2011年 03月 26日
Croco クロッカス
Camminando verso l’alto, / 山道を登りてゆけば
Rumore dell’acqua, dolce nel cuore. / 水音の響きやさしく
Ora qui rimane la neve, / 今ここに残る白雪
Crea cascate lungo i sentieri, / 滝水となりて流るる
Ove spuntano i fiori sui prati. / 山の野に紫の花
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*↑ Fiori di croco e paesaggi visti durante la passeggiata di oggi
*↑ 今日の散歩中に見かけたクロッカスの花と景色。crocoは、イタリア語で「クロッカス」。和歌の折り句ふうに、イタリア語詩の行の初めに、花の名を並べてみました。
>山道を登りてゆけば…。
素晴らしい!(^○^)/
これぞメルヘンの世界ですね。(^^)/
山道!!!
そろそろ私も辿りたくなりました。
山の高みに、雪の傍らに、美しく咲く花たちを見ることができて、とてもうれしかったです。去年の4月にもクロッカスは見たのですが、種類も花の数も、これほど多くはなかったのです。
クロちゃんもぜひ山登りをしてみてください。いつものように、心が明るくなるような、すてきな花の写真を楽しみにしています。
c、r、o、c、o、にそれぞれ添えられた言葉。いいですね! そして、クロッカスの花の色にあわせた文字の色合いも、完成されたデザインのようで、とても素敵です。青みの強い紫色もあり、赤みの強い紫色もあり、それぞれの、透けるような淡い紫色の花びらと、雄しべ雌しべの鮮やかなオレンジ色のコントラストが本当にきれい。...それにしても、シクラメン同様、こんなふうにクロッカスの花が野に自然に咲いている風景って...、羨ましすぎます!
そういえば。幼い頃、家の庭に咲いているクロッカスの花びらを、ご丁寧にも1枚1枚、くるんと外側にひっくり返して(内側につぼんだように咲いているものが、放射状にひらいたようになるわけです)、悪意なく「わーきれい」と思ってながめていたら、お客様に「珍しいクロッカスですね、新種?」と問われ、私がやりましたとは言えないまま、あとで母からものすごく怒られたという思い出があります(笑)...私にとっては、クロッカスというと、まず思い出すのがその場面だったりするという、なんとも情けないお話ですが、あらためて見ても可愛いお花ですね。来年の春には、我が家の庭にも咲くように、育ててみようかな...。
まだ雪が残るほど寒い山にも、美しく咲く花は、凛としていて、おっしゃるように、気高く見えます。長い冬をじっと耐えて、春を待って咲く花たちに、見習わなければと思うことも、よくあります。
まだ緑の葉だけで、つぼみも育っていないクロッカスもたくさんあったので、この山の高みがクロッカスの花でいっぱいになるのは、もうしばらくしてからだと思います。
夫や友人たちにあきれられながら、一つひとつのクロッカスの写真を撮って歩いたので、こんなにほめていただけると、うれしいです。よく見ると、花びらの形や色、咲き方が皆少しずつ違うのが、ちょうど人間も、一人ひとり違うのに似ていて、それぞれ個性があって、興味深かったです。
幼い頃のみほさんのいたずら、かわいらしいですね。庭にクロッカスが咲いていたなんて、すてきです。