2011年 06月 12日
新しい時刻表はまだ?

それはいいのですが、問題は何かというと、明日、月曜日の朝からバスの時刻表が変わるというのに、インターネット上にあるのが、まだ古い時刻表だということです。
月曜の朝、バスを乗り継いで、職場に行かなければいけないわたしは、昨日、土曜日の午後、ペルージャの市内バスを運営する会社apmに電話をしました。以下が、わたしと電話の担当者の間に交わされた会話を、日本語に訳したものです。
「新しい時刻表は、残念ながらわたしたちの手元にも来ていないので、お教えすることができません。」
「月曜の朝、通勤するのに、時刻表が分からないと困るのですが、まだ新しい時刻表ができていないということは、ひょっとして、月曜日も古い時刻表のまま、バスが運行されるということでしょうか。」
「いえ、月曜日にはバスの時刻表は必ず変更になります。」
「変更を知らずに、いつもどおりにバス停に行ったら、仕事に遅れてしまう可能性があって、非常に困るんですけれども。」
「明日、日曜日には、新しい時刻表がすべてのバス停に貼られているかもしれませんから、それを見て確認してください。」
「わたしはバスを2度乗り換えなければいけないこともあるし、どう乗り換えるかが時刻表によるので、あらかじめ分からないと困るのですが、では、新しい時刻表が出しだい、貴社のサイトに掲載してください。」
「そうあることを願います。」
「それから、新しい時刻表は変更間際ではなくて、数日前に発表してください。当日の朝、分かるのでは遅すぎます。」
「それは、わたしたち、電話に応対する者としても、ぜひ早目に時刻表を発表してもらいたいと切に願っています。この数日、どれだけ新しい時刻表が分からない、知りたいという利用者からの電話がかかってきていることか。」
バスの時刻表の変更は毎年のことなので、あらかじめきちんと決めておけばすむ話なのに、どうしてこういうことになるのでしょう。まったく困ったものです。
こういう問題は、バス会社だけの話ではなくて、ペルージャ外国人大学でも、語学講座と大学のいずれの場合も、授業が始まる当日になって、ようやく授業の時間割が手に入ったということが、時々ありました。


これを俗に「お役人根性」と云いましょうか。(^^ゞ
上からのゴーがないと具体的に教えてくれない。
いえ、分かっていても教えられないのでしょうね。
困るのは利用者と分かっていても、日本でも同じようなことがあります。
そうそう、日本では高速ETC休日1000円の割引が19日で終了です。
遠くに出掛けるのに高速料金が気になります。(^^)/
電車もバスも利用者には関係なく減らしたり時間変更がされますね。
授業の時間割も早くわからないと困りますよねぇ。

時刻表が変わった今朝になっても、停留所にこそ新しい時刻表は貼られていたのに、朝9時の段階で、まだサイトには古い時刻表が掲載されていたんですよ! 切符販売所で、新しい時刻表を尋ねたら、「今日の午後手に入ります。」と言われたのですが、今日の夕方尋ねると、「明日出ます。」と言われました。明日は必ず手に入りますように!!! 今日は午後4時50分頃まで会議があり、バスの時刻表が分からないために、帰宅するのに1時間半かかりました。
今日ディーラーから電話があり、もう新しい車が来たとのことです!!! まだ心の準備が…… 車なら、学校は15分ほどで行ける場所にあります。
こちらでもこういうことではなくて、イタリアだからこういうことがあるのです。あるべきように物事が運営されないのには少しずつ慣れてきたので、あきらめの境地に達したというか、あ、またかと思うようにはなりましたが…… 「日本であれば、こんなことないのに!」と思うような公共サービスにおける問題が、イタリアではよくあります。
利用者も、電話担当の人も大変です。まったくもう…… これまでは、時刻表の小冊子の発行が遅れることはあっても、サイト上には早くから新しい時刻表が発表されていたので、いつもこうだというわけでもないのですが…… 今朝の9時に更新されていなかった時刻表は、幸い、現在(午後6時50分)は、更新されています。今、学校から戻ったところなので、いつ更新されたかはなぞです。
↑ サイトの時刻表を代表するページには、6月から9月までの新しい時刻表と書いてあるのに、乗りたいバスの便のPDFページをクリックすると、現れるのは、まだ6月11日までの古い時刻表です。まったくもう……