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花と古城、アスパラガスに出会う山、ペルージャ

 昨晩は義父母や義弟夫婦と共に、山の家でピザとおしゃべりを楽しみ、今日日曜日は、友人たちと朝からテッツィオ山の中腹を周遊しました。

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Perugia 7/5/2017 12:33

 夫たちが少年時代に釣りをしたというこの池も、今日は久しぶりに訪ねました。空は曇っていましたが、木々が水面に映る様子がきれいです。昔から夫は、蛙が鳴く池や水辺で、蛙の鳴き声をまねて、蛙たちの大合唱を誘い出すのが得意なのですが、今日は夫と共に、友人たちも蛙の合唱をしました。池の蛙たちがその合唱に応えたので、皆うれしそうです。

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11:09

 前夜は、夫や友人たちがかつてインドやマレーシアなどを旅行したときのスライドを見ていて、就寝が遅くなりました。そのため、日曜の朝、山歩きに出発したのは、午前11時過ぎです。このところ、ペルージャでは天気が変わりやすく、週末は時々雨という予報が出ていました。

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13:37

 幼い頃から、夏は当時ミジャーナに住んでいた夫の家族と過ごし、テッツィオ山もよく歩いたというフランコの提案で、この日は池を訪ねたあと、こちらの今は廃墟となっている古城を訪ねました。

 思いがけず長い間歩くことになったのですが、野生のアスパラガスを探して摘んだり、

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野ばらやエニシダの美しい花や風景を眺めたりして、楽しみながら歩くことができました。

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 めずらしい自生の蘭(orchidea)が、こんなふうに他のさまざまな蘭と共に咲いているところもあり、ヒナゲシやヘレボルス、シクラメンの花も咲いていて、わたしは皆に遅れないように気をつけつつ、花を愛でたり撮影したりしました。

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14:19

 出発時にフランコが行こうと言っていたサン・ピエートロは、確かこの集落です。帰りはここから坂を上ってミジャーナのうちまで40分ほどで戻っていますから、ここまで往復するだけならば、1時間半もあればすんだはずなのですが、

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14:58

途中晴れ間も出て、花も景色もきれいで、歩くのが楽しくなり、あちこち歩いていたら、うちに戻ったのは午後3時頃、出発してから約4時間後になりました。

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16:20

 たくさん摘んだ野生のアスパラガスで、ロージーがパスタを、わたしが卵料理を作り、皆がその間に、昨夜の残りのピザを温めたり、サラダを用意したり、テーブルのしたくを整えたりしてくれました。

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食事の開始は4時20分になってしまいましたが、たくさん歩いたあとでもあり、とてもおいしかったです。

 わたしたちが家に着いてまもなく雨が降り始め、食事を終えた頃には、どしゃぶりになりました。天気については、今回は本当に運がよかったと思います。友人たちのおかげで、楽しく充実した週末になりました。

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Passeggiata sul Monte Tezio, Perugia. 7/5/2017

Laghetto con rane, bellissimi panorami,
fiori di rosa canina, ginestra, papaveri, orchidee, cisti,
luoghi interessanti da visitare.
Una bellissima passeggiata con gli amici.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-05-07 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(8)

過去・悔いを断ち切り今を、瞑想講座終了

  悔いや恨みというのは、  
  こうであったらよかったのにという
  過ぎ去ったことについての願望であり、
  すでに起こってしまったことは変えられない。
  だから、過ぎたことは過ぎたことと割り切って、
  心を過去の呪縛から解き放とう。

 過去は思い出、記憶の中にしかなく、未来もまだ実現していないのであって、本当に大切なのは、今このとき、わたしたちがこれからを変えていけるのは、今というかけがえのない、大きな可能性を秘めたときを、どれだけしっかり意識して過ごしていくかということなのだとは、ディーパク・チョープラが、今回に限らず、これまでの瞑想講座でたびたび言っていることです。

 そうなのですが、確か昨日の朝聞いた瞑想講座の第20日分を聞いたとき、導入部で語るオープラが引用した冒頭のような言葉が、心に響きました。


 インスタグラムを始めた頃、ディーパクが質問に答えて語る映像が投稿されていたので、見てみたら、なんと、「瞑想講座の間は、メモを取ってはいけない」ということでした。何度も思い返したいような大切な教えや言葉が多いので、それまでは、しばしばメモを取っていて、分厚い瞑想講座専用メモノートまで作って、1冊終えたわたしは、それを聞いて驚きました。確か、メモをすると、その分話を聞くことに集中できなくなるということだったと思います。メモを取っている間は、そのとき話されていることを聞き損なう可能性がある上に、「メモをしたから、また後で聞くことができる」と、聞く態度も気づかぬうちにおろそかになる可能性があるからだろうかと、その投稿を見ながらそんなふうに思い、以後は、残念に思いつつも、今回も含めて、講座を聞いている間にメモを取ることは、いっさいやめました。

 そのために、冒頭の言葉がどうして心を打ったのか、どういう文脈で言われたかも漠然としか覚えていないのですが、記憶のパズルをつなぎ合わせて考えてみるに、「許す(forgive)ということは、過去にこうであればよかった、こうしなければならなかったという自らの実現しなかった願望を捨て去り、そうした過去から、自らに自由になる機会を与える(give)ということなのです。」と言うことだったように思います。と言うのも、オープラが言ったのか、ディーパクが言ったのか覚えていないのですが、「許すという行為は、許すべき相手のためと言うよりも、過去のどうしても変えようのない、思っても悔いても嘆いても仕方のないことに縛りつけられている、そうしてそのために、大切な今というときを生きられていない、今この瞬間に集中できていない自分を、そうした心、過去のしがらみから解き放って自由にすることであり、ですから、むしろ自分自身のためなのですよ。」という教えは、よく覚えているからです。forgive「許す」という言葉のつづりの中に含まれるgive「与える」という言葉を盛り込み、掛詞的に利用しているのがうまいななどと、そんなことに感心しながら聞いていました。

 そうすれば、自分の心がずっと軽やかになるはずです。

 「自分についても、他の人についても、その時々に自分やその人の、その時点のレベルでできる最善のことをしたのだと、そう考えて許しましょう。自分を許せなければ、人を許すこともできませんから、まずは自らを許すことが大切です。」というディーパクの言葉は、繰り返し語られたので、記憶に残っています。


 表向きは21日間瞑想講座なのですが、毎回ボーナスに22日目の瞑想もあり、その日は、自分だけではなく、世界や他の人のことにも思いを馳せて、瞑想し、祈ることになっています。今朝は朝8時から肩のリハビリがあったため、第21日分は昨夜聞き、明日も朝早くからミジャーナに行かなければいけないため、最終日、第22日分の講座は、今夜のうちに聞き終えました。と言うのも、無料で聞けるのは、イタリア時間で明日の朝9時までだからです。

 毎回講座を聞いたあとに、教えを内在化し、日々の人生に生かすために、自らに問いかけて記すべく質問がいくつかあるのですが、その質問には人生や生活に深く揺さぶりをかけるものが多く、後で書こうと思ったまま、まだ答えられていない質問がたくさんあります。質問はコピーして、パソコンに文書として保存してあるので、これからおいおい答えていくつもりでいます。ディーパク・チョープラの21日間オンライン無料講座を、わたしが初めて受講したのは数年前で、それはイタリア語版でした。以後、何度もいろいろな西欧言語の講座を受講したのですが、22日分すべて欠かさず聞くことができたのは、今回が初めてで、枕元にMacBookを置いて、床に横になって聞いたりした日もあったのですが、何だかうれしい達成感があります。学んだことを、これからの毎日に少しでも生かしていけたらいいなと感じています。

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4/5/2017

 写真は、唯一、畑ではなくペルージャのうちの庭に、夫が植えてくれたバラです。撮影したのは昨日で、こちらは今、最初の一輪が咲く準備を整えているところです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-05-05 23:59 | Vivere | Trackback | Comments(0)

バラがきれいに咲いています、ペルージャ

 義母、そして夫の母方の祖父母や伯父・伯母は、その昔、トスカーナとの州境にあるウンブリアの小さな村に暮らしていました。その村にある亡き祖父母が住んでいた古い家を、夫はわたしと出会うずっと前から、友人たちの手を借りて、少しずつどうにか住めるようにして、休みを友人たちと過ごしたりしていました。

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2/5/2017

  今は人手に渡ってしまった、そのレスキオの家で、わたしと夫は、2005年の秋から1年あまり二人で暮らしたのですが、そのとき夫が、家の前や木の下に、香りのいいバラを植え、大切に育てていました。2007年初めに、その家が人手に渡り、わたしたちは今も住んでいる、ペルージャの二世代住宅に引っ越しました。そのとき、家具と共に運んだ大切なバラを、レスキオでは、大半をうちの前の小さなバラ園に植えていた、そのバラたちを、どういうわけか、ペルージャの家では、夫は広い畑の金網のそばという居住空間からは遠く、木の影になって、うちからも畑からも見えにくい場所に、植え替えました。

 すてきなもの、いいものを見たければ、歩いて動かなければいけないということでしょうか。金網のそばには、大きい木が多く、やや日かげになることもあり、また根を下ろす場所が異なるために、最初は育つにも花を咲かせるにも苦労したバラたちでしたが、毎年少しずつ、新しい環境に慣れ、今ではほとんどの花に、春にはきれいな花が咲くようになりました。

 冒頭の写真のバラだけは、レスキオで、家の前ではなく、うちから少し離れた大きな木の下の、ベンチのそばにありました。高く大きく育ったみごとなバラで、今も昔もそれはいい香りがします。レスキオではあれだけ高く育ち、大輪の花を咲かせていたあでやかなバラが、ペルージャでは日が当たらないためか、どの花もややうつむき加減で、枝が低い位置にとどまったままです。鮮やかな深紅とかぐわしい香りのバラが、いつかかつてのように元気を取り戻してくれますように。

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 同様に、かつて大きくみごとに育っていたのが、このバラです。以前は1メートル以上の高さまで育ち、たくさんの枝に、長い間大輪のバラが咲いていたことを思うと、今もまだかつての咲きぶりにはとても及ばないのですが、植え替えたばかりの2007年に比べると、木がかなり育つようになりました。

 この写真で、バラたちがうちの敷地、畑の隅の金網のそば、かつ、大きな木の下にあることが、よくお分かりかと思います。

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 一方、昔も今も、ほぼ同じ大きさに育ち、淡いピンクのかわいらしい、香りのよい花が、たくさん咲いているのは、こちらのバラです。夫のおばあさんが大切にしていたバラだそうです。

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 これ以外のピンクや白・黄色・オレンジ色のバラたちは、レスキオでは、虫の被害にあって、木が小さく、大切な花が、つぼみのうちから、しばしば虫に食べられてしまっていたのに対し、今もそれほど大きくはなりませんが、あの頃に比べると、虫の被害もなく、木が二回りほど大きく育ち、花もきれいに咲いています。

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 おととい、畑に野菜を取りに行って、レタスと共に、一輪ずつ摘んでうちに持ち帰ったのは、以上の五つのバラたちです。他にも白や黄色、オレンジ色のバラなどがあるのですが、畑のさらに奥にあり、おとといは、サンダルで出かけたため、泥の上を歩いて行かなければいけない、こうしたバラのところには行きませんでした。

 明日はリハビリに学校の授業に会計士の訪問、あさっては週末ミジャーナにやって来る予定の友人たちを迎える準備と、しばらく慌ただしくなりますが、来週にはまた、畑の奥にあるバラたちの様子も見に行きたいと考えています。

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Molti fiori di rosa bella e profumata

prima a Reschio, ora a Perugia.
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関連記事へのリンク
- バラ美しき野菜畑 / Orto, rosa e insalata (2/5/2017)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-05-04 23:49 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(4)

バラ美しき野菜畑

 今日は午後、うちの畑にレタスを取りに行ったのですが、畑の一隅に咲く赤いバラが美しいので、ひょっとしたらと足を運ぶと、他のバラたちもそれはきれいに咲いています。

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2/5/2017

 花は野や木に咲くのを見て愛でるのが好きなのですが、かなり花が開いているバラなら、人目が触れないところではなく、摘んでうちに飾ってもよかろうかと、一つのバラにつき、一輪ずつ摘んで、レタスと共に持ち帰りました。

 2005年から夫と二人で1年ほど暮らした、トスカーナとの州境にあった古い家で、夫は、特に香りのよい美しいバラを選んで、大切に育てていました。それが、わたしたちが今暮らすペルージャの二世代住宅に引っ越した際に、夫がどういうわけか、バラを庭ではなく、広い畑の、しかもうちから一番遠い金網沿いに、植え替えたのです。

 きれいなよい香りのバラがあると、台所に入るだけで、何だかうれしい気分になれます。真夜中前だと言うのに、まだ明日の朝の授業の準備ができていませんので、畑に咲くバラの写真は、またの機会にご紹介できたらと思います。

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Ieri fiorivano e profumavano i fiori di rosa nell'orto dove sono andata a raccogliere un'insalata. Così, dopo la raccota dell'ortaggio ho ammirato, annusato e fotografato le rose e insieme all'insalata ho portati a casa anche questi fiori preziosi. Ora in cucina buon profumo e una gioia per gli occhi e per il cuore.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-05-02 23:59 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(4)

天気と泥棒被害、ペルージャ

 今日は久しぶりに朝から天気がよかったので、夫は朝からミジャーナに改築作業に出かけ、わたしは掃除・洗濯に励みました。

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 とは言え、この数日激しい北風が吹き続けたために、ペルージャでは再び気温が急降下して、昼は温かいものの、今日も明日も最低予想気温が3~4度となっています。イタリアではたとえ気温が低くとも、太陽の日ざしが強くて、日がさすと、すぐに暖かくなる気がします。庭のヒナゲシ(papavero)も、日光が降り注ぐ下では、風の強さで花びらが飛んでしまうことはあっても、なんだかうれしそうです。

 イタリアでは5月1日のメーデーが、労働の日(Festa del Lavoro)と呼ばれ、国民の休日になっています。せっかくの連休なので、朝夫がうちを出る前に、午後はどこかへ出かけようかという話をしていたのですが、昼食時をかなり過ぎた頃、夫が重い表情をして戻ってきました。

 この数年、ペルージャでは市内でも郊外でも、家や教会などに侵入しての盗難が続発しています。郊外にある我が家の近所でも、たとえば結婚式などの祝いで、だれもいないときをねらって、泥棒が侵入したということが、一昨年だったかありましたし、夫の亡き伯父が教区司祭を務めていた教会さえ、盗難に遭っています。わたしたちの改築中の家のあるミジャーナでは、わたしたちの家と隣の2軒は、3軒だけ互いに隣接しているものの、他の住居からは離れた場所にあり、公道からはよく見えません。さらに、これまでは定住していた隣家の家族が2軒とも、よそに居を移してしまい、週末などにミジャーナに来るものの、今年に入ってから、3軒にだれ一人泊まる人がいないという日が増えてきました。そうして、そういう状況を利用して、数か月前から、3軒ともが盗難の被害に遭ってきました。それも、妙な犯行で、我が家では、物置き場の錠がこじ開けられて、中にあるトラクター内の軽油が抜き取られ、隣の2軒では、チェーンソーや圧縮機が盗まれ、うち1軒では盗むために、ドアや窓などが壊されるという被害もあったというのです。、

 うちでは、夫はしばしば仕事のあと、ミジャーナに畑や果樹の世話や、改築作業に赴いています。また、今月は、以前から業者に頼んでした窓やガラス張りのドアの前につける鉄格子がようやく完成し、その取りつけが3日間かけて行われた上、また、大量の土を運び込んで庭の体裁を整える業者も、数日作業を行ったため、わたしは学校などの授業があって行けなかったのですが、夫は有給休暇を取って、作業に立ち会いました。この1か月ほどは、盗難に遭った隣家の一人が、ミジャーナに戻って生活していたおかげか、泥棒が影を潜めていたのですが、つい最近、その隣人が多くの荷物を引き払って、別の家に戻ったためか、今日は夫がミジャーナに着いてすぐに、うちの木製の扉をこじ開けようとした跡があるのに気づきました。

 うちには、新しいものの運搬に苦労するであろうベッドやマットレスがあるほかは、ピザ窯や台所は、作りつけで、盗むことはできず、家具やストーブは夫の祖父の代から使われていた、あるいは、親戚が使っていた古いもので、運ぶのが大変な上に、盗むほどの価値はありません。ただ、木製の扉は、職人さんに注文して、改築中の家に合わせて作ってもらったので、かなりの費用がかかっていますし、いったん危険を冒して苦労して入った泥棒が、盗むものが見つからずに、あるいは探そうとして、何もかも壊してしまうのではないかと、夫は心配して、今夜は一人で、ミジャーナに泊まりに行きました。屋内がかなり寒かったのが、薪ストーブをつけたら少しずつ暖かくなってきたと、今夜夫が電話でそう言っていました。

 ようやく形ができてきたと思っていたところに、この泥棒騒ぎです。どうかこれ以上被害がありませんように。夫が無事過ごして、元気で帰ってきてくれますように。

*追記(5月1日)
 運ぶのは難しいものの、よく考えたら、冷蔵庫やタンスをはじめ、近年、新しく買ったばかりのものが、他にもありました。苦労して手をかけ、あるいは一つひとつそろえて行っているものを、自らの利益のためにさっと盗んでしまえる、恐ろしい人たちがいるものです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-04-29 23:59 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(7)

屋根崩れツタ満つ教会・蘭・マロニエ、イタリア月面登山1

 山中にあって、交通が不便であったためでしょう、長い間無人で、屋根が崩れ落ちてしまった石造りの建造物を、昨日の山歩き中に、いくつも見かけました。こちらの聖ビアージョ教会(Chiesa di San Biagio)も、そうした建築物の一つです。

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Chiesa di San Biagio, Rio Petroso
Bagno di Romagna (FC) 23/4/2017 11:52

 1960年代末以来、住む人がないというリオ・ペトローゾの集落の、屋根が崩れ落ちた教会には、まだわずかにかつての壁の装飾が残り、壁や屋根をツタが覆っていました。「崩落の危険あり、要注意」と案内があるにも関わらず、夫や友人たちがどんどん入って行って、長い間見入っているので、わたしも中に入ってみました。

 国破れて山河在り 城春にして草木深し
 夏草や兵どもが夢の跡

 戦のためではなく、戦後経済や交通網が発展してから、車が通れる道のないこうした山中では不便だという理由で、住民たちがよそに移り住んだと思われるので、かつて杜甫や芭蕉が詩や俳句に詠んだ状況とは異なりますが、それでも、人が築いた家や教会が無残に崩れ、緑のツタや木々だけが、力強く生きている様子を見ると、こうした詩を思い起こさずにはいられませんでした。

 昨日、わたしたちは、ロマーニャのアッペンニーニ山脈を一周するトレッキング・コースを歩いたのですが、登山ガイドでは、このコースのほぼ中間地点で、この教会を訪ねることになっています。

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11:14

 ところが、わたしたちは、この古い教会に近い村のバールで、友人たちと落ち合ったため、話し合って、この教会がある集落を起点として、一周することにしました。バールの主人が、その集落への道は溝や穴が多いひどい道なので、ジープででもないと行けないと警告してくれたのですが、夫もフランコも、アルプスでもウンブリアでも、かなりひどい山道を車で行くのに慣れているので、大丈夫だろうと言うので、皆で夫の車に乗り込み、どうしても進めなくなれば、そこに車を置いて、そこから歩こうということになりました。

 その夫たちでさえ青くなるようなとんでもない道を、それでも夫は突っ走ったのですが、やはり途中で車を置くことになり、まずはなだらかな道を、奥に見える緑の中を進んで、歩いて行きました。最初は皆、元気いっぱい、笑顔もいっぱいです。

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11:39

 車を置いた場所から、本来の周遊コースへと歩く途中で、スイカズラ(caprifoglio)の花が咲き始めているのを、夫が見つけて教えてくれました。

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 さらにしばらく歩くと、珍しい自生の蘭も咲いていました。一つひとつの小さい花から細い手足がひょろりと伸びるorchidea scimmia、おサルの蘭は、ウンブリアでもよく見かけるのですが、これまで見たのは、かぶった帽子が白く、若干赤紫の模様が入った花(詳しくはこちら)ばかりで、こんなふうに、深いピンク色の帽子に白い筋が入った花は、初めて見たように思います。

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 この白い蘭(orchidea)も、まれにしか見かけないのですが、昨日は2輪か3輪、出会うことができました。

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 一方、この赤紫の帽子から水玉模様の手足が伸びる自生の蘭は、一般の白い帽子のおサルの蘭同様、ウンブリアではよく見かける花で、昨日もあちこちで見かけました。

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11:41

 一周コース目指して、道を下っていきます。前方に、このときはまだ知らなかったのですが、後で尾根を歩くことになるはげ山が見えています。夕方コースを一周したあと、車を目指して戻るときは、疲れた足でこの坂道を上らなければならず、大変でした。

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Rio Petroso, Bagno di Romagna (FC) 11:46

 ようやく目指していた一周トレッキング・コースに到着したのは、歩き始めてから約30分後のことでした。一周コースなので、ここから鉄柵の前を通るCAIの203番トレッキング・コースを通って、時計回りに一周することもできるし、柵から入り、目前の集落の前を通るCAI217番トレッキング・コースを進んで、反時計回りに一周することもできます。目の前に見える古い家が気になって、わたしたちは、反時計周りに進むことにしました。

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 1枚前の写真で、右手の緑の木々の間に見えているマロニエ(ippocastano)の大きな木が、花に覆われていて、それはきれいです。

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 冒頭でご紹介した教会は、この集落にあり、崩れ落ちた屋根と、入り口を緑の木が覆っています。

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 テッツィオ山の森の木をはじめ、イタリアの森では、セイヨウキヅタ(edera)が木のまわりに巻きついて大きく育ち、木を弱らせたり、枯らせてしまったりする場合が多々あります。この古い教会では、壁やアーチにからみつくように育って大きくなったツタの生命力の強さと、人間が築き上げた建造物のもろさを、思わずにはいられませんでした。

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Chiesa di San Biagio, Rio Petroso
Bagno di Romagna (FC) 11:50

 聖ビアージョ・教会の前に咲くセイヨウサンザシ(biancospino)の花が満開で、きれいでした。この日、サンザシは、集落の近くだけではなく、森や野原でも見かけました。

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12:12

 さらにしばらく歩くと、いつの間にか足元にも前方にも、月面のように、草も生えない灰色の地面が広がっていました。

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Crinale presso Rio Petroso
Bagno di Romagna (FC) 12:20

 尾根を歩いている途中に、今朝フランスへと車で出発した友人から、国境を越えて無事フランスに到着したという電話があり、これを幸いと、一休みしました。

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 下方をのぞき込むとこんな感じで、すぐ近くの山々が緑の木々に囲まれているのに、この辺りだけは、草も生えない灰色の地面が続いているので、不思議な気がしました。

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Chiesa di San Biagio e molte case con il tetto crollato
sparse in montagna.
Erano abbandonate alla fine degli anni sessanta,
ora sono coperte dall'edera fitta e vigorosa.
I sentieri dove passavano gli abitanti in passato
ora sono ornati dai fiori di orchidea, biancospino e ippocastano.
*Trek 17 - Anello Rio Petroso - Ca' di Veroli, Romagna parte 1
23/4/2017 11:14-12:20
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LINK
- 月面みたいな尾根歩き、イタリア / Camminare sul crinale presso Rio Petroso, Bagno di Romagna
- Parks.it - Parco Nazionale delle Foreste Casentinesi, Monte Falterona, Campigna - Trek 17 - Rio Petroso: non solo foreste - Ca' di Veroli - Quadalto - Rio Petroso - Ca' Morelli - Ca' di Veroli

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-04-24 23:59 | Emilia-Romagna | Trackback | Comments(4)

衣脱ぎ咲くよヒナゲシ寒い朝

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23/4/2017

 今朝は、ヒナゲシ(papavero)のつぼみが少しずつ、つぼみ全体を覆っている殻を脱いで、花を開き咲いていく様子を、庭で見ることができて、とても興味深かったです。ペルージャでは早朝の気温が、零度あるいは-1度まで冷え込むと言われていたため、よろい窓と窓を開けたのは、午前9時頃でした。寒さのために、咲く準備がいつもに比べて、2時間ほど遅れたようです。人にもせっかちな人とのんびりな人がいるように、そのとき、まだようやく衣を脱ぎ始めたつぼみもあれば、その真っ最中のつぼみもあり、あるいは、ほぼすべて脱ぎ終わって今にも咲こうという花があり、思いがけず、ヒナゲシがどんなふうにつぼみから花となるのかを、知ることができました。

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 咲くヒナゲシの花は、背筋をまっすぐに伸ばして、天に向かって開いているのですが、ご覧のように、つぼみの間は、緑色の殻をかぶり、首を垂れています。そうして、このうつむいたつぼみの状態が、かなり長い間続きます。

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 つぼみが花になろうというときは、まずはこの地面を向いていたつぼみの先端が、背筋を伸ばして、空に向かいます。そうして、ほんの少しだけ殻が開いて、深紅の花びらがわずかに見えます。

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 つぼみが殻を上へ上へと押し上げていきます。

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 このつぼみでは、殻が上のつぼみに比べて、幾分上まで上がっていました。風に揺れぬようにと手で茎を押さえたら、そのわずかな振動で、殻のもう半分が下に落ちてしまいました。

 この状態から、さらにつぼみが少しずつ花びらを開いて、冒頭の写真に見えるように、殻が花の下方へと移動していきます。この後、殻が落ちて、さらにつぼみが開き、

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こんなふうに花を咲かせるのでしょう。殻から抜け出たばかりのヒナゲシは、まだ花びらにしわが寄っているのですが、その分、独特のあでやかさがあるように思います。

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 同じ花壇に咲いて、花びらが同じように赤くても、柱頭の色やおしべの色・数などが違っています。

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 4枚目の写真に見える、殻の半分だけをかぶり、下部が黒いつぼみからは、こちらの花が咲きました。

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 この数日、早朝の気温が零度に近い日が続いたために、元気がなく花の数も少なかった庭のヒナゲシも、今日は早朝こそ寒かったものの、日中は天気がよく、気温も上がったためか、花がまだ元気を取り戻したように見えます。

 出かけるときにも、町や道路、麦畑沿いに、ヒナゲシを見かけることが多くなり、そのたびにうれしくなる今日この頃です。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-04-22 23:59 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(4)

藤とワインと感性・理解力

 うちの近所の藤の花が散りはしてもまだきれいなのを見て、もしかしたら学校の藤もと、今日は学校にカメラを持参しました。ゆっくり撮影できるようにと、自分の授業がすべて終わってから写真を撮ったら、日が高く昇ってしまい、逆光で撮ることになったのですが、

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Ex Monastero di Santa Giuliana, Perugia 19/4/2017

散った花びらも多いものの、その花びらが地面を覆い、まだ花がきれいで、うれしかったです。

 バールにカフェを飲みに行く際に、生徒さんに、藤の花も近寄って愛でたいと言うと、現在、週に1度のソムリエ講座にも通っていて、藤やセイヨウニワトコなどの花をグラスに入れてしばらく置き、香りを学ぶ勉強もしたのだと教えてくれました。講座では、藤の花やブラックベリーなどの香りを、自然に親しんで知ることが、ワインをより深く味わい、楽しみ、学ぶために大切だと教わったそうです。

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 それで、その香りをさらによく知るためか、バールでワイングラスを借りて、生徒さんが、藤の花びらを入れて、教室に休み時間に置いていたのですが、その花入りのグラスがとてもきれいなので、思わず学校のテラスからの風景と共に、グラス入りの藤の花を撮影しました。

 今日の夕方は、日本語能力試験のN2を受験する若者の個人授業がありました。読解力をつけるための練習問題に、「大恋愛の最中は、恋愛小説を読むべきではないけれども、恋が頂点を過ぎたり失恋をしたりしたときには、読むといい」という吉本隆明氏の文章があり(出典は光文社の『読書の方法 なにを、どう読むか』)、本を読むことを通して、体験の幅や深みが違ってくるということも書かれていました。

 藤の花やブラックベリーの実の香りを、外に出て自然に親しんで知ることを通して、ワインの味わいや知識がより深まるように、いろいろな人と出会い、さまざまな経験をし、そうして本を読むことを通して、人生や世界というものを、より味わい、そして深く知ることができるように思います。

 今夜テレビで見た映画も、ふとした妻の誤解をきっかけに、いつもの日常生活とはまったく違う世界に飛び込むことになり、そこでさまざまな出会いや経験があったという内容でした。長くイタリアに暮らすうち、家族や友人、仕事にしても、つきあう範囲や人、行動パターンが決まってきがちなのですが、たとえば飛び込みの通訳の仕事や、ブログなどを通して知った方と出会うことを通して、また新しい世界が広がり、見えてくるというありがたい機会が、今年に入ってから、すでに何度かありました。

 「心の窓はできるだけたくさん開いておくのがいい」とは、日本の高校で教えていた頃、とてもお世話になった勤務校の校長先生が、壇上で、いつだったか高校生たちに向かって、だれかの言葉を引用して、語っていた言葉です。半世紀近くも生きてくると、あれはこう、これはこうと、ついつい思い込みもあり、自分が知っている世界の中だけに浸ってしまいがちになるのですが、だからこそ、窓を開いてみること、開けておくことが大切なのだなと、そんなふうに思うことが多い今日この頃です。

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Grande leccio, Fiori di glicine & Petali di glicine nel calice
@ ex Monastero di Santa Giuliana, Perugia 19/4/2017

"Nel corso di sommelier abbiamo imparato la necessità di riconoscere i profumi dei fiori di glicine, sambuco e dei frutti di more per gustare e conoscere di più dei vini." Un nostro allievo del corso di giapponese mi ha raccontato così e ha messo i petali di glicine della scuola nel calice. Poiché mi sembrava così bello il calice pieno dei petali, durante la pausa l'ho portato fuori sulla terrazza e ne ho fatte due foto.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-04-19 23:59 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(2)

シクラメン・蘭の花咲く春の山、イタリア

 イタリア中部の山を歩くと、秋には桜色、春にはピンクの色が濃い自生のシクラメン(ciclamino)に出会えることがあります。今日はマルケ州の山で、きれいなシクラメンがいっぱいに咲く山道を歩くことができて、うれしかったです。

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Sentiero da Fondarca a Pieia, Pieia (PU) 17/4/2017

 復活祭(Pasqua)の翌日は、イタリアでは、暦の上では天使の月曜(lunedì del'Angelo)という国民の祝日なのですが、俗にパスクエッタ(Pasquetta)と呼ばれ、この日は、多くの人が、野山に散歩やピクニックに繰り出します。わたしたちは、リミニの友人たちと、マルケ州ペーザロ・ウルビーノ県の山中の村で落ち合って、いっしょに山歩きを楽しみました。

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 今日は、今年初めて、自生の蘭にも出会いました。イタリア語では俗名でorchidea scimmia「サルの蘭」と呼ばれる花で、小さいおサルさんがたくさん手足を伸ばしているかのような、かわいらしい花が咲きます。

 めずらしい風景やすばらしいパノラマにもたくさん出会えたのですが、帰りが遅くなったため、その写真はまた後日にご紹介するつもりでいます。

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Tappeto di ciclamini primaverili di color rosa vivace,
un orchidea scimmia sul sentiero da Fondarca a Pieia.
Gioia, bellezza e primavera trovate
durante la passeggiata nel giorno di Pasquetta. 18/4/2017
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-04-17 23:59 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(6)

復活祭食の祝福・チョコ卵と極寒天気予報

 復活祭の朝だけは、同じ二世代住宅の下階に暮らす義父母たちと、復活祭(Pasqua)用の特別な朝食を共にします。

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 卵とチーズをふんだんに使い、今年は夫も手伝って義母が焼き上げた復活祭のパン(torta di Pasqua)、ゆで卵、甘口ワインのヴィンサントや赤ワインが、朝食のテーブルに並びます。写真は7年前の復活祭のときのものですが(詳しくはこちら)、この日の朝食は毎年変わりません。復活祭のパンやゆで卵、赤ワインは、今日の祝いの昼食の席でも、食卓に上りました。

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 この祝いに欠かせない飲食物を、今年は夫とわたしが、昨日教区教会に持って行って、列に並んで祝福してもらいました。ですから、ゆで卵も、単なる卵ではなく、祝福を受けた卵(uovo benedetto)と呼び、今日は、この祝福を受けた大切な卵の殻を、鶏にエサとしてやるのだと、夫たちが言っていました。

 昨日の午後は、教区教会では15分ごとに、復活祭用の飲食物の祝福が行われ、午後5時半前にわたしたちが教会に到着すると、祭壇は色とりどりの花に飾られ、多くの人たちが、祝福してもらう飲食物を大きなカゴに入れて、椅子に座っていました。カゴの中にチョコレートの巨大卵を入れている人さえ、何人か見かけました。写真は5時半からの祝福が終わり、人々が教会を去ってから撮影したものです。

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 学校は復活祭休みなのですが、最近は、復活祭の準備に、東奔西走していました。姪たちに贈るチョコレート卵や義父母に贈る職人が作った鳩の形のケーキ、コロンバを購入しに行き、今日は義父母が他の親戚も昼食に招待していたこともあって、教会に飲食物の祝福をもらいに出かけるほか、かなり前から、あれこれと準備を手伝ってきました。

 今朝は思いがけず、夫がわたしにもチョコレート卵を贈ってくれてうれしかったです。平和のために活動を行うアッシジの慈善団体が販売しているものです。

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 祝いの昼食の前菜には、復活祭のパンを切って、カーポコッロと呼ばれるサラミを載せ、祝福卵を添えました。パスタの後のセコンドには、復活祭ということで、子羊の肉も並びます。デザートにはチョコレート卵やコロンバを食べ、食後は片づけのあと、いろいろとおしゃべりをしました。

 畑に散歩に出かけて、鶏小屋に近づくと、「ひょっとしたらエサがもらえるかもしれない」と考えたであろう鶏たちが、近づいてきました。今年の干支の鶏はまた、復活祭のパンやゆで卵の卵を提供し、今日の祝いのために大活躍をしてくれました。そこで、畑で、フダンソウ(bietola)のわたしたち人間が食べるにはかたすぎる外葉を、たくさん摘み取って、鶏たちにやりました。最初の1羽は、恐る恐る近づいて、ついばんで食べていたですが、その様子を見て、やって来て食べ始める鶏の数が増え、最後には遠方から飛ぶように他の鶏たちも駆けてきて、夢中で青葉をついばんでいます。

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 昨日は久しぶりに雨が降り、今朝は庭のヒナゲシたちがまだ雨にしっとりと濡れていました。激しい風に散った花も多いのですが、また新たな花が咲き、最近は毎朝20輪ほどの花が咲いています。

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Dal sito ilmeteo.it

 この1週間は日中暖かい日が続いていたのですが、天気予報によると、ペルージャでは今週火曜日に雨が降ったあと急激に気温が下がっていき、最低気温が水曜は3度、木・金曜は1度、土曜はなんと-2度になるということです。確実な予報は、33時間前にならないとできないとは言うものの、週末にひどく冷え込むという予報がかなり前から出ているため、心配しています。寒いとつらいのはもちろんですが、暖かい日が続いたために、温室から出して、つぼみができているレモンの木や、すでに畑に植えたトマトやレタスの苗が、寒さで打撃を受ける可能性が大きいからです。

 今週半ば以降、イタリアを旅行される方は、天気予報に十分ご注意ください。イタリアの詳しい天気予報の調べ方およびイタリア主要観光都市の天気予報は、こちらのページに記載があります。ちなみに、このイタリアの天気予報ページへのリンクは、このブログ表紙の右欄にもあり、便利なので、わたしも時々利用しています。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-04-16 22:22 | Feste & eventi | Trackback | Comments(6)


日本語教師・通訳・翻訳家。元高校国語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより


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Naoko Ishii
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