2011年 01月 26日
雪のペルージャ
というわけで、雪が降ったり積もったりすると、「これは珍しい」ということで、すぐにカメラを片手に、雪が降る様子や雪景色を撮影します。こちらは、2009年12月19日に家の窓から撮影した写真です。
この日は、中庭もすっかり白い雪に覆われていました。左手前に見える、青々とした葉に覆われている植物は、ジャスミンです。
午後にもさらに、雪が降りました。風が強いので、吹雪のような様相を呈しています。正面左手に見えるブドウの木、そして、右手に見えるオリーブの木も、舞い散る雪に覆われています。
この年は、3月21日にも、季節はずれの雪が降りました。
右手のミモザの花は満開で、すでに美しい黄色い花をたくさん咲かせていました。春の足音が聞こえ始め、暖かくなりかけた頃に雪が降ったので、驚きました。
こちらの写真でも、雪が降りつもったオリーブの木の向こうに、ピンクの花がいっぱいに咲いているアーモンドの木が見えています。
最後に、2007年12月16日に、雪の積もるテッツィオ山(記事はこちら)を散歩したときの写真を、ご紹介します。野山の草木の間に降りつもった雪には、独特の風情があります。
赤や緑の木の葉と、真っ白な雪が、お互いの色を鮮やかに引き立てています。
雪に落ちた葉もまた、趣があります。
たまにしか積もらないと雪景色も新鮮ですよね。
私の住んでいる所は千葉県北東部に位置し、成田市と銚子市の中間位で九十九里浜からも10Km程度なので雪がチラチラ?と降ることすら珍しいことです。
10・・・5cm積もった記憶もここ10年ありません!
なのでスキーに行くのを子供達は楽しみにしています。
親は行く準備が面倒ですが・・・。
アッペンニーニを越えて東側のエミリア・ロマーニャやマルケには雪がたくさん降りつもっているときでも、車でアッペンニーニ山脈を越えて、山脈の西側に出ると、雪がまったくないことが時々あります。アッペンニーニ山脈が寒気団を防いでくれるため、山の西側には雪が降りにくいそうです。
とは言え、ウンブリアでも標高の高いカステッルッチョの山々は白い雪が高く降りつもって真っ白になります。また、義父によると、昔は雪が降りつもることがペルージャでも多くあり、パンを買いに行くために雪の中を7km歩いたこともあるそうです。
お子さんたち、スキーがお好きなんですね。わたしは小学校入学直前から5年生までを札幌で過ごしたので、冬の体育はいつも、スキーでした。1時間の体育の授業のために、ランドセルに加えて、スキーまで肩にかつがねばならず、なかなか大変だったのを覚えています。ソリやミニスキー、雪の中の散歩など、楽しい思いでも残っています。