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法隆寺の桜

 桜の美しい頃、奈良の法隆寺を訪ねたのは、2009年4月のことです。

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Fioritura dei Ciliegi @ Tempio Horyu-ji, Nara 3/4/2009


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 命や暮らし、

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美しい文化や心を大切に守っていきましょう。

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Fioritura dei Ciliegi @ Tempio Horyu-ji, Nara 4/2009

- "Gli edifici più antichi risalgono al periodo Asuka (550-700) e sono considerati le più antiche costruzioni in legno esistenti al mondo"
(Da it.wikipedia.org - Hōryū-ji)
- Patrimonio Mondiale dell'Unesco
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 祈り / Pace e vita senza nucleari, senza guerre…
- 日本の桜5 京都、渉成園 / Giappone, Fiori dei Ciliegi & Giardino Shosei-en, Kyoto
- 京都、醍醐寺の桜 / Fioritura dei Ciliegi @ Tempio Daigo-ji, Kyoto
- 日本の桜1 はじめに / Fioritura dei Ciliegi @ Giappone & Italia

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-03-11 23:29 | Giappone | Comments(8)

サムライ特集、Rai歴史番組で今日・明日放映

 「Il Tempo e la Storia」というイタリアの歴史番組が興味深くて、時々見ているのですが、今夜、午後8時48分から、この番組で、日本の武士に焦点を当て、平安末期から現代までの日本の歴史が紹介されます。

Samurai: la casta guerriera #iltempoelastoria con Massimo Bernardini e il prof. Franco Cardini h.20:50 http://ow.ly/XAltz

Pubblicato da Rai Storia su Lunedì 8 febbraio 2016

 実は、今夜のRai Storia(54 ch)での放映は、今日の午後1時10分からRai3で放映された同じ特集の再放送です。わたしがイタリアで教えてきた、イタリア人の大学生や社会人には、日本の文化や歴史に興味がある人が多く、中には武士が好きで、日本に行ったら刺青を入れたいという若者もいました。けれども、これも友人・知人に聞いた話ですが、イタリアの学校で習う世界史では、日本は第二次世界大戦のあたりになってようやく登場していたそうです。そういう事情ですから、イタリアの人の日本の歴史についての知識は、現代のニュースや『七人の侍』、『ラストサムライ』、『座頭市』などの映画や、『子連れ狼』などのテレビ番組などを通して、漠然としたイメージを思い描いただけのものであることが多く、実は先日の友人宅の夕食でも、侍について聞かれて、苦労しながら説明しました。

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da www.facebook.com/raistoria/

 今日のサムライ特集は、昼食時にテレビをつけたら、たまたま放映していたのを、途中から見ました。個人的には、武士道や武士の生き方を、死の覚悟や名誉にばかり重点を置いて説明していることや、「武士道→名誉のための死→神風」という単純な公式で、歴史的事実をとらえていることが気になりました。平安末期から鎌倉時代にかけての武士の台頭から、いきなり江戸時代へと歴史が飛んでいるのも、どうかと感じたのですが、イタリア語で手に入る日本の歴史に関する史料はまだ少ないこともあり、番組で紹介されていた映像や本も、英語で作られたものやイタリア語訳がすでに存在するものだったこともあって、そういう中で、かなり検証を重ねた結果、作られた番組ではあるのでしょう。

 とにかく、日本の歴史というと、流れの中で武士と天皇をどう位置づけていいのかさっぱり分からないというイタリアの人が多い中で、武士について一面を誇張して取り上げているきらいはありますが、さまざまな史料を用いて詳しく語っているので、武士や日本の歴史に興味のあるイタリア人や、そういうお友達・ご家族がいる方にはおすすめです。

 午後8時48分からの放映を見逃した場合にも、遅くなりますが、同じRai Storia(54 ch)で、今夜午後11時51分、明日、午前6時7分、午前9時27分、そして、午後2時12分に、再放送があります。

 Raiが制作し、放映する番組の多くは、イタリアに住んでいれば、放映後しばらくしてRaiのサイトに映像が追加されてから、視聴することが可能です。ルイーザ・スパニョーリのドラマも、イタリアにお住まいであれば、インターネットで見られるのですが、そういうリンクの紹介は後にして、今は取り急ぎ、今夜のサムライ特集のご紹介をしておきます。

*追記(2月9日)
 初回放送から1週間は、イタリア国内であれば、上記のサムライ特集、『I Samurai la Casata Guerriera』を、オンラインで視聴することが可能です。リンクは以下のとおりです。最初に約30秒、Raiが挿入した広告があり、番組はその直後に始まります。
L'avete perso? Potrete vederlo da queto link (↓↓ )fino a domenica 14 febbraio.
- Rai.tv – Rai Replay – Rai3. Il Tempo e la Storia – I Samurai la Casata Guerriera
(Durata 00:45:43, Andato in onda il 8/2/2016)
Dalla pagina web, “Rai Replay. 7 Giorni di Programmi Rai da Rivedere”

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Stasera Speciale sui Samurai su Rai Storia (54ch) alle 20:48
- oppure potere vedere; oggi 23:51, domani 6:07, 9:27, 14:12
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-02-08 18:45 | Giappone | Comments(8)

日焼け、日本語・イタリア語

 日本と違って、イタリアでは日に当たること、日焼けすることを好む人が多く、日に焼けた肌こそ健康的だと考える人が多いということは、先日の記事でお話しました。

 実は言語においても、日本語とイタリア語では、昔の人が褐色の肌を何に似ているととらえたか、その違いが、それぞれの言語で使われる日焼けに関する表現に反映されています。

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 日本では一般に「日焼けする」と言い、「焼け」という言葉が、じりじりした太陽の暑さを思わせますが、イタリア語では、「日に焼けて肌が褐色になる」ことを、abbronzarsi (al sole)と言います。そうして、この表現の中には、「青銅、ブロンズ」を意味するbronzoが隠れています。イタリア語学習の強い味方、伊伊辞典、『Lo Zingarelli』には、次のような語源の説明や語義、用例が並んでいます。

abbronzàre [comp. di a- (2) e bronzo; 1340 ca.]
A v. tr. (io abbronzo) – Dare il colore del bronzo: a. i metalli / (est.) rendere bruna la pelle: il sole abbronza la pelle / Anche nella forma pron. (con valore intens.): ti sei abbronzata le braccia.
B abbronzàrsi v. intr. pron. – Assumere la tinta del bronzo / (est.) Divenire scuro di pelle esponendosi al sole o alla lampada a raggi UVA.

 そもそも、この動詞は、「青銅色になる、青銅の色を帯びる」という意味だったのが、人が、「日焼けして肌が褐色になる」ことも指すようになったのです。現代イタリア語では、少なくとも日常生活では、abbronzarsiはもっぱら「日焼けする」という意味で使われている気がします。

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Statua del Grande Buddha, Tempio Todai-ji, Nara 2/4/2009

 日本でもイタリアでも、焼けた肌の色は似たような褐色なのに、日本語では「小麦色の肌」と言い、イタリア語では、「青銅・ブロンズ」の色と表現するのが、おもしろいです。青銅は銅の合金なので、含まれる他の金属の種類やその含有率によって、青みのある色になったり、茶色になったりと、色が変わるそうです。奈良の大仏や10円硬貨も、青銅でできているので、イタリア語でabbronzarsiと言うとき、bronzo(青銅)は、褐色または茶色ととらえられているのでしょう。

 イタリア語には、こんなふうに、名詞の語根(radice)に、接頭辞a-と接尾辞-are/-arsiがついて、動詞が派生する例が数多くあります。参考までに、日常生活でよく使われるものを、いつくか挙げておきます。a-+bronzoなのに、どうしてbが二つあるのかというと、イタリア語のもととなった俗ラテン語では、このa-はad-だったので、次に子音が続くときは、このイタリア語では表面的には姿を消しているdが、後続子音であるbに同化し、bとなるからです。こういう現象をイタリア語でassimilazione regressivaと言います。

braccio 腕  → abbracciare 抱きしめる、包含する、 abbracciarsi 抱き合う
prezzo 値段、価値 → apprezzare 尊重する、価値を認める
profitto 利益  → approfittare(di) 利用する、 approfittarsi 悪用する
rabbia 怒り  → arrabbiare 怒る、 arrabbiarsi 怒る
via 道、行程  → avviare 向かわせる、始める、avviarsi 向かう、動き出す

 こんなふうに、イタリア語でどんなふうに言葉が派生するか知っておくと、知らない言葉に出会ったときも、既存の知識と文脈から、どういう意味かが類推できるようになるので、便利です。

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Daibutsu-den (Atrio del Grande Buddha), Tempio Todai-ji, Nara 2/4/2009

 イタリアでは再び太陽が勢力を取り戻しつつあり、天気予報によると、ペルージャを含むイタリア中部では、明日から土曜までは晴天が続くそうです。皆さん、猛暑と紫外線には、十分にご注意ください。

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Il Colore della Pelle Abbronzata
in giapponese
si chiama komughi-iro (小麦色) , cioè 'il colore del GRANO",
mentre in italiano esso è associato al colore del BRONZO.
La fotografia è della Statua del Grande Buddha di Nara, costruita in bronzo
circa 1300 anni fa.
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- Japan-Experience.it – Todaiji 東大寺
- 日焼け、日本・イタリア / Le ragazze giapponesi evitano il sole perché...
- 猛暑を乗り切る黄金律十箇条
- イタリア各地の天気予報 ~ iL Meteo.itの更新を随時反映
イタリア語の語の派生やsi+動詞を説明するメルマガの記事
- 第33号 「Tabaccheria、店・職業を表すイタリア語」
- 第49号 「語構成を学んで、語彙増強 ~動詞と名詞から生まれた名詞(1)」
- 第50号 「語構成を学んで、語彙増強 ~動詞と名詞から生まれた名詞(2) 」
- 第51号 「語彙増強とイタリアの爪楊枝」
- 第96号 「物語を読む4、si+動詞の用法いろいろ、健康とピザと野菜スープ、カッシャのサフラン祭り」

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-08-26 18:06 | Giappone - Italia | Comments(6)

新しい朝

 体調は少しずつ戻っているものの、飲み続けている抗生剤による倦怠感のためか、今日は朝から、なんとなく気が滅入っていたのですが、ふとラジオ体操の歌が頭をよぎり、歌詞を思い出して、元気が出ました。



  「新しい朝が来た 希望の朝だ
   喜びに胸を開け 大空仰げ」  (作詞 藤浦洸)

 登山や巡礼の前に、皆がストレッチをするとき、わたしはついついラジオ体操を思い出しながら体を動かして、皆に不思議がられて説明をするのですが、歌は今回久しぶりに思い出しました。

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Lago Trasimeno @ Sant’Arcangelo 20/8/2015

 小学生の頃、夏休みには毎朝早起きをして、皆といっしょにラジオ体操をしたものですが、その頃には、歌詞の意味を考えたこともありませんでした。けれど、今改めて歌詞の一言ひとことを思い返して、とてもいい歌だなと思いました。『風と共に去りぬ』の最後のセリフ風に言うと、「今日は今日の新しい風が吹く、だから希望と喜びを持って、迎えよう。」ということでしょう。空を見上げると、自然とうれしい気持ちになれると、どこかで読んだような、聞いたような気もします。

 朝一番に、体を動かしながら歌う歌としては、まさにうってつけではないでしょうか。

 写真は、今日の夕方夫と訪ねたトラジメーノ湖の写真です。白い雲が水面に鏡のように映し出されていて、とてもきれいでした。


Articolo scritto da Naoko Ishii

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"E' arrivata una nuova mattina. E' la mattina di speranza.
Apri il cuore alla gioia e solleva lo sguardo al cielo..."

Da bambina in Giappone ogni mattina mi alzavo presto
e in piazza insieme agli altri bambini cantavo questa canzone
e poi facevo gli eserzici di Radio Taiso seguendo i ritmi
e le istruzioni trasmessi alla radio.
Allora non ho mai riflettuto sulle parole che cantavo
ma ora da adulta le trovo molto belle
ed adatte a iniziare un nuovo giorno.
Nell'articolo potete trovare i filmati di YouTube per ascoltare la canzone
e vedere come si fanno gli esercizi di Radio Taiso.
*Foto - Lago Trasimeno & Nuvole, Sant'Arcangelo 20/8/2015
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by milletti_naoko | 2015-08-20 23:33 | Giappone | Comments(6)

命と暮らし美しい星を守れ

昨晩イタリアでもLa7のニュースで
日本における原発再稼働と反対する国民、
国民の反対にも関わらず
暴走する政府の様子が放映されていました。
原発再稼働や戦争への動きに、
わたしも反対で今の日本に不安を覚えます。

しかも、
広島・長崎に原爆が投下され、
また日本の各地で終戦の日までに
多くの市民や兵の命が失われた
その記念日が相次ぐその8月に。

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Fioritura dei Ciliegi Tempio Daikaku-ji, Kyoto 10/4/2009

豊かな暮らしよりも
国の威信よりも
大切な人たちの命が
戦争や原発のために
突然に奪われ
危険にさらされることのない
平和で穏やかな生活を望む人の方が
ずっと多いはずです。

原発も戦争も利益を得るのはほんの一握りの
官僚や業界人であり、
自分たちは危険から遠いところにいて、
人の命の尊さを思わないから
そんな決断ができるのでしょう。

日本のような地震国で、
核の危険から市民を守るには、
高度な科学技術力で、
原子力に代わる代替エネルギーを
模索すべきでしょう。
そして電力の浪費を見直すべきでしょう。

事故の際の放射能汚染は
日本にとどまらず
世界の人々の暮らしも脅かすのです。
原子力発電とも戦争とも
無縁の日本でありますように。

 昨夜のLa7のニュースでは、国民の反対と危険の高さ、にも関わらず再稼働を強行する日本政府という主旨で放映されていたのですが、日本のオンラインのNHKニュースを見ると、再稼働の事実や政府が国民の理解を得ようと努めたいという中立的な、国民の反対にはいっさい触れていないものだけが検索結果に上がるのが気になります。

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Agosto non è il mese per riflettere sugli errori e orrori
delle guerre e dei nucleari per noi giapponesi?
70 anni fa, nel 1945 la Seconda Guerra Mondiale
si conclude il 15 agosto dopo i bombardamenti atomici
a Hiroshima del 6 agosto e a Nagasaki del 9 agosto.
Pure, proprio in questo mese
riapre il primo reattore dopo Fukushima a Kyushu
e il governo giapponese sta mettendo in dubbio
"la rinuncia eterna alla guerra da parte del Giappone"
espressa nella Costituzione
nonostante le proteste dei cittadini.
NO MORE NUCLEAR, NO MORE WAR.
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参照リンク / Riferimenti web
- TGLA7 – Giappone: proteste contro la riapertura del reattore nucleare (11/8/2015)
↑↑ 残念ながら、最初に少し広告が入ります。原発再稼働ニュースの映像は2分33秒です。
- NHK NEWS WEB - 川内原発1号機 きょう午前 再稼働へ (11/8/2015)
- 毎日新聞 - 川内原発再稼働:元原発技術者「安全なんてあり得ない」 (11/8/2015)

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- No more Fukushima (11/3/2014)
- 洪水・原発と雨の紅葉 / Notizia della riapertura del nuculeare in Kyushu (7/11/2014)
- 祈り / Preghiera (11/3/2015)
- 守れ地球、イタリア初女性宇宙飛行士の言葉から / Parole dell’astronauta Samantha Cristoforetti, “Dobbiamo avere cura della nostra preziosa Terra” (17/2/2015)
- 日本の桜 京都、大覚寺 / Fioritura dei Ciliegi Tempio Daikaku-ji, Kyoto

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-08-12 17:44 | Giappone | Comments(6)

逃げる鹿迫る鹿

 同僚の日本旅行の写真を見た生徒さんが、奈良で自由にのんびりと歩き回る鹿を見て、ひどく驚いていました。と言うのも、イタリアの野山では、鹿は「人間⇒猟師⇒危険」と考えるからか、遠くから見かけたり、足音をさせたりしただけでも、姿を消してしまうことが多いからです。「これはどこですか。うちの娘を連れて行きたいです。」という生徒さんに、奈良では鹿たちが「人間⇒エサをくれる」と考えているから、日本庭園の鯉といっしょで、人を見ると寄ってくるんだと言うと、「じゃあ、ベネチアのサン・マルコ広場の鳩みたいなものですね。」という返事が返ってきました。

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Nara, Giappone 2/4/2009

 確かに6年前に夫と奈良を訪ねたときの写真を見ても、最初はわたしも夫も、うれしそうに鹿せんべいをやっているのですが、

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指まで食べられるんじゃないかしらというくらい鹿に迫られてびっくりしたり、

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味をしめた鹿さんが、いつまでもどこまでもずっとついて来るので、動物にはとりわけ優しい夫さえ、あきれてしまったりするくらいでした。

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 奈良に鹿がたくさんいるのも、人を見れば寄ってくるもの、何となく当然のことのように思っていたのですが、

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 生徒さんの何気ない言葉に、実はそれが特異なことだということに思い至りました。

 異文化の接触は、こんなふうにわたしにとっての当たり前が、他の文化の人にとってはちっとも当たり前ではないこと、そうしてまた、その逆が真であることがあり得るので、興味深いです。

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In Italia i cervi scappano quando vedono gli esseri umani,
ma in Giappone a Nara i cerbiatti si avvicinano agli uomini molto volentieri,

perché per i cerbiatti di Nara l'uomo non è un cacciatore, portatore della morte,
ma chi porta loro da mangiare.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-05-13 22:54 | Giappone | Comments(8)

日本の桜7 京都南禅寺

 京都の南禅寺は、三門から見えた桜の花や風景が美しかったことを、よく覚えています。2009年の旅で、南禅寺を訪ねたのは、4月7日。ちょうど桜が満開になった頃でした。

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Tempio Nanzen-ji, Kyoto 7/4/2009

 蹴上駅から南禅寺へと向かう道も、桜がとてもきれいです。

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Dalla stazione Keage al Tempio Nanzen-ji

 高さ22mのこの三門には、

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この急な階段で登ります。

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 高層ビルや都会の喧騒のただ中に、こうした歴史ある木造りの建物が静かな緑に囲まれてあるのが、京都の不思議な、そしておもしろいところです。

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 この赤レンガの水路閣は、明治21年(1888年)に、古代ローマの水道橋を参考にして築かれたものです。

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 こんなふうに、緑の多い境内を訪ねながら、

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山歩き気分を味わうこともできました。

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 ここにも桜が咲いています。

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 古い写真の中に、壁に掲げられていた言葉を見つけて、少しでも花に倣えたらと思います。

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 質実剛健の趣のある建築や庭園に、桜が華を添え、同時に、簡素な粋を際立てているようです。

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 インクライン下端の船溜(ふなだまり)へと続く道も、桜並木に包まれていました。

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Bellissimo il Tempio Nanzen-ji di Kyoto

soprattutto quando fioriscono i Ciliegi 7/4/2009
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LINK
春は桜。京都の美しい桜や、イタリアでは実が目当てで桜を植えることについては↓↓
Spettacolare Fioritura dei Ciliegi in Giappone con foto ↓↓
- 日本の桜1 はじめに / Fioritura dei Ciliegi in Giappone
- 京都、醍醐寺の桜 / Tempio Daigo-ji, Kyoto
Fioritura dei Ciliegi a Kyoto, spiegazioni anche in italiano ↓↓
- 日本の桜2 京都大原三千院 / Tempio Sanzen-in, Kyoto
- 日本の桜3 京都大原実光院 / Tempio Jikko-in, Kyoto
- 日本の桜4 京都大原宝泉院 / Tempio Hosen-in, Kyoto
- 日本の桜5 京都、渉成園 / Giardino Shosei-en, Kyoto
- 日本の桜6 京都嵐山 大覚寺 / Tempio Daikaku-ji, Arashiyama, Kyoto

参照 / Riferimenti bibliografici & web
- amazon.co.jp - 京都桜案内 (SUIKO BOOKS 147)
↑↑ 桜の美しい寺社や庭園について、簡潔な紹介や行き方の説明が付され、京都の地図もあります。何より選ばれた名所とその桜の写真がそれは美しいので、いつか日本に来てほしい方や桜を愛する人へのお土産としてもとてもいいと思います。
- amazon.co.jp - まっぷる京都へでかけよう (マップルマガジン)
↑↑ わたしが持っているのは2004-2005年版ですが、写真が豊富で、地区ごとに寺社が紹介され、説明が簡潔なので、行きたい場所や地域を選ぶにも、実際の旅行にもとても役に立ちました。南禅寺の門の名や高さなどの説明は、この本を参考にして書いています。
- オフィシャルサイト京都観光Navi – 南禅寺
- オフィシャルサイト京都観光Navi – 桜だより
- Japan-guide.com – Kyoto – Nanzenji Temple

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-04-01 23:59 | Giappone | Comments(6)

祈り

かけがえのない命を、大切な人を失い、故郷を追われた被災地の方が、
1日も早く平穏な暮らしを取り戻すことができますように。
住民の意思や報道の自由、知る権利を人々が取り戻し、
原発や戦争のない社会で、いつまでも安心して暮らすことができますように。

Fioritura dei Ciliegi  Daikaku-ji, Kyoto 4/2009
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Pace e Vita
senza nucleari, senza guerre
a Fukushima, in Giappone,
nel mondo.

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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- No more Fukushima (11/3/2014)
- 春の郷愁、京都 大覚寺の桜 / Fioritura dei Ciliegi Tempio Daikaku-ji, Kyoto (10/4/2009)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-03-11 23:45 | Giappone | Comments(4)

守れ命、守れ表現の自由

 表現の自由は、わたしたちの大切なかけがえのない権利であり、表現のために命を奪われることがフランスで起こる、フランスで表現の自由が脅かされることは許せない。断固として表現の自由を守っていかなければならない。

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Hôtel de ville de Paris 14/6/2012

 つたないフランス語力ではありますが、昨日、新聞社襲撃のほぼ直後のフランスのニュースで、大統領がこのように言っているのを聴きました。許しがたい犯罪に憤り、犠牲者の方々の冥福を心から祈り、大切な方々を失われた方の深い嘆きを思うと同時に、フランスの政治家や国民が、表現の自由を、市民の大切で基本的な権利と考えて行動するのに対し、表現の自由どころか知る権利も脅かされつつある日本を思いました。生命の尊厳や自らや未来を引き継ぐ世代の幸せを自分たちで守っていくためにも、表現の自由や知る権利は守らなければ。日本では、この二つの自由に対する束縛と攻撃が、国の内部、上部から静かに確実に始まり、広がっているようで不安を覚えます。大切な譲れない権利を守り、取り戻していきましょう。



De l'allocution du président de la République:
« Aujourd’hui, la France a été attaquée en son cœur, à Paris, […] Je veux ici leur dire que ce message de la liberté, nous continuerons à le défendre en leur nom. […]
Aujourd’hui, c’est la République toute entière qui a été agressée. La République, c’est la liberté d’expression. La République, c’est la culture, c’est la création, c’est le pluralisme, c’est la démocratie. C’est cela qui était visé par les assassins. […]
Enfin, nous devons être nous-mêmes conscients que notre meilleure arme, c’est notre unité, l’unité de tous nos concitoyens face à cette épreuve. Rien ne peut nous diviser, rien ne doit nous opposer, rien ne doit nous séparer. […]
La liberté sera toujours plus forte que la barbarie. La France a toujours vaincu ses ennemis quand elle a su justement faire bloc autour de ses valeurs. C’est ce que je vous invite à faire. Le rassemblement, le rassemblement de tous, sous toutes ses formes, voilà ce qui doit être notre réponse. Rassemblons-nous face à cette épreuve. »

**********************************************************************
Dobbiamo difendere la libertà d'espressione, la cultura, il pluralismo, la democrazia",
"Dobbiamo combattere tutti uniti." - il discorso di Hollande ci insegna molte cose.

In Italia e in Giappone i nemici che minacciano questi valori fondamentali
stanno pure dentro il Paese, tra i leader politici.
Probabilmente anche prevedendo le discordie, i pregiudizi e le discriminazioni possibili
dopo l'assalto, ha detto così Hollande: "Enfin, nous devons être nous-mêmes conscients
que notre meilleure arme, c’est notre unité, l’unité de tous nos concitoyens face à cette
épreuve." Parole sagge e coraggiose.
**********************************************************************

LINK
- La France au Canada – Consultat général de France à Montréal – Allocution du président de la République à la suite de l’attentat au siège de Charlie Hebdo (7/1/2015)
↑↑ 上記映像で、オランド仏大統領が語る言葉のフランス語の全文を、文字で読むことができます。
- 在日フランス大使館 - シャルリー・エブド」編集部に対するテロ (9/1/2015)
↑↑ この在日フランス大使館のページ下方のリンク、《「シャルリー・エブド」紙本社で発生したテロに関するフランソワ・オランド大統領のテレビ演説(2015年1月7日)の全文を読む》をクリックすると、オランド仏大統領のテレビ演説全文の日本語訳を読むことができます。さらに、上記リンク先冒頭の題名の脇にある[fr]をクリックし、そうして現れた、フランス語で書かれたページの下方、映像の下にあるリンク、《Lire l’allocution du Président de la République à la suite de l’attentat au siège de Charlie Hebdo (7 janvier 2015)》をクリックすると、大統領の演説の映像が現れ、その下にも、文字で書き起こしたフランス語の全文が記載されています。
- Public Sénat – Hollande: «La liberté sera toujours plus forte que la barbarie» (7/1/2015)
- OnlineNews – Charlie Hebdo, Holland: “La nostra arma migliore è la nostra unità” (8/1/2015)
↑↑ 上記の記事では、それぞれフランス語、イタリア語で、大統領の言葉の多くを引用しています。

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by milletti_naoko | 2015-01-08 20:56 | Notizie & Curiosita | Comments(4)

洪水・原発と雨の紅葉

 今週半ばから、イタリアでは天候が崩れ、大雨や洪水などの被害が各地で相次いでいる上に、今後も雨が続く地域では、洪水のほかに土砂崩れの恐れもあります。毎年こうして大雨のための洪水や土砂崩れで、命や家財道具などを失う方が出るたびに、イタリアでは「予告された悲劇」(tragedia annunciata)と、報道などで言及されることがあります。元来地質や地盤、地形に問題があるため、あるいは、地盤を守るために、地面を残さなければいけないところがコンクリートで埋め立てられて住宅地になり、地盤を守るべき森林が伐採されるなどして、過剰に降った雨水の行き場がなくなり、あるいは土壌が過剰な雨水をとどめ切れずに、洪水や土砂崩れが起こりやすい市町村が、イタリアでは過半数を占めることは、例年こうした災害に多くの市民が巻き込まれ、犠牲者が出るたびに、言われ続けています。大雨を予想して、あらかじめ対策を立てておけば、こうした災害で命や家族・家財を失う方もなく、市町村としても、大きな損失を防げるはずだというのに。「予告された悲劇」は、日本の原発再稼動問題にも言えることであって、活火山を有し、地震も絶えない地で原発を再稼動することは、大雨が来れば洪水や土砂崩れの可能性があることを知りつつ、何の手立ても打たないよりも、さらに危険や害が深刻だと思います。万一の場合には収集も取り返しもつかず、多くの人の命や幸せを奪いかねない大惨事の可能性があるのに、目先の地域振興のための財源獲得を選択するということは、最も大切にしているのは、市民の福祉安全ではなく、利権だということでしょう。本当に地域の、市民のためを思うのであれば、今からでも遅くはないので、考え直すべきだと思います。

 2011年3月11日に起こった東日本大震災を特集した『TIME』の記事に、こう書かれています。

“We sleep easy in the soft arms of clichés: hope for the best, prepare for the worst; risk varies inversely with knowledge; it’s a waste of time to think about the unthinkable. But Japan shook those soothing assumptions. No amount of planning, no skills or specs or spreadsheets, can stop a force that moves the planet.“ (Nancy Gibbs, “TIME” March 28, 2011)

 わたしたちの推測を大きく超える自然の脅威が、将来起こりかねないとはだれも断言できません。可能性が極めて少ないからではなく、万一の大惨事を避けて、原発がなくとも、多少電気の消費量や地域の財源が少なくとも、それでも市民が安全に暮らせる、そういう社会を目指すべきでしょう。当時のアメリカやイタリアの記事には、かつて原爆で多数の市民が命を失い、町を破壊された日本が、自ら生み出した原発が原因で再び、核による悲劇を繰り返したことを指摘するものがいくつもありました。

  No more Hiroshima, no more Nagasaki, no more Fukushima.

 広島や長崎の悲劇を繰り返さないためには核兵器の製造や保持・戦争を、福島の惨事を繰り返さないためには、二度と原発を再稼動させないことが必要です。

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 昨日の夕方は、雨が降っているというのに、夫が「道沿いにきれいな紅葉を見つけたから撮影したい」と言うので、出かけました。どしゃぶりの雨に洗い流された紅葉が、とてもきれいでした。

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 夫としては、紅葉が特にきれいな木が何の木かを調べて、ミジャーナに植えたいと考えていたようですが、雨があまりに激しいのであきらめました。

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Le notizie dal Giappone: "Riparte il nucleare giapponese in Kyushu"
- No, No More Fukushima!
Foto - Foglie rosse bellissime lavate dalla pioggia.
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- No more Fukushima / 原発再稼動の再考を (2014/3/11)
- NHK NewsWeb -川内原発再稼働 鹿児島県知事が同意 (2014/11/7)
- Greenreport.it – Riparte il nucleare giapponese. Via libera al riavvio della centrale di Sendai (7/11/2014)

*追記(11月10日)
 より多くの方に、放射能や原発の恐ろしさと、福島の嘆き・現状を知っていただこうと、以下のリンクを追加しました。
- Evacuate Fukushima 福島の子供を守れ- The Sorrow of Living in Fukushima 福島は日本か
↑↑ 記事から / Dall’articolo / From the article:
「福島の原発震災と自身の生活について、自らの想いを綴りツイッターで発信している福島出身のお母さんがいます。雑誌ママレボが、先月発売の第8号でこのお母さんの詩(福島は日本か@asukensuke)をまとめて掲載しました。言葉の一つひとつが、胸に突き刺さります。子ども世界ネットワークにて、一連の詩を翻訳しました。
A Fukushima-native single mother has been writing poems on twitter about her life since the 3.11 disaster. She goes by the twitter name of Sasukensuke and her account “Is Fukushima Japan?” has been followed by thousands of users. In August, Mamarevo magazine published a series of her poems on the latest issue. How has the worst nuclear accident in the history changed a mother’s life? How has she been fighting to protect her children and family from radiation exposure? WNSCR translated Sasukensuke’s poems to share with readers.」

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-11-07 23:59 | Giappone | Comments(8)