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花のマリッティメ・アルプス1

 7月16日から24日にかけて、わたしたちが訪ねたのは、イタリアピエモンテ州の南西に広がる州立アルピ・マリッティメ自然公園(Parco delle Alpi Marittime)です。

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Parco delle Alpi Marittime, Vallone del Vei del Bauc 21/7/2011

 イタリア語では、アルプス山脈のことを「アルピ」(le Alpi)と言います。アルプスと言えばハイジ、スイスというイメージがありますが、アルプス山脈は、イタリア半島の北方に、東西に長く横たわり、ヨーロッパの数か国にまたがっています。アルピ・マリッティメは、この広大なアルプス山脈の南西に位置し、イタリアとフランスの国境にまたがっていて、イタリア側は、州立アルピ・マリッティメ自然公園、フランス側は、国立メルカントゥール自然公園となっています。

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Parc national du Mercantour 19/8/2011

 この夏、わたしたちは、7月に二人で、イタリアのアルピ・マリッティメ自然公園を9日間訪れ、8月に友人たちと共に、フランスのメルカントゥール自然公園を、4日間訪ねました。

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Parco delle Alpi Marittime, Piana superiore del Valasco 20/7/2011

 アルピ・マリッティメ自然公園を歩いていて、まずは、水の豊かさに驚きました。澄んだ水が、ほとばしり流れる川に沿って、歩いていくと、渓谷の両側にそびえたつ山の斜面から、小川や滝が流れ落ちてくることが、よくありました。

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Lago inferiore del Frisson 23/7/2011

そして、山を登ってたどり着いた川の源には、たいてい美しい湖がありました。

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Vallone della Meris 17/7/2011

 次に驚いたのが、7月も半ばを過ぎたというのに、色とりどりの美しい花が、野山を彩っていたことです。

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Vallone dei Vei del Bouc 21/7/2011

 標高が高いため涼しい上に、水が豊かなためでしょう。(雨にも時々降られました。)おかげで、水のせせらぎを耳にし、美しい花を眺めながら、山を登ることができました。そして、さまざまな色や大きさの蝶が、花の間を飛び回っていました。

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Valdieri 16/7/2011

 さて、7月16日土曜日の朝、カッラーラのかずこさんのB&B(記事はこちら)を後にしたわたしたちは、高速道路をまずは、ピエモンテ州を目指して、北上しました。「山のふもと(piè 〔di〕 monte)」というその名のとおり、アルプスの高い山々に囲まれたピエモンテ州には、自然公園がたくさんあります。今回は、州の南西に位置するアルピ・マリッティメ自然公園を訪れることに決めました。

 7月の週末とあって、湾岸を走る高速道路の渋滞を心配していたのですが、サヴォーナ付近で車が少し多かったくらいで、ひどい渋滞に巻き込まれることもなく、走ることができました。アウトグリルで昼食休憩を取り、パニーノを食べ、モンドヴィ(Mondovì)で高速を下りて、アルピ・マリッティメへと向かいます。途中、ヴァルディエーリ(Valdieri)の町(上の写真)に立ち寄りました。山に向かって登って行くと、行き合う村が小さくなり、ガソリンスタンドやATMがなかったり、観光案内所の閉まるのが早かったり、宿では現金でしか支払いをできなかったりする場合がよくあります。そこで、この町で現金を調達し、自然公園の登山用地図とガイドブックを購入しました。

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 それから、雲に覆われたアルプスの山々を見ながら、ジェッソ川(Torrente Gesso)沿いに走り、テルメ・ディ・ヴァルディエーリ(Terme di Valdieri)まで行きました。自然公園の観光案内所で、宿の情報も聞きました。案内所付近から出る登山コースが興味深いので、近くの宿に泊まれたらと思ったのですが、二つあった宿のうち、一つは満室で、もう一つは温泉施設もある料金のひどく高い宿でした。

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Sant’Anna di Valdieri 18/7/2011

 そこで、案内所で、近くの村の宿を教えてもらい、川沿いの道を引き返しました。テルメ・ディ・ヴァルディエーリに近いサンタンナ・ディ・ヴァルディエーリ(Sant’Anna di Valdieri)の村にさしかかると、B&Bへの道を指し示す標示があり、示す方向に向かうと、

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B&Bの向かいに、バールとレストランも兼ねたホテル、ロカンダ・アルピーナ・バルマ・メーリス(Locanda Alpina Balma Meris)(リンクはこちら)があります。わたしたちは、7月16日の晩から20日まで、このホテル、バルマ・メーリスに滞在しました。最初の晩は、バス・トイレ共同の部屋しか空きがなくて、この部屋の宿泊料金は、朝食・夕食込みで、一人44ユーロ。

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 翌日からは、バス・トイレつきの広い部屋に泊まり、朝食・夕食込みの宿泊料金が、一人48ユーロでした。わたしたちが泊まった部屋は、幸いダブルベッドの他に、もう一つシングルベッドのある広い部屋で、三つもある窓からは、ちょうどアルプスの山が見えました。上の写真は、夫が部屋の窓から、朝6時過ぎに撮影したものです。朝日の光を浴びて、山が赤く染まっています。

 経営者が変わったばかりのこのホテルは、食事はおいしいこともあれば、あれ、ということもあったのですが、夕食は、前菜からデザートまですべて含むフルコース。掃除は少し行き届かないところもあったのですが、なにせ経営する若者たち(と言っても、30~40代)の人がいいので、居心地がよくて、わたしたちは、すっかりいついてしまいました。サンタンナの村から出ているトレッキングコースがいくつもあるため、イタリア内外から、山を歩くために利用する客が大勢いました。

LINK
- Parco delle Alpi Marittime - HOME
- it.wikipedia – “Alpi”
- mappa – suddivisione; Alpi Marittime, Prealpi di Nizza
- Parc national du Mercantour - HOME
- parks.it – Parco Nazionale del Mercantour
- Locanda Alpina Balma Meris - HOME

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2011-09-04 23:59 | Piemonte | Trackback | Comments(8)

レタスの中からスズメバチ

 ペルージャでは、毎日ひどく暑い日が続いています。今朝、暑くなりすぎる前にと、野菜畑で収穫したサニーレタスを、台所で洗おうとしていたら、

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水に驚いたのか、レタスの間から、スズメバチ(vespa)が出てきて、わたしを驚かせました。

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 今日採ってきたのは、レタス、ルーコラ、ナス、プチトマト、ズッキーニの花、そして、バジルの葉です。以前、森のそばに住んでいたときは、こうしてレタスの間からスズメバチが出てくることがよくありました。夫によると、「暑いから、ハチも涼しい場所を好んで、レタスの葉の間にいるんだよ。」とのことです。

 ペルージャ郊外にある今の家に暮らし始めてからは、野菜の間に、ナメクジがいることは時々あっても、スズメバチにお目にかかることはなかったので、今回は驚きました。かつての家では、水に浸したサラダ菜から、5、6匹のスズメバチが現れて、台所を飛び回って、わたしは悲鳴を上げていたので、今回の1匹のスズメバチには、驚いても、慌てはしませんでした。

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 わたしたちが1週間の旅から帰ったのは、日曜日の晩。同じ日の朝、義父母が、海辺での湯治に出かけたため、2週間の留守の間、野菜畑の水やりは夫の仕事になります。

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野菜畑のおかげで、新鮮な野菜を食べることができ、

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イタリアに来てから、生まれて初めて、ナスの花(上の写真)を見たり、

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キュウリの花(上の写真)を見たりすることができました。

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 でも、こうも暑くて、雨が降らず、かんかん照りの日が続くと、なにせ畑が広いので、水やりも大変です。

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 近頃は、採れたてのサニーレタスがよく育ち、とりわけおいしい上に、春にはたくさんいたナメクジが、姿を消したので、喜んでいたのですが、今日はスズメバチが出てきたのでした。

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 我が家では、今年は、トマトが熟れるのが、例年に比べて遅かったのですが、最近は、赤く熟したトマトを見かけることも多くなりました。そろそろ、トマトを大量に収穫して、保存用に瓶詰め(記事はこちら)することができそうです。

 我が家にはエアコンも扇風機もないので、わたしもアイロンがけを、朝8時頃、まだ外の空気がひんやりとしている頃にすませました。ペルージャでは、今週いっぱいは、雨が降らず、猛暑が続くようです。

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by milletti_naoko | 2011-08-23 15:22 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(10)

手に虹が!

 窓ガラスから入る日差しが、前に座っていた女性の右肩に、小さいけれど、美しい虹を描き出していたので、

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「わたしも!」と、虹の光の中に、手をかざしてみました。予想どおり、わたしの手にもきれいな虹が映し出されました。

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 7月8日に、サン・フェリチャーノ(San Feliciano、上の写真の港から、トラジメーノ湖(Lago Trasimeno)を、フェリーで行って、

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ポルヴェーセ島(Isola Polvese、上の写真を訪れた、その帰りのフェリーの中でのできごとです。虹を手にするなんて、何だか幸先がよさそうと、うれしくなりました。

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 この日、水生植物園(Giardino delle Piante Acquatiche)で、色とりどりの美しいスイレンとハスの花を見て感動したということは、先月すでに記事にしています。(リンクはこちら

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 この頃は、キョウチクトウも、白や赤やピンクのあでやかな花をいっぱいに咲かせて、目を楽しませてくれました。

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どの色の花も美しいのですが、わたしのお気に入りは淡いピンクです。日本の桜を思わせるからでしょうか。

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 道端に、カモミールらしき花も、いっぱい咲いていました。

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 昼食は、この日も、いつものレストラン(記事はこちら)で。夫が頼んだこちらの前菜、Filetti di lago in insalataが、とてもおいしそうでした。

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 今回は、日替わりでメニューの変わるお得なセット、Menu Turisticoもありましたが、前回と違って、アラカルトで、好きな料理を自由に選べるようになっていました。ワインも水もサービス料も込みで、13ユーロとはお得ですが、この日はプリモもセコンドも肉だったので、せっかくだから湖の魚を食べたいと考えたわたしたちは、魚料理を頼みました。

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 こうして、ポルヴェーセ島で、散歩と食事を楽しんだ帰りのフェリーの中で、窓から差し込む光が、虹を描き出していたわけです。上の写真のカモメさんは、朝フェリーが島の港に近づきつつあるときに、見かけました。眺めていたのは、船か、湖か、それとも青い海か…… この日の湖は、ご覧のように、緑がかった色をしていました。

関連記事へのリンク
- 初夏のポルヴェーセ島1
- 初夏のポルヴェーセ島2
- 蓮と睡蓮の競演

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by milletti_naoko | 2011-08-09 15:53 | Umbria | Trackback | Comments(6)

花の生命力

*文末に、イタリア在住の日本人有志による「日本国政府に『脱原発』政策の実現を求める公開嘆願書」の署名を募集するページへのリンクあり。第一弾の署名の締め切りは、8月8日イタリア時間午後12時。
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2011/7/6

 6月初めにご紹介したテラスの花(記事はこちら)は、少しずつ育ち、一つひとつ花が開いていって、

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2011/7/6

 7月初めには、鮮やかに美しい色の花でいっぱいになり、毎日、花を眺めるのが、楽しみでした。

 それが、7月末に2週間の旅(記事はこちら)から帰ってくると、毎度のことで、何となく予想はしていたのですが、花が半分、右手の植木鉢に至っては、ほとんど枯れてしまっていました。

 このテラスは西向きで、午後は長い間強い日が当たるので、もともとそれでも咲くことができる花を、ということで、花屋さんの助言も聞いて、ペチュニア(petunia)バーベナ(verbena)の花を、選んでいました。それでも、7月中旬は、晴天の暑い日が続き、義父母が時々水をやってくれてはいたものの、広い野菜畑の水やりや野菜の収穫に忙しく、毎日というわけにはいきません。

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2011/8/6

 ペチュニアの花はいくつか花を咲かせ、左の鉢のバーベナには、まだいくつか花が残っていたのですが、右の鉢については、白のバーベナこそ、花はなくても、いくつかつぼみが見つかったものの、赤いバーベナは、花どころか、つぼみも見当たりませんでした。

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2011/8/6

 それでも、旅行から帰った7月25日以来、毎日朝晩水をやり、つぼみが育つよう、咲き終わった花を取り除いていくと、少しずつですが、花たちが、息を吹き返してきました。明日で、帰宅してから、ちょうど2週間になります。この数日は、白いバーベナが、ようやく再び花を咲かせ始め、つぼみの数もかなり増えていました。(上の写真)

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2011/8/6

 そして、2週間前には、つぼみさえ見当たらなかった赤いバーベナも、少しずつつぼみの数が増え続け、小さいつぼみだけ日々増えるものの、花が咲かないので、心配していたら、昨日の夕方になって、ようやく、鮮やかな紅の色がほのかに見えるまでに、ほころんだつぼみが、ひとつふたつと姿を現し始めました。

 ああ、枯れかけたように見えたバーベナも、しっかり生き抜いてくれていた、明日はきっと花を見ることがでいるだろうと、昨日の晩から、楽しみでした。

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2011/8/7

 ですから、帰宅してから2週間になる今朝になって、実に1か月ぶりに、鮮やかに赤いバーベナの花が咲いているのを見たときは、本当にうれしかったのです。

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2011/8/7

 他のたくさんの小さなつぼみたちも、今はまだ緑色ですが、これから少しずつ少しずつ、美しい花を咲かせてくれることでしょう。

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2011/8/7

 一足先に花を咲かせ始めた白いバーベナと、競い合いながら。

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2011/8/7

 わたしも、この花たちのように、強くありたいと思います。何があっても、自分の足でしっかりと立ち上がり、再び歩き出せるようでありたい。

 昨日は広島への原爆投下記念日であり、まもなく終戦記念日が訪れます。焼け野原から、明日を信じて苦労を重ねた世代の血のにじむような努力で、豊かな国へと生まれ変わったわたしたちの国、日本。被災地でまだ苦しまれる方も多く、放射能汚染も、政府などの対応が問われるときですが、今の日本にもやはり、枯れかけたように見える中で、美しい花が咲き、緑色の小さなつぼみが、たとえどんなに咲くのが先になるかも知れぬとしても、育ち始めていると思うのです。被災地で、暮らしを建て直そうと、日々励まれる方々、それを支える多くのボランティアの方たち、支援者、支援企業。なでしこジャパンの活躍。

 情報を隠蔽して、悲惨な状況を見ぬふりしていられる時代では、もうありません。政府や関係機関、産業界が、花を脅かす激しい日照りの存在を隠すことなく、必要な水を、ありとあらゆる手段を講じて手配し、花やつぼみを枯らさずに、問題の根本自体を解決し、これからも緑色の小さなつぼみが、美しい花が少しずつ増えていくように対処し、いつかまた、危機を乗り越えたからこそ、より美しいものとなりますように。水戸黄門や大岡越前が、たとえお上の側にいなくとも、民主主義国家であるはずの日本では、対話や提案、交渉を通じて、改善していけるはず。必要な情報がたとえ開示されていなくても、今は、忍者を使わずとも、入手して、普及させることのできる高度情報化社会にあります。日本国民も、国の主権者として、成長を遂げつつあり、きっと少しずつ、国全体があるべき方向を目指して進んで行くはず、とわたしは信じています。

*追記
 この記事を書いてすぐに、イタリアに住むわたしたちにもすぐできることがあることを、ねるさんの記事(リンクはこちら)に、教えていただきました。

・イタリア在住の日本人有志による「日本国政府に『脱原発』政策の実現を求める公開嘆願書」のメールを通じての署名募集(リンクはこちら

 署名の第一次締め切りは、「8月8日イタリア時間午後12時(真夜中)」とのことです。わたしもさっそく嘆願書を添付して、署名し、メールを送付しました。賛同される方、ぜひよろしくお願い申し上げます。

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by milletti_naoko | 2011-08-07 16:43 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(14)

花のカステッルッチョ

 7月5日は、ペルージャのはるか南方にあるカステッルッチョ(Castelluccio)を訪ねました。

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2008/6/26

 ウンブリアの誇る、おいしいレンズマメ(lenticchie)の産地であるカステッルッチョでは、除草剤を散布しないため、例年、6月中旬頃から、赤・青・黄など色とりどりの野の花が、耕された畑一面に咲いて、とても美しいのです。

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2008/6/26

 丘の上に見えるのが、カステッルッチョの町。野を彩る赤い花は、ヒナゲシ(papavero)の花。

 以上2枚の写真は、2008年6月26日に撮影したものです。ちょうど花が一斉に美しく咲いている時期で、しかも天気がよかったので、まずは、こちらの写真を使って、ご紹介しました。

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2011/7/5

 7月5日、曇り空の下、雨という天気予報を気にしながら出かけたカステッルッチョは、赤や青に彩られてはいましたが、花の見頃までは、あと1週間待つ必要がある(夫の予測)という状況でした。

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 レンズマメやサラミなどの特産品を売る店や、レストラン、ホテルなどは、ほぼ駐車場付近に集中しています。わたしがゆっくりアイゴを運転して、午後1時頃に到着し、まずはレストランで腹ごしらえ。

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 それから、人が少なく、けれど、花に彩られていそうな場所を選んで、散歩をしました。

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 一面に咲く黄色い花。

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 ところどころに、ピンクの美しいナデシコ(garofanino)が、群生していました。

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 一つひとつの花をよく見ると、こうして花弁が、粉雪のような白い斑点で飾られています。

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 青い花は、ヤグルマギク(fiordaliso)で、ところどころに、ヒナゲシの赤やフランスギクの白い花も見えます。

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 途中、こちらの給水場で、冷たくおいしい清水を調達。散歩のときはいつも、水道水で満たした500mlのペットボトルを、持って出かけます。

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給水場(牛たちにとっては、水飲み場)のすぐ傍らでは、牛たちが、こうしてのんびりとくつろいでいました。

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向こうの木々の下をよくよく見ると、馬たちが、木陰で涼を取っています。

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 標高が高いので、7月上旬になってもまだ野バラ(rosa canina)が、咲いています。

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こうして、しばらく美しい野山を歩いたあと、ペルージャへの帰途につきました。帰りは、夫が運転しました。

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by milletti_naoko | 2011-08-05 10:27 | Umbria | Trackback | Comments(12)

蓮と睡蓮の競演

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 昨日、フェリーでトラジメーノ湖(Lago Trasimeno)を渡り、ポルヴェーセ島(Isola Polvese)水生植物園(Giardino delle Piante Acquatiche)(記事はこちら)を訪れると、

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思いがけず、色とりどりの美しいスイレン(ninfea)の花がたくさん咲いていて、目を楽しませてくれました。

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花の大きさや花弁の形も、さまざまです。ご覧のように、トンボもうれしそうに、池の周り、花の上を飛び交っていました。

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 日本では秋の風物である赤トンボも見つけました。イタリアの野山を歩いていて、トンボを見かけることはあっても、こちらに来てから、まだ赤トンボを見たことがなかったので、うれしくなりました。

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こちらのスイレンは、花弁の先がまるくなっています。

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緑の大きな葉の下に、こっそりと花を咲かせているスイレンも、いくつもありました。

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ご覧のように、水辺には、ユリの花もたくさん咲いていました。

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 夫の左手に咲いている大きな大きな花は、

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ハス(loto)の花です。小さなスイレンたちの間にあるため、花の大きさがいっそう際立っています。泥の中に根を下ろしても、清らかな花を咲かせるハスのような心がけで生きられたらと思いつつ、理想に近い生き方は、まだまだ遠い先にある気がします。

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 ポルヴェーセ島は、これまで数年の間に、何度も足を運んでいるのですが、

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ハスの花を見たのは初めてですし、こんなにたくさんスイレンの花が咲いているところを見るのも、初めてでした。我が家の庭のキョウチクトウ(oleandro)が、最近花盛りなので、島のキョウチクトウもさぞかし美しかろうと思いつつ、島を訪れて、思いがけず咲きほこるスイレンの花を見られて、とてもうれしかったです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2011-07-09 00:07 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(16)

クッコ山で迷子

 クッコ山への登頂を見合わせたわたしたちが、出発地点へと戻り始めたのは午後4時頃のことでした。(記事はこちら

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 再び、緑の木々の間の中を進む1番コースを通って、歩いて行きます。所要時間1時間40分とありますから、遅くとも午後6時には、散歩を終えることができるはずでした。

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 途中、こうした壮大な眺めも、楽しみました。

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 谷間、Val di Rachena(標高1146m)から、山道を下り、このLa Fidaと呼ばれる場所(標高1001m)まで、たどり着いたのは、午後4時38分のことでした。案内標示を見て、出発地点であるVal di Rancoに戻るには、1番コース以外に、もう一つ17番コース(Sentiero 17)があることが分かりました。この二つのコースは、所要時間はどちらも1時間10分、距離も約3kmです。ただし、地図を見ると、1番コースが山道を少しずつ下りていくのに対し、17番コースは、、まずは、川のふもとまで急斜面を下り、川沿いに長い間歩いたあと、最後に再び、山道を登るというものでした。

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 夫がまだ歩き足りないことも、できれば別の道を歩いて引き返したいこともよく知っていたため、わたしは、坂道が厳しいだろうと承知しつつも、夫が望むなら、17番コースを通ってもいいと了承しました。かなり急な下り道を歩いて行くと、ランの花がたくさん咲いていました。

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 美しい花たちとの出会いはうれしかったのですが、下り坂がかなり険しかったため、わたしは途中で夫に、足が痛むから、自分は引き返して1番コースを歩くことにすると言いました。夫は、自分も一緒に引き返そうとしてくれたのですが、わたしは、「すでに1度通った道だし、危険もなさそうだから、一人で大丈夫。」と言って、夫には、せっかくだから17番コースを歩き続けるよう言いました。

 問題は、わたしが再び道の分岐点近くまで引き返したとき、発生しました。にぎやかな犬の鳴き声に似た動物の叫びが、何度も何度も、絶えることなく続いたのです。

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 以前に隣人の犬に噛まれたことがあり、イノシシに出くわしたこともあるわたしは、こわくなって、再び夫を追って、17番コースを下り、こうして川のほとりまでやって来ました。夫を呼べど、もうかなり先に進んでしまったのか、返事がありません。携帯電話で電話しようにも電波がありません。

 そして、一番困ったのは、川沿いの案内標示には、三つほど行き先とコースが示されていたものの、わたしが行くべき場所の名前が書かれていなかったことです。初めて歩く山だったので、この日に限って、地図は夫だけが持ち、わたしは持っていませんでした。

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 そこで、まずは途方に暮れて、これまで下ってきた方向を見やりました。クッコ山(Monte Cucco)の山頂をちょうど太陽が照らし出しています。再び坂道を登っても、犬か野生動物がうろついているかもしれない1番コースを一人で歩く勇気はありません。川に沿ってどちらの方向に進めばいいかは分かっていますから、もし道に迷っても、再び山の斜面を登って、1番コースに合流すれば、動物に出会う危険をやり過ごすことができると考えました。ちょうど午後5時頃のことです。

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 それが、「このコースに違いない」と見当をつけて、歩いていた川沿いのコースの目印を、途中で見失ってしまいました。木の幹にあるはずの目印を探せど探せど、見つかりません。そこで、山の斜面をひたすら登って、再び1番コースに合流しようと考えたのが、午後5時10分頃。険しい斜面を、木の根を足がかりにし、枝を支えにして登って行くと、低木が茂りすぎていて、歩くことが不可能な場所にたどり着きました。それで、今度は、しばらく川沿いに逆方向に引き返してから、別の斜面を登り始めました。

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 遭難してしまうのではないかと心配しながら、登れそうな斜面を登って行き、赤と白のおなじみのCAIのトレッキングコースの目印を見つけることができたのは、午後5時40分のことでした。トレッキングコースにたどり着きはしたものの、コース番号は書かれておらず、どちらに進んでいいかもはっきり分からぬまま、「きっとこれは1番コースで、こちらに行けばいいのだろう。」と思われる方向へと歩いて行きました。

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 山の中を歩くトレッキングコースというのは、互いによく似ています。 「歩いているのは、1番コースじゃないかもしれない」、「出発地点をすでに通り過ぎて、別方向に進んでいたらどうしよう」と、遠くに見える山並みを眺めながら、自分の位置を確認しようと試みつつ、不安の残るまま、ひたすら歩いて行きました。

 ようやくその不安が消し飛んだのは、この細い清水が流れ落ちる谷間を通ったときでした。行きがけに、この小川を苦労して渡ったこと(記事はこちら)を、まだはっきり覚えていたからです。

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 その5分後には、こちらの案内標示も見つかりました。歩いているのが、1番コースであることが確認でき、さらに目的地は、まだ行く手にあることが分かりました。このとき、すでに午後5時56分。横道に逸れずに1番コースをまっすぐに進んでいれば、ゆっくり歩いても、もう出発地点に戻っているはずの時間です。それが、案内標示を見ると、出発地点、Val di Rancoまでは、まだ1.7kmあり、35分かかるとあります。

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 夫が心配しているだろうと思いながら、先を急ぎ、再びAcqua Freddaを通りかかりました。こちらの給水場は、わたしたちが昼食時に訪れたときには、桶の下から水が流れ出ていたため、中には水がたまっていませんでした。昼食後に夫が、周囲の石を拾い集めて、水の出口をふさいだため、わたしが再び通りかかったこのときには、ほぼ桶いっぱいに水がたまって、よく山で見かける他の給水場と同じ風貌をしていました。

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 緑の優しいブナの森、Madre dei Faggiを再び通り過ぎ、さらに歩いて行くと、
 
f0234936_23412249.jpg

もし川沿いを歩き続けたら、わたしが歩いたはずであったトレッキングコースと川の流れが下方に見えました。

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 出発地点である駐車場を目指して、さらに歩いていると、「一体どこに行くの?」という声が、傍らのバールのテラスから聞こえてきました。テラスには、テーブルでくつろぐ夫の姿が見えます。そのとき、すでに午後6時半。わたしの到着はかなり遅くなったのですが、わたしの歩くのが遅いことも、すでに疲れていたこともよく知っていたために、それほど心配もしていなかった様子です。「そんなに登り下りを無駄に繰り返したなら、結局クッコ山の頂まで登った方が、疲れなかったね。」と笑われました。同じことは、翌日学校でこの話をしたミンモにも言われました。「遭難の可能性だけではなく、危険な人物もうろついているのだから、気をつけるように」、「イタリアは日本じゃないのだから」と、諭されて、わたしが、「でもイタリアでは、殺人は見知らぬ相手に対してよりも、男性がかつての恋人や配偶者を殺すように、よく知っている間柄同士の場合がほとんどでは。」と答えると、ミンモの反論があり、そこから、授業はおあずけになり、しばらくおしゃべりが続きました。

 月曜日の最初の授業は、復習も兼ねて、「週末は何をしましたか。」と質問をして、しばらく日本語で話をするのですが、この日本語のおしゃべりが、途中からイタリア語のおしゃべりになってしまったわけです。

 とにかく、一時は本当に遭難するのではないかと、本当に恐い思いをしましたし、実際に遭難しても、何の不思議もなかったわけです。今後は、遠慮しないで、夫に一緒に歩いてもらうようにしよう、そして、地図はわたしも必ず携帯するようにしようと、つくづく思いました。

LINK
- クッコ山で散歩1 / Passeggiata sul Monte Cucco – Parte1
- クッコ山で散歩2 / Passeggiata sul Monte Cucco – Parte2
- クッコ山で散歩3 / Passeggiata sul Monte Cucco – Parte3
- Parks.it – Parco del Monte Cucco – 1. Da Val di Ranco a Pian delle Macinare (sentieri 1-17-3)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2011-07-06 16:42 | Umbria | Trackback | Comments(10)

クッコ山で散歩2

 さて、Acqua Fredda(記事はこちら)では、昼食を取ったあとも、花や小川を眺めたりしたため、昼食休憩が長くなり、ようやく散歩を再開したのは、午後1時45分過ぎのことでした。

f0234936_183271.jpg

 しばらく歩くと、小さな小さな川が流れる谷間にさしかかりました。

f0234936_185622.jpg

 足元に注意しながら、何とか渡ったこの小川を、わたしは帰り道にも、幸いよく覚えていました。

f0234936_191451.jpg

 道中、緑色の苔に身を包んだ美しい岩にもめぐり会いました。

f0234936_193293.jpg

 わたしの苦手な急な登り道が、長い間続きます。

f0234936_1101491.jpg

 でも、山を登って行くと、こんな美しい花に出会うことができました。

f0234936_1103579.jpg

 実は、直前の花の写真を撮ったのは夫で、わたしは撮影中は、これ幸いと腰を下ろし、写真では見えにくいのですが、野の花のたくさん咲く斜面の岩の上で、しばらく休みました。ご覧のように、この先も、まだまだ登り道が続きます。

f0234936_1105585.jpg

 雲は立ち込めているものの、見晴らしはよく、遠くの山々がはっきりと見えました。

f0234936_1112215.jpg

 木の葉と苔の緑の美しいこんな風景や

f0234936_1194437.jpg

道の傍らにいっぱいに咲く不思議な花、

f0234936_1121592.jpg

もう季節が終わったかと思っていたのに、山ではまだ咲いていた蘭の花に、足を止め、写真を撮り、ついでに、山登りの休憩もしていたら、そのうち、夫はひとりで、どんどん先に進んでしまいました。

f0234936_1124086.jpg

 金曜日ということもあり、他に登山客も犬も見かけなかったからかと思います。少し不安に思いつつ、それでも、あ、これはきれいと思うものに出会うと、つい足を止め、カメラを構え、ゆっくりゆっくり山を登って行きました。

f0234936_1125728.jpg

 去年の夏、百の湖自然公園で見つけた花(記事はこちら)にも、久しぶりに再会しました。

 予定では、まず1番のトレッキングコース(Sentiero 1)を進んで行き、それから、2番コースを歩いて、クッコ山(Monte Cucco)の山頂に進むことになっていました。それで、ひたすら1番コースを歩いていたのですが、いつまでたっても夫に会わないので、ひょっとしたら、2番コースとの合流地点に気づかなかったもしれないと不安に思い始めた頃、

f0234936_1153136.jpg

ようやく先を歩いていた夫を見つけることができました。

f0234936_1155384.jpg

 さらにしばらく歩くと、道は平坦になり、枝のトンネルの下をくぐると、

f0234936_1161556.jpg

トレッキングコース1番と2番の合流地点である平地、Pian delle Macinareが、目前に現れました。(つづく)

LINK
- クッコ山で散歩1 / Passeggiata sul Monte Cucco – Parte1
- Parks.it – Parco del Monte Cucco – 1. Da Val di Ranco a Pian delle Macinare (sentieri 1-17-3)

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by milletti_naoko | 2011-06-25 18:23 | Umbria | Trackback | Comments(11)

花を飾ろう

 毎年5月頃には、夏の間、テラスに飾る花を選びに行きます。

f0234936_1733915.jpg

 今年、西向きのテラスに並ぶのは、こちらの花たちです。

f0234936_17333563.jpg

 このテラスは午後強い日ざしが長い時間当たるため、そういう悪条件に耐えうる花を選ぶことになります。好みの色もあって、結局毎年同じような花を飾ることが多いのですが、

f0234936_17335297.jpg

 今年になって初めて登場したのが、こちらのピンクと白の2色が、一つの花弁に並んでいる花たちです。窓辺の花たちは、夏中目を楽しませてくれるのですが、枯れる危険が訪れるのは、わたしたちが旅行で長く家を空けるときです。お義父さんやお義母さんも時々水をやってはくださるのですが、日当たりがあまりにもいい上に、よく強い風が吹くからです。

f0234936_17341195.jpg

 ちなみに、この花たちを買ったのは、マジョーネ(Magione)の町にある花屋です。花屋が2軒並んでいるのを、長い間同じ店の店舗が大きいのだと思い込んでいました。写真に写っているのは、実は、花を買った店の左側にある店です。撮影は、母の日の前日。イタリアでは、日本と違って、カーネーションを贈ると決まっているわけではないので、この日は、すでに母の日ように美しい包装紙で飾られ、かわいい飾りもついたきれいな花の鉢植えがたくさん並んでいました。わたしたちもその一つを購入して、お義母さんに贈りました。

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by milletti_naoko | 2011-06-08 10:34 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(12)

香るオムレツ

 昨日の夕方、階下に下りると、それはそれは香ばしい匂いが、義父母宅いっぱいに立ち込めていました。

 Ieri sera sono andata da mia suocera e un buon odore riempiva l'appartamento. Cucinava la frittata con l'aglio giovane!

f0234936_215830.jpg

 あんまりいい香りがするので、つい自分も食べたくなって、畑に行って、野菜を引き抜き、こちらのオムレツ(frittata)を作りました。いい香りの正体は、写真で卵の間に見える、白と緑の野菜です。

 Subito è venuta la voglia di farla anche a me e sono andata all'orto a prendere gli agli giovani. Buonissimi sia l'odore che la frittata! Grazie mille, Pompilio e Giuseppina per avermi dato ispirazione e averci procurato uova e agli.

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 畑から掘り出してきたばかりの写真はこちらです。掘りたてで、まだ、土と根と皮のついているのが、右の二つ。左の方は、外皮を取り去り、根を切って、刻めば食べられるように準備したものです。皆さん、何だかお分かりですか。ネギだと思った方は、こちらの記事(記事はこちら)を、お読みください。

f0234936_2162085.jpg

 上の青い部分を取り去り、地中にあった白い部分だけを、半分に切って、拡大してみました。もうお分かりですね。

 そうです。この野菜は、まだ若々しく、一つひとつの実が分化していない状態のニンニク(aglio)なのです。前回ご紹介した写真に比べると、かなり実の部分が大きくなり、店で見かけるニンニクの大きさに近づいては来ましたが、まだ外皮は白く柔らかく、ニンニクの実を個別に包む薄皮も、できていません。

f0234936_2164326.jpg

 ちなみに、こちらが店で売られている普通のニンニクです。ペルージャのスーパーでは、こうしたニンニクが三つ、四つ入ったものが、1.50ユーロほどで売られています。今うちにあるのは、こちらのイタリア産のニンニクで、産地はフェッラーラ。なんとDOP (Denominazione d’Origine Protetta、「保護を受けた原産地呼称」)の指定まで受けた品です。店によっては、スペイン産・アルゼンチン産・中国産など、外国から輸入されたニンニクばかり置いてあって、イタリア産が見つからないときもあります。イタリア産と外国産のニンニクが並んでいるときは、イタリア産の方が、たいてい若干高くなるのですが、やはり安心だからと、見つかればイタリアのニンニクを購入するようにしています。

f0234936_2181956.jpg

 まだ若いニンニクは、店で売られているニンニクほど匂いがきつくなく、消化もしやすいし、香りがよくて、とびきりおいしいのです。以前にもお義母さんにそう教わって、早速、実の部分と上の青い部分を細切りにして、オムレツを作ったことがあるのですが、昨日もやはり、お義母さんの作るオムレツのいい香りに誘われて、すぐに野菜畑でニンニクを調達し、下ごしらえをして、細切りにして、オリーブオイルでしんなり炒めてから、塩・こしょうで味を調え、卵と合わせて、オムレツを作りました。

f0234936_2184287.jpg

 卵もやはり、うちの鶏たちの産んだ新鮮な卵です。上の写真は、昨年の4月末に撮影したものです。

 Anche le uova sono delle galline di casa nostra.

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 ちょうど、薄桃色のリンゴ(木はmelo、実はmela)の花が、美しく咲いている頃でした。

 Ho fotografato le galline a fine aprile dell'anno scorso; allora erano bellissimi i fiori di melo.

 夕食には、若く青いニンニクと新鮮な卵で作ったオムレツを、夫と二人で、おいしく、ありがたくいただいました。そして、料理をしながら、香ばしい香りも十分に楽しみました。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2011-05-31 19:20 | Gastronomia | Trackback | Comments(6)


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