2010年 11月 27日
新オイルと新ワイン

そうして、絞り立てのオリーブオイルが手に入ると、自家製の新オイル(olio nuovo)とパンを、職場などに持参して、皆でブルスケッタ(bruschetta)を食べ、一緒に味を楽しみます。

そう言えば、日本で愛媛の高校に勤めていた頃は、学校に必ず数人、みかん山を持つ同僚がいて、職員室の中央テーブルに、みかんでいっぱいの箱が置かれ、おいしいみかんを、ありがたくいただいていました。それと似ているかもしれません。

新オイルが、ふつうのオイルに比べて、濁ったように見えることが、皆さんにも分かりやすいようにと、昨秋絞ったオイルと新オイルを左右に並べて、撮影してみました。もちろん右手が、絞りたての新オイルです。左手のオイルも、1年前は同じように色が濁り、とろりとし、味にはピリッと辛味がありました。どちらも、我が家で採れたオリーブを主としてできたオリーブオイルです。朝、最も日当たりがいい部屋の窓辺に置いて撮影したため、オリーブ瓶の後方に、オリーブの木々が見えています。
さて、夫の職場でも、先々週ほど、早くも自家製の新オイルを同僚にふるまった女性がいて、今週は、夫も我が家の新オイルをパンと共に職場に持って行き、皆に絞り立てオリーブオイルの味を楽しんでもらいました。

夫はコルチャーノ市の合唱団、Corale Tetiumの合唱団員です。火曜と金曜の晩に合唱の練習があるのですが、今週火曜日は、練習の前に、団員が絞り立てのオリーブオイルなどを持ち合って、ブルスケッタを食べ、皆で新オイルを味わいました。
合唱団にはLUNGAROTTI社に勤める女性がいて、この晩、今年の新ワイン、novello FALO’を持参したそうです。夫は、この今年のノヴェッロが格別においしかったと、昨日スーパーで買い物した際に、このワインも購入しました。

わたしも夫もあまりお酒を飲む方ではないので、ワインを開けるのは誰かお客を招待するまでのおあずけです。今年の地元の新ワイン、味見をするのが楽しみです。


新ワインも、テイスティングが楽しみですね。
あ~~~ やっぱりイタリアの食べ物って、
おいしいですよね~~~
ジーナ
新ワイン、味を見るのが楽しみです。昨日も大家族一同が昼食を共に詩、皆で「栗があったら開けるのに」などと議論をしていました。新オイルはやはり格別で、これでサラダをあえると本当においしいんですよ。ああ、でもジーナさん。わたしは、日本の食材が安くたくさん手に入る台湾もうらやましいです。