは、『となりのトトロ』、『風立ちぬ』、『紅の豚』のように、日常生活が多く描かれたものの方 が、後から利用できる語彙が多くなります。

 イタリア文化を知るために、イタリア映画を利用したいところですが、日本語字幕付きのイタリア映画は、DVDの料金が高い上に、方言やくだけた話し言葉が多く使われていて、聴きとるのが難しく、イタリア語学習の教材としては適さないものも少なくありません。逆に外国映画をイタリア語音声に吹き替えたものの方が、話されるイタリア語が標準語、あるいはそれに近いという利点があるのです。」

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Panorama visito dal Forte di San Leo

 写真は、サンレーオの町にある、実在の人物、カリオストロ(1743-1795)ゆかりの城塞です。

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Giuseppe Balsamo, soprannominato conte di Cagliostro

 カリオストロの伯爵(Conte di Cagliostro)とは、けれどもあだ名であって、本名はジュゼッペ・バルサモ(Giuseppe Balsamo)であり、彼はこの城塞に、囚人としてとらわれていたのです。人物像や所業に諸説ある、非常に謎の多い人物で、それで調べるのを中断して、サンレーオや城塞の紹介が遅れてしまいました。サンレーオは、エミリア・ロマーニャ州リミニ県、と言っても、アドリア海岸から遠い内陸部にあります。サンマリノ共和国に近く、サンマリノに似て小高い丘の上にあって、城を有し、石造りの町並みや周囲の山々の見晴らしが美しいのですが、サンマリノほど観光地化していないため、わたしはサンマリノよりもサンレーオの方が好きです。サンレーオとカリオストロについても、いずれ詳しくご紹介するつもりですが、とりあえずサンレーオ町のサイトの関連情報へのリンクを貼っておきます。
- San Leo – Monumenti&Musei: Centro storico - Il Forte Rinascimentale
- San Leo – Storia: I personaggi - Cagliostro

 ちなみに、イタリア語の原音の響きに近い片仮名表記を試みると、それぞれ「カッリョストロ」、「サンマリーノ」になります。日本で知られているCagliostroとSan Marinoについては、すでに日本語に定着したと思われる表記、「カリオストロ」と「サンマリノ」を、一方、日本では知る人が少ないと思われるSan Leoについては、「サンマリノ」と同じ基準で「サンレオ」とはせず、イタリア語原音の発音により近い「サンレーオ」としました。

*追記(9月8日)
 ただし、ヨーロッパ向けのDVDは、日本のパソコンでは見られても、日本で一般に販売されているDVDプレーヤーでは見ることができず、DVDプレーヤーならリージョンフリーあるいはマルチリージョンのプレーヤーでないと見られないという問題があります。
参照リンク
- 龍・通信 - 読めて聴ける英語 - 海外のDVDを見るには?(リージョンコードについて)
- Amazon.co.jp - リージョンフリー DVDプレーヤー

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"Lupin III - Il Castello Di Cagliostro", il primo film diretto da Hayao Miyazaki (1979)
mi piace molto. Nel film Lupin combatte con il malvagio Conte di Cagliostro per salvare la principessa Clarisse rinchiusa nel castello. Chissà se Miyazaki abbia avuto qualche ispirazione dalla storia di Cagliostro (1743-1795) imprigionato nella Fortezza di San Leo. (Foto)
Nell'articolo la trascrizione della sigla in giapponese, la sua traduzione in italiano & il link per la canzone su YouTube. Così potreste anche cantarla in karaoke.
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LINK
Amazon.co.jp - CD & DVD del film, “Lupin III - Il Castello Di Cagliostro”
Colonna Sonora del film, CD
- ルパン三世 カリオストロの城 オリジナル・サウンドトラック BGM集(紙ジャケット仕様)
Film DVD, versione UK - Audio: Inglese, Giapponese, Sottotitoli: Inglese
- ルパン三世 カリオストロの城 宮崎駿 英語版[DVD] [Import]
↑↑ アマゾン日本のサイトで現在一番安いのは、なぜかこの英国からの輸入盤です。音声が英語・日本語で、英語字幕付きなので、英語学習にも使えます。
Amazon.it - DVD dei Film diretti da Hayao Miyazaki / 宮﨑駿監督映画
- Lupin III - Il Castello Di Cagliostro / ルパン三世 カリオストロの城 (1979)
- Il Castello Nel Cielo / 天空の城ラピュタ (1986)
- Il Mio Vicino Totoro / となりのトトロ (1988)
- Kiki Consegne A Domicilio / 魔女の宅急便(1989)
- Porco Rosso / 紅の豚 (1992)
- Principessa Mononoke / もののけ姫 (1997)
- La Citta' Incantata / 千と千尋の神隠し (2001)
- Il Castello Errante Di Howl / ハウルの動く城 (2004) 
- Ponyo Sulla Scogliera / 崖の上のポニョ (2008)
- Si Alza Il Vento / 風立ちぬ (2013)
↑↑ Tutti questi DVD - Audio: Italiano, Giapponese, Sottotitoli: Italiano, quindi sono molto belli ma anche strumenti utili per italofoni che studiano il giapponese e per i giapponesi che apprendono l’italiano.
*“Nausicaä della Valle del Vento” (1984) al cinema il 5, 6, 7 ottobre.
Dettagli ↓↓ (Trailere EN, JP, IT & Sigla in giapponese)
- Ad ottobre Nausicaä al cinema / 『風の谷のナウシカ』10月イタリア公開
イタリア語学習メルマガの関連記事
 映画や歌を学習教材として、聴解力を高めようという記事もたくさんあります。いずれジャンルごとにご紹介しようとは考えていますが、今から挑戦したいという方は、次のバックナンバー一覧から、興味のある映画や歌を選んでみてください。↓↓
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-09-07 21:37 | Film, Libri & Musica | Comments(5)

『風の谷のナウシカ』10月イタリア公開

 宮﨑駿監督の映画、『風の谷のナウシカ』が、10月5日・6日・7日の3日間、イタリアの映画館で上映されます。今日、日本語の授業中に、生徒さんから教えてもらって、今、オンライン記事で確認しました。

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Immagine presa da www.lastampa.it

 イタリアの新聞紙、『La Stampa』の8月27日付の記事に、作品や上映日時について詳しい説明があります。リンクは以下のとおりです。

- La Stampa – A ottobre arriva al cinema “Nausicaä della Valle del Vento” di Miyazaki (27/8/2015)

 日本で公開されたのは、1984年3月ですから、今回のイタリアでの劇場一般公開は、何とその31年後です。ただし、上に記事によると、1987年にはイタリア語音声吹き替えでテレビ放映され、2010年には、ローマ国際映画祭で、字幕付き日本語音声で上映されたとありますから、これまでイタリアで、まったく上映されていなかったわけではありません。

 イタリア語版の予告編は、映画自体の内容には触れず、宮﨑駿氏やスタジオジブリにとっての本作品の重要さや、ようやくイタリアで公開されるということしか述べていません。そのため、ブログを見てくれるイタリア人の友人および日本語の旧・現教え子のためにも、まずは、英語版予告編を紹介します。英語字幕付き日本語音声になっています。



 漫画、『風の谷のナウシカ』冒頭で語られる、世界と人類の陥った恐ろしい状況は、Wikipediaイタリア語版に、原語である日本語と、イタリア語の両方で書かれています。以下はそれを書き写したものです。

   « — ユーラシア大陸の西のはずれに発生した産業文明は数百年のうちに全世界に広まり巨大産業社会を形成するに至った。大地の富をうばいとり大気をけがし、生命体をも意のままに造り変える巨大産業文明は1000年後に絶頂期に達しやがて急激な衰退をむかえることになった。『火の7日間』と呼ばれる戦争によって都市群は有毒物質をまき散らして崩壊し、複雑高度化した技術体系は失われ地表のほとんどは不毛の地と化したのである。その後産業文明は再建されることなく永いたそがれの時代を人類は生きることになった。 » 

   «Una potentissima civiltà industriale, diffusasi dalle propaggini occidentali del continente eurasiatico, nel giro di qualche secolo si diffuse in tutto il mondo privando la Terra delle sue ricchezze, inquinando l'aria e plasmando a suo piacimento le varie forme di vita. Questa civiltà mille anni dopo la propria nascita raggiunse il suo apice, a cui seguì un declino improvviso. Nella guerra nota come I sette giorni di fuoco, le città furono incendiate da nuvole di vapore velenoso. La tecnologia complessa e raffinata del passato era ormai completamente perduta. La quasi totalità della superficie terrestre era divenuta sterile e improduttiva. La civiltà industriale non risorse mai più, e gli uomini si adattarono a vivere lunghi anni di crepuscolo. » (Incipit di Nausicaä della Valle del vento)

 今の日本や世界の状況を考えると、これは決して遠い未来の架空の話ではなく、「大地の富をうばいとり大気をけがし、生命体をも意のままに造り変える巨大産業文明」は現実に存在し、人類は今まさに、「戦争によって都市群は有毒物質をまき散らして崩壊し、複雑高度化した技術体系は失われ地表のほとんどは不毛の地と化」す状況にいつ突入しかねないとも限らない、危うい状況にあるような気がします。

 連載されていた漫画を楽しみにしていたのも、映画を見たのも、もう30年も前の話で、筋をすべてはっきり覚えているわけではないのですが、今予告編や内容解説を読んでいて、この映画こそ、今の日本に、そして世界にとって必要な警鐘ではないかと感じました。どうか多くの人が見てくれますように。もちろんわたしも見に行きます。
 


Sigla del film, “Nausicaä della Valle del Vento” ↓↓


0:51-1:27
「やさしさは 見えない つばさね   遠くから あなたが 呼んでる
愛し合う人はだれでも 飛び方を知ってるものよ」

La gentilezza è un’ala invisibile. Da lontano tu mi chiami.
Tutti coloro che si amano sanno come volare.

2:12-2:47
「花や木や小鳥のことばを   あなたにも 教えてあげたい
なぜ人は傷つけ合うの  しあわせに 小石を 投げて」 

Vorrei insegnare le parole dei fiori e degli uccelli anche a te.
Perché le persone si feriscono a vicenda
gettando sassi alla felicità?

- Parole del testo Takashi Matsumoto, Traduzione Naoko Ishii

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Il 5, 6, 7 ottobre al cinema, film di Hayao Miyazaki, “Nausicaä della Valle del Vento”

Un film molto bello, il tema è molto attuale - "Una potentissima civiltà industriale, [...] si diffuse in tutto il mondo privando la Terra delle sue ricchezze, inquinando l'aria e plasmando a suo piacimento le varie forme di vita.[...] La quasi totalità della superficie terrestre era divenuta sterile e improduttiva. La civiltà industriale non risorse mai più, e gli uomini si adattarono a vivere lunghi anni di crepuscolo. " (Dall'incipit del fumetto di Miyazaki su cui è basato il film.)
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LINK
- Uta-Net - Parole del testo della canzone, 風の谷のナウシカ (Nausicaä della Valle del Vento)
- it.wikipedia - Nausicaä della Valle del Vento (film d’animazione)
- it.wikipedia - Nausicaä della Valle del Vento (manga)
- La Stampa – A ottobre arriva al cinema “Nausicaä della Valle del Vento” di Miyazaki (27/8/2015)
Amazon.co.jp – Fumetti, DVD di Nausicaä & CD delle Canzoni dei film di Ghibli / ナウシカの漫画・映画・ジブリの歌
- Fumetti di Nausicaä - ワイド判 風の谷のナウシカ 全7巻函入りセット 「トルメキア戦役バージョン」 (アニメージュ・コミックス・ワイド版)
- 風の谷のナウシカ [DVD]
- STUDIO GHIBLI SONGS [CD]
Amazon.it - DVD dei Film diretti da Hayao Miyazaki / 宮﨑駿監督映画
- Lupin III - Il Castello Di Cagliostro / ルパン三世 カリオストロの城 (1979)
- Il Castello Nel Cielo / 天空の城ラピュタ (1986)
- Il Mio Vicino Totoro / となりのトトロ (1988)
- Kiki Consegne A Domicilio / 魔女の宅急便(1989)
- Porco Rosso / 紅の豚 (1992)
- Principessa Mononoke / もののけ姫 (1997)
- La Citta' Incantata / 千と千尋の神隠し (2001)
- Il Castello Errante Di Howl / ハウルの動く城 (2004) 
- Ponyo Sulla Scogliera / 崖の上のポニョ (2008)
- Si Alza Il Vento / 風立ちぬ (2013)
↑↑ Tutti questi DVD - Audio: Italiano, Giapponese, Sottotitoli: Italiano, quindi sono molto belli ma anche strumenti utili per italofoni che studiano il giapponese e per i giapponesi che apprendono l’italiano.
 いずれも音声はイタリア語・日本語、字幕はイタリア語なので、イタリア語を学習する日本の方にも、日本語を勉強するイタリア人にも、言語学習に使えます。
ただし、日本語の授業や独学の学習教材として使うのに適しているのは、日本語学習・教育であれば、『となりのトトロ』と『風立ちぬ』でしょう。と言うのも、舞台が日本であり、他の作品に比べると、実際には存在しない空想の世界の産物が少なく、日々の暮らしや人生の軌跡を核として、物語が展開するからです。
参照リンク
- アマゾンイタリア ~ おすすめのイタリア語学習教材と購入方法

*追記(9月8日)
 ただし、ヨーロッパ向けのDVDは、日本のパソコンでは見られても、日本で一般に販売されているDVDプレーヤーでは見ることができず、DVDプレーヤーならリージョンフリーあるいはマルチリージョンのプレーヤーでないと見られないという問題があります。
参照リンク
- 龍・通信 - 読めて聴ける英語 - 海外のDVDを見るには?(リージョンコードについて)
- Amazon.co.jp - リージョンフリー DVDプレーヤー

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-09-03 23:58 | Film, Libri & Musica | Comments(9)

イタリア語学習メルマガ第100号発行に寄せて ~原点を振り返り、これからを思う

 思うところあって、2008年12年29日から発行し始めたイタリア語学習メルマガ、「もっと知りたい! イタリアの言葉と文化」の最新号を、先ほど発行したところです。記念すべき第100号を迎え、原点に立ち返りたいと考え、今の思いをそのあとがきに記しました。このブログに関わる内容も多いので、今回は、そのあとがきの言葉を、引用します。

********************************************************************* 発行を楽しみにしてくださる皆さんのおかげで、このイタリア語学習・イタリア情報メルマガも、第100号を発行することができました。ペルージャとシエナ、二つの外国人大学の大学および大学院課程で、5年にわたってみっちりと、外国人へのイタリア語教育を学んで卒業したのに、どちらも満点で賛辞をもらって卒業しても、イタリアでの学校や大学では、日本語を教える仕事は得られても、イタリア語を教える職は得られないというもどかしい状況が、7年前にわたしがこのメルマガを発行しようと思い立った理由です。

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Fiori di Cardi & Farfalle @ Val di Susa, Piemonte 2/8/2015

 二つの大学のさまざまな授業で、現在、日本のイタリア語教育界では知られていない、実践されていないけれども、利用すれば大いに効果が上がるようなイタリア語をはじめとする外国語の教授法、そして、イタリア語の望ましい習得・授業の在り方など、多くのことを学びました。また、両外国人大学での卒業論文執筆にあたって、さらに多くの本や資料を読み込み、「日本人にとってのイタリア語学習の難しさと日本人への望ましいイタリア語教育の在り方」について、考えを深めることができました。そうして学んだことの多くは、わたし自身が日本語を教えたり、外国語を学んだりするときに役に立っています。けれども、せっかく日本のイタリア語学習者の方に役に立ちそうなことをたくさん学んだのだから、それを何らかの形で、学習者の方に伝えていきたいという思いに駆られ、それで、このイタリア語学習メルマガを発行することにしたのです。

 わたし自身が日本でイタリア語を勉強したときに、生の新しいイタリア語の教材を入手するのが難しかったことを思い、また、日本では、英語同様、イタリア語についても、学習書が「文法」か「会話」のどちらかに偏りがちであるという状況に新しい風を吹き込みたいとも考え、メルマガでは、イタリア語のニュースや歌、新聞記事、小説、詩など、さまざまな素材を教材として取り上げてご紹介すると共に、最新の外国語教育・学習研究の結果を踏まえて、こんなふうに学習に取り組んだら効果が上がりますよといった情報も提供してきました。

 語学学習では、その言語が話される国や地域への興味や関心があると、勉強意欲が高まり、学習効率が上がります。ですから、イタリア文化やイタリア旅行に興味を持っていただくために、また、学習効果を上げるために、文字情報の記憶を高める視覚教材、写真も使いたいという理由からも、2010年4月からは、最初は「ペルージャ発 なおこの絵日記」という題で、ブログを始めました。ですから、もともとブログを始めたのは、メルマガには載せられない数多くの写真を載せることができるから、そして、日々のイタリアでの暮らしや旅行の様子を通じて、イタリア語学習者の方のイタリアへの興味が高まり、イタリア語への学習意欲がより高まればと考えたからだったのです。

 ただ、ブログを書き続けるうちに、実はもともと自分が書くことが好きであったこと、さまざまなことに興味を持っていて、伝えたいことは、イタリア語学習やイタリア文化以外にもたくさんあることに気づき、日本語で考えて書き、書き言葉を通じて意思疎通を図る練習ができるほかにも、ブログを書くこと自体が楽しみになってきました。それはそれでとてもうれしいことですし、ブログを通じて、フィレンツェやボローニャでのフォトブロガーの集いに招待されたほか、新聞や旅行関連の記事の執筆や、通訳・翻訳、そして、イタリア語の個人授業の依頼も来るようになりました。語学教育にせよ、通訳・翻訳にせよ、日本とイタリアを結ぶ架け橋の役割が果たせる仕事であって、ブログの執筆と共に、続けていきたいと考えている大切な仕事です。

 けれども、日本の高校で国語を教え、社会人になってから英語を再勉強し、イタリア語を勉強した経験のあと、二つの外国人大学で外国人へのイタリア語教授法を5年間専攻する中で、わたしがイタリア語教育・イタリア語学習について学んだことは、たとえ個人授業の依頼以外には、直接仕事につながらないとしても、ぜひとも社会に還元していきたいことです。ですから、今回第100号を迎えたことも機に、原点に還って、メルマガをもっと定期的に、せめて月に一度は発行すると同時に、ブログの方でも意識的に、週に一度は、イタリア語学習・イタリア語教育、あるいは外国語学習に関する記事を書いていくつもりでいます。

 原点に立ち返ろうという、そういう思いを忘れぬためにも、そうして、現在わたしが一番時間をかけて取り組み、また収入源となっているのが日本語教師としての仕事であることも考えて、これまで「イタリア情報」、「イタリア」にしぼっていたブログランキングのカテゴリも、うち20パーセントずつを、「イタリア語」学習・教育、そして、「日本語教育」、「シンプルライフ」のカテゴリに割り振ることにしました。自由にさまざまな自分の思いやできごとを語るという今のブログの在り方は、基本的に保ちつつも、ライフワークとしての「イタリア語教育」と「日本語教育」を大切にする姿勢、自分が一番してみたいことを常に自らに問いかけて生きていく「シンプルライフ」を、わたし自身が自らに言い聞かせるため、思い出すためです。わたしは、イタリア語学習者の皆さんが学習においてどんなところに難しさを感じているか、どんなことに関心を持たれているかを知るためにも、にほんブログ村・人気ブログランキングの二つのランキングの「イタリア語」のアイコンを、ブログ表紙の右側に置いています。イタリア語学習で壁に行き当たったり、仲間がほしいと感じたりしたときに、皆さんも、他の学習者がどんなことに悩み、どんな勉強をしているかを知って励みにするために、このアイコンをクリックしてみてください。わたし自身、ブログを通じて知り合ったフランス語を学習する仲間とのコメントでの交流や、そうした同志のブログの記事を読むことで、ほかにも勉強仲間がいるのだと励まされ、わたしも頑張らなければと刺激を受けています。

 そうそう、ブログを始めたおかげで、イタリア語学習について新たに学んだことの一つは、たまたま出会って夫となった人がイタリア人であったために、イタリアで暮らし始め、イタリア語を学習する必要に駆られた日本の方も大勢いるということです。そういう方が必死でイタリア語を習得しようとする姿に教わりながら、外国人大学で学んだことなどを還元して、少しでも、イタリア語の習得の役に立てたらとも考えるようになりました。実は、両大学で学んだことの中には、事前にまったくイタリア語を学習せずに、イタリアに暮らしながら、働きながらイタリア語を身につけた移民の、その自然な習得順序もあるのです。そうやって自然に学んだ語彙や時制の順序こそ、学校や本で勉強する人にとっても、脳が最も習得しやすい順序であると考えられ、近年イタリアで発行されたイタリア語の教科書の中には、その自然の習得順序の研究結果を反映した構成になっているものもあるのですが、残念ながらそういう新しいイタリア語教授法を学んだ人が、イタリアでイタリア語教師を得るのは難しいのが現状であり、また、日本でイタリア語を教えたり、日本でのイタリア語教育に反映させたりする可能性も、残念ながら低いのではないかと思います。そんなふうに、いろんな意味で、常々考えていた新風を、イタリア語教育・イタリア語学習の世界に吹き込んでいくためにも、第100号を機に、改めて、自分の人生におけるイタリア語教育の大切さをしっかり心に刻み、今後のメルマガ発行やブログ記事の執筆に反映させていくつもりでいます。

 皆さん、これからもよろしくお願い申し上げます。
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 写真は、この夏、ピエモンテ州スーザ渓谷の山を歩いていて、出会ったアザミの花と蝶です。

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"Volere è potere. / A chi vuole nulla è impossibile."
Con questi proverbi inizia l'ultimo numero della mia newsletter per i giapponesi interessati alla lingua e cultura italiana.
E' il numero 100, da commemorare. Ecco perché volevo ribadire la forza della volontà e degli sforzi. Quanto alla grammatica, diversi usi del verbo servile, 'potere'. Sulla cultura, ricetta del pesto alla genovese & Gran Sasso.
Qui in Italia mi sono laureata e specializzata con lodi in Insegnamento della Lingua e Cultura Italiana a Stranieri ma posso insegnare l'italiano solo per lezioni private. Tuttavia, sono convinta che soprattutto per i discenti giapponesi ci siano molte cose che solo io posso offrire. Dunque, mi rendo utile, continuando a pubblicare la newsletter con i materiali didattici e le informazioni i quali possono aiutare l'apprendimento dell'italiano.
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LINK
- イタリア語学習メルマガ 第100号 「望めばかなう、便利な補助動詞potere、ペストのレシピほか」 / Il numero 100 della mia Newsletter, "Per conoscere di più la Lingua e Cultura Italiana"
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by milletti_naoko | 2015-08-31 23:59 | Lingua Italiana | Comments(9)

日焼け、日本語・イタリア語

 日本と違って、イタリアでは日に当たること、日焼けすることを好む人が多く、日に焼けた肌こそ健康的だと考える人が多いということは、先日の記事でお話しました。

 実は言語においても、日本語とイタリア語では、昔の人が褐色の肌を何に似ているととらえたか、その違いが、それぞれの言語で使われる日焼けに関する表現に反映されています。

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 日本では一般に「日焼けする」と言い、「焼け」という言葉が、じりじりした太陽の暑さを思わせますが、イタリア語では、「日に焼けて肌が褐色になる」ことを、abbronzarsi (al sole)と言います。そうして、この表現の中には、「青銅、ブロンズ」を意味するbronzoが隠れています。イタリア語学習の強い味方、伊伊辞典、『Lo Zingarelli』には、次のような語源の説明や語義、用例が並んでいます。

abbronzàre [comp. di a- (2) e bronzo; 1340 ca.]
A v. tr. (io abbronzo) – Dare il colore del bronzo: a. i metalli / (est.) rendere bruna la pelle: il sole abbronza la pelle / Anche nella forma pron. (con valore intens.): ti sei abbronzata le braccia.
B abbronzàrsi v. intr. pron. – Assumere la tinta del bronzo / (est.) Divenire scuro di pelle esponendosi al sole o alla lampada a raggi UVA.

 そもそも、この動詞は、「青銅色になる、青銅の色を帯びる」という意味だったのが、人が、「日焼けして肌が褐色になる」ことも指すようになったのです。現代イタリア語では、少なくとも日常生活では、abbronzarsiはもっぱら「日焼けする」という意味で使われている気がします。

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Statua del Grande Buddha, Tempio Todai-ji, Nara 2/4/2009

 日本でもイタリアでも、焼けた肌の色は似たような褐色なのに、日本語では「小麦色の肌」と言い、イタリア語では、「青銅・ブロンズ」の色と表現するのが、おもしろいです。青銅は銅の合金なので、含まれる他の金属の種類やその含有率によって、青みのある色になったり、茶色になったりと、色が変わるそうです。奈良の大仏や10円硬貨も、青銅でできているので、イタリア語でabbronzarsiと言うとき、bronzo(青銅)は、褐色または茶色ととらえられているのでしょう。

 イタリア語には、こんなふうに、名詞の語根(radice)に、接頭辞a-と接尾辞-are/-arsiがついて、動詞が派生する例が数多くあります。参考までに、日常生活でよく使われるものを、いつくか挙げておきます。a-+bronzoなのに、どうしてbが二つあるのかというと、イタリア語のもととなった俗ラテン語では、このa-はad-だったので、次に子音が続くときは、このイタリア語では表面的には姿を消しているdが、後続子音であるbに同化し、bとなるからです。こういう現象をイタリア語でassimilazione regressivaと言います。

braccio 腕  → abbracciare 抱きしめる、包含する、 abbracciarsi 抱き合う
prezzo 値段、価値 → apprezzare 尊重する、価値を認める
profitto 利益  → approfittare(di) 利用する、 approfittarsi 悪用する
rabbia 怒り  → arrabbiare 怒る、 arrabbiarsi 怒る
via 道、行程  → avviare 向かわせる、始める、avviarsi 向かう、動き出す

 こんなふうに、イタリア語でどんなふうに言葉が派生するか知っておくと、知らない言葉に出会ったときも、既存の知識と文脈から、どういう意味かが類推できるようになるので、便利です。

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Daibutsu-den (Atrio del Grande Buddha), Tempio Todai-ji, Nara 2/4/2009

 イタリアでは再び太陽が勢力を取り戻しつつあり、天気予報によると、ペルージャを含むイタリア中部では、明日から土曜までは晴天が続くそうです。皆さん、猛暑と紫外線には、十分にご注意ください。

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Il Colore della Pelle Abbronzata
in giapponese
si chiama komughi-iro (小麦色) , cioè 'il colore del GRANO",
mentre in italiano esso è associato al colore del BRONZO.
La fotografia è della Statua del Grande Buddha di Nara, costruita in bronzo
circa 1300 anni fa.
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- Japan-Experience.it – Todaiji 東大寺
- 日焼け、日本・イタリア / Le ragazze giapponesi evitano il sole perché...
- 猛暑を乗り切る黄金律十箇条
- イタリア各地の天気予報 ~ iL Meteo.itの更新を随時反映
イタリア語の語の派生やsi+動詞を説明するメルマガの記事
- 第33号 「Tabaccheria、店・職業を表すイタリア語」
- 第49号 「語構成を学んで、語彙増強 ~動詞と名詞から生まれた名詞(1)」
- 第50号 「語構成を学んで、語彙増強 ~動詞と名詞から生まれた名詞(2) 」
- 第51号 「語彙増強とイタリアの爪楊枝」
- 第96号 「物語を読む4、si+動詞の用法いろいろ、健康とピザと野菜スープ、カッシャのサフラン祭り」

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-08-26 18:06 | Giappone - Italia | Comments(6)

日本語どこへ行く1、チケットに苦悩

 月曜日翻訳に苦心していた文章には、イタリア語版ではbiglietto、英語版ではticketという単語がありました。美術館、博物館に入るために、手にしなければいけない通常印刷された紙片のことですから、「入館料」と訳すわけにはいきません。

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 わたしの心に浮かんだのは、「入場券」という言葉だったのですが、こういう言葉を使う美術館・博物館はどれだけあるだろうと、グーグルで検索して、数を見て安心します。ただ、参考までに日本語版のあるルーブル美術館のサイトを見ると、該当する単語を「チケット」と訳してあります。まあ、インターネット上で購入するものを「オンラインチケット」と呼ぶからだろうと、念のために、確か「美術館」と「チケット」の組み合わせで検索してみたら、その方が、「美術館」と「入場券」よりもはるかに例が多いので、驚きました。

 それでも、現在も使える対応する日本語が存在する場合には、従来からある言葉を尊重するという主義に従って、最初は訳として、「入場券」を採用しました。

 たまに、わたしの文章は読みやすい、流れがいいと言ってくださる方がいるのですが、その理由の一つは、おそらくわたしが意識して極力外来語を使わないようにしているからではないかと思います。かつて高校の国語教師として、古文や漢文を読み慣れていること、現在はさらにカタカナ言葉が氾濫しているであろう日本をもう13年以上離れて暮らしていることなど、さまざまな理由から、文章に不必要にカタカナ言葉、外来語が入り込むと、不協和音を感じてしまうからです。日本でかつて読んだ本の中に、英語が外来語やアメリカ映画・ドラマを通じて、日本を文化的に植民地化しているという本もあって、そういう傾向に対するささやかな抵抗をしようという意識もないとは言えないでしょうが、一番の理由は、そういうカタカナ言葉があると、文章が不自然で、どこか乱れたような印象を受けるからです。

 服装や化粧、家の掃除は人から見ると、「いい加減」なわたしですが、日本では高校の国語教師、今イタリアでは、通訳・翻訳・日本語やイタリア語の教師を務め、新聞などに記事を書く機会もあって、言葉は大切な商売道具でもあるからか、わたしなりの、「これないけない」という探知機が、自分で文を書いていて働くのです。たとえば、今も頭にさっと浮かんだのは「センサー」という言葉でしたが、そっくり対応する言葉ではなくとも、「探知機」と置き換えています。

 ただ、「チケット」ではなく「入場券」を訳語として好んだのは、できれば従来の日本語を、ほかの人にも大切にしてもらいたいという気持ちからでもあります。

 ところがところが、これはとあるイタリアの大美術館のサイトの情報なのですが、さらに数ページ先まで翻訳を進めると、biglietto online / online ticketとありました。訳し始める前に、全体に目を通したつもりでしたが、この行は読み飛ばしていたようです。「オンライン入場券」は、そうは言っても、上にYシャツ、下半身は袴を身につけているようで違和感があります。それで泣く泣く、チケットを採用することにしたのでありました。

 写真のパスは、2012年6月にパリでフランス語の短期留学をしたときに、購入しました。ベルサイユ宮殿やオランジュリー美術館など、このパスがあっても列に長く並んだ場所もありましたが、ルーブルをはじめとする多くの場所では、パスのおかげで並ばずにさっと入れて、時間を有効に使えて助かりました。

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Per tradurre il testo per lavoro,
vorrei utilizzare le parole tradizionali giapponesi piuttosto che i prestiti linguistici dall'inglese. La parola "biglietto" da sola può essere tradotta "入場券", ma quando essa è accompagnata da "online" purtroppo sono costretta a utilizzare il prestito, "チケット" (dall'inglese, ticket) al posto di "入場券"...
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by milletti_naoko | 2015-07-17 00:28 | Inteprete Traduzioni | Comments(8)

ばたばたばたと~イタリア語学習メルマガ第99号発行

 旅行から帰って、今度こそすぐにと考えていたことが二つあります。一つは、発行が滞っているイタリア語学習メルマガの発行、もう一つは、いつまでも「春です」と、スミレなど早春の花の写真を載せているサイトの表紙の変更です。

 それが、帰宅すると、罰金請求の案内が来ていて、払うべきか払わないべきか、助言を受けたり調べたり、そうして結局は払ったりするのに時間を取られ、旅行中に家事がたまっていたのはもちろん、時々あるとんでもない遠距離からの通訳の見積もり依頼があって、移動費・宿泊費が高くなるから無理だろうとは思いつつ、いろいろと交通手段や時刻表、宿の値段を調べたりして、そうこうするうちに、1周間経ってしまいました。

 今朝は、週末出かけていたこともあり、家事もたまっていたのですが、今朝はまず、日本語を教えることになった新しい生徒さんと連絡を取り合って、明日の授業の時間帯と日程を決めて、うちに来る方法を説明し、

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 今日こそはと、まずは朝のうちに、サイトの表紙を、ようやく早春から夏に衣替えしました。

 昼食のあと、ミジャーナへと薬草を摘みに出かける夫を見送り、肩が痛いのもいいわけに、アイロンがけは明日と言い聞かせて、イタリア語学習メルマガの執筆に取りかかります。何度も何度も書きかけては、よりよい記事をと練り直すうち、時間が経って記事が古くなったり、仕事が忙しくなって続きが書けなくなったり、第99号の執筆にあたっては、この数か月にわたって、そういうことを繰り返してきました。よしこれを書くぞと勢いに乗って書き始めるのですが、「これでは初級の方には難しすぎる」とか、「中・上級の方は退屈してしまう」とか、自分の中の編集者から差し止めがかかり、しばらく置いて見直すことにして、結局放置してしまったあげくに、なんと前号の発行、3月17日から、3か月以上も経ってしまいました。

 後に続く仕事や家事もありますので、今日はとにかく書き上げると決め、内容にこれはどうかというためらいもありながら、えいやと先ほど発行しました。

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 メルマガというのは不思議なもので、発行をすると、受け取って、「ああ、このメルマガは必要ない」と気づいて解除する人がいるからか、発行直後は、毎回必ず読者数が減るのです。ちなみに、現時点での読者は667名とのことです。逆に、発行をさぼると、検索などを通して何かの記事をいいと思った方などが登録してくださるおかげで、発行がない間は、少しずつ着実に、読者数が確実に増えていくのです。今回は、生き方のような、少々肩ひじの張ったこと、瞑想講座という、うさんくさいと思う方もいかねない題材を選んだので、そのために離れていく読者が、ふだんに比べて多いかもしれません。でも、人数など関係ない。これはいい、読み続けたいと、そう考えてくれる人だけが読んでくださればいいのだと、最近はそう思うようになりました。

 ディーパクの瞑想講座のイタリア語版が今日開始なので、今日のうちに発行してしまいたいという思いもありました。それで、第1日目の瞑想講座を聞いて、何か教材として使える言葉や文はないかと考えたのですが、初日とあって導入的要素が強く、内容が抽象的であり、さらに、最初に、「著作権に守られていますので、複製しないように」という音声もあったのです。結果として、もう少し考えればもっといい記事にできるだろうけれどと思いつつも発行をしましたが、発行を終えて心底ほっとしています。

 これで明日は庭や家の掃除や洗濯、日本語の授業の準備に本格的に取り組めるし、ブログの記事を書いて、それでも余暇があれば、フランス語の勉強も、いよいよ本格的に再開できると考えたからです。

 ディーパク・チョープラの瞑想講座も、今日からはイタリア語版とフランス語版を共に聴くことになります。フランス語版だけでも、時々聴けない日があったのですが、せっかくなので、きちんと受講できるように頑張ります。

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Ieri sera ho pubblicato il numero 99 della mia newsletter per i giapponesi interessati alla lingua e cultura italiana.
Attualmente ho 667 lettori registrati. In questo numero parlo del Corso di meditazione iniziato ieri, perché gli apprendenti giapponesi possono seguirlo anche per migliorare la capacità di ascolto in italiano. Tuttavia, purtroppo non ho potuto citare le parole di Deepak per non violare i diritti d'autore. Inoltre, ho scritto sul Corso intensivo d'italiano rivolto agli operatori dell'Expo Milano 2015 svolto all'Università per Stranieri di Perugia nel 2008 il quale ho osservato come tirocinante. Infine, mi sono riferita ai miei articoli sulla newsletter di Japan-Italy Travel On-line i quali presentano il Lago Trasimeno e Assisi come luoghi ideali da visitare.
Ieri ho aggiornato anche la homepage del mio sito dopo 4 mesi; la pagina parlava ancora dei fiori di violetta e dell'arrivo della primavera, ma anche là è finalmente arrivata l'estate. Questa volta ho messo le foto delle città italiane popolari tra i miei connazionali, perché in estate molti giapponesi viaggiano qui in Italia.
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参照リンク / LINK
- もっと知りたい! イタリアの言葉と文化 – ホームページ / Homepage del mio Sito per i Giapponesi interessati alla Lingua e Cultura Italiana
- イタリア語学習メルマガ 第99号 / il numero 99 della mia Newsletter per i Giapponesi interessati alla Lingua e Cultura Italiana
- メルマガ・バックナンバー一覧 / Elenco dei numeri precedenti della mia Newsletter
- メルマガ「もっと知りたい! イタリアの言葉と文化」を予約する(無料) / Pagina per rigistrarsi come lettore
- ブログ 「なおこの絵日記- Fotoblog da Perugia」 - タグ:イタリア語・イタリア文学 / Articoli del mio Blog riguardanti la Lingua e Letteratura Italiana

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-06-29 23:59 | Lingua Italiana | Comments(6)

自然の芸術と思うことども

 日曜の薬草講座で山を登っていたら、ブナの木の洞に、落ち葉が積もり、苔がむした中に育った若木の葉の緑がきれいで、自然と時が生み出した芸術の美しさに感動しました。

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Valle del Rio (FR) 7/6/2015

洞の形も、次世代に命をつなごうとする落ち葉と、緑の苔と若木の命を、柔らかく包み込む手のように見えます。

 5月だったか、心温かな仕事の依頼がありました。日本の文化が大好きな若者に、友人たちで何時間か日本語の授業を贈りたいのだけれど、というメールが来たのです。返事では、まず、友達に大好きな国の言葉を学べる機会を贈ろうという気持ちの温かさをたたえ、そのお友達の若者はあなた方のようなお友達がいて幸せですねと書きました。そのあとで、もちろん喜んで授業は担当できるけれども、若い皆さんにはわたしの授業料は高すぎる可能性があるので、もしそう判断した場合には、日本語の教科書、たとえばこういう本を贈ってあげるのはどうでしょうと、書き添えました。

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 わたしは日本語でもイタリア語でも、個人授業の料金は、60分25ユーロとしています。ペルージャで、大学や学校で教えた経験がある外国語教師の、個人授業の相場でもあり、1時間の授業に対しても、数時間ときには10時間あまり準備をして臨むこともあり、その報酬に値するだけの勉強や経験を重ねてきたという自負、授業ができるという自負もあります。若い生徒さんに教えてあげたいという思いはありますが、それで金額を安くしてしまうと、これまでこの授業料で日本語を教えてきたイタリアの方、イタリア語の個人授業をしてきた日本の生徒さんに失礼でもあります。本を贈ってあげてはどうかと、候補となる本も挙げたのは、授業について質問のメールが10通あったとすると、これまでの経験では、授業料を知って、それでもお願いしますという方が5名、残念ながら、その授業料では自分には難しいので断念しますと返事をくださる方が2名、そのまま返事のない人が3名といった割合だからです。授業料を提示したあとに返事がなかったら、教科書の紹介をしてあげられないと思って、あらかじめ先手を打ったのですが、友達に優しい女学生は、仕事を依頼しようとしたわたしに対しても礼を尽くして、ていねいなお礼とおわびの返事をくれました。

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 今日は、本当は、年の初めにアッシジ観光の同行通訳の依頼があった日だったのですが、先方の都合で、かなり前にではありますが、キャンセルになりまし、5月の初めにあった依頼も、学校の授業があるために残念ながら、その日程ではできませんとお断りしています。そうして実は、学校で日本語の試験があった当日にも、通訳の仕事の打診があったのを、どうしても外せない仕事があるので残念ながらと、お断りしています。産業翻訳については、実は、先週の仕事に限らず、「日本のお客さんや、お客になってほしいと思っている業者が、突然ウンブリアの我が社を訪ねてくることになったので、通訳をしてほしい」と、1日前、3日前に突然メールや電話がかかってくるのだけれど、ペルージャを遠く離れて旅行中で、残念ながらお断りするということが、少なくありません。ウンブリアの業者を訪ねようという日本の業者の方は、おそらく日程に余裕があったから足を運ぶことにしようというくらいのおつもりなのだと思うのです。だから、ウンブリアの企業への連絡が間際になり、わたしへの通訳の依頼や打診も訪問直前になるのでしょう。確かに、両業者に、だれかは英語が話せる人がいるはずで、意図は通訳なしでも何とか通じるはずです。けれども、ウンブリアの企業側は、「せっかく大事な取引先が、遠い国から来てくれるのだから、できれば観光案内などもして、我が社の事情もしっかり聞いてもらいたい。そのためには通訳をだれか。」と考えるのでしょう。実際、一度イタリアの子会社を訪ねて巡業中の日本の企業の社長さん一行がウンブリアの子会社を訪ねたとき、わたしがイタリア語・日本語間の通訳をしたら、「他の企業では3時間かかった会合が半分で終わった」と喜んでいただきました。イタリア語→英語→日本語、日本語→英語→イタリア語と、いちいち英語を介していると、社長さんたちが社の方針を説明するのを訳すにも、子会社側からの質問を訳すにも、時間がかかるからです。

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 というわけで、ウンブリアに限らず、イタリアの企業と取引があって、この日にここを訪ねようという予定がある場合は、できるだけ早めに、取引先に連絡を入れておかれると、だれか日本語の通訳が入って、話や旅行がしやすくなる可能性が高くなると思います。今書いていて、ひょっとしたら、単にイタリアの企業が、日本のお客さんが来るのを前々から知っていながら、通訳を突然探し出すのではないかという疑惑が胸に浮かびました。そう言えば、数年前に、演劇セミナーの講師をする日本の方の通訳を依頼されたときは、あのときは、セミナーを主催し、わたしに通訳の依頼をした方はアメリカ人でしたが、講師の方がイタリア現地に来てはじめて、英語は話せないと知り、慌てて、「明日からなんですが」という依頼があったのです。

 ちなみに、通訳の方は、1時間31.25ユーロ(税込み)で、ペルージャ市内ではない場合は短くても最低3時間分の報酬、そして、移動費を実費でいただいています。

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 写真はすべて、日曜日の薬草講座で、草花を訪ねて山を歩いたときに撮影したものです。前回の野外演習は、天気が悪いためか、ほとんど歩かず、もっぱら薬草や野草について、見分け方などの説明を聞きました。薬草講座は興味深いけれど、せっかくの週末なのに、山を歩いて風景や野の花が楽しめないのが残念だと思っていたら、日曜は、美しい見晴らしも森の散歩も、花との出会いも楽しめてうれしかったです。葉に斑点があるのが特徴のこの自生の蘭(orchidea)にも、おかげで会うことができました。

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Cresce una pianta giovane tra le foglie cadute
insieme al muschio avvolto dall'albero di faggio
il quale sembra una mano che tiene qualcosa di prezioso.
Tante belle opere d'arte della natura e del tempo
le abbiamo trovate camminando verso la Cascata di Capo Rio
durante il Corso di erboristeria il 7 giugno.
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 薬草講座で山登り / Corso di erboristeria sul sentiero verso la Cascata di Capo Rio (7/6/2015)
- 薬草を見分け使い方を学ぶ講座 / Corso introduttivo al Riconoscimento ed Uso delle Piante Officinali @ Collepardo (24/5/2015)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-06-09 23:00 | Lazio | Comments(6)

雪の下にはスキーかな

 イタリア風新解釈 漢字の成り立ち 第3回

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 「雪という漢字は、降る雪の下にスキー板が並んでいると見立てたら、覚えやすいかもしれませんね。」

 学校で今年初めて採用した日本語の教科書、『まるごと』は、入門A1ではこれは困ると感じるほど漢字が少なかったのに、もう一つ上のレベル、初級1A2に進むと、今度は、次から次へと新しい漢字が出てきます。入門では、「雨」や「青」、「天」や「気」さえ出てこなかったのに、初級1に入ると、第4課で「今日・天気・晴れ・雨・雪・雲・風・空」が一気に登場したので、生徒さんは「雪」と「雲」の区別がつかなくて大変そうです。

 「学という漢字は、勉強しすぎて髪が逆立つ学生」、「洪水の洪は、車が水に飲まれているよう」という生徒さんの独創的な漢字の解釈に触発され、「雪という漢字を、何とか視覚的に見分けやすくする方法はないものか」と考えながら教科書を見ていて、ふと頭に浮かんだので、こんなふうにさっと描いて説明したら、生徒さんもとても喜んでくれました。

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 第4課では天気に関する表現を学ぶため、「晴れ・くもり・雨・雪・風」といった新出語彙が登場します。「日が照っていて空が青いから晴れ」と黒板に書き、晴れの中にある「日」に着目してもらうため、そうして、雲と雪が見分けやすくなるようにするために、教科書にはない「曇り」という漢字を板書して、「ほら、雲の上に日があると書いて、曇りという漢字になるんですよ。」と説明しました。

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 週末からペルージャでは天気が崩れ、月曜も火曜も、朝は晴れているかと思えば、空がいつのまにか雲に覆われて暗くなり、冷たい北風が吹いて雨が降りました。天気に関する表現を学んで、自然な会話の中で練習するにはちょうどいい天気なのですが、それにしても、どんどん気温が下がり、ぐずついた天気で何だか冬のようです。

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 今夜もよろい戸を閉めるとき、月が雲に隠れたり現れたりしていました。

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In lingua giapponese si usano anche i caratteri cinesi (kanji).
Il kanji 雨 si legge 'ame', significa 'pioggia',
è nato dal disegno di gocce di pioggia sotto le nuvole.
Inoltre, 雲 (kumo) vuol dire 'nuvola', mentre 雪 (yuki) significa 'neve'
ed entrambi contengono 雨 nella parte superiore dell'ideogramma,
perché sono semanticamente legati a 雨.
Nella lezione 4 del manuale, "Marugoto A2-1" compaiono d'improvviso
molti caratteri cinesi che indicano fenomeni meteorologici e ieri
il nostro allievo faceva fatica a riconoscere la differenza tra 雲 e 雪.
Poi mi è venuto in mente; la parte inferiore di 雪 sembra un paio di sci!
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LINK
- 学問も爆発だ ~ イタリア風新解釈 漢字の成り立ち 第1回 / Nuova interpretazione del Kanji, 学 – Uno studente con i capelli esplosi per troppo studio
- イタリア風新解釈 漢字の成り立ち 第2回 香水いいけど洪水ごめん / Kanji 洪, macchina ingoiata dall’acqua
- 新しい日本語の教科書、『まるごと』1、長所 / Nuovi manuali di giapponese, “Marugoto” – parte 1: i suoi Pregi
- 新しい日本語の教科書、『まるごと』2、問題点 / Nuovi manuali di giapponese, “Marugoto” – parte 2: i suoi Problemi

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-05-27 22:04 | Insegnare Giapponese | Comments(8)

香水いいけど洪水ごめん

 イタリア風新解釈 漢字の成り立ち 第2回

 10日前のことです。日本語の授業中、profumoは日本語で「こうすい」と言うんですよと、助け舟を出すと、「わたしは誕生日に妻から香水をもらいました。」と言いたかった生徒さんの口から出たのは、「こうずいをもらいました。」という言葉でした。

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 それで、「こうすいはprofumoですが、こうずいはalluvioneで、この発音が違うだけで、意味がすっかり違ってしまうので、注意をしましょう。」と、黒板に「洪水」と「香水」の漢字を書いたら、生徒さんが、洪水の「洪」という漢字は、水に飲み込まれる車を絵で表したように見えると言うではありませんか。言われてみれば、確かにそのとおりです。

 週末出かける予定があるので、天気予報を見ると、現在のところ、ペルージャでは明日から降り始める雨が来週いっぱい続き、イタリアの他の都市も、雨の日が多いという予報が出てきます。イタリアには、従来、大雨が降ったり雨が続いたりすると、洪水や土砂崩れが起こりうる地域が多いという問題があります。地域行政が、今のうちからダムの水量を調整し、洪水の可能性がある場所では防水対策を取り、満水や洪水の危険を早めに市民に知らせるなどしの措置を講じ、防災に努めてくれること、そうして、痛ましい災害が起こらないことを願っています。

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 ちなみに、イタリア語を母語とする人、特に北イタリア出身のイタリア人には、サ行とザ行の発音や文字を混同する人が多いのですが、その理由については、また別の機会にお話しするつもりでいます。

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Attenzione! In lingua giapponese
KOOSUI (こうすい / 香水) significa 'profumo',
ma KOOZUI (こうずい / 洪水) vuol dire 'alluvione'.

Per rendere chiara la differenza, ho scritto sulla lavagna in caratteri cinesi
e il nostro allievo dice che il kanji 洪 sembra una macchina ingoiata dall'acqua. E' vero!
Secondo il meteo da domani comincia a piovere in molte parti d'Italia.
Che non venga travolta nessuna automobile dall'acqua.
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LINK
- 学問も爆発だ ~ イタリア風新解釈 漢字の成り立ち 第1回 / Nuova interpretazione del Kanji, 学 – Uno studente con i capelli esplosi per troppo studio
- ペルージャおよびイタリア主要観光都市の5日後までの天気予報
- イタリア旅行中の天気予報を調べる

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-05-21 17:41 | Insegnare Giapponese | Comments(4)