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京都平安神宮の桜、水影の妙

 実際の桜の花もきれいだけれども、水面に映る花と、そうして映った像と本当の花が対象をなす様子が、えも言われず美しいいと、9年前の春に、京都の平安神宮で撮影した写真に、見入りました。

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 平安神宮に到着したのは日が傾いた頃で、日ざしが若干赤みを帯びていました。おかげでピンクがより鮮やかに見えるのかもしれません。

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 庭のどの一角も、人が知恵と技術の限りを尽くし、自然と力を合わせて生み出した、すばらしい芸術のようです。

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 枝ぶりのみごとな緑美しい木々の存在に、今このときに全力で咲こうとする桜の花のピンクが、より映えるように思います。

 ペルージャの庭に咲く、やがてはサクランボの実がなる純白の桜の花を愛でつつ、今日本各地で咲いているであろう桜を思い、かつて見た桜の写真を、時々インスタグラムに投稿する今日この頃です。




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Bellissimi i fiori di ciliegio e i loro riflessi sulle acque
@ Heian-jingu Shrine, Kyoto 7/4/2017
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LINK
Heian-jingu Shrine
- 平安神宮 - [公式]Heian Jingu Shrine - HOME (in Japanese)
- Kyoto Travel Guide [official] - I templi - Santuario di Heian (Heian-jingu) (in Italian)
- Kyoto Travel Guide [official] - Shrinese & Temples - Heian -jingu Shrine (in English)
Kyoto
- Kyoto Travel Guide [Officiale] - Scopri di Kyoto (in Italian)
- Kyoto Travel Guide [Official] - HOME (in Japanese)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-04-05 23:05 | Giappone | Trackback | Comments(8)

何が出るやらお楽しみ、春の畑とイタリア在住15年・ブログ7年記念日

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 うちの裏庭には、花壇が三つあり、その一つは、一番奥に見える白い石の向こうで、つい最近まで、ヒヤシンスがきれいに咲いていた花壇です。もう一つは、写真後方に見える、つい最近耕して、種をまいたばかりのところです。

 そうして、三つ目の花壇は、手前のヒナゲシ(papavero)が咲いているところです。今日は1日中北風が吹いていて、小さいヒナゲシの花びらは飛び散ってしまったのですが、大きいヒナゲシは、今朝二つ目の花が咲きました。

 こうしてヒナゲシが育っていることを、わたしが感じたのは、つぼみがたくさんできているのを目にしてからなのですが、植物に詳しい夫は、まだつぼみができるずっと前から、葉の形を見て、「ヒナゲシが育っているよ。でも、咲くのは4月になってからだろうね。」と言っていました。

 手入れをせぬままに、春を迎えてしまったこの花壇の草花を、そのままにしているのは、大小のヒナゲシがあちこちに育っている上に、キンセンカ(calendula)の花も咲き、数年前に種をまいた、青い染料が取れる黄色い花が育ってつぼみができ、コスモスらしき植物や、古代小麦らしく植物も、混在しているからです。

 「まかぬ種は生えぬ」と言いますが、この数年の間に、いつかまいた種や小麦から育った植物が、1年経って、あるいは数年経って突然に、再び顔を見せたのが興味深いです。地面を耕したり、雑草かと抜いてしまったりしたために、去年までは育つはずだったコスモスが育たなかった、そういう可能性もあるかもしれません。種はまいたら育つのだと、そんな気がしてきました。

 日本語の授業に英語の授業、通訳の仕事と、最近は慌ただしくて、方向軸が定まらぬまま、今するべきことに追われている、そんな感じです。学校で話をしていて、そう言えば今日で、わたしがイタリアに来てから、15年になるのだと気づきました。土曜日は通訳の仕事中に、お客さんから、実は、フィレンツェの二人の日本の方が、「直接面識はないけれど、この人なら」と、それぞれわたしを紹介してくださったので、わたしに声がかかったのだと知りました。お二方とも、ブログを通してわたしのことを知られたようです。この場を借りて、その方たちにお礼を申し上げます。

 そう言えば、ブログを始めたのもやはり4月でした。イタリア語学習メルマガには文章しか載せられないけれども、語学学習をより楽しくし、文化も知ってもらうためには、写真などの視覚教材が必要だと考え、最初は、メルマガの副教材のつもりで、ブログを書こうと決めたのです。奇しくも、初めての記事を書いたのは、2010年のやはり4月3日です。当初の目的とは、少々方向が違うものの、こつこつ書き続けてきたブログの、その種から、こうして何かが育っているのだな、ありがたいなと思いました。

 以前にイタリア語を個人授業で教えた生徒さんにしても、土曜日の通訳のお客さんにしても、大きな熱い夢の実現に向けてのその一歩を、お手伝いできるのは、うれしいことだなと思いました。学ぶことが好きで、イタリアに興味があるからと、イタリアに来てみて、結局気づいたのは、わたしが一番好きなこと、していると生きていると実感できるのは、日本語であれイタリア語であれ、何かを教えているときなのだと、実感しました。書くこと自体が楽しいし、暗いニュースが多い日々の中、イタリアと言えば書かれるニュースや記事が偏りがちな中で、いろいろな側面をお伝えしていきたいというのも、わたしの願いの一つなのですが、ブログの方向や焦点を当てるべきことも、これからはもっと考えていかなければと思います。ディーパクの本に書いてあるように、収穫を得るには、好転させていくためには、注意を向けること、時間や心、手をかけることが大切だと考えるからです。

 放置していた花壇に、この春は、思いがけずきれいな花が育っているのですが、これからの人生、本当に自分が望むこと、してみたいことを考えながら、どんなふうに仕上げたいのかを念頭に置いて、手と心、時間をかけていきたいと考えています。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-04-03 23:54 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(4)

桜ひなげし咲く春の庭、ペルージャ

 うっかり手入れや世話をできぬままでいた庭の元花壇に、すくすくとヒナゲシ(papavero)が育ち、高く伸びて、つぼみが育っていたのですが、昨日日曜の朝に、夫が今年最初のヒナゲシが、2輪咲いているのを見つけて、教えてくれました。

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1/4/2017

 朝は、タクシー会社とのメールのやりとりや出かける準備で慌ただしく、花を見る余裕がなかったので、夕方帰宅してから見に行き、写真を撮りました。1輪は、背が高くて、花の中央が黒く、

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もう1輪はとても小さな花で、中央が金色をしています。

 昨年までは、ヒナゲシの種が育つ頃に、しばしばうちの庭や野山で、ヒナゲシの種を集めて庭にまいていました。数年前に買った、蝶を呼ぶ花の種から育った色とりどりのヒナゲシの種も、熟した頃に集めて、庭にまいていました。そうやって育った花の種が、地面に落ちて、育ったヒナゲシもあるでしょう。

 数か月前に、ふと見つけた小箱の中に、ヒナゲシの種らしきものがあるのを発見して、それは机上に少し散らばっていたので分かったのですが、そのときに、その種を皆、庭を耕さぬまま、この元花壇の上に振りまいたこともあります。その種から育ったヒナゲシもあるかもしれません。

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 前庭では、桜(ciliegio)の花が満開です。サクランボ(ciliegia)目当てに義父が植えた木には、真っ白な花がいっぱいに咲きます。イタリアの桜は一般的にはこんなふうに白い色をしています。科学的裏づけはまったくないのですが、純白の美しい桜の花を眺めながら、日本の観賞用の桜がピンク色をしているのは、本来サクランボに行くはずだった赤い色素が、実がならないために、花びらまで行き届くためかしらと、白い花を見るたびに、ぼんやり思います。

 先週は慌ただしく、畑に行く余裕がなかったのですが、つい最近まで、畑ではルーコラの花が咲いていました。庭では今、リンゴや西洋梨の花もきれいに咲いています。花のある枝の位置が高い上に、日が沈んだあとだったり、風が強かったり、天気が悪かったりして、まだいい写真が撮れていないのですが、花盛りの間に、ブログで紹介できる写真が撮影できますように。

 まだ朝晩は寒いほどですが、花がきれいに咲き、小鳥のさえずりも楽しくにぎやかに聞こえるようになって、春が来たとうれしい今日この頃です。

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Ora nel nostro giardino in piena fioritura i ciliegi,
i primi due papaveri di questa primavera.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-04-02 23:47 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(2)

夕日と桜と充実の2日間

 学校とペルージャ大学合同の、教職員の研修と学生たちへの講義・演習を兼ねた学会が昨日と今日行われ、わたしもこの学会に、昨日は朝8時から3時間授業をしたあと午後7時まで、今日は午後の授業を交代してもらって、朝9時から午後7時半まで参加しました。 

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 今日の夕方、会が終わったときには、30分に1本出るバスが出たばかりだったので、バスは7時44分に出るからと、バス停に向かってのんびり歩いていたら、かつて見たことがないほど赤々と大きな太陽が、地平線の向こうに沈むのが見えるではありませんか。

 道路の反対側の木々や家の間のわずかなすきまから、美しい太陽がのぞいていたので、バス停に近づけば、もっと夕日がよく見えるはずと、速足で歩きました。道路さえ横切れば、夕日がきれいに見える場所に着いたのですが、ところがひっきりなしに車が通るので、ようやく横断できたときには、日は今にも沈んで姿が見えなくなる、その直前でした。それでも、空も太陽も赤く美しくて、日が沈むまで、そうして沈んでからもしばらく、空を見守りました。

 カメラは持っていなかったので携帯電話で撮影しました。満開の桜の花もとてもきれいでした。

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Fiori di ciliegioal tramonto, Perugia 30/3/2017

Esco dal lavoro tardi e trovo il sole rosso, grande e bellissimo
che sta per tramontare.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-03-30 23:59 | Altro | Trackback | Comments(4)

旬の野生のアスパラガス、イタリア

 日本ではタケノコが見つかり育つ今の時期、イタリア中部の野山では、野生のアスパラガスが育つ季節です。

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 野生のアスパラガスは、店で見かける栽培用のアスパラガスよりもかなり細身です。地面にひょっこり顔を出し初めて、15cmほどしかないちびっこアスパラガスもおいしいし、育ってひょろりと長くなったものも、あまりにも育ちすぎて枝分かれするほどまでになっていない限り、柔らかい先端部分を、おいしく食べることができます。

 ペルージャ北方の山の中腹にある、わたしたちの改築中のうちの敷地には、毎年野生のアスパラガスがあちこちに生えるので、これまでも毎年、時々訪ねては摘んで、うちで卵料理にして食べていました。今年は、まだアスパラガスには早いのではという時期から、「だれかよそ者がうちのアスパラガスを摘み取ってしまっていて、悔しい」と言う夫が、ミジャーナに改築作業などに出向くついでに、野生のアスパラガスがないかどうか探して、うちに持ち帰ってくれるので、最近は、週に2度は旬のおいしいアスパラガスを食べることができています。

 野生のアスパラガスには独特の苦みがあるのですが、卵といっしょに料理すると、ちょうどその苦みを緩和してくれて、春ならではの独特の苦みとおいしさを、楽しんで食べることができます。今朝はひどく冷え込んだのですが、最近ではかなり暖かくなってきたので、我が家の鶏たちが産む卵の数も、一気に増えました。おかげで、春の恵みである卵と野生のアスパラガスを、こうしてしばしば食べられることが、ありがたいです。前回テッツィオ山を登ったときは、野生のアスパラガスが見つかるかと思ったら、わたしの目では見つけることができませんでした。わたしは最近授業などの仕事で慌ただしく、なかなかミジャーナに同行することができないのですが、この春に一度はわたしも野生のアスパラガス狩りをしてみたいです。

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È primavera,
spuntano gli asparagi nei campi e in montagna,
le galline fanno più uova e allora
a tavola godiamo il sapore di primavera,
la frittata agli asparagi selvatici :-)
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-03-27 23:59 | Gastronomia | Trackback | Comments(10)

夏時間と猫かくれんぼ

 こちらイタリアでは、春分の日を過ぎて、日がすっかり長くなり、先日は日の入りがもう午後6時半頃になったのだと驚いていたのですが、明日から夏時間に入ると、日没はさらに1時間遅くなり、7時半頃になります。

 明日日曜の午前2時に、時計の針が1時間進んで3時となるという形で、冬時間から夏時間に入るため、今夜はいつもより夜が1時間短くなります。そして、日本との時差も、冬時間の間は8時間なのが、夏時間になると、7時間になります。と言うわけで、明日うっかり時間を間違えてしまうことがないように、今夜は就寝する前に、時計の針を1時間進めておきたいところです。

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 写真は先週の土曜日、わたしたちがスポレートからペルージャの自宅に戻ったとき、義父の車の下に隠れたミミです。明日の朝は、いつもより1時間早くエサがもらえて、猫たちがびっくりするかもしれません。ひょっとしたら、いつもおなかをすかせているように見えるので、お日さまの高さの違いや腹時計の時間の刻み具合は、あまり気にしないかもしれません。

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Gatta nascosta sotto la macchina :-)
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-03-25 21:52 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(8)

野の花彩るフィオンキ山、ウンブリア

 先週土曜日は、スポレート近くの山、フィオンキ山を登ることにしました。

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Crochi sul sentiero verso il Monte Fionchi 18/3/2017

 クロッカス(croco)が群れて咲いているところが、あちこちにあって、それはきれいでした。

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 登り始めた頃によく見かけたのは、ヘレボルス(elleboro)で、次世代に命を受け継ぐための種が、もう準備できているようです。

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 スミレ(violetta)も、さまざまな色や形の花が、咲いています。

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 プリムラ(primula)雪割草(epatica)にも、しばしば出会いました。

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 奥に見える三角の山が、フィオンキ山です。頂上からの見晴らしがすばらしい上に、前回この時期に登ったときには、頂上近くにさまざまな花が咲いていて、きれいだったという記憶があるので、わたしはぜひ久しぶりに登りたかったのですが、この日は風がひどく強く、木のない山頂は風が激しく冷たいだろうと夫が反対したので、頂上に登るのはあきらめました。

 それでも、予想以上にたくさんの花に出会えて、うれしかったです。

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Crochi, ellebori, epatiche, primule...
ornati dai fiori anche i monti di Spoleto. 18/3/2017
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-03-24 23:58 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(6)

春・桜の季節、わたしとインスタグラム

 日本やイタリア、そうして旅した国々の美しい風景やすてきなものを紹介したいし、いろんな興味深い、きれいな写真が見られたらというのが、わたしがインスタグラムを始めた動機です。わたしが桜の季節に帰国して京都・奈良を訪ね、古都の桜のみごとさに感動したのは、もう8年前のことなのですが、そのときに撮影した美しい桜を、できるだけ多くの方に見てもらえたらという思いは、常にありました。インスタグラムを始めた頃にも、すでに何枚か写真を載せていたのですが、日本の春と桜の美しさを多くの方に知っていただくためにも、3月末から4月初最近は毎日1枚投稿する写真として、すでに何枚か日本の桜をご紹介してきました。桜の写真ばかり、日本の写真ばかりでは、イタリアに興味があってフォローしてくれている方が飽きるかもしれないと考え、少し桜の写真が続いたら、次はイタリアの写真と、似たような写真ばかり続かないように工夫しています。

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Fiori di ciliegio, Tempio Horyu-ji, Nara 3/4/2009

 デジタルカメラの性能も今ひとつですし、まだブログを始める前で、自分たちの旅行の記念写真として撮影しているため、インスタグラムに投稿するのに適した写真を見つけるのに苦労しています。上の写真は、奈良の法隆寺で撮影した桜なのですが、法隆寺と言えば、五重塔を紹介したいところなのに、五重塔のいい写真がなかったりするのです。そこで、五重塔は皆が載せているからいいかと開き直り、改めて写真を見て、自分がきれいだな、いいなと感じた写真を選んで、投稿するようにしています。



 インスタグラムでおもしろいのは、それはブログの記事でもそうなのですが、自分ではどうかなと思った写真に意外と人気があったり、自分では自信があった写真にそれほど反響がなかったりということが、時々あることです。

 自然や山歩きが好きな人をフォローしているおかげで、今度の週末はここを訪ねてみたい、そういう週末の山歩きにいい場所を、インスタグラム仲間の写真から見つけて、これはすてきな場所に行くことができたということも、すでにありました。

 むやみに多くの人をフォローするより、今関係がある人とのつながりやコミュニケーションを大切にしたいと思い、最近ではわたしからはフォローはしなくなりました。時々、自分のフォロワーを増やすためだけにフォローして、すぐにフォローを外す不届き者がいるのですが、そうやってフォローしてきた相手がフォローを外したときには、わたしもフォローを外します。ところが、その後再びフォローしてくる、そういう懲りない面々もいます。そこで、二度手間三度手間を避けるために、最近では、あまり興味がないような写真ばかり載せているのに、フォローしてくれたから一応フォローを返したら、すぐにフォローを外した輩は、わたしからもフォローを外した上に、ブロックしています。そうしたら、そのマイ・ブロック・ブラック・リストが、かなり長くなりました。そういうえげつない方法で、ファンの数だけ増やそうという人が多いのあきれつつ、わたしは、少なくとも、どこかしら心や感性が通じる人と、時々写真を通して、コミュニケーションが図れたらと考えています。

 春分の日ということで、明日は授業で『春が来た』を歌いたいところですが、まずは、明日の朝、生徒さんのひらがなの習得度合いを見て、歌うのを明日にするか、また別の日にするか、決めたいと思います。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-03-21 23:28 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(10)

巨木・岩壁・クロッカス、眺めも美しテッツィオ山

 イタリアの山では、かつて放牧が行われていた、あるいは現在も放牧が行われているために、一定以上の高さまで登ると、高木が生えず、草原が広がり、ビャクシン(ginepro)の低木だけが、まばらに生えているということが、よくあります。おととし通った薬草学講座では、過放牧で草原と化した山が、再び森となるとき、そうした厳しい状況でも育つことができる最初の木は、ビャクシンなのだと教わりました。

 テッツィオ山も、昔は放牧がさかんで、日々家畜たちが山を闊歩し、首にかけた鈴の音が響きわたっていたそうで、今も夏には、山を歩いていて、頂上付近で牛の群れに出会うことがあります。

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Panorama dal Monte Tezio (PG) 12/3/2017 10:52

 テッツィオ山も、ある一定の高さからは高木がなくなり、ただただ草原が広がり、ところどころにビャクシンなどの低木が立つだけとなります。草原は泥だらけのときに人や動物が通るためか、大地がでこぼこで歩きにくいのですが、見晴らしがいいので、進む方向が分かりやすく、適当に近そうで楽そうな場所を選んで、歩いて行くことができます。

 この日は、トレッキング・コースの一部が、木が生い茂っていて進みにくいからと、しばらく森の上に出て、目指す方向へと草原を歩くことにしました。

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 草原でも、クロッカスの花があちこちに咲いています。

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Crochi nel bosco 11:12

 しばらく草原を歩いてから、トレッキング・コースを求めて山を下り、再び森の中に入ると、森にもクロッカスが一面に咲いているところがあります。このクロッカスたちは、きれいな桜色をしていました。

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Da destra Monte Subasio, Monti Sibillini & Monte Pennino 11:22

 トレッキング・コースを歩き、再び見晴らしのいい草原に出て、後方を振り返ると、テッツィオ山のはるか東、遠くにある山々が、きれいに見えています。右に見える横に長い台形の山は、アッシジを中腹に抱くスバージオ山(Monte Subasio)、その左手後方に連なる白雪を頂く連峰は、シビッリーニ山脈(Monti Sibillini)、そして、その左手の山はペンニーノ山(Monte Pennino)です。どの山も、何度も登ったことがあるので、こんなふうに見えると、旧友に出会えたように、うれしくなります。

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 ここまで登ると、前方にテッツィオ山の平たく長く伸びる尾根が見えます。テッツィオ山は、横に長い山なので、頂上とほぼ同じ高さの尾根が南北に伸び、尾根道から少々脇に逸れた他よりわずかに高いところに頂上があり、頂上とは別の、トラジメーノ湖が見える見晴らしのいい場所に、三つ目の十字架が立っています。

 この位置からはきれいに十字架が見え、もうかなりの高みまで登りました。ところが、このとき、十字架付近には集団で登ったらしき人がたくさんいて、大声で騒ぐのが聞こえます。友人によると、なんと山頂付近で、綱引きをしていたようなのです。

 そのため夫が喧騒を避けようとしたのか、それとも最初から予定どおりだったのかは不明ですが、この後夫が突然ひどく急な斜面を下り、森に入ってもさらに急傾斜を下り続けました。

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11:32

 眼前に現れたのは、樹齢数百年と言われる菩提樹(tiglio)の巨木です。夫は、こうした巨木や美しい木を見つけると、木が元気に過ごしていけるように、枯れ枝を払い、ツタを取り除いています。

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 山の長老、この神聖な巨木の周囲にも、クロッカス(croco)の花が咲いています。この辺りの花は藤色で、ところどころ濃い紫が入っている花弁がありました。

 巨木を眺め、敬意を払い、ゆっくり休み、友人の一人が持っていた本にあった、木と大地に捧げる祈りと踊りのような儀式を、皆で行いました。しばらくすれば、山頂付近のにぎやかな集団が去るだろうと、夫は待っていたのかもしれません。

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12:15

 最後に大きな大きな木の周りを一回りし、木にあいさつしてから、急な傾斜を再び上へと登りました。緑のきれいな苔と枯れ葉の間から、赤いキノコが顔を出しています。

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12:29

 再び森から草原に出て、上の写真に見えた尾根まで登ると、今度はこれまでとは反対側、テッツィオ山の西側のパノラマが広がり、天気がいいので、トラジメーノ湖(Lago Trasimeno)がきれいに見えました。
 
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 その後、トレッキング・コースを歩いて、西の斜面をしばらく下り、古代に神殿があったとされる場所や、

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12:48

ベッルッチの岩壁(Parete Bellucci)を訪ねました。

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 岸壁には小さな洞窟があって、洞窟からの眺めに風情があります。

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 岸壁と洞窟を訪ねたあとは、再び尾根へと山を登り、先の尾根の写真でも、遠くから見えていた十字架を目指しました。テッツィオ山に建つ大きな十字架のうち、最も高い位置にあるため、三つ目の十字架(la terza croce)と呼ばれる十字架です。

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Ancora verso l'alto saliamo sul Monte Tezio,
salutiamo il Grande Tiglio secolare.
Dietro di noi i Monti Sibillini con neve,
camminiamo ancora e davanti a noi il Lago Trasimeno.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-03-16 18:44 | Umbria | Trackback | Comments(2)

クロッカス・プリムラ花咲く春の山、ペルージャ

 日曜に、テッツィオ山を登ると、そこかしこに色も花びらの形もとりどりのクロッカス(croco)が咲いていて、つぼみもたくさん見かけたので、びっくりしました。

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Crochi sul Monte Tezio (PG) 12/3/2017

 こんなふうに花が互いに寄り添って、ブーケのように咲いているクロッカスさえありました。

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9:55

 ペルージャの北方にそびえるテッツィオ山(Monte Tezio)は、標高961m、わたしたちがこの数年改築中のうちがあるミジャーナ(Migiana di Monte Tezio)は、標高約530mで、その中腹にあります。

 日曜日は朝9時半頃にうちを出発し、まずは、ゆったりと広い山道をひたすら登りました。数年前に改築されたプロコーピオ城(Castello di Procopio, 580m)の門前から、道が細くなり、ブラックベリーなどの木の茂みの間をさらに登っていきます。茂みから出ると、こんなふうに、プロコーピオ城やその後方に連なる高峰が見える眺めのいい場所に出ます。右手奥の霞の中に見える、横に長い台形の山は、アッシジを中腹に抱くスバージオ山(Monte Subasio)です。

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10:07

 再び森の中に入り、木々の間を歩くと、かわいらしいプリムラ(primula)の花が咲いています。

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 こんなふうに木が多い山の斜面で、夫や友人が、プリムラの花を見つけて教えてくれました。

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 今回の山歩きでは、クリスマスローズの親戚、ヘレボルス(elleboro)の花も、たくさん見かけました。咲いた花の間から、もう種が育っているようです。

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 雪割草(epatica)も数輪、道の傍らに咲いていました。皆が速足でどんどん先に進むので、後について行くため、焦点が定まらないまま撮影してしまっています。

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 今回一番多くの花を見かけたのは、クロッカスの花です。

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 しばらく山を登ると、木々の間にも、そうして頂上付近の草原にも、あちこちにクロッカスがたくさん咲いていたので、びっくりしました。

 「テッツィオ山ではうちから近すぎて、歩いた気がしない」と夫が言うので、ふだんの週末は遠方の山を訪ねることが多く、クロッカスが咲いているときに、テッツィオ山を登ったのは、初めてだったのです。

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10:31

 途中で、みごとな大木にもあいさつをしました。

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 この辺りから上へと昇ると、こんなふうに花が小さく白いクロッカスが、たくさん咲いていました。

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 スミレ(violetta)の花も、ミジャーナのように標高が低いところから、こんなふうにかなり高いところまで、広い範囲にわたって、長い間あちこちに咲いています。

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 ピンク色がきれいなアネモネ(anemone)にも、数輪出会いました。

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10:42

 セイヨウサンシュユ(corniolo)のごく小さな黄色い花も満開で、花盛りのレモン色の木々が、山の斜面のところどころに立って、彩りを添えています。

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 山を登るにつれて、遠くにあるアッペンニーニ山脈の高峰が、きれいに見えてきました。下方に広がる平野には、テベレ川が流れています。

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10:59

 あれがクッコ山、あれはアクート山と、山の名前を互いに確認しながら、すばらしい眺めをしばらく満喫します。さらに山を登っていく前に、しばらく一休みです。

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Crochi, primule, ellebori, epatiche, violette, anemoni, cornioli...

Il Monte Tezio di marzo è pieno di bei fiori spontanei.
La primavera sta arrivando :-) 12/3/2017
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-03-14 22:52 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(8)