2011年 06月 21日
初聖体拝領


ミサが行われたのは、義弟たちが住むトーディ(Todi)にある教会、Tempio di Santa Maria della Consolazioneです。

同じ日に、この美しい教会のミサで初めて聖体を拝領した子供たちは、10人ほどいました。子供たちが一人前のキリスト教信者として認められる大切な儀式であり、皆、誇らしげに式に臨んでいました。

祝いの昼食は、こちらのレストラン、Ristorante Country House Entropiaで共にしました。

それは見晴らしのいい丘の上にあり、緑に囲まれ、宿泊客のためのプールもあります。

まずは庭で、各自が好みの前菜を皿に取って食べていきます。

それから、親戚一同、屋内に入り、大きなテーブルに着席します。プリモが二つ、セコンドが二つと、おいしい料理を楽しんだのですが、結婚式の披露宴に似て、一つの皿が運ばれてきてから次の皿が来るまでに、かなり時間がかかります。上の写真は、二つのプリモが終わった頃に撮影したもので、この頃には、子供たちはすっかり飽きて、テーブルを離れ、外に遊びに出たりしていました。

特においしかったのが、こちらのポルケッタ(porchetta)です。

セコンドを二つ食べ終えたあとは、庭に出て、聖体拝領を祝う美しくかつおいしいケーキを皆でいただきました。

食後は、大人たちはおしゃべりを楽しみ、子供たちは、写真に見えるように、でんぐり返しをしたり、あたりをかけまわったりして、はしゃいでいました。久しぶりに親戚がそろったということもあり、トーディを発ったのは午後6時過ぎで、ペルージャに帰ると、もう午後7時でした。生涯でとても大切な儀式の一つということで、前の週から、わたしたちも、皆で贈り物を選びに行ったりと慌しかったのですが、姪自身が、誇らしげに式や祝宴に臨み、贈り物を喜んでくれたので、うれしかったです。



おはようございます。
>初聖体拝領
素晴らしい儀式なんですねぇ。
このように皆さんでお祝いをするって素敵ですね。
キリスト教信者としてこれから、学ばれるのですかぁ。
色々と教えていただいて嬉しいです~
姪っ子さん、おめでとうございます!私の周りのイタリアの方々からはあまりこういう話を聞かないので、95%のカトリックの人はどこにいったんだろう・・って思ってました。
最近まで忙しくてなかなかブログにお邪魔する事ができてなかったんですが、少し落ち着いてきました!そしてなおこさんのブログをすみずみまで呼んでたら、こちらに来てくださっていたんですね!んー!お会いしたかったです!
もうすぐ夏前のバカンスがあるのでその頃ペルージャに行けたら、って思ってます。実はご相談したい事もあって・・・。また決まったら連絡させてください!
よろしくお願いいたします。
今日のような記事を拝見すると、生活の中に宗教が自然にあって、そこが日本とイタリアの決定的な違いかななんて思います。
下のたくさんの記事、拝見していたのですが、ごめんなさいね、私自身に余裕が亡くてコメント出来ずにおりました。
特にイタリア語の記事は、もうへえ!!!そうだよね!気をつけよう!と大きく頷きながら読みました。
外国語を勉強するのは楽しいですが大変です。耳が慣れなくて、聞き取れないことが多く、先日も先生から「杏、歌うように話して!イタリア語はそういう言葉。英語とは違う!」と言われましたよ・・・
しかしこの季節のイタリア、本当にきれいですね・・・
行きたいなぁ・・・と思いました(無理なんですけど)
子供の成長の節目としてとても大切なお祝いで、贈り物も結婚式のお祝いに劣らぬ豪華なもので、金やプラチナのアクセサリーが多かったです。わたしたちは、夫が姪の代父(padrino)ということもあり、十字架に少しカーブがかかっておしゃれなデザインのペンダントを贈りました。選ぶまでなかなか大変だったので、喜んでくれてよかったです。
我が家の場合は、夫の家族が、亡き伯父が神父であったこともあってとても信仰深く、ミサにもほぼ毎週足を運んでいるため、熱心な信徒に会う機会が多くあります。
イタリアに戻られてから、慌しい毎日を過ごされていたんですね。わたしも最近は仕事やお祝い事、新車騒ぎで忙しくて、すっかりメルマガの執筆をさぼっています…… すみずみまで読んでいただいたなんて、何だかお恥ずかしいです。ソラーノを訪れたときも、例によって、最後の最後までどこに行くか決まらず、突然だった上、彩さんのブログを見て、まだミラノにいらっしゃるのかなと思って、ご連絡をさしあげませんでした。ピティッリャーノ周辺はひどい渋滞で駐車場が見つからなかった上、雨がひどく降っていたので、お会いするのは難しかったと思うのですが、もしお互いに近くにいあわせていたなら、残念です。
わたしが学校での仕事を終える7月の初め、そして8月に、1~2週間の旅行に出かける予定でいます。都合が合えば、お会いできるとわたしもうれしいです。毎日暑い日が続いていますから、無理だけはしないように、健康に気をつけながら、頑張ってくださいね。
ということは、イタリア語の学習を再開されたんですね。それは本当によかった!! わたしの方は、学校で他の言語を教える先生や生徒さんが日本語でたまに「こんにちは」とあいさつしてくるので、アラビア語やロシア語、アルバニア語などのあいさつを覚えるのに四苦八苦しています。何度聞いても、何これ、発音できないと思えるあいさつもあります。子供が初めて学ぶのは聞くこと・話すこと、太古の昔も、書き言葉はなくまずは話し言葉だけが存在したわけで、人類の歴史を考えても、人の成長を考えても、やっぱり言語においては話し言葉、音声面がとても大切だと言われています。歌を聞いたり、映画を見るなど、いろいろ手法を変えて、学習を楽しんでくださいね。
確かに8月に入ると、照りつける日差しの強さに、野の花や草が枯れてしまいがちになりますよね。いつかきっとこの季節にも来られるときが来ると思いますよ! わたしも本来は5月、6月の人が少なく、料金も安く、熱すぎず、花や緑が美しい時期に旅行するのがすきなのですが、今回は仕事などで7月の初めまでは動けません。暑くなるから、北の方、あるいは山に行こうかと夫と話しています。