イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

晩秋の土曜日

 昨日、11月27日土曜日は、とても寒い1日で、早朝の気温は氷点下でした。

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 朝、窓を開けると、庭の木にキジバト(tortora)が4羽とまり、ひなたぼっこをしていました。

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 手前のイチジクの木の高いところに、わずかながら、青い実が残っています。

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 久しぶりに1日中快晴でした。子猫たちもうれしそうに、ジャスミンの鉢の上で、仲よくひなたぼっこをしています。

 天気がいいので、義父と夫たち息子3人は、朝から日暮れまでオリーブの収穫に励みます。

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 階下に下りると、お義母さんが、パスタ作りをほぼ終えたところでした。毎週日曜日は、トーディから義弟の家族も訪れ、大人数で食卓を囲みます。翌日の昼食のための、生パスタ作りです。

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 昼食用のサラダを採ろうと野菜畑に足を運ぶと、お義父さんと義弟が、協力しながら、オリーブを収穫していました。

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 頭上を見上げると、桜の木には、早くも、赤い小さなつぼみが、たくさんできています。長い冬を越えたあと、4月には美しい純白の花、そして、真っ赤でおいしいサクランボの実で、わたしたちを楽しませてくれることでしょう。

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 さて、昼食にとわたしが選んだのは、こちらのキクヂシャ(insalata riccia、indivia)とルーコラ(rucola)です。日本では見たことのなかったキクヂシャを、義母がいつもinsalata riccia(直訳すると「縮れたサラダ菜」)と呼んでいるので、わたしも日本語名を知らぬまま、こう覚えていました。確かに葉がちりちりに縮れています。

 野菜畑で、サラダ菜や青菜を採るとき、外側の葉は固かったり、傷んでいたり、虫に食われたりしていることが多いので、取り除きます。

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 そして、鶏たちのところまで行き、囲いの中に放り込みます。近づく姿を見ただけで、「エサだ!菜っぱだ!」と悟った鶏たちが、いっせいに近くに走り寄ります。それから、おいしそうに、この葉っぱを食べ始めます。

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 夫は何をしているのだろう、と様子をうかがいに行くと、大きな大きなオリーブの木の下で、作業をしていました。木が急傾斜の下方にあるため、苦労しながら網を持ち上げ、オリーブの実を寄せ集めています。

 そろそろ昼食に戻るから、と言うので、わたしは急いで家に戻り、クリームシチューを温めて、ルーコラとキクヂシャのサラダを用意しました。雨の日が続いて、どちらも泥だらけだったので、水でよく洗いました。例によって、ナメクジ(lumaca)も数匹、葉の間に隠れています。

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 昼食の途中から、ひなたを求めて、台所の窓際に、子猫が一匹やって来ました。そして、いったいこの人間たちは何をしているのだろう、とでも言いたげに、つぶらな瞳で、時々室内をのぞきこんでいました。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2010-11-28 11:54 | Famiglia