2011年 03月 03日
ひなまつり
3月に入って、我が家のミモザも、ようやく花が満開に近づきつつあります。
今か今かと咲くのを楽しみにしていた椿も、今朝ようやく、最初の一輪が、花を開きました。
こちらの花も、9日前よりも、咲いている花がずっと多くなりました。
こうして、花たちが春やお祭りの気分を盛り立ててくれる中で、わたしたちも、散らし寿司で、ひなまつりをお祝いしました。家にある材料を使おうと、錦糸卵にも、寿司飯にも、彩りのためにルーコラを散らしたのですが、これが意外と、味としてもおいしくて、夫も喜んで食べてくれました。
寿司飯に混ぜたのは、ルーコラ以外には、シイタケとニンジンを、しょうゆ、みりんとシイタケを戻した水で煮たものだけです。煮るのに砂糖を使わなかったのは、甘くなり過ぎると夫の口に合わないからです。寿司飯も、やはり夫の口に合うように、酢を多めに入れました。最初は、お寿司を作るには、日本製の米酢を使っていたのですが、最近は、義父による自家製のワイン・ヴィネガーを使っています。
おひなさまは、クマさんたちです。2004年の秋、京都に住む妹に、ルイージを紹介したときに、まだ別々に暮らしていたわたしたちに、妹がそれぞれ贈ってくれたクマさんの人形なのですが、二人で一緒に暮らし始めてからは、いつも2匹仲よく、わたしの本棚を飾ってくれています。
一緒に食卓を飾ったのは、こちらです。前日に作ったヒラマメ(lenticchie)と野菜を煮込んだスープが、ほんの少しだけ残っていたので、桃の花の形に盛りつけようと、苦しい努力をしてみました。
一緒に飾ってあるのは、やはり妹が、夫を初めて紹介したときに、二人に一つずつ贈ってくれた縁結びのお守りです。一応二人並んでいるので、ミニおひなさまということで、一緒に飾ってみました。
食後には、謝肉祭(carnevale)のデザートであるこちらをいただきました。夫が昨日、持ち帰ってくれたおみやげが、まだ残っていたのです。
夕食の後は、夫が「今日はお祝いだからね。」と言って、皿洗いを申し出てくれたので、最初は断ったのですが、結局、感謝しながら、洗ってもらいました。
ルッコラも合いそうですね♪♪
ワイン・ヴィネガーのお寿司、興味深いです。味はやはり違うのでしょうか?
ルイージさんはいつも優しいなあ^^
素敵なひなまつりになったようでよかったですね!
そちらはミモザのお花を贈るのですねぇ~素敵です。
そしてお寿司も美味しそうな色どりですわ、お味も酢を利かせて
大人の味なんですねぇ。
妹さんからのプレゼントも心がこもってて伝わるものがありますね。
ヒラマメの煮込んだ物も梅のお花になっていますわ~
何か温かい気持ちを頂きました~
一緒に食べる人が喜んでくれると、うれしいですよね。ペルージャでは、レンコンも絹さやも、新鮮な魚も手に入らないので、スモークサーモンやケッパーやツナを入れてみたこともあるのですが、こうしたものは味がうまく他の具と調和しないので、今ひとつでした。今回ルーコラを入れたのは、友人から自宅で採れたルーコラを山ほどもらったものが、まだ余っていたからなのですが、不思議とおいしかったので、いい発見をしました。
ワイン・ヴィネガーは風味が違うのでしょうし、夫に言わせると「米酢の方があっさりしている」ということなのでしょうが、要するに酢なので、最近は高い米酢を買わずにこちらで代用しています。
散らし寿司を作ろうというアイデアは、ムームーさんの記事からいただいたんですよ。ありがとうございます。イタリアで3月に咲くミモザの花も思いながら、黄色と緑色で飾ってみました。
童心に返って、ひなまつりを祝ってみました。日本のこういうお祭りは季節感(正確には旧暦のですが)も反映していて情趣があって、イタリアでも祝うことで、日本とのつながり、日本人としてのわたしを大切にしたいなという気持ちもありました。うちにあるもので、何とかひなまつり気分を、と張り切ったので、こうやって温かいコメントをいただけて、うれしいです♪
日本の伝統文化「ひな祭り」ですね。(^○^)/
クマさんや縁結びのお雛様d(-。∂)good!!です。
ちなみに我が秩父のひな祭りは月遅れの4月3日です。
桜の花が咲き始め、桃の花が満開の時期となります。
子供たちは春休みで笑顔で喜んでいます。
地域によっては「おひなげぇ」という子供も祭りもありますよ。(^^)/
自身のブログで、なおこさんからいただいたコメントに「なおこさんはどんなひな祭りを過ごされたのでしょう」などとお返事してしまった後で、ゆっくりとなおこさんのブログへ遊びに来たらば...、なおこさんたら、素敵なひな祭りを、とうにお過ごしだったのですね。あぁ、さすがです...。日本に居ながら、ひな祭りを忘れる私とは違って、なおこさんは素晴らしいです。ちらし寿司も、ルッコラのグリーンが、たまご色といっしょに、菜の花のような春色を演出してくれていて、とってもおいしそう! レンズ豆も、お皿の上で可愛らしく桃の形に盛りつけられているし、もう、言う事なしですね。かえすがえすも、恥ずかしいです...。
さきほど、母とひなまつりのことを話したばかりです。お互いに忘れていたので、母も「はっ」という顔をしていたのが可笑しかったです。近々、ちらし寿司か、手まり鮨でも作ろうか、ということになりました。反省の気持ちを込めて...(笑)
札幌や東京に住んでいた小学生、中学生の頃、夏休みに祖父母の住む兵庫県に行くと、子供の日も七夕もすべて月遅れで祝っていたので、子供心に驚いたのですが、秩父でもそうなのですね! 本来は旧暦の日づけの季節と密接に関連した行事ですものね。土地によって、祝う日や祝い方が違うのも興味深いです。
そんなにほめていただいたら、恥ずかしいです。童心に返って、日本の春の行事を通じて、少しでも故郷の春を懐かしんでみたかったんですよ。あるもので間に合わせてだったのですが、もう少し早くみほさんの記事を拝見していたら、アイシング・クッキーとまではいかないまでも、ピンク色の桃の花クッキーも焼けたかなと、残念です。
みほさんのお宅は、いつも花で飾られ、おいしくかつかわいらしいものであふれているので、特に何もされなくても「いつでも、ひなまつり」のような気が、わたしにはします。
うちも3日は、ちらし寿司をしました~♪同じですね。
日本はまた寒波が来て、真冬のような寒さです。早く春が来ると良いのに。
それにしてもルイージさんは、毎度の事ながら優しい!
「こちらが言わずとも気遣いのあるサービスが出来る」というイタリア人は少ない中、ルイージさんはすごい!愛ですね~。
今は大分変わったというけれど、日本の男はね~、女性に対して心の奥は偉そうですからねぇ。
家の主人はあまり酢飯がきついのが好きではないので、
いつもほんの少し垂らすほど、同じイタリア人でも好みは色々ですね。我が家も冬椿が咲き始めました。
遠いイタリアと日本で、ひなまつりに同じ散らし寿司を食べたというのが、何だかうれしいです。ペルージャでも、寒い日が続いています。
うちの夫も、「家事は女性が」みたいに考える傾向があるのですが、それだけに、たまにこうやって、手伝いを申し出てくれるとうれしいです。
お母さま手作りのお雛様があるなんて、すてきですね。うちにも、実は和紙でできたお雛様の壁飾りがあるはずなのですが、書斎の改築の際に、慌ててあちこちに物を移動して以来、行方不明になっています。
椿の花を見ていると、日本が身近に感じられて、うれしいです。
ワインビネガーの寿司ご飯・・美味しそうです・・
白ワインに合いそうなご飯ですね・・=*^-^*=
今度帰国されたら・・横浜にもぜひ・・
ずいぶん様変わりしていますが・・新旧がうまく融合されてるなぁ・・と感心できるところもありますよ~♪
人がどんどん宅地造成をすすめて・・自然が減っているところはなんとも残念ですが・・
またお邪魔します・・=*^-^*=
今日も素晴らしい1日になりますように・・=*^-^*=♪Thanks!!
ワイン・ヴィネガーを使うのは、こちらでは、酢というとワイン・ヴィネガーを使うため、日本から輸入される米酢に比べて、価格がはるかに安いからなんですよ。味にはそれほど違いがないと思います。和食を作るのに、手近にあるものを使って代用することは多く、肉じゃがを作るにも、お酒の変わりに白ワインを使っていますが、結果にはあまり違いがないような気がするのは、わたしがそれに慣れてしまったからかもしれません。
ぜひ一度横浜にも足を運んでみたいと思います。Pansyさんの美しい写真で、その予習をさせていただきますね。
ありがとうございます。すてきな週末をお過ごしくださいね。