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秋の窓集って冒険テントウムシ

 10月末の土曜日、ミジャーナの家のピザ窯設置応援に、フランコたちがやって来てくれた午後、日が差し始めた西向きの窓を開けようとしたら、テントウムシたちがたくさん屋内に入ってきたので、びっくりしました。

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Coccinelle alla finsetra! 29/10/2016

 二十数匹はいたのではないかと思います。実は、テントウムシといっしょに、アブもたくさん入ってきて、外に追いやるのにしばらくかかった上、アブといっしょでは写真が美しくないため、時間が経って、テントウムシたちがそれぞれ思い思いの方向へと分散してから、写真を撮影しました。

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 下へと向かい、窓台の裏側を、背を床に向けて歩き始める器用なテントウムシもいれば、

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高いところに興味があるのか、仲間たちから離れて、上へ上へと登っていくテントウムシもいます。

 
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 窓辺を離れて、机の上の夫のバッグにまで遠征したテントウムシたちもいます。

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 このあとマヌーに誘われて、秋のテッツィオ山を散歩しに出かけました。帰宅して2階に上り、テントウムシたちが入ってきた西向きの窓から外を見やると、オリーブの木々の向こうに、紅葉した森が見えて、きれいでした。

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Tante coccinelle alla nostra finestra!

Fuori bei colori d'autunno.
Migiana di Monte Tezio, Perugia 29/10/2016
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-11-10 22:11 | Fiori Piante Animali | Comments(8)

金色きらきら菩提樹の葉

 今日午後6時頃、友人たちとの温泉1泊旅行から無事帰宅しました。うれしいこと、おいしいものがたくさんの楽しい旅になりました。

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Viale di tigli, Abbadia San Salvatore (SI) 22/10/2016

 中でも、思いがけず感動したのは、昨夕食事のあとに、町を散歩していて出会った菩提樹の木々です。

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 黄葉した葉が、夜明かりに照らされて、きらきらと金色に輝くようで、それはきれいでした。

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Le foglie di tiglio dorate

brillano con le luci dei lampioni.
Magica la passeggiata notturna
con amici ad Abbadia San Salvatore.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-10-23 21:58 | Fiori Piante Animali | Comments(4)

隣家の紅葉と週末の予定

 先々週、先週と2週続けて、週末に友人たちが改築作業を手伝いにきてくれたミジャーナでは、隣家を覆うツタの葉が、赤く美しくなりました。見ると美しいのですが、夫のいとこによると、屋根や壁をここまでツタが覆ってしまうと、ツタが屋根瓦を持ち上げたり、壁を崩してしまったりする恐れがあるそうです。

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16/10/2016

 同じ友人たちから、今週の週末は温泉に行こうという誘いがありました。この記事は予約投稿で、金曜の晩に書いています。旅行の詳細は、土曜の早朝に電話で話して決める予定ですが、日本のお風呂が恋しい身に、そうして寒さと湿気で肩の痛みがことさら激しい昨今、温泉行きは大歓迎で、とても楽しみです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-10-22 23:59 | Altro | Comments(2)

鯉と日本語・日本文化

 日本語の新しい生徒さんは社会人で、旅行で何度か日本を訪ねたことがあり、日本文化に興味を持って、日本語を勉強したいと考えるようになったのですが、仕事がひどく忙しく大変そうなので、ひらがなの学習を授業中にいっしょに、ゆっくりじっくり終えてから、教科書を進めることに、方針を変更しました。

 「酒」、「すし」など、旅行などを通して知ったという語彙がいくつかあるので、そういう既知の語彙やイタリア語に入った日本語からの外来語を利用して、ひらがなの練習や復習を強化することにしました。新しく学ばなければいけない言葉の数を抑えて、ひらがなを覚えることに集中できるようにするためです。

 そういう既存の知識を利用できる日本語からの外来語として、今日は「こい」と発音して、ひらがなできちんと書けるかどうかを見てみました。日本の錦鯉は、イタリア語ではふつうの鯉、carpaと区別して、carpa koiと呼ぶのです。

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Carpe koi, Castello Nijo, Kyoto 6/4/2009

 生徒さんが書く前に、鯉を知っているかどうか尋ねてみたのですが、思いもかけない返事が返ってきたので、びっくりしました。

 「知っていますよ。ヤクザなんかの入れ墨によく描かれている魚のことでしょう。」

 入れ墨に疎いわたしは、遠山の金さんの桜吹雪は知っていても、生徒さんが「インターネットの写真でよく見かける」ほど、鯉が入れ墨の題材として人気があるとは思いもしなかったので、びっくりしました。

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 「鯉と言えば、すぐに頭に思い浮かべるのは、日本庭園ではないかと思うのですが。」
とわたしが答えると、今度は生徒さんの方が驚いていました。

 入れ墨に彫られる象徴的な意味が、鯉にはあるのではないですかと聞かれて、古来、中国で滝の激しい流れに逆らってのぼることができた鯉は龍になることができると言われ、日本では端午の節句に鯉のぼりを飾って、男の子の成長を祝い、祈るのだという話はしておきました。授業後に調べてみたら、どうやらそういう説明でよかったようで、ほっとしました。そうして、異文化ではなく、同じ文化圏に暮らしていても、あるいは同じ家に暮らす家族であっても、何かの言葉を聞いて、連想するものが違うということは、そう言えばあるなと、思い至りました。

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 写真はすべて、数年前、桜が花盛りの頃に夫と京都の二条城を訪ねたときのものです。二条城の堀の橋を渡っていたら、鯉たちが近寄ってきたので、何かないかとリュックの中を探した夫は、パンの残りを見つけて、それをちぎって、鯉にやっていました。

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Alitalia & Carpe Koi del Castello Nijo di Kyoto 6/4/2909

- Quando abbiamo guardato il fossato del Castello, si sono radunate molte carpe koi. Mio marito cercava qualcosa nel suo zaino; si ricordava di avere un pezzo rimasto del pane servito durante il volo Alitalia, l'ha trovato e ha cominciato a dare i pezzettini del pane alle carpe. Le carpe sembravano molto contente :-)
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LINK
- it.wikipedia.org - Carpa koi
- ja.wikipedia.org - コイ
- Lucky Round Tattoo - 鯉(カープ)のタトゥーの意味

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-10-19 23:59 | Insegnare Giapponese | Comments(6)

週末は秋色ミジャーナ

 配達が平日のみであるため、ピザ窯は昨日、金曜日の午後に、夫がミジャーナで受け取り、とりあえずうちの前の庭に置いて、雨除けのためにシートなどで覆っていました。この記事は予約投稿で、土曜の朝に書いています。250kgというピザ窯を下階まで運び、設置するのは、今日土曜日の夕方で、リミニから来てくれるフランコたちが到着してからです。

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Migiana di Monte Tezio, Perugia 9/10/2016

 というわけで、夫はこのところ、仕事から戻るとミジャーナに出向いて、ピザ窯設置のために必要な、穴を壁に開けるなどの準備作業に忙しく過ごしていました。わたしも今日の昼食後は夫と共にミジャーナに行って、日曜の夕方、ペルージャに戻る予定です。

 写真は先週の週末に、改築中のミジャーナの家を撮影したものです。

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Ciclamini spontanei a Migiana 8/10/2016

 幸い、秋咲きの自生のシクラメンが、まだきれいに咲いていました。

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9/10/2016

 隣家を覆うツタも、少しずつ色づいています。

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 色とりどりのオリーブが実ってはいるのですが、「こんなにオリーブが病んでいるのを見た年はない」と夫が嘆いています。ウンブリア・トスカーナなどイタリア中部一帯でオリーブが病み、不作だった2014年は、冷夏で雨の日が多く、そのためにハエが何度も繁殖して、大きな害を与えたのですが、気候には特に問題がなかった今年もオリーブの実が実る前に病み、地面に次々に落ちてしまうのは、だれかが何かをまき散らしているからではないかと、夫は疑ってさえいます。どうかそういう恐ろしいことが原因ではなく、来年からは、オリーブの木々がまた元気になってくれますように。

関連記事へのリンク
- ピザ窯土台作り中、ミジャーナ / Costruzione della base per il forno a legna a Migiana (9/10/2016)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-10-15 23:59 | Umbria | Comments(4)

シクラメン咲きほこる島、トラジメーノ湖ポルヴェーセ島

 先週の夕方、トラジメーノ湖(Lago Trasimeno)に浮かぶポルヴェーセ島(Isola polvese)を歩いていたら、

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Con Ciclamini spontanei all’Isola Polvese 14/9/2016

自生のシクラメンの花が一面に咲いていたので、夫と二人で歓声を上げました。

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 島を半周して、北東の岸を歩き始めたとたん、道の両側を、どこまでもどこまでも覆うシクラメンのピンクの花が目に入ったからです。

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 今イタリアでは、自生の秋咲きのシクラメンが、桜色のかれんな花を咲かせる季節です。ポルヴェーセ島を、ちょうどシクラメンが咲く頃に訪ねたことは、以前にもありましたし、山を歩いていて群生するシクラメンに出会うことも少なくないのですが、こんなに花に満ちた場所を見たことがなかったので、驚いたのです。

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Lago Trasimeno, Isola Polvese & traghetto

 トラジメーノ湖に浮かぶ三島のうち、ミノーレ島は私有で訪ねることができず、マッジョーレ島は年中フェリー(traghetto)で行くことができるのですが、ポルヴェーセ島行きのフェリーは、春と夏しか出ていません。自然の美しいお気に入りの島を、9月末にフェリーの便がなくなり、行けなくなってしまう前に訪ねようと、天気のいい日を選んで出かけたのですが、

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おかげで、美しいシクラメンの花がじゅうたんのように地面を彩る様子が見られて、とてもうれしかったです。

 ウンブリアの地方バス・電車、そしてトラジメーノ湖のフェリーを運営する会社が最近変わってしまい、サイトも以前とは異なるために、現在は、知りたい交通機関のオンライン情報・時刻表を見つけるまでに、少々時間がかかかります。

 今のところ、ウンブリアの地方路線のオンライン情報は、バス・電車・フェリー共に、以下のページにリンクがあります。

- BUSITALIA NORD. Gruppo Ferrovie dello Stato Italiane – Il servizio in Umbria

 トラジメーノ湖を周遊するフェリーの2016年9月25日までの時刻表へのリンクは、こちらです。

- BUSITALIA NORD – Navigazione Lago Trasimeno

↑↑ 1ページ目には、現在有効な時刻表、2ページ目には7月3日から8月28日まで有効だった時刻表と、9月25日までの運賃表が掲載されています。 

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Con i Ciclamini spontanei in piena fioritura

all'Isola Polvese sul Lago Trasimeno, Umbria 14/9/2016
- Fiori fiori fiori! Bellissimo il tappeto rosa che ornava l'isola :-)))
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- トラジメーノ湖に行こう、JITRA連載第2回 / Andiamo al Lago Trasimeno (12/3/2015)
- 秋のポルヴェーセ島を訪ねて / Isola Polvese in autunno (1/9/2012)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-09-19 23:59 | Umbria | Comments(8)

聖女・薬草学ぶ週末、マルケの修道院

 マルケ州のフォンテ・アヴェッラーナ修道院に一泊し、聖ヒルデガルトというそれは興味深い聖女と、その教えについて学んでいます。

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 薬草にも詳しい聖人だったので、薬草や食べられる野草を見分け、教わる講座もあり、興味深いです。

 講習のおかげで、樹齢500年とも千年とも言うヨーロッパイチイの巨木と美しい修道院を、久しぶりに訪ねることができました。


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Avrà 500 anni come dice la scienza oppure
1000 anni come narra la tradizione popolare?
Di nuovo abbiamo incontrato il Grande Tasso
nel giardino botanico del Monastero di Fonte Avellana.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-09-09 23:59 | Marche | Comments(2)

秋の足音、シクラメンとホオズキ

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 昨日、庭に出てみると、秋咲きのシクラメン(ciclamino)が、もうきれいに咲いていました。改築中のあるミジャーナに、一面に咲く自生のシクラメンの球根の一つを、夫がペルージャのうちの庭に移し替えたのは、いつのことだったでしょうか。

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 テラスでは、ホオズキ(alkekengi)もオレンジ色に色づいています。

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 夕食後、地平線の近くに、それは美しい月が見えました。カメラを取りに行っている間に、雲に隠れてしまったのですが、雲の間に輝く様子も、風情があります。

 週末は、日中暑くて困るほどだったのに、ペルージャでは昨日からにわか雨が降り、北風が吹いて、気温が下がり、昼も涼しく、朝晩は冷え込みを感じるほどになりました。日の入りも、いつの間にか午後7時半過ぎと早くなり、夏が去り、秋が訪れようとしていることが感じられる今日この頃です。

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Ciclamini, Alkekengi & la Luna fra le nuvole
si avvicina l'autunno.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-09-06 23:59 | Fiori Piante Animali | Comments(6)

小さくも初年収穫初梨うれし、イタリア

 「日本のおいしい梨がイタリアでも食べたい」とわたしが言い、ミジャーナにいろいろな果樹を植えようと考えていた夫がいいよと言ってくれて、昨秋は、二人で植木屋を回って、栗やアーモンド、ブドウなどの若木と共に、梨の若木も二本購入しました。

 その梨、幸水と豊水の若木には、4月、白いきれいな花がたくさん咲いて、初年度から梨が食べられるかもしれないと二人で楽しみにしていました。5月にはけれど、小さな実が三つ育っていたのは幸水だけで、豊水には実が一つもありませんでした。

 ミジャーナでは、夏は雨がなかなか降らず、野鳥がくだものをつつき、山の動物が木の幹を傷めてしまいがちなので、梨をはじめ、果樹に実がみのりますようにと、半ば祈りながら楽しみにしていました。

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 そうして、たくさんの花の中から、三つだけ育った梨の実のうち、ただ一つだけが残り、直径4、5センチと小さくはあるものの、梨らしい色合いになり、けれども、強風のためか、鳥のいたずらか、地面に落ちているのを、つい最近夫が発見しました。リンゴはまだかなり青く小さいうちに、おそらくは暴風のために落ちてしまったと思われます。

 一方、梨の方は、ふつうの幸水に比べると、四回りほど小さいものの、ちゃんと熟した梨らしい色をしています。

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 向きを変えると、こんなふうに傷んでしまった部分があるのが、よく分かります。

 鳥がつついたのでしょうか。幸い、痛んでいるのは表層だけで、ナイフで皮を向き、傷んだ部分を取り除いて、小さく切り分けて、夫と二人で食べてみると、もう少し甘さがあればとは思うものの、なつかしい日本の梨の、あのおいしい味がしました。

 梨の実さん、元気に育ってくれてありがとう。来年は、もっとたくさん実がなって、さらに大きく育ってくれますように。

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 紅葉の山で植樹に穴を掘る / Foliage a Migiana di Monte Tezio (6/12/2015)
- 梨の木騒動 / Alberelli di Nashi (28/11/2015)
- 梨の花咲くミジャーナ / Nashi in fiore (7/4/2016)
- 梨の実初年に育つかな@イタリア / Piccoli frutti sull’alberello di Nashi! (26/5/2016)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-08-10 23:32 | Fiori Piante Animali | Comments(6)

凍結肩の右肩と新たな左肩の痛み、その後

 昨年秋以降激痛に悩まされ、動きがひどく制限され、凍結肩(癒着性関節包炎、狭義の「五十肩」)と判明した右の肩は、専門医の診療を受け、昨年末から今年6月初めにかけて、週に2度リハビリに通ったおかげで、痛みもかなり和らぎ、可動域もかなり回復することができました。

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Fiori di elicriso 2/7/2016

 ところが、4月上旬頃から、少しずつ左肩が痛みだし、6月のフランス旅行前に超音波検査で、tendinosiという診断を受けました。その頃は、以前から予約していた両肩の超音波検査と皮膚科でのホクロ検査が予定されていた上に、光視症と後部硝子体剥離のために、緊急診療も含めて、かかりつけ医や病院の眼科にたびたび足を運ぶことになり、さらに迫る旅行のための宿などの予約も必要で、ひどく慌ただしかったため、イタリア語版Wikipediaで調べて、対応する日本語がないので、病気の説明だけ読み、リハビリで通っていたカイロプラクティック院の専門医に、超音波検査の結果と両肩の様子を見てもらって、「右肩は可動域をまだまだ取り戻さなければいけないけれど、もう半年もリハビリに通っているなら、後は自宅で体操をきちんと毎日続ければそれでいいですよ。左肩もなるほど、腱炎とtendinosiがあるから痛むのだと、痛みの理由が分かりました。右肩と同じように、左肩の方も、毎日体操をすること。」と言ってもらって、自宅で運動をすればいいものと、安心していました。

 ただ、眼科からも後部硝子体剥離のために、今後のことを考えて、重いものは持たぬように言われ、肩についても専門医から、両肩とも重いものを持つのは避けるように言われたため、かかりつけ医からは、6月の旅行は延期した方がいいと言われていたのに、久しぶりに友人と旅行をしたい夫から、「荷物はぼくが持つから」と誘われ、わたしもちょうどジヴェルニーのモネの庭を映画で見て、フランス旅行に自分も行きたいと心が動き、予定地の一つ、モン・サン・ミッシェルは以前から行きたかったところなので、目と肩には気をつけるつもりながら、結局はフランス行きを決行しました。

 そうして夫は悪気はなく、わたしも夫をあてにしすぎてはいけなかったのですが、自宅使いの重いノートパソコンと一眼レフのカメラを携帯したら、自分の荷物だけでひどい重さになり、わたしの荷物を運べるような状況ではなかったので、結果的には、旅行中、わたしの荷物は自分で運ぶこととなりました。ただし、1週間後にシャルトルで合流した友人たちの借りたレンタカーに入るようにと、荷物は極力少なく抑えていたので、助かりました。そうして、旅行中は、きちんと体操をする時間や体力的な余裕がなく、専門医の助言に反して、重いものは持った上に体操はしないままに2週間が過ぎました。そうして、イタリアに戻って、夜眠れぬほどの咳とのどの痛みが1週間以上続き、やはり体操ができない日が続きました。

 そのためか、7月の初め頃から、時々左肩がひどく痛むようになり、この2、3週間ほどは激痛のために、主義に反するものの、時々鎮痛消炎剤を飲んで、しのぐようになりました。同時に、以前特に冬の朝に痛んで、かかりつけ医に、関節症(artrosi)と診断された右指の関節が、特に朝痛むようになり、しかも以前に比べて痛む関節の数が増えました。痛みがひどくなった頃から、医師に言われたように、「痛みがひどいようであれば体操を加減する」ように気をつけながら、できるだけ毎日、指示された両肩の体操、そうしてエゴスキューの肩のEサイズをするようにしました。そうして、わたしの関節の痛みを心配して、夫が自分もかつて飲んでよかったという関節によい栄養補助剤を、わたしのために注文してくれて、そのカプセルも7月18日から毎日摂取するようになりました。週末などに出かけるときと、朝早くから仕事があるときは、体操が難しいのですが、そうやって最近は、かなりまじめに体操に取り組んでいます。さらに、イラクサとアマーロ・スヴェデーゼ、ハチミツとシナモン、さらにショウガ、カレープラント(elicriso)など、鎮痛消炎剤や関節によいという薬草を、あれこれとハーブティーなどにして飲んだりしています。

 ところが、右肩は日が経つにつれて、動きをより回復し、痛みも軽くなる一方なのに、左肩は何かの拍子に激痛が走り、気がつくと、五十肩の症状が重かった頃の右肩ほどではないものの、肩の可動域が狭くなり、さらに左肩が日中も痛んで、何かの動作で激痛が走るばかりか、夜に左肩の痛みで目が覚め、早朝も痛みのためにベッドに横たわっていられず、朝はその痛みがしばらく続くため、朝の涼しいうちに済ませておきたい水やりや掃除、アイロンがけを、夕方まだ暑い頃に、しなければいけないようになりました。

 左肩の病状が悪化して、ひょっとしたら左肩まで凍結肩になろうとしているのではないか、あるいは、何か他の病気かもしれないと、カイロプラクティックの専門医に診療を受けようと思ったのですが、公費補助が出る診療枠は8月15日まで空きがないので、8月22日の夏休み後の開院以降にまた電話をするようにとのことです。鎮痛剤も残り少なくなってきたし、6月からの2か月間に、肩の症状がどう変わっているか検査を受けるためにも、かかりつけ医の診療所を訪ねようかとも思ったのですが、昨年かかりつけ医が自宅で体操をするようにと繰り返すばかりで、超音波検査を指示してくれたのは、激痛のためにもうどうしようもない状態になってからであったこと、そうして、凍結肩という専門医の診断を伝えても、単なる肩の痛みととらえているふうであったことから、行ってもしかたないか、必要な検査が何かも分かるまいと、あきらめました。そうして、昨年、鎮痛消炎剤を飲んでも、結局生姜湯やニンニク、オリーブオイル、アマーロ・スヴェデーゼなどの薬草療法を試みていた頃同様に、肩は痛んだことを思い、どうしても痛みが耐えられないとき以外は、できるだけ鎮痛消炎には頼らず、薬草を使おうと考えました。

 そうして今日になって、そう言えばそもそもtendinosiとは日本語で何だろうと、Wikipediaイタリア語版の解説ページの左手から、該当する英語を調べ、さらにその英語の病気名は日本語で何と言うかを調べてみて、どうやら「慢性腱炎」あるいは「腱症」と言うらしいと分かりました。本当は医師に診てもらうのがいいのですが、専門医の診療は、早くとも8月22日までは待たねばならないので、これから、この「慢性腱炎」と「腱鞘」について、手持ちの肩の痛みの本や、インターネットでいろいろと調べて、専門科医診療までの対策を練ってみるつもりでいます。

 幸い特に痛むのが今は左肩なので、日常生活や仕事への支障が、右肩の場合に比べると少ないので、助かります。以上、自分自身の覚え書きの意味を込めて、長々と書き留めてみました。

 写真は、先月マルケ最大のブナの木を訪ねた帰りに立ち寄った村で見かけたカレープラントの花です。

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Belli i fiori di elicriso, i fiori del sole.

A giugno la tisana di elicriso mi ha aiutato a calmare la tosse.
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関連記事へのリンク
- 財布にも痛い五十肩@イタリア
- ぎっくり腰と腰痛・肩こり撃退体操、エゴスキュー
- 飛蚊症・後部硝子体剥離と旅行@イタリア前編
- 飛蚊症・後部硝子体剥離と旅行@イタリア後編

参考図書・リンク
- 「エゴスキュー・メソッド」肩のE-サイズ日本語資料 (PDF)
↑↑ 昨年は肩の痛みに、まず下の本にある全体調整メニューを試みたのですが、肩関節の拘縮で二つ目のEサイズが不可能で、また、次に試みた、以前に何度か続けたことのある腰や肩の体操は時間がかかる上に、後の痛みがひどいために断念し、短い時間で済んで、痛みの少ないこの体操を、今のところは続けるつもりでいます。
- ピート・エゴスキュー著、越山雅代監修・訳、『痛み解消メソッド驚異のエゴスキュー』、ロングセラーズ

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-08-04 22:32 | Fiori Piante Animali | Comments(6)