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暮らしの見直し本読み直し、ディーパクが誘なう生き方 〜英語・スペイン語・フランス語学習にも

 最近は、寝る前にそんな本を読むのはどうかという本を、子守歌代わりに寝しなに読んでは、そのまま読みふけったりしていたのですが、今月に入って、瞑想講座を聞き続けるうち、やはり眠りにつく直前に読むべき本ではないと思い直しました。そこで、読み残したページが少なくなったのに、そのまま長いこと読みさしていたこちらのディーパクの本の続きを、11月8日水曜日の晩から、再び読み始めました。

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 この本では、自然を営む法則は、わたしたちの人生にも当てはまるのであって、その法則に従えば、より心豊かに暮らしていけるという説明があり、七つの法則を、一章ごとに一つずつ紹介しています。ずいぶん前から、その最後の章のほとんど最後まで読んでいたのに、その先が読めないままでいたのです。

 今月に入って、毎日ディーパク・チョープラの瞑想講座を受講していることもあって、自然とまた本に手が伸びたのでしょう。残りがわずかだったので、水曜日には本文を読み終え、木曜の晩は、あとがきをすぐに読了しました。ただ、読み始めたのが昨年の8月で、一気に読まなかったために、全体像がはっきりつかめないままに終わってしまったので、せっかくだから読み直そうと、木曜は、あとがきを読み終えてから、すぐに本の冒頭に戻り、関係各位への謝辞や「はじめに」を読み、金曜は、かかりつけ医の診療所での待ち時間を利用して、再び第1章を読み始めました。


 「宇宙、世の中は、ありとあらゆる可能性に満ちているのだけれども、その可能性を実現していくには、例えば瞑想したり、邪念と雑念を払っての沈黙のときを持ったり、自然に溶け込んで過ごしたりする必要があるのだ。また、あれはいけない、あういうふるまいはいけないなどと、人や行為を裁いていては、今を生きられず、可能性への扉を自ら閉ざしてしまうことになる。」

 待合室ではおしゃべりする人や電話する人も多く、少し気が散ったのですが、そういう中で、読んでいて心に残った部分をまとめると、こうなります。

 この数年何度もさまざまな言語での瞑想講座を受講するうちに、あれこれと聞いて心に残っていたことが、そのパズルの一片一片が、本を読み直すことで、再び心の中で、頭の中で、形を作ってくれそうです。本来この本は、別の本の骨子を抽出したものであるようで、読み直すよりも、そのもととなる本を買ったほうがよかろうか、それとも、すでに購入して積ん読になっている別のディーパクの本を読もうかとも考えたのですが、この本はとても薄く、また内容が簡潔に書かれているため、仕事で忙しくなるであろう来週に備えて、またそういう来週に突入してから読むには、うってつけではないかと考えて、再読することにしました。

 
 かかりつけ医の診療所に行ったのは、火曜に専門医から処方された薬を飲む必要があるかどうかを尋ね、必要とあれば、薬局で購入できるように書類を作成してもらうためです。薬は飲むまいと思っていたのですが、金曜朝のリハビリで、理学療法士から期間が少ないのであれば、服用した方がリハビリの効果が促進すると聞き、考えを改めて、まずはかかりつけ医に聞いてみることにしました。診療時間が始まるよりもかなり前に着き、それでも1時間ほど待って、ようやくわたしの番が来たのですが、おかげで読書が楽しめて、やはりいい本だなと思いました。すでに一度読んでいるおかげで、多少おしゃべりが周囲で交わされていても、読んでいくことができます。

 かかりつけ医からは、この薬はコルチゾンだと言われました。わたし自身は花粉症のことも考えて、コルチゾンは極力避けてきました。火曜の肩へのコルチゾンの注入については、体のごく一部への注入である上に、その効果を知っていたので、必要性も感じていました。一方、この薬は、専門医は火曜には、癒着をできるだけ取り除いていく助けになると言っていたのですが、かかりつけ医は、鎮痛消炎剤として処方したのだろうと言います。せっかく注入もしたその効果を生かし、施術や運動の効果を上げるためには、必要だろうかと考えて、結局書類を作成してもらい、薬を購入はしたのですが、飲むかどうかは、土曜の晩に外出先から帰宅してから、少し調べてみて、検討しようと思います。

 この記事は予約投稿で、前日金曜日の晩に書いたものです。

*追記(11月12日)
 11月20日からは、フランス語版の21日間オンライン瞑想講座が始まります。ディーパク・チョープラの他言語版と同様、1日の講座や約20分間で、受講は無料です。フランス語版は、通例、英語によるディーパクの言葉とフランス語訳が交互に流れる体裁を取っていますので、どちらかの言語が入門レベルでも、もう一方の言語が理解できれば、講座内容が理解できる上に、習得中の言語のいいリスニング教材になるはずです。どの言語の瞑想講座も、登録すると、毎日その日の講座の内容を簡単に紹介するメールが送られてくるため、音声で聴く内容の骨子を、文字を通して目で確認することもできます。今回のフランス語版講座は、わたしが数年前に初めて受講したディーパクの瞑想講座と同じ内容です。そのときはイタリア語版でしたが、とてもよかったのを覚えていますので、興味があれば、ぜひ受講してみてください。



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Venerdì sera finalmente ho finito la lettura di questo libero di Deepak Chopra, ma poiché avevo iniziato di leggerlo nell'agosto 2016 e nel frattempo avevo letto altri libri lasciandolo da parte, ho deciso di rileggerlo da capo. E' un libro molto snello, stavolta sarò concentrata e lo finirò anche entro 10 giorni. Ora mi sembra di essere più pronta ad assorbire le parole e gli insegnamenti di Deepak. Lettura sempre molto piacevole. E' un libro che fa riflettere e che ci aiuta a vivere più pienamente.
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 読み始めました 〜 The Seven Spiritual Laws of Success”, Deepak Chopra (8/8/2016)
- オリーブと今このときの大切さ、ディーパク英語版瞑想講座6日目 / Foliage & Meditazione Deepak Day 6, Carpe diem (8/11/2017)

参照リンク / Riferimenti web
amazon.it
- Le Sette Leggi Spirituali del Successo - Copertina flessibile - di Deepak Chopra (Autore),‎ L. Consoli (Traduttore)
- The Seven Spiritual Laws of Success: A Practical Guide to the Fulfillment of Your Dreams (Inglese) - Copertina rigida – di Deepak Chopra (Autore)
amazon.co.jp
- The Seven Spiritual Laws of Success: A Practical Guide to the Fulfillment of Your Dreams (English Edition) Kindle版 - Deepak Chopra (著)
- 富と成功をもたらす7つの法則―願望が自然に叶う実践ガイド 単行本 - ディーパック・チョプラ (著),‎ 渡邉 愛子 (翻訳)
- 富と成功をもたらす7つの法則 (角川文庫) 文庫 - ディーパック・チョプラ (著),‎ 渡邉 愛子 (翻訳)
↑↑ わたしだったら、題名による誤解を避けるために、「心豊かに生きるための七つの法則」という題にしたのではないかと思います。富や成功と聞いて人が一般に想像することがこの本で言われている成功ではなく、また、俗に言う「富と成功」を目指す人を対象とした著書ではないからです。本文の英語は、時に難しい語彙もあるものの、読みやすく、内容は明確なのに、アマゾンのこの本では「難解」と言うコメントが少なくないので、できれば原文の英語で読むことをお勧めします。


Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-11-11 15:36 | Film, Libri & Musica | Trackback | Comments(2)

おいしい秋、京菓子・照り焼き・栗のケーキ

 個人授業で教えている若者が、9月末から日本で日本語の短期留学をしていました。昨日は、イタリアへの帰国後、初めての授業があり、日本語学校での体験を語ってくれました。さまざまな国籍の仲間と共に、日本語を学ぶのが楽しく、授業内容もよかったと、うれしそうです。クラスではどちらかと言うと、作文や会話、リスニングはできる方だったけれども、漢字については、中国人生徒にはとてもかなわず、先生でさえ、時々、板書中の漢字に自信がなくなって、中国人の生徒たちに、「これでいいですか。」と聞いたりしていたそうです。日本人学生と積極的に交流したり、わたしの授業を受けたりはしていても、もっぱら独学で日本語を勉強してきた若者なので、学校の授業が、収穫が多く、かつ楽しいものでよかったと、わたしもうれしく思いました。約1か月後に迫る日本語能力試験のN2受験に向けて、さらに頑張ろうといういい刺激にもなったことでしょう。おみやげにと贈ってくれた、京都の老舗のお菓子がそれはおいしくて、昨晩夫とありがたくいただきました。

 肩のリハビリ通院の帰りに、買い物をして、さらにケーキ屋さんに寄りました。時々、進行方向に見える太陽があまりにもまぶしくてとまどったのですが、それも関係あるのかどうか、買い物を予定していたスーパーの前では左折すべきところを、うっかり右折してしまい、ケーキ屋もうっかり前を通り過ぎてしまって、どちらについても、一度行き過ぎてから、引き返さなければいけませんでした。近場で立て続けに、二度も道を間違えたのは初めてで、自分でも不思議です。

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 そうやって、店に行くために遠回りして、しかも道を間違えてまで購入したのが、こちらの栗のケーキです。実は、この季節にこうして栗のケーキを買うのは、記憶に間違いがなければ、2年前の秋以来、3度目です。ちょうどその頃、右肩が五十肩、癒着性関節包炎を患い、痛みに夜も眠れぬほどで、何度もかかりつけ医の診療所を訪ねなければいけませんでした。専門医の診療を受けるためにも、専門医が処方した鎮痛消炎剤を購入するにも、まずは、かかりつけ医にその旨を記してもらわなければいけないからです。幸いなことに、かかりつけ医の診療所も、公立病院の診療を予約できる薬局も、同じ建物の同じ階にあります。そうして、その診療所と薬局の間に、ちょうどケーキ屋があり、2年前のあの日は、肩の痛みや何度も診療所や薬局に足を運ばなければいけない煩わしさを慰めようと、診療所と薬局を訪ねたあとに、ケーキ屋に入り、その頃が旬だった栗のケーキを見て、夫の分も購入したのです。その翌年の夏、つまり去年の夏には、幸い右肩は痛みも去って、かなり動くようになったのですが、今度は左肩がひどく痛む上に、動きが制限されるようになり、昨年の秋からは、やはり癒着性関節包炎(凍結肩)を患うと診断された左肩のために、今もカイロプラクティック院に、リハビリに通っています。半年余りでかなり回復した右肩と違って、左肩は肩や腕の動きがはるかに制限され、長い間、エプロンのひもを、背中の後ろで結ぶこともできませんでした。今はそれはできるようになったのですが、いまだに90度、特に横に腕を持ち上げることができないために、通院を続け、理学療法士に施術をしてもらってから、指示されたリハビリ運動をしています。

 おととし、去年とちょうど今の季節に、旬の栗のケーキを買って、とてもおいしかったように覚えていたので、値段が高かったのも覚えてはいたものの、同じ店で購入しました。ところが食べて見て、おいしいのは確かにおいしいのですが、値段の割にいまひとつで、妙に甘すぎるように感じました。楽しみにしすぎていたからかもしれないのですが、来年からは、このケーキそのものを買うのは避けたほうがいいことを覚えておこうと、覚え書きがわりに、写真と共にブログに記録しておきます。おいしかったおみやげの京都のお菓子は、あっという間に食べてしまって、写真がないのが残念です。

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 リハビリからの帰りに寄ったスーパーで、鶏のもも肉を買ったので、新鮮なうちに調理しようと、さっそく今日の夕食に、照り焼き風に料理しました。照り焼きでもすき焼きでも、甘みがありすぎると夫の口に合わないため、砂糖は使わず、酒代わりの白ワインとみりん、しょうゆを、同量ずつ深皿に入れ、細かく刻んだしょうがも加えて、鶏肉とネギを数時間漬けておいてから、調理しました。夫もおいしいと言ってくれて、うれしかったです。ちなみに、先週末からは外食も含めて、夫と食べるときは、ずっとイタリア料理が続いていて、和風の料理は久しぶりでした。漬けこんだ肉の写真だけなのは、料理した肉の写真を撮る時間的余裕がなかったためです。

 ふだんは食事中はテレビを見ないことにしていて、台所にはテレビを置いていないのですが、昨日は、夕食前に居間でテレビを見ていた夫が、わたしたちの好きな推理ドラマ、『ネーロ・ウルフ』が、ちょうど夕食の時間帯に再放送されていることに気づいたので、二人で皿を手に、ソファーに腰を下ろし、夕食を食べながら、ドラマを見ました。その再放送が、今日も午後7時35分から午後9時20分までありました。それを知ってはいて、サラダなどはすでに準備しておいたのですが、漬け込んだ肉を料理し始めたのは、夫が帰宅した午後7時前だったために、さあ料理ができたからと皿に盛り、そのまま皿を持ってテレビの前へと、今日の夕食の始まりは、慌ただしかったのです。主人公をはじめとして、個性的な面々がそろうドラマは見ていて楽しいので、今週金曜まで毎日、ほぼこの時間帯に放映されるようで、楽しみです。ふだんの夕食時間に比べるとかなり早いものの、明日以降は、できるだけ番組前に夕食が終えられるようにしたいと思います。夫が改築作業や友人たちを迎えるための準備を、ミジャーナで終えて、何時頃帰宅するかにもよるのですけれども。

関連記事へのリンク
- 推理ドラマ、『ネーロ・ウルフ』 (2014/4/30)

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by milletti_naoko | 2017-10-31 22:53 | Gastronomia | Trackback | Comments(2)

映画のおかげでフランス語再開、歌 『Je vole』1 語彙、仏伊英日対照

 映画館で見て、とても感動したフランス映画、『La Famille Bélier』が、日曜の晩、イタリアのテレビで放映されたのを見て、また感動しました。世間が何と言おうと、その気があればできないことはない。努力をすれば夢がつかめる。耳が聞こえなくても、話すことができなくとも、これまでそのためにできなかったことなどないと言い、市長選にも出馬する父親。そんな父と家族に愛情をたっぷり注ぐ美しい母に育てられた内気な主人公の少女が、その歌の才能に音楽教師が気づいたことを機に、歌の練習に励み、やがてはすばらしい歌で皆を魅了していく。ちなみに、今ならイタリア在住の方は、まだRaiPlayのこちらのリンクからイタリア音声でテレビ放映された、そのすべてを見ることが可能です。最初に短い広告が入ります。映画の著作権の問題もあり、いつまでこのRaiのサイトで視聴が可能かどうかは分かりません。

 映画の物語に引き込まれ、今回は以前に比べて、映画の中で歌われる歌や歌声がすばらしいと、改めて感じました。今日は夫が夕方仕事を終えたあと、そのまま職場の友人と、わたしは敬遠した映画を見に行っていたので、夫の留守を幸いに、家事をする間も、食事中も、ひたすらYouTubeで映画に出てくる歌を聞いて、やっぱりいいなと感動しました。

 すっかり気に入って、何度も聞いてみたい歌が多いのですが、中でも心に響いたのは次の歌、『Je vole』です。ありがたいことに、会話の音声はイタリア語に吹き替えてあっても、歌の部分はフランス語音声のままで、イタリア語字幕つきで放映されました。


 映画の中で主人公がこの歌を歌う場面の映像も、YouTubeには見つかり、その映像にはイタリア語字幕もついているので、歌を理解する助けになってありがたいです。ただ、映画の最も感動的な場面でもあり、内容が先に分かっては映画の楽しみを損なう恐れがありますので、次の映像は、すでに映画を見た方、あるいは映画には興味がないけれども、歌だけ知りたいと言う方だけご覧下さい。


 先の映画の映像を、イタリア語字幕つきで見るためには、

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https://www.youtube.com/watch?v=PQOosjkBct4
 
YouTube画面の右下に並んだアイコン中、最も左にある赤線が付された字幕アイコンをクリックする必要があります。

 3か月とは言え、親元を離れて、自分の足で飛び立とうという熱い思い、家族に分かってほしいという願いがひしひしと伝わり、心に語りかけるような、自らを奮い立たせるような歌詞も歌声も、心に響きました。この歌に限らず、この映画で音楽教師の指導のもと歌われた歌は、いい歌ばかりで、わたしがこれまで知っていたフランス語の歌に比べて、語りかけるようにゆっくりと歌われるので、聞き取りやすく、歌詞を覚えれば歌いやすいように思います。そこで、まずはフランス語の歌詞と共に、歌が聴ける映像を見つけて、聴いてみました。


 昨夏のフランス旅行前に少し復習したとは言え、フランス語の勉強はこの数年すっかりさぼっているのですが、原書を数冊読み、何度も音声CDを聞いたおかげ、そして、イタリア語と語彙や文法が似ているおかげで、分かる部分が多いので、ありがたいです。ただ、「何となく分かる」では、すっかり忘れているであろう基礎文法の再勉強にならず、フランス語の力がいいかげんなままになって、そのままでは上に積み上げていけませんので、この歌を、基礎がぐらぐらしているフランス語の建て直しに役立てようと、まずは最初の3文、15秒分だけにしぼって、意味はどれも分かってはいたのですが、辞書を引いて、次のような表を作ってみました。

Mes chers parents je pars
Je vous aime mais je pars
Vous n'aurez plus d'enfants ce soir


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 「両親」は、英語でもフランス語でもparentsですが、イタリア語ではgenitoriと言い、イタリア語にもparente(複数形はparenti)と言う単語はありますが、一般に「親戚」の意味で使われ、小学館の『伊和中辞典』では、文語としての用法として、定義の三つ目に初めて、「[複数形で]両親、先祖」という意味が登場します。

 フランス語の言葉に対応するイタリア語・英語・日本語を並べて表にしてみると、フランス語とイタリア語の語彙が似ている場合が多いのが、よく分かります。どちらもロマンス語、俗ラテン語から発展・変容して生まれた言語だからです。

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上の写真は、大学時代のロマンス語文献学・言語学のノートです。右から2列目・3列目をご覧になると、数あるロマンス諸言語の多くで、ラテン語の単語中の短母音aが、そのままaであるのに対し、フランス語ではeに変化しているのが分かります。

 わたしはそのことを、フランス語を勉強する前に学んだのですが、たとえば上の歌の語彙の表で、フランス語とイタリア語の語彙を比べると、voler/volare, cher/caro, aimer/amare, mais/maでは、イタリア語の単語ではaの部分が、相応するフランス語の単語では、表記はどうあれ(この4語ではeまたはai)、発音が閉音あるいは開音のeになっています。

 フランス語学習をすっかりさぼっていて、直説法現在の活用でさえ危ういので、この3文に出てくる動詞だけについて、思い出しながら活用形を考えて書き、それからオンライン辞書で活用形を確認して、訂正しました。最初から丸ごと書き写すよりも、自分の頭で一度考えて書いてから、赤で訂正を加えたほうが、記憶にしっかり残るからです。

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 上の表中で、赤で記しているのが、間違えてしまった部分です。歌の歌詞にも助けられたからか、思ったよりも間違いが少ないので、ほっとしました。いえ、こんな初歩中の初歩で間違えているようではいけないので、入門書の最初からまた再勉強するか、昨年解き始めたやり直し用のフランス語の参考書を使うか、いずれにせよしっかり文法をおさらいすることが大切です。

 イタリア語と文法も語彙も似ているおかげで、最初の3文の意味は、文字を見ればほぼ分かったのですが、唯一疑問が残ったのが、3文目です。

  Vous n'aurez plus d'enfants ce soir

 イタリア語字幕にも助けられてだいたい意味は分かったのですが、否定文におけるdeの用法は、ぼんやりとそういうものがあったくらいにしか記憶にありません。

 そこで、『新・リュミエール フランス文法参考書』で確認すると、「否定の冠詞 de」の項に、

  不定冠詞や部分冠詞は、「存在」を前提として用いられる冠詞なので、その名詞の存在自体が否定される文脈では、不定冠詞も部分冠詞も用いることができません。この場合に出現するのが否定の冠詞 deと呼ばれるものです。[...] deは次に母音あるいは無音のhではじまる語がくると、母音字省略が生じます。

と書いてあります。歌と映画のおかげで、フランス語を勉強したいという気持ちが再び起こり、わずかですが復習をすることができました。

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Domenica ho rivisto alla tv il film, "La famiglia Belier", mi è piaciuto così tanto di nuovo che volevo capire meglio le canzoni e cantarle. Dunque ho ripreso finalmente lo studio di francese. Mentre cucino, stiro, ascolto le canzoni del film. Sono bellissime.
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関連記事へのリンク
- 感動の仏映画、『La Famille Bélier』イタリア公開中
- 英語からイタリア語、イタリア語からポルトガル語・フランス語・スペイン語

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-10-10 23:48 | Film, Libri & Musica | Trackback | Comments(0)

夕焼けを愛で振り向けば丸い月、イタリア トラジメーノ湖

 今日は日が沈んだあとも、いつまでも空と湖の色が、いつにもまして美しいので、しばらく湖畔にたたずみました。

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Lago Trasimeno al tramonto, Torricella, Magione (PG) 4/10/2017 19:17

 上の写真で、トラジメーノ湖(Lago Trasimeno)の左手に黒々と見えるのは、モンテ・デル・ラーゴ(Monte del Lago)の町で、右手に写る山は、トスカーナ州オルチャ渓谷にそびえるアミアータ山(Monte Amiata、1738m)です。

 日の入りは午後6時46分で、その前に山の向こうに沈んでから、30分以上経っていたのですが、ちょうどこの頃に、地平線近くの空が、ひときわ赤く輝いたように思います。夫は、今は太陽が斜めに沈んでいくために、長く夕焼けが楽しめるのだろうと言います。日が沈む位置も、数か月前に比べて、かなり移動しています。

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 夫に言われて振り向くと、満月は明日のようですが、日本では今夜十五夜を祝った丸い月が、東の空に見えました。月の出は日の入りよりも早かったのですが、手前の丘に隠れていたのです。

 今日、10月4日は、アッシジの聖フランチェスコを記念する日で、この日を選んで結婚式を挙げた義父母の結婚記念日でもあります。イタリアのテレビでは今夜、聖フランチェスコの人生を描く映画、『ブラザー・サン シスター・ムーン』(DVD英語・日本語版はこちら、イタリア語版はこちら)が放映されました。


 残念ながら途中からしか見られなかったのですが、カステッルッチョのある高原やシビッリーニ山脈の高峰が時々画面に現れたので、ここで撮影したのかとびっくりしました。

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Suggestivo oggi il Lago Trasimeno al tramonto
,
a destra il Monte Amiata, a sinistra Monte del Lago.
Torricella, Magione (PG) 4/10/2017 19:17
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by milletti_naoko | 2017-10-04 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(2)

映画、『レ・ミゼラブル』、今夜イタリア 55ch Cine Sonyで放映

 数年前に見たミュージカル映画だと思って楽しみにしていたら、今夜放映されたのは、1998年版の『レ・ミゼラブル』だったので、驚きました。けれども、この映画もよくできていて、夫と二人で最後まで鑑賞しました。


 ミュージカル版とは物語で重点が置かれる場所なども違っていて、ますます原作を読んでみたいという思いに駆られました。

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Immagine presa dal sito https://www.cb01.uno/

 『ああ無情』は、確か小学生高学年の頃に、うちにあった世界文学全集の版画の挿絵つきの分厚い本で読んだのが、小説については最初で最後ではないかと思います。幼い頃に、テレビアニメで放映されたときのBGMだけ、人形の映像と共に、どういうわけか今も覚えています。

 『風と共に去りぬ』を初めて読んだのは、おそらく高校生か大学生の頃で、そのときは文庫本で翻訳を読んだのですが、主人公の恋物語やスカーレットとメラニーの対照が特に印象に残っていました。社会人になり、英語の再勉強を始め、30歳の頃に久しぶりに原書で読んだときは、けれども、南北戦争の背景など、社会的状況についても詳しく書かれていることに、改めて驚き、そうした歴史的・社会的背景にも興味を持って読むことができました。今、『ああ無情』を読み返せば、また多くの発見があることと思います。『悲しみよこんにちは』のように心理描写に重きが置かれる小説と違って、ジュール・ヴェルヌの作品のように、歳月を追い、次々に行動や状況が細やかに描写されているものは、フランス語で読んでも、イタリア語や英語の知識に助けられて、読みやすかったのですが、数年さぼった後にいきなり読む本としては、『ああ無情』は難しすぎるかもしれません。ただ、新聞の政治の記事など、難しい語彙が多くなると、逆に単語はラテン語やギリシャ語起源で、イタリア語とほぼ同じである場合もあるため、かえって他の本より不思議に読みやすい可能性もあります。

 ところで、今回わたしが放映される映画を勘違いしたのは、テレビで見る番組を選ぶ際に、よく参考にしているサイト、http://www.staseraintv.comの情報が、次のように間違っていたからです。

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Immagine presa dal sito http://www.staseraintv.com

 ふだんはこのサイトで調べたあとで、始まる正確な時間などを、該当チャンネルのサイトでも確認しています。今日も、念のためにCine Sony Italiaのサイトも見たのですが、この映画の情報は開始時刻と、『I miserabili』という題名だけで、映画の公開年度や監督名は書かれていませんでした。Cine Sonyの番組表では、題名がイタリア語になっているので、そこを気にかけて、テレビ画面に表示される番組情報で、映画の詳細を確認すればよかったのですが、それを怠ってしまい、番組が始まってから勘違いに気づいて、すでに書いたブログの記事をいったん非公開にし、ツイッターとフェイスブックへの投稿は削除しました。

 映画終了後、以上の部分を書き足しました。以下に、勘違いを知る前に書いた記事を添えておきます。

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 劇場公開2012年、イタリアでは公開が2013年1月だったミュージカル映画、『レ・ミゼラブル』(『Les Misérables』)が、今夜イタリアのCine Sony、55チャンネルで、午後9時から放映されます。(*これは勘違いで、実際には上述のように、今晩放映されたのは1998年版の映画でした。)

 とてもいい映画で、感動したことを覚えているのに、どういうわけかブログの記事は書かなかったようです。イタリア語版でも、予告編を見るに、歌は幸い、原語の英語で歌われていたようです。映画館では夫といっしょに見て、夫もよかったと言っていたはずなので、今夜は二人でいっしょにテレビでこの映画を鑑賞できたらと思っています。


 英・米合作の映画で、映画の原語はフランス語ではなく、英語です。「ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作として1980年代にロンドンで上演され、以後、ブロードウェイを含む世界各地でロングランされていた同名のミュージカルの映画化作品である」(日本語版ウィキペディアより引用)ことは、今記事を書くために調べていて、初めて知りました。

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Immagine presa dal sito http://www.musical.it/

 だからこそ、歌も内容も完成度が高くてすばらしく、イタリアでも歌は英語で上映されたのでしょう。当時は、フランス語学習のために、原作の本を読んでみようかとも考えていたのですが、すっかりフランス語学習をさぼっている今、もし今夜映画を見て、再び原書を読みたい気持ちがわいてきたら、勉強再開のいいきっかけになるかもしれません。

 イタリアでは今月上旬から放映が始まったCine Sonyでは、名画の放映がこれからも多いだろうと、楽しみにしています。幸い、11時40分には次の映画の上映が始まるため、夜更かしせずに済みそうで、助かります。

 映画のポスターの上部には、内容を端的に表現する文があることが多いのですが、今回引用したイタリア語版ポスターでは、名詞を四つ並べてあります。la lotta「闘い」、 il sogno「夢」、 la speranza 「希望」、l'amore「愛」。こういう追いつめられた状況ではありませんが、もっと夢や希望の実現に向かって、自分自身が戦う必要を感じています。一番の敵は、つい現状に甘んじがちな自分自身ではないかという気がしています。

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Stasera alla tv, "Les Misérables" dalle 21 su 55ch, Cine Sony.

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LINK
- Cine Sony Italia - HOME
- Cine Sony Italia - Guida TV, Programmazioni

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by milletti_naoko | 2017-09-25 19:23 | Film, Libri & Musica | Trackback | Comments(1)

映画『サウンド・オブ・ミュージック』をイタリアのテレビで見ています

 大好きな映画で、社会人になってから英語を再勉強したときの教材としても活用し、映画は何度も見ましたし、サントラのCDはどの歌もほぼ覚えるほど繰り返し聞き、主人公マリアの自伝まで、原書を購入して読みました。


 イタリアでも一度数年前に、夫と二人でイタリア語版を見たことがあるのですが、今夜の放映はパラマウント・チャンネルとあって、英語でも視聴ができるようであれば、久しぶりに再び見たいと考えていました。幸い、イタリア語・英語の2か国語音声で、今懐かしさと新たな発見、感動に喜びながら、9時15分から放映されている映画を見ているところです。


 一番よく歌を聞き、映画を何度も見たのは、二十代後半の頃だったでしょうか。

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Monte Cevedale & Rododendoli, Val Martello (BZ) 11/7/2013

 日本の高校に勤めていた当時と違って、今はイタリアやヨーロッパ各地の教会や修道院を訪ねることも多く、修道女の暮らしや修道会の戒律、オーストラリアの町並みやアルプスの緑や雪の山の美しさを知っているので、また違った視点からも見ることができて、興味深いです。

 映画の合間のコマーシャルを利用して、記事を書いています。先ほど、コマーシャルに入る直前に、マリアたちの結婚式が挙げられ、放映が終わるのは午前零時半の予定です。最後まで楽しみに見るつもりでいます。

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Film musical, "Tutti insieme appassionatamente" (The Sound of Music) ieri sera alla tv.

L'ho rivisto dopo tanto tempo, sempre molto bello e ora penso di poter apprezzarlo ancora di più perché conosco molto di più le alpi, i conventi, la vita delle suore ecc.
Bellissime anche le canzoni.
Foto: Monte Cevedale & Rododendoli, Val Martello (BZ) 11/7/2013
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関連記事へのリンク
- 南チロル、イタリアアルプスへ (17/7/2013)

参照リンク
- サウンド・オブ・ミュージック 製作50周年記念版 DVD(2枚組)
- amazon.co.jp - 「サウンド・オブ・ミュージック」オリジナル・サウンドトラック
- サウンド・オブ・ミュージック―名作映画完全セリフ集 (スクリーンプレイ・シリーズ) 単行本
- The Story of the Trapp Family Singers (英語) ペーパーバック
- サウンド・オブ・ミュージック (Modern Classic Selection) 単行本 – 1997/11/1
マリア・フォン・トラップ (著), Maria Augusta Trapp (原著), 谷口 由美子 (翻訳)

- サウンド・オブ・ミュージック アメリカ編 (Modern Classic Selection) 単行本 – 1998/12/1
マリア・フォン・トラップ (著), Maria Augusta Trapp (原著), 谷口 由美子 (翻訳)


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by milletti_naoko | 2017-09-23 23:59 | Film, Libri & Musica | Trackback | Comments(2)

映画、『この世界の片隅に』、今日・明日のみイタリアで上映

 とてもよかったです。感動しました。イタリアでの上映は9月19日・20日の2日間のみで、イタリア吹き替えで上映されます。まだ日本でご覧になっていない方、お子さんや日本文化に興味のあるお友達、恋人、配偶者などを誘って、ぜひ見に行ってください。

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Dalla pagina web, http://www.nexodigital.it/in-questo-angolo-di-mondo/

 以下のWebページの下方に、各州ごとに、どの映画館でいつ上映されるかの一覧があり、さらに、In programmazione nei seguenti cinema 「次の映画館で上映予定」と書かれた行の下にあるregione「州」とcittà「市」のタブからお住いの州や市を選べば、そこで上映される映画館だけが表示されます。

- NexoDigital.it - In questo angolo di mondo 19-20 settembre

 このページには、イタリア語による映画の説明もありますので、特にすでに映画を見て内容をご存じの方には、イタリア語学習のいい読解教材にもなるはずです。


 冒頭にご紹介したポスターの上方に、Una storia di coraggio che vi insegnerà cos'è l'amoreとあります。意訳すると、「愛とは何かを教えてくれる勇気の物語」。insegneràは、動詞insegnare「教える」の主語が三人称単数現在のときの直接法未来ですから、直訳は、「あなた方に(vi)愛とは何かを教えるであろう勇気の物語」です。「何」という疑問詞は、イタリア語では本来は、直接疑問文でも関節疑問文でもche cosaであるべきなのですが、「何ですか、何だい」と聞くのに、口語では北ではcosaのみ、南ではcheのみを使う傾向があり、最近では学術書でも、このcosaのみを「何(か、ですか)」という意味の疑問詞として使うのを見かけることが多くなりました。また、「愛とは何か」というのは関節疑問文ですから、本来は関節疑問節の動詞には接続法現在を用いて、che cosa sia l'amoreとするべきところが、ここではcos'è l'amoreとなっているのは、その方が文が簡潔にもなりますし、想定される観客の多くが若者であり、そのために、文面に口語的要素をあえて使っているのではないかと思います。


 爆弾が毎日のように降り注ぐ国が、今も存在すること。そんなふうに子供や人々の暮らしが脅かされることがあってはならないこと。戦争を知らない世代のわたしたちが、ニュースや映画で戦争や残虐な映像に慣れて、頭や心を麻痺させてしまうことなく、平和を守り、その大切さを伝えていくこと。そのためにも、ぜひ多くの人に見てほしいと思いました。ふつうの映画よりずっと入場料が高く、わたしたちが見たUCI Cinemasでは、一人11ユーロでした。原作の漫画もぜひ読んでみたいと考えています。

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Film, "In Questo Angolo di Mondo"

Molto bello e commovente, solo il 19 e il 20 settembre.
Sì, racconta anche la guerra ma l'attenzione è rivolta alla bellezza e alle gioie della vita quotidiana e all'amore tra le persone, quindi il film è drammatico ma il tono di fondo è speranza, inno alla vita. Vi regalerà anche tanti sorrisi e forse anche il modo diverso di vedere il mondo che aiuti ad apprezzare di più le piccole cose della vita quotidiana.
L'abbiamo visto stasera e penso di acquistare anche i fumetti su cui è basato il film.
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LINK
- NexoDigital.it - In questo angolo di mondo 19-20 settembre
- この世界の片隅に - HOME
- amazon.co.jp -この世界の片隅に [DVD]
- amazon.co.jp - この世界の片隅に 上 (アクションコミックス) コミックス
- amazon.co.jp - この世界の片隅に 中 (アクションコミックス) コミックス
- amazon.co.jp - この世界の片隅に 下 (アクションコミックス) コミックス

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by milletti_naoko | 2017-09-19 22:42 | Film, Libri & Musica | Trackback | Comments(2)

007、カリ城とギリシャのメテオラ修道院、映画『ユア・アイズ・オンリー』

 最近イタリアでは、テレビでしばしば007シリーズの映画を放映しています。今夜は、映画、『Solo per i tuoi occhi』を見ました。英語の原題は、『Only for your eyes』(1981年)、邦題は『ユア・アイズ・オンリー』です。007シリーズは夫につきあって、わたしも時々いっしょに見ます。今日も途中からいっしょに鑑賞したのですが、今日の作品は、これまで見た別の作品と違って、筋や内容が予測できず、どんでん返しがいろいろあって、はらはらする場面も多く、わたしには、おもしろかったです。

 映画に、『ルパン三世カリオストロの城』(1979年)とそれはよく似たカーチェイスの場面があったので、驚きました。


 調べてみると、カリ城を真似て、映画の場面として利用したようです。007では、ちょうどオリーブを収穫中のオリーブ園に、ジェームズ・ボンドが運転する車とその車を追う敵の車が乱入しています。オリーブの収穫は、秋になればわたしたちもしているため、映画を見ながら、主人公たちの車によって、苦労してオリーブを摘む作業を邪魔された人々の迷惑を思いました。

 007映画では、世界のさまざまな国を舞台に物語が展開します。そのため、舞台となる場所が、知らない場所であれば、好奇心が湧き、知っている場所であれば、その地がどんなふうに映画で描かれているかに、興味を持って見ています。

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Monastero di Meteora, Grecia 27/9/2008

 今晩の作品では、わたしたちも9年前に訪ねたギリシャのメテオラ修道院が、登場しました。切り立った高い断崖の上に修道院があるのですが、映画の中では、なんとその岩の壁を、ジェームズ・ボンドがよじ登ったので、驚きました。


 わたしたちが訪ねたときには、残念ながら雨が降っていたのですが、映画を見ながら、メテオラを訪ねたときのことを、懐かしく思い出しました。

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 2か月ほど前には、若きショーン・コネリーがジェームズ・ボンドを演じる作品も見て、『薔薇の名前』で、年輩の修道士を演じたショーン・コネリーが印象に残っているわたしは、あまりにも若くかっこいいので、あらあらと驚きながら見ました。

 イタリアでは、明日もRai Movie(24ch)で、午後3時40分から、007シリーズ映画、『Moonraker - Operazione Spazio』が放映されます。わたしたちは夜9時過ぎから、夕食後に見始めることが多いのですが、テレビの番組表を確認すると、Rai Movieで、さまざまな時間帯に放映されていますし、Raiの他のチャンネルで上映されることもあります。興味のある方は、次のRaiの週間テレビ番組表を参考にしてください。

- Rai.it - Televisione - Ora in onda / Guida programmi / Programmi on demand

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Monastero di Meteora, Grecia 27/9/2008

- James Bond saliva la parete rocciosa di Meteora nel film, "Solo per i tuoi occhi" (For your eyes only, 1981) che abbiamo visto ieri sera alla TV e ho ricordato i monasteri suggestivi di Meteora cha avevamo visitato nel 2008.
- Poi nel film ci sono le scene di inseguimento in macchina alcune delle quali sono quasi identiche a quelle del film di Hayao Miyazaki, "Lupin III. Il Castello di Cagliostro"(1979)!
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関連記事へのリンク / Link all'articolo correlato
- 宮崎映画で学ぶ日本語・イタリア語とサンレーオのカリオストロの城 / "Lupin III - Il Castello Di Cagliostro", il primo film diretto da Hayao Miyazaki (1979)
↑↑  In fondo all'articolo l'elenco dei DVD dei film diretti da Hayao Miyazaki disponibili su amazon.it.

参照リンク / Riferimenti web
- amazon.co.jp - ユア・アイズ・オンリー(デジタルリマスター・バージョン) [DVD]
- amazon.it - 007 Solo Per I Tuoi Occhi (DVD)
- amazon.it -Lupin III - Il castello di Cagliostro (film DVD)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-08-10 23:59 | Film, Libri & Musica | Trackback | Comments(4)

ドン・マッテーオ11と登場人物と学ぶインターネット第二弾、番外編で進む恋物語 イタリア語学習にも

 神父のドン・マッテーオが主人公の、温かく楽しい推理ドラマシリーズは、イタリアで世代を超えて人気を誇る長寿番組で、つい最近、スポレートで、『ドン・マッテーオ11』の撮影が行われたと、ニュースで知ったところです。


 ドン・マッテーオ自身は登場しないものの、その主だった個性あふれる登場人物たちが、インターネットについて教えたり、学んだりするシリーズ、『Complimenti per la connessione』が、好評だったからでしょう。この夏は、前回のインターネットの基本を踏まえて、さらに、日常生活を便利にするために、インターネットやスマートフォンのアプリケーションを、どんなふうに活用できるかを、登場人物たちの楽しいやりとりを通じて視聴者に伝える第二弾、『Complimenti per la connessione 2』が、現在放映中です。


 より多くの市民がインターネットを使えるようにというねらいからか、この番組だけは、少なくとも第1話から第9話までが、現在制作したRai自身によって、YouTube上でも紹介されているため、イタリア国内でしか見られないRai Playと違って、インターネットに接続さえできれば、世界のどこからでも見られるのが、うれしいところです。

 全20回で、月曜から金曜までの午後8時半からの5、6分間、1チャンネル、Rai 1で、放映され、その再放送が、月曜から金曜までの午後1時半から2時過ぎ辺りの時間帯に、25チャンネル、Rai Premiumでもあります。

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Centro storico di Spoleto (PG) 14/5/2017

 この放映があることを、わたしは先週だったか、すでに放映が始まってかなり経ってから、初めて知ったのですが、今、YouTubeで第1話から第9話まで、一気に見てみました。スマートウォッチやスマートテレビなど、わたし自身が、ほとんど知らなかったことも多くて、興味深かったです。

 けれども、何よりうれしかったのは、確か『ドン・マッテーオ10』の最終回では、恋の行方がまだはっきりしなかったCapitano TommasiとLeaが、このシリーズでは第1話から恋人であるだけではなく、婚約者として登場し、第9回に至るまでの間に、結婚式の招待客についておじのMarescialloと相談し合ったり、結婚祝いについて話したりと、二人の結婚に向けて、どんどん近づいている雰囲気があることです。次の『ドン・マッテーオ11』では、Capitano Tommasiがドラマから去ると、スポレートでの撮影のニュースの際に聞いていたので、二人の恋の行方が中途半端なままなのにと思っていたのですが、本編では紹介できない二人のその後の様子や恋の進展を、この番外編のミニドラマの中で、伝えているのでしょう。

 YouTubeには、昨年の夏も、Raiが、このインターネットを教えるシリーズについては、ビデオ映像を載せていたのですが、今わたしの昨年の記事を見ると、そのリンクは無効になっています。と言うわけで、現在はYouTubeで世界中から見られるこのシリーズの第1〜9回も、いつまで見られるか分かりませんので、興味がおありの方は、早いうちに、ご覧ください。

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 この記事では、今日見た中で、一番イタリア語の教材としても役立ちそうで、かつ、見ていて楽しく、二人の恋がうまく行っていることが分かる映像を紹介しています。オンラインバンキング、ネチケットなど、日本語ですでに内容を知っていれば、テレビの画面に文字つきで説明も現れるために、イタリア語が理解しやすいはずです。また、5分強と映像が短く、高齢者も理解できるようにと制作されているために、全体的に、早口で話しすぎることがなく、特にLeaやCapitano Tommasiによる生活に役立つインターネット活用法の説明は、ゆっくりと言葉を明瞭に発音して話し、かつ、内容理解を促す絵や言葉も、画面に現れるため、イタリア語が分かりやすいはずです。登場人物の身ぶり手ぶりや表情から、言わんとすることを推測する、そういう右脳を使ったイタリア語学習にも、また、発音やイントネーションに耳を慣らし、どんなふうにあいさつが行われ、会話が進むかを学ぶにも、役立ちます。

 現在、第1〜9話及び登場人物へのインタビューの映像は、次のページのリンクから、ご覧になれます。
- YouTube - Rai / Rai Play - Complimenti per la connessione

 イタリア在住の方は、次のページから、第1シリーズ(Stagione 1、訳は「季節、シーズン」なのですが、ドラマの本編ではないので、「シーズン」と言うのもどうかと)及び第2シリーズ(Stagione 2)のすでに放映された回、episodoを見ることが可能です。

- Rai Play - Complimenti per la connessione

写真は、このシリーズの舞台となっているウンブリアの町、スポレートの大聖堂とその前の広場、階段を、今年5月に撮影したものです。

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Già iniziate le riprese di "Don Matteo 11" a Spoleto.

Nel frattempo alla TV i suoi simpatici personaggi insegnano
come utilizzare Internet, Smartphone, Smart watch ecc.
in "Complimenti per la connessione 2."
Sorpresa! In questo mini programma va avanti la storia
tra Capitano Tommaso e Lea;
stanno organizzando il loro matrimonio!
Foto: Centro storico di Spoleto (PG) 14/5/2017
***********************************************************


関連記事へのリンク
- 人気ドラマ三人組と学ぶウェブ基本&イタリア語、ドン・マッテーオ番外編
- スポレートで祝う母の日、イタリア
- 優秀な外国語学習者とは
- 木を見て森も見る外国語学習
- 英伊仏ヒアリングマラソンと注意点

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-07-22 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(0)

ペルージャ夏の野外映画祭、9月13日まで元修道院に臨む公園で開催中

 ペルージャでは、9月13日まで、サン・ピエートロ教会と元修道院の道路を挟んで向かいにある公園、Giardino del Frontoneで、日替わりで、主に昨年劇場公開された映画の数々を、楽しむことができます。たとえば、わたしが昨年見ていいなと思った『A Spasso con Bob』が、7月10日に上映されるほか、遠藤周作の小説、『沈黙』を原作とする映画、『Silence』が7月1日に、また、ディズニー映画の 『La bella e la bestia』(美女と野獣)の実写版は7月2日に、好評を博したという『La La Land』は6月30日に、上映される予定です。『A Spasso con Bob』は、特に猫が好きな方にはおすすめです。

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Basilica & Abbazia di San Pietro, Perugia 27/6/2017

 昨年見逃した映画を見たり、あるいは、日本で見た映画のイタリア語版の映画に挑戦したり、あるいは単に猛暑から逃れたりするにも、うってつけのいい機会だと思いますので、ペルージャに留学・在住の方、あるいは旅行などでペルージャにお越しの方は、ぜひ一度足を運んでみてください。

 上映は午後9時半からで、入場料は特別な催しがある場合を除いて、原則的に5ユーロです。上映予定については、以下のウェブページをご覧ください。上映会場の入場券販売所では、野外映画祭の上映予定が、それぞれの映画の上映日時や簡単な作品紹介とともに印刷されたパンフレットを、無料でもらうことができます。

- Cinegatti - Cinema all'Aperto Frontone. In Programmazione al Frontone

 写真は、今日映画の上映会場へと向かう途中に、公園から見えたサン・ピエートロ教会の鐘楼と元修道院を撮影したものです。

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- Cinegatti - Cinema all'Aperto Frontone. In Programmazione al Frontone - 猫と若者を描くあったか映画『A Spasso con Bob』 / "A Spasso con Bob" - un film molto bello e commovente (17/11/2016)
- 猫と若者の感動映画、英・米に続き葡・ブラジルで上映、日本では来夏頃、原作は世界でベストセラー / Film, "A Street Cat Named Bob" Trailer in inglese & Libri (18/11/2016)
- 映画『沈黙-サイレンス-』イタリア公開、日本上映は21日 / Film, "Silence" di Martin Scorsese (13/1/2017)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-06-27 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(6)


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