2011年 04月 28日
アッシジを歩く2 ~お食事編


さて、サンタ・マリーア・デッリ・アンジェリから歩いて宿に戻ったあとは、車で、こちらのレストラン、ラ・スタッラ(La Stalla)に向かいました。
Tornata a piedi da Santa Maria degli Angeli all’ostello, siamo andati a pranzare al ristorante La Stalla, questa volta con la macchina, perché il locale si trova un po' fuori della città d'Assisi.

入り口近くで、火が勢いよく燃え、肉やチーズが炭火でじっくりと焼かれています。stallaはイタリア語で、牛や馬の暮らす場所を意味します。建物の造りから見て、昔は畜舎だったのでしょう。
Si grigliavano la carne, i formaggi davanti al fuoco vivace e allegro.

メニューは、友人の一人の知人でもある店主に任せました。まずは前菜。いろいろな具が載ったブルスケッタと、サルシッチャと青菜を挟んだトルタ・アル・テスト。
Antipasto – prodotti tipici dell’Umbria: bruschetti con pomodori, con funghi ecc. e poi una torta al testo con salsicce ed erbe.

仲間と一緒に食べる食事は、おいしく楽しいものです。昼食には、ペルージャから、夫の弟とその奥さんも駆けつけました。
Piacevole e squisito il pranzo insieme.

三種類のプリモを少しずつ食べて、味を見たあとは、いよいよ炭火で焼かれたおいしいお肉とサルシッチャの登場です。野菜には、ジャガイモを炭火で焼いたものと、玉ネギを炒めたものがでてきました。
Dopo tre primi, la carne e le salsicce! Per contorno, le cipolle cotte e le patate arrosto. Inoltre, piatti di insalata e di formaggio per i vegetariani.

デザートと食後酒、おしゃべりのあと、満足して勘定をすませ、駐車してあった車のもとまで歩いてから、またおしゃべり。実は、思いがけず、店内で日本のツアー旅行客の方々にお会いしました。東京から来られて、リミニ、アッシジ、ミラノを巡られ、ずいぶん忙しい日程のようなのですが、食事と旅行を楽しまれているようでした。
Al ristorante ho incontrato i turisti giapponesi provenienti da Tokyo. Avevano già visitato Rimini e il giorno dopo andavano a Milano.


歩いた後の楽しみは何と言っても食事です。
みんなで共有した場面を話題にしたりと嬉しい時間ですね。
日本はゴールデンウィーク真っ最中です。
今日もこれからお出かけして来ます。
ε=ε=ε=( ^o^)/
アッシジの旅のお話、楽しく、そして感慨深く読ませていただいています。(それにしてもなおこさん、なおこさんの人生の大半は“旅”のように思えてしまいます。人生そのものが、すでに旅といえば旅ですが...。でも私は、なおこさんの大小さまざまな旅に、気持ちだけは同伴しているような、そんな気持ちで、楽しませていただいてます。笑)
前回の記事も、とても印象的でした。「ありがとう」と「ごめんなさい」は、大人になるほど難しいですね。でも、これはきっと、万国共通のおしえのような気がします。以前、興味を持って熱心に読んだ『ホ・オポノポノ』という、ハワイのおしえの本にも、やはりこの言葉を、日々唱えることが書かれていました。
日本では、震災後誰もが、あたりまえの日常を「ありがたい」と改めて思っているはずです。私も、この言葉の重みをこれほどまでに感じたことはなかったと実感しています。
なおこさん、素敵な旅のお話をありがとうございました!
こちらこそ、すてきな教えをありがとうございました。縁とは不思議なもので、わたしの夫の亡き伯父はカトリック教の神父だったのですが、一方、わたしの叔父の一人は神道の神主なのです。自然の美しさを認めて愛し、大きくわたしたちを包んでくれる存在を賛歌する聖フランチェスコの在り方には、神道と通じるところも多い気がします。訪問とコメントをありがとうございます!
炭火で焼きたてのお肉は、とてもおいしかったです。ブルスケッタの基本は、パンをトーストして、ニンニクをすりつけ、塩とオリーブオイルをたっぷりふりかけたものなのですが、こんなふうにいろいろな具を載せて、前菜として登場することもあります。
(詳しくは、こちらの記事 ⇒ http://cuoreverde.exblog.jp/15031234)
応援のポチをありがとうございます!
いろいろとおしゃべりながら、みんなで一緒においしいものを店内で食べるのは、楽しいですよね。イタリアでは復活祭休暇が終わったところですが、日本は今からゴールデンウィークの本番なんですよね。どうかすてきな散歩を楽しんでください!
人生を旅と見立てて、旅に生きた芭蕉を思い起こします。散歩の好きな人に囲まれているので、どうしてもトレッキングをすることが多くなり、皆に遅れながら、必死で歩いていることも多いのですが、今度からは、みほさんも気持ちの上で一緒にいてくださると思うと、励まされます。ありがとうございます!
「ありがとう」と「ごめんなさい」の大切さは、小学校でもよく教わったように思いますが、大人になればなるほど、親しい間柄になればなるほど、かえって必要なのに口から出にくくなるので、日頃から心がけなければと、修道士の方のお話を聞いて、そう思いました。こちらこそ、うれしいコメントをありがとうございます♪
おはようございます。
またまた素敵な所を訪ねられましたねぇ、日本の観光の方にも
会われたのですね。
素敵な方々がお友達にも居られていいですねぇ~
美味しそうなお肉にパン、おお~いい香りがしてきます。
このレストランは町はずれ、カルチェリの庵の近くにあるのですが、友人を通じて初めて入ったお店に、日本のツアーで旅をされている観光客の方がいたので、びっくりしました。火が燃えさかるのを見るとうれしくなるし、目の前で焼かれた肉がおいしいにおいと共に、テーブルに運ばれてきて、うれしかったです。
歩いた後のお友達との食事はとーっても楽しかったでしょうね♪
色んなブルスケッタも美味しそうですが、
サルシッチャと青菜のサンドがとっても気になりました☆
炭火焼のお肉はシンプルに塩・胡椒だけでも
十分美味しかったのでしょうね~。
↓の教会でのお話も興味深く読ませていただきました。
「ありがとう」「ごめんなさい」っていつも言っているようですが
実際はあんまり言ってないです。
本当に子供の時は何でもなく言えたのに、大人になると難しいですね。
ちょっと反省しました。
torta al testoはお義母さんも時々作られるのですが、ウンブリアの郷土料理です。トラジメーノ湖の近くに、特にこのサンドが自慢の店があって、中にはさむものは自由に注文できるのですが、夫もわたしも、いつもサルシッチャと青菜を頼みます。サルシッチャの塩味を青菜がうまく押さえてくれるし、栄養のバランスも取れますので……
教会でのお話、わたしもしばしば思い返して、心にかみしめるようにしたいと思っています。