イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

新オイルでブルスケッタ

新オイルでブルスケッタ_f0234936_91330.jpg
 今日は夫が、ようやく搾油場(frantoio)で、新オイル(olio nuovo)を引き取ってきました。

新オイルでブルスケッタ_f0234936_904378.jpg

 絞りたてのオリーブオイルは、少し濁ったように見え、味がピリッと少し辛いのが特徴です。同じオリーブオイルが日が経つにつれ、辛味を失ってまろやかな味になり、色もだんだん透き通ってきます。

新オイルでブルスケッタ_f0234936_91330.jpg

 新オイルを味わうには、何と言ってもブルスケッタ(bruschetta)。パンをナイフで切り、オーブンでトーストし、ニンニクをすりつけ、塩をふりかけ、その上からたっぷりオリーブオイルをかけていただきます。こうして、新オイルの少し辛味のあるおいしさを、満喫しました。

 オリーブオイルが新しいうち、そして冬の間は、よくこうしてブルスケッタを食べます。今回はオリーブオイルの味を十分味わうために、他には何も載せませんでしたが、さいの目切りにしたトマトを載せたり、ゆでたカリフラワーを載せたり、はたまたルーコラとパルミジャーノを載せたりと、いろんな楽しみ方ができます。

新オイルでブルスケッタ_f0234936_915597.jpg

 一緒に食べたのは、野菜たっぷりのスペイン風オムレツ。それから、畑で見つけたピーマンとナスを、玉ネギやジャガイモ、トマトと共に、じっくり煮込んだものです。(上の写真)トマトは、我が家では自家製のトマトが畑で採れる夏の間だけは、生のトマトを食べますが、あとの季節には、自分たちで、保存用に瓶詰めにしたトマトを、少しずつ使っていきます。というわけで、今回も瓶詰めのトマトを利用して、作りました。

新オイルでブルスケッタ_f0234936_92212.jpg

 今年は、2箇所、別々の搾油場に、収穫したオリーブを運び込んでいます。オリーブを絞ってオイルにする料金は、金銭で支払うか、できたオリーブオイルの一部で支払うかを選べるそうです。後者の場合、今夜味わった新オイルができた搾油場では、100kgのオリーブの実に対して、13.5kgのオイルを、実を運び込んだ人に渡しているとのことでした。

 夫が運び込んだオリーブは、合計268kgなので、無料で受け取れるオリーブオイルは、36.2kg。夫は50kgのオリーブオイルを家に持ち帰るために、100ユーロを搾油場に支払ったそうです。

新オイルでブルスケッタ_f0234936_941418.jpg

 今年は、わたしもしばしばオリーブ収穫に参加したので、その結果、こうして味わえるオリーブオイルのおいしさは、また格別です。毎日苦労しながらオリーブを摘むことで、夫やお義母さんに習って、オリーブの一粒、オリーブオイルの一滴を大切にしたいと思う気持ちも、自然にわいてきました。

 今日も雨が降ったので、オリーブ収穫はお休み。家の周囲のオリーブの収穫はほぼ終わりに近づき、後はミジャーナのオリーブ園が残っているのですが、ミジャーナの木には、なっている実が非常に少ないとのことです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 記事がいいなと思ったら、ランキング応援のクリックを。ありがとうございます。 
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ  

by milletti_naoko | 2010-11-23 01:06 | Gastronomia